JP2000280686A - 電子黒板装置 - Google Patents

電子黒板装置

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JP2000280686A
JP2000280686A JP9258699A JP9258699A JP2000280686A JP 2000280686 A JP2000280686 A JP 2000280686A JP 9258699 A JP9258699 A JP 9258699A JP 9258699 A JP9258699 A JP 9258699A JP 2000280686 A JP2000280686 A JP 2000280686A
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Koji Hisasue
幸司 久末
Motoharu Koda
元春 甲田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印字装置の大型化を伴うことなく用紙のセッ
トや取り出しなどのハンドリングも良好な普通紙対応の
電子黒板を提供すること。 【解決手段】 描画用のスクリーン2を備えた本体1a
の下端に印字装置4を備える電子黒板装置であって、印
字装置4を、単票の用紙Pの積層体をその上端側が正面
手前になるように傾斜を持たせて収納する収納部と、こ
の収納部より奥側に配置され収納部から給紙された用紙
Pをその下端から繰り出して搬送する搬送路と、搬送路
の中途に配置され画像データに基づいて用紙Pに印字す
る印字部とを備え、搬送路は、収納部の下端から上向き
に周回して収納部の上端より上に位置させた排紙口6k
までの経路を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スクリーンに描い
た会議議事録や図面等の情報を用紙に記録して出力する
電子黒板装置に係り、特に画像の劣化がなく長期保存に
好適な普通紙を用いることができ、しかも小型化にも対
応できる印字装置を備えた電子黒板装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子黒板装置は、正面側に開口部を有す
る本体の中にループ状に組み込んだスクリーンを文字や
図面等を描く面とし、これらの描かれた画像を記録し
て、必要があるときには記録紙に印字して出力させると
いうのが基本的な構成である。この印字動作は、スクリ
ーンを周回させてその表面の画像情報をたとえばCCD
で読み取って記憶した後にプリンタによって印字すると
いうものである。
【0003】このような電子黒板装置においては、主と
して装置自身及び使用する記録紙のコストの面から、従
来では感熱紙が記録媒体として一般に利用されている。
感熱紙は芯軸の周りにロール状に巻かれたものであり、
プリンタが作動すると芯軸が回転して繰り出される。そ
して、印字ヘッド部分に供給されて印字され、印字領域
を含む大きさの1枚の用紙としてカットして出力回収さ
れる。
【0004】記録紙として感熱紙を用いる場合、紙質の
腰が比較的弱いほかロール状に巻かれていたことの履歴
によってカールを生じやすく、事務処理やファイリング
の取り扱いが比較的しにくい。また、感熱紙は時間が経
過すると変色するという特性をもっている。このため、
印字出力された感熱紙を複写機にかけて普通紙にコピー
したりすることが多く、手間がかかるほか用紙を無駄に
費やしてしまいがちである。
【0005】このような感熱紙に代えて、プリンタの印
字部にインクリボンを備えたものとし記録紙として普通
紙を用いれば、感熱紙に起因するファイリングや取り扱
いの面倒さが解消される。また、サーマルヘッドによる
感熱紙への印字画像に比べるとより鮮明なものが得られ
る。更に、普通紙を用いる場合でも従来の感熱紙のよう
にロール状に巻いたものとしておけば、プリンタ内で占
める容積も小さくなり、感熱紙タイプのプリンタと同様
に小型化は可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】記録紙として普通紙を
用いるようにすると、印字後の取り扱いや画質及び保管
