JP2916332B2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP2916332B2
JP2916332B2 JP4257321A JP25732192A JP2916332B2 JP 2916332 B2 JP2916332 B2 JP 2916332B2 JP 4257321 A JP4257321 A JP 4257321A JP 25732192 A JP25732192 A JP 25732192A JP 2916332 B2 JP2916332 B2 JP 2916332B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真装置に設けられ
る現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリなどに用いられる電子写真
装置に設けられる現像装置は、感光体の静電画像形成面
にトナーを供給して、この静電画像形成面に形成された
静電潜像を顕在化差せて現像処理を行うものである。こ
の現像装置は、トナーの使用に伴いトナーを充填したト
ナーパックによりトナーを補充する方式が採用したもの
がある。すなわち、この方式の現像装置は、トナー溜め
部を有しこのトナー溜めの上面にトナー投入口が形成さ
れた装置ケースと、下面が開口されこの下面開口がシ−
ルシートで封着され内部にトナーが封入されたトナーパ
ックとを具備している。トナーパックは装置ケースのト
ナー投入口を囲むフランジ部に載せられて係脱可能に係
止されるようになっている。
【0003】そして、トナーパックにより装置ケースの
内部にトナーを充填する場合には、前記のようにトナー
パックを装置ケースのトナー投入口を囲むフランジ部に
載せてフランジ部に係止する。この状態でトナーパック
の下面開口を囲むフランジ部に接着されたシ−ルシート
を引き剥し、この下面開口を開放する。これによりトナ
ーパックに封入されたトナーが下面開口からトナー投入
口を経て装置ケースの内部に投入される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この現像装
置には次に述べる問題がある。すなわち、トナーパック
を装置ケースのトナー投入口のフランジ部に係止した状
態で、は、シ−ルシートはトナーパックの下面開口のフ
ランジ部と装置ケースのトナー投入口のフランジ部との
間に挟まれる。このため、シ−ルシートをトナーパック
から引き剥がす時に、シ−ルシートはトナーを封入した
トナーパックの重量を受け、且つトナー投入口のフラン
ジ部と摩擦しながら移動することになる。これによりシ
−ルシートに大きな抵抗が加わり、シ−ルシートを引い
て剥す作業は大きな労力を要することになる。
【0005】そこで、シ−ルシートを引き剥す時にシ−
ルシートに加わる抵抗を軽減するために、トナーパック
を装置ケースに係止する度合いを緩くすることが考えら
れる。しかし、そうするとトナーパックの下面開口のフ
ランジ部と装置ケースのトナー投入口のフランジ部が密
着しにくくなる。そして、シ−ルシート引き剥し後に、
トナーパックのトナーがその下面開口のフランジ部と装
置ケースのトナー投入口のフランジ部との間から漏れ出
て現像装置の周囲を汚損する。
【0006】本発明は前記事情に基づいてなされたもの
で、装置ケースの係止したトナーパックからのシ−ルシ
ートの軽快な引き剥しと、装置ケースとトナーパックと
の間からのトナー漏れの防止とを両立した現像装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の現像装置は、トナー溜め部を有しこのトナー
溜めの上面にトナー投入口が形成された装置ケースと、
下面が開口されこの下面開口がシールシートで封止され
内部にトナーが封入されたトナーパックとを具備し、こ
のトナーパックが、前記トナー投入口に緩く着脱可能に
装着された状態で前記シールシートを剥がして封入され
たトナーを前記トナー溜め部に投入し、その後前記トナ
ー投入口を覆うものである現像装置において、前記装置
ケースには、前記トナーパックを取り外し可能に外側か
ら押圧して固定する押圧手段が設けられ、この押圧手段
は、前記トナー投入口に装着された前記トナーパックを
外側から跨ぐ門形をなし、一端が前記トナー投入口の一
側部に枢着されるとともに他端が前記トナー投入口の他
側部に係脱可能に係合され、中央部に前記トナーパック
を押圧する突部を有するものであることを特徴とする。
【0008】
【作用】上記構成によれば、トナーパックを装置ケース
のトナー投入口に載せ緩く装着した状態で、トナーパッ
クからシ−ルシートを軽快に引き剥して封入されたトナ
ーを前記トナー溜め部にトナーを投入する。シ−ルシー
