JP4868158B2 - 給送用カセット、自動給送装置、記録装置 - Google Patents

給送用カセット、自動給送装置、記録装置 Download PDF

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本発明は、被記録材を記録装置の記録実行手段へ向けて一ずつ自動給送する自動給送装置及び該自動給送装置に装着され、前記記録実行手段へ向けて自動給送される被記録材を収容する給送用カセットに関する。
印刷用紙等の被記録材に画像等の記録を実行するインクジェットプリンタ等の記録装置には、記録装置の記録実行手段へ被記録材を一ずつ自動給送する自動給送装置が搭載されているのが通常である。一般的な自動給送装置は、給送用カセット等に収容されて積重されている複数の被記録材が一ずつ分離されながら給送用ローラの回転等により給送される構成を有している。
この給送用カセットは、一般的に、矩形の箱状の形態を有しているとともに、記録装置に装着された状態では、収容されている被記録材が外部に露出しない略密閉された状態となって、収容されている被記録材が埃や紫外線等から保護される。そのため、この給送用カセットを装着して使用する記録装置は、給送用カセットにまとまった数の被記録材を一度に収容して装着した後は、そのまま長期間継続して使用できるという利点がある。つまり、給送用カセットを装着して被記録材を供給する記録装置においては、記録装置を使用する度に被記録材を自動給送装置にセットし、使用後に残った未使用の被記録材を自動給送装置から取り出す、といった煩雑な操作が不要であるというメリットがある(例えば、特許文献1を参照)。
また、記録紙を包装体に入れたまま給送用カセットに装着可能な記録紙パッケージが公知であり、より高い記録紙の遮光性及び防湿性を実現することができる(例えば、特許文献2を参照)。
特開2005−82323号公報 特開平11−334899号公報
ところが、近年は、従来の一般的なA4サイズ、B5サイズ、L判サイズ(89mm×127mm)、KGサイズ(102mm×152mm)等の被記録材の他に、例えば、いわゆるハイビジョンサイズ(102mm×181mm)と呼ばれる従来と縦横比の異なる新しいタイプの長尺な被記録材が普及しつつある。例えば、KGサイズの被記録材とハイビジョンサイズの被記録材とを対比すると、横幅は同じ102mmであるが、縦方向の長さは、ハイビジョンサイズの被記録材の方が約29mm長い。したがって、インクジェットプリンタ等の記録装置においては、その構成上、KGサイズの被記録材への記録を実行可能であれば、同じ横幅のハイビジョンサイズの被記録材への記録も実行可能である。
しかしながら、自動給送装置の給送用カセットに収容可能な最大サイズが仮にKGサイズであるとすると、それよりも縦方向の長さが長いハイビジョンサイズの被記録材は、給送用カセットに収容することができない。そのため、記録装置はハイビジョンサイズの被記録材への記録を実行することが可能な能力を有していたとしても、自動給送装置で自動給送することができないため、実際上ハイビジョンサイズの被記録材への記録ができないことになってしまう。この場合、例えば、記録装置に別途手差し給送手段を設けたり、給送用カセットをハイビジョンサイズに合わせて大きくしたりすれば、ハイビジョンサイズの被記録材を記録装置内へ自動給送して記録を実行することも可能になるが、それによって、記録装置が大型化してしまうとともに、記録装置の生産コストが大幅に上昇してしまうという課題が生ずる。
本発明は、このような状況に鑑み成されたものであり、その課題は、給送用カセットに収容可能な被記録材の最大サイズを超える大きさの被記録材への記録を実行可能な記録装置を低コストに実現することにある。
上記課題を解決するための本発明の1つの態様は、給送用ローラの回転により被記録材を給送する自動給送装置に対して着脱可能な、被記録材を収容する給送用カセットであって、収容されている被記録材を底面側から支持するとともに、前記給送用ローラへ向けた進出及び前記給送用ローラからの退避が可能に配設されたホッパと、前記ホッパを前記給送用ローラに対する進出方向へ付勢する付勢手段と、前記ホッパを前記給送用ローラへ向けて進出させる操作及び前記給送用ローラから退避させる操作が可能な操作部と、回動することにより被記録材を収容するための開口を開閉可能に設けられた開閉蓋と、を備え、前記開閉蓋が、前記操作部を兼ねており、前記開閉蓋が定位位置にある状態では、前記開口が閉じているとともに、前記給送用カセットに収容されている被記録材が前記ホッパで押されて前記給送用ローラに当接するように前記ホッパが進出した状態にあり、前記開閉蓋が前記定位位置から第1変位位置に変位した状態では、前記開口が開き、且つ前記給送用カセットに収容されている被記録材が前記給送用ローラから離間するように前記ホッパが退避した状態となり、前記開閉蓋が前記第1変位位置から第2変位位置に変位した状態では、前記開口が開いた状態が維持されつつ、前記給送用カセットに収容されている被記録材が前記ホッパで押されて前記給送用ローラに当接するように前記ホッパが進出した状態となることを特徴とした給送用カセットである。
