JPS6211874Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6211874Y2
JPS6211874Y2 JP8123982U JP8123982U JPS6211874Y2 JP S6211874 Y2 JPS6211874 Y2 JP S6211874Y2 JP 8123982 U JP8123982 U JP 8123982U JP 8123982 U JP8123982 U JP 8123982U JP S6211874 Y2 JPS6211874 Y2 JP S6211874Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
hub
key
ring member
tape winding
tape
Prior art date
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Expired
Application number
JP8123982U
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English (en)
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JPS58184438U (ja
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Publication date
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Priority to JP8123982U priority Critical patent/JPS58184438U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は回転軸又は固定軸などの支軸に連結
したリング部材の外周にテープ巻回用ハブが軸方
向から簡単に係脱できるようにしたテープ巻回用
ハブの支持構造において、テープ巻回用ハブが回
転中に軸心方向にズレ動くことを確実に防止する
ようにしたものである。
例えば磁気テープカートリツジに組込まれる磁
気テープは広幅の原反テープから細幅に裁断され
て一般にナブ規格のハブに巻取られる。そのハブ
は巻取軸から抜き外されて次の磁性面研磨工程な
どに移され、磁気テープが別のハブに巻取られ
る。そして、最終的に該ハブから磁気テープは所
定量繰り出されてカートリツジケース内のテープ
リールに巻取られて行く。このように、この種の
テープ巻回用ハブは支軸に頻繁に抜き差しされる
ので、これら支軸に対する支持構造は従来一般に
次のようになつていた。
第6図および第7図において、各種処理装置の
支軸に予め連結されるリング部材1の外周面3箇
所に等ピツチで内広がりの切欠き2を軸心方向
(幅方向)の全長にわたつて形成し、この切欠き
2に抜止め段部3を有するキー4を軸心方向から
挿入し、リング部材1の前後端面に抜止めリング
5,5をねじ止めして各キー4の軸心方向への抜
止めを図つて各キー4を半径方向に一定範囲内で
移動自在に支持し、切欠き2の底部とキー4との
間に前後一対のスプリング6,6を内装し、該ス
プリング6,6で各キー4を外方に突出付勢す
る。そして、テープ巻回用ハブ7は内周面の3箇
所に等ピツチで係止凹部8を形成したナブ規格の
ハブを使用し、このハブ7をリング部材1の外周
に軸心方向から挿嵌してキー4をスプリング6に
抗して退入変位させ、次にハブ7を任意の方向に
回転させて各キー4を各係止凹部8に係入させる
ことでリング部材1とハブ7を一体化するように
なつている。
しかるに、従来のリング部材1の各キー4の外
周面は前後の両端が斜めに落とされていて、ハブ
7の軸心方向からの挿嵌が容易に行えるようにな
つていた。
そのため、ハブ7はリング部材1に外嵌止着さ
れた状態において軸心方向に移動可能であり、ハ
ブ7にテープが多量に巻かれたような場合に、テ
ープ張力の変動などが加わるとスラスト力が作用
し、ハブ7がリング部材1上で軸心方向にズレ動
き、外れないまでもハブ7に巻かれたテープのロ
ール巻き層に巻き乱れが生じ、これが次にテープ
を繰り出すときに各種の障害を生じる原因になつ
ていた。
この考案は、かかる事実に着目して、リング部
材1のキー4の外表面形状に改良を加え、リング
部材1にテープ巻回用ハブ7を外嵌止着した状態
下でハブ7が軸心方向に位置ずれするのを確実に
規制するようにしたものである。
第1図ないし第5図は本考案の具体例を示して
おり、その基本形態は冒述した従来構造のものと
変るところはなく、共通部品は符号を同じにして
ある。なお、第4図において、符号10はリング
部材1が2個のボールベアリング11を介して遊
転自在に支持される支軸であり、12はテープ巻
回用ハブ7に巻かれたテープを示している。。
さて、本案キー4の外表面には軸心方向の前後
両端部に、前後面が傾斜面に形成された山形突起
13,13を一体に突設し、この突起13,13
の間にハブ7が係入してハブ7の軸心方向の位置
決めを図るようにしたものである。
因に、各キー4の周方向幅は係止凹部8の周方