ト引き剥し後に、装置ケースに設けた押圧手段でトナー
パックの上面を外側から押圧して固定することにより、
トナーパックを蓋としてトナー投入口を覆った状態で装
置ケースに強固に密着させ、トナーパックと装置ケース
との間からトナーが漏れ出すことを確実に防止できる。
押圧手段は、トナー投入口に装着されたトナーパックを
外側から跨いた状態で他端をトナー投入口の他側部に係
脱可能に係合することにより、中央部に形成した突部で
トナーパックを押圧して安定して押圧力を加えることが
できる。
【0009】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。図4は本実施例の現像装置を搭載した電子写真装
置であるファクシミリ装置の全体構造を示す断面図であ
る。このファクシミリ装置は、装置本体1に、プロセス
ユニットA、露光装置B、転写装置C、定着装置D、給
紙装置Eおよび送信装置Fを装備している。
【0010】プロセスユニットAは、感光体ドラム1
1、帯電装置12、現像装置13およびクリーニング装
置14を一体的にまとめた構成をなすもので、プロセス
ユニットAは露光装置Bとともに、いわゆるカールソン
プロセスによって感光体ドラム11にトナー像を形成す
るものとなっている。そして、このプロセスユニットA
は装置本体1に着脱可能に設けられている。
【0011】露光装置BはLEDヘッドを備えており、
感光体ドラム11の感光層に対して露光を行い静電潜像
を形成するものである。転写装置Cは、転写ローラを備
え、給紙装置Fにより図示しない記録紙カセットから供
給された記録紙に対して感光体ドラムに形成されたトナ
ー像を転写するものである。定着装置Dは、記録紙に転
写されたトナー像を定着させるものである。
【0012】通信装置Gは、送信原稿を光学的に読取
り、光電変換を行って画信号を発生するものである。次
にプロセスユニットAについて図1を参照して詳述す
る。なお、図1において図4と同じ部分は同じ符号を付
して示している。プロセスユニットAは、感光体ドラム
11の周囲にはその円周方向に沿って帯電装置12、現
像装置13、クリーニング装置14が配設され、これら
感光体ドラムおよび各装置12、13、14はプロセス
ユニットAの左右両側部に位置するユニットプレート2
によって支持されて構成されている。
【0013】感光体ドラム11は、例えばアルミニウム
の表面に感光層を形成したもので、図示しない回転駆動
機構により図示矢印方向に回転される。帯電装置12
は、周智のスコロトロン帯電装置などが用いられ、感光
体ドラム11の表面を所定電位に均一に帯電される。ク
リーニング装置14は、転写装置Cによる転写行程の後
に感光体ドラム11の残留するトナーを掻き落すクリー
ニングブレード15と、掻き落された廃トナーを収容す
る廃トナー収容タンク16と、クリーニングブレード1
5が掻き落した廃トナーを廃トナー収容タンク15に搬
送する搬送ローラ17と、廃トナー収容タンク16内部
のトナーが感光体ドラム11側へ逆流することを防止す
る逆流防止弁18とを備えている。
【0014】次に本発明の対象である現像装置13につ
いて参照して説明する。図中21は装置ケースで、感光
体ドラム11の長さとほぼ同じ長さを有するもので、感
光体ドラム11と平行に配置されている。装置ケース2
1はトナー溜め部22と、このトナー溜め部22に対し
て感光体ドラム11に隣接するローラ配置部23とを有
し、両部は連通孔によって連通されている。トナー溜め
部22は上面部が感光体ドラム11の軸方向に沿って開
放された矩形をなすトナー投入口24が形成されてい
る。
【0015】このトナー投入口24の周囲には水平なフ
ランジ部26が形成され、さらにトナー投入口24の長
手方向に沿うフランジ部26には夫々リブ27が形成さ
れ、これらリブ27には図8示す長孔28が形成されて
いる。なお、フランジ部26の上面にはトナー投入口2
4を囲んでスポンジなどの弾性を有するシ−ル部材29
が接着されている。
【0016】図3、図5、図6および図7にも示すよう
に30は合成樹脂で形成されたトナーパックで、トナー
投入口24とほぼ同じ大きさの平面をなす直方体からな
るもので、下面に長手方向に沿って開口31が形成され
ている。トナーパック30は開口部31の周囲にフラン
ジ部32が形成され、トナーパック30の長手方向に沿
う各フランジ部32には装置ケース21の長孔28に係
脱する爪33が形成されている。
【0017】トナーパック30の内部にはトナーが封入
され、下面開口31は樹脂フィルムからなるシ−ルシー
ト34によって封止されている。このシ−ルシート34
はトナーパック30のフランジ部32に加熱圧着によっ
て固着されたものである。図5および図6に示すように
トナーパック30に一端部には内部にトナーを充填する
