JPH09259725A - 高周波リレー - Google Patents

高周波リレー

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JPH09259725A
JPH09259725A JP5963496A JP5963496A JPH09259725A JP H09259725 A JPH09259725 A JP H09259725A JP 5963496 A JP5963496 A JP 5963496A JP 5963496 A JP5963496 A JP 5963496A JP H09259725 A JPH09259725 A JP H09259725A
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JP
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relay
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JP5963496A
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Yoichi Nakanishi
陽一 仲西
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Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H51/00Electromagnetic relays
    • H01H51/22Polarised relays
    • H01H51/2272Polarised relays comprising rockable armature, rocking movement around central axis parallel to the main plane of the armature
    • H01H51/2281Contacts rigidly combined with armature
    • H01H51/229Blade-spring contacts alongside armature

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  • Electromagnets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数,組立工数が少なく、組立作業性の
良い高周波リレーの提供を目的とする。 【解決手段】 接極子ブロック40が、接極子41と、
この接極子41の略中央部に直交するように配して接続
され、かつ、接続部43aををベースブロック20に設
けたグランド端子23の接続受け部23aに接続して回
動支点となるグランド中継端子43と、接極子41の片
側を間にして並設した一対の可動部45a,45aの一
端部に、前記接極子41の上面を跨ぐように配した平面
略コ字形のシールド用連結部45bの一端部をそれぞれ
連結するとともに、その一端部を前記支持体42にイン
サート成形で支持した可動接触片45とで構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高周波リレー、特
に、シールド構造に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来、高
周波リレーのシールド構造としては、例えば、特開昭2
−197041号公報に記載のものがある。すなわち、
図6に示すように、箱型ベース1に、コイルブロック
2、永久磁石3、接極子ブロック4、シールドブロック
5および図示しないケースを組み込んだものである。前
記接極子ブロック4は、図7に示すように、接極子6の
両側に配した略U字形状の可動接触ばね片7,8を支持
体9で一体成形するとともに、この支持体9の側面に回
動軸9aを突設したものである。
【0003】そして、前記箱型ベース1に組み込んだコ
イルブロック2の励磁,消磁に基づき、接極子ブロック
4が回動軸9aの軸心を中心に回動し、可動接触ばね片
7,8の先端部が箱型ベース1に設けた固定接点1a,
1bに交互に接触する一方、可動接触ばね片7,8の先
端部がシールドブロック5のアース接点5a,5bに交
互に接触する。しかしながら、前述の高周波リレーで
は、別体のシールドブロック5を必要とするので、部品
点数,組立工数が多く、生産性が低い。
【0004】このため、ベース1に嵌合するケース(図
示せず)の内側にシールドブロック5をあらかじめ組み
込んでおき、組立ラインにおける部品点数,組立工数を
減少し、生産性を高めた高周波リレー(特開平2−99
