JPS617531A - 電磁引外し装置 - Google Patents
電磁引外し装置Info
- Publication number
- JPS617531A JPS617531A JP12742984A JP12742984A JPS617531A JP S617531 A JPS617531 A JP S617531A JP 12742984 A JP12742984 A JP 12742984A JP 12742984 A JP12742984 A JP 12742984A JP S617531 A JPS617531 A JP S617531A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yoke
- movable iron
- tripping device
- electromagnetic
- movable
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は電磁引外し装置に係υ特に可動鉄心と継鉄との
接触部の摩耗に対する動作特性の安定化に好適な可動鉄
心の構造に関する。
接触部の摩耗に対する動作特性の安定化に好適な可動鉄
心の構造に関する。
第1図は従来の電磁引外し装置を示す一部を破断面とし
た斜視図である。第1図において、トはL字形の継鉄、
2はそのL字形継鉄に固定された固定鉄心、3はその固
定鉄心の外側に巻装した電磁コイル、4は前記り字形継
鉄に回動支点5を中心として回動自在に支承したL字形
をなす可動鉄片、6は前記可動鉄片と一体に形成され、
先端が漏洩磁束を少゛くするためV字状に形成された継
鉄とのストッパー片、7は可動鉄片の復帰バネ、8はス
トッパー片と継鉄との接極点である。
た斜視図である。第1図において、トはL字形の継鉄、
2はそのL字形継鉄に固定された固定鉄心、3はその固
定鉄心の外側に巻装した電磁コイル、4は前記り字形継
鉄に回動支点5を中心として回動自在に支承したL字形
をなす可動鉄片、6は前記可動鉄片と一体に形成され、
先端が漏洩磁束を少゛くするためV字状に形成された継
鉄とのストッパー片、7は可動鉄片の復帰バネ、8はス
トッパー片と継鉄との接極点である。
このような構造よりなるt磁引外し装置は、前記電磁コ
イル8に過電流が流れると、第2図に示すように可動鉄
片4と固定鉄心2の間に磁束 が発生し可動鉄片4は、
復帰バネ7のばね力に抗して固定鉄心2に吸着される。
イル8に過電流が流れると、第2図に示すように可動鉄
片4と固定鉄心2の間に磁束 が発生し可動鉄片4は、
復帰バネ7のばね力に抗して固定鉄心2に吸着される。
これによシ可動鉄片の一部で回路しゃ断器の掛金を操作
し、しゃ断をさせる。従来においては実開昭57−’1
88842号公報にその1例が示されるように、可動鉄
心は磁性体のみで形成されていた。
し、しゃ断をさせる。従来においては実開昭57−’1
88842号公報にその1例が示されるように、可動鉄
心は磁性体のみで形成されていた。
そのため前記電磁引外し装置において、回動支点5と接
極点8の接触状態は漏洩磁束を少くするため点接触状態
となっている。このため初期における動作特性では各点
の漏洩磁束が少なく安定した特性が得られる。しかし、
開閉耐久などを行った場合、第3図に示すように開閉時
のしゃ断器の衝撃などによって前記各点の接触部が摩耗
し特に接極点8の接触面積が増大して漏洩磁束φ2が増
加する。
極点8の接触状態は漏洩磁束を少くするため点接触状態
となっている。このため初期における動作特性では各点
の漏洩磁束が少なく安定した特性が得られる。しかし、
開閉耐久などを行った場合、第3図に示すように開閉時
のしゃ断器の衝撃などによって前記各点の接触部が摩耗
し特に接極点8の接触面積が増大して漏洩磁束φ2が増
加する。
そのため接極点8で吸引力が発生し可動鉄片4の固定鉄
心2に吸着する動作が不安定となり、本来定格の100
〜125%で動作するものが定格の140〜150%に
ならないと動作口なくなるという問題点があった。
心2に吸着する動作が不安定となり、本来定格の100
〜125%で動作するものが定格の140〜150%に
ならないと動作口なくなるという問題点があった。
また可動鉄片4に非極性体のリベット等をカシメて、こ
れを介して継鉄1と当接する従来例もあるが部品点数、
組立工数が多く必要でコストアップとなる欠点があった
。さらに、ストッパ片6の先端がV字状であるためプレ
ス金型の寿命が短いという問題もあった。
れを介して継鉄1と当接する従来例もあるが部品点数、
組立工数が多く必要でコストアップとなる欠点があった
。さらに、ストッパ片6の先端がV字状であるためプレ
ス金型の寿命が短いという問題もあった。
本発明は、可動鉄片の初期および開閉耐久付近における
動作特性の変化が少ない安定した特性を持つ電磁列外し
装置を提供するものである。
動作特性の変化が少ない安定した特性を持つ電磁列外し
装置を提供するものである。