ための孔42が形成され、この孔42はトナーパック3
0に接着されたシ−ル片43により封止されている。す
なわち、トナーパック30の下面開口31をシ−ルシー
ト34で封止した状態で孔42からトナーパック30内
部にトナーを充填し、その後シ−ル片43で孔42を封
止する。
【0018】なお、トナーパック30とシ−ル片43は
燃えやすい樹脂で形成されている。トナーパック30は
新しいものと交換した後は廃棄する。この場合、トナー
パック30とシ−ル片43は燃えやすい樹脂で形成され
ていると破棄物としての処分が容易且つ経済的である。
そして、このトナーパック30は後述するように装置ケ
ース21のトナー溜め部22に載せられて装着される。
すなわち、トナーパック30を装置ケース21のトナー
投入口24の上側に配置し、トナーパック30の各爪3
3を装置ケース21の各長孔28に挿入し、さらにトナ
ーパック30を長手方向に沿って移動することにより爪
33を長孔28の奥部に係合する。
【0019】この状態でトナーパック30のフランジ部
32が、装置ケース21のフランジ部28のスポンジな
どからなるシール部材29に載る。この時、爪33と長
孔28との間には上下方向においてわすかな余裕があ
り、トナーパック30が上下方向に変位することが可能
となっている。トナーパック30を装置ケース21から
取り外す場合には、上記と逆の操作を行う。
【0020】図1ないし図3に示すように装置ケース2
1のフランジ部25にはトナーパック押圧用の押圧部材
35が設けられている。押圧部材35は合成樹脂の板材
からなるもので、トナーパック30を上側から跨ぐよう
に門形をなしており、その一端には一対の枢支片36が
形成され、他端の中央には爪37が形成されている。押
圧部材35の中央部には幅方向(トナーパック長手方
向)に沿う突部35aが形成されている。また、装置ケ
ース21のトナー投入口24の長手方向に沿う一方の側
部の長手方向中央にはリブ27の外側において一対の枢
支片38が設けられており、他方のフランジ部のリブ2
7には爪37が係脱する孔39が形成されている。
【0021】押圧部材35の一端の一対の枢支片36は
装置ケース21の一対の枢支片38にピン41によって
枢支されている。これにより押圧部材35は装置ケース
21に、トナーパック30を上面に対して接近離間する
方向に回動するように支持される。押圧部材35をトナ
ーパック30を上面に対して接近する方向に回動する
と、押圧部材35の他端の爪37を装置ケース21の長
孔28に挿入係合できる。
【0022】そして、図1に示すように装置ケース21
のトナー投入口24に取り付けたトナーパック30に対
して押圧部材35を接近する方向に回動して爪37を孔
28に係合すると、押圧部材35の突部35aがトナー
パック30の上面中央(長手方向中央および幅方向中
央)を上側(外側)から押圧する。すなわち、押圧部材
35は両端が固定されて弾性力で押圧する。
【0023】このため、トナーパック30が下側に変位
してシ−ル部材29を圧縮し、トナーパック30のフラ
ンジ部26と装置ケース21のフランジ部32とがシ−
ル部材29を挟んで強固に密着する。特に押圧部材35
でトナーパック30の上面中央を押圧することにより押
圧力をトナーパック30に安定して加えることができ
る。
【0024】図2は押圧部材35によるトナーパック3
0の固定を解除した状態を示している。トナーパック3
0により装置ケース21のトナー溜め部22にトナーを
充填する場合に、前記のようにトナーパック30の爪3
3と装置ケース21の長孔28を係合し、トナーパック
30のシ−ルシート34を引き剥し下面開口31を開放
する。この時、爪33と長孔28との間には上下方向に
おいてわすかな余裕があり、トナーパック30が上下方
向に変位することが可能となっているので、シ−ルシー
ト34に加わる抵抗が小さくシ−ルシート34を軽快に
引き剥すことができる。
【0025】また、シ−ルシート引き剥し後は、前述し
たように押圧部材35でトナーパック30を押圧固定す
る。このため、トナーパック30に充填されたトナーが
トナー溜め部22に投入される時に、トナーがトナーパ
ック30にフランジ部32と装置ケース21のフランジ
部26との間からトナーが漏れ出すことがない。従っ
て、装置ケース21に係合したトナーパック30からの
シ−ルシート34の軽快な引き剥しと、装置ケース21
とトナーパック30との間からのトナー漏れの防止とを
両立することができる。
【0026】図7に示すようにシ−ルシート34をトナ
ーパック30のフランジ部32に固着するシ−ル部34
aは、トナーパック30の両端において山形とする。従
来のシ−ル部は仮想線に示す部分が存在していた。この
ため、本実施例は従来例に比較して、シ−ルシート34
