JP2916832B2 - タイヤビード用セパレータ,タイヤビードの移載方法及びその装置 - Google Patents

タイヤビード用セパレータ,タイヤビードの移載方法及びその装置

Info

Publication number
JP2916832B2
JP2916832B2 JP3295766A JP29576691A JP2916832B2 JP 2916832 B2 JP2916832 B2 JP 2916832B2 JP 3295766 A JP3295766 A JP 3295766A JP 29576691 A JP29576691 A JP 29576691A JP 2916832 B2 JP2916832 B2 JP 2916832B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
separator
tire bead
bead
tire
holding means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3295766A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05147744A (ja
Inventor
泰 相原
一雄 茂木
義則 宮本
穎正 佐藤
二郎 吾川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Yokohama Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd, Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP3295766A priority Critical patent/JP2916832B2/ja
Priority to DE69217201T priority patent/DE69217201T2/de
Priority to EP92923361A priority patent/EP0567652B1/en
Priority to PCT/JP1992/001466 priority patent/WO1993009935A1/ja
Priority to KR1019930701880A priority patent/KR0174759B1/ko
Priority to US08/084,237 priority patent/US5433815A/en
Publication of JPH05147744A publication Critical patent/JPH05147744A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2916832B2 publication Critical patent/JP2916832B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/0016Handling tyres or parts thereof, e.g. supplying, storing, conveying
    • B29D2030/0044Handling tyre beads, e.g., storing, transporting, transferring and supplying to the toroidal support or to the drum