540公報)が提案されている。しかし、このもので
は、ベース1にケースを組み付けないと、動作特性を確
認できず、組立作業性が悪いという問題点がある。
【0005】本発明は、前記問題点に鑑み、部品点数,
組立工数が少なく、組立作業性の良い高周波リレーの提
供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる高周波リ
レーは、前記目的を達成するため、接極子の略中央部に
設けた支持体を介して可動接触片を一体化した接極子ブ
ロックが、ベースに設けた電磁石ブロックの励磁,消磁
に基づいて回動し、接点を開閉する高周波リレーにおい
て、前記接極子ブロックが、接極子と、この接極子の略
中央部に直交するように配して接続され、かつ、両端部
を前記ベースに設けたグランド端子に接続して回動支点
となるグランド中継端子と、少なくとも接極子の片側を
間にして並設した一対の可動部の一端部に、前記接極子
の上面を跨ぐように配した平面略コ字形のシールド用連
結部の一端部をそれぞれ連結するとともに、その一端部
を前記支持体で支持して前記接極子に一体化した可動接
触片とからなり、可動接触片の接点開離時に前記シール
ド用連結部が前記接極子の上面に接触する一方、可動接
触片の接点閉成時にシールド用連結部が前記ベースに突
設した当接突部に当接し、前記接極子の上面から開離す
る構成としたものである。また、前記可動接触片のシー
ルド用連結部は、前記支持体近傍に配しておいてもよ
い。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる実施形態を
図1ないし図5の添付図面に従って説明する。本実施形
態にかかる電磁継電器は、図1に示すように、電磁石ブ
ロック10に2次成形を施して形成したベースブロック
20と、永久磁石30と、接極子ブロック40と、ケー
ス50とからなるものである。
【0008】電磁石ブロック10は、図5に示すよう
に、略コ字形状の鉄芯11をインサート成形したスプー
ル12の胴部16にコイル18(図3)を巻回したもの
である。
【0009】前記スプール12は、その胴部16の両端
に形成した鍔部13,14の上端面から前記鉄芯11の
磁極部11a,11bがそれぞれ露出している。そし
て、前記鍔部13,14には一組の中継端子15,15
がそれぞれインサート成形され、そのからげ部15aが
前記鍔部13,14の両側端面からそれぞれ突出してい
る。さらに、前記スプール12は、その胴部16に形成
された中央鍔部17に、後述する永久磁石30を挿入す
るための挿入孔17aを形成してある。ただし、前記中
央鍔部17は、磁気バランスを崩すため、胴部16の中
心から鍔部13側に偏心した位置に設けられている。な
お、前記胴部16に巻回したコイル18の引き出し線は
前記中継端子15,15のからげ部15aにからげら
れ、ハンダ付けされている。
【0010】ベースブロック20は、前記電磁石ブロッ
ク10と、図示しないリードフレームとに2次成形を施
して一体化した後、リードフレームから電磁石ブロック
10を切り離して形成したものである。すなわち、前記
リードフレームは、帯状のフープ材からコイル端子2
1,22、グランド端子23、および、固定接点24
a,25aを固着一体化した固定接点端子24,25を
切り出して屈曲したものである。そして、上向きにした
前記リードフレームの裏面のうち、前記コイル端子2
1,22の先端部に電磁石ブロック10の中継端子15
を載置して溶着した後、2次成形する。さらに、前述の
各端子をリードフレームから切り離して屈曲することに
より、図1に示すように、スプール10の挿入孔17
a、グランド端子23の接続受け部23a、固定接点2
4a,25aが露出するベースブロック20が得られ
る。また、このベースブロック20の上面には、前記磁
極部11a,11bの両側から当接突部26,27がそ
れぞれ突出している。なお、ダミー端子であるコイル端
子22は、その中間部から切断され、他の端子よりも短
くなっている。
【0011】永久磁石30は、希土類を焼結して形成さ
れた略直方体形状を有するものであり、電磁石ブロック
10の挿入孔17aに上方から挿入され、その下端面を
鉄芯11の上面に当接するように組み付けた後、着磁さ
れる。
【0012】接極子ブロック40は、接極子41の略中
央部にアウトサート成形した支持体42を介してグラン
ド中継端子43および可動接触片44,45を一体化し
たものである。
【0013】前記接極子41は磁性材からなる平面長方
形の板材であり、その下面中央部に支持突部41cを突
き出し加工で形成してある(図3)。
【0014】グランド中継端子43は、導電性の薄板ば
ね材からなり、その両側端部に略T字形状の接続部43
