JP2009018918A - シート支持装置及び画像記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 収納時には複数の延長支持部材を重ねて収納することのできるシート支持装置、及び、そのシート支持装置を備えた画像記録装置において、構成を簡略化し、かつ、延長支持部材の操作も容易にすること。
【解決手段】 一対のサポータ70には、トレイ本体60の左右に設けた回転軸61が挿入される穴部71が設けられている。トレイ本体60の表面並びにサポータ70の裏面には、サポータ70が使用位置に配設されたときに互いに対向し合うカム63,73が形成されている。サポータ70が収納位置に配設されると、カム63,73が互いに対向しなくなり、サポータ70は回動軸61の軸方向に移動可能となる。このため、トレイ本体60の表面に2枚のサポータ70を重ねて収納することができる。サポータ70を使用位置に配設するとカム73がカム63に乗り上げ、サポータ70が回動軸61の先端に位置決めされる。
【選択図】図3

Description

本発明は、記録用紙,OHPシート等のシートを支持するシート支持装置に関し、詳しくは、シートを支持可能な載置面を備えた支持部材本体とその支持部材本体をシート給送方向に延長可能な複数の延長支持部材とを備えたシート支持装置、及び、そのシート支持装置を備えた画像記録装置に関する。
従来より、この種のシート支持装置では、シートを支持可能な載置面を備えた支持部材本体に、その支持部材本体をシート給送方向に延長可能な複数の延長支持部材を上記載置面と交わる線を回動軸として回動可能に設けることが提案されている。このような構成により、延長支持部材を回動させることによって、延長支持部材を必要時にのみ支持部材本体を延長する使用位置に配設し、延長支持部材が不要のときは支持部材本体に重なる収納位置に配設することができる。更に、この種のシート支持装置では、延長支持部材の収納時には複数の延長支持部材を支持部材本体の上に並べて配設することも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−345833号公報
ところが、特許文献1記載の装置では、延長支持部材としての延長部材14を並べた状態で支持部材本体としての手差し台12に重ねて収納している。そのため、延長部材14の面積を広げることができず、その延長部材14が棒状になるため安定してシートを支持できない。詳細には、手差し台12と複数の延長部材14とが重ねられる総面積Sは複数の延長部材14の面積の総和に等しい。すなわち、手差し台12において複数の延長部材14を収納するために割り当て可能な面積Sを延長部材14の数Nで除して得られた面積S/Nが、延長部材14一つに割り当てられた面積となる。このため、延長部材14とシートとが接する面積は最大でもS/Nにしかならず、延長部材14によって安定してシートを支持できない虞れがある。そこで、延長支持部材とシートとが接する面積を大きくするために、複数の延長支持部材が互いに重なり合った状態で支持部材本体に重ねて収納する構成が考えられる。この構成によれば、延長部材14とシートとが接する面積をSに近付けることが可能となる。しかし、この構成によれば、複数の延長支持部材を互いに重なり合った状態で支持部材本体に重ねて収納するため、複数の延長支持部材それぞれにおけるシートを支持する面から支持部材本体のシートを支持する面までの距離が異なってしまう。よって、必要時に延長支持部材を回動させ、支持部材本体を延長する使用位置に配設したときに、延長支持部材によって安定してシートを支持できない虞れがある。複数の延長支持部材それぞれにおけるシートを支持する面から支持部材本体のシートを支持する面までの距離を等しくし、かつ複数の延長支持部材を互いに重なり合った状態で支持部材本体に重ねて収納する方法として、少なくとも一方の延長支持部材を上記回動軸の軸方向へ移動可能に支持して、かつ、その延長支持部材をバネ等で上記回動軸上の一方の側へ付勢することも考えられる。この場合、上記一方の延長支持部材を上記バネ等の付勢力に抗して上記回動軸の軸方向へ移動させれば、延長支持部材を重ねて収納することができ、延長支持部材の面積を確保することができる。また、使用時には、上記バネ等の付勢力によって複数の延長支持部材それぞれにおけるシートを支持する面から支持部材本体のシートを支持する面までの距離を等しくすることができる。ところが、この構成においては、バネ等の付勢部材が必要になって部品点数が増えるばかりでなく、支持部材本体等にバネ受け等を設ける必要があり、装置の構成が複雑化する。また、付勢力に抗して延長支持部材を収納しなければならないので操作性が悪くなるという問題がある。また、支持部材本体や延長支持部材が樹脂によって構成されている場合では、付勢力に抗して延長支持部材が収納される際に、支持部材本体や延長支持部材が擦れあうことによって磨耗する虞れがある。更に、負勢力に抗して延長支持部材が使用位置と収納位置との間で姿勢変化されるうちに、支持部材本体や延長支持部材を構成する樹脂に白化が生じる場合がある。
