JP2006240081A - 手提げ用ハンドルを備えた記録装置 - Google Patents

手提げ用ハンドルを備えた記録装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006240081A
JP2006240081A JP2005059152A JP2005059152A JP2006240081A JP 2006240081 A JP2006240081 A JP 2006240081A JP 2005059152 A JP2005059152 A JP 2005059152A JP 2005059152 A JP2005059152 A JP 2005059152A JP 2006240081 A JP2006240081 A JP 2006240081A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
handle
recording apparatus
posture
recording medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005059152A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenori Harada
英典 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2005059152A priority Critical patent/JP2006240081A/ja
Publication of JP2006240081A publication Critical patent/JP2006240081A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 回動自在な手提げ用ハンドルが、記録装置にセットされた用紙や、記録装置の構成要素そのものと干渉することによって発生する不具合を未然に防止することのできる記録装置を提供する。
【解決手段】 プリンタ100は、手提げ用のハンドル100を備えている。ハンドル100は、プリンタ100の上部と後部とを往復可能なようにプリンタ100を側視して回動自在に、且つその回動範囲の中における第1の姿勢で停止可能に設けられている。この第1の姿勢は、把持部37が給送装置1にセットされた最上位の記録用紙と接しないよう把持部37がペーパーサポート69に対して所定間隔を空けて上方に位置する姿勢であり、これにより把持部37が記録用紙と接触することによる給紙不良(不送り)を防止できる。
【選択図】図4

Description

本発明は、ファクシミリやプリンタ等に代表される記録装置に関し、特に手提げ用ハンドルを備えた記録装置に関する。
近年、ホームDPEと称してデジタルスチルカメラと記録装置の一例としてのインクジェットプリンタとを用い、デジタル画像を家庭で容易に銀塩写真並に高画質プリントすることが可能となっている。この様な状況のもと、どの様な場所においても高画質プリントを実行可能とする為に、インクジェットプリンタには容易に持ち運び可能であることが要求される場合がある。この様なユーザーニーズに応える為には、運搬の容易性を考慮して、プリンタ本体の小型化が望まれるとともに、特許文献1に示すような手提げ用ハンドルを設けることが好ましい。
特開2004−82455号公報
ところで、インクジェットプリンタには、被記録媒体の一例としての用紙を傾斜姿勢に支持する被記録媒体給送装置(所謂オートシートフィーダ)が設けられていて、この被記録媒体給送装置にセットされた用紙は、プリンタ本体の後方に傾斜姿勢で突出した状態となる。一方、手提げ用ハンドルをプリンタ本体に対して回動自在に設けた場合に、例えば当該ハンドルが斜め上方を向いた姿勢で手を離すと、当該ハンドルが自重で回動する(下方に落下する)場合があり、その結果セットされた最上位の用紙の上にハンドルが載置された状態となってしまう虞がある。そしてこの状態で給紙動作が実行されると、最上位の用紙は手提げ用ハンドルとの間の摩擦力によって負荷を受ける為、給紙不良(不送り)が発生することになる。
また、その他にもインクジェットプリンタには種々の回動体(例えば、インクカートリッジを挿脱する為の開口部を覆う蓋体等)が設けられており、その様な回動体の回動領域と上記ハンドルの回動領域とが干渉すると、一方の回動動作が他方の存在によって阻害されてしまうことになる。
