JPH09254476A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JPH09254476A
JPH09254476A JP6964896A JP6964896A JPH09254476A JP H09254476 A JPH09254476 A JP H09254476A JP 6964896 A JP6964896 A JP 6964896A JP 6964896 A JP6964896 A JP 6964896A JP H09254476 A JPH09254476 A JP H09254476A
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JP
Japan
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roll paper
paper
roll
printer
side wall
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Application number
JP6964896A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Hosomi
浩昭 細見
Kohei Osawa
光平 大沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Publication of JPH09254476A publication Critical patent/JPH09254476A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2301/00Handling processes for sheets or webs
    • B65H2301/40Type of handling process
    • B65H2301/41Winding, unwinding
    • B65H2301/413Supporting web roll
    • B65H2301/4137Supporting web roll on its outer circumference
    • B65H2301/41372Supporting web roll on its outer circumference rollers or balls arrangement
    • B65H2301/41374Supporting web roll on its outer circumference rollers or balls arrangement arranged in a stationary manner

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  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Unwinding Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ロール紙のセットが容易で、かつ紙走行性の良
いロール紙収容部を得る。 【解決手段】ロール紙収容部の側壁10が、ロール紙の
最大径より高く設定され、上方が開口したU字形の切り
欠き部14がある。よって、奥行きDが小さくても、オ
ペレータは切り欠き部14に手を入れてロール紙を掴む
ことができる。左右の側壁10に設けられた2本のリブ
13は平行になっており、ロール紙の幅方向を規制す
る。これにより、ロール紙は傾くことが無く、良好な紙
走行性が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録紙としてロー
ル紙を用いるプリンタ等に関し、特にロール紙収容部に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ロール紙を用いるプリンタにおけ
るロール紙収容部は、大別して、2つの種類がある。1
つは、軸支タイプと呼ばれるものであり、ロール紙の芯
部を支持し、ロール紙の外周部は収容部と非接触とな
る。もう1つは、投げ込みタイプと呼ばれるものであ
り、ロール紙を収容部に落とし込み、ロール紙外周の一
部が収容部と接触するものである。
【0003】軸支タイプは摩擦負荷が小さく、紙走行性
に優れているという長所があるが、ロール紙を装着する
時、ロール紙の巻芯部を支持する必要があり、装着が煩
わしいという弊害がある。また、機器の規格外の巻芯の
ロール紙を使用すると、十分な性能を発揮できない場合
や、ロール紙を装着することができない場合もある。
【0004】そこで、近年、使い勝手の向上や、各種ロ
ール紙が使えるということで、投げ込みタイプのロール