また、本発明のもう一つの態様は、上記態様において前記給送用カセットの内側における給送方向上流側の壁面を形成する、開閉可能な蓋部材を備え、前記開閉蓋が定位位置にある状態では、前記開口に加えて前記蓋部材が閉じており、前記開閉蓋が前記定位位置から第1変位位置に変位した状態では、前記開口に加えて前記蓋部材が開いた状態となり、前記開閉蓋が前記第1変位位置から第2変位位置に変位した状態では、前記開口に加えて前記蓋部材が開いた状態が維持されつつ、前記給送用カセットに収容されている被記録材が前記ホッパで押されて前記給送用ローラに当接するように前記ホッパが進出した状態となることを特徴とした給送用カセットである。
更に、本発明のもう一つの態様は、上記態様において前記ホッパは、揺動可能な揺動体と係合し、当該揺動体の揺動によって前記ホッパが前記給送用ローラに対して進退し、前記揺動体は、前記開閉蓋と係合するリンクアームと係合し、前記開閉蓋の変位に伴う前記リンクアームの動きによって前記揺動体が揺動し、前記蓋部材は、前記開閉蓋と係合し、前記開閉蓋の回動によって当該開閉蓋が前記蓋部材を回動させることを特徴とした給送用カセットである。
また、上記課題を達成するため、本発明の第1の態様は、給送用ローラの回転により被記録材を記録装置の記録実行手段へ向けて一ずつ自動給送する自動給送装置に装着され、前記記録実行手段へ向けて自動給送される被記録材を収容する給送用カセットであって、前記給送用カセットに収容されている被記録材を底面側から支持するとともに前記給送用ローラへ向けて進出及び退避可能に配設されたホッパと、前記ホッパを進出方向へ付勢する付勢手段と、前記ホッパを前記給送用ローラへ向けて進出させる操作及び前記給送用ローラから退避させる操作が可能な操作部とを備え、前記自動給送装置に装着された状態で外部に露出する給送方向上流側の側面が開閉可能である、ことを特徴とした給送用カセットである。
このように、本発明の第1の態様に記載の給送用カセットは、自動給送装置に装着された状態で外部に露出する給送方向上流側の側面が開閉可能に構成されているので、ユーザが任意に、或いは自動開閉機構等により、給送方向上流側の側面を開いた状態にしたり閉じた状態にしたりすることができる。したがって、給送用カセットの中に収容可能な被記録材であれば、給送方向上流側の側面を閉じた状態としておくことによって、給送用カセット内に収容した被記録材を埃や紫外線から遮断してそのまま長期間保護することができる。
他方、給送用カセット内に収容できない長さの被記録材であっても、当該給送用カセットに収容可能な横幅の被記録材であれば、給送方向上流側の側面を開いた状態し、操作部を操作してホッパを給送用ローラから退避させた状態とすることによって、給送方向上流側から被記録材の長さ方向の一部が外にはみ出た状態で収容することができる。そして、被記録材の収容後、操作部を操作してホッパを給送用ローラへ向けて進出させた状態とする。それによって、収容した被記録材は、ホッパで給送用ローラの外周面に押圧されるので、給送用ローラの回転によって記録装置内の記録実行手段へ向けて自動給送することが可能になる。したがって、記録装置に別途手差し給送手段を設けたり、給送用カセットを当該被記録材に合わせて大きくしたりすることなく、給送用カセットに収容可能な被記録材の最大サイズを超える大きさの被記録材を記録装置の記録実行手段へ向けて自動給送することが可能になる。
これにより、本発明の第1の態様に記載の給送用カセットによれば、給送用カセットに収容可能な被記録材の最大サイズを超える大きさの被記録材への記録を実行可能な記録装置を低コストに実現することができるという作用効果が得られる。
本発明の第2の態様は、前述した第1の態様に記載の給送用カセットにおいて、前記操作部が定位位置にある状態では、給送方向上流側の側面が閉じるとともに、前記給送用カセットに収容されている被記録材が前記ホッパで押動されて前記給送用ローラに当接するように前記ホッパが進出し、前記操作部が前記定位位置から第1変位位置に変位した状態においては、前記給送用カセットの給送方向上流側の側面が開くとともに、前記給送用カセットに収容されている被記録材が前記給送用ローラから離間するように前記ホッパが退避し、前記操作部が前記第1変位位置から第2変位位置に変位した状態においては、前記給送用カセットの給送方向上流側の側面が開いた状態が維持されるとともに、前記給送用カセットに収容されている被記録材が前記ホッパで押動されて前記給送用ローラに当接するように前記ホッパが進出する、ことを特徴とした給送用カセットである。
