JPH0120350Y2 - - Google Patents

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JPH0120350Y2
JPH0120350Y2 JP14680384U JP14680384U JPH0120350Y2 JP H0120350 Y2 JPH0120350 Y2 JP H0120350Y2 JP 14680384 U JP14680384 U JP 14680384U JP 14680384 U JP14680384 U JP 14680384U JP H0120350 Y2 JPH0120350 Y2 JP H0120350Y2
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sheet
sheets
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JP14680384U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動給紙装置の用紙積載台に係り、
とくにカード読取機等に装備される自動給紙装置
の用紙積載台に関する。
〔従来の技術〕
一般にカード読取機等に多用されている自動給
紙装置としては、第9図に示すようなものがあ
る。この図において、1は小切手等のシートを示
し、2は繰り出し前のシート1を一時的に立てて
載置しておくための用紙積載台を示す。この用紙
積載台2の第9図における下方には用紙繰り出し
機構3が設けられ、また同図の上方部分には前記
用紙積載台2に載置されたシート1の全体を前記
用紙繰り出し機構3側へ移行せしめるためのシー
ト押圧用背板4が装備されている。
前記用紙繰り出し機構3は、ピツクアツプロー
ラ5Aの摩擦力によつて前述した用紙積載台2か
らシート1を引き出して送り出すピツクアツプ部
5と、このピツクアツプ部5から送り出されるシ
ート1が複数枚であつた場合にこれを分離して先
行すべき1枚を確実に繰り出すためのセパレータ
部6とにより構成されている。6Aはフイードロ
ーラを示し、摩擦係数が前記フイードローラ6A
よりも小さいリバースローラを示す。
一方、前記ピツクアツプローラ5Aの装備方法
としては、固定式と可動式とがあるが、動作の安
定性確保の立場から昨今においては可動式が大多
数を占めている。
この可動方式は、第9図にも示すようにピツク
アツプローラ5Aを回動アーム7の先端部に回動
自在に装備し、当該回動アーム7をその回動支点
8を中心として矢印A,Bの如く繰返し且つ継続
的に回動せしめ、これにより前記シート1をたた
きながら間欠的に生じる強い摩擦力によつて当該
シート1を繰り出すとともに、この繰り出し摩擦
力が生じるあい間に、前記リバースローラ6Bが
効果的に作用して常に先行する一枚のシート1の
みを前記用紙積載台2から繰り出すことができる
ようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、かかる従来例においては、用紙
積載台2が平坦な床面10と平坦なシート押圧用
背板4等により構成されていることから、前記シ
ート1に対するピツクアツプローラ部5の往復回
動すなわちシート1に伝えられるシート分離用の
振動およびシート繰り出し時に生じる反力等によ
つて、当該シート1の一部が第10図の如くシー
トの繰り出し方向Xとは反対の方向にずれるとい
う不都合が生じている。
このため、昨今においては第11図に示すよう
に積載されたシート1の後方にストツパ11を設
け、これによつて前述したシート1の位置ずれを
防止する試みがなされている。しかしながら、か
かるストツパ11においては、大きさの異なるシ
ート1を扱う場合にはストツパ11の位置を調整
しなければならないという手間が掛り、一方、異
なる大きさの複数のシートが混在しているものに
ついては、当該ストツパ11を全く使用し得ない
という本質的欠点が常に存在していた。
本考案は、かかる従来例の有する不都合を改善
し、複数の異なつた大きさのシートが混在して積
載されていても、各シートが後方へずれるという
不都合を略完全に排除することのでき且つ当該シ
ート全体を円滑に移送することのできる自動給紙
装置の用紙積載台を提供することを、その目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本考案では、一方の側にシート押圧用
背板を備え、他方の側がシート繰り出し部に近接
装備され、床面に所定のシートを直立積載せしめ
る構造の自動給紙装置の用紙積載台において、前
記シートの後方端側の床面に、シート係止用の複
数の低い段部もしくはこれに相当する係止手段を
階段状に設け、この段部もしくはこれに相当する
係止手段の各々の少なくとも前記シート繰り出し
部側に、シート全体の移送方向に対し所定の広が
り角を設定するという構成を採り、これによつて
