JP2902389B2 - 流体伝導アセンブリにおける二部品の接続手段 - Google Patents

流体伝導アセンブリにおける二部品の接続手段

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JP2902389B2
JP2902389B2 JP10045298A JP4529898A JP2902389B2 JP 2902389 B2 JP2902389 B2 JP 2902389B2 JP 10045298 A JP10045298 A JP 10045298A JP 4529898 A JP4529898 A JP 4529898A JP 2902389 B2 JP2902389 B2 JP 2902389B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は流体伝導アセンブリ
における二つの部品を接続するための手段、特にモジュ
ール構造を有し、圧縮空気を取り扱うための手段に関す
る。
【0002】
【従来の技術】このような接続手段は例えばヨーロッパ
特許公報0261711A2に開示されている。接続手
段を使用することにより、縦並びに設けられている複数
の圧縮空気取扱部材のハウジング体を二つ一組で取り外
し可能に接続することができる。このような接続手段は
供給装置とも呼ばれ、互いに接続することによりモジュ
ラー構造の供給装置が形成される。供給装置は各々、圧
縮空気供給システムに組み込まれ、圧縮空気の処理すな
わち取り扱いに使用される。この場合、供給装置は一般
に、フィルタ装置、圧力設定手段及び給油装置を備えて
いる。
【0003】保持部は接合面において接続すべき各部品
の両側に各々、設けられている。部品を組み立てる際、
保持部は対となって互いに隣接するような位置に設けら
れる。固定方向に部品を保持するために、クランプ状の
接続部材が各対の保持部の両側にまたがるように設けら
れている。固定部材は二つの接続部材を締め付けるため
のねじを有するので、保持部を接続することによりハウ
ジング体は接合面で互いに固定される。
【0004】同様の接続手段が特開昭58−14208
4にも開示されている。このような従来の接続手段には
取り扱い難いという問題がある。まず、接続すべき部品
を所望の位置に保持し、接続部材に取り付けた後、ねじ
で締め付けなければならない。特に、多くの部品を同時
に保持しなければならないので、作業が比較的困難であ
る。
【0005】このような問題を解決するための手段が米
国特許5、383、689に提案されている。これは、
接続すべき部品を固定部材に取り付ける前に中間板によ
り接続するというものである。中間板は隣接する部品間
に挿入され、アセンブリ方向に部品を固定させる。しか
しながら、作業が不注意に行われると、部品は単に中間
板に予備的に固定されているため、固定部材を使用する
前に部品が中間板から滑り落ち破損する恐れがあるとい
う問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はより迅
速、容易且つ確実に取り扱うことができる接続手段を提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、流体伝導アセンブリにおいて二部品を
接続し、モジュラー構造を有し圧縮空気を扱うための接
続手段であって、前記それぞれの部品には前記二部品相
互の取付方向を横断する方向の互いに反対側の位置に
れぞれ保持部を備え、一方の前記部品の該保持部は前記
部品が接続された場合、他方の前記部品の前記保持部
互いに対となって接続され、さらに、接続された対の
前記保持部に取り付けられる複数の接続部材を備え、該
接続部材が取付方向を横断する方向である固定方向に固
定手段によって対の前記保持部に対して固定可能であ
り、それにより前記部品は接合面で互いに直接固定さ
れ、更に、前記接続部材を取り付ける前に、前部品
前記接合面には相互に協働する結合手段がそれぞれ
取り付けられ、該各結合手段が互いに協働することによ
って、前記部品を前記固定方向に互いに滑動させて
合することができるとともに、前記取付方向に前記
品を互いに予備固定することができ、前記接続部材の少
なくとも一つと該接続部材が取り付けられる側の前記部