の面で改善が図られることは先に述べたとおりである。
ところが、普通紙を素材とするロール紙は、現在のとこ
ろ市場での入手が困難でしかもコストも高い。このた
め、普通紙を用いる場合には、A4判等の定型にカット
されたいわゆるカット紙を使用せざるを得ない。このよ
うなカット紙の場合には、用紙を積層して収納しておく
ことになるので、ロール状の感熱紙に比べて収納部がど
うしても大きくなる。たとえば、現在の電子黒板装置に
類似する旧来の黒板兼用の複写機の分野ではカット紙を
用いたものが知られており、たとえば特開昭50−14
2040号公報や特開昭61−94798号公報にその
記載がみられる。
【0007】ここで、特開昭50−142040号公報
にはカット紙を積層したものを水平姿勢にしてストック
しておく構成が記載されているが、用紙の長さ分だけプ
リンタの収納部は長く大きくなる。したがって、本体の
下端に沿わせてプリンタを配置した構成とすると、プリ
ンタが前に大きく突き出ることになり、スクリーンにに
図柄等を描くのに邪魔になる。また、特開昭61−94
798号公報には、カットされた普通紙を立てた姿勢で
ストックしておき、縦方向に給紙して印字する構成が記
載されている。しかしながら、普通紙を立てたままの状
態で収納しておくと座屈してしまい、印字中のジャムの
原因となったり、また印字後に回収したものはローラ紙
の場合と同様にカールを伴うことになり、その取り扱い
がしにくくなる。そして、紙の出口が本体側を向いてい
るので、スクリーン上をパッドで拭いたときの消し粉が
用紙の収納部の中に入り込み、用紙を汚してしまうとい
う問題もある。
【0008】このように画質や保管等の面で感熱紙より
も好ましい普通紙に対応させようとすると、装置面に限
っていえばプリンタが大型化する傾向にあり、本体から
手前に大きく突き出て使い勝手に影響する。
【0009】本発明は、印字装置の大型化を伴うことな
く用紙のセットや取り出しなどのハンドリングも良好な
普通紙対応の電子黒板を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、描画用のスク
リーンを備えた本体と、前記スクリーン上の画像を読み
取る画像読取り手段と、前記画像読取り手段からの画像
データに基づいて記録媒体に印字する印字装置とを備
え、前記印字装置を前記本体の下端部に取り付ける電子
黒板装置において、前記印字装置は、単票の用紙の積層
体をその上端側が正面手前になるように傾斜を持たせて
収納する収納部と、前記収納部より奥側に配置され前記
収納部から給紙された用紙をその下端から繰り出して搬
送する搬送路と、前記搬送路の中途に配置され前記画像
データに基づいて前記用紙に印字する印字部とを備え、
前記搬送路は、前記収納部の下端から上向きに周回して
前記収納部の上端より上に位置させた排紙口までの経路
を形成していることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、描画用
のスクリーンを備えた本体と、前記スクリーン上の画像
を読み取る画像読取り手段と、前記画像読取り手段から
の画像データに基づいて記録媒体に印字する印字装置と
を備え、前記印字装置を前記本体の下端部に取り付ける
電子黒板装置において、前記印字装置は、単票の用紙の
積層体をその上端側が正面手前になるように傾斜を持た
せて収納する収納部と、前記収納部より奥側に配置され
前記収納部から給紙された用紙をその下端から繰り出し
て搬送する搬送路と、前記搬送路の中途に配置され前記
画像データに基づいて前記用紙に印字する印字部とを備
え、前記搬送路は、前記収納部の下端から上向きに周回
して前記収納部の上端より上に位置させた排紙口までの
経路を形成していることを特徴とする電子黒板装置であ
り、用紙を斜めの姿勢で収納することでその座屈を防止
し、用紙の収納部の裏側の空間を用紙の印字と搬送に活
用することで装置の小型化を促すという作用を有する。
【0012】請求項2記載の発明は、前記印字装置は、
正面の外郭をその下端側が背面に近づく向きに傾斜させ
たハウジングと、前記ハウジングの正面の下端側に基端
を連接し且つ手前側に向けて開閉自在とした開閉パネル
と、前記開閉パネルの正面の下端側に基端を連接し且つ
