JPH04140239A - 給紙装置におけるコーナ爪 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、シートを積載したカセットから分離爪により
１枚ずつ分離しながら給紙する給紙装置に係り、詳しく
は給紙装置のコーナ爪に関するものである。

（ロ）従来の技術 従来、一般に複写機等の事務機器の給紙装置においては
、転写紙、感光紙等のシートが、カセット、またはデツ
キのシート受は基板上に多数枚積載されており、給紙ロ
ーラ等により１枚ずつシートを次工程に向けて給送する
ようになっている。

この際、シートを１枚ずつ分離するためには、シート給
送方向の先端近傍に分離爪を設け、最上部の第１シート
が給送されるときに、その端部に若干のループを形成し
つつ分離爪を乗り越す動作をさせることにより、この第
１シートを下のシートから分離させ、１枚のシートのみ
が給送されることがよく知られている。

以下、第４図を参照して、従来の型分離について説明す
る。積載台ａ上に一部サイズにカットされたシートＰが
多数枚積載されている。最上部のシートＰ１はばねｂに
より積載台ａを介して、シートＰが上方に押し上げられ
て、給紙ローラＣに圧接されている。

最上部のシートＰ、は給紙ローラＣとの摩擦力により送
り出される。この際、最上部のシートＰｉは分離爪ｄに
阻止されるため、給紙ローラＣとの間にたわみＡができ
、他のシートＰから分離され、たわみＡをもとに戻そう
とする反発力により分離爪ｄから外れて、給送される０
分離爪ｄは支軸ｅを中心に回動自在に爪支持板ｆに取付
けられていて、自重でシートＰの両角部に乗っている。

そして、シートＰ１がループを形成するとき、その反力
でコーナ爪ｄをシートＰの積載しである側とは逆の側に
倒そうとする力が働くので、爪ｄの倒れ止めをするため
、爪ｄの回転軸ｅにフランジを付設すると共に、爪支持
板ｆにストッパｇを曲成していた。

（ハ）発明が解決しようとする課題 しかしながら、爪ｄの支軸ｅは爪ｄから遠く離れていて
、１１ｅに取付けたフランジでは爪ｄの倒れを規制する
ことができない。

また、爪支持板ｆに曲成されたストッパｇによっては、
倒れた爪ｄとストッパｇのエツジ部等とか圧接しながら
爪ｄが回動することになるため、シートＰ、を分離する
最も大切なタイミングて、その摩擦抵抗が最大となって
しまい、爪ｄの動き不良に起因した給紙不良が発生する
虞れかある。

ましてや、厚手のシートＰでは反力か大きいので、その
摩擦抵抗により爪ｄの回転運動か妨げられ、給紙不良を
発生する頻度が多かった。

そこで、本発明は、爪支持部材のコーナ爪の近傍に爪の
アームを爪支持部材に規制する規制手段を設けることに
より、良好に作動する給紙装置におけるコーナ爪を提供
することを目的とするものである。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって
、例えば第１図を参照して示すと、積載したシート（Ｐ
）をカセット（２）から給紙するときに、該シート（Ｐ
）を分離するコーナ爪（５）を前記カセット（２）の給
紙側コーナに設けた給紙装置（１）において、前記コー
ナ爪（５）に一体に形成されたアーム（５ａ）と、該ア
ーム（５ａ）の基端部が爪支持部材（６）に枢支される
枢支部材（７）と、前記爪支持部材（６）の前記コーナ
爪（５）の近傍に設けられて良好な摺動面を有して、前
記アーム（５ａ）を前記爪支持部材（６）に対し規制す
る規制手段（９ａ）と、を有することを特徴とする。

また、前記コーナ爪（５）の枢支部材（７）が、前記爪
支持部材（６）、または、前記アーム（５ａ）の一部に
より形成したことを特徴とする。

（幻　作用 以上の構成に基づき、シート（Ｐ）をカセット（２）か
ら、カセット（２）の給紙側コーナに設けたコーナ爪（
５）により分離して１枚ずつ給紙する。この際、コーナ
爪（５）はそのアーム（５ａ）の基端部で枢支部材（７
）により、枢支されると共に、コーナ爪（５）の近傍で
、爪支持部材（６）に設けられた規制手段（９ａ）によ
り横移動が規制される。

