JP2878009B2 - 感熱印画装置 - Google Patents

感熱印画装置

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JP2878009B2
JP2878009B2 JP34537091A JP34537091A JP2878009B2 JP 2878009 B2 JP2878009 B2 JP 2878009B2 JP 34537091 A JP34537091 A JP 34537091A JP 34537091 A JP34537091 A JP 34537091A JP 2878009 B2 JP2878009 B2 JP 2878009B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばサーマルプリ
ンタヘッドなど、熱を発生して感熱印画を行う感熱印画
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は典型的な従来例のサーマルプリン
タ1の断面図であり、図7はサーマルプリンタ1の底面
図である。サーマルプリンタ1はセラミックなど電気絶
縁性材料から成る絶縁基板2と、絶縁基板2が接着剤層
3を介して固定されるアルミニウムなどの金属を加工し
て得られる放熱板4とを含むサーマルヘッド5を備え
る。前記絶縁基板2上には多数の発熱素子6が図6紙面
と垂直方向に直線状に配列される。この発熱素子6を印
画データに対応して個別的に発熱駆動する駆動回路素子
7は保護膜8で被覆される。
【0003】一方、放熱板4上には前記絶縁基板2に外
部からコネクタ9を介して印画データおよび各種制御信
号を入力するための外部配線基板10が固着される。外
部配線基板10から駆動回路素子7にわたる範囲はヘッ
ドカバー11で被覆される。前記放熱板4の絶縁基板2
と反対側端面には複数のねじ孔12が深さd1で形成さ
れる。この放熱板4は、サーマルヘッド5をサーマルプ
リンタ1の図示しない機体フレームに角変位自在に装着
するための取付部材13に固定される。取付部材13に
はねじ孔12に対応する位置に挿通孔14がそれぞれ形
成され、この挿通孔14を介して、ねじ15がねじ孔1
2に螺着され、サーマルヘッド5が取付部材13に固定
される。前記発熱素子6にはプラテンローラ16が当接
し、間に感熱記録紙17を挟んで感熱印画を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例のサーマル
プリンタ1では、サーマルヘッド5をねじ15を用いて
取付部材13に装着する。このため、放熱板4に図6お
よびその拡大断面図である図8に示すように、複数のね
じ孔12を形成する必要がある。取付部材13に十分な
強度でサーマルヘッド5を装着する必要があるため、こ
のねじ孔12の深さd1および有効長d2の低減化は困
難であり、したがって放熱板4の厚みを抑制できず、サ
ーマルヘッド5の小形化が困難であるという課題を有し
ている。また、取付部材13のサーマルヘッド5と反対
側にねじ15の頭部が突出することになり、サーマルプ
リンタ1を構成する他の構成部品との衝突が生じる場合
があり、信頼性が低下するという課題を有している。
【0005】本発明の目的は、上述の技術的課題を解消
し、構成の小形化を図ることができるとともに、信頼性
が格段に向上される感熱印画装置を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、熱を発生して
感熱印画を行う複数の印画素子が直線状に配列された配
線基板を放熱部材を介して取付部材に取着して成る感熱
印画装置において、前記放熱部材はその側面に溝部を有
し、該溝部に挟圧片の一端を係止せしめるとともに、他
端で前記取付部材を挟圧させ、取付部材を放熱部材に一
体的に固定させることを特徴とする感熱印画装置であ
る。
【0007】
【作用】本発明に従う感熱印画装置は、印画素子が直線
状に配列される配線基板と、当該配線基板が一端面に固
定される放熱部材とを備える。放熱部材の配線基板と反
対側端面には、取付部材を装着する。また取付部材を放
熱部材に装着した後、一端部が放熱部材の前記溝部に係
合した挟圧片を用いて取付部材と放熱部材とを挟圧して
一体的に固定する。
【0008】すなわち本発明では、従来技術におけるよ
うに放熱部材に固定用のねじが螺合するねじ孔を形成す
る必要が解消され、放熱部材の板厚を可及的に抑制して
構成の小形化を図ることができる。また取付部材から前
記固定用のねじの頭部が突出する事態が防止されてお
り、これにより前記ねじの突出部位が他の構成部品に接
触して故障を誘発し、信頼性が低下する事態を防止する
ことができる。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の一実施例のサーマルプリン
タ21の断面図であり、図2はサーマルプリンタ21の
使用状態の正面図であり、図3はサーマルプリンタ21
の右側面図である。サーマルプリンタ21はセラミック
など電気絶縁性材料から成る絶縁基板22と、絶縁基板
22が接着剤層23を介して固定されるアルミニウムな
どの金属を加工して得られる放熱板24とを含むサーマ
ルヘッド25を備える。前記絶縁基板22上には多数の
発熱素子26が図1紙面と垂直方向に直線状に配列され
る。この発熱素子26を印画データに対応して個別的に
発熱駆動する駆動回路素子27は保護膜28で被覆され
る。
【0010】一方、放熱板24上には前記絶縁基板22
に外部からコネクタ29を介して印画データおよび各種
制御信号を入力するための外部配線基板30が固着され
る。外部配線基板30から駆動回路素子27にわたる範
囲はヘッドカバー31で被覆される。
【0011】前記放熱板24は後述するような構造によ
って取付部材32に一体的に固定される。取付部材32
はサーマルヘッド25をサーマルプリンタ21の図示し
ない機体フレームに枢軸33のまわりに角変位自在に取
付け、サーマルヘッド25は取付部材32のサーマルヘ