そこで、本発明は、収納時には複数の延長支持部材を重ねて収納することのできるシート支持装置、及び、そのシート支持装置を備えた画像記録装置において、構成を簡略化し、かつ、延長支持部材の操作も容易にすることを目的としてなされた。
上記目的を達するためになされた請求項1記載の発明は、シートを支持可能な載置面を備えた支持部材本体と、この支持部材本体に対して使用位置と収納位置との間で姿勢変化可能であるように設けられ、上記使用位置において上記支持部材本体をシート給送方向に延長可能な複数の延長支持部材と、を備えたシート支持装置であって、上記複数の延長支持部材は、上記支持部材本体に、それぞれ上記載置面と交わる線を回動軸として回動可能に設けられ、上記複数の延長支持部材のうちの少なくとも一つの延長支持部材Aは、この延長支持部材Aと上記支持部材本体のうちの少なくともいずれか一方に設けられた、移動範囲規制部材によって上記延長支持部材Aの上記回動軸の軸方向への移動範囲を規制され、上記移動範囲規制部材は、上記延長支持部材Aが使用位置にあるときには、上記延長支持部材Aのこの延長支持部材Aに対応する回動軸の軸方向への移動を規制し、上記延長支持部材Aが収納位置にあるときには、上記延長支持部材Aのこの延長支持部材Aに対応する回動軸の軸方向への移動を所定の範囲内で許容し、この所定の範囲は、上記複数の延長支持部材における上記載置面と交わる線の方向の厚みの合計よりも大きいことを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、上記支持部材本体には、上記延長支持部材Aが使用位置にあるときに、上記延長支持部材Aの回動を規制する第1の回動規制部材が設けられていることを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項1または2に記載の構成に加え、上記支持部材本体には、上記延長支持部材Aが収納位置にあるときに、上記延長支持部材Aの回動を規制する第2の回動規制部材が設けられていることを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項2に記載の構成に加え、シートが上記載置面に支持された状態で上記シート給送方向と直交する方向をシート幅方向としたとき、上記第1の回動規制部材は、上記支持部材本体のシート幅方向両側のうち、少なくとも一方の側に設けられ、上記シートの幅方向の端をガイドする機能を有することを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項2または4に記載の構成に加え、上記第1の回動規制部材に凹部または凸部が設けられ、その凹部または凸部が上記延長支持部材Aに設けられた凸部または凹部に係合することによってその延長支持部材Aの回動を規制することを特徴としている。
請求項6記載の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載の構成に加え、上記延長支持部材Aは、この延長支持部材Aと上記支持部材本体のうちの少なくともいずれか一方に設けられた、移動範囲規制補助部材によって上記延長支持部材Aの上記回動軸の軸方向への移動範囲を規制され、上記移動範囲規制補助部材は、この移動範囲規制補助部材の上記延長支持部材Aに対応する回動軸からの距離が、上記移動範囲規制部材の上記延長支持部材Aに対応する回動軸からの距離よりも遠くであるように設けられ、上記延長支持部材Aが使用位置にあるときには、上記延長支持部材Aのこの延長支持部材Aに対応する回動軸の軸方向への移動を規制し、上記延長支持部材Aが収納位置にあるときには、上記延長支持部材Aのこの延長支持部材Aに対応する回動軸の軸方向への移動を所定の範囲内で許容することを特徴としている。
請求項7記載の発明は、シート挿入口から挿入されたシートに画像を記録し、画像が記録されたシートをシート排出口から排出する画像記録装置において、請求項1〜6のいずれかに記載のシート支持装置が上記シート挿入口に対して開閉回動自在に設けられ、上記シート支持装置が上記シート挿入口に対して閉鎖された状態において上記シート挿入口と画像記録装置の少なくとも一部とを覆うカバーとして機能し、上記シート挿入口に対して開放された状態において上記シート挿入口にシートを供給する供給トレイとして機能することを特徴としている。
請求項8記載の発明は、本体に設けられたシート挿入口から挿入されたシートに画像を記録し、画像が記録されたシートを上記本体に設けられたシート排出口から排出する画像記録装置において、請求項1〜6のいずれかに記載のシート支持装置が上記シート排出口に対して開閉回動自在に設けられ、上記シート支持装置が上記シート排出口に対して閉鎖された状態において上記シート排出口と画像記録装置の少なくとも一部とを覆うカバーとして機能し、上記シート排出口に対して開放された状態において上記シート排出口から排出されたシートを保持する排出トレイとして機能することを特徴としている。