を円滑に引き剥すことができシート引き剥し時にトナー
漏れが発生する恐れがない。
【0027】一方、図1に示すように装置ケース21の
ローラ配置部23には、供給ローラ44、現像ローラ4
5、現像ブレード46および受けブレード47が設けら
れている。供給ローラ44は合成樹脂からなるもので、
ローラ軸48に固定されている。ローラ軸48は装置ケ
ース21に側壁に回転自在に支持されている。現像ロー
ラ45は、合成樹脂からなるもので、ローラ軸49に固
定されている。ローラ軸49は装置ケース21に側壁に
回転自在に支持されている。現像ローラ45は供給ロー
ラ44と感光体ドラム11に接触している。
【0028】各ローラ44、45は図示しない回転駆動
機構によって図示矢印方向に回転される。供給ローラ4
4は装置ケース21のトナー溜め部22に溜められてい
るトナーを担持して現像ローラ45に搬送する。現像ロ
ーラ45は供給ローラ44から供給されたトナーを担持
して感光体ドラム11に搬送する。現像ローラ45を保
持するローラ軸49は現像ローラ45に電荷を与えるた
めに図示しない電源に接続するために、図9に示すよう
に接触子50が接触しており、この接触子50は電源側
接触子51に接触されている。接触子50は回転するロ
ーラ軸49に摺接する。
【0029】ここで、ローラ軸49は炭素工具鋼で形成
され、表面に耐食性をもたせるためにニッケルメッキ処
理が施されている。接触子50はりん青銅で形成され、
電源側接触子51と接触する部分の表面のみにニッケル
メッキ処理が施されている。これはローラ軸49をステ
ンレス鋼で形成する場合に比較して経済性が良いからで
ある。電源側接触子51はステンレス鋼で形成されてい
る。
【0030】この材料の組合せでは、接触子50がロー
ラ軸49のニッケルメッキ層を傷つけることがなく、電
源側接触子51と接触する接触子50の部分に耐食性を
もたせることがない。この実施例の材料の組合せは、供
給ローラ44にも適用でき、さらには転写ローラにも適
用できる。なお、例えばローラ軸49と接触子50と電
源側接触子51を全てステンレス鋼ので形成すると、各
接触部に黒い被膜が生じて耐食性が低下する。ローラ軸
49を炭素工具鋼の表面にニッケルメッキ処理を施して
形成し、接触子50および電源側接触子51とをステン
レス鋼で形成すると、ローラ軸49のニッケルメッキ層
が削られ、接触子50と電源側接触子51に黒い被膜が
生じる。ローラ軸49を炭素工具鋼の表面にニッケルメ
ッキ処理を施して形成し、接触子50を燐青銅の表面全
体にニッケルメッキ処理を施して形成し、電源側接触子
51をステンレス鋼で形成すると、ローラ軸49のニッ
ケルメッキ層が削られ、接触子50と電源側接触子51
との接触は良好である。ローラ軸49を炭素工具鋼の表
面にニッケルメッキ処理を施して形成し、接触子50を
燐青銅で形成し、電源側接触子51をステンレス鋼で形
成すると、ローラ軸49と接触子50の接触は良好であ
るが、接触子50に錆が生じる。
【0031】現像ブレード46は合成樹脂で形成された
もので、保持棒52に固着されている。保持棒52は現
像ブレード46を下側にした状態て、現像ローラ45の
上側においてこれと平行に配置される。保持棒52は装
置ケース21の側壁に上下方向変位可能に支持されてい
る。また、保持棒52はばね部材53により下側への力
を加えられている。このため、現像ブレード46は現像
ローラ45の表面に接触して、現像ローラ45に担持し
て搬送されるトナーを薄層化するとともに、トナーを摩
擦帯電する。
【0032】受けブレード47は例えば金属板で形成さ
れた弾性を有するものである。受けブレード47は、現
像ローラ45の下方において感光体ドラム11によった
位置で現像ローラ45と平行に設けられ、装置ケース2
1のローラ配置部22の底壁に取り付けられとともに先
端が現像ローラ45の周面に接触している。受けブレー
ド47は、ローラ配置部23のトナーが現像ローラ45
の下方から外部に漏れ出ることを防止する役目を有し、
また現像ローラ45の下方に落下したトナーを現像ロー
ラ45の回転によりローラ配置部23の内部に案内する
役目を有している。
【0033】なお、図10に示すように装置ケース21
のローラ配置部22には、現像ローラ45の両端におい
て現像ブレード46に対してトナー搬送方向上流側に周
面に接触するトナーシ−ル部材54が設けられている。
これらトナーシ−ル部材54は現像ローラ45の両端か
らトナーが外部に漏れ出ることを阻止するもので、これ
により図11に示すように現像ローラ45の感光層はト
ナーシ−ル部材54に挟まれた部分となる。
【0034】そして、図11に示すように供給ローラ4
4の長さL2 は現像ローラ45における感光層の長さL
1 より短くする。これは供給ローラ44が搬送するトナ
