JP4868158B2 - 給送用カセット、自動給送装置、記録装置 - Google Patents
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また、本発明のもう一つの態様は、上記態様において前記給送用カセットの内側における給送方向上流側の壁面を形成する、開閉可能な蓋部材を備え、前記開閉蓋が定位位置にある状態では、前記開口に加えて前記蓋部材が閉じており、前記開閉蓋が前記定位位置から第1変位位置に変位した状態では、前記開口に加えて前記蓋部材が開いた状態となり、前記開閉蓋が前記第1変位位置から第2変位位置に変位した状態では、前記開口に加えて前記蓋部材が開いた状態が維持されつつ、前記給送用カセットに収容されている被記録材が前記ホッパで押されて前記給送用ローラに当接するように前記ホッパが進出した状態となることを特徴とした給送用カセットである。
更に、本発明のもう一つの態様は、上記態様において前記ホッパは、揺動可能な揺動体と係合し、当該揺動体の揺動によって前記ホッパが前記給送用ローラに対して進退し、前記揺動体は、前記開閉蓋と係合するリンクアームと係合し、前記開閉蓋の変位に伴う前記リンクアームの動きによって前記揺動体が揺動し、前記蓋部材は、前記開閉蓋と係合し、前記開閉蓋の回動によって当該開閉蓋が前記蓋部材を回動させることを特徴とした給送用カセットである。
また、上記課題を達成するため、本発明の第1の態様は、給送用ローラの回転により被記録材を記録装置の記録実行手段へ向けて一ずつ自動給送する自動給送装置に装着され、前記記録実行手段へ向けて自動給送される被記録材を収容する給送用カセットであって、前記給送用カセットに収容されている被記録材を底面側から支持するとともに前記給送用ローラへ向けて進出及び退避可能に配設されたホッパと、前記ホッパを進出方向へ付勢する付勢手段と、前記ホッパを前記給送用ローラへ向けて進出させる操作及び前記給送用ローラから退避させる操作が可能な操作部とを備え、前記自動給送装置に装着された状態で外部に露出する給送方向上流側の側面が開閉可能である、ことを特徴とした給送用カセットである。
本発明の第6の態様に記載の自動給送装置によれば、被記録材を記録装置の記録実行手段へ向けて一ずつ自動給送する自動給送装置において、前述した第1〜第5の態様のいずれかに記載の発明による作用効果を得ることができる。
図1は、本発明に係る「自動給送装置」を備えた記録装置の一例としてのインクジェットプリンタ50の要部側断面図である。図2は、本発明に係る給送用カセット10の斜視図である。
インクジェットプリンタ50は、「被記録材」としての記録紙Pに記録を実行する「記録実行手段」として、搬送駆動ローラ51、搬送従動ローラ52、プラテン53、排紙駆動ローラ54、排紙従動ローラ55、キャリッジ61及び記録ヘッド62をプリンタ本体1内に備えている。後述する「自動給送装置」から給送された記録紙Pは、搬送駆動ローラ51と搬送従動ローラ52とで挟持され、搬送駆動ローラ51の駆動回転により搬送方向Yへ所定の搬送量でプラテン53上を搬送される。
カセット本体11は、図示の如く箱体形状を有している。以下、カセット本体11については、開口17となっている面を前面、底面18を後面、幅方向Xの両側面を右側面及び左側面、給送方向(搬送方向)Yの上流側の側面を上側面、給送方向Yの下流側の側面を下側面として説明する。
図5は、インクジェットプリンタ50の要部側断面図であり、図6は、給送用カセット10の斜視図であり、いずれも開閉蓋12の「第2開動作」後の状態を図示したものである。
開閉蓋12を符号Aで示した方向へスライドさせると、開閉蓋12に設けられている開閉軸122は、カセット本体11の長孔112内を符号Aで示した方向へ、長孔112の上端に当接する位置まで変位する。それによって、開閉軸122がスライド孔141に遊挿されて開閉蓋12と係合しているリンクアーム14は、その回動軸122に引っ張り上げられながら符号Bで示した方向へ移動する。リンクアーム14が符号Bで示した方向へ移動することによって、リンクアーム14の他端側に連結されているV字揺動体15は、符号Cで示した方向へ揺動する。V字揺動体15が符号Cで示した方向へ揺動することによって、V字揺動体15に軸支されているホッパ16が符号Dで示した方向へ変位する。すなわち、給送用カセット10は、開閉蓋12の「第1開動作」に連動して、ホッパ16が給送用ローラ71から離間する方向へ退避する。