操作部が定位位置にある状態においては、給送方向上流側の側面が閉じた状態となるので、給送用カセット内に収容した被記録材を埃や紫外線から遮断してそのまま長期間保護することができる。また、この状態においては、収容されている被記録材がホッパで押動されて給送用ローラに当接するようにホッパが進出するので、給送ローラを回転させれば、給送用カセット内の被記録材を記録装置の記録実行手段へ向けて自動給送することが可能である。
操作部が定位位置から第1変位位置に変位した状態においては、自動給送装置に装着された状態で外部に露出する給送方向上流側の側面が開くとともに、収容されている被記録材が給送用ローラから離間するようにホッパが退避する。それによって、給送用カセット内の被記録材は、給送用ローラとホッパとによる挟持状態から解放されるので、側面が開いた状態の給送方向上流側を通じて、給送用カセットから被記録材を取り出すこと及び給送用カセットに被記録材を補充することが可能な状態となる。このとき、給送方向上流側の側面が開いた状態となっているので、給送用カセット内に収容できない長さの被記録材であっても、当該給送用カセットに収容可能な横幅の被記録材であれば、給送方向上流側から被記録材の長さ方向の一部が外にはみ出た状態で収容することができる。
そして、操作部が第1変位位置から第2変位位置に変位した状態においては、給送方向上流側の側面が開いた状態が維持されるとともに、収容されている被記録材がホッパで押動されて給送用ローラに当接するようにホッパが進出する。それによって、給送方向上流側から被記録材の長さ方向の一部が外にはみ出た状態で収容されている被記録材は、給送ローラを回転させれば、当該被記録材を記録装置の記録実行手段へ向けて自動給送することが可能となる。したがって、記録装置に別途手差し給送手段を設けたり、給送用カセットを当該被記録材に合わせて大きくしたりすることなく、給送用カセットに収容可能な被記録材の最大サイズを超える大きさの被記録材を記録装置の記録実行手段へ向けて自動給送することが可能になる。
これにより、本発明の第2の態様に記載の給送用カセットによれば、給送用カセットに収容可能な被記録材の最大サイズを超える大きさの被記録材への記録を実行可能な記録装置を低コストに実現することができるという作用効果が得られる。
本発明の第3の態様は、前述した第2の態様に記載の給送用カセットにおいて、被記録材を収容するための開口を開閉可能に設けられた開閉蓋を備え、前記開閉蓋が前記操作部を兼ねている、ことを特徴とした給送用カセットである。
このように、本発明の第3の態様に記載の給送用カセットは、被記録材を収容するための開口及びその開口を開閉する開閉蓋を備えているので、被記録材の取り出し又は補充を行う際の操作性を向上させることができる。そして、本発明の第3の態様に記載の給送用カセットは、この開閉蓋が前記の操作部を兼ねているので、開閉蓋の開閉動作に連動したホッパの進出及び退避動作が可能になる。したがって、被記録材を収容するための開口の開閉状態に応じて適切にホッパを進出及び退避させることができる。
本発明の第4の態様は、前述した第3の態様に記載の給送用カセットにおいて、前記開閉蓋は、回動することで前記開口を開閉可能に設けられており、前記開口が閉じた状態となる回動位置で前記定位位置となり、前記開口が開いた状態となる回動位置で前記第1変位位置となり、当該回動位置から所定方向へスライドさせた状態で前記第2変位位置となる、ことを特徴とした給送用カセットである。
開閉蓋を回動させて開いた状態(第1変位位置)とすることによって、ホッパが退避するとともに、給送方向上流側の側面が開いた状態となる。それによって、給送用カセット内に収容できない長さの被記録材であっても、当該給送用カセットに収容可能な横幅の被記録材であれば、給送方向上流側から被記録材の長さ方向の一部が外にはみ出た状態で収容することができる。
そして、この状態から開閉蓋を所定方向へスライドさせた状態(第2変位位置)とすることによって、給送方向上流側の側面が開いた状態のままで、ホッパを進出させることができる。それによって、給送方向上流側から被記録材の長さ方向の一部が外にはみ出た状態で収容されている被記録材は、ホッパで押動されて給送用ローラに当接するので、給送ローラを回転させれば、当該被記録材を記録装置の記録実行手段へ向けて自動給送することが可能となる。