ーが現像ローラ45とトナーシ−ル部材54との境目か
ら漏れ出ることを阻止することに寄与するためである。
受けブレード47の長さL3 は、現像ローラ45におけ
る感光層の長さL1 の長さより短く、且つ供給ローラ4
4の長さL2 より長くする。これはローラ配置部23に
あるトナーが現像ローラ45とトナーシ−ル部材54と
の境目から漏れ出ることを阻止することに寄与するため
である。
【0035】さらに受けブレード47の感光体ドラム1
1の端部47aを上向きに屈曲してある。これは現像ロ
ーラ45とトナーシ−ル部材54との境目から漏れ出た
トナーを受けブレード47で受けた時に感光体ドラム1
1側に漏れることを抑制するためである。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明の現像装置に
よれば、装置ケースに装着したトナーパックからのシ−
ルシートの軽快な引き剥しと、装置ケースとトナーパッ
クとの間からのトナー漏れの防止とを両立することがで
きる。また、押圧手段は、簡素な構成で操作が容易であ
るとともに、トナー投入口に装着されたトナーパックを
外側から跨いた状態で他端をトナー投入口の他側部に係
脱可能に係合することにより、中央部に形成した突部で
トナーパックを押圧して安定して押圧力を加えることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例において現像装置を備えたプ
ロセスユニットを示す断面図。
【図2】現像装置においてトナーパックの固定を解除し
た状態を示す断面図。
【図3】トナーパックを固定した状態を示す平面図。
【図4】プロセスユニットを搭載したファクシミリ装置
を示す断面図。
【図5】トナーパックを示す斜視図。
【図6】トナーパックにおけるトナー充填孔部分を拡大
して示す断面。
【図7】トナーパックにおけるシ−ルシートの封着部を
示す図。
【図8】現像装置における装置ケースのトナー投入口近
傍を示す斜視図。
【図9】現像装置における現像ローラのローラ軸と接触
子との接触部を示す図。
【図10】現像装置における装置ケースに設けるトナー
シ−ル部材を示す図。
【図11】現像装置における現像ローラの感光層と供給
ローラと受けブレードとの長さの比較を示す説明図。
【符号の説明】
A…プロセスユニット、11…感光体ドラム、13…現
像装置、21…装置ケース、30…トナーパック、34
…シールシート、44…供給ローラ、45…現像ロー
ラ、46…現像ブレード、47…受けブレード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒井 清治 東京都日野市旭が丘3−1−1 株式会 社東芝日野工場内 (72)発明者 岡野 義明 東京都日野市旭が丘3−1−1 株式会 社東芝日野工場内 (72)発明者 堺 千展 東京都日野市旭が丘3−1−1 株式会 社東芝日野工場内 (72)発明者 福山 広高 東京都日野市旭が丘3−1−1 株式会 社東芝日野工場内 (72)発明者 樺井 隆人 東京都日野市旭が丘3−1−1 株式会 社東芝日野工場内 (72)発明者 佐藤 浩一郎 東京都日野市旭が丘3−1−1 株式会 社東芝日野工場内 (72)発明者 中村 鐵也 東京都日野市旭が丘3−1−1 株式会 社東芝日野工場内 (72)発明者 片方 聡 東京都日野市旭が丘3−1−1 株式会 社東芝日野工場内 (56)参考文献 特開 昭59−36268(JP,A) 実開 平1−169262(JP,U) 実開 平1−60233(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー溜め部を有しこのトナー溜めの上
    面にトナー投入口が形成された装置ケースと、下面が開
    口されこの下面開口がシールシートで封止され内部にト
    ナーが封入されたトナーパックとを具備し、このトナー
    パックが、前記トナー投入口に緩く着脱可能に装着され
    た状態で前記シールシートを剥がして封入されたトナー
    を前記トナー溜め部に投入し、その後前記トナー投入口
    を覆うものである現像装置において、前記装置ケースに
    は、前記トナーパックを取り外し可能に外側から押圧し
    て固定する押圧手段が設けられ、この押圧手段は、前記
    トナー投入口に装着された前記トナーパックを外側から
    跨ぐ門形をなし、一端が前記トナー投入口の一側部に枢
    着されるとともに他端が前記トナー投入口の他側部に係
    脱可能に係合され、中央部に前記トナーパックを押圧す
    る突部を有するものであることを特徴とする現像装置。
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