紙収容部が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の投げ込みタイプのロール紙収容部では、ロール
紙の装着性は良好であるが、収容部の開口部を広く、ロ
ール紙の幅方向の案内部を広く設定するのが一般的であ
る。そのために、ロール紙収容部の中で、ロール紙自体
が前後、左右に移動できる。ロール紙を引き出す時に紙
幅方向に均一に一定の力で引き出せば、ロール紙は真っ
直ぐに引き出されるが、紙幅が大きくなると、引き出す
バランスを保つのは困難であり、ロール紙が傾き、紙送
り時に蛇行したり、ロール紙の供給部から、左右に少し
ずれて引き出される場合がある。このように紙走行性が
悪くなると、印字が傾いたり、紙の端面にしわ、折れが
発生する。特にレシートプリンタの場合、お客に手渡さ
れるレシートの品質を損ねるという問題があった。
【0006】上記の問題は、常温常湿の環境下であれ
ば、単にレシートの見栄えが悪いという程度であるが、
高温高湿の環境下では、紙の蛇行や、しわ、折れによっ
て、プリンタ内で、紙づまりするという場合があり、大
きな問題となる。よって、高温高湿といった使用環境の
厳しい条件で使われるプリンタのロール紙収容部は、投
げ込みタイプではなく、軸支タイプのものが多い。
【0007】そこで、本発明は、このような従来の問題
を考慮してなされたもので、その目的とするところは、
ロール紙の走行性が安定し、高温高湿のような厳しい環
境下でも、紙づまりとならずに、美しい印字品質が得ら
れるプリンタ等のロール紙収容部を投げ込みタイプで提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、請求項1記載の発明は、記録紙がロール状に巻装さ
れたロール紙を上部から収容し、ロ−ル紙の外径が小さ
くなるにつれ所定場所に位置させるよう奥行きの長さが
上部に比して短く形成された底部を備えた収容部を配置
したプリンタにおいて、ロ−ル紙の側面と当接してロ−
ル紙の幅方向を規制する規制部が内側に突出して配置さ
れた収容部の左右の側壁を有し、規制部は、収容部の底
部近傍から上部近傍まで連続して形成されていることを
特徴とする。
【0009】また、左右の側壁は、上部が開口した切り
欠きが設けられていることを特徴とする。
【0010】更に、側壁は、金属の板材で形成され、規
制部は、側壁を絞り加工によって形成されたリブである
ことを特徴とする。
【0011】また更に、記録紙がロール状に巻装された
ロール紙を上部から収容し、ロ−ル紙の外径が小さくな
るにつれ所定場所に位置させるよう奥行きの長さが上部
に比して短く形成された底部を備えた収容部を配置した
プリンタにおいて、ロ−ル紙の外径が大なる場合にロ−
ル紙が底部に当接しないようロ−ル紙の外周に当接して
支え、且つ、ロ−ル紙が巻戻される場合は回転されるよ
うに底部に回転可能に配置された複数のガイドローラを
有し、ガイドローラの少なくとも1つのガイドローラ
は、ロール紙の側面を付勢して挟持するつば部が備えら
れていることを特徴とする。
【0012】かかる構成を有する請求項1記載の発明の
場合、ロ−ル紙の側面と当接してロ−ル紙の幅方向を規
制する規制部が内側に突出して配置された収容部の左右
の側壁を有し、規制部は、収容部の底部近傍から上部近
傍まで連続して形成されているので、ロール紙自体が傾
くことが無くなり、紙送り時の紙の蛇行を防止できる。
その結果、ロ−ル紙の端面に対して傾いて印字されるこ
とがなく、紙の端面にしわや折れが発生することもない
品質のよいプリンタを提供できる。レシートプリンタの
場合は、美しいレシート発行が可能になる等レシート紙
の品質を向上させることができるものである。
【0013】また、請求項2記載の発明によれば、ロー
ル紙収容部の側壁には、切り欠き部が設けられているこ
とにより、オペレータの手、指が入るスペースが確保で
き、ロール紙の着脱が容易になるという効果がある。
【0014】更に、請求項3記載の発明によれば、切り
欠き部側壁は、金属の板材で形成され、規制部は、側壁
を絞り加工によって形成されたリブであるから、部品加
工が容易であり、寸法管理する部分が少ない面のため、
管理し易く、部品の低廉価に大きく寄与するものであ
る。更に、金属で形成されるから、ロール紙側面との摩
擦負荷は小さく、紙送りの品質を向上させることができ
る。
【0015】また更に、請求項4記載の発明によれば、
ロール紙の幅にバラツキがあっても、確実につば部がロ
ール紙側面に当接し、ロール紙幅を規制でき、ロール紙
が引き出される時に、ずれが発生することなく、紙の端
面にしわ、折れが発生することもない紙走行性を良好な
ものを提供することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るロール紙収容
部を有するプリンタの好ましい実施例の形態を詳細に説