Landscapes

  • Tyre Moulding (AREA)
  • Special Conveying (AREA)
  • Stacking Of Articles And Auxiliary Devices (AREA)
  • De-Stacking Of Articles (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、タイヤビード用セパ
レータ,タイヤビードの移載方法及びその装置に係わ
り、更に詳しくはフィラー付きタイヤビードが平板状に
載置されたセパレータを複数段積上げて成るビードスト
ック部から、タイヤビードとセパレータとを各々自動的
に取り上げて、タイヤビードをタイヤ成形機に自動的に
移載させると共に、空になったセパレータを所定位置に
順次積み上げて排出させるタイヤビード用セパレータ,
タイヤビードの移載方法及びその装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、予めタイヤの種類に対応させて成
形された未加硫状態のフィラー付きタイヤビードをタイ
ヤ成形機に移載させる方法として、例えば、特開昭59-1
15830号公報に開示されているように、保持手段に、リ
ング状に形成された未加硫状態のフィラー付きタイヤビ
ードを所定の間隔を隔てて吊設し、この吊設したタイヤ
ビードを吸着保持手段により一本ずつ吸着させて取出し
て成形機側に移動して移載する方法、また、この他に未
加硫状態のフィラー付きタイヤビードを積み重ね、これ
を上側から一本ずつ取り出して成形機側に移動して移載
する方法等が知られている。
【0003】然しながら、このような従来の方法では、
上記のフィラー付きタイヤビードを一定の場所にストッ
クされた状態にするまでに、多くの手間と時間を要し、
またフィラー付きタイヤビードは、未加硫状態であり、
タイヤの高性能化に伴いフィラーの高さが高くなる傾向
にあるため形状が変形し易い上に、タイヤビード同志が
密着すると言う問題があり、この密着状態を剥して取り
出すのにカッターを備える等の工夫はされているものの
ビードを変形させたり、傷を付ける等の品質上の問題
や、トラブルによる生産性低下の問題があった。
【0004】このため、最近ではタイヤビード同志の密
着を防止すると共に、フィラー形状を保持させておくた
めに、未加硫状態のフィラー付きタイヤビードを傘状に
形成したセパレータ上に一本ずつ載置させ、これを多段
積みにしておく方法が行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする問題点】然しながら、このよ
うなセパレータ上に載置されているフィラー付きタイヤ
ビードを取出して、セパレータを排出させると共にタイ
ヤビードをタイヤ成形機側に移載する作業は、やはり作
業員が介在して移載作業を行っていたため、作業能率が
極めて悪く、生産性の向上を図ることが出来ないと言う
問題があった。
【0006】この発明は、かかる従来の課題に着目して
案出されたもので、セパレータ上に載置されているフィ
ラー付きタイヤビードを取り上げてタイヤ成形機に移載
させる際、タイヤビードを自動的に供給することが出来
ると共に、空になったセパレータの排出及び自動積み上
げを可能にし、成形時間の短縮化を図り、タイヤ品質及
び生産性を向上させることが出来るタイヤビード用セパ
レータ,タイヤビードの移載方法及びその装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、セパレータは、上面中央部の所定の範囲
に、凹凸模様のタイヤビードの密着防止手段を一体的に
形成すると共に、上面外周縁部に吸着保持手段のための
平滑面を形成し、前記セパレータの内側から中央部にか
けて係合保持手段との干渉を避けるための切欠部を放射
状に形成し、前記セパレータの外周縁部の数箇所に位置
決め手段を設け、前記セパレータの裏面側に、セパレー
タを積上げた際、タイヤビードの上面が上段のセパレー
タの裏面側と接触せず、かつ一定の間隙が生じるような
凹部を設けたことを要旨とするものである。
【0008】また、この発明は水平軸ユニット上に、
平方向に移動可能な垂直軸ユニットを設置し、この垂直
軸ユニットに、鉛直方向に昇降可能なアームを介して揺
動可能なビード,セパレータ保持装置を取付け、前記ビ
ード,セパレータ保持装置は、センターブロックの外周
に、外方向に向かって配設されたバキュームアームを
介してセパレータを吸着保持する吸着保持手段を設け
と共に、前記センターブロックの先端外周面に、径方向
に摺動可能なタイヤビードの内径側を保持する係合保持