手前側に向けて開閉自在とした給紙トレーとを備え、前
記開閉パネルを閉じた姿勢のとき前記開閉パネルの裏面
とこの裏面に臨む前記ハウジングの内壁との間を前記搬
送路とし、前記給紙トレーを閉じた姿勢のとき前記給紙
トレーの裏面とこの裏面に臨む前記開閉パネルの内壁と
の間を前記収納部としたことを特徴とする請求項1記載
の電子黒板装置であり、開閉パネルを開くことで印字部
や搬送路の点検ができるとともに、給紙トレーを開くこ
とで用紙の補充が簡単にできるという作用を有する。
【0013】請求項3に記載の発明は、前記開閉パネル
の基端に前記収納部から前記用紙をピックアップ方式で
前記搬送路に給紙する給紙ローラを配置し、前記開閉パ
ネルの裏面に印字部の一部を構成するプラテンローラを
配置するとともに前記プラテンローラに接触しながら走
行する転写フィルムを含むフィルムカセットを着脱自在
に備え、更に前記ハウジングの内壁には前記プラテンロ
ーラと対峙するサーマルヘッドを備えていることを特徴
とする請求項2記載の電子黒板装置であり、開閉パネル
を開くだけでフィルムカセットを交換でき、サーマルヘ
ッドは人の手に触れないハウジングの奥に位置している
ので安全に使用できるという作用を有する。
【0014】請求項4に記載の発明は、前記ハウジング
と前記開閉パネルとの間に、前記開閉パネルの裏面側が
ほぼ水平姿勢になる位置を全開姿勢として拘束するスト
ッパ機構を備えていることを特徴とする請求項2または
3記載の電子黒板装置であり、開閉パネルを開いたとき
にはその裏面を真上から点検でき、フィルムカセットも
載せるだけで簡単にセットできるという作用を有する。
【0015】請求項5に記載の発明は、前記開閉パネル
は、少なくとも閉じる向きに回動するときの回動抵抗を
付与する抵抗機構を介して前記ハウジングに連接されて
いることを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載
の電子黒板装置であり、開閉パネルを開くときその全開
位置まで一気に回動しないので、回動支点への衝撃や負
荷を抑えることができるという作用を有する。
【0016】以下、本発明の実施の形態を図面に基づい
て説明する。
【0017】図1は本発明の印字装置を備えた電子黒板
装置の概略斜視図、図2はスクリーンと印字装置の駆動
系統をコントローラとともに示す概略図である。
【0018】図1及び図2において、電子黒板装置は従
来のものと同様に、自立式のスタンド1の上端に表側に
開口部を有する本体1aを設けるとともに、この本体1
aの中に配置したローラ2a,2b周りにシート状のス
クリーン2をループ状に配置したものである。ローラ2
aには周回駆動モータ2cが接続され、その駆動によっ
てスクリーン2は図2において矢印方向または逆向きに
周回動作する。そして、本体1aの内部には、スクリー
ン2が裏側に回ったときにこのスクリーン2上に描かれ
た画像を読み取るための光学読み取り装置3が組み込ま
れている。この光学読み取り装置は、たとえば特開平1
0−151893号公報に記載されたものと同様であ
り、固定配置したCCD(図示せず)に対するスクリー
ン2の相対移動を利用して走査することで画像を読み取
るものであればよい。
【0019】本体1aの中央下部には、記録媒体である
普通紙をストックしておき、スクリーン2に描かれた画
像を記録するための印字装置4を備える。印字装置4
は、本体1aの下端に固定されたハウジング5と、この
ハウジング5の前面に開閉自在に取り付けた開閉パネル
6と、この開閉パネル6の前面に同様に開閉自在に配置
した給紙トレー7とによって外郭を構成したものであ
る。ハウジング5は、図1に示すように、本体1aの下
端に設けた粉受けトレー1bに上端を突き当てて固定さ
れ、前端を粉受けトレー1bの前面に合わせて配置され
ている。そして、このハウジング5は、上端部の奥行き
が長く下端側は背面側に偏らせて短くした側面形状であ
り、台形を上下反転させたような外観を持つ。したがっ
て、ハウジング5の前面に取り付けらる開閉パネル6及
びこれに備える給紙トレー7はいずれも下端側が奥に潜
り込む傾斜面となる。
【0020】図3は印字装置4の内部構造を示す概略縦
断面図、図4は開閉パネル6を開いたときの斜視図であ