上記のように構成された請求項1記載の発明では、複数の延長支持部材は、支持部材本体に、それぞれその支持部材本体の載置面と交わる線を回動軸として回動可能に設けられ、使用位置と収納位置との間で姿勢変化することができる。また、この延長支持部材のうちの少なくとも一つの延長支持部材Aは、その延長支持部材Aと上記支持部材本体のうちの少なくともいずれか一方に設けられた移動範囲規制部材によって、上記延長支持部材Aの上記回動軸の軸方向への移動範囲を次のように規制される。
すなわち、上記移動範囲規制部材は、上記延長支持部材Aが使用位置にあるときには、上記延長支持部材Aのこの延長支持部材Aに対応する回動軸の軸方向への移動を規制し、上記延長支持部材Aが収納位置にあるときには、上記延長支持部材Aの上記軸方向への移動を所定の範囲内で許容する。また、この所定の範囲(延長支持部材Aの厚みも含む)は、上記複数の延長支持部材における上記載置面と交わる線の方向の厚みの合計よりも大きい。このため、延長支持部材Aを収納位置に配設すれば、その延長支持部材Aは上記所定の範囲で上記回動軸の軸方向へ自由に移動することができ、その移動によって、上記複数の延長支持部材のうちの他の延長支持部材を延長支持部材Aと重ねて収納することができる。また、収納状態において、延長支持部材Aは上記所定の範囲で上記回動軸の軸方向へ自由に移動することができるので、つまり、延長支持部材Aや支持部材本体に無理な力が加わることがないため、延長支持部材Aや支持部材本体が樹脂によって構成されている場合であっても磨耗や白化の発生を防止することができる。
このため、本発明のシート支持装置では、複数の延長支持部材を重ねて収納することにより、複数の延長支持部材を並べて収納する構成に比して、各延長支持部材のシートと接する面の面積を大きくすることができる。従って、その延長支持部材を使用位置に配設したときにシートを安定して支持することができる。また、収納時に上記軸方向へ移動可能な延長支持部材Aが使用位置に配設されたときには、移動範囲規制部材がその延長支持部材Aの上記軸方向への移動を規制する。よって、使用時に複数の延長支持部材それぞれにおけるシートを支持する面から支持部材本体のシートを支持する面までの距離を等しくすることができ、延長支持部材Aが傾くことも抑制され、一層安定してシートを支持することができる。更に、本発明のシート支持装置では、上記のような移動範囲規制部材の構成を利用しているので、バネの付勢力等を必要とせず構成が簡略化する共に、延長支持部材を収納または使用するための操作も容易になる。
請求項2記載の発明では、更に、上記支持部材本体に設けられた第1の回動規制部材が、上記延長支持部材Aが使用位置にあるときに、上記延長支持部材Aの回動を規制する。このため、請求項1記載の発明の効果に加えて、上記延長支持部材Aが使用されているとき、つまり使用位置にあるときに、上記延長支持部材Aが収納位置へと回動することがないため、安定してシートを保持することが可能である。また、上記延長支持部材Aを上記使用位置に配設する操作が一層容易になると共に、上記延長支持部材Aを一層安定して上記使用位置に保持することができるといった効果が生じる。
請求項3記載の発明では、上記支持部材本体に設けられた第2の回動規制部材が、上記延長支持部材Aが収納位置にあるときに、上記延長支持部材Aの回動を規制する。このため、請求項1または2記載の発明の効果に加えて、上記延長支持部材Aを一層安定して上記収納位置に保持することができるといった効果が生じる。
請求項4記載の発明では、上記第1の回動規制部材は、上記支持部材本体のシート幅方向(シートが上記載置面に支持された状態でシート給送方向と直交する方向)両側のうち、少なくとも一方の側に設けられ、上記シートの幅方向の端をガイドする機能を有する。このため、請求項2に記載の発明の効果に加えて、構成を追加することなく上記シートの幅方向の端をガイドすることができるといった効果が生じる。
請求項5記載の発明では、上記第1の回動規制部材に設けられた凹部または凸部が上記延長支持部材Aに設けられた凸部または凹部に係合することによって、その延長支持部材Aの回動が規制される。このため、請求項2または4記載の発明の効果に加えて、簡単な構成によって延長支持部材Aを一層安定して上記使用位置に保持することができるといった効果が生じる。
請求項6記載の発明では、延長支持部材Aが使用位置にあるときには、移動範囲規制補助部材によっても上記延長支持部材Aの上記回動軸の軸方向への移動が規制される。しかも、この移動範囲規制補助部材は、上記回動軸からの距離が上記移動範囲規制部材の上記回動軸からの距離よりも遠くであるように設けられている。よって、上記延長支持部材Aの上記回動軸の軸方向への移動は移動範囲規制補助部材と上記移動範囲規制部材との両方によって規制されるので、延長支持部材Aが傾くのを一層良好に抑制することができる。このため、請求項1〜5のいずれかに記載の発明の効果に加えて、使用時に延長支持部材Aが傾くのを一層良好に抑制することができるといった効果が生じる。なお、上記移動範囲規制補助部材は、上記延長支持部材Aが収納位置にあるときには、上記延長支持部材Aの上記軸方向への移動を所定の範囲内で許容する。このため、各延長支持部材の収納に関する上記効果は、本発明でも同様に発揮される。