明する。図1及び図2は第1の発明を示し、図3及び図
4は第2の発明を示す。
【0017】図1は本願の第1の発明に係るロール紙収
容部の斜視図であり、板金部材を箱型に折り曲げて形成
されたフレーム1と、フレーム1の側面にねじ止めによ
り、取り付けられた板金部材の紙案内2と、ロール紙の
外周部を受ける2本のガイドローラ3a、3bとから構
成される。図中の4は印字機構部であるが、本発明とは
直接関係無い為、説明は省略する。フレーム1は左右の
側壁10と、後部壁11、底面12によって構成され、
後部壁11には、ガイドローラ3bを保持するローラ受
け部15が形成されており、紙案内2には、ガイドロー
ラ3aを保持するローラ受け部20が形成されている。
尚、本ロール紙収容部は紙幅80mm、最大径83mmのロ
ール紙を収容するものである。
【0018】側壁10の高さHは本収容部で使用される
ロール紙の最大径よりも大きく設定されており、最大径
のロール紙が側壁10内に完全に入り込む形状になって
いる。左右の側壁10は平行であり、側壁10には、絞
り加工にて、リブ13が内側に突出するように、底部近
傍から最上部近傍まで連続的に形成されている。左右の
リブ13の間の距離Wはロール紙の幅よりも僅かに大き
く、W=80.8mmに設定され、底部から上部まで同一
幅となっている。ロール紙は、本収容部の中で、隙間
分、即ち0.8mmだけ左右に微動できるが、このリブ1
3が、ロール紙の底部から上部までの間に配置されてい
る為に、ロール紙の左右方向の移動量は最少限に抑えら
れており、また、ロール紙自体が斜めに傾くのを防止で
きる。本ロール紙収容部ではサイズを小さく抑える為
に、ロール紙収容部の奥行きDは小さく設定されてお
り、ロール紙の最大径より僅かに大きい程度に設定され
ている。具体的にはD=89mmに設定している。また、
奥行きDを小さくすることにより、紙送り時に、ロール
紙が、前後にぐらつく量を最少に抑えるという機能的な
効果もある。
【0019】このように、本ロール紙供給部では、ロー
ル紙の傾きや、前後のぐらつきを抑え、ロール紙を印字
機構部4へ紙送りする時に、安定してロール紙を送るこ
とができ、紙の蛇行を防止できるという機能上の長所は
大きい。しかしながら、本ロール紙供給部では側壁10
が高く、ロール紙の挿入部の奥行きが狭い構成になって
いる為に、ロール紙を入れる時は、投げ込んで容易に入
れることができても、ロール紙を取り出す時は、手、指
が入る隙間が殆ど無く、取り出し難くなる可能性もあ
る。そこで、本願では、側壁10にはU字形状の切り欠
き部14が、リブ13から離れた位置に設けられてい
る。ロール紙を収容部へ出し入れする時には、オペレー
タは、指をこの切り欠き部14に入れて、ロール紙側面
を持つようにする。これによって、ロール紙の出し入れ
は容易になる。
【0020】上述した説明では、ロール紙側面はリブ1
3で幅方向を規制する例を示したが、必ずしも、リブを
配置する必要は無く、平坦な壁面10の全体でロール紙
を規制することでも、同様の効果は得られる。但し、そ
の場合は、壁面10の平面度は重要であり、ロール紙を
案内する全ての点で、幅方向を均一にするというのは、
部品加工上では困難であり、コストアップする要因にな
る。リブを出して、その部分の幅だけを管理する方が部
品加工上は容易である。また、ロール紙側面全面に案内
面が当たるよりも、リブにより部分的に当たる方がロー
ル紙に係る摩擦負荷を低減できるという長所もある。
【0021】図1に示した実施例では、板金部材のフレ
ームを用いたが、樹脂成形品を用いることも可能であ
る。但し樹脂を用いた場合は、型の抜き勾配のために、
側壁を完全に平行にすることは困難であり、その点で
は、板金部材のフレームを用いる方が有利である。
【0022】図2は図1で示したロール紙収容部の側面
図であり、最大径の時のロール紙をR1、ある程度紙送
りされて径が小さくなった時のロール紙をR2とする。
ロール紙は紙送りローラ41に巻き付けられて、矢印A
方向に送られる。この時ロール紙の紙面は紙案内2と擦
れて送られるが、紙案内2は金属でできており、ロール
紙上の静電気は、フレーム1へアースされる。また、図
に示すように、ロール紙がR2の如く小径になった場
合、2本のガイドローラの一方が外れ、ロール紙はフレ
ーム1の底面12と擦れるが、この時は既に、ロール紙
の自重が軽くなっているため、摩擦負荷は小さく、紙送
りに問題はない。
【0023】図2に示すようにリブ13はロール紙の外
周部から離れ、ロール紙側面の内部に位置するように配
置されている。もしも、リブ13がロール紙の外周部に
位置していれば、リブが効いたり、効かなかったりし
て、ロール紙の案内が安定し難くなるが、本例では、そ
のようなことが無く、ロール紙が大径時から小径時ま
で、リブ13が確実にロール紙側面の内部を規制するよ
うに構成されている。
【0024】また、図2で示されるように、小径になっ