る。
【0021】ハウジング5の前面側の上端部には操作パ
ネル5aを設けるとともにこの操作パネル5aの背部に
位置する部分にコントローラ5bが組み込まれている。
このコントローラ5bは、給紙トレー7から用紙を給紙
するための給紙機構や、周回駆動モータ2c及び光学読
み取り装置3の動作を含めて全ての作動機器を制御す
る。そして、コントローラ5bの下方には画像データに
基づいて発熱素子を発熱させて印字するためのサーマル
ヘッド5cを配置している。
【0022】開閉パネル6はその基端を支軸(後述)に
よってハウジング5に連接されたもので、開いたときに
は図4に示すようにほぼ水平な姿勢に保持される。開閉
パネル6には、給紙トレー7上の用紙を繰り出すための
給紙ローラ6aとその駆動モータ6a−1(図2参照)
を備える。なお、図2ではコントローラ5bと駆動モー
タ6a−1を印字装置4の外部に図示しているが、実際
にはハウジング5中に組み込まれている。
【0023】図3に示すように、給紙ローラ6aと給紙
トレー7の基端との間には、用紙をスプリング6cによ
って押し上げるホッパ6bを揺動可能に設ける。そし
て、この給紙ローラ6aから用紙の搬送方向の下流に
は、紙の重送を防止するための分離パッド6d,ガイド
6e,6f,6g,プラテンローラ6hをそれぞれ配置
する。更に、プラテンローラ6hの近傍には用紙の先端
を検出するための用紙検出センサ6i及びプラテンロー
ラ6hを抜けた用紙を受ける回収トレー6jを備え、こ
の回収トレー6jの終端に臨む部分の開閉パネル6の前
面側はハウジング5の操作パネル5aの下端との間に開
口する排紙口6kを設ける。
【0024】開閉パネル6は用紙の詰まりやインクリボ
ンの交換のときに開くようにしたもので、本実施の形態
ではインクリボンとして熱転写用のフィルムカセット8
を開閉パネル6の裏面に対して着脱自在としている。図
5はフィルムカセット8を引き上げた状態を示す斜視図
であり、開閉パネル6の裏面にはこのフィルムカセット
8を受けるためのマウント9を形成している。フィルム
カセット8は、額縁状のフレーム8aに回転自在に設け
た一対の巻取り支軸8b,8cの間に転写フィルム8d
を架け渡し、巻取り支軸8b,8cの両端をマウント9
に設けた保持溝9aに落とし込んで開閉パネル6にセッ
トされる。巻取り支軸8b,8cには歯車8b−1,8
c−1を取り付け、マウント9内には給紙ローラ6aと
同期して回転し巻取り支軸8cの歯車8c−1に噛み合
う駆動歯車9b及び支軸8bの歯車8b−1に噛み合う
バックテンション歯車9cを設ける。そして、フィルム
カセット8をセットしたときに、歯車8c−1が駆動歯
車9bと噛み合うと同時に歯車8b−1がバックテンシ
ョン歯車9cに噛み合うようにする。これにより、支軸
8cの回転によって転写フィルム8dが巻上げられて印
字部を通過し、バックテンション歯車9cにより転写フ
ィルム8dにテンションを与えながら撓むことなく走行
させることができる。
【0025】更に、開閉パネル6の先端側の裏面には、
図4及び図5に示すように、幅方向の両端に一対のロッ
ク爪6m−1,6m−2を設け、ハウジング5の右側面
にはこのロック爪6m−1,6m−2によるロックを解
除するためのレバー5a−1を設ける。ロック爪6m−
1,6m−2は、図6の概略縦断面図に示すように、1
本の回動軸6m−3によって一体化されたもので、スプ
リング6m−4によってハウジング5の操作パネル5a
の裏面側に向けて回動する方向に付勢され、ロック爪6
m−1,6m−2が操作パネル5aの裏面に係合して開
閉パネル6は閉じた姿勢に保持される。また、レバー5
a−1はスプリング5a−2によって上向きに付勢され
て上下に動かせるようにしたもので、図6の(a)のよ
うにロック爪6m−1がロック状態にあるとき、レバー
5a−1は最も上に位置している。そして、レバー5a
−1を押し下げると、その下端がロック爪6m−1の上
端に突き当たってこれを押し下げ、図6の(b)のよう
にロック爪6m−1による操作パネル5aの裏面側との
係合が外れてロックが解除される。このとき、他方のロ
ック爪6m−2も回動軸6m−3と一体になって回動す
るので、同時にロックを解除する。したがって、レバー