請求項7記載の発明では、シート挿入口から挿入されたシートに画像を記録し、画像が記録されたシートをシート排出口から排出することができる。また、この発明では、請求項1〜6のいずれかに記載のシート支持装置が、上記シート挿入口に対して閉鎖された状態において上記シート挿入口と画像記録装置の少なくとも一部とを覆うカバーとして機能する。このため、上記シート挿入口に埃が入るのを良好に抑制することができる。
また、上記シート支持装置は、上記シート挿入口に対して開放された状態において上記シート挿入口にシートを供給する供給トレイとして機能し、画像記録前のシートを支持することができる。更に、前述のように、このシート支持装置(供給トレイ)では、各延長支持部材を使用位置に配設して、支持部材本体よりも大きなシートを支持することが可能である。また、各延長支持部材を収納位置に配設して画像記録装置全体をコンパクト化することも、極めて容易である。
請求項8記載の発明では、本体に設けられたシート挿入口から挿入されたシートに画像を記録し、画像が記録されたシートを上記本体に設けられたシート排出口から排出することができる。また、この発明では、請求項1〜6のいずれかに記載のシート支持装置が、上記シート排出口に対して閉鎖された状態において上記シート排出口と画像記録装置の少なくとも一部とを覆うカバーとして機能する。このため、上記シート排出口に埃が入るのを良好に抑制することができる。
また、上記シート支持装置は、上記シート排出口に対して開放された状態において上記シート排出口から排出されたシートを保持する排出トレイとして機能するので、画像記録後のシートを良好に支持することができる。更に、前述のように、このシート支持装置(排出トレイ)では、各延長支持部材を使用位置に配設して大きなシートを支持することも、各延長支持部材を収納位置に配設して画像記録装置全体をコンパクト化することも、極めて容易である。
[ファクシミリ装置1の全体構成]
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明が適用された画像記録装置としてのファクシミリ装置1の概略構成を表す側断面図である。図1に示されるように、本実施の形態のファクシミリ装置1は、上カバー2と下カバー4とを有している。同図において、右側を当該ファクシミリ装置1の前側、左側を後側とすると、上カバー2の後側上部には、シート支持装置の一例としての記録用紙トレイ50が設けられている。そして、この記録用紙トレイ50に、被記録媒体としての記録用紙3が載置されている。この記録用紙3は、後述する各ローラ等により、図中に二点鎖線で示される経路に沿って搬送される。なお、記録用紙3に限らず例えばOHPシートなどの各種シートに画像を記録させるようにしてもよい。
上カバー2と下カバー4は、それぞれの後端側においてカバー開閉軸8を介して回動自在に連結されている。そして、ユーザが図示しないレバーを操作して上カバー2を開けると、上カバー2はカバー開閉軸8を中心として図中反時計回りに回動する。これにより、後述する記録用紙給紙ローラ5、プラテン7、記録用紙排紙ローラ15、ADF(Automatic Document Feeder )ローラ21、LF(Line Feed )ローラ23、キーボード22などの、当該ファクシミリ装置1における上側に搭載された各種構成部品も、上カバー2と共に回動する。
記録用紙給紙ローラ5は、図示省略した駆動モータやギアを介して回転駆動されるものであり、上カバー2に設けられたシート挿入口6を通って記録用紙トレイ50から移動した記録用紙3を、分離パッド10と協働して一枚ずつ給紙・搬送する。
記録用紙3の搬送経路における記録用紙給紙ローラ5の下流側には、プラテン7が設けられている。このプラテン7も、上記駆動モータやギアを介して回転駆動される。また、プラテン7の下方には、インクリボン11に塗布されたインクを記録用紙3へ転写することによって記録用紙3上へ画像を記録するための記録ヘッド9が、プラテン7に対向して設けられている。記録ヘッド9は、多数の発熱素子がライン状に形成されたいわゆるラインサーマルヘッドによって構成されている。これにより、記録ヘッド9は、使用される記録用紙3の記録可能範囲をカバーすることができる。
なお、記録ヘッド9は、後述する供給リボン収納部4Aや巻取リボン収納部4B、CIS(Contact Image Sensor)25、原稿排出用ピンチローラ24などと共に、当該ファクシミリ装置1における下側(下カバー4内)に固定して搭載されている。そのため、上カバー2を開けると、記録ヘッド9は動かずにプラテン7がこの記録ヘッド9から離れていく。