前記目的を達成しようとするものである。
〔考案の第1実施例〕 以下、本考案の第1実施例を第1図ないし第3
図に基づいて説明する。
この第1図ないし第2図において、20は小切
手等のシート1を立てて積載する用紙積載台を示
し、21は前記用紙積載台20の一方の端部に配
設されたシート押圧用背板を示す。このシート押
圧用背板21は、本実施例では図示しない押圧機
構に付勢されて、積載シート1の全体を矢印Y方
向へ常時押圧する構成が採られている。この場
合、本実施例では、床面22が自動給紙装置の本
体上に固定され且つ前記シート押圧用背板21が
移動する構成となつているが、必要に応じて、当
該シート押圧用背板21を床面22に固定し当該
床面22とともにシート1の全体を、同図矢印Y
方向先に位置する用紙繰り出し機構側へ移送する
という構成を採つてもよい。
前記床面22には、第1図および第2図に示す
如く前記シート1の後方端側すなわち前記シート
1の搬送方向Xとは反対側部分に、当該シートを
係止するための複数の階段状の段部23,23…
…が形成されている。この各段部23は、第2図
に示すシート1A,1Bの如く大きさの異なるシ
ート1に対応してその長さ寸法よりも僅かに大き
い寸法l1,l2……の位置に形成されている。24
は当接基準板を示す。なお、この当接基準板24
は、床面22が可動式のものについては前述した
自動給紙装置の本体上に固定されるようになつて
いる。
また、上記床面22に形成された各段部23
は、その立上り面23Aの水平方向の角度が前記
シート1の横移動の方向(Y方向)を基準として
α度の広がり角を有している(第1図および第3
図参照)。このため、前記シート1のY方向への
移動が円滑になされるようになつている。その他
の構成は前述した従来例と同一となつている。
このように、上記実施例においては、床面22
に設けられた各段部23の作用により、振動その
他の理由によつてシート1が後方へ移動しようと
すると、そのシート1の後端が最も近い段部23
の縁に当り、それ以上の後方移動が阻止され、各
シート1の大幅な位置ずれが防止され、同時に、
従来必要とされていたストツパ(第11図中の1
1)が不要となり、この結果、本実施例を使用し
た自動給紙装置は各シートの積載および引き出し
動作を至極円滑になし得るという利点がある。
また、前述したシート押圧用背板21の作用に
よつてシート全体がY方向へ横移動するに際して
は、前記各段部23の角αの広がりによつてシー
トの横移動が前記シート押圧用背板21の僅かな
押圧によつて円滑に行われることとなり、かかる
点において各シートの損傷事故を予め排除するこ
とができ、従つて、シートの載置から繰り出しお
よび送出に至る一連の動作を、僅かな駆動力によ
つて全体的により円滑になし得ることができると
いう利点がある。
なお、本実施例においては各段部23の広がり
角αを、当該各段部の立ち上がり面23AをY方
向から傾斜した一本の直線として実現したが、こ
の立ち上がり面23Aは必ずしも直線でなくても
良く、ある曲率をもつた曲面やある長さの直線部
を連続させて多面形状に形成してもよい。
〔第2実施例〕 次に、本考案の第2実施例を第4図に基づいて
説明する。
この第2実施例は、前述した第1実施例におけ
る段部23,23,……の形成に際し、所定の寸
法の薄板P1,P2,P3,P4,P5を同図に示す如く
積層固着したもので、その他の構成は前述した第
1実施例と同一となつている。
このようにしても前述した第1実施例と同一の
作用効果を有するほか、とくに製作が容易となる
ことから大幅な原価低減を図ることができ、又必
要に応じて当該段部23を各薄板ごとの可動式に
設定すると種々の大きさの用紙に対応し得るとい
う利点が生じる。
〔第3実施例〕 次に、第3実施例を第5図ないし第6図に基づ
いて説明する。
この実施例は、前述した第1実施例における段
部23,23、の形成に際し、各段部の水平面2
3B,23B,……に一定の傾きを設定したもの
である。すなわち、前述した第1実施例における
各段部の水平面23B,23B,……が各々総て
平行面となつているのに対し、この第3実施例に
おいては、図に示す如く図の左方の段にわくに従
いその水平面23B部分の傾斜角がβ1,β2,β3
順次大きくなるように設定されている。その他の
構成は前述した第1実施例と同一となつている。
このようにしても前述した第1実施例と同一の
作用効果を有するほか、第6図に示すように特に
シート1の各々の下端縁を各段部水平面23A,
23A,……で均一に受けて支持し得るので、当
該各シート1の損傷を防止し得るという利点があ
る。
〔第4実施例〕 次に、第4実施例を第7図ないし第8図に基づ
いて説明する。
この実施例は、前述した第1実施例における段
部23,23,……と全く同等に機能するよう
に、比較的太い線材33,33,……を、同図に
示す如く使用するシートの大きさに合せて適当な
