JP2916361B2 - 給紙装置 - Google Patents
給紙装置Info
- Publication number
- JP2916361B2 JP2916361B2 JP33026793A JP33026793A JP2916361B2 JP 2916361 B2 JP2916361 B2 JP 2916361B2 JP 33026793 A JP33026793 A JP 33026793A JP 33026793 A JP33026793 A JP 33026793A JP 2916361 B2 JP2916361 B2 JP 2916361B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pick
- roller
- pad
- separation
- spring
- Prior art date
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- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送出対象の用紙を1枚
ずつピックして送出する給紙装置に関し、特に、用紙を
確実に1枚ずつ送出できるようにする給紙装置に関す
る。
ずつピックして送出する給紙装置に関し、特に、用紙を
確実に1枚ずつ送出できるようにする給紙装置に関す
る。
【0002】OCR装置やコピー装置や画像読取装置で
は、ホッパー台等に積載される用紙を1枚ずつピックし
て送出していく給紙装置を備えることになる。このよう
な給紙装置は、用紙を確実に1枚ずつ送出できるように
していく必要がある。
は、ホッパー台等に積載される用紙を1枚ずつピックし
て送出していく給紙装置を備えることになる。このよう
な給紙装置は、用紙を確実に1枚ずつ送出できるように
していく必要がある。
【0003】
【従来の技術】図5に、従来の給紙装置の装置構成を図
示する。図中、1はピック分離兼用ローラ、2はピック
分離兼用ローラ1に当接するピックバネ、3はピックバ
ネ当接位置よりも回転下流側の位置でピック分離兼用ロ
ーラ1に当接するパッドであって、摩擦作用に従って、
ピック分離兼用ローラ1と密着しない用紙の搬送を抑止
するものである。
示する。図中、1はピック分離兼用ローラ、2はピック
分離兼用ローラ1に当接するピックバネ、3はピックバ
ネ当接位置よりも回転下流側の位置でピック分離兼用ロ
ーラ1に当接するパッドであって、摩擦作用に従って、
ピック分離兼用ローラ1と密着しない用紙の搬送を抑止
するものである。
【0004】このように構成される従来の給紙装置で
は、ピック分離兼用ローラ1が、ピックバネ2を使って
送出対象の用紙をピックするとともに、複数枚数の用紙
をピックするときには、パッド3の摩擦作用によりこれ
を分離しつつ搬送していくことで、送出対象の用紙を1
枚ずつピックして送出していくよう処理している。
は、ピック分離兼用ローラ1が、ピックバネ2を使って
送出対象の用紙をピックするとともに、複数枚数の用紙
をピックするときには、パッド3の摩擦作用によりこれ
を分離しつつ搬送していくことで、送出対象の用紙を1
枚ずつピックして送出していくよう処理している。
【0005】また、図6に、別の従来構成を図示する。
図中、4はピックローラ、5はピックローラ4に当接す
るピックバネ、6は分離ローラ、7は分離ローラ6に当
接するパッドであって、摩擦作用に従って、分離ローラ
6と密着しない用紙の搬送を抑止するものである。
図中、4はピックローラ、5はピックローラ4に当接す
るピックバネ、6は分離ローラ、7は分離ローラ6に当
接するパッドであって、摩擦作用に従って、分離ローラ
6と密着しない用紙の搬送を抑止するものである。
【0006】このように構成される従来の給紙装置で
は、ピックローラ4が、ピックバネ5を使って送出対象
の用紙をピックし、このピック処理を受けて、分離ロー
ラ6が、複数枚数の用紙がピックされるときには、パッ
ド7の摩擦作用によりこれを分離しつつ搬送していくこ
とで、送出対象の用紙を1枚ずつピックして送出してい
くよう処理している。
は、ピックローラ4が、ピックバネ5を使って送出対象
の用紙をピックし、このピック処理を受けて、分離ロー
ラ6が、複数枚数の用紙がピックされるときには、パッ
ド7の摩擦作用によりこれを分離しつつ搬送していくこ
とで、送出対象の用紙を1枚ずつピックして送出してい
くよう処理している。
【0007】このような給紙装置にあって、用紙を確実
に1枚ずつ送出していくためには、パッド3,7の摩擦
作用を大きくしていく必要があるが、従来では、これを
実現するために、パッド3,7の押圧力を大きくすると
