JP2913614B2 - ロール状記録紙の保持構造 - Google Patents

ロール状記録紙の保持構造

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JP2913614B2
JP2913614B2 JP6014683A JP1468394A JP2913614B2 JP 2913614 B2 JP2913614 B2 JP 2913614B2 JP 6014683 A JP6014683 A JP 6014683A JP 1468394 A JP1468394 A JP 1468394A JP 2913614 B2 JP2913614 B2 JP 2913614B2
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    • B65H2301/413Supporting web roll
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばファクシミリ
装置などの記録装置に用いられ、ロール状に巻回されて
いる記録紙を保持するための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置などにおいて、ロール
状の記録紙が記録紙として用いられる場合、記録紙の両
端部にそれぞれスプールが挿通され、各スプールが筺体
内に設けられる支持部材によって保持されて、記録紙
は、筺体内部に備えられる。このようにして構成される
ロール状の記録紙の保持構造では、巻回された記録紙を
プラテンローラなどで引出す際に、支持部材に取付けら
れたばねなどによって、一対のスプールを軸方向に相互
に近接するように押圧し、各スプールのフランジ部と記
録紙の各端面との摩擦による摩擦力から張力を得ること
によって、記録紙の巻き癖を取っている。したがって、
前記摩擦力を得るためには、スプールの回転を阻止する
必要がある。
【0003】スプールの回転を阻止するための典型的な
従来技術は、図11および図12に示される。本従来技
術では、ロール状の記録紙1に挿入される第1軸部2
と、記録紙1の端面に摺接するフランジ部3と、支持部
材4の溝5に嵌り込む第2軸部6とから成るスプール7
において、第2軸部6に軸方向に沿って互いに平行なカ
ット面8を形成し、図12に示されるように、第2軸部
6が溝5に嵌込まれた場合、第2軸部6のカット面8と
溝5に設けられるカット面9とが接合することによっ
て、スプール7の回転を阻止している。
【0004】図13および図14に示される他の従来技
術では、上述のように構成されるスプール7および支持
部材4において、スプール7の第2軸部6の外周面に
は、前記カット面8に代り単一の凹所10が設けられ、
これに対応して支持部材4の溝5には、前記カット面9
に代り、凹所10に嵌り込む単一の凸起11が設けられ
る。スプール7の第1軸部2が記録紙1に挿入され、ス
プール7の第2軸部6が溝5に嵌込まれ、記録紙1が引
出されると、スプール7は、図14(1)に示されるよ
うに、矢印12の方向へ記録紙1の回転に伴って回転す
る。図14(2)に示されるように、凹所10と凸起1
1とが嵌り合うまでスプール7は回転し、凹所10と凸
起11とが嵌り合うと、スプール7の回転は阻止され
る。
【0005】さらに他の従来技術として、実開平1−4
5639が提案されている。本従来技術では、図15で
示されるように、スプール12は、フランジ13の両面
から相互に離反するようにして形成され、先端部に支持
部材の溝に載置される載置部14a,15aが形成され
る第1および第2軸部14,15において、フランジ1
3と載置部14a,15aとの間には、それぞれ軸線方
向に沿って複数の平板状のストッパ16,17が周方向
に等間隔に形成される。ここで、第1軸部14に形成さ
れるストッパ16と第2軸部15に形成されるストッパ
17とは軸線方向の長さが相互に異なっており、紙幅の
異なる複数種類の記録紙に対応できるようになってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記図11および図1