たロール紙R2は切り欠き部から外れるが、既にこの時
は、ロール紙R2の径に対して、収容部の奥行きDは十
分大きい為、オペレータは指を切り欠き部14に入れな
くても、奥行きD方向に指を入れて、容易にロール紙R
2を取り出すことができる。故に、フレーム1の強度を
損ねる程大きく切り欠き部を設ける必要は無い。
【0025】更に、本ロール紙収容部では、紙経路にリ
ブ13と同様のリブ16、リブ17が設けられている。
これらのリブの内側の幅は、リブ13と同一に設定して
あり、ロール紙の蛇行を防止している。
【0026】以上に述べたように、本願の第1の発明
は、紙送り時に蛇行が無く、走行性の良いロール紙収容
部を、小型で、かつ、ロール紙着脱の操作性良く提供す
るものである。
【0027】図3は本願の第2の発明に係るロール紙収
容部の断面図であり、POM等の樹脂でできたガイドロ
ーラ5がABS等の樹脂でできたハウジング6に設けら
れたローラ受け部61に回転可能に支持されている。ガ
イドローラ5の両端には、つば部51が形成されてお
り、つば部51の間隔はロール紙R3の幅と同じに設定
されている。ハウジング6の上方の開口側には、ロール
紙R3を入れ易いように、斜面部62が形成されてい
る。尚、ハウジング6のガイドローラ5近傍の内側の幅
は、つば部51の間隔より幾分広く設定されている。ロ
ール紙R3を、本ロール紙収容部に入れると、ロール紙
R3は自重により、ガイドローラ5と当接して保持さ
れ、つば部51がロール紙R3の側面と当接する。この
時、ロール紙R3とハウジング6とは隙間ができ、ロー
ル紙R3はつば部51によってのみ幅方向が規制され
る。
【0028】紙送りにより、ロール紙R3が回転する
と、ガイドローラ5も従動して、回転する。よって、ロ
ール紙R3の側面と当接するつば部51も同様に回転す
るため、つば部51とロール紙R3との摩擦負荷は発生
しない。本発明では、つば部51が、ロール紙の両側面
と当接している為に、ロール紙が幅方向にずれることが
無い。
【0029】上記の発明に対して、つば部51が無い状
態ではどのようになるかを以下に説明する。一般に、従
来のロール紙収容部では、摩擦負荷低減のため、ハウジ
ング内でロール紙に側圧がかからならないように幅方向
に適度の隙間が設けられている。このため、紙送りによ
って、ロール紙が引き出されると、図5に示すように紙
は隙間分、左右のどちらかにずれてしまう。このずれ量
をxとする。紙に適度な強度、即ち、コシがある場合、
紙送りにおいて、この僅かなずれxは殆ど問題にならな
い場合が多い。しかしながら、高温高湿環境で、紙厚の
薄い紙を使用する場合、この僅かなずれxであっても、
紙端近傍で、しわになったり、紙が折れたりする。レシ
ートプリンタの場合、印字位置がずれたり、紙送り不良
といった問題となり、レシートの品質を損ねる。図3に
示した本願の第2の発明では、ロール紙収容部におい
て、この紙ずれを防止するという効果があり、良好な紙
走行性を得ることができる。
【0030】ところで、図3に示した例では、つば51
の間隔はロール紙の幅と同じに設定すると説明したが、
実際のところ、ロール紙を幅方向に裁断する時の加工精
度には、バラツキがあり、つば51の間隔をロール紙の
幅と全く同じに設定することは困難である。そこで、ガ
イドローラのつば部を確実にロール紙の側面に当接させ
るためには、そのための手段が必要になる。
【0031】次に、図4を用いて、本願の第2の発明の
他の実施例のガイドローラを示す。図中のガイドローラ
7には片側につば部71が形成されており、反対側に
は、別部品で可動つば部8が装着されている。可動つば
部8は、ガイドローラ7の軸方向にある範囲で移動可能
に取り付けられている。可動つば部8の外側には圧縮コ
イルバネのバネ9が配置されている。バネ9は可動つば
部8をガイドローラ7の内側へ弾性的に付勢している。
このガイドローラ7を用いたロール紙収容部では、ロー
ル紙はつば部71と可動つば部8の間に挟み込まれて、
保持される。よって、たとえロール紙の幅にバラツキが
あっても、確実に左右のつば部がロール紙の側面と当接
し、紙ずれを防止することが可能になる。
【0032】以上に述べたように、本願の第2の発明
は、紙送り時に紙ずれが無く、走行性の良いロール紙収
容部を提供するものであり、使用環境が高温高湿の場合
に、特に効果的である。
【0033】以上、本願では、第1の発明、第2の発明
は各々、個別に説明した。しかしながら、これらの発明
は、無関係ではなく、紙走行性を改善するという点で同
じであり、第1の発明と第2の発明を複合し、側壁の高
いロール紙収容部につば付きのガイドローラを設けるこ
とも可能である。この場合、注意すべき点として、側壁
にてロール紙幅を規制する面と、つば部によってロール
紙幅を規制する面がずれないようにする必要があるが、
ガイドローラが幅方向にある程度移動可能に支持される