5a−1押し下げるだけで、開閉パネル6を開くことが
できる。
【0026】また、ロック爪6m−1(6m−2)の先
端側であって操作パネル5aの裏面に入り込む部分を図
6に示すように円弧状とする。これにより、開閉パネル
6を閉じるときには、この円弧部分を操作パネル5aの
下端に倣わせながら押し込むことができ、同図の(a)
に示す状態にロックされる。
【0027】給紙トレー7は基端側の幅方向の両端から
ピン7a(図3参照)を突き出し、これらのピン7aを
介して開閉パネル6に回転自在に連接したものである。
そして、給紙トレー7の正面の上端部には把手7bを凹
ませて設け、この把手7bに手を掛けて手前に引けば、
図7に示すように給紙トレー7だけを開くことができ
る。開閉パネル6の前面側には用紙Pを搭載した給紙ト
レー7を収納するチャンバ10を凹ませて形成し、この
チャンバ10の上端部には一対の磁石10aを取り付
け、給紙トレー7の裏面であってこれらの磁石10aに
対応する位置に金属等の磁性体(図示せず)を配置し、
磁石10aによって給紙トレー7をその閉じた位置に拘
束できるようにする。
【0028】図8は給紙トレー7の開閉パネル6への連
接構造及び開いたときの回動角度の規制のための構造を
示す要部の概略図であって、(a)は給紙トレー7の右
下端部とこれに対応する開閉パネル6の分解斜視図、
(b)は給紙トレー7を最大角度まで開いたときの概略
右側面図である。
【0029】給紙トレー7の基端の側面に設けたピン7
aの近くにガイドピン7cを設け、給紙トレー7側面に
対向するように形成された開閉パネル6のガイドプレー
ト6nにはピン7aを回動自在に差し込む保持孔6n−
1と、ガイドピン7cが移動自在に組み込まれるガイド
スリット6n−2を切開している。このガイドスリット
6n−2は、ピン7aを中心としてガイドピン7cが円
弧を描くように案内するように形成されたもので、給紙
トレー7がチャンバ10に納まる角度と、同図の(b)
に示すように開いた姿勢の角度との範囲でガイドピン7
cの移動を許す。このようなガイドピン7cとガイドス
リット6n−2を備えることで、給紙トレー7を開いた
ときには少し斜めの姿勢に停止させて、用紙Pを載せる
作業をしやすくできる。
【0030】ここで、図4及び図5のように開閉パネル
6を開くときには、斜め上の姿勢から水平姿勢に下向き
に回動する。この場合、開閉パネル6がその自重で急に
開くように動作すると収納されている用紙Pを含む重量
負荷が一気に加わり、開閉パネル6の回動支点に与える
負荷も大きくなる。これに対し、開閉パネル6を緩やか
に開動作させるためのダンパ機構を備えるようにすれ
ば、回動支点に対する負荷を抑えることができる。以
下、このようなダンパ機構による開閉パネル6の回動回
動支点のを含むヒンジ機構について説明する。
【0031】図9は開閉パネル6のハウジング5への取
付け構造であって、(a)は正面側から観た概略図、
(b)は(a)のA−A線矢視による開閉パネル6の回
動中心の位置を示す概略図である。
【0032】図9の(a)に示すように、開閉パネル6
の下端部の右端には支軸11を備え、ハウジング5には
この支軸11を受ける軸受5dを配置している。一方、
開閉パネル6の左端には取付け金具12を取り付け、そ
の支軸12aをハウジング5に設けた軸受5eに差し込
んでいる。右端及び左端の支軸11,12aは同軸配置
され、図9の(b)に現れる支軸12aから判るよう
に、開閉パネル6の回動中心はハウジング5の奥側の下
端に位置し、奥行き幅が狭い部分に配置されている。そ
して、取付け金具12はダンパ機構を介してハウジング
5に連接され、開閉パネル6を図4及び図5に示した水
平姿勢まで開くときに緩やかに動作する構成とする。
【0033】図10は取付け金具12に連接するダンパ
機構の詳細であって、(a)は要部の斜視図、(b)は
同図(a)の矢印B方向に観た図である。
【0034】取付け金具12は、円柱状の支軸12aの
先端に長円状断面の連接軸12bを同軸配置するととも
に、背面側には支軸12aと平行となる向きに突き出し
たストッパ12cを備えたものである。一方、ハウジン
グ5には取付け金具12と対向する配置としてホルダ1
3を設け、このホルダ13を先に説明した軸受12aを