2で示されるスプール7の第2軸部6にカット面8を設
ける従来技術では、記録紙1の装填の際に、第2軸部6
のカット面8と溝5のカット面9とを合わせて、第2軸
部6を溝5に嵌め込む必要があるために、記録紙1を装
填するための操作が煩雑になるという課題がある。
【0007】また、図13および図14で示されるスプ
ール7の第2軸部6に単一の凹所10を設ける従来技術
では、第2軸部6の凹所10と溝5の凸起11とを合わ
せる必要がないために、記録紙1のセットの際の操作性
は向上しているが、凹所10と凸起11とが嵌り合うま
でスプール7は回転するので、それまで記録紙1に適切
な張力が得られないという課題がある。さらに、第2軸
部6の凹所10は、記録紙1およびスプール7の重さに
よって凸起11と嵌り合うのであるが、消費されて径が
小さくなり重さの軽くなった記録紙1を再セットするな
どの場合、記録紙1の重さが軽いために、凹所10が凸
起11にうまく嵌まらず、記録紙1の張力が得られない
という課題がある。
【0008】図15に示される従来技術では、ストッパ
16,17によって円筒状の基体の内周面とスプール1
2との摩擦力は大きくなるけれども、このストッパ1
6,17は、スプール12の回転を阻止するためのもの
ではなく、さらには、支持部材の溝とスプール12の載
置部14a,15aとの当接部にも、スプール12の回
転を阻止するための手段が何ら講じられていない。
【0009】本発明の目的は、上述の課題を解決し、操
作性が向上され、かつスプールの装填後すぐにスプール
の回転を阻止し、記録紙に対して適切な張力を与えるこ
とができるロール状記録紙の保持構造を提供することで
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、円筒状の基体
に巻回された記録紙を、前記基体の両端部にそれぞれ保
持部材をそれぞれ挿通し、該保持部材を支持部材で支持
することによって保持するようにしたロール状記録紙の
保持構造において、保持部材の少なくともいずれか一方
は、半径方向外方側に拡径されたフランジ部を有し、そ
のフランジ部の外周面には、周方向に沿って予め定める
配列ピッチで半径方向外方に臨む凸起または凹所のいず
れか一方が形成され、フランジ部の外周面に当接する前
記支持部材の部分には、前記配列ピッチに基づく配列ピ
ッチで前記凸起または前記凹所に係合する凹所または凸
起のいずれか他方が、円弧状に半径方向内方に臨んで形
成され、支持部材には、保持部材を、基体の軸線方向内
方にばね力で押圧する押圧部材が保持部材に臨んで設け
られ、このばね力によって、フランジ部は、基体および
記録紙の端面に摩擦接触することを特徴とするロール状
記録紙の保持構造である。
【0011】また本発明の前記凹所は、複数の凸起間に
亘って形成され、かつ前記凸起の配列ピッチは凹所の配
列ピッチの整数倍であることを特徴とする。
【0012】
【0013】
【作用】本発明に従えば、円筒状の基体の両端部に挿入
される一対の保持部材の少なくともいずれか一方は、フ
ランジ部を有し、このフランジ部の外周面には、その外
周面に周方向に沿って予め定める配列ピッチで、半径方
向外方に臨む凸起または凹所のいずれか一方が形成さ
れ、フランジ部の外周面に当接する支持部材の部分に
は、前記配列ピッチに基づく配列ピッチで、前記凸起ま
たは前記凹所に係合する凹所または凸起のいずれか他方
が円弧状に半径方向内方に臨んで形成される。
【0014】したがって、記録紙が巻回された基体の両
端部に保持部材を挿入し、保持部材を支持部材に載置す
るだけで、記録紙がわずかに回転すると保持部材と支持
部材とに形成される凸起と凹所とがすぐさま噛合うの
で、保持部材の載置と同時に保持部材の回転を阻止し、
速やかに適切な張力を得ることができる。また、操作者
がわざわざ凸起と凹所との位置を合わせなくともよいの
で、操作性を向上することができる。さらに本発明に従
えば、支持部材には、押圧部材が設けられ、この押圧部
材によって保持部材を、基体の軸線方向内方にばね力で
押圧し、このばね力によって、フランジ部は、基体およ
び記録紙の端面に摩擦接触する。したがってロール状記
録紙に前記摩擦接触によって、適切な張力を与えること