ように構成することにより、側壁によって構成される面
にならってガイドローラが移動するため、ロール紙の幅
方向は、傾きなく規制される。このように、第1の発
明、第2の発明を組み合わせて、より、良好な紙走行性
を得ることが可能になる。
【0034】以上、本発明は、紙セットが容易な投げ込
みタイプのロール紙収容部にて、軸紙タイプと同等、あ
るいは同等以上の良好な紙走行性が得られるものであ
り、レシートプリンタ等において、大変有益なものであ
る。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1記載の発明
によれば、ロ−ル紙の側面と当接してロ−ル紙の幅方向
を規制する規制部が内側に突出して配置された収容部の
左右の側壁を有し、規制部は、収容部の底部近傍から上
部近傍まで連続して形成されているので、ロール紙自体
が傾くことが無くなり、紙送り時の紙の蛇行を防止でき
る。その結果、ロ−ル紙の端面に対して傾いて印字され
ることがなく、紙の端面にしわや折れが発生することも
ない品質のよいプリンタを提供できる。レシートプリン
タの場合は、美しいレシート発行が可能になる等レシー
ト紙の品質を向上させることができるものである。
【0036】また、請求項2記載の発明によれば、ロー
ル紙収容部の側壁には、切り欠き部が設けられているこ
とにより、オペレータの手、指が入るスペースが確保で
き、ロール紙の着脱が容易になるという効果がある。
【0037】更に、請求項3記載の発明によれば、切り
欠き部側壁は、金属の板材で形成され、規制部は、側壁
を絞り加工によって形成されたリブであるから、部品加
工が容易であり、寸法管理する部分が少ない面のため、
管理し易く、部品の低廉価に大きく寄与するものであ
る。更に、金属で形成されるから、ロール紙側面との摩
擦負荷は小さく、紙送りの品質を向上させることができ
る。
【0038】また更に、請求項4記載の発明によれば、
ロール紙の幅にバラツキがあっても、確実につば部がロ
ール紙側面に当接し、ロール紙幅を規制でき、ロール紙
が引き出される時に、ずれが発生することなく、紙の端
面にしわ、折れが発生することもない紙走行性を良好な
ものを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の第1の発明に係るロール紙収容部を示す
斜視図。
【図2】図1で示したロール紙収容部の側面図。
【図3】本願の第2の発明に係るロール紙収容部の断面
図。
【図4】本願の第2の発明に係るガードローラの断面
図。
【図5】従来のロール紙収容部において、ロール紙がず
れた状態を示す説明図。
【符号の説明】
1 フレーム 10 側壁 13 リブ 14 切り欠き部 2 紙案内 3a、3b ガイドローラ 4 印字機構部 5 ガイドローラ 51 つば部 6 ハウジング 7 ガイドローラ 71 つば部 8 可動つば部 9 バネ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙がロール状に巻装されたロール紙
    を上部から収容し、前記ロ−ル紙の外径が小さくなるに
    つれ所定場所に位置させるよう奥行きの長さが上部に比
    して短く形成された底部を備えた収容部を配置したプリ
    ンタにおいて、 前記ロ−ル紙の側面と当接して前記ロ−ル紙の幅方向を
    規制する規制部が内側に突出して配置された前記収容部
    の左右の側壁を有し、 前記規制部は、前記収容部の前記底部近傍から前記上部
    近傍まで連続して形成されていることを特徴とするプリ
    ンタ。
  2. 【請求項2】 左右の前記側壁は、上部が開口した切り
    欠きが設けられていることを特徴とする請求項1記載の
    プリンタ。
  3. 【請求項3】 前記側壁は、金属の板材で形成され、前
    記規制部は、前記側壁を絞り加工によって形成されたリ
    ブであることを特徴とする請求項1、2記載のプリン
    タ。
  4. 【請求項4】 記録紙がロール状に巻装されたロール紙
    を上部から収容し、前記ロ−ル紙の外径が小さくなるに
    つれ所定場所に位置させるよう奥行きの長さが上部に比
    して短く形成された底部を備えた収容部を配置したプリ
    ンタにおいて、 前記ロ−ル紙の外径が大なる場合に前記ロ−ル紙が前記
    底部に当接しないよう前記ロ−ル紙の外周に当接して支
    え、且つ、前記ロ−ル紙が巻戻される場合は回転される
    ように前記底部に回転可能に配置された複数のガイドロ
    ーラを有し、 前記ガイドローラの少なくとも1つのガイドローラは、
    前記ロール紙の側面を付勢して挟持するつば部が備えら
    れていることを特徴とするプリンタ。
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