手段を設けたことを要旨とするものである。
【0009】
【発明の作用】この発明は上記のように構成され、タイ
ヤビード移載装置の近傍にタイヤビードが載置されたセ
パレータを複数段積上げて成るビードストックを位置決
して設置し、このビードストック部の上段側からタイ
ヤビード移載装置の吸着保持手段と係合保持手段とによ
り、セパレータとタイヤビードとをぞれぞれ同時に取り
上げ、前記ビードストック部の近傍まで移動し、まず前
記吸着保持手段で保持されているセパレータを順次積み
上げ、次いで前記係合保持手段で保持されているタイヤ
ビードをタイヤ成形機側に移動させて受渡すことによ
り、タイヤビードを自動的に供給することが出来ると共
に、セパレータの排出及び自動積み上げを可能にするこ
とが出来るものである。
【0010】また、タイヤビードを載置して複数段積上
げる平板台状に形成されたセパレータは、その上面中央
部の所定の範囲に、タイヤビードの密着防止手段を形成
すると共に、外周縁部の数箇所に位置決め手段を設け、
前記セパレータの裏面側に、セパレータを積上げた際、
タイヤビードの上面が上段のセパレータの裏面側と接触
せず、かつ一定の間隙が生じるような凹部を設けてある
ので、タイヤビードを載置したセパレータを積み重ねた
としても、タイヤビードが積み重ねるセパレータに密着
することなく、しかも変形し易いフィラーを損傷させる
ことなく保管することが出来ると共に、取り出しも容易
に行うことが出来、またセパレータを積み上げた際に位
置めする位置決め手段が設けであるので、セパレータを
積み重ねた際にづれて脱落したり、捩じれた状態で積み
上げられることがなくなり、常に安定した状態で積み上
げを行うことが出来、従って係合保持手段が切欠部に干
渉することなく収まることが出来る。
【0011】
【発明の実施例】以下、添付図面に基づき、この発明の
実施例を説明する。図1は、この発明を実施したビード
受渡し位置でのタイヤビード移載装置の部分側面図、図
2はビード取出し位置でのタイヤビード移載装置の側面
図を示し、このタイヤビード移載装置は、図1及び図2
に示すように、ベース1上に水平に設置された水平軸ユ
ニットのレール2上に、ガイド3及び駆動モータ4を介
して移動可能な垂直軸ユニット5が設置されている。
【0012】また、6はフィラー付きタイヤビードWを
載置した平板台状のセパレータ7を複数段積み重ねたビ
ードストック部、8は空になったセパレータ7を積み上
げて排出させるセパレータ排出部を示している。前記、
水平軸ユニットのレール2上に、垂直に立設された垂直
軸ユニット5のガイドレール9には、昇降手段で言うと
ころの昇降用モータMの起動により、図示しないボール
スクリューを回転させることで、ガイドレール9に沿っ
て昇降可能なガイド部材10を介してアーム11の基端
部が直交する向きに取付けられ、このアーム11の先端
側には、図3〜図6に示すようなビード,セパレータ保
持装置12が取付けられている。
【0013】前記ビード,セパレータ保持装置12は、
アーム11の先端側にブラケット13を介して中空筒状
のピッカーブラケット14が揺動可能に取付けられてい
る。このピッカーブラケット14は、図3及び図4に示
すように、前記アーム11に取付けられた揺動シリンダ
ー15を介して揺動可能に取付けられ、中空筒状に形成
されたセンターブロック19の上端面に取付けられてい
る。このセンターブロック19の外周面には、図3及び
図4に示すように、周方向に所定の間隔を隔てて、かつ
先端にセパレータ7を吸着保持する複数のバキュームパ
ッド20(吸着保持手段)を取付けた複数本(少なくと
も3本以上)のバキュームアーム21が外方向に向かっ
て配設されている。また、20aは、バキュームパッド
20の昇降用シリンダーを示している。
【0014】また前記センターブロック19の先端側の
外周面には、前記バキュームアーム21と平行にカムプ
レート23がベアリングを介して回転可能に保持され、
このカムプレート23には、周方向に所定の間隔を隔て
て、かつ半径方向に半円弧状のガイド溝22が形成され
ている。またセンターブロック19内には、ロータリー
アクチュエータ24が内装され、このロータリーアクチ
ュエータ24には回転軸24aと同芯に、カムプレート
23と平行に円盤状のピッカーベース25が取付けられ
ている。
【0015】前記ピッカーベース25上の周方向には、
所定の間隔を隔てて複数本のスライドレール26が放射
方向に配設されると共に、複数(少なくとも3個以上)
の距離検出センサー27が配設されている。この距離検
出センサー27は、図5及び図6に示すように、ピッカ