記録用紙3の搬送経路におけるプラテン7の下流側には、画像が記録された記録用紙3を当該ファクシミリ装置1の外部へ排出するための記録用紙排紙ローラ15が設けられている。そして、記録用紙排紙ローラ15の上側には、記録用紙排紙用ピンチローラ16が圧接されている。記録用紙排紙ローラ15も、上記駆動モータやギアを介して回転駆動され、記録用紙排紙用ピンチローラ16と協働して画像記録後の記録用紙3を搬送し、記録用紙トレイ50上に排紙する。すなわち、記録用紙トレイ50は、ファクシミリ装置1の記録動作に対して供給トレイとしても排出トレイとしても機能し、記録用紙排紙ローラ15が設けられた部分がシート排出口に相当する。
一方、送信を行う際の原稿30は、原稿挿入口26に挿入されると、ADFローラ21やLFローラ23によって一点差線で示される経路に沿って搬送される。すなわち、原稿挿入口26に原稿30が挿入されると、原稿30は先ず、ADFローラ21によって搬送される。ADFローラ21の上側表面には、原稿30がADFローラ21によって搬送される際に重送されないよう一枚ずつ分離するための分離片27が当接している。そのため、ADFローラ21は、原稿挿入口26に挿入された原稿30を、分離片27と協働して一枚ずつ搬送する。
原稿30の搬送経路におけるADFローラ21の下流側には、CIS25が設けられており、このCIS25は、ADFローラ21によって搬送されてきた原稿30から画像を順次読み取る。更に、CIS25の下流側には、LFローラ23及びLFローラ23の下側で圧接された原稿排出用ピンチローラ24が回転可能に配置されている。LFローラ23及び原稿排出用ピンチローラ24は、CIS25を介して画像読み取りが行われた後の原稿30をファクシミリ装置1の外部に排出する。
また、上部パネル板20には、数字キーや各種ファンクションキー等を有するキーボード22が設けられている。そして、ユーザがこれらのキーを押下することにより、当該ファクシミリ装置1によって実行可能な各種の動作が行われる。
下カバー4には、記録用紙給紙ローラ5の下方に供給リボン収納部4Aが形成されると共に、ADFローラ21の下方に巻取リボン収納部4Bが形成されている。このうち供給リボン収納部4Aには、リボン供給筒体12の周囲にロール状に巻かれたインクリボン11が収納され、このインクリボン11は供給リボン収納部4Aから引き出された後、プラテン7と記録ヘッド9との間を通過して、巻取リボン収納部4Bに設けられたリボン巻取スプール13に巻き取られるようになっている。
インクリボン11は、ラインサーマルヘッドからなる記録ヘッド9の発熱素子による記録可能な範囲をカバーすべく幅広に形成されている。リボン巻取スプール13は、上記駆動モータやギアを介して回転駆動され、記録用紙への画像記録に使用されたインクリボン11を巻き取るものである。
このように構成された本実施の形態のファクシミリ装置1では、記録用紙3が、記録用紙給紙ローラ5によりプラテン7と記録ヘッド9の間に供給され、ここでインクリボン11に塗布されたインクが記録用紙3へ転写されることにより画像が記録される。記録用紙3への画像記録は、プラテン7が回転すると共にリボン供給筒体12に巻かれているインクリボン11をリボン巻取スプール13が巻き取りつつ、記録ヘッド9を介して行われる。こうして画像が記録された記録用紙3は、上記搬送経路に沿って上方へ迂回し、記録用紙排紙ローラ15により排出される。送信を行う際の原稿30はADFローラ21により搬送され、CIS25により画像を読み取られてLFローラ23により排出される。
[記録用紙トレイ50の構成]
次に、記録用紙トレイ50の構成について詳細に説明する。図1及び図2に示されるように、記録用紙トレイ50は、支持部材本体の一例としてのトレイ本体60と、延長支持部材及び延長支持部材Aの一例としての一対のサポータ70とを備えている。図2(A)に示されるように、各サポータ70は、トレイ本体60の左右方向両端に設けられた一対の回動軸61を中心にしてそれぞれ回動可能に設けられている。図1,図2(A)に示されるように、サポータ70は、記録用紙3の搬送方向(給送方向)上流側に突出した使用位置と、図2(B)に示されるようにトレイ本体60上に重ねられた収納位置との間で姿勢変化することができる。
更に、トレイ本体60は、上カバー2に着脱可能かつ揺動可能に設けられており、各サポータ70が収納位置に配設された状態では、図2(C)に示されるように閉じることで、シート挿入口6,記録用紙排紙ローラ15,原稿挿入口26(図1参照)を覆うカバーとしても機能する。このように、トレイ本体60をカバーとして機能させた場合、シート挿入口6,記録用紙排紙ローラ15,原稿挿入口26の近傍に埃が入るのを良好に抑制することができる。しかも、トレイ本体60が使用されないときには、トレイ本体60が、サポータ70が上記収納位置に配置された状態で原稿挿入口26を閉鎖するように姿勢変形されることによって、トレイ本体60をコンパクト化することが可能である。すなわち、ファクシミリ装置1を全体としてコンパクト化することができる。
次に、図3は、トレイ本体60に対するサポータ70の取り付け構造を表す斜視図であり、図3(A)はトレイ本体60の表面側(記録用紙3の載置面側)を、図3(B)はサポータ70の裏面側を、図3(C)はサポータ70の表面側を、それぞれ表している。なお、図3(A)における上側が記録用紙3の搬送方向上流側(以下、先端側ともいう)である。また、図3には、トレイ本体60の左側部分、及び、左側のサポータ70の構成のみを示されているが、右側も左右対称となる点を除いて同様に構成されている。