品の側面それぞれ保持固定手段が設けられ、前記接
続部材が取り付けられる位置にある場合、前記保持固
定手段互いに協働することによって、前記接続部材が
前記固定手段により固定される前に、前記接続部材を前
記保持部に対して仮に固定するとともに、前記二部品の
固定方向の相対的な変位を防ぐ。
【0008】結合手段を設けることによって、所望の配
列で接続部材を固定する前に、部品を所定の位置に予備
的に固定することができる。その後、保持固定手段を有
する少なくとも一つの接続部材を取り付けることによっ
て、部品の固定方向への相対移動が止められるので、部
品は少なくとも実質上、固定手段を取り付けた後の相対
位置に位置づけることができる。保持固定手段によっ
て、各接続部材は手を離しても部品の接続位置に維持さ
れる。従って、状況によって、予備固定された部品は片
手で支え、他方の手で固定手段を取り付けることができ
る。固定手段を取り付けると、保持固定手段によって各
接続部材が定位置に保持可能である。従って、作業者一
人だけで、確実且つ迅速に損傷の危険なく二部品を容易
に組み立てることができる。従って、特に圧縮空気を取
り扱うシステムにおける異なる部品のハウジング部を取
り外し可能に連結する場合に、接続手段は適している。
さらに、バルブ装置の部品を連結する場合、例えばバル
ブを組み合わせるか又はバルブを基板に取り付ける場合
に本発明による接続手段を使用することができる。
【0009】また本発明において、保持固定手段はサブ
アセンブリである。さらに本発明において、保持固定手
段を備える前記接続部材は、部品の接合部における前記
固定方向の端部に設けられている保持固定手段と係合す
る保持固定手段を有するロックボルト部材である。
【0010】このロックボルト部材は、前記部品との接
続位置からわずかに持ち上げられたホームポジションに
設定され、その後、前記接続位置に移動される滑動ロッ
クボルト部材である。また本発明において、ロックボル
ト部材が移動される方向が、前記部品の保持固定手段が
設けられた側面に平行な方向である。
【0011】本発明において、保持固定手段を有する接
続部材は、内側に回転運動することによりホームポジシ
ョンに位置づけることができる。また本発明において、
部品を使用する位置からみた場合、接続部材は重力によ
り下向きに移動し前記接続位置に保持される
【0012】さらに本発明において、接続部材に設けら
れている保持固定手段は少なくとも一つのフック部を備
え、該フック部は接続位置において部品に設けられてい
る保持固定手段の一部を形成する少なくとも一つの突出
部と係合する。少なくとも一つの接続部材は長手方向の
要素であり、長手方向に間隔をあけて設けられている複
数の保持固定手段を有する。
【0013】本発明において、保持部は、部品に形成さ
れている突出部であり、該突出部は接続部材の接続位置
において接続部材に設けられている対向保持部に重な
る。また本発明において対向保持部は、前記接続部材に
設けられているポケット状の凹部を画定する側面を有す
【0014】保持部及び前記対向保持部は、それぞれ前
記二部品の接合平面に対して斜めに延びている作動面を
備え、該作動面が互いに作用することにより、前記二部
品のアセンブリ方向の固定力を形成する。本発明におい
て、固定手段は、少なくとも一つ、好ましくは二つの固
定要素を備え、該固定要素は作動状態において二部品の
間に延び、二つの接続部材を係合させる。
【0015】また本発明において、固定要素は、締付け
ねじであり、その作動状態において保持固定手段を備え
ている少なくとも一つの接続部材に設けられているねじ
孔にねじ込まれるねじ山を有する。また、固定要素は、
締付けねじであり、その作動状態において固定要素を保
持固定手段を備えていない接続部材に取り付けるための
ねじ頭を有する。
【0016】本発明において、接続部材は前記二部品
結合されることによって形成され凹部に収容される。
また本発明において、部品の少なくとも一つにおいて接
合面の固定方向に向いている少なくとも一つの縁部が斜
めに形成されている。
【0017】さらに本発明において、結合手段は、
結合手段が協働することによって結合された前記二
品がアセンブリ方向に遊びをもたせて互いに固定される
ように形成されている。さらに、二部品に設けられてい