本発明の第5の態様は、前述した第4の態様に記載の給送用カセットにおいて、前記第2変位位置にある前記開閉蓋は、前記給送用カセットに収容されている被記録材の、前記給送用カセットの給送方向上流側の側面より給送方向上流側に突出した部分を支持する、ことを特徴とした給送用カセットである。
給送方向上流側から被記録材の長さ方向の一部が外にはみ出た状態で収容されている被記録材は、はみ出た部分が第2変位位置にある開閉蓋で支持される。したがって、一部が外にはみ出た状態で給送用カセットに収容されている長尺な被記録材を安定的に支持した状態で自動給送することが可能になるので、給送時の被記録材のスキュー(傾き)等の虞をより低減させることができる。また、長尺な被記録材の給送用カセットからはみ出た部分が自重によって垂れ下がるように湾曲変形してしまうことも防止できる。
本発明の第6の態様は、被記録材を記録装置の記録実行手段へ向けて一ずつ自動給送する自動給送装置であって、前述した第1〜第5の態様のいずれかに記載の給送用カセットを備えている、ことを特徴とした自動給送装置である。
本発明の第6の態様に記載の自動給送装置によれば、被記録材を記録装置の記録実行手段へ向けて一ずつ自動給送する自動給送装置において、前述した第1〜第5の態様のいずれかに記載の発明による作用効果を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る「自動給送装置」を備えた記録装置の一例としてのインクジェットプリンタ50の要部側断面図である。図2は、本発明に係る給送用カセット10の斜視図である。
まず、インクジェットプリンタ50の概略構成について説明する。
インクジェットプリンタ50は、「被記録材」としての記録紙Pに記録を実行する「記録実行手段」として、搬送駆動ローラ51、搬送従動ローラ52、プラテン53、排紙駆動ローラ54、排紙従動ローラ55、キャリッジ61及び記録ヘッド62をプリンタ本体1内に備えている。後述する「自動給送装置」から給送された記録紙Pは、搬送駆動ローラ51と搬送従動ローラ52とで挟持され、搬送駆動ローラ51の駆動回転により搬送方向Yへ所定の搬送量でプラテン53上を搬送される。
キャリッジ61の底部には、記録ヘッド62が配設されている。キャリッジ61は、記録ヘッド62のヘッド面とプラテン53上の記録紙Pの記録面とが略平行で一定の間隔となる状態を維持しながら搬送方向Yと略直交する方向へ往復動可能に支持されている。プラテン53上を搬送される記録紙Pは、キャリッジ61が搬送方向Yと略直交する方向へ往復動しながら記録ヘッド62のヘッド面からインクが噴射されることによって記録が実行される。記録実行後の記録紙Pは、排紙駆動ローラ54と排紙従動ローラ55とで挟持され、排紙駆動ローラ54の駆動回転により搬送方向Yへ搬送される。排紙駆動ローラ54の搬送方向Yの下流側には、排紙口3が設けられており、記録実行後の記録紙Pは排紙口3から排出される。
インクジェットプリンタ50は、前記の搬送駆動ローラ51へ向けて記録紙Pを一ずつ自動給送する「自動給送装置」を構成する給送用カセット10、給送用ローラ71及びリタードローラ72を備えている。給送用カセット10は、プリンタ本体1に設けられた給送用開口部2に着脱可能であり、図示の如く傾斜姿勢で挿入した状態で装着されて使用される。その装着状態において、給送用カセット10は、「自動給送装置」に装着された状態となり、給送用カセット10に収容されている記録紙Pは、搬送方向Yの先端近傍がホッパ16で給送用ローラ71の外周面に押圧され、給送用ローラ71の駆動回転により、搬送駆動ローラ51へ向けて給送される。このとき、公知のリタードローラ72の従動回転抵抗によって、最上位の記録紙P1から他の記録紙Pが分離され、記録紙Pの重送が防止される。
つづいて、引き続き図1及び図2を参照しながら、本発明に係る給送用カセット10の構成について説明する。尚、図2においては、図面を見やすくして本発明の理解を容易にするため、記録紙Pの図示は省略してある。
給送用カセット10は、カセット本体11、開閉蓋12、上側面蓋13、リンクアーム14、V字揺動体15及び前記のホッパ16を備えている。
カセット本体11は、図示の如く箱体形状を有している。以下、カセット本体11については、開口17となっている面を前面、底面18を後面、幅方向Xの両側面を右側面及び左側面、給送方向(搬送方向)Yの上流側の側面を上側面、給送方向Yの下流側の側面を下側面として説明する。
カセット本体11は、底面18(後面)が記録紙Pを積重する載置面となっており、前面が開口17となっている。給送用カセット10は、インクジェットプリンタ50に装着した状態のままで、この開口17から記録紙Pを収容することが可能である。記録紙Pは、給送方向(搬送方向)Yの先端がカセット本体11の下側面の内壁面111に当接した状態で給送用カセット10に収容される。カセット本体11の右側面及び左側面には、切り欠き部114が形成されている。また、カセット本体11の右側面と左側面との間には、図示の如く軸体115が前面寄りに幅方向Xと略平行に配設されている。
