JPH11139633A - 原紙ロール支持装置 - Google Patents

原紙ロール支持装置

Info

Publication number
JPH11139633A
JPH11139633A JP31351197A JP31351197A JPH11139633A JP H11139633 A JPH11139633 A JP H11139633A JP 31351197 A JP31351197 A JP 31351197A JP 31351197 A JP31351197 A JP 31351197A JP H11139633 A JPH11139633 A JP H11139633A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base paper
paper roll
main body
rod
supporting device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31351197A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Ueno
建夫 上野
Eikichi Sato
栄吉 佐藤
Hiroyuki Nagae
浩行 長江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MIZUNAMI SEIKI KK
Original Assignee
MIZUNAMI SEIKI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MIZUNAMI SEIKI KK filed Critical MIZUNAMI SEIKI KK
Priority to JP31351197A priority Critical patent/JPH11139633A/ja
Publication of JPH11139633A publication Critical patent/JPH11139633A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Unwinding Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 同じ部材を使用して幅の異なる原紙ロールの
交換を行うことができること、及び原紙ロールを常に安
定して走行させることが可能な原紙ロール支持装置を提
供する。 【解決手段】 原紙ロールRの芯材19内に挿入されて
原紙ロールRと一体化されるとともに一端側に軸受部材
4内に取り付け可能な軸部26を有するロッド材21
と、原紙ロールRの端面に当接される鍔状の部分を有し
てロッド材21上にスライド可能に取り付けられている
とともにロッド材21上に表裏面を切り換えてスライド
配置すると鍔状の部分を異サイズの幅に合った位置に切
り換えできるスプール材22とでなる支持装置本体20
を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装
置、複写機、プリンタ又は孔版印刷機等に使用されるロ
ール状をした記録紙である原紙ロールを回転可能に支持
する原紙ロール支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の原紙ロールは、A4版
サイズ,B4版等サイズ等と言うように幅の異なるもの
が用意されている。これらの記録紙は芯材に巻回されて
原紙ロールとして作られていて、このロールの状態で用
紙セット凹部内にセットされ、上記芯材の下側から上記
記録紙を必要量だけ引き出しながら記録を行うようにな
っている。しかし、この構造では、巻径の大きさによっ
て引き出し時に記録紙に加わる負荷が異なり、巻径の大
きさによっては原紙ロールの回転がスムースに行われず
破損が生じたりする虞がある。また、その一方では用紙
が引き出される量よりも原紙ロールが早く回転されて用
紙セット凹部内で踊り、弛みが生じたりすることも少な
くなかった。
【0003】そこで、今日ではロッド状をした支持装置
本体が用意され、この支持装置本体を芯材に通すととも
に、芯材の両側からそれぞれフランジを支持装置本体に
装着し、かつ上記支持装置本体をフレーム側の軸受部に
回転可能に取り付けてなる構造も提案されている。この
構造では、支持装置本体上に原紙ロールを用紙セット凹
部の底面より浮かせて配置しているので、原紙ロールの
巻径の大小にかかわらず原紙ロールを常に安定して走行
させることができ、原紙ロールの破損等が生じないもの
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
支持装置本体は、同じ幅の原紙ロールに適用されるもの
であり、B4版サイズとA4版サイズと言うように、幅
が異なる場合には別に用意された支持装置本体と交換し
なければならない。このため、各幅に対応している複数
種の支持装置本体を用意しておかなければならないと言
う問題点があった。
【0005】本発明は、このような従来の技術に存在す
る問題点に着目してなされたものであって、その目的は
同じ部材を使用して幅の異なる原紙ロールの交換を行う
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、 原紙ロールの芯材内