いう方法を採ったり、当接面積を大きくすべくパッド
3,7をローラ軸方向に長く構成するという方法を採っ
ていた。
に1枚ずつ送出していくためには、パッド3,7の摩擦
作用を大きくしていく必要があるが、従来では、これを
実現するために、パッド3,7の押圧力を大きくすると
いう方法を採ったり、当接面積を大きくすべくパッド
3,7をローラ軸方向に長く構成するという方法を採っ
ていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パッド
3,7の押圧力をあまり大きくすると、用紙がローラ
(ピック分離兼用ローラ1/分離ローラ6)に入り込ま
なくなることから、前者の方法には自ずと限界がある。
3,7の押圧力をあまり大きくすると、用紙がローラ
(ピック分離兼用ローラ1/分離ローラ6)に入り込ま
なくなることから、前者の方法には自ずと限界がある。
【0009】一方、パッド3,7を長くしていくと、加
工誤差や機械的なガタにより、パッド3,7が用紙に一
様に当接しなくなることで、用紙がスキューしてしまう
ことが頻繁に起こるようになる。従って、後者の方法に
も限度がある。
工誤差や機械的なガタにより、パッド3,7が用紙に一
様に当接しなくなることで、用紙がスキューしてしまう
ことが頻繁に起こるようになる。従って、後者の方法に
も限度がある。
【0010】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、送出対象の用紙を1枚ずつピックして送出す
る構成を採るときにあって、用紙を確実に1枚ずつ送出
できるようにする新たな給紙装置の提供を目的とする。
であって、送出対象の用紙を1枚ずつピックして送出す
る構成を採るときにあって、用紙を確実に1枚ずつ送出
できるようにする新たな給紙装置の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の第1の発明では、ピックローラと、ピック
ローラに当接するピックバネと、分離ローラと、分離ロ
ーラに当接するパッドとを備えて、ピックローラが、ピ
ックバネを使って、送出対象の用紙をピックするととも
に、分離ローラが、パッドを使って、ピックローラによ
りピックされた用紙を1枚ずつ分離して送出する構成を
採る給紙装置において、パッドを、ローラ軸方向に長い
当接面を有するようにと長く構成するとともに、このロ
ーラ軸方向で2つに分割する構成を採り、かつ、この2
つに分割されたパッドを、独立した形態で付圧動作する
別々の付圧手段を用いて分離ローラに当接するように構
成し、更に、この2つに分割されたパッドの中間位置に
設けられて、パッド当接位置よりも回転上流側の位置で
分離ローラに当接する第2のピックバネを備えるように
構成する。
に、本発明の第1の発明では、ピックローラと、ピック
ローラに当接するピックバネと、分離ローラと、分離ロ
ーラに当接するパッドとを備えて、ピックローラが、ピ
ックバネを使って、送出対象の用紙をピックするととも
に、分離ローラが、パッドを使って、ピックローラによ
りピックされた用紙を1枚ずつ分離して送出する構成を
採る給紙装置において、パッドを、ローラ軸方向に長い
当接面を有するようにと長く構成するとともに、このロ
ーラ軸方向で2つに分割する構成を採り、かつ、この2
つに分割されたパッドを、独立した形態で付圧動作する
別々の付圧手段を用いて分離ローラに当接するように構
成し、更に、この2つに分割されたパッドの中間位置に
設けられて、パッド当接位置よりも回転上流側の位置で
分離ローラに当接する第2のピックバネを備えるように
構成する。
【0012】また、本発明の第2の発明では、ピック分
離兼用ローラと、ピック分離兼用ローラに当接するピッ
クバネと、ピックバネの当接位置よりも回転下流側の位
置でピック分離兼用ローラに当接するパッドとを備え
て、ピック分離兼用ローラが、ピックバネを使って、送
出対象の用紙をピックするとともに、パッドを使って、
ピックした用紙を1枚ずつ分離して送出する構成を採る
給紙装置において、パッドを、ローラ軸方向に長い当接
面を有するようにと長く構成するとともに、このローラ
軸方向で2つに分割する構成を採り、かつ、この2つに
分割されたパッドを、独立した形態で付圧動作する別々
の付圧手段を用いてピック分離兼用ローラに当接するよ
うに構成し、更に、この2つに分割されたパッドの中間
位置に設けられて、パッド当接位置よりも回転上流側
で、かつ、ピックバネ当接位置よりも回転下流側の位置
でピック分離兼用ローラに当接する第2のピックバネを
備えるように構成する。
離兼用ローラと、ピック分離兼用ローラに当接するピッ
クバネと、ピックバネの当接位置よりも回転下流側の位