本発明は電磁コイルが巻装された固定鉄心と、該固定鉄
心が固定された継鉄と、該継鉄に回動自在に支持された
可動鉄心を備えて成る電磁列外し装置において、前記継
鉄および前記可動鉄心の少くとも一方が磁性体と非磁性
体の積層体により形成されたことを特徴とするものであ
る。
心が固定された継鉄と、該継鉄に回動自在に支持された
可動鉄心を備えて成る電磁列外し装置において、前記継
鉄および前記可動鉄心の少くとも一方が磁性体と非磁性
体の積層体により形成されたことを特徴とするものであ
る。
以下、本発明の実施例を第4図〜第9図により説明する
。第4図は、本発明の一実施例における電磁列外し装置
の概略構成を示す一部を破断面とした斜視図、第5図は
本実施例の主要部を示す断面図である。
。第4図は、本発明の一実施例における電磁列外し装置
の概略構成を示す一部を破断面とした斜視図、第5図は
本実施例の主要部を示す断面図である。
本実施例においては、可動鉄片14は磁性体である鉄板
14aと非磁性体である銅板14bが2層に積層された
複合材によυ形成される。この可動鉄片14の支持部で
ある支点5及び接極点8は非磁性体の層による一定間隔
の距離を持って継鉄1と接触している。なおその他の構
成は従来のものと同様である。鉄板14a1 銅板14
bの板厚はそれぞれ0.8mm、 0.1mmに設定さ
れる。
14aと非磁性体である銅板14bが2層に積層された
複合材によυ形成される。この可動鉄片14の支持部で
ある支点5及び接極点8は非磁性体の層による一定間隔
の距離を持って継鉄1と接触している。なおその他の構
成は従来のものと同様である。鉄板14a1 銅板14
bの板厚はそれぞれ0.8mm、 0.1mmに設定さ
れる。
、以上のような構成を有するものでは、電磁コイル3に
過電流が流れると、固定鉄心2と可動鉄片14とのギャ
ップに磁束受、が流れ可動鉄片14を吸引する。この可
動鉄片14に前記複合材を使用すると、しゃ断器開閉耐
久時の衝撃による振動で接触部がM粍し、第6図の如く
接触面積が増加しても継鉄1との接触点は非磁性体が接
触し続けるため磁束凱による吸引動作を妨げる漏洩磁束
髄の増加を抑えることができる。
過電流が流れると、固定鉄心2と可動鉄片14とのギャ
ップに磁束受、が流れ可動鉄片14を吸引する。この可
動鉄片14に前記複合材を使用すると、しゃ断器開閉耐
久時の衝撃による振動で接触部がM粍し、第6図の如く
接触面積が増加しても継鉄1との接触点は非磁性体が接
触し続けるため磁束凱による吸引動作を妨げる漏洩磁束
髄の増加を抑えることができる。
さらに第8図に示すように8層の複合材より成る可動鉄
片14’を用いれば、係止部5′も非磁性体を介して継
鉄と接触するようKなるため、支点部において磁束受、
による吸引動作を妨ける漏洩磁束もはほとんど流れなく
なる。
片14’を用いれば、係止部5′も非磁性体を介して継
鉄と接触するようKなるため、支点部において磁束受、
による吸引動作を妨ける漏洩磁束もはほとんど流れなく
なる。
そのだめ、磁束や、によって発生する吸引力に対する逆
吸引力の発生をおさえることができ、吸引動作に寄与す
る有効な磁束の維持を図ることができる。
吸引力の発生をおさえることができ、吸引動作に寄与す
る有効な磁束の維持を図ることができる。
本実施例によれば可動鉄片の支持部および接極点が開閉
時の衝撃や振動等で変化しても、可動鉄片は非磁性体を
介して継鉄と接するので漏洩磁束による逆吸引力の影響
を受けることがない。また、開閉耐久付近においても定
格の100〜125%の範囲での動作を続けることがで
きる。
時の衝撃や振動等で変化しても、可動鉄片は非磁性体を
介して継鉄と接するので漏洩磁束による逆吸引力の影響
を受けることがない。また、開閉耐久付近においても定
格の100〜125%の範囲での動作を続けることがで
きる。
本実施例によれば鉄板14aに銅板14bが積層されて
いるため、第7図に示すように接極点8において鋼板が
緩衝材として働き、継鉄の摩耗を少くすることができる
。なお、磁性体、非磁性体の材質及び厚さ等は上記に限
るものではない。
いるため、第7図に示すように接極点8において鋼板が
緩衝材として働き、継鉄の摩耗を少くすることができる
。なお、磁性体、非磁性体の材質及び厚さ等は上記に限
るものではない。
また、本発明の他の実施例においては第9図に示すよう
に継鉄1′を鉄板1’aと銅板1’bとの積層体より形
成してもよい。
に継鉄1′を鉄板1’aと銅板1’bとの積層体より形
成してもよい。
以上の実施例によれば、可動鉄片のストツノクー片Cの
形状を短形にすることができ、プレス金型の寿命を延ば
すことができる。さらに遮磁方法として従来の可動鉄片
や継鉄に他の部品を追加する必要がないため製造コスト
の面でも有利である。
形状を短形にすることができ、プレス金型の寿命を延ば
すことができる。さらに遮磁方法として従来の可動鉄片
や継鉄に他の部品を追加する必要がないため製造コスト
の面でも有利である。
本発明によれば可動鉄心および継鉄の少くとも1方を非
