JP2915917B2 - リレーの接点バネ - Google Patents

リレーの接点バネ

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、リレーの組立工程におけるリレーの接点バ
ネに関するものである。
[従来の技術] 第5図はリレーの接点バネ1を形成する場合を示し、
多数の接点バネ1を一体とした部材2をエッチング加工
により形成している。つまり、接点バネ1を同時に多数
形成するようにしており、接点バネ1の一端が連結され
た形で多数の接点バネ1を一体とした部材2にて形成さ
れている。この接点バネ1は、エッチング加工後、メッ
キを施し、最終的には接点バネ1の基部側の切断部3を
切断金型により切断しながら、リレーに組み込みを行う
ようにしている。
[発明が解決しようとする課題] この接点バネ1は、Fe+Co合金で構成されており、非
常に硬い剤楼であるため、切断時にバリ、クラック等が
発生し易い。そのため、切断部3より発生する金属粉が
接点空間に残留し、接点部に移動し、接点障害を引き起
こすという問題があった。
本発明は、上述の点に鑑みて提供したものであって、
接点バネの切断によるバリを抑え、金属粉の接点空間へ
の残留を防止して、接点障害を削滅することを目的とし
たリレーの接点バネを提供するものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、エッチング加工をして複数の接点バネの一
端を連結した部材を構成し、この切断用の連結部分に孔
を設けたものである。
[作 用] 本構成により、部材から接点バネを切断する場合に
は、切断用の連結部分が孔により切断部分が孔により切
断部分が少なくなって切断し易く、バリの発生を無くす
ようにしている。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。第
1図に示すように、従来と同様に部材2の一部に接点バ
ネ1が一体に形成してある。接点バネ1の基部の切断部
3には四角状で細長の孔4を穿設し、孔4の両側で連結
した構造としてある。この孔4はもちろん部材2をエッ
チング加工する時に形成するものである。そして、切断
金型により孔4の両側の切断部3を切断するものであ
る。この時、切断する部分は接点バネ1の幅全長と比べ
て大幅に少なくなっており、そのため、切断部3の切断
部分は軟らかくなり、切断しても接点障害の原因となる
バリの発生をしにくくしている。また、孔4はエッチン
グ加工にて形成しているため、切断部分をできうる限り
小さくできる。更に、切断部分の上下面にエッチング加
工時の被覆の厚さを適宜に薄くすることで、切断部分の
厚さを極力薄くすることができる。
第2図は孔4の他の実施例を示し、多数の孔4を形成
したノッチ加工を施したものである。この構成によって
も、切断部3の切断部分は少なくなって、切断時のバリ
の発生をしにくくすることができるものである。
第3図及び第4図は上記接点バネ1を用いたリレーの
構造を示し、ベース11の上面には外周にコイル12を巻装
したコイルボビン13が配置してある。コイルボビン13の
内部には上記接点バネ1が遊嵌されており、接点バネ1
の一端はヨーク14と結合し、他端はL型の磁極片15,16
の間に位置している。また、一方の磁極片16側には永久
磁石17が配置してあり、各部材は下面開口で箱状のカバ
ー18にて覆設されている。また、ベース11の下面には接
点バネ1の一端と接続された共通端子19が垂下され、コ
イル端子20も垂下されている。磁極片15,16と一体化し
た端子22もベース11の下面から垂設してある。尚、磁極
片15,16の端面が接点を兼ね、コイル12、永久磁石17等
で電磁石装置を構成している。
今、コイル12が励磁されない状態では、永久磁石17の
磁束により接点バネ1は磁極片16に吸引されていて、コ
イル12が励磁されると接点バネ1は他方の磁極片15に吸
引される。そして、コイル12の励磁を遮断すると、接点
バネ1自身の復帰力により接点バネ1は復帰し、磁極片
16に吸引されて接触することになる。
[発明の効果] 本発明は上述のように、エッチング加工をして複数の
接点バネの一端を連結した部材を構成し、この切断用の
連結部分に孔を設けたものであるから、部材から接点バ
ネを切断する場合には、切断用の連結部分が孔により切
断部分が少なくなって切断し易くなり、バリの発生をし
にくくすることができ、そのため、切断によるブリの発
生が抑えられ、金属粉による接点障害(接点不良)をな
くすことができ、また、エッチング加工なので、被覆の
厚さ等により、切断面を極力薄くすることができるもの
であり、また、切断部分が従来と比べて少なくなるた
め、切断金型の寿命を延ばすことができる効果を奏する
ものである。
また、孔をノッチ加工とした場合でも上記と同様の効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の要部平面図、第2図は同上の
他の実施例の要部平面図、第3図は同上の接点バネを用
いたリレーの平断面図、第4図は同上の正断面図、第5
図は従来例の要部平面図である。 1は接点バネ、2は部材、3は切断部、4は孔である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接点と、この接点と接離する接点バネと、
    この接点バネを駆動する電磁石装置とを有するリレーに
    おいて、エッチング加工をして上記複数の接点バネの一
    端を連結した部材を構成し、この切断用の連結部分に孔
    を設けたことを特徴とするリレーの接点バネ。
  2. 【請求項2】上記孔はノッチ加工としたことを特徴とす
    る請求項1記載のリレーの接点バネ。
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