間隔をおいて複数本(本実施例では3本)装備し
たものである。αは各線材33の広がり角を示
し、h1,h2,h3は当該各線材の装備高さを示し、
又40はシート繰り出し用の切除部を示す。その
他の構成は前述した第1実施例を同一となつてい
る。
このようにしても前述した第1実施例と同等に
作用するほか、各シート相互間に下方から空気が
入り易い状態となつており、これがため各シート
の分離繰り出しを円滑になし得るという利点があ
り、又構成が単純化され且つ軽量化されているこ
とから取扱いが容易となるという利点がある。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案によると、一方の側にシ
ート押圧用背板を備え、他方の側がシート繰り出
し部に近接装備され、床面に所定のシートを直立
積載せしめる構造の自動給紙装置の用紙積載台に
おいて、前記シートの後方端側の床面に、シート
係止用の複数の低い段部もしくはこれに相当する
係止手段を階段状に設け、この段部もしくはこれ
に相当する係止手段の各々の少なくとも前記シー
ト繰り出し部側に、シート全体の移送方向に対し
所定の広がり角を設定するという構成を採用した
ので、振動その他の理由によつてシートが繰り出
し方向とは反対側の方向すなわち後方へ移動しよ
うとすると、当該各シートの後端が最も近い段部
もしくはこれに相当する係止手段の端縁に当接す
るようになつており、従つてそれ以上の後方移動
を阻止することができ、しかも長さの異なる複数
のシートに対しても当該係止手段が作用して各シ
ートごとに確実に該シートの後方移動を阻止する
ことができ、このため、大きさの異なるシートを
一緒に積載しても何ら支障をきたすことなくシー
ト繰り出しの先端部を常にそろえて用紙繰り出し
機構側へ全体移送することができ、更に、前述し
た如く段部もしくはこれに相当する係止手段の
各々に所定の広がり角を設けたことから、各カー
ドが段部で損傷を受けることなく各シート全体の
床面上における移送を更に円滑に行うことができ
るという従来にない優れた自動給紙装置の用紙積
載台を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す斜視図、第
2図は第1図の正面図、第3図は第1図の平面
図、第4図は第2実施例を示す正面図、第5図は
第3実施例を示す斜視図、第6図は第5図の正面
図、第7図は第4実施例を示す平面図、第8図は
第7図の正面図、第9図は従来例を示す平面図、
第10図ないし第11図は各々第9図の動作説明
図である。 1……シート、21……シート押圧用背板、2
2……床面、23……段部、33……段部と同等
に機能する係止手段としての線材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一方の側にシート押圧用背板を備え、他方の側
    がシート繰り出し部に近接装備され、床面に所定
    のシートを直立積載せしめる構造の自動給紙装置
    の用紙積載台において、 前記シートの後方端側の床面に、シート係止用
    の複数の低い段部もしくはこれに相当する係止手
    段を階段状に設け、 この段部もしくはこれに相当する係止手段の
    各々の少なくとも前記シート繰り出し部側に、シ
    ート全体の移送方向に対し所定の広がり角を設定
    したことを特徴とする自動給紙装置の用紙積載
    台。
JP14680384U 1984-09-28 1984-09-28 Expired JPH0120350Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14680384U JPH0120350Y2 (ja) 1984-09-28 1984-09-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14680384U JPH0120350Y2 (ja) 1984-09-28 1984-09-28

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Publication Number Publication Date
JPS6162728U JPS6162728U (ja) 1986-04-28
JPH0120350Y2 true JPH0120350Y2 (ja) 1989-06-16

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ID=30705040

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JP14680384U Expired JPH0120350Y2 (ja) 1984-09-28 1984-09-28

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