に挿入可能なロッド材と、前記ロッド材に設けられ、異
サイズの原紙ロール幅に合わせて原紙ロールの端面に当
接される位置を切り換え配置可能なスプール材とを備え
たことを要旨とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の原紙ロール支持装置において、前記スプール材にはロ
ッド材がスライド可能に挿入され、ロッド材がそのスラ
イド方向へ移動するのを規制する規制手段を設けたこと
を要旨とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の原紙ロール支持装置において、前記規制手段は、ロッ
ド材がその軸線周りに回転するのを規制するものである
ことを要旨とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べ
る実施形態は、本発明の好適な具体例であるから技術的
に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲
は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載
がない限り、これらの実施形態に限られるものではない
ものである。
【0010】図1乃至図3は本発明に係る原紙ロール支
持装置の一実施形態を示すもので、図3は原紙ロール支
持装置の上面図、図1は幅の大きな例えばB4版サイズ
の原紙ロールをセットした状態で示す図3のA−A線に
沿う断面図、図2は幅の小さな例えばA4版サイズの原
紙ロールをセットした状態で示す図3のA−A線に沿う
断面図である。
【0011】図1乃至図3において、符号1は左右に分
かれて配置されている一対のフレームで、各フレーム1
は互いに面を向かい合わせた状態にして、例えば孔版印
刷機等のハウジング(不図示)に固定して取り付けられ
る。また、両フレーム1は、略左右対称な形で形成され
ている。
【0012】図1乃至図4に示すフレーム1側の構成を
説明すると、各フレーム1は、垂直に配置される側面1
aと、この側面1aの上部より外側に向かって直角に折
り曲げられている上面1bとを一体に有している。ま
た、原紙ロールRがセットされる位置に対応して、開口
窓2が上面1bから側面1aにわたって連続して設けら
れているとともに、側面1aの内側には軸受部材4が取
り付けられ、上面1bにはテンションバネ5が取り付け
られている。
【0013】軸受部材4は、平板状をした部材でなり、
開口窓2の幅よりも若干小さな幅で形成されているスリ
ット6が、上面より途中の位置まで設けられている。こ
のスリット6の底面部分6aは後述する軸部26が載置
される軸受部分として使用される。また、この軸受部材
4には、フレーム1側に設けられているねじ穴7に対応
して取付穴8が設けられている。そして、この取付穴8
をねじ穴7に対応させて、ビス9を取付穴8側からねじ
穴7にねじ止めすることによって固定される。なお、軸
受部材4がフレーム1に取り付けられた状態では、スリ
ット6は開口窓2の内側に位置しており、このスリット
6内に収納される軸部26がフレーム1と接触しないよ
うにして保持することができる構造になっている。
【0014】テンションバネ5は、フレーム1の上面1
bに当接して配置される取付部5aと、この取付部5a
の先端側より略直角に折り曲げられた当接部5bを一体
に有して断面略L字状に形成されているとともに、中央
部分には当接部5bの下端側から取付部5aに向かって
スリット状の切り込み17が形成されている。なお、こ
の切り込み17の幅S2(図4参照)は軸受部材4にお
ける突出部分4aの左右幅S1(図4参照)よりも長く
形成されている。また、取付部5aにはフレーム1側の
上面1bに形成されているねじ穴10に対応して取付用
の長穴11が設けられている。
【0015】そして、このテンションバネ5は、長穴1
1をねじ穴10に対応させて取付部5aを上面1bに当
接させ、ビス12を長穴11側からねじ穴10にねじ止
めすることによって固定される。なお、図1乃至図3
は、このようにしてテンションバネ5をフレーム1に取
り付けた状態を示している。また、フレーム1に取り付
けられた状態で、かつ原紙ロールRが取り付けられる前
の状態では、テンションバネ5の先端が軸受部材4の一
端側よりも中心側に斜めに大きく突出された状態となる
ように、取付部5aに対する当接部5bの折り曲げ角度
が設定されている。
【0016】原紙ロールRは帯状に連続して作られてお
り、これを円筒状をしている芯材19の外周に所定数巻
回させてロール体として形成されていて、先端を必要な
量だけ引き出して使用することができる構造になってい
る。また、セットされる場合には、原紙ロールRの両端
部分に支持装置本体20を装着し、この支持装置本体2
0を介して一対のフレーム1の間にセットされる。
【0017】図5乃至図12には支持装置本体20の構
造をより詳細に示している。そこで、図5乃至図12と
共に図1乃至図3に示す支持装置本体20の構造をさら
に詳細に説明すると、支持装置本体20は、それぞれ合
成樹脂で作られているロッド材21とスプール材22と
で構成されている。
【0018】ロッド材21は、一方の端面21a側が閉
じられ他方の端面側が開口されて、内部が空洞のドラッ