そこで本発明はこの様な問題に鑑みなされたものであり、その目的は、回動自在な手提げ用ハンドルが、記録装置にセットされた用紙や、記録装置の構成要素そのものと干渉することによって発生する不具合を未然に防止することのできる記録装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様は、積重された複数枚の被記録媒体を傾斜姿勢に支持する支持部材を備えるとともに最上位の被記録媒体から一枚ずつ給送する被記録媒体給送手段と、前記被記録媒体給送手段から給送された被記録媒体に記録を行う記録手段と、を備えた記録装置であって、把持部及び当該把持部から前記記録装置の本体に延びる腕部を備えて構成された手提げ用ハンドルが、前記把持部が前記記録装置の上部と後部とを往復可能なように前記記録装置を側視して回動自在に、且つその回動範囲の中における第1の姿勢で停止可能に設けられており、前記被記録媒体給送手段が、前記記録装置の後部であって且つ傾斜姿勢に支持された最上位の被記録媒体に前記把持部が上方から当接し得る位置に設けられており、前記手提げ用ハンドルの前記第1の姿勢が、前記把持部が前記被記録媒体給送手段に支持された最上位の被記録媒体と接しないよう前記把持部が前記支持部材に対して所定間隔を空けて上方に位置する姿勢であることを特徴とする。
上記態様によれば、記録装置に回動自在に設けられる手提げ用ハンドルは、その回動範囲の中における第1の姿勢で停止可能に設けられており、その第1の姿勢が、ハンドルの把持部が被記録媒体給送手段に支持された最上位の被記録媒体と接しないよう前記把持部が被記録媒体を傾斜姿勢に支持する支持部材に対して所定間隔を空けて上方に位置する姿勢であることから、手提げ用ハンドルがその自重によって回動した場合でも、把持部が被記録媒体給送手段に支持された最上位の被記録媒体と接する前に停止する。即ち、回動自在な手提げ用ハンドルが、傾斜姿勢に支持された被記録媒体と接触することを未然に防止することができ、これによって手提げ用ハンドルと被記録媒体とが接触することによって生じる給送不良(不送り)を防止することができる。
本発明の第2の態様は、上記第1の態様において、前記被記録媒体給送手段が、前記記録装置の本体に対し、回動支点を中心にして前記記録装置を側視して回動可能に設けられることで、前記記録装置に収納された収納状態と、前記記録装置の後方に突出して被記録媒体を傾斜姿勢に支持し得る使用状態と、を切り換え可能となっていることを特徴とする。
上記態様によれば、前記被記録媒体給送手段が、回動することで記録装置に収納された収納状態と、記録装置の後方に突出する使用状態とを切り換え可能となっているので、収納状態をとる際には記録装置のコンパクト化と外観の向上化とに寄与することができる。
本発明の第3の態様は、上記第1のまたは第2の態様において、前記手提げ用ハンドルは、その回動範囲の中において更に第2の姿勢で停止可能に設けられており、前記記録装置の背面下部には、インクカートリッジ挿脱用の開口部を覆うカバー体が、前記記録装置を側視して回動自在に取り付けられており、前記手提げ用ハンドルの前記第2の姿勢が、前記把持部が前記カバー体の回動領域の上方に位置する姿勢であることを特徴とする。
上記態様によれば、記録装置の背面下部に、インクカートリッジ挿脱用の開口部を覆うカバー体が、記録装置を側視して回動自在に取り付けられているが、ハンドルは、前記把持部が前記カバー体の回動領域の上方に位置する第2の姿勢で停止可能であるので、手提げ用ハンドルがその自重によって回動した場合でも、把持部が前記カバー体の回動領域内に入る前に停止する。つまり、回動自在な手提げ用ハンドルが、記録装置の構成要素である前記カバー体の回動領域と干渉することを未然に防止することができ、前記カバー体の開閉操作即ちインクカートリッジの挿脱操作を妨げることがない。
本発明の第4の態様は、被記録媒体に記録を行う記録手段を備えた記録装置であって、把持部及び当該把持部から前記記録装置の本体に延びる腕部を備えて構成された手提げ用ハンドルが、前記把持部が前記記録装置の上部と後部とを往復可能なように前記記録装置を側視して回動自在に、且つその回動範囲の中における第2の姿勢で停止可能に設けられており、前記記録装置の背面下部に、インクカートリッジ挿脱用の開口部を覆うカバー体が、前記記録装置を側視して回動自在に取り付けられており、前記手提げ用ハンドルの前記第2の姿勢が、前記把持部が前記カバー体の回動領域の上方に位置する姿勢であることを特徴とする。
上記態様によれば、記録装置の背面下部に、インクカートリッジ挿脱用の開口部を覆うカバー体が、記録装置を側視して回動自在に取り付けられているが、ハンドルは、前記把持部が前記カバー体の回動領域の上方に位置する第2の姿勢で停止可能であるので、手提げ用ハンドルがその自重によって回動した場合でも、把持部が前記カバー体の回動領域内に入る前に停止する。つまり、回動自在な手提げ用ハンドルが、記録装置の構成要素である前記カバー体と干渉することを未然に防止することができ、前記カバー体の開閉操作即ちインクカートリッジの挿脱操作を妨げることがない。
本発明の第5の態様は、上記第1から第4の態様のいずれかにおいて、前記記録装置の上面の一部を構成するとともに前記記録装置の各種情報を表示する表示部が、前記記録装置を側視して回動自在に設けられており、前記腕部が、前記把持部が前記表示部の回動領域の外側を回動する長さに形成されていることを特徴とする。