「定位位置」から連続的に二段階の変位位置をとり得る「操作部」を兼ねる開閉蓋12は、開口17を開閉可能に配設されている。より具体的には、開閉蓋12の右側面及び左側面の内側に形成された2つの開閉軸122が、カセット本体11の右側面及び左側面に形成された2つの長孔112にそれぞれ係合している。それによって、開閉蓋12は、カセット本体11に対して、ガイド部121でガイドされながら長孔112に沿ってスライド可能であるとともに、かつ開閉軸122を回動軸として回動可能に配設されている。
上側面蓋13は、給送用カセット10がインクジェットプリンタ50に装着された状態(図1)において外部に露出するカセット本体11の上側面を構成する。この上側面蓋13は、カセット本体11の底面18の上端に設けられた揺動軸131に揺動可能に軸支されている。また、上側面蓋13は、捻りコイルばね等の付勢手段(図示せず)により、カセット本体11の上側面を構成する揺動方向(閉じる方向)へ付勢されている。
カセット本体11の右側面及び左側面に配設された2つのリンクアーム14は、それぞれ、一端側にスライド孔141が設けられており、開閉蓋12の開閉軸122がスライド孔141に遊挿された状態で開閉蓋12と係合している。カセット本体11の右側面及び左側面に配設された2つのV字揺動体15は、それぞれ、カセット本体11の右側面及び左側面に設けられた揺動軸113に一端側で軸支されている。また、V字揺動体15の他端側には、ホッパ支持部152が設けられており、ホッパ16が軸支されている。そして、V字揺動体15の略中央部分に設けられた軸部151には、リンクアーム14の他端側が軸支されて連結されている。
ホッパ16は、カセット本体11に収容されている記録紙Pを底面18側から支持するとともに、V字揺動体15の揺動に伴って、給送用ローラ71へ向けて進出する方向及び給送用ローラ71から退避する方向へ変位する。また、ホッパ16は、コイルばね等の弾性体からなる「付勢手段」(図示せず)によって、給送用ローラ71へ向けて進出する方向へ付勢されている。尚、カセット本体11の突起部116は、ホッパ16が進出する方向におけるV字揺動体15の揺動位置を規制するためのものである。
このような構成を有する給送用カセット10は、図1に図示した如くインクジェットプリンタ50に装着した状態において、開閉蓋12が「定位位置」にある状態(図1、図2)では、開閉蓋12で開口17が覆われるので、収容されている記録紙Pが埃や紫外線等から保護される。
また、給送用カセット10に収容されている記録紙Pは、ホッパ16が進出した状態では、ホッパ16で押動されて給送用ローラ71に当接するとともに、ホッパ16の記録紙Pを支持している面(被記録材支持面)と給送用ローラ71との間に挟持されて保持される。それによって、給送用カセット10に収容されている記録紙Pは、給送用ローラ71の回転による自動給送が可能な状態となるとともに、その自重による傾斜方向(給送方向Y)への移動が抑制される。したがって、カセット本体11の下側面の内壁面111に当接している記録紙Pの先端が自重で内壁面111に押し付けられてカールするように変形してしまうことを防止することができる。
さらに、給送用カセット10は、図1に図示した如くホッパ16が進出した状態において、ホッパ16の記録紙Pを支持している面と開閉蓋12の挟持面123とでも記録紙Pが挟持される。すなわち、給送用カセット10に収容されている記録紙Pは、ホッパ16が進出した状態において、ホッパ16と給送用ローラ71とで挟持されると同時に、ホッパ16と開閉蓋12の挟持面123とでも挟持されるので、より強固に保持されることになる。したがって、給送用カセット10に収容されている記録紙Pが自重によって傾斜方向へ移動することをより確実に抑制することができるので、内壁面111に当接している記録紙Pの先端が自重でカールするように変形してしまうことをより確実に防止することができる。
つづいて、図3〜図8を参照しながら、給送用カセット10における開閉蓋12の開閉動作に連動したホッパ16の進出及び退避動作について説明する。尚、リンクアーム14及びV字揺動体15は、カセット本体11の右側面と左側面とに一組ずつ配設されているが(図2)、図3〜図8においては、図面を見やすくして本発明の理解を容易にするため、一方のみ図示し、他方の図示は省略してある。また、図3〜図8においては、図面を見やすくして本発明の理解を容易にするため、記録紙Pの図示は省略してある。