図3(A)に示されるように、回動軸61は、トレイ本体60の表面から円筒状に突出して一体成形されている。回動軸61の一部は、回動軸61の軸方向に切り込みを入れられることにより回動軸61の径方向に弾性変形可能なバネ部61Aとなっている。バネ部61Aの先端には、外周方向に突出したフック部61Bが形成されている。
これに対して、図3(B)に示されるように、サポータ70には、回動軸61が挿入される円形の穴部71が設けられ、穴部71の内壁面近傍は、回動軸61に対するサポータ70の傾きを抑制すべく厚肉に構成されている。また、図3(C)に示されるように、サポータ70の表面には、フック部61Bを受け入れる溝部72が穴部71に連接して形成されている。このため、回動軸61を、バネ部61Aを弾性変形させながら穴部71に挿入すると、フック部61Bが溝部72に嵌合可能となる。
更に、図3(A),(B)に示されるように、トレイ本体60の表面には、カム63が、サポータ70の裏面には、カム73が形成されている。カム63,73は移動範囲規制部材の一例であって、サポータ70が使用位置に配設されたときに互いに対向し合うように形成されている。このため、サポータ70を図4(A)に示される収納位置から図4(B)に示される使用位置に移動させると、カム73がカム63に乗り上げて、サポータ70が表面方向へ押し上げられる。このとき、フック部61Bが溝部72に嵌合し、これによって、サポータ70が回動軸61の先端に位置決めされると共に、サポータ70の表面から回動軸61が突出して記録用紙3の搬送の邪魔になるのを抑制することができる。なお、図3(A)(B)に示されるように、カム63およびカム73には、カム63のカム73への乗り上げを容易にすべく曲面状の面取り63A、73A(いわゆるR)が施されている。
また、図3,図4に示されるように、トレイ本体60の先端側には、第1の回動規制部材及び移動範囲規制補助部材の一例としてのストッパ65が一体に成形されている。ストッパ65は、使用位置に配設されたサポータ70を裏面側から支持する台部65Aと、その台部65Aから突出し、サポータ70が使用位置に配設されたとき、そのサポータ70の裏面に設けられた凹部75に嵌合する凸部65Bと、サポータ70が使用位置に配設されたときにそのサポータ70の端縁に係合する突出部65Cとを備えている。更に、サポータ70の穴部71に近い側の端部には、板バネ部77が一体成形されている。板バネ部77は第2の回動規制部材の一例であり、サポータ70が収納位置に配設されたときにトレイ本体60のリブ67に係合し、弾性変形によってその係合を解除可能に構成されている。
このため、サポータ70を収納位置に配設すると、図4(A)に示されるように板バネ部77がリブ67に係合することにより、サポータ70が自重等によって正規の収納位置から移動してしまうのを抑制することができる。例えば、図2(C)に示した状態から上カバー2を開けてインクリボン11を交換する場合、トレイ本体60が図2(B)に示されるように自重で開く場合がある。この場合でも、サポータ70が図2(A)に示されるように使用位置に移動してしまうのを抑制することができる。
また、サポータ70が収納位置に配設されると、図4(A)に示されるようにカム63,73が互いに対向しなくなり、サポータ70は回動軸61の軸方向に移動可能となる。このため、次のように、トレイ本体60の表面に2枚のサポータ70を重ねて収納することができる。図5(A)は、このようにサポータ70を重ねて収納した状態を表す記録用紙トレイ50の平面図であり、図5(B)はそのB−B線断面図、図5(C)はそのC−C線断面図である。また、図5(D)は図5(C)のD部拡大図であり、図5(E)は図5(C)のE部拡大図である。図5(D)に示されるように、収納位置に配設されたサポータ70が上記軸方向に移動可能な距離Aは、サポータ70の厚さBよりも大きい。このため、一方のサポータ70を、図5(E)に示されるようにトレイ本体60の表面に密着させ、もう一方のサポータ70を、溝部72にフック部61Bが嵌合する位置に配設すれば、図5(A)〜(C)に示されるように2枚のサポータ70を重ねて収納することができる。
一方、サポータ70を使用位置に配設するときは、サポータ70を回動させることにより板バネ部77とリブ67との係合が解除される。そして、サポータ70を更に回動させることでサポータ70の端縁がストッパ65の突出部65Cに当接するので、そのサポータ70を使用位置に正確かつ容易に配設することができる。また、このとき、ストッパ65の凸部65Bがサポータ70の凹部75に嵌合するので、サポータ70が自重等によって正規の使用位置から移動してしまうのを抑制することができる。
更に、このとき、サポータ70は裏面側から台部65Aによって支持される。この台部65Aの高さは、カム63,73を合わせた高さとほぼ等しく、台部65Aによってサポータ70を支持することによって、使用位置に配設されたサポータ70が傾くのを一層良好に抑制することができる。
