JPH06301532A - マイクロプロセッサ装置 - Google Patents

マイクロプロセッサ装置

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JPH06301532A
JPH06301532A JP9136093A JP9136093A JPH06301532A JP H06301532 A JPH06301532 A JP H06301532A JP 9136093 A JP9136093 A JP 9136093A JP 9136093 A JP9136093 A JP 9136093A JP H06301532 A JPH06301532 A JP H06301532A
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JP
Japan
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address
program counter
stored
selector
instruction
Prior art date
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Pending
Application number
JP9136093A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Suzuki
浩 鈴木
Yasuo Yamada
泰生 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP9136093A priority Critical patent/JPH06301532A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来と比べ回路規模が削減されたマイクロプ
ロセッサ装置を提供する。 【構成】 分岐命令の際、演算器で演算されたアドレス
をプログラムカウンタ以外の内部レジスタに一旦格納
し、その内部レジスタの内容をアドレスとして出力し、
そのアドレスをインクリメントしてプログラムカウンタ
に格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分岐命令を含む多数の
命令を順次実行するマイクロプロセッサ装置(以下、
「MPU」と略記することがある)に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のLSI技術の発達により1つのL
SIに中央演算処理装置(CPU)を集積したMPUが
一般的になっている。図3は、従来のMPUのデータパ
スの模式図である。このデータパスには、プログラムカ
ウンタ11と、プログラムカウンタ11以外の複数(こ
の例では5個)の内部レジスタ12_1,12_2,
…,12_5が備えられている。
【0003】通常の一般的な動作の際は、先ずプログラ
ムカウンタ11の内容PCがセレクタ13を経由しさら
にアドレスバスを経由してアドレスADとして出力さ
れ、そのアドレスに格納された命令が読み込まれる(こ
れを「命令フェッチサイクル」と称する。)。またそれ
とともにインクリメンタ14によりプログラムカウンタ
11の出力PCが1だけインクリメントされ、セレクタ
15を経由して再度プログラムカウンタ11に格納され
る。
【0004】その後、2つのセレクタ16_1,16_
2により、プログラムカウンタ11および内部レジスタ
12_1,12_2,…,12_5のうちの2つが選択
され、それら選択された2つの内部レジスタ等の内容が
演算器17に入力され、直前に読み出された命令に従っ
て種々の演算が行なわれる。ここで、セレクタ13によ
り、プログラムカウンタ11の内容だけでなく、他の内
部レジスタ12_1,12_2,…,12_5の内容も
アドレスADとして出力されるのは、内部レジスタ12
_1,12_2,…,12_5にアドレスを格納してそ
のアドレスにデータを書込み、もしくはそのアドレスか
らデータを読み込む必要があるからであり、したがって
このセレクタ13は必ず備えられる。
【0005】ここで、アドレス間の距離dだけジャンプ
する相対分岐命令、即ちプログラムカウンタ11の内容
PCをPC+dに変更する命令を実行する場合、演算器
17に、プログラムカウンタ11の内容PCと例えば内
部レジスタ12_1に格納された内容R0 =dを入力し
て加算演算を行ない、その演算結果PC+dをセレクタ
15を経由してプログラムカウンタ11に格納し、その
プログラムカウンタ11の内容PC+dをセレクタ13
を経由してアドレスADとして出力することにより、そ
の分岐が実行される。
【0006】図4は、相対分岐命令の実行シーケンスを
示したタイミングチャートである。3番地先への相対分
岐命令’JR 3’が1234,1235番地に格納さ
れているものとする。メモリリード信号MRD がアサ
ート(Lレベル)されると、プログラムカウンタ11の
内容PC=1234がアドレスADとして出力され、1
234番地に格納されている‘JR’が読み込まれる。
またその間にインクリメンタ14によりプログラムカウ
ンタ11の内容が1だけインクリメントされ、セレクタ