「第1開動作」の状態、つまり開閉蓋12を符号Aで示した方向へスライドさせた状態(開閉軸122が長孔112の上端に当接した状態)から、開閉軸122を回動中心として開閉蓋12を符号Eで示した方向へ回動させる。このような「第2開動作」によって、それまで開閉蓋12に略覆われて閉じていたカセット本体11の開口17は、完全に開いた状態となる。また、「第1開動作」後のスライド位置はそのままに開閉蓋12を回動させるので、給送用ローラ71から退避したホッパ16は、開閉蓋12の「第2開動作」の後も退避状態が維持される。
尚、給送用カセット10は、インクジェットプリンタ50から取り外した状態においても、「操作部」としての開閉蓋12の上記操作により、上側面蓋13が開いて給送方向Yの上流側の側面が開放された状態とすることができるのは言うまでもない。
Claims (7)
- 給送用ローラの回転により被記録材を給送する自動給送装置に対して着脱可能な、被記録材を収容する給送用カセットであって、
収容されている被記録材を底面側から支持するとともに、前記給送用ローラへ向けた進出及び前記給送用ローラからの退避が可能に配設されたホッパと、
前記ホッパを前記給送用ローラに対する進出方向へ付勢する付勢手段と、
前記ホッパを前記給送用ローラへ向けて進出させる操作及び前記給送用ローラから退避させる操作が可能な操作部と、
回動することにより被記録材を収容するための開口を開閉可能に設けられた開閉蓋と、を備え、
前記開閉蓋が、前記操作部を兼ねており、
前記開閉蓋が定位位置にある状態では、前記開口が閉じているとともに、前記給送用カセットに収容されている被記録材が前記ホッパで押されて前記給送用ローラに当接するように前記ホッパが進出した状態にあり、
前記開閉蓋が前記定位位置から第1変位位置に変位した状態では、前記開口が開き、且つ前記給送用カセットに収容されている被記録材が前記給送用ローラから離間するように前記ホッパが退避した状態となり、
前記開閉蓋が前記第1変位位置から第2変位位置に変位した状態では、前記開口が開いた状態が維持されつつ、前記給送用カセットに収容されている被記録材が前記ホッパで押されて前記給送用ローラに当接するように前記ホッパが進出した状態となる、
ことを特徴とした給送用カセット。 - 請求項1に記載の給送用カセットにおいて、前記給送用カセットの内側における給送方向上流側の壁面を形成する、開閉可能な蓋部材を備え、
前記開閉蓋が定位位置にある状態では、前記開口に加えて前記蓋部材が閉じており、
前記開閉蓋が前記定位位置から第1変位位置に変位した状態では、前記開口に加えて前記蓋部材が開いた状態となり、
前記開閉蓋が前記第1変位位置から第2変位位置に変位した状態では、前記開口に加えて前記蓋部材が開いた状態が維持されつつ、前記給送用カセットに収容されている被記録材が前記ホッパで押されて前記給送用ローラに当接するように前記ホッパが進出した状態となる、
ことを特徴とした給送用カセット。 - 請求項2に記載の給送用カセットにおいて、前記ホッパは、揺動可能な揺動体と係合し、当該揺動体の揺動によって前記ホッパが前記給送用ローラに対して進退し、
前記揺動体は、前記開閉蓋と係合するリンクアームと係合し、前記開閉蓋の変位に伴う前記リンクアームの動きによって前記揺動体が揺動し、
前記蓋部材は、前記開閉蓋と係合し、前記開閉蓋の回動によって当該開閉蓋が前記蓋部材を回動させる、
ことを特徴とした給送用カセット。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の給送用カセットにおいて、前記開閉蓋は、前記定位位置から回動することで前記第1変位位置をとった後、所定方向へスライドさせた状態で前記第2変位位置となる、ことを特徴とした給送用カセット。
- 請求項1から4のいずれか1項に記載の給送用カセットにおいて、前記第2変位位置にある前記開閉蓋は、前記給送用カセットに収容されている被記録材を支持する、
ことを特徴とした給送用カセット。 - 被記録材を記録装置の記録実行手段へ向けて一ずつ自動給送する自動給送装置であって、請求項1〜5のいずれか1項に記載の給送用カセットを備えている、ことを特徴とした自動給送装置。
- 被記録材に記録を実行する記録実行手段を備えた記録装置であって、請求項6に記載の自動給送装置を備えている、ことを特徴とした記録装置。
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