グカップ状に形成されている。また、本体部分21bの
外径寸法は、原紙ロールRの芯材19の内径寸法に略等
しく形成されていて、その本体部分21bを芯材19の
筒内に差し込んで取り付けることができる状態になって
いる。なお、その芯材19内に差し込まれる本体部21
bの先端側(一方の端面21aとは反対側)には、この
先端側を先細状にして、芯材19内への挿入を簡単にす
るためのテーパー23が形成されている。
【0019】さらに、本体部21aの外周面で、かつ互
いに180度変位した位置には、それぞれ本体部21a
の軸線に沿ってスライド用の溝24が一定の幅で形成さ
れている。この溝24はロッド材21の先端側から始ま
って端面21aに到達する位置まで連続して形成されて
いるが、端面21aに到達する直前の部分24aにおけ
る深さは他の部分よりも浅く形成されていて、この部分
24aの手前側に段差24b(図11参照)を設けた構
造になっている。また、段差24bと略90度変位した
各位置には、それぞれストッパー用の突起25が一体に
形成されている。
【0020】一方、ロッド材21の閉じられた端面21
aには、その中心から外側に突出された状態にして軸部
26がロッド材21と一体に形成されている。この軸部
26の外径寸法は、フレーム1側の軸受部材4のスリッ
ト6の幅と略等しく設定されいて、この軸部26をスリ
ット6内に落とし込んで軸受部分となる底面部分6aに
セットできる構造になっている。
【0021】スプール材22は、中心にロッド材21を
挿入させるための穴27を有したドーナツ状の円板(鍔
状体)として形成されている。また、穴27の部分に
は、ロッド材21の溝24に対応して、スプール材22
の一面22a側から略直角に突出された状態にしてガイ
ド片28が一体に形成されている。なお、このガイド片
28の厚みは溝24の深さに略等しく設定されていると
ともに、幅は溝24の幅に略等しく設定されている。し
たがって、ガイド片28を溝24に係合させて、この溝
24内でガイド片28をスライドさせることができる構
造になっている。さらに、穴27の部分において、スプ
ール材22の他面22b側には、ロッド材21の突起2
5と対応した位置に、この突起25を受け入れるための
凹所29が形成されている。また、この凹所29の深さ
は、突起25の厚みに略等しく設定されている。なお、
この実施形態において、前記段差24b、突起25、ガ
イド片28及び凹所29により規制手段が構成されてい
る。
【0022】このように形成された支持装置本体20
は、ガイド片28に溝24を対応させると、スプール材
22の穴27内にロッド材21を差し込むことができ
る。また、ロッド材21をスプール材22の穴27内に
差し込む形式としては、図7及び図8に示すようにスプ
ール材22の他面22b側から差し込む方法と、図11
及び図12に示すようにスプール材22の一面22aか
ら差し込む方法の何れもが可能であり、この形式は原紙
ロールRの幅によって選択されるものであって、またオ
ペレータ等が自由に差し込み直すことができるものであ
る。
【0023】そして、スプール材22の他面22b側か
らロッド材21を差し込む場合は、図8に示すようにガ
イド片28に溝24を対応させて穴27内にロッド材2
1を挿入させると、突起25が凹所29内に当接して移
動規制されるまで挿入させることができる。図7は、こ
の状態を示しており、突起25の全てが凹所29内に受
け入れられてスプール材22の他面22bと略面一な状
態で配置される。また、ガイド片28も全てが溝24内
に受け入れられて、ロッド材21の本体部21bにおけ
る外周面と略同じ高さ位置に配置される。なお、この図
7に示す形式で組み立てられた支持装置本体20は、以
下の説明では「B4版態様の支持装置本体20」と言
う。
【0024】一方、スプール材22の一面22a側から
ロッド材21を差し込む場合は、図12に示すようにガ
イド片28に溝24を対応させて穴27内にロッド材2
1を挿入させる。すると、この場合では図11に示すよ
うに、ガイド片28の先端が段差24bに当接して移動
規制されるまで挿入させることができる。なお、この図
10に示す形式で組み立てられた支持装置本体20は、
以下の説明では「A4版態様の支持装置本体20」と言
う。
【0025】また、このA4版態様の支持装置本体20
として組み立てられた場合のスプール材22からロッド
材21の軸部26の端面までの距離L1(図11参照)
は、B4版態様の支持装置本体20として組み立てられ
た場合におけるスプール材22からロッド材21の軸部
26の端面までの距離L2(図7参照)よりも長く、B
4版サイズの幅をW1、A4版サイズの幅をW2とする
と、その差(W1−W2)の2分の1、すなわち[(W
1−W2)/2]だけ長く設定してある。したがって、
その距離L1,L2を変えることによってB4版サイズ
とA4版サイズの間での幅の違いを吸収できる構造にし
てある。
【0026】次に、支持装置本体20を使用して原紙ロ
ール支持装置にB4版サイズの原紙ロールRとA4版サ
イズの原紙ロールRをセットする場合の動作を説明す
る。 (1)B4版サイズの原紙ロールRをセットする場合:
まず、ロッド材21とスプール材22との間を図7に示
すようにB4版態様に組み替えた支持装置本体20を2