貫通させて配置する。
【0035】ホルダ13は、ストッパ12cを差し込む
円弧状の開口13aを設けるとともに回動抵抗を負荷す
るためのダンパユニット13b及び減速歯列を備えたも
のである。開口13aは中心角をほぼ90°とし、スト
ッパ12cが図示の位置にあるときには開閉パネル6は
閉じた姿勢となる。そして、図中の矢印方向に開閉パネ
ル6を倒して開いていき、ストッパ12cが開口13a
によって動きを規制されたとき、図4及び図5に示す水
平姿勢に開閉パネル6を停止させる。ダンパユニット1
3bは、オイル等の粘性材を封入して回転抵抗を作用さ
せる構成とした従来周知のものであり、内部から突き出
した回転軸13b−1に歯車14aを取り付けている。
そして、取付け金具12の連接軸12bに設けた歯車1
4bとの間に中間歯車14cを介装して減速歯車列を構
成し、ダンパユニット13bによる回転に対する粘性抵
抗を大きくして取付け金具12へ伝達できるようにして
いる。
【0036】以上の構成において、スクリーン2に描い
た文字や図を記録するときには、操作パネル5aのスイ
ッチを操作して印字装置4を起動する。この起動によ
り、給紙ローラ6aが回転し、給紙トレー7に搭載され
ている用紙Pの一番上の1枚がホッパ6bと給紙ローラ
6aとの間にニップされて下流に搬送される。そして、
用紙Pがプラテンローラ6hとサーマルヘッド5cとの
間を通過していくときに画像データに基づいて印字さ
れ、回収トレー6jから排紙口6kに向かう。印字後の
用紙Pは図3に示すように、下端側が回収トレー6jに
載り上端側が排紙口6kから抜き出た状態になり、この
出ている部分を掴んで抜き取ることで回収される。
【0037】このように用紙Pとしては普通紙を用いる
ので、従来のロール状の感熱紙を使用する場合に比べる
と、印字後にカットする作業が不要となるほか、保形性
も高いので回収後の取り扱いもしやすくなる。また、用
紙Pは給紙トレー7に搭載されて斜めの姿勢で収納され
ているので、縦向きの姿勢で収納する場合に比べて座屈
がなくへたり変形も抑えられる。このため、給紙ローラ
6aからその下流への用紙Pの搬送も安定して紙詰まり
がなく、印字後に回収された用紙Pの保形性も更に高く
維持される。
【0038】用紙Pを補充するときは、図7に示したよ
うに給紙トレー7だけを正面側から開きその上に用紙P
を載せる。この用紙Pの補充は、給紙トレー7を開いた
とき図示のように少し斜め上の姿勢になるので、用紙P
の束を差し込むだけで簡単に作業できる。
【0039】また、フィルムカセット8を交換したり用
紙Pの紙詰まりを除くときには、図4及び図5に示した
ように開閉パネル6を開く。この操作は、開閉パネル6
の開閉レバー5a−1を押し下げるだけでよく、手を添
えなくてもダンパユニット13bの機能によって開閉パ
ネル6は緩やかに下向きに回動しほぼ水平の姿勢となっ
たときに停止する。すなわち、ダンパユニット13bを
備えていないと、開閉パネル6は一気に回動してその停
止位置に達するときには回動支点に大きな負荷が加わる
が、ダンパユニット13bによる緩衝動作によってこの
ような負荷の増大が抑えられる。このため、開閉パネル
6の回動支点の強度を大きくしなくて済むので、支軸1
1,12aの径やその他の部材も小さくでき、ハウジン
グ5の下端側であって奥行き寸法が短い部分であっても
開閉パネル6の回動支点を組み込むことができる。
【0040】更に、本体1aの下端に取り付ける印字装
置4は、ハウジング5の操作パネル5a部分だけが粉受
けトレー1bの前端にほぼ一致し、開閉パネル6及びこ
れに組み込んだ給紙トレー7は奥行き方向へ潜り込むよ
うに傾斜している。すなわち、印字装置4は粉受けトレ
ー1bから前に突き出ない配置となっているので本体1
aの前に立ってスクリーン2に描画するときには一切邪
魔にならず、使い勝手に影響を及ぼすことはない。ま
た、粉受けトレー1bから消しかすが落ちても、ハウジ
ング5と開閉パネル6との間や開閉パネル6と給紙トレ
ー7との間から消しかすが入り込むことはない。したが
って、印字部や用紙の搬送のための機能部のトラブル発
生が抑えられるとともに、給紙トレー7に搭載され開閉
パネル6のチャンバ10に収納された用紙Pを汚すこと
もなくなる。