結合手段は、固定方向に延び結合状態においてアセ
ンブリ方向に係合固定される結合部を有する。
【0018】本発明において、結合部は、互いに対と
なって協働し固定方向に配列されるレール要素に設けら
れている。また本発明において、レール要素は、二部
品の各々に対して別体で設けられ、該二部品の各々に対
して交換可能な部材である。
【0019】さらに、レール要素は、前記二部品の各
々と前記結合手段の各々とにそれぞれ設けられた戻り止
接続手段によって予め定める位置に固定される。ま
た、レール要素は、互いに結合した状態において、前
記固定方向に延び、同時に前記接続部材に係合する固定
要素を通す開口部を形成する。
【0020】部品の変位を防ぐための固定手段と部品に
取り付けられた接続部材を保持するための保持手段とを
別に設けることもできるであろう。しかしながら、保持
固定手段を一体に形成し、二重機能を行うように設計し
たほうが構造的にはより有利である。
【0021】保持固定手段を設けた接続部材をロックボ
ルト部材として形成し、この保持固定手段を固定方向を
横断する接続位置において他方の保持固定手段と連結す
ればより有利である。このように連結することにより、
接続された部品が相対的に滑動することがない。
【0022】部品を使用する位置からみた場合、ロック
ボルト部材は下向きに接続位置へ導かれ、重力によって
接続位置に保持されるので、操作が特に容易である。こ
の場合、ボルトは所望の位置に非常に容易に位置づける
ことができる。固定手段は好ましくは作動位置において
両方の接続部材と係合するとともに、これらの接続部材
を互いに引き寄せるので、接続部材を保持部に固定する
ことができる。従って、接続部材を別途、接続された対
の保持部に固定する必要がない。
【0023】通常、接続手段は部品の両側に設けられる
二つの接続部材を有する。これらの接続部材の一方にの
み保持固定手段が設けられ、この接続部材はアセンブリ
を行っている作業者と反対側になる部品の背面に設けら
れているという利点がある。他方の接続部材は保持固定
手段が設けられていないので、特に固定することなく接
続された対の保持部に容易に取り付けることができる。
この接続部材に固定手段である締付けねじを取り付ける
場合、ねじが脱落したり紛失することがない。
【0024】接続された部品間の接合部にシール部材を
設けることにより、流体ダクトの連結部を密閉できる。
この場合、接続された部品の接合面において少なくとも
一方の縁部の少なくとも一つを斜面にするだけで、シー
ル部材が取り付け易くなるという利点がある。結合手段
の形状を互いに合わせておけば、部品を最初に滑動させ
ることによって互いに接合する場合も作業が容易にな
る。従って、接続部材を取り付ける前に部品を連結した
場合、部品間において取付方向にわずかに遊びを設ける
ことができる。
【0025】結合手段として、好ましくは固定方向にレ
ール要素が設けられ、これらのレール要素は対をなして
協働する。このようなレール要素は別体の部材であり、
戻り止め接続手段によって各部品の所定位置に固定する
ことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明による実施例を以下におい
て図面を参照して詳細に説明する。図1には圧縮空気ラ
インに沿って設けられている圧縮空気を処理するための
手段1の概略が示されている。手段1は圧縮空気の供給
手段または調節手段でもある。作動流体が流れるモジュ
ラー構造の部品アセンブリには、三台の作動装置、例え
ば、フィルタ装置2、圧力設定装置2′及び給油装置
2″が設けられている。
【0027】作動装置2、2′及び2″は各々、ブロッ
ク状の主要部即ちハウジング部3を有するが、ハウジン
グ部は以下において単に部品3と称する。部品3の底部
には例えば図1において一点鎖線で示されている機能装
置4を設けることができる。各部品3内に設けられてい
る流体ダクト6は各部品3の両端面に開口している。所
望の数の部品3を二つ一組で数組、アセンブリ方向5に
順次、配列することができる。部品3はこのように組み
立てられた場合、その端面で互いに接合されるので、こ
れらの端面を以下において接合面9及び9′と称する。
【0028】部品3が組み立てられた状態で、流体ダク