ーベース25とセパレータ7との距離を検出するもの
で、ストッパーとしてスクリュー28が上下位置調整可
能に取付けられ、その先端には回転自在なボール29が
取付けられている。
【0016】前記スライドレール26に係合したスライ
ドベース32を介して前記カムプレート23のガイド溝
22に摺動可能に係合するカムフォロァ33が載置さ
れ、このスライドベース32には、タイヤビードWを係
合保持する複数の係合保持手段30(係合爪)が各々取
付けられている。この係合保持手段30は、タイヤビー
ドWの内径部を内側から保持して取り上げるもので、少
なくとも周方向に3箇所以上配設されている。また、前
記ロータリーアクチュエータ24の回転軸24aの先端
には、カムプレート23を水平方向に旋回させると共
に、係合保持手段30をピッカーベース25のスライド
レール26に沿って径方向に進退させる旋回アーム31
が取付けられている。
【0017】また、前述したビードストック部6の平板
台状に形成されたセパレータ7は、図7及び図11に示
すように、セパレータ7を積み重ねた際に、タイヤビー
ドWの上面が上段のセパレータ7の裏面側と接触せず、
かつ一定の隙間が生じるような凹部34を備えており、
またセパレータ7の上面7aには、タイヤビードWの密
着防止手段が施してある。
【0018】この密着防止手段としては、セパレータ7
の上面7aの中央部に、凹凸模様36が所定の範囲に形
成してあり、更にセパレータ7の上面7aの外周縁部3
7は、バキュームパッド20が容易に吸着出来るように
平滑面に形成されている。従って、タイヤビードWを載
置したセパレータ7を積み重ねたとしても、タイヤビー
ドWが積み重ねるセパレータ7に密着することなく、し
かも変形し易いフィラーWaを損傷させることなく保管
することが出来ると共に、取り出しも容易に行うことが
出来るものである。またセパレータ7の内側から中央部
にかけて前記係合保持手段30との干渉を避けるための
放射状の切欠部35が設けてある。
【0019】また、セパレータ7の外周縁部37の数箇
所(この実施例では3箇所)には、セパレータ7を積み
上げた際に位置めする位置決め手段38が設けられてお
り、この位置決め手段38は、図7〜図11に示すよう
に、上面側に凹部39を形成し、下面側には前記凹部3
9と係合する凸部40が形成されている。このような位
置決め手段38を設けることで、セパレータ7を積み重
ねた際にづれて脱落したり、捩じれた状態で積み上げら
れることがなくなり、常に安定した状態で積み上げを行
うことが出来、従って係合保持手段30が切欠部35に
干渉することなく収まることが出来るものである。
【0020】次に、タイヤビードWの移載方法について
説明する。図2に示すように、平板台状のセパレータ7
上に、フィラーWaを一体的に取付けたタイヤビードW
を載置し、このようなセパレータ7とタイヤビードWと
の一体物を複数段積み上げてビードストック部6に設置
する。このような状態から、上記のようなビード移載装
置を使用してタイヤビードW及びセパレータ7を各々持
ち上げて移載する場合には、水平軸ユニットのレール2
上に載置された、垂直軸ユニット5をガイド3,駆動モ
ータ4及び図示しないボールスクリューを介して所定位
置まで移動させる。そして、昇降用モータM及びボール
スクリュー(図示せず)を介してビード,セパレータ保
持装置12をガイドレール9に沿ってビードストック部
6の所定位置まで上昇させる。
【0021】この時、ビード,セパレータ保持装置12
は、揺動シリンダー15を介してビード,セパレータ保
持装置12を旋回させることで、図2に示すようにビー
ドストック部6の上段側に位置するセパレータ7及びタ
イヤビードWと平行な状態になっている。この状態か
ら、昇降用モータMを起動してガイド部材10を予め設
定された位置まで高速で移動させ、その位置から低速に
切り換えて下降させる。
【0022】そして、ビード,セパレータ保持装置12
のバキュームアーム21に取付けられた複数のバキュー
ムパッド20と、ピッカーベース25に設けられた複数
の係合保持手段30とを、ビードストック部6の上段側
に下降させて、タイヤビードWとセパレータ7とを各々
1個ずつ取り上げる。そして上記の状態をピッカーベー
ス25に配設した複数の距離検出センサー27により、
ピッカーベース25とセパレータ7との距離を検出して
所定位置に達したことを確認した後、前記バキュームア
ーム12及びピッカーベース25の前記昇降モータMに
よる下降移動を停止させる。この状態で、前記センター
ブロック19内に設けたロータリーアクチュエータ24
を回転駆動させ、旋回アーム31を介してカムプレート