本態様によれば、前記記録装置の上面の一部を構成するとともに前記記録装置の各種情報を表示する表示部が、前記記録装置を側視して回動自在に設けられており、前記腕部が、前記把持部が前記表示部の回動領域の外側を回動する長さに形成されていることから、前記手提げ用ハンドルが前記表示部の回動領域と干渉せず、従って前記手提げ用ハンドルを回動させる前に前記表示部を収納するといった手順を踏む必要が無く、ユーザフレンドリであるとともに、前記手提げ用ハンドルによって前記表示部を破損させる虞が無い。
本発明の第6の態様は、上記第1から第5の態様のいずれかにおいて、前記手提げ用ハンドルが、前記腕部が前記記録装置の本体から上方にほぼ垂直に延びる立位姿勢で保持可能に設けられていることを特徴とする。
本体様によれば、前記手提げ用ハンドルが、前記腕部が前記記録装置の本体から上方にほぼ垂直に延びる立位姿勢で保持可能に設けられていることから、記録装置を運搬する際にも記録装置の本体が不安定に揺動することがなく、安定して運搬できるとともに、記録装置の本体の姿勢が傾くことによって発生する、インクの流出等の不具合を防止することができる。
本発明の第7の態様は、上記第1から第6の態様のいずれかにおいて、前記手提げ用ハンドルが、把持部が前記記録装置の背面下部と対向する位置まで回動可能に設けられていることを特徴とする。
本体様によれば、前記手提げ用ハンドルが、把持部が前記記録装置の背面下部と対向する位置まで回動可能に設けられているので、前記手提げ用ハンドルの非使用時(前記記録装置の運搬に利用しない時)において前記手提げ用ハンドルが費やすスペースを最小限に抑えることができる。
以下、本発明の一実施形態について説明する。以下では先ず、本発明の一実施形態に係る「記録装置」の一例としてのインクジェットプリンタ(以下「プリンタ」と略称する)100の全体構成について図1乃至図3を参照しながら説明する。ここで、図1はプリンタ100の外観斜視図、図2はプリンタ100を後方から見た図、図3はプリンタ100の用紙搬送経路の側断面図である。
プリンタ100は、「被記録媒体」の一例としての比較的サイズの小さいハガキ、L判サイズ等の記録用紙への記録に適するように、且つ、運搬の容易性を考慮して小型サイズに構成されたものである。
このプリンタ100は、プリンタ本体の後部に、積重された複数枚の記録用紙を傾斜姿勢に支持する被記録媒体給送手段(以下「給送装置」と言う)1を備え、プリンタ本体の前部には、記録の行われた記録用紙をスタックするスタッカ50が、図1に示す様に略垂直に立設された収納状態と、プリンタ前方側に開いて記録用紙をスタック可能な使用状態(図示せず)とを切り換え可能に設けられている。
プリンタ100の上面中央には、電源ボタン、印刷設定ボタン等によって構成された操作部31と、印刷設定内容や現在の動作ステータス等を表示する表示部30が配置され、プリンタ本体の前部右側には、画像データ等が記憶された半導体メモリ媒体を装着可能なカードスロット(図示せず)を覆う開閉自在なカバー61が設けられている。即ち、プリンタ100は、外部のホスト・コンピュータと接続して印刷データを受信するのみならず、画像データを記憶した半導体メモリから直接画像データを読み込み、そして印刷用のデータを生成して自ら印刷実行可能に構成された所謂スタンドアロンプリンタである。
一方、プリンタ本体背面には、図2に示すようにプリンタ本体底部に設けられる、薄い箱状体を成すインクカートリッジ47を挿脱する為の開口部45が形成されているとともに、当該開口部45を覆うカバー体47が、プリンタ100を側視して回動自在に取り付けられている(図4参照)。
図1に戻って、プリンタ100の外観を構成するハウジングは、複数の部材によって構成され、図1にはその中で上部パネル51と、ハウジング左53と、ハウジング右55と、サイドパネル右59と、が示されている。そして、ハウジング左53とハウジング右55とには、把持部37と、把持部37の両端からプリンタ本体に向かってL字状に延びる腕部41とを備えて構成された手提げ用ハンドル(以下「ハンドル」と略称する)35が、プリンタ本体を側視して回動自在に取り付けられていて(図4参照)、これによってプリンタ100を持ち運ぶ際にハンドル35を把持すれば、プリンタ100を容易に運搬することができるようになっている。
尚、プリンタ100のハウジング構造は、上下に分割された装置本体をハウジング左53とハウジング右55とでキャップするようになっており、従ってハンドル55によってプリンタ100を持ち運ぶ場合でも、装置本体が上下に分離する様なこともなく、運搬の際の安全性(即ちハウジングの機械的強度)が向上している。