磁性体と磁性体により成る積層体によシ形成して、前記
可動鉄心が非磁性体を介して前記継鉄に接触することに
より、摩耗に伴う開閉耐久付近においても漏洩磁束の変
化が少なく、動作特性の安定した電磁引外し装置を得る
ことができる。
磁性体と磁性体により成る積層体によシ形成して、前記
可動鉄心が非磁性体を介して前記継鉄に接触することに
より、摩耗に伴う開閉耐久付近においても漏洩磁束の変
化が少なく、動作特性の安定した電磁引外し装置を得る
ことができる。
第1図は、従来の電磁引外し装置の軌路構成を示す一部
を破断面とした斜視図、第2図は、従来のt磁引外し装
置の要部を示す断面図、第8図は従来の電磁引外し装置
の接極点付近を拡大した断面図、第4図は本発明の1実
施例における電磁引外し装置の一部を破断面とした斜視
図、第5図は第4図の電磁引外し装置の要部を示す断面
図、第6図、第7図はそれぞれ本発明の1実施例の接極
点付近を拡大した断面図、第8図は可動鉄心の他の実施
例を示す断面図、第9図は本発明の他の実施例の要部を
示す断面図である。
を破断面とした斜視図、第2図は、従来のt磁引外し装
置の要部を示す断面図、第8図は従来の電磁引外し装置
の接極点付近を拡大した断面図、第4図は本発明の1実
施例における電磁引外し装置の一部を破断面とした斜視
図、第5図は第4図の電磁引外し装置の要部を示す断面
図、第6図、第7図はそれぞれ本発明の1実施例の接極
点付近を拡大した断面図、第8図は可動鉄心の他の実施
例を示す断面図、第9図は本発明の他の実施例の要部を
示す断面図である。
Claims (1)
- 電磁コイルが巻装された固定鉄心と該固定鉄心が固定さ
れた継鉄と、該継鉄に回動自在に支持された可動鉄心を
備えて成る電磁引外し装置において、前記継鉄および前
記可動鉄心の少くとも一方が磁性体と非磁性体の積層体
により形成されたことを特徴とする電磁引外し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12742984A JPS617531A (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | 電磁引外し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12742984A JPS617531A (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | 電磁引外し装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS617531A true JPS617531A (ja) | 1986-01-14 |
Family
ID=14959735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12742984A Pending JPS617531A (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | 電磁引外し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS617531A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62100664U (ja) * | 1985-12-16 | 1987-06-26 | ||
WO2014141321A1 (ja) * | 2013-03-14 | 2014-09-18 | 三菱電機株式会社 | 回路遮断器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5324469B2 (ja) * | 1975-12-11 | 1978-07-20 |
-
1984
- 1984-06-22 JP JP12742984A patent/JPS617531A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5324469B2 (ja) * | 1975-12-11 | 1978-07-20 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62100664U (ja) * | 1985-12-16 | 1987-06-26 | ||
WO2014141321A1 (ja) * | 2013-03-14 | 2014-09-18 | 三菱電機株式会社 | 回路遮断器 |
CN105190820A (zh) * | 2013-03-14 | 2015-12-23 | 三菱电机株式会社 | 电路断路器 |
CN105190820B (zh) * | 2013-03-14 | 2017-12-01 | 三菱电机株式会社 | 电路断路器 |
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