が確実に可能になる。しかも本発明に従えば、この支持
部材に設けられる押圧部材は、保持部材に臨んで設けら
れる。これによって記録紙が巻回された基体に挿通され
た保持部材を、フランジ部の凸起または凹所のいずれか
一方が、支持部材の円弧状に半径方向内方に臨んで形成
された凹所または凸起のいずれか他方に係合する動作
と、その保持部材が押圧部材を押圧する動作とが同時に
行われるので、操作者による記録紙の装着が容易であ
り、操作性が良好である。
【0015】好ましくは、凸起の配列ピッチは凹所の配
列ピッチの整数倍になるようにして形成され、かつ凹所
は複数の凸起間に亘って形成される。したがって、保持
部材と支持部材との当接部において、複数の凸起のう
ち、少なくともいずれか1つを速やかに凹所に嵌め込む
ことができる。
【0016】
【0017】
【実施例】図1は本発明の一実施例の保持装置21の構
成を示す斜視図であり、図2はその保持装置21が用い
られるファクシミリ装置22の斜視図である。ファクシ
ミリ装置22においては、通話回線を介して伝送された
画像情報が記録紙26に記録される。記録紙26は、後
述するように、円筒状の基体24に巻回されて、スプー
ル23およびスプリング34などから成る保持装置21
によって保持されてファクシミリ装置22に装填されて
おり、ファクシミリ装置22本体内で画像情報が記録さ
れた後に排出口25から排出される。
【0018】保持装置21は、基体24の両端部に挿入
され、記録紙26を支持する一対のスプール23と、ス
プール23を保持するための一対の収納凹所29が設け
られる筺体27とを備えて構成される。
【0019】図3は保持装置21に備えられるスプール
23の斜視図であり、図4はスプール23の正面図であ
り、図5はスプール23の側面図である。スプール23
は、互いに連通する第1軸部28および第2軸部30
と、フランジ部31とから成る。フランジ部31は、第
1軸部28と第2軸部30との接続部から半径方向外方
側に拡径されて形成され、外周面には周方向に沿って所
定の配列ピッチで複数の凸起32がフランジ部31の半
径方向外方に臨んで設けられる。図4に示すように第1
軸部28と第2軸部30との軸線方向に沿った長さL1
とL2とは互いに異なっており、第1軸部28および第
2軸部30のいずれを基体24に挿入するかを選択する
ことによって異なる紙幅の記録紙26に対応可能となっ
ている。
【0020】これに対応して筺体27には、後述するよ
うに、各スプール23の第2軸部30がそれぞれ収納凹
所29に嵌め込まれたときに凸起32と噛合う複数の凹
所33と、第1軸部28が収納凹所29に嵌め込まれた
ときに凸起32と噛合う複数の凹所35とが、フランジ
部31の外周に沿って、円弧状に半径方向内方に臨んで
設けられる。また、一対の収納凹所29のいずれか一方
には、たとえば板ばねなどで実現される押圧部材34が
備えられる。押圧部材34は、支持部材である筺体27
に、スプール23の第2軸部30に臨んで設けられる。
【0021】図6は記録紙26が装填された状態での保
持装置21の構成を示す断面図であり、図7は図6にお
ける切断線A−Aから見た保持装置21の断面図であ
る。なお、図6および図7では各スプール23の第1軸
部28が基体24に挿入された状態を示す。各スプール
23が基体24に挿入されて、スプール23の第2軸部
30が筺体27の収納凹所29に嵌め込まれると、フラ
ンジ部31の凸起32と筺体27に設けられる凹所33
とが噛合い、スプール23の回転が阻止されるのと同時
に、一方の収納凹所29に備えられる押圧部材34によ
って第2軸部30の端面が基体24の軸線方向内方へ押
圧されて各フランジ部31が基体24および記録紙26
の端面に押圧される。図示しないプラテンローラなどに
よって記録紙26が引出され、それに伴って基体24お
よび記録紙26が回転すると、基体24および記録紙2
6の端面とフランジ部31との摺接部に摩擦力が発生
し、記録紙26に対して適切な張力が与えられる。
【0022】ここで、筺体27に設けられる凹所33お
よび35は、スプール23に設けられる複数の凸起32
間に亘って、かつ凸起32間に整数個配列されるよう