ト6は共通の貫流ダクトを形成することができる。好ま
しくは、互いに向き合う接合面9及び9′により画定さ
れた接合部10に環状のシール即ちガスケット11が設
けられることにより、配列された流体ダクト6間の部分
が密閉される。シール11により流体ダクト6の開口部
を取り囲み、好ましくはシール11を同心状に設けるこ
とができるように、保持溝7が一方の接合面9′に形成
されている。部品3を組み立てる前に、シール11はア
センブリ方向5に保持溝7から接合面9′を越えて少し
突き出しており、部品3を組み立てた場合、シール11
が他の部品の接合面9と係合し、必要とされる密閉状態
の接合力が形成される。
【0029】流体ダクト6の開口部にねじ山を設けるこ
とによって、図4に示されているようなユニオン継ぎ手
12を接続し固定することができる。ユニオン継ぎ手1
2は、他の装置へ圧力媒体ラインを取り付けるために使
用される。作動装置2、2′及び2″の部品3は各々、
好ましくは同じ幅を有する。従って、部品3の側面13
及び14は部品3が組み立てられた場合、長手方向に伸
びる両側面に位置している。製造上の都合により部品3
の側面は凹状に形成される。実施例において13は正
面、14は裏面を形成する。これらの面に形成されてい
る凹部は通常、図示されないカバーによって覆われてい
る。
【0030】部品3は対をなすように組み立てられ、接
合面9及び9′によって互いに取り外し可能に固定する
ことができる。図1において二つの部品3′及び3″は
分離状態で示され、部品3″は他の部品3′′′と組み
付けられた状態で示されている。
【0031】取付方向つまりアセンブリ方向5を横断す
る方向に設けられ、互いに反対側の側面13、14領域
における接合面9、9′において各部品3は少なくとも
一つの保持部15、15′、16及び16′を有する。
好ましくは、保持部15、15′、16及び16′は部
品3の側面13及び14領域における接合面9及び9′
に各々設けられ、好ましくは部品3の高さ方向の中央部
に位置している。一旦、部品3の接合面9及び9′が組
み付けられると、二つの隣接している部品3の保持部1
5、15′、16及び16′が接合される。本実施例に
おいて保持部15、15′、16及び16′は組み付け
られることにより各々が対をなす。
【0032】図示されているように保持部15、1
5′、16及び16′は部品3に一体に形成されている
突出部であり、両矢印によって示されている高さ方向1
7に、部品3のアセンブリ方向5を横切るように延びて
いる。これらの保持部はリブ状に形成してもよい。
【0033】図5に示されているように、アセンブリ方
向5における接合面9及び9′の片側に、各保持部1
5、15′、16及び16′は第一作動面18を備えて
いる。図5に示されているように、接合部10により画
定され、アセンブリ方向5に対して直角である接合平面
22に対して、第一作動面18が斜めに延びている。即
ち、アセンブリ方向5に伸びる部品3の長手軸23から
の距離が増すに従って、第一作動面18は接合平面22
に接近している。従って、各対の保持部15及び15′
並びに16及び16′の第一作動面18は互いに斜めに
外側方向へ延びている。各対の保持部15及び15′並
びに16及び16′は実質上、こぶ状であり、外側方向
にテーパー状に延びている。
【0034】部品3が組み付けられた場合に形成される
対の保持部15及び15′並びに16及び16′には各
々、接続部材24及び25を取り付けることができる。
組み立てられた状態における位置は、図2の右側半分及
び図5に示されているが、以下において接続位置と称す
る。
【0035】接続部材24及び25は各々、互いに間隔
をあけて設けられている対向保持部29を有する。対向
保持部29は対の保持部15及び15′並びに16及び
16′の接続位置において第一作動面18と嵌合してい
る。好ましくは接続部材24及び25がロッドまたはレ
ール状の長手方向要素である場合、接続部材24、25
の長手方向の側面にポケット状の凹部30が設けられ、
凹部30の幅方向における縁部は対向保持部29を形成
している。対向保持部29のポケット状凹部30を画定
している側面により第二作動面19が形成されている。
第二作動面19は第一作動面18の斜めの形状に対して