【0041】さらに、本発明の電子黒板装置における印
字装置4では、開閉パネル6及びこれに組み込んだ給紙
トレー7は奥行き方向に潜り込むように傾斜させて用紙
Pを斜めの姿勢で収納し、この用紙Pの収納部の背部に
用紙Pの搬送路や印字機能部が位置している。そして、
給紙トレー7に搭載された用紙Pはその下端から給紙ロ
ーラ6aを経由して用紙Pの収納部の裏を上向きに移動
し、そのまま排紙口6kから繰り出される。したがっ
て、印字装置4の前面側を斜めにカットしたような形状
として内部容量を小さくしても、用紙Pの収納と搬送及
び印字から排紙までの工程を行わせることができ、印字
装置4の全体を小型化できる。特に、用紙Pを給紙トレ
ー7によって斜めの姿勢で収納するので、用紙Pの座屈
がないほか、たとえば横置き式と比べると奥行き寸法は
格段に短くなる。このため、印字装置4の前面を粉受け
トレー1bに合わせて固定したときでも本体1aの背面
側に大きく突き出ることはなく、部屋の壁に近づけたレ
イアウトが可能となる。
【0042】なお、本実施の形態においては、スクリー
ンを移動させて固定した読取り手段でスクリーン上の情
報を読み取る構成としたが、たとえば実公平2−324
70号公報に記載されているようにスクリーンを固定し
て読取り部を移動させる構成としてもよい。
【0043】
【発明の効果】請求項1の発明では、本体の下に配置す
る印字装置の正面を下端側が奥に向かう傾斜面としてこ
の面を含む収納部に用紙を収納し、収納部の裏側に印字
部や搬送路を配置して収納部の上側から排紙するので、
印字装置を小型にすることができる。また、本体より前
側への印字装置の突き出しがないので、スクリーンに描
画する作業の邪魔にならず、使い勝手も向上する。更
に、用紙は斜めの姿勢で収納されるので、座屈変形等を
生じることがなく、搬送路での紙詰まり等のトラブルも
解消できる。
【0044】請求項2の発明では、開閉パネルを開いて
印字部や搬送路の点検ができるとともに、給紙トレーを
開いて用紙の補充が簡単にできる。
【0045】請求項3の発明では、開閉パネルを開くだ
けでフィルムカセットを交換でき、サーマルヘッドは人
の手に触れないハウジングの奥に位置しているので安全
に使用できる。
【0046】請求項4の発明では、開閉パネルを開いた
ときにはその裏面を真上から点検できフィルムカセット
も載せるだけで簡単にセットでき、使い勝手を更に向上
させることができる。
【0047】請求項5の発明では、開閉パネルの回動支
点への衝撃や負荷を抑えるので、耐久性の向上が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子黒板装置の概要を示す外観斜視図
【図2】スクリーンと印字装置の駆動系統をコントロー
ラとともに示す概略図
【図3】印字装置の内部構造の概略を示す左側面縦断面
【図4】ハウジングから開閉パネルを開いた状態を示す
要部の斜視図
【図5】図4の開閉パネルを開いた状態からフィルムカ
セットを取り外したときの要部の斜視図
【図6】給紙トレーの開閉パネルに対するロック機構の
要部を示す概略縦断面図であって、(a)はロック時を
示す図 (b)はロック解除時を示す図
【図7】(a)は用紙を給紙トレーに載せて補充してい
る状態を示す要部の斜視図 (b)は用紙補充の後に給紙トレーを閉じる操作を示す
要部の斜視図
【図8】開閉パネルに対する給紙トレーの連接構造及び
給紙トレーを開いたときの角度規制を示す図であって、
(a)は給紙トレーの右端側の下部とこれに対応する開
閉パネルのガイドプレート部分の分解斜視図 (b)は給紙トレーを最大角度まで開いたときの概略右
側面図
【図9】開閉パネルのハウジングへの連接構造であっ
て、(a)は正面から観た要部の概略図 (b)は、(a)のA−A線矢視であって開閉パネルの
回転中心の位置を示す概略図
【図10】抵抗機構の詳細であって、(a)は要部の分
解斜視図 (b)は(a)を矢印B方向に観た組み立て時の背面図
【符号の説明】