置でピック分離兼用ローラに当接するパッドとを備え
て、ピック分離兼用ローラが、ピックバネを使って、送
出対象の用紙をピックするとともに、パッドを使って、
ピックした用紙を1枚ずつ分離して送出する構成を採る
給紙装置において、パッドを、ローラ軸方向に長い当接
面を有するようにと長く構成するとともに、このローラ
軸方向で2つに分割する構成を採り、かつ、この2つに
分割されたパッドを、独立した形態で付圧動作する別々
の付圧手段を用いてピック分離兼用ローラに当接するよ
うに構成し、更に、この2つに分割されたパッドの中間
位置に設けられて、パッド当接位置よりも回転上流側
で、かつ、ピックバネ当接位置よりも回転下流側の位置
でピック分離兼用ローラに当接する第2のピックバネを
備えるように構成する。
【0013】
【作用】本発明では、パッドを、ローラ軸方向に長い当
接面を有するようにと長く構成するとともに、このロー
ラ軸方向で2つに分割する構成を採り、かつ、この2つ
に分割されたパッドを、独立した形態で付圧動作する別
々の付圧手段を用いてローラ(分離ローラ/ピック分離
兼用ローラ)に当接するように構成する。
接面を有するようにと長く構成するとともに、このロー
ラ軸方向で2つに分割する構成を採り、かつ、この2つ
に分割されたパッドを、独立した形態で付圧動作する別
々の付圧手段を用いてローラ(分離ローラ/ピック分離
兼用ローラ)に当接するように構成する。
【0014】この構成に従って、パッドの全長を長くす
るときにあっても、パッドが用紙に一様に当接すること
で用紙のスキューの発生を防止することができるので、
パッドの全長を長くする方法を使って、用紙を確実に1
枚ずつ送出することができるようになる。このとき、パ
ッドへのかみこみ位置の直前に設けられる第2のピック
バネにより、そのかみこみ位置への用紙の動きがガイド
されることで、かみこみ性能の向上が図られるようにな
る。
るときにあっても、パッドが用紙に一様に当接すること
で用紙のスキューの発生を防止することができるので、
パッドの全長を長くする方法を使って、用紙を確実に1
枚ずつ送出することができるようになる。このとき、パ
ッドへのかみこみ位置の直前に設けられる第2のピック
バネにより、そのかみこみ位置への用紙の動きがガイド
されることで、かみこみ性能の向上が図られるようにな
る。
【0015】
【実施例】以下、実施例に従って本発明を詳細に説明す
る。図1に、本発明により構成される給紙装置の一実施
例を図示する。ここで、図1(a)は斜視図、図1
(b)は横断面図であり、図中、図6で説明したものと
同じものについては同一の記号で示してある。なお、こ
の実施例では、ピックバネ5を2つ備える構成を採って
いる。
る。図1に、本発明により構成される給紙装置の一実施
例を図示する。ここで、図1(a)は斜視図、図1
(b)は横断面図であり、図中、図6で説明したものと
同じものについては同一の記号で示してある。なお、こ
の実施例では、ピックバネ5を2つ備える構成を採って
いる。
【0016】8はピックローラ4に接するようにと設け
られるゲートであって、例えば2つのピックバネ5の中
心に配設されて、ピックローラ4により規定枚数以上の
用紙がピックされるときにその送出を抑止するもの、9
はゲート8の上流側近傍に設けられるシートであって、
上カールした用紙のめくれを防止するものである。
られるゲートであって、例えば2つのピックバネ5の中
心に配設されて、ピックローラ4により規定枚数以上の
用紙がピックされるときにその送出を抑止するもの、9
はゲート8の上流側近傍に設けられるシートであって、
上カールした用紙のめくれを防止するものである。
【0017】10は本発明により構成される分割パッド
であって、分離ローラ6に当接するようにと複数配設さ
れて、摩擦作用に従って、分離ローラ6と密着しない用
紙の搬送を抑止するもの、11は分割パッド10の上流
側に設けられる第2のピックバネであって、分離ローラ
6に当接するようにと配設されて、付圧力に従って、分
割パッド10に入り込む用紙枚数を制限するものであ
る。
であって、分離ローラ6に当接するようにと複数配設さ
れて、摩擦作用に従って、分離ローラ6と密着しない用
紙の搬送を抑止するもの、11は分割パッド10の上流
側に設けられる第2のピックバネであって、分離ローラ
6に当接するようにと配設されて、付圧力に従って、分
割パッド10に入り込む用紙枚数を制限するものであ
る。
【0018】ここで、この第2のピックバネ11は、用
紙に対して集中荷重を与えないようにするために、図2
に示すように、絞り形状12を有して、この絞り形状1
2を用紙に当接していく構成を採っている。
紙に対して集中荷重を与えないようにするために、図2