また、ストッパ65の突出部65Cは、使用位置に配設されたサポータ70の表面よりも更に突出する高さを有している。このため、サポータ70の表面側に突出した65Cによって、記録用紙3の幅方向(記録用紙3の搬送方向と直交する方向)の端縁をガイドすることができる。
[本実施の形態の効果]
以上のように、本実施の形態では、サポータ70を使用位置に配設したときにはカム63,73が対向し合い、サポータ70を収納位置に配設したときにはカム63,73が対向しないといった簡単な構成により、収納位置でのみサポータ70を上記軸方向に移動可能としている。このため、バネの付勢力等を必要とせず構成が簡略化すると共に、サポータ70を収納または使用するための操作も容易になる。更に、サポータ70を収納位置へ移動させる際にもバネを利用した場合のような圧力がサポータ70に加わらず、サポータ70を構成する樹脂が白化するのも良好に抑制することができる。
また、本実施の形態では、2枚のサポータ70を重ねて収納することにより、2枚のサポータ70を並べて収納する場合に比して、サポータ70と記録用紙3とが接する面積を大きくすることができる。よって、サポータ70を使用位置に配設したときに記録用紙3を安定して支持することができる。
また、サポータ70が収納位置に配設されたときには、図4(A)に示されるようにカム63,73が互いに対向しなくなり、サポータ70は回動軸61の軸方向に移動可能となる。このため、トレイ本体60の表面に2枚のサポータ70を重ねて収納することができる。また、一対のサポータ70が共に上記のように構成されていることによって、どちらのサポータ70からでも容易に収納することができる。
しかも、サポータ70を使用位置に配設したときには、カム63とカム73とが当接し、サポータ70の裏面と台部65Aとが当接することによって、サポータ70がトレイ本体60に対して回動軸61の軸方向に移動することが抑制される。よって、サポータ70が傾くことも良好に抑制することができる。ここで、傾くとはサポータ70が使用位置であるときに、サポータ70とトレイ本体60との回動軸61の軸方向における位置関係が不安定になることをいう。例えば、記録用紙3をサポータ70に置いたときに、サポータ70の回動先端側がトレイ本体60に回動軸61の軸方向において接近した場合にはサポータ70が傾いたということになる。しかしながら、本実施の形態では、サポータ70を使用位置に配設したときには、カム63とカム73とが当接し、サポータ70の裏面と台部65Aとが当接することによって、サポータ70がトレイ本体60に対して回動軸61の軸方向に移動することが抑制される。よって、サポータ70が傾くことが防止され、記録用紙3が安定して支持されるのである。更に、台部65Aの回動軸61からの距離はカム63の回動軸61からの距離よりも十分に遠く、台部65A,回動軸61,カム63は、記録用紙3の搬送方向に沿って配設されている。従って、本実施の形態では、記録用紙3の搬送時にサポータ70が傾くのを一層良好に抑制することができ、記録用紙3を一層安定して支持することができる。また更に、凸部65Bが凹部75に嵌合することによりサポータ70が正規の使用位置から移動するのを抑制することができるので、記録用紙3をより一層安定して支持することができる。
[本発明の他の実施の形態]
なお、本発明は上記実施の形態になんら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。例えば、上記実施の形態では、左右のサポータ70及びその取り付け構造を同様に構成しているが、一方のサポータ70のみ上記のように構成し、もう一方のサポータ70は単に使用位置と収納位置との間を回動するだけにしてもよい。
更に、サポータ70は3つ以上あってもよく、この場合も、少なくとも1つのサポータ70が収納位置に配設されたときに、他のサポータ70の厚さを合わせた距離だけ上記軸方向に移動可能であればよい。また更に、上記実施の形態の記録用紙トレイ50は、供給トレイとしても排出トレイとしても機能しているが、本発明は、供給トレイまたは排出トレイのいずれか一方としてのみ機能するシート支持装置や、それ以外の用途のシート支持装置にも利用することができる。
本発明が適用されたファクシミリ装置の概略構成を表す側断面図である。 そのファクシミリ装置を記録用紙トレイの動作と共に表す斜視図である。 その記録用紙トレイのトレイ本体に対するサポータの取り付け構造を表す斜視図である。 そのサポータの動作を表す平面図である。 上記トレイ本体にサポータを重ねて収納した状態を表す平面図,断面図,拡大図である。
符号の説明
1…ファクシミリ装置 2…上カバー 3…記録用紙
4…下カバー 5…記録用紙給紙ローラ 6…シート挿入口
7…プラテン 8…カバー開閉軸 9…記録ヘッド
11…インクリボン 15…記録用紙排紙ローラ 26…原稿挿入口
30…原稿 50…記録用紙トレイ 60…トレイ本体