続いて、プリンタ100の内部構成について説明する。プリンタ100には、記録用紙Pに記録を行う記録手段の主たる構成要素として、主走査方向(図3の紙面表裏方向)に往復可能にキャリッジガイド軸12によって軸支されたキャリッジ10が設けられている。そして、該キャリッジ10には記録用紙Pにインクを吐出して記録を行なう記録ヘッド13が搭載されている。
記録ヘッド13の下方には、記録ヘッド13と対向して記録ヘッド13のヘッド面と記録用紙Pとの間のギャップを規定するプラテン28が設けられている。そしてキャリッジ10とプラテン28との間に記録用紙Pを主走査方向と直交する副走査方向(図3の左右方向)に所定の搬送量で搬送する動作と、記録ヘッド13を主走査方向に一往復させる間に記録ヘッド13から記録用紙Pにインクを噴射する動作とを交互に繰り返すことによって記録用紙Pに記録が行われる。
次に、記録用紙Pの搬送経路に従ってプリンタ100の構成を更に詳しく説明する。先ず最も搬送方向上流側に記録用紙Pを積重する「支持部材」としてのホッパ16が、給送装置1の基体を構成するフレーム5に揺動可能に設けられている。ホッパ16上の記録用紙Pは給送用ローラ14の回転軸17の回転に伴って、ホッパ16が所定のタイミングで上昇し、給送用ローラ14に向けて押し上げられる。
これら給送用ローラ14、ホッパ16等を含む給送装置1は、給送用ローラ14の回転に伴って最上位に位置する記録用紙Pから順番に、給送用ローラ14近傍に設けられる分離パッド7によって次位以降の記録用紙Pから分離しつつ、1枚ずつピックアップし、されて搬送方向下流に向かって給送する。
ここで、給送装置1は、図3の仮想線と実線との関係で示す様にホッパ16を含む、フレーム5を基体とする装置(ユニット)そのものが回動自在に設けられ、実線で示す使用状態では後方に張り出す様な傾斜姿勢となる。一方、仮想線で示す収納状態においては、記録用紙Pを挿入する為の開口65が塞がれて塵埃等の進入を防止可能となっている。そして当該収納状態では、給送装置1は後方に張り出さず、プリンタ100のコンパクト化及び外観の向上が図られる様になっている。
続いて、給送用ローラ14の下流には、記録用紙Pの通過を検出する被記録媒体検出手段(図示せず)が設けられており、その下流には搬送用駆動ローラ19aと搬送用従動ローラ19bとによって構成される搬送用ローラ19が設けられている。このうち搬送用従動ローラ19bは、搬送用従動ローラ用のローラホルダ18の下流側において軸支され、当該ローラホルダ18は、図示しない回転軸を中心に回動可能に設けられ、かつ図示しないねじりコイルばねによって搬送用従動ローラ19bが常に搬送用駆動ローラ19aに圧接したニップ状態になるように回動付勢されている。
搬送用ローラ19によって挟圧された状態で搬送される記録用紙Pは記録ヘッド13の下方の記録ポジション26に導かれ、上述のキャリッジ10及び搬送用ローラ19の動作によって記録用紙Pに所望の記録が実行される。記録ヘッド13とその下方において、これと対向して設けられるプラテン28とのギャップは高精度の記録を実行する上で極めて重要な要素となっており、記録用紙Pの厚さの変化に応じて適宜調節されるようになっている。
記録ヘッド13の下流には排出用駆動ローラ20aと、排出用歯付きローラ20bとによって構成される排出用ローラ20が設けられ、この排出用ローラ20によって排出された記録用紙Pは更に下流に位置する排出用スタッカ50上に排出されるようになっている。尚、排出用歯付きローラ20bは、その外周に複数の歯を有する歯付きローラであり、排出用歯付きローラ用の図示しないローラホルダによって自由回転可能に軸支されている。排出用歯付きローラ20bの上流には補助歯付きローラ22が設けられ、当該補助歯付きローラ22によって記録用紙Pのプラテン28からの浮き上がりが防止され、適切な記録品質が維持されるようになっている。
以上がプリンタ100の大略構成であり、以下、更に図4乃至図11を参照しながら、ハンドル35について詳説する。ここで、図4はプリンタ100の側面図、図5乃至図8において(A)はプリンタ100の斜視図、(B)は(A)に対応するプリンタ100の側面図である。また、図9はハウジング左53、サイドプレート左57、ハンドル35の分解斜視図、図10(A)は回動回動軸43の斜視図、図10(B)は穴53a及びその周囲の平面図、図11は軸受部53b近傍の断面図である。
ハンドル35は、図9に示すように把持部37と、把持部37の両端からプリンタ本体へL字状に延びる腕部41、41と、腕部41の先端においてプリンタ100の幅方向に平行な軸線を成すように、且つ内側に向かって突出するように形成される回動軸43、43とを備えて構成されている。
このハンドル35は、ハウジング左53及びハウジング右55に形成された穴(ハウジング左53の穴は、図9において符号53aで示される)を、回動軸43、43がハウジング左53及びハウジング右55の外側から内側にそれぞれ挿入されることで、プリンタ100を側視して回動自在に取り付けられる。即ち、ハンドル35は、ハウジング左53及びハウジング右55によって軸支される状態となる。以下、図9乃至図11を参照しながらハウジング左53の側を説明するが、ハウジング右55の側も、図9乃至図11に示す構造と同様な構造となっている。