に示すように、絞り形状12を有して、この絞り形状1
2を用紙に当接していく構成を採っている。
【0019】図3(a)に、この分割パッド10の横断
面図、図2(b)に、この分割パッド10の斜視図を図
示する。この図に示すように、分割パッド10は、パッ
ド部材13と、パッド部材13を押す付圧板14と、支
点軸15と、支点軸15を中心として付圧板14に付圧
力を与えるバネ16とから構成されるものであって、分
離ローラ6のローラ軸方向に例えば2つというように複
数備えられることになる。
面図、図2(b)に、この分割パッド10の斜視図を図
示する。この図に示すように、分割パッド10は、パッ
ド部材13と、パッド部材13を押す付圧板14と、支
点軸15と、支点軸15を中心として付圧板14に付圧
力を与えるバネ16とから構成されるものであって、分
離ローラ6のローラ軸方向に例えば2つというように複
数備えられることになる。
【0020】このように、本発明では、ピックローラ4
と、ピックローラ4に当接するピックバネ5と、分離ロ
ーラ6と、分離ローラ6に当接するパッドとを備えて、
ピックローラ4が、ピックバネ5を使って、送出対象の
用紙をピックするとともに、分離ローラ6が、パッドを
使って、ピックローラ4によりピックされた用紙を1枚
ずつ分離して送出する構成を採るときにあって、パッド
を分割パッド10で構成することで、パッドを、分離ロ
ーラ6の軸方向に長い当接面を有するようにと長く構成
するとともに、このローラ軸方向で複数に分割する構成
を採り、かつ、これらの分割されたパッドを、それぞれ
別々の付圧手段を用いて分離ローラ6に当接するように
構成するものである。
と、ピックローラ4に当接するピックバネ5と、分離ロ
ーラ6と、分離ローラ6に当接するパッドとを備えて、
ピックローラ4が、ピックバネ5を使って、送出対象の
用紙をピックするとともに、分離ローラ6が、パッドを
使って、ピックローラ4によりピックされた用紙を1枚
ずつ分離して送出する構成を採るときにあって、パッド
を分割パッド10で構成することで、パッドを、分離ロ
ーラ6の軸方向に長い当接面を有するようにと長く構成
するとともに、このローラ軸方向で複数に分割する構成
を採り、かつ、これらの分割されたパッドを、それぞれ
別々の付圧手段を用いて分離ローラ6に当接するように
構成するものである。
【0021】この構成に従って、パッドの全長を長くす
るときにあっても、パッドが用紙に一様に当接すること
で用紙のスキューの発生を防止することができるので、
パッドの全長を長くする方法を使って、用紙を確実に1
枚ずつ送出することができるようになる。このとき、パ
ッドへのかみこみ位置の直前に設けられる第2のピック
バネ11により、そのかみこみ位置への用紙の動きがガ
イドされることで、かみこみ性能の向上が図られるよう
になる。
るときにあっても、パッドが用紙に一様に当接すること
で用紙のスキューの発生を防止することができるので、
パッドの全長を長くする方法を使って、用紙を確実に1
枚ずつ送出することができるようになる。このとき、パ
ッドへのかみこみ位置の直前に設けられる第2のピック
バネ11により、そのかみこみ位置への用紙の動きがガ
イドされることで、かみこみ性能の向上が図られるよう
になる。
【0022】図4に、本発明により構成される給紙装置
の他の実施例を図示する。ここで、図4(a)は斜視
図、図4(b)は横断面図であり、図中、図5で説明し
たものと同じものについては同一の記号で示してある。
なお、この実施例では、ピックバネ2を2つ備える構成
を採っている。
の他の実施例を図示する。ここで、図4(a)は斜視
図、図4(b)は横断面図であり、図中、図5で説明し
たものと同じものについては同一の記号で示してある。
なお、この実施例では、ピックバネ2を2つ備える構成
を採っている。
【0023】17はピック分離兼用ローラ1に接するよ
うにと設けられるゲートであって、例えば2つのピック
バネ2の中心に配設されて、ピック分離兼用ローラ1に
より規定枚数以上の用紙がピックされるときにその送出
を抑止するもの、18はゲート17の上流側近傍に設け
られるシートであって、上カールした用紙のめくれを防
止するものである。
うにと設けられるゲートであって、例えば2つのピック
バネ2の中心に配設されて、ピック分離兼用ローラ1に
より規定枚数以上の用紙がピックされるときにその送出
を抑止するもの、18はゲート17の上流側近傍に設け
られるシートであって、上カールした用紙のめくれを防
止するものである。
【0024】19は本発明により構成される分割パッド
であって、図3と同様の機構で構成され、ピック分離兼
用ローラ1に当接するようにと複数配設されて、摩擦作