本用意し、これをB4版サイズの原紙ロールRの芯材1
9の両側から1本づつ、それぞれ原紙ロールRの端面に
鍔状の部分としてのスプール材22の一面22aが当接
して移動規制されるまで差し込む。
【0027】次いで、この支持装置本体20を取り付け
た原紙ロールRを一対のフレーム1との間にセットす
る。この場合、支持装置本体20の両側共、ロッド材2
1の軸部26を軸受部材4のスリット6に各々対応さ
せ、一対のフレーム1との間に原紙ロール記録感材Rを
落とし込む。この落とし込むとき、フレーム1側から突
き出しているテンションバネ5の当接部5bにロッド材
21の端面21aがぶつかるが、当接部5bはそれ自身
の弾性により撓んで逃がされ、これにより軸部26がス
リット6の底面部分6a上に載るまで落とし込まれて位
置決めされる。これにより、B4版サイズの原紙ロール
Rのセットが完了する。
【0028】図1は、このようにしてB4版サイズの原
紙ロールRをセットしている状態を示しており、芯材1
9の下側から原紙ロールRの巻終わり端を引くと、原紙
ロールRと支持装置本体20を一体に回転させながら引
き出すことができ、引き出しながら記録を行うことがで
きる。また、引き出されるとき、各ロッド21の端面
に、それぞれ対向しているフレーム1側からテンション
バネ5の当接部5bが当接されているので、この当接さ
れている力が回転に対する適度な負荷になるとともに、
支持装置本体20を定位置に保持しておく力となる。こ
れにより、回転が安定し、引き出し力が与えられた分だ
け原紙ロールRを引き出すことができる。
【0029】これに対して、原紙ロールRを取り外す場
合には、そのセットされている原紙ロールRを上方に引
いて持ち上げると、ロッド材21の軸部26を軸受部材
4のスリット6内から脱出させて取り外すことができ
る。
【0030】(2)A4版サイズの原紙ロールRをセッ
トする場合:まず、B4版サイズの原紙ロールRに取り
付けていた2本の支持装置本体20をB4版サイズの原
紙ロールRからそれぞれ取り外す。続いて、各支持装置
本体20におけるロッド材21とスプール材22との間
を図11に示すようにA4版態様に組み替え直す。組み
替えが終わったら、これをA4版サイズの原紙ロールR
の芯材19の両側から1本づつ、それぞれ原紙ロールR
の端面にスプール材22が当接して移動規制されるまで
差し込む。
【0031】次いで、この支持装置本体20を取り付け
た原紙ロールRを一対のフレーム1との間にセットす
る。この場合も支持装置本体20の両側共、ロッド材2
1の軸部26を軸受部材4のスリット6に各々対応さ
せ、一対のフレーム1との間に原紙ロール記録感材Rを
落とし込む。この落とし込むとき、B4版サイズのとき
と同じように、フレーム1側から突き出しているテンシ
ョンバネ5の当接部5bにロッド材21の端面21aが
ぶつかるが、当接部5bはそれ自身の弾性により撓んで
逃がされ、これにより軸部26がスリット6の底面部分
6a上に載るまで落とし込まれて位置決めされる。これ
により、A4版サイズの原紙ロールRのセットが完了す
る。
【0032】図2は、このようにしてA4版サイズの原
紙ロールRをセットしている状態を示しており、芯材1
9の下側から原紙ロールRの巻終わり端を引くと、原紙
ロールRと支持装置本体20を一体に回転させながら引
き出すことができ、引き出しながら記録を行うことがで
きる。また、引き出されるとき、各ロッド材21の端面
に、それぞれ対向しているフレーム1側からテンション
バネ5の当接部5bが当接されているので、この当接さ
れている力が回転に対する適度な負荷になるとともに、
支持装置本体20を定位置に保持しておく力となる。こ
れにより、回転が安定し、引き出し力が与えられた分だ
け用紙を引き出すことができる。
【0033】これに対して、このA4版サイズの原紙ロ
ールRを取り外す場合には、B4版サイズの場合と同様
に、その原紙ロールRを上方に引いて持ち上げると、ロ
ッド材21の軸部26を軸受部材4のスリット6内から
脱出させて取り外すことができる。
【0034】本実施形態における効果を以下に示す。 ・ロッド材21上にスプール材22をその両面22a,
22bの向きを変えてセットすることによって、同じ支
持装置本体20を、B4版サイズの原紙ロールRを支持
するのに適した支持装置本体20として使用したり、A
4版サイズの原紙ロールRを支持するのに適した支持装
置本体20としても使用することができる。このため、
幅が異なる原紙ロールR毎に複数種類の支持装置本体2
0を用意しなくても済むので、部品の共通化を図ること
ができる。
【0035】・スプール材22の一面22a側からロッ
ド材21を差し込む場合には、ガイド片28の先端を段
差24bに係合することにより、ロッド材21がそのス
ライド方向へ移動するのを規制した。又、スプール材2
2の他面22b側からロッド材21を差し込む場合は、
突起25を凹所29に係合することにより、ロッド材2
1がスライド方向へ移動するのを規制した。従って、原
紙ロールRを安定した状態で支持できる。
【0036】・ガイド片28と段差24bとの係合、又
は突起25と凹所29との係合により、ロッド材21が
その軸線周りに回転するのを規制したため、原紙ロール
Rをよりいっそう安定した状態で支持できる。
【0037】・原紙ロールRと一体に回転するロッド材