図3は、インクジェットプリンタ50の要部側断面図であり、図4は、給送用カセット10の斜視図であり、いずれも開閉蓋12の「第1開動作」後の状態を図示したものである。
図5は、インクジェットプリンタ50の要部側断面図であり、図6は、給送用カセット10の斜視図であり、いずれも開閉蓋12の「第2開動作」後の状態を図示したものである。
給送用カセット10は、開閉蓋12を所定方向(符号Aで示した方向)へスライドさせる「第1開動作」と(図3、図4)、「第1開動作」後に開閉蓋12を符号Eで示した方向へ回動させる「第2開動作」とにより、開閉蓋12が開いた状態となる(図5、図6)。
まず、図3及び図4を参照しながら開閉蓋12の「第1開動作」について説明する。
開閉蓋12を符号Aで示した方向へスライドさせると、開閉蓋12に設けられている開閉軸122は、カセット本体11の長孔112内を符号Aで示した方向へ、長孔112の上端に当接する位置まで変位する。それによって、開閉軸122がスライド孔141に遊挿されて開閉蓋12と係合しているリンクアーム14は、その回動軸122に引っ張り上げられながら符号Bで示した方向へ移動する。リンクアーム14が符号Bで示した方向へ移動することによって、リンクアーム14の他端側に連結されているV字揺動体15は、符号Cで示した方向へ揺動する。V字揺動体15が符号Cで示した方向へ揺動することによって、V字揺動体15に軸支されているホッパ16が符号Dで示した方向へ変位する。すなわち、給送用カセット10は、開閉蓋12の「第1開動作」に連動して、ホッパ16が給送用ローラ71から離間する方向へ退避する。
次に、図5及び図6を参照しながら開閉蓋12の「第2開動作」について説明する。
「第1開動作」の状態、つまり開閉蓋12を符号Aで示した方向へスライドさせた状態(開閉軸122が長孔112の上端に当接した状態)から、開閉軸122を回動中心として開閉蓋12を符号Eで示した方向へ回動させる。このような「第2開動作」によって、それまで開閉蓋12に略覆われて閉じていたカセット本体11の開口17は、完全に開いた状態となる。また、「第1開動作」後のスライド位置はそのままに開閉蓋12を回動させるので、給送用ローラ71から退避したホッパ16は、開閉蓋12の「第2開動作」の後も退避状態が維持される。
すなわち、給送用カセット10は、インクジェットプリンタ50に装着した状態のままで、「定位位置」の閉じた状態の開閉蓋12を「第1開動作」及び「第2開動作」を経て「第1変位位置」に変位させることによって、開いた状態とすることができる。また、給送用カセット10は、「第1開動作」に連動してホッパ16が給送用ローラ71から離間する方向へ退避し、そのホッパ16の退避状態が維持されたまま、「第2開動作」によって開閉蓋12が開いた状態となる。さらに、給送用カセット10は、「第2開動作」後の開閉蓋12のスライド位置及び回動位置(第1変位位置)を、「付勢手段」(図示せず)によるホッパ16の進出方向への付勢力で閉じた状態に戻ろうとする力に抗して保持可能なクリック機構等の保持手段(図示せず)を備えている。
したがって、開閉蓋12の「第2開動作」後は、開口17が完全に開いた状態で、かつホッパ16と給送用ローラ71及び挟持面123とによる記録紙Pの挟持が解除された状態が、クリック機構等の「保持手段」によって保持されることになる。また、開口17は、給送用カセット10をインクジェットプリンタ50に装着した状態のままで、給送用カセット10に記録紙Pを収容することが可能である。よって、開閉蓋12の「第2開動作」後の状態においては、給送用カセット10をインクジェットプリンタ50に装着した状態のままで、開口17を通じて、給送用カセット10に記録紙Pを補充したり、収容されている記録紙Pを取り出したりすることが可能になる。
さらに、給送用カセット10は、開閉蓋12の「第2開動作」に連動して、上側面蓋13が開閉蓋12のガイド部121に押動されて符号Fで示した方向へ回動し、給送方向Yの上流側の側面が開放された状態となる。それによって、インクジェットプリンタ50に対して傾斜姿勢で装着された状態にある給送用カセット10は、内部の状態(収容されている記録紙Pの種別や数量等)をユーザがより視認し易くなり、記録紙Pを補充等する際の操作性をより向上させることができる。
図7は、インクジェットプリンタ50の要部側断面図であり、図8は、給送用カセット10の斜視図であり、いずれも開閉蓋12の「第3開動作」後の状態を図示したものである。
給送用カセット10は、「第1開動作」及び「第2開動作」を経て開いた状態(第1変位位置)となっている開閉蓋12を、前記のクリック機構等による保持を解除しながら、さらに「第1開動作」におけるスライド方向Aと逆方向(符号Gで示した方向)へスライドさせる「第3開動作」が可能な構成を有している。開いた状態の開閉蓋12を符号Gで示した方向へスライドさせると、開閉蓋12のガイド部121がカセット本体11の切り欠き部114に進入して係合し、それによって、開閉蓋12のスライド位置及び回動位置が保持される(第2変位位置)。