ッド25と反対側に一端が固定された押圧ばね34のば
ね力によってプラテンローラ35に押圧される構成とな
る。すなわちプラテンローラ35との間で感熱記録紙3
6を挟圧し、感熱印画を行う。
【0012】図4は本実施例の放熱板24の正面図であ
り、図5は挟圧片37の斜視図である。これらの図面を
併せて参照する。放熱板24は絶縁基板22が乗載され
る凹所38を有し、凹所38内に装着された絶縁基板2
2の上面は外部配線基板30の上面とほぼ同一となる。
放熱板24の側部において、記録紙36の前記搬送方向
上流側端面と下流側端面とにおいて、放熱板24を前記
長手方向にそれぞれ貫通する溝39,40が形成され
る。
【0013】溝39,40はそれぞれ同一の深さW1で
あって、各底部39a,40aの図4上下方向長さは長
さT1に定められる。溝39,40の前記凹所38と反
対側の内周面は、外方に向かうに従いしだいに図4上方
側に傾斜するテーパ面41,42として構成される。各
テーパ面41,42は図4左右方向と角度θを成し、各
外方側端部は高さT2にそれぞれ形成される。
【0014】放熱板24の前記凹所38と反対側端面に
は放熱板24をその長手方向、すなわち図4の紙面方向
と垂直方向に貫通し、深さT3の窪み43が形成され
る。窪み43の図4左右側端部は幅W2,W3の支持壁
44,45として構成される。なお、この窪み43を形
成した場合、放熱板24上での取付部材32のズレが防
止できるという点で望ましい。
【0015】取付部材32の矩形板状の取付部32aを
放熱板24の前記窪み43に収納し、図5に示した挟圧
片46を各溝39,40毎に例として2個ずつ用い、放
熱板24の長手方向両端部付近にそれぞれ装着すること
により、放熱板24と取付部材32とを固定する。
【0016】このような挟圧片37は弾発性を有する合
成樹脂材料あるいは金属材料から形成され、ほぼ横向き
U字状を成す。すなわち放熱板24と取付部材32との
側部に臨む平板状の連結部46と、連結部46の上下端
に円弧状に弯曲して連なり、連結部46から離れるに従
い、相互に近接方向に弯曲するとともに最大近接状態を
通過して後は、再び相互に離反方向に弯曲して変位する
形状をそれぞれ有する一対の挟圧部47,48とを含ん
で構成される。
【0017】本実施例においてサーマルプリンタ25を
組立てるには、放熱板24上に接着剤層23を塗布した
後、絶縁基板22および外部配線基板30を固着し、そ
の上にヘッドカバー31を取付ける。このようにして構
成されたサーマルヘッド25において、一端が枢軸33
を介してサーマルプリンタ21の図示しない機体フレー
ムに角変位自在に装着されている取付部材32を放熱板
24の窪み43に嵌合し、本実施例では4個の挟圧片3
7の一端を放熱板24の溝39,40に長手方向両端部
付近に2個ずつ装着する。この後、挟圧片47を放熱板
24側に強く押圧することにより挟圧部47,48がば
ね力に抗して相互に拡開し、挟圧片37の挟圧部48が
取付部材32の放熱板24と反対側端面に到達して係合
する。
【0018】このようにして本実施例のサーマルプリン
タ21は、サーマルヘッド25の放熱板24を取付部材
32に装着するに際して、従来技術の項で説明したよう
なねじ止め作業が不要となり、放熱板24におけるねじ
孔が不要となる。したがって放熱板24の板厚を従来よ
りも格段に減少することができ、サーマルヘッド25、
したがってサーマルプリンタ21の構成の小形化を図る
ことができる。さらに本実施例では、従来例のようにね
じを用いないので、ねじの頭部が取付部材32のサーマ
ルヘッド25と反対側から突出する事態が防止され、サ
ーマルプリンタ21に含まれる他の構成要素との衝突が
防止され、信頼性を格段に向上することができる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、放熱部材
の配線基板と反対側端面には窪みが形成され、取付部材
を当該窪みに装着する。また取付部材を放熱部材に装着
した後、一端部が放熱部材の前記溝に係合した挟圧片を
用いて取付部材と放熱部材とを一体的に固定する。
【0020】すなわち本発明では、従来技術におけるよ
うに放熱部材に固定用のねじが螺合するねじ孔を形成す
る必要が解消され、放熱部材の板厚を可及的に抑制して
構成の小形化を図ることができる。また前記取付部材か
ら固定用のねじの頭部が突出する事態が防止されてお
り、これにより前記突出部位が他の構成部品に接触して
故障を誘発し、信頼性が低下する事態を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のサーマルプリンタ21の断
面図である。
【図2】本実施例のサーマルプリンタ21の使用状態を
説明する正面図である。
【図3】サーマルプリンタ21の右側面図である。
【図4】放熱板38の正面図である。
【図5】挟持片37の斜視図である。
【図6】従来例のサーマルプリンタ1の断面図である。
【図7】サーマルプリンタ1の底面図である。
【図8】放熱板4の拡大断面図である。
【符号の説明】
21 サーマルプリンタ 22 絶縁基板 24 放熱板 25 サーマルヘッド 32 取付部材 37 挟圧片 38 凹所 39,40 溝 43 窪み

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱を発生して感熱印画を行う複数の印画
    素子が直線状に配列された配線基板を放熱部材を介して
    取付部材に取着して成る感熱印画装置において、 前記放熱部材はその側面に溝部を有し、該溝部に挟圧片
    の一端を係止せしめるとともに、他端で前記取付部材を
    挟圧させ、取付部材を放熱部材に一体的に固定させるこ
    とを特徴とする感熱印画装置。
JP34537091A 1991-12-26 1991-12-26 感熱印画装置 Expired - Fee Related JP2878009B2 (ja)

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