図9に示すように、ハウジング左53に対してスナップ嵌め式に着脱自在に取り付けられるサイドプレート左57には、回動軸43を挿通させる穴57aが形成され、ハウジング左53には、回動軸43を挿通させる穴53aが形成されるとともに軸受部53bが形成されている。この軸受部53bは、サイドプレート左57に形成された穴57aを貫通する様に外側に突出するフランジ形状を成し、その突出したフランジ形状が穴57aにちょうど嵌合する様になっている。
回動軸43には、図10(A)に示すように回動軸43の軸線方向と直交する方向に突出する様な係止片43a、43bが形成されるとともに、係止片43bには、回動軸43の突出方向(内側)とは反対(外側)に突出する突起43cが形成されている。一方で穴53aは、図10(B)に示す様に回動軸43の係止片43a、43bの形状がちょうど嵌まるような形状をなしていて、回動軸43が一旦穴53aに挿入され、そして回動すると、係止片43a、43bが穴53aの周縁に係止することで、回動軸43が穴53aから抜け落ちない様になっている。尚、図10(B)はハウジング左53の内側から穴53aを見た図であり、符号53dは、ハウジング左53の内側面を示している。
次に穴53aの周囲には、凹部53e、53f、53g、53hが形成されている。凹部53e〜53hは、回動軸43に形成された突起43cが嵌入する穴であり、即ち例えば図11に示すように突起43cが、係止片43bの弾性変形に伴って凹部53eに嵌まり込むことで、ハンドル35がその回動可能な範囲の中で所定の姿勢を保持される(停止する)ようになっている。即ち、ハンドル35が、この様に突起43cと凹部53e〜53hとを備えて構成された姿勢保持手段によって、その自重によって回動しないように停止した状態となる(詳細は後述)。
以上のように構成されたハンドル35の取付構造が奏する作用効果の1つとしては、以下が挙げられる。即ち、ハンドル35を把持することによりプリンタ100が持ち上げられると、プリンタ100の自重は軸受部53bに集中することから、持ち運びの際に軸受部53bが破損したり、或いはハンドル35側の回動軸43が破損したりする虞がある。しかし、上述の様な構成によれば、軸受部53bのフランジ形状によってハンドル35と軸受部53bとの間の接触面積が増加し、従って両者の間に作用する荷重が分散されるので、応力集中が起きず、回動軸43及び、軸受部53bの破損を防止することができる。
また、図9及び図11に示すようにサイドプレート左57をハウジング左53にスナップ嵌め式に取り付ける為のスナップ嵌め部を構成する、サイドプレート左57に形成された係止片57bと、ハウジング左53に形成された穴53cとによって、サイドプレート左57は上方へのズレを生じない様にハウジング左53に取り付けられる構成となっているので、プリンタ100がハンドル35を介して持ち上げられた際に、軸受部53bは穴57a即ちサイドプレート左57によってサポートされるので、軸受部53bに荷重が加わっても当該荷重の一部をサイドプレート左57が担うこととなり、軸受部53bの強度がより一層向上して破損等の発生を防止することが可能となる。
続いて、ハンドル35の回動動作と、当該ハンドル35の回動動作に関連するプリンタ100の各構成要素との関係について説明する。
図4に示すように、ハンドル35は把持部37がプリンタ100の上部と後部とを往復可能なように、回動範囲Dを回動可能となっているとともに、上述した姿勢保持手段によって、把持部37が実線で示す位置(ハンドル35が略垂直に立った状態)と、仮想線とともに符号37a、37b、37cで示すそれぞれの位置で保持される(停止する)ようになっている。
尚、以下では、把持部37が符号37aの位置にあるときのハンドル35の姿勢を「第1の姿勢」と言い、以下同様に符号37bの場合を「第2の姿勢」、符号37cの場合を「第3の姿勢」と言う。また、把持部37が図4の実線で示す位置にあるときのハンドル35の姿勢を「立位姿勢」と言う。尚、図5はハンドル35が立位姿勢をとる状態を示しており、図6は第1の姿勢を、図7は第2の姿勢を、図8は第3の姿勢をとる状態を示している。
次に、給送装置1は、既に述べた如く収納状態と使用状態とを切り換え可能なように、揺動範囲Bを揺動可能となっていて、使用状態では、図4の仮想線及び符号1で示すようにプリンタ本体後方に突出した状態となる。尚、符号69は給送装置1に対して引き出し可能に設けられたペーパーサポートであり、ホッパ16とともに積重された複数枚の記録用紙Pを傾斜姿勢に支持する「支持部材」としての機能を果たす。