用に従って、ピック分離兼用ローラ1と密着しない用紙
の搬送を抑止するもの、20は分割パッド19の上流側
に設けられる第2のピックバネであって、ピック分離兼
用ローラ1に当接するようにと配設されて、付圧力に従
って、分割パッド19に入り込む用紙枚数を制限するも
のである。
であって、図3と同様の機構で構成され、ピック分離兼
用ローラ1に当接するようにと複数配設されて、摩擦作
用に従って、ピック分離兼用ローラ1と密着しない用紙
の搬送を抑止するもの、20は分割パッド19の上流側
に設けられる第2のピックバネであって、ピック分離兼
用ローラ1に当接するようにと配設されて、付圧力に従
って、分割パッド19に入り込む用紙枚数を制限するも
のである。
【0025】ここで、この第2のピックバネ20は、用
紙に対して集中荷重を与えないようにするために、図2
に示したような絞り形状を有することが好ましい。この
ように、本発明では、ピック分離兼用ローラ1と、ピッ
ク分離兼用ローラ1に当接するピックバネ2と、ピック
バネ2の当接位置よりも回転下流側の位置でピック分離
兼用ローラ1に当接するパッドとを備えて、ピック分離
兼用ローラ1が、ピックバネ2を使って、送出対象の用
紙をピックするとともに、パッドを使って、ピックした
原稿を1枚ずつ分離して送出する構成を採るときにあっ
て、パッドを分割パッド19で構成することで、パッド
を、ピック分離兼用ローラ1の軸方向に長い当接面を有
するようにと長く構成するとともに、このローラ軸方向
で複数に分割する構成を採り、かつ、これらの分割され
たパッドを、それぞれ別々の付圧手段を用いてピック分
離兼用ローラ1に当接するように構成するものである。
紙に対して集中荷重を与えないようにするために、図2
に示したような絞り形状を有することが好ましい。この
ように、本発明では、ピック分離兼用ローラ1と、ピッ
ク分離兼用ローラ1に当接するピックバネ2と、ピック
バネ2の当接位置よりも回転下流側の位置でピック分離
兼用ローラ1に当接するパッドとを備えて、ピック分離
兼用ローラ1が、ピックバネ2を使って、送出対象の用
紙をピックするとともに、パッドを使って、ピックした
原稿を1枚ずつ分離して送出する構成を採るときにあっ
て、パッドを分割パッド19で構成することで、パッド
を、ピック分離兼用ローラ1の軸方向に長い当接面を有
するようにと長く構成するとともに、このローラ軸方向
で複数に分割する構成を採り、かつ、これらの分割され
たパッドを、それぞれ別々の付圧手段を用いてピック分
離兼用ローラ1に当接するように構成するものである。
【0026】この構成に従って、パッドの全長を長くす
るときにあっても、パッドが用紙に一様に当接すること
で用紙のスキューの発生を防止することができるので、
パッドの全長を長くする方法を使って、用紙を確実に1
枚ずつ送出することができるようになる。このとき、パ
ッドへのかみこみ位置の直前に設けられる第2のピック
バネ20により、そのかみこみ位置への用紙の動きがガ
イドされることで、かみこみ性能の向上が図られるよう
になる。
るときにあっても、パッドが用紙に一様に当接すること
で用紙のスキューの発生を防止することができるので、
パッドの全長を長くする方法を使って、用紙を確実に1
枚ずつ送出することができるようになる。このとき、パ
ッドへのかみこみ位置の直前に設けられる第2のピック
バネ20により、そのかみこみ位置への用紙の動きがガ
イドされることで、かみこみ性能の向上が図られるよう
になる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に従って、
用紙を確実に1枚ずつ送出できる給紙装置を実現できる
ことになる。
用紙を確実に1枚ずつ送出できる給紙装置を実現できる
ことになる。
【図1】本発明の一実施例である。
【図2】第2のピックバネの一実施例である。
【図3】分割パッドの構成図である。
【図4】本発明の他の実施例である。
【図5】従来技術の説明図である。
【図6】従来技術の説明図である。
4 ピックローラ 5 ピックバネ 6 分離ローラ 8 ゲート 9 シート 10 分割パッド 11 第2のピックバネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮内 康範 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地 の2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 増田 稔 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地 の2 株式会社ピーエフユー内 (56)参考文献 実開 昭55−92640(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 1/00 - 3/68