に、凸起32の配列ピッチW2よりも短い配列ピッチW
1で設けられる。これによって、スプール23が筺体2
7に備えられる際、図7(1)または図7(2)に示さ
れるように、スプール23がその周方向に任意の回転位
置で筺体27に装填されても、少なくとも1つの凸起3
2が凹所33および35のいずれかに噛合うことができ
る。
【0023】したがって、操作者は、記録紙26の装填
にあたって、スプール23の回転を阻止するために、わ
ざわざ凸起32と凹所33または35とを合わせる必要
がないので、記録紙26の装填操作の操作性を向上する
ことができる。
【0024】また、凹所33および35は、凸起32よ
りも短い配列ピッチで設けられるために、凸起32が凹
所33および35に嵌りやすくなっている。また第1お
よび第2軸部28,30よりも大径のフランジ部31に
凸起32を設けることによって、消費されて重さの軽く
なった記録紙26を装填する際にも、凸起32が凹所3
3および35に嵌りやすく、かつ外れにくくし、確実に
スプール23の回転を阻止することができ、記録紙26
に適当な張力を与えることができる。
【0025】なお、本実施例では一対のスプール23の
両方に凸起32を設けるようにしているが、いずれか一
方にだけ凸起32を設けるようにしてもよい。
【0026】図8は、本発明の他の実施例の保持装置2
1aの構成を示す断面図であり、図1〜図7の保持装置
21と対応する部分には同一の参照符号を付す。保持装
置21aにおいて特徴とする点は、スプール23のフラ
ンジ部31の外周に、所定の配列ピッチW1aで複数の
凹所33aが設けられ、筺体27には凹所33aと噛合
う凸起32aが少なくとも1つ設けられる点である。図
8では凸起32aは配列ピッチW2aで3つ設けられて
いる。スプール23の第2軸部30が筺体27の収納凹
所29に嵌め込まれると、筺体27に設けられた凸起3
2aとスプール23の凹所33aとが噛合い、スプール
23の回転を阻止する。
【0027】なお、保持装置21および21aでは、ス
プール23のフランジ部31に凸起32または凹所33
aを設けたけれども、凸起32または凹所33aを第1
軸部28と第2軸部30とにそれぞれ設け、それらが嵌
め込まれる筺体27の収納凹所29に前記凸起32また
は凹所33aと噛合う凹所33または凸起32aを設け
て、スプール23の回転を阻止するようにしてもよい。
【0028】図9は本発明のさらに他の実施例の保持装
置21bの構成を示す斜視図であり、図10は記録紙2
6を装填した状態での保持装置21bの構成を示す断面
図である。図9および図10において図1〜図7に示さ
れる保持装置21と対応する部分には同一の参照符号を
付す。保持装置21bにおいて特徴とする点は、筺体2
7aにおいて記録紙26を収納する収納凹所27bの底
面27cが平板状に形成されている点である。
【0029】各スプール23の第1軸部28および第2
軸部30のいずれか一方が基体24に挿入され、第1軸
部28および第2軸部30のいずれか他方が筺体27a
の収納凹所29aに嵌め込まれると、少なくとも1つの
凸起32が凹所33bまたは35aと噛合い、スプール
23の回転が阻止される。図10では基体24に第1軸
部28が挿入されて凸起32と凹所33bとが噛合った
状態を示しているが、第2軸部30が基体24に挿入さ
れた場合には、凸起32には凹所35aが噛合う。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、保持部材
のフランジ部の外周面に複数の凸起または凹所のいずれ
か一方が設けられ、保持部材を支持する支持部材には前
記凸起または凹所と係合する凹所または凸起のいずれか
他方が設けられるので、操作者が記録紙の装填を行う
際、わざわざ凸起と凹所とを合わせなくとも、保持部材
を支持部材の所定の位置へ載置し、記録紙がわずかに回
転するだけで、凸起と凹所とが噛合い、保持部材の回転
を阻止することができ、操作性を向上することができ
る。すなわち本発明によれば、フランジ部の外周面に、
半径方向外方に臨む凸起または凹所のいずれか一方が形
成され、支持部材には円弧状に半径方向内方に臨む凹所