15を経由してプログラムカウンタ11に格納される。
次いで、プログラムカウンタ11の、1だけインクリメ
ントされた内容PC=’1235’がアドレスADとし
て出力され、1235番地に格納されている‘3’が読
み込まれる。その間にプログラムカウンタ11の内容は
インクリメンタ14、セレクタ15を経由してPC=1
236に書き換えられる。これにより命令フェッチサイ
クルが終了し、次にプログラムカウンタ11の内容PC
=’1236’と分岐の距離d=3が演算器17に入力
されて加算され、その加算結果PC+d=’1239’
がセレクタ15を経由してプログラムカウンタ11に格
納され、次いでプログラムカウンタ11の内容PC+d
=’1239’がセレクタ13を経由してアドレスAD
として出力され、アドレスAD=PC+d=’123
9’番地に格納された命令(1239)が読み出され
る。その間にプログラムカウンタ11の内容は、さらに
1だけ加算されPC=123Aとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のM
PUでは、命令フェッチサイクルにおいては常にプログ
ラムカウンタ11の内容がアドレスとして出力される構
成であるため、プログラムカウンタ11には、インクリ
メンタ14で1だけインクリメントされた値(PC+
1)を書き戻す場合と、演算器17による演算結果(上
述の例ではPC+d)を書き戻す場合とがあり、したが
ってセレクタ15およびこのセレクタ15を切り換える
ための制御論理回路を必要とし、その分回路が複雑とな
り、チップ面積の増大,コストアップをもたらしてい
た。
【0008】本発明は、上記事情に鑑み、従来と比べ回
路規模が削減されたマイクロプロセッサ装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のマイクロプロセッサ装置は、現在実行中の命令の次
にその命令が格納されているアドレスとは離れたアドレ
スに格納された命令が実行されるように分岐させる分岐
命令を含む複数種類の命令を順次実行するマイクロプロ
セッサ装置において、 (1)現在実行中の命令が格納されているアドレスに連
続するアドレスを指標するプログラムカウンタ (2)演算結果が格納される1つもしくは複数の内部レ
ジスタ (3)上記プログラムカウンタもしくは上記内部レジス
タのいずれの内容をアドレスとして出力するかを選択す
るセレクタ (4)上記セレクタから出力されたアドレスをインクリ
メントしてプログラムカウンタに格納するインクリメン
タ を備えたことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明のマイクロプロセッサ装置(MPU)
は、必ず備える必要のある、図3に示すセレクタ13を
有効利用し、命令フェッチサイクルのときもプログラム
カウンタ以外の内部レジスタの内容をアドレスとして出
力することができるように構成したものである。即ち、
本発明のMPUは、アドレスに関する演算結果、例えば
前述した、プログラムカウンタの内容PCにアドレス間
の距離dを加算した結果PC+dを、従来のように直接
プログラムカウンタに格納するのではなく、他の内部レ
ジスタに格納し、その内部レジスタに格納された値PC
+dをアドレスADとして出力してそのアドレスAD=
PC+dに格納された命令を読み出し、また、内部レジ
スタからアドレスとして出力された値PC+dをインク
リメントしてプログラムカウンタに格納する構成とした
ものであり、これにより、プログラムカウンタに格納す
る経路を選択するセレクタ、即ち、図3に示すセレクタ
15、およびその制御論理回路が不要となり、その分回
路規模が削減される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は、本発明の一実施例におけるMPUのデータパスを
示す模式図である。この図1は、従来例を示した図3に
対応し、以下では重複説明を避け、図3との相違点につ
いて説明する。
【0012】図1における、図3との相違点は、演算器
17の演算結果はプログラムカウンタ11を除く内部レ
ジスタ12_1,12_2、…,12_5のいずれかに
格納される。したがって図1では、図3に示された、プ
ログラムカウンタ11に格納されるデータを選択するセ
レクタ15がない。またインクリメンタ14の入力は、
図3ではプログラムカウンタ11の出力であるが、図1
では、セレクタ13の出力である。
【0013】通常の命令フェッチサイクルでは、プログ
ラムカウンタ11の出力PCがセレクタ13を経由して
アドレスADとして出力されるとともに、そのアドレス
ADがインクリメンタ14でインクリメントされてプロ
グラムカウンタ11に書き戻される。また前述した相対
分岐命令の場合は、演算器17による演算結果PC+d
は、プログラムカウンタ11ではなく、内部レジスタ1
2_1,12_2,…,12_5のうちの1つ、例えば
内部レジスタ12_1に格納される。次の命令フェッチ
サイクルでは、その演算結果PC+dが格納された、例
えば内部レジスタ12_1の内容R0 =PC+dがセレ
クタ13を経由してアドレスADとして出力される。ま
たそのアドレスADがインクリメンタ14でインクリメ