23を水平方向に旋回させると、係合保持手段30がピ
ッカーベース25のガイド溝に沿って径方向に前進し、
タイヤビードWの内径側を保持するものである。
【0023】また、同時にバキュームアーム21に取付
けられた複数のバキュームパッド20を、昇降用シリン
ダー20aを介して下降させ、セパレータ7の数箇所を
吸着保持し、その後、昇降モータMを起動させてガイド
部材10を上昇させる。前記取り上げたセパレータ7
は、垂直軸ユニット5を前記セパレータ排出部8に移動
させてガイド部材10を昇降モータMにより予め設定さ
れた位置まで下降させてからバキュームパッド20によ
る吸着を解除して順次積み上げると共に、タイヤビード
Wは、図1に示すように揺動シリンダー15を介して旋
回させた後、図示しないタイヤ成形機側の所定位置に移
載させるものである。
【0024】このような操作を繰返し行うことで、人手
を介することなくタイヤビードWを自動的にタイヤ成形
機側に供給することが出来ると共に、セパレータ7の排
出及び位置決めした状態で積み上げも自動的に行うこと
が出来るものである。なお、上記の実施例では、1個の
タイヤビードWを移載する方法について説明したが、ア
ーム11に2組のビード,セパレータ保持装置12を配
設すれば、2個のタイヤビードWを同時に移載すること
も可能である。
【0025】
【発明の効果】この発明は、上記のようにタイヤビード
とセパレータとを多段積みしたビードストック部からタ
イヤビード及びセパレータを、各々取り上げる際、人手
を介することなく自動的に行うことが出来、しかも取り
上げたタイヤビードは、人手を介することなく同時に
動的にタイヤ成形機側に供給することが出来ると共に、
セパレータの排出及び積み上げも自動的に行うことが出
来、従って成形時間の短縮化を図り、タイヤの品質及び
生産性を向上させることが出来る効果がある。
【0026】また、セパレータは、上面中央部の所定の
範囲に、凹凸模様のタイヤビードの密着防止手段を一体
的に形成すると共に、上面外周縁部に吸着保持手段のた
めの平滑面を形成し、前記セパレータの内側から中央部
にかけて係合保持手段との干渉を避けるための切欠部を
放射状に形成し、前記セパレータの外周縁部の数箇所に
位置決め手段を設け、前記セパレータの裏面側に、セパ
レータを積上げた際、タイヤビードの上面が上段のセパ
レータの裏面側と接触せず、かつ一定の間隙が生じるよ
うな凹部を設けてあるので、タイヤビードを載置したセ
パレータを積み重ねたとしても、タイヤビードが積み重
ねるセパレータに密着することなく、しかも変形し易い
フィラーを損傷させることなく保管することが出来ると
共に、取り出しも容易に行うことが出来、またセパレー
タを積み上げた際に位置めする位置決め手段が設けであ
るので、セパレータを積み重ねた際にづれて脱落した
り、捩じれた状態で積み上げられることがなくなり、常
に安定した状態で積み上げを行うことが出来、従って
ードの内径側を保持する係合保持手段が切欠部に干渉す
ることなく収まることが出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施したビード受渡し位置でのタイ
ヤビード供給装置の部分側面図である。
【図2】ビード取出し位置でのタイヤビード移載装置の
側面図である。
【図3】ビード移載装置の平面図である。
【図4】バキュームパッド及び係合保持手段の一部拡大
断面図である。
【図5】距離検出センサーを取付けたピッカーベースの
一部断面図である。
【図6】ストッパー部分の断面図である。
【図7】セパレータの平面図である。
【図8】図7のA−A矢視断面図である。
【図9】図7のX部の拡大平面図である。
【図10】図9のB−B矢視側面図である。
【図11】図10のC−C矢視断面図である。
【符号の説明】
2 水平軸ユニットのレール 5 垂直軸ユ
ニット 6 ビードストック部 7 セパレー
タ 8 セパレータ排出部 10 ガイド部
材 11 アーム 12 ビー
ド,セパレータ保持装置 14 ピッカーブラケット 15 揺動シ
リンダー 19 センターブロック W タイヤ
ビード 20 バキュームパッド20(吸着保持手段) 23 カムプレート 22 ガイド
溝 21 バキュームアーム 24 ロー
ターリアクチュエータ 24a ローターリアクチュエータの回転軸 25 ピ
ッカーベース 26 スライドレール 27 距離
検出センサー 28 スクリュー 29 ボー
ル 30 係合保持手段 31 旋回
アーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 穎正 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重 工業株式会社 長崎造船所内 (72)発明者 吾川 二郎 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重 工業株式会社 長崎造船所内 (56)参考文献 特開 平3−111336(JP,A) 実開 昭60−165325(JP,U) 実開 昭62−79731(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 57/00 - 61/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤビードを載置して複数段積上げる
    平板台状に形成されたセパレータにおいて、 前記セパレータは、上面中央部の所定の範囲に、凹凸模
    様のタイヤビードの密着防止手段を一体的に形成すると
    共に、上面外周縁部に吸着保持手段のための平滑面を形
    成し、前記セパレータの内側から中央部にかけて係合保
    持手段との干渉を避けるための切欠部を放射状に形成
    し、前記 セパレータの外周縁部の数箇所に位置決め手段
    を設け、前記セパレータの裏面側に、セパレータを積上
    げた際、タイヤビードの上面が上段のセパレータの裏面
    側と接触せず、かつ一定の間隙が生じるような凹部を設
    けたことを特徴とするタイヤビード用セパレータ。
  2. 【請求項2】 タイヤビード移載装置の近傍にタイヤビ
    ードが載置されたセパレータを複数段積上げて成るビー
    ドストックを位置決めして設置し、このビードストック
    部の上段側からタイヤビード移載装置の吸着保持手段と
    係合保持手段とにより、セパレータとタイヤビードとを
    ぞれぞれ同時に取り上げ、前記ビードストック部の近傍
    まで移動し、まず前記吸着保持手段で保持されているセ
    パレータを順次積み上げ、次いで前記係合保持手段で保
    持されているタイヤビードをタイヤ成形機側に移動させ
    受渡すことを特徴とするタイヤビードの移載方法。
  3. 【請求項3】 水平軸ユニット上に、水平方向に移動可
    能な垂直軸ユニットを設置し、この垂直軸ユニットに、
    鉛直方向に昇降可能なアームを介して揺動可能なビー
    ド,セパレータ保持装置を取付け、前記ビード,セパレ
    ータ保持装置は、センターブロックの外周面に、外方向
    に向かって配設されたバキュームアームを介してセパレ
    ータを吸着保持する吸着保持手段を設けると共に、前記
    センターブロックの先端外周面に、径方向に摺動可能な
    タイヤビード内径側を保持する係合保持手段を設けた
    とを特徴とするタイヤビードの移載装置。
JP3295766A 1991-11-12 1991-11-12 タイヤビード用セパレータ,タイヤビードの移載方法及びその装置 Expired - Lifetime JP2916832B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3295766A JP2916832B2 (ja) 1991-11-12 1991-11-12 タイヤビード用セパレータ,タイヤビードの移載方法及びその装置
DE69217201T DE69217201T2 (de) 1991-11-12 1992-11-11 Verfahren und vorrichtung zum zuführen der montageteile eines reifen-wulstes
EP92923361A EP0567652B1 (en) 1991-11-12 1992-11-11 Method and device for transferring bead assembly parts for tire
PCT/JP1992/001466 WO1993009935A1 (en) 1991-11-12 1992-11-11 Method and device for transferring bead assembly parts for tire
KR1019930701880A KR0174759B1 (ko) 1991-11-12 1992-11-11 타이어 비드 조립부품의 이재방법 및 장치
US08/084,237 US5433815A (en) 1991-11-12 1992-11-11 Apparatus for transferring and setting bead part assemblies for tires