1 スタンド 1a 本体 2 スクリーン 2a,2b ローラ 2c 周回駆動モータ 3 光学読み取り装置 4 印字装置 5 ハウジング 5a 操作パネル 5a−1 レバー 5a−2 スプリング 5b コントローラ 5c サーマルヘッド 6 開閉パネル 6a−1 駆動モータ 6b ホッパ 6c スプリング 6d 分離パッド 6e,6f,6g ガイド 6h プラテンローラ 6i 用紙検出センサ 6j 回収トレー 6k 排紙口 6m−1,6m−2 ロック爪 6m−3 回動軸 6m−4 スプリング 7 給紙トレー 7a ピン 7b 把手 7c ガイドピン 8 フィルムカセット 8a フレーム 8b 巻取り支軸 8b−1 歯車 8c 巻取り支軸 8c−1 歯車 8d 転写フィルム 9 マウント 9a 保持溝 9b 駆動歯車 10 チャンバ 10a 磁石 11 支軸 12 取付け金具 12a 支軸 12b 連接軸 12c ストッパ 13 ホルダ 13a 開口 13b ダンパユニット 13b−1 回転軸 14a,14b 歯車 14c 中間歯車

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】描画用のスクリーンを備えた本体と、前記
    スクリーン上の画像を読み取る画像読取り手段と、前記
    画像読取り手段からの画像データに基づいて記録媒体に
    印字する印字装置とを備え、前記印字装置を前記本体の
    下端部に取り付ける電子黒板装置において、前記印字装
    置は、単票の用紙の積層体をその上端側が正面手前にな
    るように傾斜を持たせて収納する収納部と、前記収納部
    より奥側に配置され前記収納部から給紙された用紙をそ
    の下端から繰り出して搬送する搬送路と、前記搬送路の
    中途に配置され前記画像データに基づいて前記用紙に印
    字する印字部とを備え、前記搬送路は、前記収納部の下
    端から上向きに周回して前記収納部の上端より上に位置
    させた排紙口までの経路を形成していることを特徴とす
    る電子黒板装置。
  2. 【請求項2】前記印字装置は、正面の外郭をその下端側
    が背面に近づく向きに傾斜させたハウジングと、前記ハ
    ウジングの正面の下端側に基端を連接し且つ手前側に向
    けて開閉自在とした開閉パネルと、前記開閉パネルの正
    面の下端側に基端を連接し且つ手前側に向けて開閉自在
    とした給紙トレーとを備え、前記開閉パネルを閉じた姿
    勢のとき前記開閉パネルの裏面とこの裏面に臨む前記ハ
    ウジングの内壁との間を前記搬送路とし、前記給紙トレ
    ーを閉じた姿勢のとき前記給紙トレーの裏面とこの裏面
    に臨む前記開閉パネルの内壁との間を前記収納部とした
    ことを特徴とする請求項1記載の電子黒板装置。
  3. 【請求項3】前記開閉パネルの基端に前記収納部から前
    記用紙をピックアップ方式で前記搬送路に給紙する給紙
    ローラを配置し、前記開閉パネルの裏面に印字部の一部
    を構成するプラテンローラを配置するとともに前記プラ
    テンローラに接触しながら走行する転写フィルムを含む
    フィルムカセットを着脱自在に備え、更に前記ハウジン
    グの内壁には前記プラテンローラと対峙するサーマルヘ
    ッドを備えていることを特徴とする請求項2記載の電子
    黒板装置。
  4. 【請求項4】前記ハウジングと前記開閉パネルとの間
    に、前記開閉パネルの裏面側がほぼ水平姿勢になる位置
    を全開姿勢として拘束するストッパ機構を備えているこ
    とを特徴とする請求項2または3記載の電子黒板装置。
  5. 【請求項5】前記開閉パネルは、少なくとも閉じる向き
    に回動するときの回動抵抗を付与する抵抗機構を介して
    前記ハウジングに連接されていることを特徴とする請求
    項2から4のいずれかに記載の電子黒板装置。
JP9258699A 1999-03-31 1999-03-31 電子黒板装置 Withdrawn JP2000280686A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009005248A1 (en) * 2007-06-29 2009-01-08 Yong-Taek Choi Sliding blackboard

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