21の端面(側面)に対してテンションバネ5を押し付
け、回転に対する適度な負荷と、支持装置本体20を定
位置に保持しておく力を常に与えているので、原紙ロー
ルRの回転を安定させることができる。
【0038】なお、前記実施形態は次のように構成して
もよい。 ・ロッド材21にその軸線方向に延びる突条部を設け、
ガイド片28にその軸線方向に延びる溝部を設ける。そ
して、突条部と溝部との係合によりロッド21とスプー
ル材22とを着脱すること。
【0039】・溝24及びガイド片28を一つ又は3つ
以上にすること。 ・突起25及び凹所29を一つ又は3つ以上にするこ
と。 ・前記実施形態では、B4版サイズの原紙ロールRとA
4版サイズの原紙ロールRとをセットする場合について
説明したが、勿論、これ以外の組み合わせであっても良
い。
【0040】・前記実施形態では、孔版印刷機に適用し
た場合について説明したが、これ以外の例えばファクシ
ミリ、複写機、プリンタ等で原紙ロールを使用する場合
に適用しても良い。
【0041】次に、前記実施形態から把握できる請求項
以外の技術的思想について、それらの効果とともに記載
する。 (1)前記規制手段は複数設けられ、各規制手段は等間
隔に配置されている請求項2又は3に記載の原紙ロール
支持装置。この構成によれば、スプール材22にロッド
材21を簡単に装着できるとともに、よりいっそう安定
して原紙ロールを保持できる。
【0042】(2)支持装置本体を原紙ロールに接近す
る方向へ付勢する付勢部材(テンションバネ5)を設け
たことを特徴とする請求項1に記載の原紙ロール支持装
置。この構成によれば、原紙ロールRの回転を安定させ
ることができる。
【0043】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果が期待できる。請求項1に記載の
発明によれば、同じ部材を使用して幅の異なる原紙ロー
ルの交換を行うことができ、部品の共通化を図ることが
できる。
【0044】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、規制手段によりロッド材
をそのスライド方向へ移動規制するようにしたため、安
定して原紙ロールを支持できる。
【0045】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
に記載の発明の効果に加えて、規制手段によりロッド材
をその回転方向へも移動規制するようにしたため、より
いっそう安定して原紙ロールを支持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】B4版サイズの原紙ロールをセットした状態を
示す断面図。
【図2】A4版サイズの原紙ロールをセットした状態を
示す断面図。
【図3】原紙ロールをセットした状態を示す上面図。
【図4】軸受部やテンションバネ等の分解斜視図。
【図5】B4版サイズをセットした状態を示す支持装置
本体の正面図。
【図6】図5のB−B線断面図。
【図7】図5のC−C線断面図。
【図8】B4版サイズの原紙ロールを使用する際に支持
装置本体を分解して示す使用説明図。
【図9】A4版サイズをセットした状態を示す支持装置
本体の正面図。
【図10】図9のE−E線断面図。
【図11】図9のF−F線断面図。
【図12】A4版サイズの原紙ロールを使用する際に支
持装置本体を分解して示す使用説明図。
【符号の説明】
1…フレーム、19…芯材、21…ロッド材、22…ス
プール材、24b…段差(規制手段)、25…突起(規
制手段)、28…ガイド片(規制手段)、29…凹所
(規制手段)、R…原紙ロール。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原紙ロールの芯材内に挿入可能なロッド材
    と、 前記ロッド材に設けられ、異サイズの原紙ロール幅に合
    わせて原紙ロールの端面に当接される位置を切り換え配
    置可能なスプール材とを備えた原紙ロール支持装置。
  2. 【請求項2】前記スプール材にはロッド材がスライド可
    能に挿入され、ロッド材がそのスライド方向へ移動する
    のを規制する規制手段を設けた規制手段を設けた請求項
    1に記載の原紙ロール支持装置。
  3. 【請求項3】前記規制手段は、ロッド材がその軸線周り
    に回転するのを規制するものである請求項2に記載の原
    紙ロール支持装置。
JP31351197A 1997-11-14 1997-11-14 原紙ロール支持装置 Pending JPH11139633A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31351197A JPH11139633A (ja) 1997-11-14 1997-11-14 原紙ロール支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31351197A JPH11139633A (ja) 1997-11-14 1997-11-14 原紙ロール支持装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11139633A true JPH11139633A (ja) 1999-05-25