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3295766A JP2916832B2 (ja) 1991-11-12 1991-11-12 タイヤビード用セパレータ,タイヤビードの移載方法及びその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05147744A JPH05147744A (ja) 1993-06-15
JP2916832B2 true JP2916832B2 (ja) 1999-07-05

Family

ID=17824893

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3295766A Expired - Lifetime JP2916832B2 (ja) 1991-11-12 1991-11-12 タイヤビード用セパレータ,タイヤビードの移載方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2916832B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105501955A (zh) * 2015-12-14 2016-04-20 苏州索力旺新能源科技有限公司 一种接线盒生产的成品下料装置
KR102506028B1 (ko) * 2021-10-27 2023-03-07 금호타이어 주식회사 타이어 비드 보관용 적재대

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09208054A (ja) * 1996-02-06 1997-08-12 Shirai Tekkosho:Kk 板ガラスの供給装置
TWI630098B (zh) * 2008-08-21 2018-07-21 Vmi荷蘭公司 將用於輪胎之胎唇轉移和定位的方法,用於實行此方法的裝置以及用於此方法和/或裝置的分隔件
CN105564937B (zh) * 2014-10-15 2018-06-19 广州市粤隆自动化机械设备有限公司 一种自动取布装置
CN116729999B (zh) * 2023-08-15 2023-10-03 山东玲珑机电有限公司 一种轮胎产线的搬运装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60165325U (ja) * 1984-04-10 1985-11-02 松下電工株式会社 塗装セメント製品の積載構造
JPS6279731U (ja) * 1985-11-09 1987-05-21
JP2754258B2 (ja) * 1989-09-21 1998-05-20 株式会社ブリヂストン フィーラー付きビード用収納ホルダーおよびフィラー付きビードとフィラー付きビード用収納ホルダーとの取出し装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105501955A (zh) * 2015-12-14 2016-04-20 苏州索力旺新能源科技有限公司 一种接线盒生产的成品下料装置
KR102506028B1 (ko) * 2021-10-27 2023-03-07 금호타이어 주식회사 타이어 비드 보관용 적재대

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05147744A (ja) 1993-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN112770992B (zh) 真空抓手装置、进给单元和输送扁平部件的方法
KR0174759B1 (ko) 타이어 비드 조립부품의 이재방법 및 장치
CN108000273A (zh) 一种汽车轮毂双面全自动打磨生产线
US20030232581A1 (en) Surface planarization equipment for use in the manufacturing of semiconductor devices
EP2328745B1 (en) Method and device for transferring and placing tyre beads and spacer to be used therefor.
JP3205382B2 (ja) タイヤビードの移載装置
JP2916832B2 (ja) タイヤビード用セパレータ,タイヤビードの移載方法及びその装置
CN110823108B (zh) 一种用于检测药型罩壁厚与壁厚差的装置
CN115060741A (zh) 一种基于视觉识别的自动化轮毂缺陷检测系统
JP3077003B2 (ja) タイヤビードの移載方法及びその装置
CN108687658B (zh) 工件加工设备
US5443358A (en) Indexing part loader
CN211593974U (zh) 轮毂自动装玻璃珠装置和轮毂自动喷漆机构
CN110615145A (zh) 面膜自动灌装生产线
JPH0360627B2 (ja)
CN214030777U (zh) 用于组装盘管坯料支架的自动组装设备及盘管坯料支架
CN213949798U (zh) 一种轮毂出库翻转装置
WO2022107206A1 (ja) 研磨材自動交換装置、及びそれを備える研磨材自動交換システム
CN207404022U (zh) 一种包装袋放置架
CN219791730U (zh) 一种旋转式圆环上料机构
CN215885641U (zh) 片材自动上下料设备
CN219565592U (zh) 一种全自动检测摆盘编带机
CN108436561A (zh) 法兰上料机构及具有其的法兰加工线
CN220787369U (zh) 一种电容器自动下料装置
CN217147752U (zh) 旋转移载机

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990302

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090423

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090423

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100423

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110423

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120423

Year of fee payment: 13