ントされて、今度はプログラムカウンタ11に入力され
る。このような論理シーケンスを構成することにより、
図3に示すセレクタ15、およびその制御論理回路が不
要となり、その分回路規模の削減が図られる。
【0014】図2は、図1に示すMPUにおける、相対
分岐命令の実行シーケンスを示したタイミングチャート
である。この図2は、従来例における図4に対応する図
であり、以下図4との相違点について説明する。命令フ
ェッチサイクルにおいてアドレスAD=‘1234’,
‘1235’に格納されている命令‘JR 3’が読み
出され、この’3’が演算器17でプログラムカウンタ
11の値PC=‘1236’に加算され‘1239’が
生成される。この‘1239’は、内部レジスタ12_
1に格納される。したがってプログラムカウンタ11の
内容はPC=’1236’にとどまる。その後内部レジ
スタ12_1に格納された値R0 =‘1239’がアド
レスADとして出力され、アドレスAD=’1239’
に格納された命令(1239)が読み出される。その間
にプログラムカウンタ11には、アドレスAD=’12
39’に1が加算された値PC=’123A’が格納さ
れる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のマイクロ
プロセッサ装置は、分岐命令の際、演算器で演算された
アドレスをプログラムカウンタ以外の内部レジスタに一
旦格納し、その内部レジスタの内容をアドレスとして出
力し、そのアドレスをインクリメントしてプログラムカ
ウンタに格納する構成としたため、従来と比べ、プログ
ラムカウンタに格納するデータを選択するセレクタ、お
よびその制御論理回路が不要となり、その分回路規模の
削減、チップ面積の減少、低コスト化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるMPUのデータパス
を示す模式図である。
【図2】図1に示すデータパスにおける、相対分岐命令
の実行シーケンスを示したタイミングチャートである。
【図3】従来のMPUのデータパスの模式図である。
【図4】相対分岐命令の実行シーケンスを示したタイミ
ングチャートである。
【符号の説明】
11 プログラムカウンタ 12_1,12_2,12_3,12_4,12_5
内部レジスタ 13 セレクタ 14 インクリメンタ 15 セレクタ 16_1,16_2 セレクタ 17 演算器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現在実行中の命令の次に該命令が格納さ
    れているアドレスとは離れたアドレスに格納された命令
    が実行されるように分岐させる分岐命令を含む複数種類
    の命令を順次実行するマイクロプロセッサ装置におい
    て、 現在実行中の命令が格納されているアドレスに連続する
    アドレスを指標するプログラムカウンタと、 演算結果が格納される1つもしくは複数の内部レジスタ
    と、 前記プログラムカウンタもしくは前記内部レジスタのい
    ずれの内容をアドレスとして出力するかを選択するセレ
    クタと、 前記セレクタから出力されたアドレスをインクリメント
    して前記プログラムカウンタに格納するインクリメンタ
    とを備えたことを特徴とするマイクロプロセッサ装置。
JP9136093A 1993-04-19 1993-04-19 マイクロプロセッサ装置 Pending JPH06301532A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9136093A JPH06301532A (ja) 1993-04-19 1993-04-19 マイクロプロセッサ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9136093A JPH06301532A (ja) 1993-04-19 1993-04-19 マイクロプロセッサ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06301532A true JPH06301532A (ja) 1994-10-28

Family

ID=14024227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9136093A Pending JPH06301532A (ja) 1993-04-19 1993-04-19 マイクロプロセッサ装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH06301532A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5423343A (en) * 1977-07-22 1979-02-21 Nec Corp Microprogram controller
JPS55140949A (en) * 1979-04-18 1980-11-04 Nec Corp Information processor

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970819