JPH0412047Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0412047Y2
JPH0412047Y2 JP13506786U JP13506786U JPH0412047Y2 JP H0412047 Y2 JPH0412047 Y2 JP H0412047Y2 JP 13506786 U JP13506786 U JP 13506786U JP 13506786 U JP13506786 U JP 13506786U JP H0412047 Y2 JPH0412047 Y2 JP H0412047Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
bottom plate
housing
paper feed
separation claw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13506786U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6341045U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13506786U priority Critical patent/JPH0412047Y2/ja
Publication of JPS6341045U publication Critical patent/JPS6341045U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0412047Y2 publication Critical patent/JPH0412047Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、複写機或いは各種プリンタ等の画像
形成装置に用いられる給紙装置に関するものであ
る。
〔従来技術及びその問題点〕
従来、画像形成装置等において用紙を一枚ずつ
取り出して確実に給送するために、用紙の給送方
向先端両隅に分離爪の設けられた給紙装置が広く
用いられている。従来の給紙装置について、添付
図面に従つて説明する。第5図、第6図は、従来
の分離爪を備えた給紙装置としての給紙カセツト
の動作説明図である。第5図aに示す如く、給紙
カセツトは、筐体10の用紙給送方向先端の両隅
に摺動自在に装着された分離爪11と、用紙12
を装置本体に設けられた底板押上装置13により
上方へ押し上げる底板14とから成り半月状の給
紙コロ15の一回転で用紙12を矢印A方向へ給
送する。第5図bは、給紙カセツトの一部を示す
要部正面図である。同図に示す如く、分離爪11
は、筐体10の側壁に設けられた溝16に摺動自
在に配設されており、積層された用紙12の上端
を押え片11aが押えるとともに脚部11bが底
板14の下方迄達している。そして、給紙カセツ
トを装置本体に装着する時、或いは、非給紙時に
おいて、給紙コロ15を切り欠き面15aを下
(用紙方向)にして停止している。このような構
成の給紙カセツトにおいて、給紙コロ15が矢印
B方向へ回転すると、コロの円周部が用紙12に
当接し、底板14を用紙とともに下方(C方向)
へ押し下げて給紙動作を行う(第5図c参照)。
この時、分離爪11は、溝16に沿つて、自重で
下降し、常に用紙12の最上位を押え片11aが
押えるように移動し、用紙12が一枚ずつ搬送さ
れるよう紙さばきを行う。しかし、従来の分離爪
11は、自重で溝に沿つて下降する構成であるた
め、溝に紙粉がつまつたり、滑りが悪くなると、
途中で引掛つてしまい、第6図aに示すように下
降した用紙12と追従しない場合が生じた。
このため、分離爪11が本来の役目を果たすこ
とが出来ず、重送や、ジヤムの原因となつてい
た。これは、給紙コロ15が回転することにより
用紙12をD方向に押圧し、その結果分離爪11
が筐体の前壁部に押え付けられ、自重では、落下
しなくなるためである。(底板14上に用紙12
が多量に積載されている場合に生じ易い)。更に
は、分離爪11の支持部と溝16との加工精度に
よつても、これらの欠点は生ずるものである。第
6図bは、給紙カセツトの分離爪11の中の一方
のみが動作不良である場合を示す要部断面図であ
る。カセツトの両端隅部に設けられた分離爪11
は、双方とも同時に円滑に動かなければならず、
片方でも動作不良の場合は、斜め送りや片側耳折
れ等が生ずることとなる。図中H1,H2は、それ
ぞれの爪の押え片11aの上端下降ラインを示
す。また、以上の従来例とは別にアーム式に回動
する分離爪が存在するが、自重落下により用紙面
を押え付ける点において、同様な問題点を有して
いる。
〔考案の目的〕
本考案は、上記従来の欠点に鑑み、給紙装置の
底板と分離爪との移動を磁気的に連動させ安定し
た給送を行うことのできる給紙装置を提供するこ
とを目的とする。