相補形である。このような形状は凹部30がポケット状
であり、底面に対してテーパー状の断面を有することに
より形成されている。接続部材24及び25が接続位置
にある場合、図5に示されているように、第二作動面1
9はアセンブリ方向5に間隔をあけて形成され、第一作
動面18と嵌合する。
【0036】接続部材24及び25を容易に取り付ける
ため、接合部材24、25を完全に収容する凹部31が
両側面13、14に設けられ、この場合、接合平面22
は両凹部31を貫いている。組み立てられた場合、部品
3の保持部15、15′、16及び16′に設けられて
いる凹部は表面の凹部31を部分的に形成する。
【0037】接続位置において、接続部材24及び25
は、アセンブリ方向5に直角である両矢印によって示さ
れている固定方向33に固定手段32(図1参照)によ
って保持部15、15′、16及び16′に固定するこ
とができる。固定方向33は、こぶ状構造を形成する対
の保持部15、15′、16及び16′の高さ方向に一
致している。本実施例において、固定手段32として二
本の引張棒状の固定要素34が設けられているので、固
定要素34を作動させたとき、部品3の配列において接
合部10に固定力が働くとともに、接続部材24及び2
5の両方が固定要素34によって互いに引き寄せられ
る。接続部材24及び25は互いに引き寄せられるの
で、対の保持部15、15′、16及び16′の第一作
動面18に接している斜めである第二作動面19で力が
作用し、アセンブリ方向5の力の成分を形成する。この
ような力成分は、接続された保持部15、15′、16
及び16′を押し、従って二つの部品3をその接合面9
及び9′で押す。接合部10には中間部材が介在してい
ないので、直接的で特に確実な固定力が作用するととも
に完成したアセンブリのアセンブリ方向5における大き
さが非常に小さくなる。
【0038】部品3の前方の側面13から取り付けるこ
とができる固定要素34として、本実施例において締付
けねじ35が使用されている。締付けねじ35はねじ頭
36とねじ山37を備えるねじ軸部38とを有する。ね
じ軸部38の長さは部品3の幅にほぼ等しい。部品3の
前方の側面13に取り付けられている接続部材24は、
接続部材24の長さに沿って間隔をあけて設けられてい
る貫通開口部41(図2参照)を有する。接続部材24
の外側に開口している開口部41の広い部分42にねじ
頭36が各々、係合する。開口部41は内面にねじ山を
備えているので、図2の下半分に示されているように、
締付けねじ35の比較的短い端部に設けられているねじ
山37を開口部41のねじ山に対して締め付けることに
より、幾分細いねじ軸部38を開口部41に貫通させる
ことができる。このように締付けねじ35は前方の接続
部材24に脱落することなく保持されている。
【0039】図1に示されているように、後方の接続部
材25にはねじ山を有する孔43が設けられ、締付けね
じ35のねじ山37をねじ孔43にねじ込むことができ
る。さらに、部品3を確実に固定するための手段とし
て、部品3を接合部10で接合する場合の接合領域に二
つの溝状の開口部44(図2、4参照)が形成される。
この場合、開口部44は部品3の側面13及び14に開
口し、接続位置にある接続部材24及び25の開口部4
1及びねじ孔43に各々、連通する。開口部44を貫通
して締付けねじ35が固定される。好ましくは、開口部
44は長手軸23または流体ダクト6を中心として全く
反対の位置つまり、流体ダクト6の上下に各々、位置す
る。
【0040】接続された部品3の接合面9、9′及び接
合部10内に好ましくは結合手段45及び46が各々設
けられている。接続部材24及び25を取り付ける前
に、結合手段45及び46によって部品3を結合するこ
とができるので、部品3は、固定方向33と一致してい
る滑動方向33′に相対的にずらされると同時に、アセ
ンブリ方向5に互いに結合される。このように部品3を
固定する前に予備固定を行うことによって取り扱いがさ
らに容易になる。部品3を予備固定位置に位置づけるた
めに、まず、部品3をアセンブリ方向5に対し直角であ
る方向の位置に位置づけるとともに結合手段45及び4
6と位置を合わせ、固定方向33に二部品3を部分的に
滑動するように互いに押し付け、二部品3を流体ダクト