ここで、図4から明かなように、給送装置1は使用状態において、傾斜姿勢に支持された最上位の記録用紙Pに把持部37が上方から当接しうる位置に設けられている。即ち、ハンドル35を立位姿勢から後方側にある程度回動させると、その後はハンドル35は自重によって回動し、何らの姿勢保持手段が無い場合にはやがて把持部37が傾斜姿勢に支持された記録用紙Pに載置された状態(把持部37と、最上位の記録用紙Pとが接触した状態)となり得る。しかし、把持部37は本実施形態では把持性を向上させる為に高摩擦材料(例えば、ゴム材)によって形成されているので、上記のように把持部37が最上位の記録用紙Pに載置された状態となると、当該最上位の記録用紙Pは把持部37との間の大きな摩擦力によって大きな給送負荷を受け、その結果給紙不良(不送り)が発生することになる。
しかし、ハンドル35は、自重で回動した場合でも、図6に示すように第1の姿勢で停止する(保持される)。この第1の姿勢は、把持部37が給送装置2に支持された最上位の記録用紙Pに接しないよう、把持部37がペーパーサポート69及びホッパ16(即ち給送装置1)に対して所定間隔を空けて上方に位置する状態を形成する姿勢であるので、ハンドル35がその自重によって回動した場合でも、把持部37が記録用紙Pに上から当接する前に停止する。従ってこれにより、把持部37が最上位の記録用紙Pと接することによる給送不良(不送り)を防止することができる。
次に、プリンタ本体の背面下部には、インクカートリッジ47挿脱用の開口部を覆うカバー体67が、プリンタ本体を側視して回動範囲Cを回動自在に取り付けられていて、ハンドル35は、自重で下方に回動した場合でも図7に示すように第2の姿勢で停止する(保持される)。この第2の姿勢は、把持部37がカバー体67の回動領域の上方に位置する状態を形成する姿勢であるので、ハンドル35がその自重によって回動した場合でも、把持部37がカバー体67の回動領域内に入る前に停止する。従ってこれにより、カバー体67の開閉操作即ちインクカートリッジ47の挿脱操作を妨げることがないようになっている。
尚、第2の姿勢に保持されたハンドル35に上方から力を加えると、ハンドル35は図8に示すような第3の姿勢をとり、当該第3の姿勢をとった状態でそれ以上の回動が規制されるようになっている。また、ハンドル35は、図5に示す立位姿勢から、更にプリンタ本体前方側に倒れる方向には回動できないように規制されている。ここで、ハンドル35は立位姿勢においても保持されるので、ハンドル35を把持してプリンタ100を運搬する際にもプリンタ本体が不安定に揺動することがなく、安定して運搬できるとともに、プリンタ本体の姿勢が傾くことによって発生する、インクの流出等の不具合を防止することができる。
また、ハンドル35は、図4及び図8に示すように第3の姿勢において把持部37がプリンタ本体の背面下部と対向する位置(ハンドル35の第3の姿勢)まで回動可能に設けられているので、ハンドル35の非使用時(プリンタ本体の運搬に利用しない時)においてハンドル35が費やすスペースを最小限に抑えることができる。
次に、図4に示すように、プリンタ100の上面を構成する表示部30は揺動範囲Aを揺動可能に設けられていて、これにより、表示部30の視認性が向上している。そして、ハンドル35の腕部41が、把持部37が表示部30の回動領域の外側を回動する長さに形成されている(延設されている)ので、ハンドル35を回動させる前に先ず表示部30を収納するといった手順を踏む必要がなく、ユーザフレンドリであるとともに、ハンドル35によって表示部30を破損させる虞もない。
以上説明した実施形態では、ハンドル35は立位姿勢、そして第1〜第3の姿勢で保持されるようになっているが、例えば第1の姿勢でのみ保持されるように構成されていれば、給送装置1との関係ではハンドル35が給紙不良(不送り)を招くことがない。また、第2の姿勢でのみ保持されるように構成されていれば、カバー体67との関係ではインクカートリッジ46の着脱作業を阻害することがない。
尚、以上では本発明をインクジェットプリンタに適用した例で説明したが、インクジェットプリンタ以外の記録装置をはじめ、被噴射媒体に液体噴射を行う液体噴射ヘッドを備えた液体噴射装置に適用可能であることは言うまでも無い。ここで、液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録媒体に記録を行うプリンタ、複写機およびファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記インクジェット式記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから被記録媒体に相当する被噴射媒体に噴射して、前記液体を前記被噴射媒体に付着させる装置を含む意味で用いる。
液体噴射ヘッドとして、前記記録ヘッドの他に、液晶ディスプレー等のカラーフィルター製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレーや面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等が挙げられる。