aを延在する一方、その中央部を前記接極子41の上面
に沿うように屈曲してある(図4)。そして、前記グラ
ンド中継端子43を、前記接極子41の上面中央部に位
置決めし、その中央部を接極子41にレーザ溶接,抵抗
溶接等で仮止めした後、この接極子41に支持体42を
一体成形することにより、グランド中継端子43が一体
化される。
【0015】前記可動接触片45は、図2(a)に示す
ように、前記接極子41の両側に並設した可動部45
a,45aの一端部と、略コ字形のシールド用連結部4
5bの一端部とを連結したものであり、その一端部を支
持体42にインサート成形することにより、前記接極子
41と一体となっている。そして、前記可動部45aの
自由端部の下面には可動接点45cが設けられている。
さらに、シールド用連結部45bは、その中央部を前記
接極子41の上面に沿う形状に屈曲してある。なお、可
動接触片44は、前述の可動接触片45と同一形状を有
するものであり、可動接点44cを有する可動部44a
と、シールド用連結部44bとで形成されている(図
1)。そして、可動接触片45と同様、支持体42を介
して接極子41に一体化されている。
【0016】そして、永久磁石30の上端面に接極子4
1の支持突部41cを載置した後、ベースブロック20
にインサート成形したグランド端子23の接続受け部2
3aに、接極子ブロック40の接続部43aを溶着一体
化することにより、可動接点44c,45cが固定接点
24a,25aに交互に接離可能に対向する。
【0017】ケース50は、前記ベースブロック20に
嵌合可能な箱形状を有するものであり、天井面隅部にガ
ス抜き孔51を有している。さらに、前記ケース50
は、その側壁52の下端縁部に各端子に嵌合する切り欠
き部52a,52b,52c,52d,52eを形成し
てある。したがって、永久磁石30および接極子ブロッ
ク40を組み込んだ前記ベースブロック20にケース5
0を嵌合すると、各端子21〜25が側壁52の切り欠
き部52a〜52eにそれぞれ嵌合する。そして、ベー
スブロック20の底面にシール材(図示せず)を注入,
固化した後、ガス抜き孔51から内部ガスを吸引し、加
熱溶融して密封する。ついで、前記端子21,23,2
4,25の先端部を内方に折り曲げて表面実装型の電磁
継電器とすることにより、組み立て作業が完了する。
【0018】なお、図2(a)において、本実施形態に
かかる電磁継電器の平面部分断面図が図示されている
が、必ずしもこれに限らず、例えば、図2(b)に示す
ように、シールド用連結部45bが支持体42の近傍に
位置するものであってもよい。この実施形態によれば、
接点閉成時に伝送経路が短くなり、挿入損失が少なくな
るという利点がある。また、前述の実施形態では、端子
の先端部を内方に折り曲げて表面実装型の電磁継電器に
適用した場合について説明したが、必ずしもこれに限ら
ず、その先端部を外方に折り曲げた表面実装型の電磁継
電器に適用してもよく、あるいは、端子の先端部を折り
曲げず、そのままプリント基板のスルーホールに挿入し
て取り付ける電磁継電器に適用してもよい。
【0019】次に、前述のように組み立てられた自己復
帰型の電磁継電器の動作について説明する。まず、コイ
ル18に電圧が印加されず、電磁石ブロック10が励磁
されていない場合、永久磁石30が中心から磁極部11
a側に偏心した位置にあるので、磁気バランスが崩れて
いる。このため、接極子41の一端部41aが鉄芯11
の磁極部11aに吸着し、可動接触片44の可動接点4
4cが固定接点24aに接触するとともに、シールド用
連結部44bがベースブロック20の当接突部26に突
設して接極子41の上面から開離している。一方、接極
子41の他端部41bは鉄芯11の磁極部11bから開
離し、可動接触片45の可動接点45cが固定接点25
aから開離しているとともに、シールド用連結部45b
が接極子41の上面に接触してアースしている。
【0020】そして、前記永久磁石30の磁束を打ち消
す磁束が生じるように前記コイル18に電圧を印加する
と、鉄芯11の磁極部11aに接極子41の一端部41
aが反発するとともに、その磁極部11bが接極子41
の他端部41bを吸引する。このため、永久磁石30の
磁力に抗し、接極子41が回動し、可動接点44cが固
定接点24aから開離した後、シールド用連結部44b
が接極子41の上面に接触してアースしている。これに
つれ、シールド用連結部45bがベースブロック20の
当接突部27に当接して接極子41の上面から開離した
後、可動接点45cが固定接点25aに接触し、つい
で、接極子41の他端部41bが鉄芯11の磁極部11
bに吸着する。
【0021】ついで、前記励磁を解くと、磁気バランス
が崩れているので、永久磁石30の磁力により、前述と