Family

ID=18042202

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31351197A Pending JPH11139633A (ja) 1997-11-14 1997-11-14 原紙ロール支持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11139633A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6583957B1 (en) 1998-12-28 2003-06-24 Fujitsu Limited Magnetic hard disk having concentric magnetic tracks with flat surface and fabrication method thereof
WO2011098648A1 (es) * 2010-02-10 2011-08-18 Tkt Brainpower, S. L. Sistema de sujeción de material laminar para máquinas trazadoras
WO2012098891A1 (ja) * 2011-01-21 2012-07-26 サトーホールディングス株式会社 印刷用紙の供給軸装置、印刷用紙の供給方法、印刷用紙用プリンター

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6583957B1 (en) 1998-12-28 2003-06-24 Fujitsu Limited Magnetic hard disk having concentric magnetic tracks with flat surface and fabrication method thereof
US6586044B1 (en) 1998-12-28 2003-07-01 Fujitsu Limited Method for manufacturing a magnetic hard disk having concentric magnetic tracks with flat surface
WO2011098648A1 (es) * 2010-02-10 2011-08-18 Tkt Brainpower, S. L. Sistema de sujeción de material laminar para máquinas trazadoras
ES2371819A1 (es) * 2010-02-10 2012-01-10 Tkt Brainpower, S.L. Sistema de sujeción de material laminar para máquinas trazadoras.
US9796553B2 (en) 2010-02-10 2017-10-24 Tkt Brainpower S.L. System for holding sheet material for plotters
WO2012098891A1 (ja) * 2011-01-21 2012-07-26 サトーホールディングス株式会社 印刷用紙の供給軸装置、印刷用紙の供給方法、印刷用紙用プリンター

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101421118B1 (ko) 테이프 카트리지 및 테이프 프린터
KR100547499B1 (ko) 기록지 롤 홀더 장치
JPS5876290A (ja) プリンタ用のリボンカ−トリツジ
KR100771269B1 (ko) 권취축
EP0852184A1 (en) Ink ribbon cartridge retention device for a recording apparatus
JP2000100025A (ja) ガイドローラー
US20060266480A1 (en) Coating film transfer tool and cartridge to be used in the tool
JPH11139633A (ja) 原紙ロール支持装置
JPS639896Y2 (ja)
EP1293352B1 (en) Ink film holding device and ink film reel
TW200400124A (en) Winding core for ink ribbon, winding core set for ink ribbon, ink ribbon cassette, and ink ribbon cassette holding mechanism
JP2913614B2 (ja) ロール状記録紙の保持構造
US10603933B2 (en) Roll paper holder
JP2001031329A (ja) 紙 管
JP3840766B2 (ja) 用紙ガイド、ロール用紙セット軸及びプリンタ
JP2888235B1 (ja) 用紙ホルダ
JPH09254476A (ja) プリンタ
JPH0518350Y2 (ja)
JP4536643B2 (ja) プリンタおよびロール紙収納体
JPH0339263Y2 (ja)
JPS629573Y2 (ja)
JPS6326578Y2 (ja)
JP2542979Y2 (ja) リボンカセット
KR910002178Y1 (ko) 복사기용 용지 카세트 장치
JP3371163B2 (ja) テープカセット

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20051031

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20051115

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060314