本発明に係るプリンタの外観斜視図。 本発明に係るプリンタを後方から見た図。 本発明に係るプリンタの側断面図。 本発明に係るプリンタの側面図。 (A)は本発明に係るプリンタの斜視図、(B)は(A)に対応する側面図。 (A)は本発明に係るプリンタの斜視図、(B)は(A)に対応する側面図。 (A)は本発明に係るプリンタの斜視図、(B)は(A)に対応する側面図。 (A)は本発明に係るプリンタの斜視図、(B)は(A)に対応する側面図。 ハウジング左、サイドプレート左、手提げ用ハンドルの分解斜視図。 (A)は回動軸の斜視図、(B)は穴及びその周囲の平面図。 軸受部近傍の断面図。
符号の説明
1 被記録媒体給送装置、5 フレーム、7 分離パッド、10 キャリッジ、12 キャリッジガイド軸、13 記録ヘッド、14 給送用ローラ、15 エッジガイド、16 ホッパ、17 回転軸、18 ローラホルダ(搬送用従動ローラの)、19 搬送用ローラ、19a 搬送用駆動ローラ、19b 搬送用従動ローラ、20 排出用ローラ、20a 排出用駆動ローラ、20b 排出用歯付きローラ、22 補助歯付きローラ、26 記録ポジション、28 プラテン、30 表示部、31 操作部、33 戻しレバー、35 手提げ用ハンドル35 把持部、41 腕部、43 回動軸、45 開口部、47 インクカートリッジ、50 排出用スタッカ、51 上部パネル、53 ハウジング左、55 ハウジング右、57 サイドパネル左、59 サイドパネル右、61 カードスロットカバー、65 開口、67 カバー体、69 ペーパーサポート、100 インクジェットプリンタ、 P 記録用紙

Claims (7)

  1. 積重された複数枚の被記録媒体を傾斜姿勢に支持する支持部材を備えるとともに最上位の被記録媒体から一枚ずつ給送する被記録媒体給送手段と、
    前記被記録媒体給送手段から給送された被記録媒体に記録を行う記録手段と、を備えた記録装置であって、
    把持部及び当該把持部から前記記録装置の本体に延びる腕部を備えて構成された手提げ用ハンドルが、前記把持部が前記記録装置の上部と後部とを往復可能なように前記記録装置を側視して回動自在に、且つその回動範囲の中における第1の姿勢で停止可能に設けられており、
    前記被記録媒体給送手段が、前記記録装置の後部であって且つ傾斜姿勢に支持された最上位の被記録媒体に前記把持部が上方から当接し得る位置に設けられており、
    前記手提げ用ハンドルの前記第1の姿勢が、前記把持部が前記被記録媒体給送手段に支持された最上位の被記録媒体と接しないよう前記把持部が前記支持部材に対して所定間隔を空けて上方に位置する姿勢である、
    ことを特徴とする手提げ用ハンドルを備えた記録装置。
  2. 請求項1において、前記被記録媒体給送手段が、前記記録装置の本体に対し、回動支点を中心にして前記記録装置を側視して回動可能に設けられることで、前記記録装置に収納された収納状態と、前記記録装置の後方に突出して被記録媒体を傾斜姿勢に支持し得る使用状態と、を切り換え可能となっている、
    ことを特徴とする手提げ用ハンドルを備えた記録装置。
  3. 請求項1または2において、前記手提げ用ハンドルは、その回動範囲の中において更に第2の姿勢で停止可能に設けられており、
    前記記録装置の背面下部には、インクカートリッジ挿脱用の開口部を覆うカバー体が、前記記録装置を側視して回動自在に取り付けられており、
    前記手提げ用ハンドルの前記第2の姿勢が、前記把持部が前記カバー体の回動領域の上方に位置する姿勢である、
    ことを特徴とする手提げ用ハンドルを備えた記録装置。
  4. 被記録媒体に記録を行う記録手段を備えた記録装置であって、
    把持部及び当該把持部から前記記録装置の本体に延びる腕部を備えて構成された手提げ用ハンドルが、前記把持部が前記記録装置の上部と後部とを往復可能なように前記記録装置を側視して回動自在に、且つその回動範囲の中における第2の姿勢で停止可能に設けられており、
    前記記録装置の背面下部に、インクカートリッジ挿脱用の開口部を覆うカバー体が、前記記録装置を側視して回動自在に取り付けられており、
    前記手提げ用ハンドルの前記第2の姿勢が、前記把持部が前記カバー体の回動領域の上方に位置する姿勢である、
    ことを特徴とする手提げ用ハンドルを備えた記録装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項において、前記記録装置の上面の一部を構成するとともに前記記録装置の各種情報を表示する表示部が、前記記録装置を側視して回動自在に設けられており、
    前記腕部が、前記把持部が前記表示部の回動領域の外側を回動する長さに形成されている、