なお、前記カッコ内の符号は例示てあって、同等本発明
の構成を限定するものてはない。

（へ）実施例 以下、図面に沿って本発明の詳細な説明する。

第１図において、１はカセットてあり、２は上方に開口
した平面方形のカセットケースである。

そして、３は後辺部を回動支点として先端辺側か上下揺
動自在で図示しない押上手段により上方に付勢されてい
る中板である。シートＰはこの中板３に積載されて、カ
セットケース２内に収納されている。

４は積載したシートＰの上方に位置している給紙ローラ
であり、半月状に形成され、常時はその欠内部４ａを下
向きにして、シートＰ上面に非接触の姿勢にさせて待機
させである。

５はシートＰを１枚ずつ分離する分離爪てあり、支持板
６に設けられた支軸７を中心として、上下揺動自在に設
けられている。

この分離爪５はカセットケース２内の中板３に積載され
たシートＰの最上位シートＰ、の先端辺側左右隅角部に
圧接されている。そして、この給紙ローラ４か１回転す
ると、円周部４ｂがシートＰ、に接触して、摩擦力で給
送方向へ送出するようになっている。

また、爪５から下方に曲成された本体５ａには支軸７を
中心とする円弧状の切欠８が設けられ、この切欠８の幅
よりも大きい直径の頭９ａを有する止め金具９が支持板
６に立設されて、この頭９ａが爪５の本体５ａを規制す
るようになっている。

次に、本実施例の作用を説明する。

給紙ローラ４が駆動されると、その円筒部４ｂと最上部
のシートＰ１との摩擦力によりシートＰＩが矢印Ｂ方向
に給送される。そして、シートＰ、の両隅角部が爪５に
より阻止されるので、シートＰ１の両隅角部に斜め横方
向にループ１０が形成されるため、シートＰの束はさば
かれて、シートＰＩのみが爪５から外れ、カセット１の
ケース２外に給紙される。

この際、シートＰ１の両隅角部か爪５を介して本体５ａ
を矢印Ｃ方向に押圧するが、本体５ａは止め金具９の頭
９ａにより規制されて、爪５は倒れることなく、シート
ＰＩの押圧力を受は止める。

また、頭９ａと本体５ａとは広い円滑な面同士で摺動す
るため爪５の動きは円滑であり、爪５の動き不良による
給紙不良を起す頻度を激減する。

特にループ反力の大きい厚手のシートに対して、その効
果を発揮する。

次に、他の実施例を第２図を参照して説明する。

本実施例においては、第１図に示す軸７の代りに、支持
板６から曲成して、軸部材１１が形成されている。

かくすることにより、爪５と軸部材１１との距離か大き
いため、多少軸部材１１の摺動性か悪くなっても、その
抵抗モーメントは極〈少なく、爪５の動きには影響がな
い。

そして、工作工数を低減して、コスト的にメリットかあ
る。

次に、更に他の実施例を第３図を参照して説明する。

本実施例においては、軸部材１２を支持板６がら打ち出
し加工により形成している。

効果は前記他の実施例と同しである。

（ト）発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、コーナ爪の近傍の
爪支持部材に設けられた良好な摺動面をもつ規制手段に
より、コーナ爪のアームを規制するので、コーナ爪を円
滑に作動させるため、コーナ爪の作動不良による給紙不
良の発生の頻度を激減できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す給紙装置の斜視図、第２
図は他の実施例の斜視図、第３図は更に他の実施例の斜
視図、第４図は従来の給紙装置の斜視図である。 １・・・給紙装置　、　２・・・カセット　、　５・・
・コーナ爪（分離爪）　　　５ａ・・・アーム（本体）
、６・・・爪支持部材（支持板）　　　７・・・枢支部
材（支軸）　　　　９ａ・・・規制手段（頭）Ｐ・・・
シート

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、積載したシートをカセットから給紙するときに、該
   シートを分離するコーナ爪を前記カセットの給紙側コー
   ナに設けた給紙装置において、 前記コーナ爪に一体に形成されたアームと、 該アームの基端部が爪支持部材に枢支される枢支部材と
   、 前記爪支持部材の前記コーナ爪の近傍に設けられて良好
   な摺動面を有して、前記アームを前記爪支持部材に対し
   規制する規制手段と、 を有することを特徴とする給紙装置におけるコーナ爪。 ２、前記コーナ爪の枢支部材が、前記爪支持部材、また
   は、前記アームの一部により形成した請求項１記載の給
   紙装置におけるコーナ爪。