この開閉蓋12のスライド動作によって、開閉蓋12に設けられた回転軸122も同じ方向へ変位するので、ホッパ16を進出方向へ付勢している「付勢手段」(図示せず)の付勢力によって、リンクアーム14が符号Hで示した方向へ移動し、V字揺動体15が符号Jで示した方向へ揺動し、ホッパ16が符号Kで示した方向へ進出する。また、給送用カセット10は、開閉蓋12のガイド部121が上側面蓋13の開状態を保持したままスライドするので、給送方向Yの上流側の側面が開放された状態も維持される。
すなわち、給送用カセット10は、「第3開動作」によって開閉蓋12を「第2変位位置」へ変位させることで、給送方向Yの上流側の側面が開放された状態のままで、退避していたホッパ16を給送用ローラ71へ向けて進出させることができる。このような構成であることによって、給送用カセット10は、例えば、ハイビジョンサイズの記録紙等のように、給送用カセット10に収容可能な横幅(幅方向Xの長さ)でありながら、給送方向Yの長さが給送用カセット10に収容可能な長さを超える長尺な記録紙P(以下、長尺サイズの記録紙Pという。)である場合に、以下のようにして、自動給送してインクジェットプリンタ50で記録を実行することができる。
まず、給送用カセット10がインクジェットプリンタ50に装着されている状態から、「第1開動作」及び「第2開動作」を経て開閉蓋12を開いた状態とする。この状態における給送用カセット10は、ホッパ16が給送用ローラ71から退避した状態になる。同時に、上側面蓋13が開いて給送方向Yの上流側の側面が開放された状態となる。それによって、長尺サイズの記録紙Pであっても、上側面蓋13が開いて開放されている給送方向Yの上流側から長尺サイズの記録紙Pの一部が給送用カセット10の外側にはみ出た状態で収容することができる(第1変位位置)。
尚、給送用カセット10は、インクジェットプリンタ50から取り外した状態においても、「操作部」としての開閉蓋12の上記操作により、上側面蓋13が開いて給送方向Yの上流側の側面が開放された状態とすることができるのは言うまでもない。
そして、その状態から開閉蓋12を符号Gで示した方向へスライド移動させる「第3開動作」を行うと、上側面蓋13の開状態が維持されたまま、ホッパ16が再び給送用ローラ71へ向けて進出する。給送用カセット10に収容されている長尺サイズの記録紙Pは、進出したホッパ16に押動されて給送用ローラ71に押圧され、給送用ローラ71の駆動回転により自動給送可能な状態となる(第2変位位置)。このとき、給送用カセット10の底面18に載置されてホッパ16で給送用ローラ71へ押圧された状態の長尺な記録紙Pは、同時にホッパ16と軸体115とで挟持されて前面側(開口17側)へ倒れてしまわないように支持される。
そして、長尺な記録紙Pの給送用カセット10からはみ出た部分(突出した部分)は、「第3開動作」後の開閉蓋12で底面側から支持される。それによって、一部が給送用カセット10からはみ出た状態となっている長尺な記録紙Pを安定的に支持した状態で自動給送することが可能になり、給送時にスキュー(傾き)等が生ずる虞をより低減させることができる。また、長尺な記録紙Pの給送用カセット10からはみ出た部分が自重によって垂れ下がるように湾曲変形してしまうことも防止できる。
以上説明したように、本発明に係る給送用カセット10によれば、給送用カセット10をインクジェットプリンタ50に装着した状態で長期間放置した際に、給送用カセット10に収容されている記録紙Pの先端部分がカールするように変形してしまうことを防止しつつ、インクジェットプリンタ50に装着した状態のままでも記録紙Pを補充することが可能になる。
また、本発明に係る給送用カセット10によれば、インクジェットプリンタ50に別途手差し給送手段を設けたり、給送用カセット10を長尺な記録紙Pに合わせて大きくしたりすることなく、給送用カセット10に収容可能な記録紙Pの最大サイズを超える大きさの記録紙Pをインクジェットプリンタ50の「記録実行手段」へ向けて自動給送することが可能になる。したがって、給送用カセット10に収容可能な記録紙Pの最大サイズを超える大きさの記録紙Pへの記録を実行可能なインクジェットプリンタ50を低コストに実現することができる。
尚、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