    ことを特徴とする手提げ用ハンドルを備えた記録装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項において、前記手提げ用ハンドルが、前記腕部が前記記録装置の本体から上方にほぼ垂直に延びる立位姿勢で保持可能に設けられている、
    ことを特徴とする手提げ用ハンドルを備えた記録装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項において、前記手提げ用ハンドルが、把持部が前記記録装置の背面下部と対向する位置まで回動可能に設けられている、
    ことを特徴とする手提げ用ハンドルを備えた記録装置。
JP2005059152A 2005-03-03 2005-03-03 手提げ用ハンドルを備えた記録装置 Pending JP2006240081A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005059152A JP2006240081A (ja) 2005-03-03 2005-03-03 手提げ用ハンドルを備えた記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005059152A JP2006240081A (ja) 2005-03-03 2005-03-03 手提げ用ハンドルを備えた記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006240081A true JP2006240081A (ja) 2006-09-14

Family

ID=37046955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005059152A Pending JP2006240081A (ja) 2005-03-03 2005-03-03 手提げ用ハンドルを備えた記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006240081A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013063609A (ja) * 2011-09-20 2013-04-11 Toshiba Tec Corp 電子機器
JP2018202796A (ja) * 2017-06-08 2018-12-27 サトーホールディングス株式会社 プリンタ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013063609A (ja) * 2011-09-20 2013-04-11 Toshiba Tec Corp 電子機器
JP2018202796A (ja) * 2017-06-08 2018-12-27 サトーホールディングス株式会社 プリンタ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5782732B2 (ja) 画像形成装置
JP5549231B2 (ja) 印刷装置
JP4678480B2 (ja) 画像記録装置及びそれに適用する給紙トレイ
CN110588191B (zh) 印刷装置
JP2006240081A (ja) 手提げ用ハンドルを備えた記録装置
JP6919401B2 (ja) 記録装置
JP2006240084A (ja) カバー開閉装置及び該カバー開閉装置を備えた記録装置
JP4128427B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2006264160A (ja) カバー開閉装置、インクジェット式記録装置、液体噴射装置
JP4403816B2 (ja) ハンドルを備えたポータブル機器
JP4924682B2 (ja) ハンドルを備えたポータブル機器、記録装置、液体噴射装置
JP2007245707A (ja) 消耗品カセット及び記録装置
JP4141969B2 (ja) 被記録媒体給送装置、記録装置、液体噴射装置
JP2007238234A (ja) 給紙装置
JP3997426B2 (ja) 記録装置
JP4729399B2 (ja) 画像記録装置のフレーム構造体、およびこれを備えた画像記録装置
JP2007191251A (ja) 媒体カセット及び情報処理装置
JP3861990B2 (ja) 記録装置
JP4640584B2 (ja) 被記録媒体検出装置、記録装置
JP3994272B2 (ja) 被記録材スタッカ及び該被記録材スタッカを備えた記録装置
JP4347510B2 (ja) 紙排出装置およびプリンタ
JP2006286725A (ja) カバー係止装置、記録装置、液体噴射装置
JP2004025451A (ja) 記録装置
JP4419793B2 (ja) 媒体給送装置の駆動方法及び記録装置、液体噴射装置
JP6094065B2 (ja) 記録装置