Claims (3)
- 【請求項1】 ピックローラと、該ピックローラに当接
するピックバネと、分離ローラと、該分離ローラに当接
するパッドとを備えて、該ピックローラが、該ピックバ
ネを使って、送出対象の用紙をピックするとともに、該
分離ローラが、該パッドを使って、該ピックローラによ
りピックされた用紙を1枚ずつ分離して送出する構成を
採る給紙装置において、 パッドを、ローラ軸方向に長い当接面を有するようにと
長く構成するとともに、該ローラ軸方向で2つに分割す
る構成を採り、 かつ、この2つに分割されたパッドを、独立した形態で
付圧動作する別々の付圧手段を用いて分離ローラに当接
するよう構成し、 更に、この2つに分割されたパッドの中間位置に設けら
れて、パッド当接位置よりも回転上流側の位置で分離ロ
ーラに当接する第2のピックバネを備えることを、 特徴とする給紙装置。 - 【請求項2】 ピック分離兼用ローラと、該ピック分離
兼用ローラに当接するピックバネと、該ピックバネの当
接位置よりも回転下流側の位置で該ピック分離兼用ロー
ラに当接するパッドとを備えて、該ピック分離兼用ロー
ラが、該ピックバネを使って、送出対象の用紙をピック
するとともに、該パッドを使って、ピックした用紙を1
枚ずつ分離して送出する構成を採る給紙装置において、 パッドを、ローラ軸方向に長い当接面を有するようにと
長く構成するとともに、該ローラ軸方向で2つに分割す
る構成を採り、 かつ、この2つに分割されたパッドを、独立した形態で
付圧動作する別々の付圧手段を用いてピック分離兼用ロ
ーラに当接するよう構成し、 更に、この2つに分割されたパッドの中間位置に設けら
れて、パッド当接位置よりも回転上流側で、かつ、ピッ
クバネ当接位置よりも回転下流側の位置でピック分離兼
用ローラに当接する第2のピックバネを備えることを、 特徴とする給紙装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の給紙装置におい
て、 第2のピックバネの当接面が絞り形状を有することを、 特徴とする給紙装置。
Priority Applications (11)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33026793A JP2916361B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 給紙装置 |
DE69430495T DE69430495T2 (de) | 1993-12-27 | 1994-12-27 | Rahmenaufbau einer Dokumenteneingabevorrichtung |
DE69428139T DE69428139T2 (de) | 1993-12-27 | 1994-12-27 | Rahmenaufbau von einer Dokumenteneingabevorrichtung |
DE69419502T DE69419502T2 (de) | 1993-12-27 | 1994-12-27 | Automatische zufuhrvorrichtung für papier und rahmenkonstruktion für eine dokumenteneingabevorrichtung |
EP97119518A EP0854627B1 (en) | 1993-12-27 | 1994-12-27 | Frame structure of document input device |
US08/507,292 US5573338A (en) | 1993-12-27 | 1994-12-27 | Automatic paper feeder and frame structure of document input device |
EP00106054A EP1026875B1 (en) | 1993-12-27 | 1994-12-27 | Frame structure of document input device |
EP95904008A EP0686590B1 (en) | 1993-12-27 | 1994-12-27 | Automatic paper feeding device and frame construction for a document inputting device |
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