インクジェットプリンタの要部側断面図。 本発明に係る給送用カセットの斜視図。 「第1開動作」後のインクジェットプリンタの要部側断面図。 「第1開動作」後の給送用カセットの斜視図。 「第2開動作」後のインクジェットプリンタの要部側断面図。 「第2開動作」後の給送用カセットの斜視図。 「第3開動作」後のインクジェットプリンタの要部側断面図。 「第3開動作」後の給送用カセットの斜視図。
符号の説明
1 プリンタ本体、2 給送用開口部、3 排紙口、10 給送用カセット、11 カセット本体、12 開閉蓋(操作部)、13 上側面蓋、14 リンクアーム、15 V字揺動体、16 ホッパ、17 開口、50 インクジェットプリンタ、51 搬送駆動ローラ、52 搬送従動ローラ、53 プラテン、54 排紙駆動ローラ、55 排紙従動ローラ、61 キャリッジ、62 記録ヘッド、71 給送用ローラ、72 リタードローラ、123 挟持面、P 記録紙、X 記録紙の幅方向、Y 記録紙の搬送方向

Claims (7)

  1. 給送用ローラの回転により被記録材を給送する自動給送装置に対して着脱可能な、被記録材を収容する給送用カセットであって、
    容されている被記録材を底面側から支持するとともに前記給送用ローラへ向け進出及び前記給送用ローラからの退避が可能に配設されたホッパと、
    前記ホッパを前記給送用ローラに対する進出方向へ付勢する付勢手段と、
    前記ホッパを前記給送用ローラへ向けて進出させる操作及び前記給送用ローラから退避させる操作が可能な操作部と
    回動することにより被記録材を収容するための開口を開閉可能に設けられた開閉蓋と、を備え、
    前記開閉蓋が、前記操作部を兼ねており、
    前記開閉蓋が定位位置にある状態では、前記開口が閉じているとともに、前記給送用カセットに収容されている被記録材が前記ホッパで押されて前記給送用ローラに当接するように前記ホッパが進出した状態にあり、
    前記開閉蓋が前記定位位置から第1変位位置に変位した状態では、前記開口が開き、且つ前記給送用カセットに収容されている被記録材が前記給送用ローラから離間するように前記ホッパが退避した状態となり、
    前記開閉蓋が前記第1変位位置から第2変位位置に変位した状態では、前記開口が開いた状態が維持されつつ、前記給送用カセットに収容されている被記録材が前記ホッパで押されて前記給送用ローラに当接するように前記ホッパが進出した状態となる、
    ことを特徴とした給送用カセット。
  2. 請求項1に記載の給送用カセットにおいて、前記給送用カセットの内側における給送方向上流側の壁面を形成する、開閉可能な蓋部材を備え、
    前記開閉蓋が定位位置にある状態では、前記開口に加えて前記蓋部材が閉じており、
    前記開閉蓋が前記定位位置から第1変位位置に変位した状態では、前記開口に加えて前記蓋部材が開いた状態となり、
    前記開閉蓋が前記第1変位位置から第2変位位置に変位した状態では、前記開口に加えて前記蓋部材が開いた状態が維持されつつ、前記給送用カセットに収容されている被記録材が前記ホッパで押されて前記給送用ローラに当接するように前記ホッパが進出した状態となる、
    ことを特徴とした給送用カセット。
  3. 請求項2に記載の給送用カセットにおいて、前記ホッパは、揺動可能な揺動体と係合し、当該揺動体の揺動によって前記ホッパが前記給送用ローラに対して進退し、
    前記揺動体は、前記開閉蓋と係合するリンクアームと係合し、前記開閉蓋の変位に伴う前記リンクアームの動きによって前記揺動体が揺動し、
    前記蓋部材は、前記開閉蓋と係合し、前記開閉蓋の回動によって当該開閉蓋が前記蓋部材を回動させる、
    ことを特徴とした給送用カセット。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の給送用カセットにおいて、前記開閉蓋は前記定位位置から回動することで前記第1変位位置をとった後、所定方向へスライドさせた状態で前記第2変位位置となる、ことを特徴とした給送用カセット。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の給送用カセットにおいて、前記第2変位位置にある前記開閉蓋は、前記給送用カセットに収容されている被記録材を支持する、
    ことを特徴とした給送用カセット。
  6. 被記録材を記録装置の記録実行手段へ向けて一ずつ自動給送する自動給送装置であって、請求項1〜5のいずれか1項に記載の給送用カセットを備えている、ことを特徴とした自動給送装置。
  7. 被記録材に記録を実行する記録実行手段を備えた記録装置であって、請求項6に記載の自動給送装置を備えている、ことを特徴とした記録装置。
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