61…回動軸 61A…バネ部 61B…フック部
63,73…カム 65…ストッパ 65A…台部
65B…凸部 65C…突出部 67…リブ
70…サポータ 71…穴部 72…溝部
75…凹部 77…板バネ部

Claims (8)

  1. シートを支持可能な載置面を備えた支持部材本体と、
    この支持部材本体に対して使用位置と収納位置との間で姿勢変化可能であるように設けられ、上記使用位置において上記支持部材本体をシート給送方向に延長可能な複数の延長支持部材と、を備えたシート支持装置であって、
    上記複数の延長支持部材は、上記支持部材本体に、それぞれ上記載置面と交わる線を回動軸として回動可能に設けられ、
    上記複数の延長支持部材のうちの少なくとも一つの延長支持部材Aは、この延長支持部材Aと上記支持部材本体のうちの少なくともいずれか一方に設けられた、移動範囲規制部材によって上記延長支持部材Aの上記回動軸の軸方向への移動範囲を規制され、
    上記移動範囲規制部材は、
    上記延長支持部材Aが使用位置にあるときには、上記延長支持部材Aのこの延長支持部材Aに対応する回動軸の軸方向への移動を規制し、
    上記延長支持部材Aが収納位置にあるときには、上記延長支持部材Aのこの延長支持部材Aに対応する回動軸の軸方向への移動を所定の範囲内で許容し、
    この所定の範囲は、上記複数の延長支持部材における上記載置面と交わる線の方向の厚みの合計よりも大きいことを特徴とするシート支持装置。
  2. 上記支持部材本体には、上記延長支持部材Aが使用位置にあるときに、上記延長支持部材Aの回動を規制する第1の回動規制部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のシート支持装置。
  3. 上記支持部材本体には、上記延長支持部材Aが収納位置にあるときに、上記延長支持部材Aの回動を規制する第2の回動規制部材が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のシート支持装置。
  4. シートが上記載置面に支持された状態で上記シート給送方向と直交する方向をシート幅方向としたとき、
    上記第1の回動規制部材は、上記支持部材本体のシート幅方向両側のうち、少なくとも一方の側に設けられ、上記シートの幅方向の端をガイドする機能を有することを特徴とする請求項2に記載のシート支持装置。
  5. 上記第1の回動規制部材に凹部または凸部が設けられ、その凹部または凸部が上記延長支持部材Aに設けられた凸部または凹部に係合することによってその延長支持部材Aの回動を規制することを特徴とする請求項2または4に記載のシート支持装置。
  6. 上記延長支持部材Aは、この延長支持部材Aと上記支持部材本体のうちの少なくともいずれか一方に設けられた、移動範囲規制補助部材によって上記延長支持部材Aの上記回動軸の軸方向への移動範囲を規制され、
    上記移動範囲規制補助部材は、
    この移動範囲規制補助部材の上記延長支持部材Aに対応する回動軸からの距離が、上記移動範囲規制部材の上記延長支持部材Aに対応する回動軸からの距離よりも遠くであるように設けられ、
    上記延長支持部材Aが使用位置にあるときには、上記延長支持部材Aのこの延長支持部材Aに対応する回動軸の軸方向への移動を規制し、
    上記延長支持部材Aが収納位置にあるときには、上記延長支持部材Aのこの延長支持部材Aに対応する回動軸の軸方向への移動を所定の範囲内で許容することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のシート支持装置。
  7. シート挿入口から挿入されたシートに画像を記録し、画像が記録されたシートをシート排出口から排出する画像記録装置において、
    請求項1〜6のいずれかに記載のシート支持装置が
    上記シート挿入口に対して開閉回動自在に設けられ、
    上記シート支持装置が上記シート挿入口に対して閉鎖された状態において上記シート挿入口と画像記録装置の少なくとも一部とを覆うカバーとして機能し、
    上記シート挿入口に対して開放された状態において上記シート挿入口にシートを供給する供給トレイとして機能することを特徴とする画像記録装置。
  8. 本体に設けられたシート挿入口から挿入されたシートに画像を記録し、画像が記録されたシートを上記本体に設けられたシート排出口から排出する画像記録装置において、
    請求項1〜6のいずれかに記載のシート支持装置が
    上記シート排出口に対して開閉回動自在に設けられ、
    上記シート支持装置が上記シート排出口に対して閉鎖された状態において上記シート排出口と画像記録装置の少なくとも一部とを覆うカバーとして機能し、
    上記シート排出口に対して開放された状態において上記シート排出口から排出されたシートを保持する排出トレイとして機能することを特徴とする画像記録装置。
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