6に対する所望の位置に位置づける。この場合、心合わ
せが容易になるように図示しない戻り止め部材を設けて
もよい。
【0041】本実施例において、接続すべき部品3の接
合面9及び9′に間隔をあけて設けられている相補的結
合手段45及び46は、固定方向33に設けられている
レール要素47及び48によって形成されている。レー
ル要素47及び48は好ましくは部品3と別体に形成さ
れ部品3に取り外し可能に固定される。本実施例におい
て、レール要素47及び48は戻り止め接続手段51に
よって接合面9及び9′に固定される。このため、戻り
止め突出部49がレール要素47及び48の端部に形成
されている。突出部49は横方向に突出している弾性部
材である。戻り止めのつめ部を形成している突出部49
は接合面9及び9′に設けられている戻り止め開口部5
0に嵌合することにより戻り止め接続手段51を形成す
る。これらの要素は互いに逆の位置に設けてもよい。レ
ール要素47及び48を正確に位置づけるために、レー
ル要素47及び48は、固定方向33に伸び、接合面9
及び9′に形成されている保持溝53に取り付けられ
る。好ましくは、レール要素47及び48は合成樹脂製
の一体成形部材である。
【0042】図4に示されているように、レール要素4
7及び48を取り付けることによって形成される結合部
54及び55は、結合状態においてアセンブリ方向5に
互いに固定される。結合部54及び55は長手方向に相
対移動可能であるように固定されている。このため、結
合部54及び55は、協働する滑動面56を備えてい
る。このような構成において、二対のレール要素47及
び48の結合部54及び55は、ありつぎ状に固定さ
れ、互いに滑動する。
【0043】好ましくは結合部54及び55は、固定手
段32を取り付ける前の予備固定段階で、部品3がアセ
ンブリ方向5に遊びをもたせて互いに結合できるように
形成されている。従って、接合面9′から少し突き出し
て設けられているシール11が破損しないように、部品
3を互いに自由に滑動させることができる。滑動時、シ
ール11のわずかな付勢力は、固定方向33に一致して
いる変位方向33′に部品3を接触固定させるのに寄与
する。
【0044】シール11が損傷しないように、シール1
1に相対する部品3の接合面9に対して、変位方向3
3′の少なくとも一縁部を斜めに形成してもよい。この
ような斜面80は図5に示されている。さらに本実施例
において、レール要素47及び48は結合状態におい
て、上述したように結合手段45を挿入することができ
る開口部44のような貫通開口部を形成する。この場
合、部品3にあらかじめ開口部44を成形する必要がな
い。レール要素47及び48に溝状の凹部を形成してお
くだけで、結合した場合に、開口部44が形成される。
【0045】アセンブリをさらに容易に形成するため
に、部品3の後方に向う側面14に取り付けられる接続
部材25に第一保持固定手段57が設けられている。接
続位置において、第一保持固定手段57は部品3の側面
14に設けられている第二保持固定手段58と協働す
る。保持固定手段57及び58は、固定手段32を使用
する前に接続部材25を仮に固定すると同時に、結合手
段45及び46によって予備固定されている部品3の変
位を防ぐように協働する。従って、部品3をアセンブリ
時に傾斜位置に移動した場合、即ち固定方向33及び変
位方向33′が水平に対して傾斜した場合も、予備固定
された部品3は定位置に維持されることが保証される。
さらに、接続部材25は、締付けねじ35のねじ山37
との嵌合位置からはずれることがないので、ねじ孔43
を内面に備える接続部材25を片手で支えることなく、
締付けねじ35をねじ込むことができる。
【0046】好適な実施例において、接続部材25及び
部品3の保持固定手段57及び58は各々、構造上及び
機能上、単一の部材として形成されている。このように
単一部品が保持機能及び固定機能の両方を果たす。部品
3に設けられている第二保持固定手段58は本実施例に
おいて図2及び3に示されているようにリブ状の突出部
62により形成されている。突出部62は固定方向33
及びこれに一致している変位方向33′を直角に横断す
る方向に延びている。好ましくは二つの接合面9及び
9′において部品3の側面14には各々二つの第二保持