または凸起のいずれか他方が形成されるので、フランジ
部の凸起または凹所のいずれか一方が、支持部材の凹所
または凸起のいずれか他方に、容易に噛み合うことがで
き、操作性が良好である。しかも本発明によれば、支持
部材にはまた、保持部材に臨んで押圧部材が設けられ、
したがって支持部材に記録紙を装着するとき、押圧部材
が保持部材を押圧し、このばね力によってフランジ部が
基体および記録紙の端面に摩擦接触するので、このこと
によってもまた、操作性が向上され、記録紙に適切な張
力を与えることが容易に可能になる。
【0031】また本発明によれば、凹所は、複数の凸起
間に亘って、かつ該凹所の配列ピッチの整数倍が凸起の
配列ピッチとなるように設けられるので、複数の凸起の
うち、少なくともいずれか1つを速やかに凹所に嵌め込
むことができる。
【0032】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の保持装置21の構成を示す
斜視図である。
【図2】保持装置21が用いられるファクシミリ装置2
2の斜視図である。
【図3】保持装置21に備えられるスプール23の斜視
図である。
【図4】スプール23の正面図である。
【図5】スプール23の側面図である。
【図6】記録紙26を装填した状態での保持装置21の
構成を示す断面図である。
【図7】図6における切断線A−Aから見た保持装置2
1の断面図である。
【図8】本発明の他の実施例の保持装置21aの構成を
示す断面図である。
【図9】本発明のさらに他の実施例の保持装置21bの
構成を示す斜視図である。
【図10】記録紙26を装填した状態での保持装置21
bの構成を示す断面図である。
【図11】第1の従来技術の構成を示す斜視図である。
【図12】第1の従来技術の構成を示す断面図である。
【図13】第2の従来技術の構成を示す斜視図である。
【図14】第2の従来技術の構成を示す断面図である。
【図15】第3の従来技術の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
21,21a,21b 保持装置 22 ファクシミリ装置 23 スプール 24 基体 26 記録紙 27,27a 筺体 29,29a 収納凹所 32,32a 凸起 33,33a,33b 凹所 34 押圧部材 35,35a 凹所
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 16/06 H04N 1/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の基体に巻回された記録紙を、前
    記基体の両端部にそれぞれ保持部材をそれぞれ挿通し、
    該保持部材を支持部材で支持することによって保持する
    ようにしたロール状記録紙の保持構造において、 保持部材の少なくともいずれか一方は、半径方向外方側
    に拡径されたフランジ部を有し、そのフランジ部の外周
    面には、周方向に沿って予め定める配列ピッチで半径方
    向外方に臨む凸起または凹所のいずれか一方が形成さ
    れ、 フランジ部の外周面に当接する前記支持部材の部分に
    は、前記配列ピッチに基づく配列ピッチで前記凸起また
    は前記凹所に係合する凹所または凸起のいずれか他方
    が、円弧状に半径方向内方に臨んで形成され、 支持部材には、保持部材を、基体の軸線方向内方にばね
    力で押圧する押圧部材が保持部材に臨んで設けられ、 このばね力によって、フランジ部は、基体および記録紙
    の端面に摩擦接触することを特徴とするロール状記録紙
    の保持構造。
  2. 【請求項2】 前記凹所は、複数の凸起間に亘って形成
    され、かつ前記凸起の配列ピッチは凹所の配列ピッチの
    整数倍であることを特徴とする請求項1記載のロール状
    記録紙の保持構造。
JP6014683A 1994-02-08 1994-02-08 ロール状記録紙の保持構造 Expired - Fee Related JP2913614B2 (ja)

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