JP2915277B2 - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JP2915277B2
JP2915277B2 JP6807594A JP6807594A JP2915277B2 JP 2915277 B2 JP2915277 B2 JP 2915277B2 JP 6807594 A JP6807594 A JP 6807594A JP 6807594 A JP6807594 A JP 6807594A JP 2915277 B2 JP2915277 B2 JP 2915277B2
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  • Electronic Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字装置、特に、印字
ヘッドの印字部とプラテンローラの中心部との位置合わ
せを容易にした印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ、プリンタ等の印字装置の
印字機構として、サーマルヘッド、LED(発光ダイオ
ード)ヘッド等の印字ヘッドが広く普及している。以
下、サーマルヘッドを例に挙げて従来技術を説明する。
サーマルヘッドで感熱紙を発色させて印字する場合、感
熱紙をサーマルヘッドの発熱体に押し付けるプラテンロ
ーラの中心とサーマルヘッドの発熱体を精度良く位置合
わせする必要があり、双方の位置決め手段が不可欠であ
る。そのためにU字型のプラテンローラ用ガイド溝を有
するガイド部品を放熱板を構成する支持板にネジにより
固定する方法を採用するのが一般的である。
【0003】図5は、従来のこの種のサーマルヘッドと
プラテンローラのガイド機構を示しており、図5の
(A)はその要部分解図、図5の(B)は側面構造図で
ある。図5において、放熱板を構成する支持板2には、
プラテンローラのシャフト10aを軸受11に入れたプ
ラテンローラ10をガイドするプラテンローラガイド部
1eを備えたガイド部品1を固定するネジ穴2aと位置
決め穴2bが設けられている。該サーマルヘッドにおい
て、6はセラミック基板7に発熱体3、共通電極やリー
ド電極パターン(図示せず)を設けたヘッド基板、12
はプリント配線板である。
【0004】一方ガイド部品1には、それぞれ対応する
貫通穴1aと位置決めダボ1bが設けられている。また
ガイド部品1にはサーマルヘッド自体をフレームに固定
する支持部1c、固定突起1dを備えている。
【0005】この従来のサーマルヘッドにおいて、前記
ガイド部品1の上面をサーマルヘッドの支持板2の裏面
に合わせて、ネジ5にて固定する方法が採用されてい
る。このような構成において、サーマルヘッドの前記支
持板2にネジ穴加工等の二次加工が必要となるだけでな
く、前記支持板2とガイド部品1の位置合わせととも
に、ガイド部材1を取り付けるためのネジ締め作業を行
わなければならないので、その組み立て作業効率が悪化
する。さらに、前記ガイド部品1を支持板2の裏面に取
り付けることによりサーマルヘッド自体の厚みが増して
サーマルヘッド自体の小型化に繋がらない。
【0006】そこで、前記問題点を解決するために図3
及び図4に示すようなサーマルヘッドが提案されてい
る。図3に示すように、プラテンローラガイド部4a、
支持部4c、固定突起4dを備え、留め具4bを設けた
1つの挿入部4fを持つガイド部品4を支持板2に設け
た固定穴2eに押し込むことにより固定するか、図4に
示すように、留め具4eを持つ2個の挿入部4g及び4
hを備えるガイド部品4を、2個の固定溝2g及び2h
を備える支持板2のこれら固定溝に押し込むことにより
固定する。
【0007】このサーマルヘッドの構造は、サーマルヘ
ッド自体の厚みを低減できるが、プラテンローラのガイ
ド部品自体が印字ヘッドの支持板2に取り付けられるた
め、その分高さが増して必ずしもサーマルヘッド全体の
小型化に繋がらない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記問題点
に鑑み、サーマルヘッドの支持板に従来のような固定方
法を採らなくても、プラテンローラの中心と印字ヘッド
の発熱体、発光ダイオードアレイ等の印字部との位置合
わせを精度良く且つ容易に行え、しかも印字ヘッドを支
持する支持板の加工も最小限にすることで安価な印字装
置を提供する点にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明印字装置は、印字
ヘッドと、その両側面を貫く円状溝を有する印字ヘッド
支持板と、前記円状溝に挿入された印字ヘッド支持板ガ
イドピンと、プラテンローラと、プラテンローラ取り付
けガイド及び印字ヘッド支持板取り付けガイドを形成し
たフレームとを備え、前記印字ヘッド支持板取り付けガ
イドに前記印字ヘッド支持板ガイドピンを挟み込んで前
印字ヘッド支持板を取り付け、且つ、前記プラテンロ
ーラ取り付けガイドに前記プラテンローラを取り付け
て、前記印字ヘッドが備える印字部とプラテンローラの
中心部との位置合わせを行う。
【0010】
【実施例】図1及び図2は、本発明の実施例を示してお
り、図1の(A)は要部分解図、図1の(B)は側面構
造図、図2は要部斜視図である。前記従来例と同一部分
又は相当部分には同一符号を付して説明する。本発明の