〔考案の要点〕
本考案は、上記目的を達成するために、筐体と
該筐体内に半回動自在に設けられた用紙を積載す
る底板と前記筐体の用紙給送方向先端側隅部にあ
つて上下に移動自在に支持され上部が前記用紙の
最上面と当接するとともに前記底板とで前記用紙
を挟持する分離爪を備えた給紙装置において、前
記底板の用紙積載面の裏面でかつ、前記給紙方向
先端側に磁力を有する部材を設け、前記分離爪を
前記部材の磁力によつて前記底板と当接する方向
へ付勢することにより前記底板と連動して移動さ
せることを特徴とする。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面を参照しながら
詳述する。
第1図は、本考案の給紙カセツトを示す斜視図
である。
同図において、給紙カセツト1は、筐体2と、
該筐体2内に半回動自在に軸支された底板3と、
該底板3の裏面に配設された磁石4と、前記筐体
2の用紙搬送方向先端の両隅に摺動自在に設けら
れた分離爪5等から構成されている。底板3は、
ヒンジ3aで前記筐体2内に回動自在に支承され
るとともに、用紙の積層される面と反対側の裏面
で分離爪5と対峙する位置に磁石4が固定されて
いる。そして、図外の装置本体の一部に設けられ
た押し上げ機構により上方に押し上げられ、筐体
2内に積層した用紙の最上位を前記分離爪5の当
接させ、所定位置に維持する。分離爪5は、筐体
2の用紙搬送方向先端壁部に穿設された溝6内を
摺動自在に遊嵌されている。第2図aは給紙カセ
ツト1の分離爪5の取付状態を示す要部拡大斜視
図、第2図bは、筐体2の外側から見た分離爪5
の取付状態を示す要部拡大斜視図である。分離爪
5は、互いに直角に配置された被支持面5aと、
前端受け面5bと、上面押え面5cとから構成さ
れている。
被支持面5aは、筐体2の側壁に穿設された溝
6に遊嵌され、分離爪5が上下方向に摺動可能に
支持される。前端受け面5bは、前記被支持面5
aと直交しており、下端に脚部5dが延設されて
いるとともに、筐体2の前壁に設けられた凹部2
a内を上下方向に摺動する。また、上面押え面5
cは、前述の被支持面5aと前端受け面5bとそ
れぞれ直交した位置に配設され、カセツト内に積
層された用紙の上端を押える。このように、本考
案の分離爪5は、給紙カセツト1の筐体前壁の凹
部2a内に摺動自在に設けられているので後述す
る給送時に給紙コロで前方(X方向)へ押し出さ
れた用紙12の押圧力を直接受けることはない。
従つて、分離爪5が用紙12の前端で押圧され、
用紙12の上端に追従して落下しないという事が
ない。
第3図aは、本考案の給紙カセツトの作動状態
を示す要部断面図、第3図bは、その要部正面図
である。両図において、給紙カセツト1は、装置
本体の装着部に装着されており、装置本体側に設
けられた底板押上装置13により底板3が押し上
げられている。この時、分離爪の脚部5dは、底
板3の下面に設けられた磁石4に吸着されている
とともに、上面押え面5cが用紙12の最上位を
押えている。また、給紙コロ15は、切り欠き面
15aを下面(用紙方向)にして停止している。
第4図aは、給紙コロ15が矢印a方向へ回転
し、該コロの円周部が用紙12に当接し、底板
3、分離爪5、用紙12を矢印b方向へ一体的に
押し下げる。この際、磁性部材で出来た分離爪5
は、磁石4で吸着されているため、底板3と常に
一体的になつて、溝6内を摺動下降する。従つて
従来のように分離爪5が用紙及び底板の下降に追
随せず、途中で引掛つたりすることがない。この
ように、本考案の分離爪5は、用紙及び底板の上
昇、下降に沿つて常に連動するので、安定した用
紙の分離及び搬送を行うことができる。更に、分
離爪5の被支持面5aと筐体2の溝6との加工精
度をラフに構成しても良く、分離爪5の動作不良
に起因した故障を未然に防止することができる。
尚、以上の実施例では、分離爪全体を金属で一
体的に構成した場合について説明したが、これに
限ることなく、分離爪の全体を非金属で構成し、
底板の磁石の対応位置に磁性体金属の薄板或い
は、テープを貼着して構成してもよい。このよう
に構成した場合は、安価に提供することができ
る。
また、上述の実施例では、底板押上装置が装置
本体側に設置された給紙カセツトの例について説
明したが、これに限定されることなく、押し上げ
バネを内蔵した給紙カセツトについても適用でき
ることは、勿論である。更に、底板に固着された
分離爪吸着用の磁石は、分離爪に対応した2個所
に設けた場合について説明したが、これに限るこ
となく、底板の先端全面に設けてもよい。以上の
ように構成した場合は、分離爪の横方向のずれを
考慮する必要がないので、加工精度を更にラフに
することができる。
〔考案の効果〕
以上、詳細に説明したように、本考案の給紙装
置によれば、底板の移動に対し、分離爪が完全に
追従するため、分離爪の働きが安定し、耳折れ等
の給送不良に起因したジヤムの発生を未然に防止
することができる。更に、用紙の重送も防止で