逆方向に接極子ブロック40が回動し、可動接点45c
が固定接点25aから開離した後、シールド用連結部4
5bが接極子41の上面に接触してアースする。これに
つれ、シールド用連結部44bがベースブロック20の
当接突部26に当接し、シールド用連結部44bが接極
子41の上面から開離した後、可動接点44cが固定接
点24aに接触し、ついで、接極子41の他端部41a
が鉄芯11の磁極部11aに吸着し、元の状態に復帰す
る。
【0022】前述の実施形態では、自己復帰型の電磁継
電器に適用した場合について説明したが、必ずしもこれ
に限らず、自己保持型の電磁継電器に適用してもよいこ
とは勿論である。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にかかる高周波リレーによれば、接極子ブロックが従来
例のシールドブロックとしての機能を有するので、部品
点数,組立工数が減少し、生産性が向上する。特に、本
願発明にかかる可動接触片およびシールド用連結部は従
来例のシールドブロックの形状よりも簡単であり、部品
精度,組立精度が高いので、接触信頼性が向上する。ま
た、可動ブロックを組み込んだ段階で動作特性を検査で
きるので、従来例のようにケース,シールドケースを組
み付ける必要がなく、便利であり、生産性がより一層向
上する。さらに、接極子の長手方向の両側に可動接触片
を配した場合には、接極子の中央に配したグランド中継
端子によって前記可動接触片が仕切られ、シールドされ
るので、優れた高周波特性が得られる。特に、ベースの
両側中央に共通端子を配した一般のリレーに適用すれ
ば、前記共通端子をグランド端子に転用できるので、部
品の共通化を図れるだけでなく、従来例のような特殊な
端子配列とならず、設計変更が不要であり、使い勝手が
良い。そして、請求項2によれば、接点閉成時に伝送経
路が短くなるので、挿入損失が少なくなるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる高周波リレーの分解斜視図で
ある。
【図2】 図1に示した高周波リレーを示し、図(a)
は平面部分断面図、図(b)は変形例の平面部分断面図
である。
【図3】 図1に示した高周波リレーの正面部分断面図
である。
【図4】 図1に示した高周波リレーの側面断面図であ
る。
【図5】 図1に示した高周波リレーの電磁石ブロック
を示す斜視図である。
【図6】 従来例にかかる高周波リレーの分解斜視図で
ある。
【図7】 図6に示した電磁継電器の接極子ブロックの
平面図である。
【符号の説明】
10…電磁石ブロック、20…ベースブロック、23…
グランド端子、23a…接続受け部、24a,25a…
固定接点、26,27…当接突部、30…永久磁石、4
0…接極子ブロック、41…接極子、42…支持体、4
3…グランド中継端子、43a…接続部、44,45…
可動接触片、44a,45a…可動部、44b,45b
…シールド用連結部、44c,45c…可動接点。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接極子の略中央部に設けた支持体を介し
    て可動接触片を一体化した接極子ブロックが、ベースに
    設けた電磁石ブロックの励磁,消磁に基づいて回動し、
    接点を開閉する高周波リレーにおいて、 前記接極子ブロックが、接極子と、この接極子の略中央
    部に直交するように配して接続され、かつ、両端部を前
    記ベースに設けたグランド端子に接続して回動支点とな
    るグランド中継端子と、少なくとも接極子の片側を間に
    して並設した一対の可動部の一端部に、前記接極子の上
    面を跨ぐように配した平面略コ字形のシールド用連結部
    の一端部をそれぞれ連結するとともに、その一端部を前
    記支持体で支持して前記接極子に一体化した可動接触片
    とからなり、可動接触片の接点開離時に前記シールド用
    連結部が前記接極子の上面に接触する一方、可動接触片
    の接点閉成時にシールド用連結部が前記ベースに突設し
    た当接突部に当接し、前記接極子の上面から開離してい
    ることを特徴とする高周波リレー。
  2. 【請求項2】 前記可動接触片のシールド用連結部を、
    前記支持体近傍に配したことを特徴とする請求項1に記
    載の高周波リレー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100376364B1 (ko) * 1999-12-22 2003-03-15 마츠시다 덴코 가부시키가이샤 고주파 릴레이

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