向幅よりも大きく形成されていて、第3図に示す
如く、キー4はその周方向の一端縁のみが係止凹
部8に係入し、キー4の周方向の他端縁はスプリ
ング6で外方に押圧されてハブ7の内周面に圧接
する。そしてこの圧接力が3箇所で外方に働いて
ハブ7のガタつきを抑制している。
なお、図示例のハブ7はフランジを有しないナ
ブ規格のハブを例示したが、フランジを有するも
のであつてもよいことは云うまでもない。
以上説明したように、この考案によれば、リン
グ部材1の外周面に突出付勢状態で装着したキー
4の軸心方向の両端部に山形の突起13,13を
設けたので、従来と同様にキー4を押し込みなが
らハブ7を軸心方向から簡単に嵌係合できるもの
でありながら、ハブ7を両山形突起13,13の
間にまで完全に挿嵌すると、両突起13,13に
よつてハブ7が軸心方向に対して位置決め係止状
態に置かれることになり、したがつて運転中にハ
ブ7が軸心方向にズレ動いたり、ハブ回転軸心が
傾斜するといつたトラブルを完全に防止でき、テ
ープ12を巻き乱れなく、ハブ7に巻取つたり、
ハブ7から繰り出したりできる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案の具体例を示して
おり、第1図は分解斜視図、第2図は一部切欠き
正面図、第3図はリング部材にテープ巻回用ハブ
を装着した状態での一部切欠き正面図、第4図は
第3図におけるA−A線断面図、第5図は本考案
の構成部材のひとつであるキーの斜視図である。
第6図および第7図は従来構造例を示しており、
第6図は一部切欠き正面図、第7図は第6図にお
けるB−B線断面図である。 1……リング部材、2……切欠き、4……キ
ー、6……スプリング、7……テープ巻回用ハ
ブ、8……係止凹部、10……支軸、12……テ
ープ、13……山形突起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 支軸10に連結されるリング部材1の外周に
    軸心方向からテープ巻回用ハブ7を係脱自在に
    嵌係合するについて、リング部材1の外周面の
    数箇所にキー4を半径方向に移動自在に抜止め
    支持するとともに、各キー4を外方に突出付勢
    するスプリング6を内装し、各キー4の軸心方
    向の両端部の外表面に前後が傾斜面に形成され
    た山形突起13,13を設け、テープ巻回用ハ
    ブ7の内周面に形成した係止凹部8にキー4を
    係入せしめてリング部材1に対するテープ巻回
    用ハブ7の回転止めを図り、各キー4の両端部
    の山形突起13,13間に前記ハブ7を係入せ
    しめてテープ巻回用ハブ7の軸心方向の位置決
    めを接当規制するようにしたことを特徴とする
    テープ巻回用ハブの支持構造。 (2) キー4の周方向幅が、係止凹部8の周方向幅
    よりも大きい実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の支持構造。 (3) テープ巻回用ハブ7が、ナブ規格のハブであ
    る実用新案登録請求の範囲第1項または第2項
    記載の支持構造。
JP8123982U 1982-05-31 1982-05-31 テ−プ巻回用ハブの支持構造 Granted JPS58184438U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8123982U JPS58184438U (ja) 1982-05-31 1982-05-31 テ−プ巻回用ハブの支持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8123982U JPS58184438U (ja) 1982-05-31 1982-05-31 テ−プ巻回用ハブの支持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58184438U JPS58184438U (ja) 1983-12-08
JPS6211874Y2 true JPS6211874Y2 (ja) 1987-03-23

Family

ID=30090358

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8123982U Granted JPS58184438U (ja) 1982-05-31 1982-05-31 テ−プ巻回用ハブの支持構造

Country Status (1)

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JP (1) JPS58184438U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014234247A (ja) * 2013-05-31 2014-12-15 株式会社セイワ 巻芯支持装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58184438U (ja) 1983-12-08

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