き、常に正常な給紙動作を行うことができる。
従つて、複写機やプリンタに適用した場合は、
良好な画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の給紙カセツトを示す全体斜
視図、第2図a,bは、本考案の分離爪部を示す
要部拡大斜視図、第3図aは、本考案の給紙カセ
ツトを示す要部断面図、第3図bは、その要部正
面図、第4図aは、本考案の給紙カセツトの作動
状態を示す要部断面図、第4図bは、その要部正
面図、第5図aは、従来の給紙カセツトを示す要
部断面図、第5図b,cは、従来の給紙カセツト
の一部を示す要部正面図、第6図a,bは、従来
の給紙カセツトの作動状態を示す要部断面図であ
る。 1……給紙カセツト、2……筐体、2a……凹
部、3……底板、3a……ヒンジ、4……磁石、
5……分離爪、5a……被支持面、5b……前端
受け面、5c……上面押え面、5d……脚部、6
……溝、10……筐体、11……分離爪、12…
…用紙、13……底板押上装置、14……底板、
15……給紙コロ、16……溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 筐体と該筐体内に半回動自在に設けられた用紙
    を積載する底板と前記筐体の用紙給送方向先端側
    隅部にあつて上下に移動自在に支持され上部が前
    記用紙の最上面と当接するとともに前記底板とで
    前記用紙を挟持する分離爪を備えた給紙装置にお
    いて、 前記底板の用紙積載面の裏面でかつ、前記給紙
    方向先端側に磁力を有する部材を設け、前記分離
    爪を前記部材の磁力によつて前記底板と当接する
    方向へ付勢することにより前記底板と連動して移
    動させることを特徴とする給紙装置。
JP13506786U 1986-09-02 1986-09-02 Expired JPH0412047Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13506786U JPH0412047Y2 (ja) 1986-09-02 1986-09-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13506786U JPH0412047Y2 (ja) 1986-09-02 1986-09-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6341045U JPS6341045U (ja) 1988-03-17
JPH0412047Y2 true JPH0412047Y2 (ja) 1992-03-25

Family

ID=31036902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13506786U Expired JPH0412047Y2 (ja) 1986-09-02 1986-09-02

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0412047Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6341045U (ja) 1988-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04101934A (ja) 給紙装置
JPS6150860B2 (ja)
JPS63143124A (ja) 紙葉給送装置
JPH0412047Y2 (ja)
US4060234A (en) Cartridge tray for use in a copying machine
US4577850A (en) Automatic paper feeder for reproducing machine
US7347415B2 (en) Paper feeding apparatus of image forming apparatus
JPS6042138B2 (ja) エア−給紙装置
JPH01294126A (ja) 給紙装置
JPH08290836A (ja) 給紙装置
JPH0512187Y2 (ja)
JP3099935B2 (ja) 給紙装置
JPH0721455Y2 (ja) 給紙装置
JPH0229060Y2 (ja)
JP3340858B2 (ja) 給紙装置
JPS6323384Y2 (ja)
JPH08310677A (ja) 給紙装置
JP3449149B2 (ja) 給紙装置
JPH0544345Y2 (ja)
JPH0312757Y2 (ja)
JPH04140239A (ja) 給紙装置におけるコーナ爪
JPH02239041A (ja) 給送装置
JP3315217B2 (ja) 給紙装置
JPH0494330A (ja) 給紙装置
JPH11157665A (ja) 給紙装置