技術的思想は、プラテンローラを取り付けるガイド溝を
有するガイド部品を印字ヘッド自体の支持板から切り離
した点にある。以下、図1及び図2に基づいて、本発明
印字装置における印字ヘッドの印字部とプラテンローラ
の中心との位置合わせ機構を説明する。
【0011】図1の(B)において、プラテンローラ1
0は、シャフト10aに軸受11を入れ、フレーム15
に形成したシャフトガイド部15aに挟み込むことによ
り位置合わせされる。そして、前記フレーム15は、サ
ーマルプリンタの基台16にネジ等で固定されている。
【0012】一方、図1の(A)において、サーマルヘ
ッドの支持板2の両側面に設けられた円状溝2cにガイ
ドピン14の一端14aから押し込み、該ガイドピン1
4のサーマルヘッドから突出した部分14bを前記フレ
ーム15にL字状に形成したピンガイド15bに沿うよ
うに嵌め込むことで、フレーム15を介してプラテンロ
ーラ10の中心とサーマルヘッドの発熱体3の位置合わ
せを行う。したがって、フレーム15に形成するピンガ
イド15b及びシャフトガイド部15aを精確に形成す
ることにより位置合わせ精度を向上できる。
【0013】また、前記支持板2の両端には溝2dが形
成されており、該溝2dで基台16に固定した支軸板9
を挟むことにより、基台16にネジ17で固定した板バ
ネ8で前記支持板2を押し付けるときの支点とする。こ
の実施例では、図2に示すように、支軸板9は基台16
に固定され、フレーム15に形成した穴を貫通して前記
溝2dに挟まれているが、フレーム15に固定しても良
い。さらに、前記板バネ8をフレーム15に固定しても
良い。
【0014】サーマルヘッドの使用時は、発熱体3は常
に感熱紙を介してプラテンローラ10に押し当てられて
いるが、感熱紙を交換する場合等は、サーマルヘッドを
プラテンローラ10から離脱させる必要がある。その時
前記ガイドピン14は、前記フレーム15のピンガイド
15bの横方向終端で止まり、サーマルヘッドの脱落を
防止するように、例えばL字状に形成する。
【0015】ところで、前記サーマルヘッドの支持板2
は、一般にアルミニューム等の金属を金型による押出又
は引抜加工により断面方向に連続的な形状に形成され
る。そのため、支持板2の断面形状は、例えば前記円状
溝2cを持つ形状としても、ある程度自由な断面形状を
比較的容易に形成することができる。また、前記フレー
ム15に形成するピンガイド15b及びシャフトガイド
部15aは一枚の金属板等に打ち抜き加工等で精確に形
成できるため、前記位置合わせ精度の向上に容易に繋が
る。
【0016】本発明は、印字ヘッドとしてサーマルヘッ
ドに限ることなく、LEDヘッド等プラテンローラを必
要とする印字装置に広く適用することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明は、印字ヘッドを設ける支持板に
形成した溝または穴に、プラテンローラと発熱体の位置
合わせを目的とするガイドピンを嵌め込んでフレームに
設けたガイドに取り付ける構成としたので、支持板にプ
ラテンローラガイド部品を取り付けるネジ穴等の二次加
工を必要としない。
【0018】さらに、印字ヘッド及びプラテンローラを
同じフレームに形成したガイドに取り付けて位置合わせ
するようにしたから、印字ヘッドとプラテンローラのフ
レームへの取り付け時の印字ヘッドの印字部とプラテン
ローラの中心との位置合わせの精度は、フレームに形成
するガイドだけで決まり、精度良く且つ容易に前記位置
合わせを行える印字装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明印字装置の要部分解図及び要部断面図で
ある。
【図2】本発明印字装置の要部斜視図である。
【図3】サーマルヘッドの従来のプラテンローラガイド
部品の第1の例の説明図である。
【図4】サーマルヘッドの従来のプラテンローラガイド
部品の第2の例の説明図である。
【図5】サーマルヘッドの従来のプラテンローラガイド
部品の第3の例の説明図である。
【符号の説明】
2 印字ヘッド支持板 3 発熱体 6 ヘッド基板 7 セラミック基板 8 板バネ 9 支軸板 10 プラテンローラ 12 プリント配線板 14 ガイドピン 15 フレーム 15a プラテンローラガイド 15b ピンガイド 16 基台

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッドと、その両側面を貫く円状溝
    を有する印字ヘッド支持板と、前記円状溝に挿入された
    印字ヘッド支持板ガイドピンと、プラテンローラと、プ
    ラテンローラ取り付けガイド及び印字ヘッド支持板取り
    付けガイドを形成したフレームとを備え、前記印字ヘッ
    ド支持板取り付けガイドに前記印字ヘッド支持板ガイド
    ピンを挟み込んで前記印字ヘッド支持板を取り付け、且
    つ、前記プラテンローラ取り付けガイドに前記プラテン
    ローラを取り付けて、前記印字ヘッドが備える印字部と
    プラテンローラの中心部との位置合わせを行う印字装置
    において、前記印字ヘッド支持板に溝を設け、該溝に支軸板を挟
    み、前記印字ヘッド支持板をばねで前記プラテンローラ
    に押し付けることを特徴とする印字装置。
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