固定手段58が設けられている。第二保持固定手段58
は高さ方向17に互いに間隔をあけて各部品3に設けら
れている。さらに、図6に示されているように、各部品
3に同じ高さに設けられている第二保持固定手段58は
互いに相対している。一方、接続部材25は長手方向に
相補する第一保持固定手段57を備えている。接続位置
において第一保持固定手段57は、部品3に、固定方向
33または変位方向33′を横断する方向に設けられて
いる第二保持固定手段58と固定されている。このため
接続部材25は、接続位置において部品3の所定位置を
固定するためのロックボルト状に形成されている。
【0047】さらに詳しくは、本実施例において接続部
材25の上部に設けられている第一保持固定手段57は
下向きに延びているフック部63として形成されてい
る。フック部63は接続位置において相対する第二保持
固定手段58に固定される。この場合、この第二保持固
定手段58は接続部材25の溝状凹部64に嵌合し、遊
びをもたせた固定が可能となる。
【0048】接続部材25の底部に設けられている第一
保持固定手段57は突出部65によって形成されてい
る。突出部65は接続位置において相対する突出部62
によって形成されている第二保持固定手段58に係合す
る。この場合、接続部材25の突出部65によって画定
されている凹部66に突出部62が係合する。底部に設
けられている第一及び第二保持固定手段57、58間に
は変位方向33にわずかに遊びが設けられているので、
特に接続部材25の取り付けが容易となる。
【0049】図2に示されているように上部の第一及び
第二保持固定手段57、58は保持部15、15′、1
6及び16′並びに対向保持部29の上に位置し、底部
の第一及び第二保持固定手段57、58は保持部15、
15′、16及び16′並びに対向保持部29の下に位
置している。好ましくは第一及び第二保持固定手段5
7、58をねじ孔43に配列することによって、締付け
ねじ35が取り付けられた場合、最適な支持効果が得ら
れる。
【0050】図3には接続部材25を容易に接続位置に
取り付ける方法が示されている。接続部材25を斜めに
することによって、底部の第一保持固定手段57は部品
3の底部に設けられている第二保持固定手段58に係合
する。このため、まず接続部材25をわずかに持ち上げ
る。次に接続部材25を矢印67に示されている方向に
枢軸を中心としてわずかに揺動させ、図3に実線で示さ
れているホームポジションに移動させる。この場合、接
続部材25は接続位置における部品3に対する位置にあ
らかじめ設定されている。しかしながら、この段階では
上部の第一及び第二保持固定手段57、58はまだ係合
していない。次に、わずかに持ち上げられたホームポジ
ションから接続部材25を下向きに接続位置へと移動す
なわち変位させる。従って、接続部材25は滑動ボルト
部材であるといってもよい。遊びが設けられているの
で、特に滑動させるために力を付加する必要がない。実
際、接続部材25を離すだけで、接続部材25は重力に
よって接続位置へ移動し、接続位置に保持される。
【0051】接続部材25のねじ孔43が変位方向3
3′と平行になるように接続部材25が下向きに移動す
ることができるように、保持部15、15′、16及び
16′並びに対向保持部29の大きさを考慮に入れて第
一及び第二保持固定手段57、58の位置を調節してや
れば、明らかに、矢印67の方向に内側へさらに回転移
動させる必要がない。
【0052】部品3を所望の配列で結合するために、部
品3の前方の側面13にも同様に第二保持固定手段58
が設けられているが、本実施例では、この第二保持固定
手段58は作用していない。前方に取り付けられる接続
部材24に第一保持固定手段57が設けられていないか
らである。このことにより、接続部材24は変位方向3
3′に平行に移動させるだけで接続位置に取り付けるこ
とができるので、締付けねじ35を脱落もしくは損失す
ることなく取り付ける場合も、取り付け作業に支障がな
い。特に、締付けねじ35をあらかじめ取り付けない場
合は、接続部材24に上述の第一保持固定手段57を設
けることもできるであろう。
【0053】前方の接続部材24を接続位置に正確に位
置づけるために、好ましくはガイド面68が変位方向3
3′に直角に設けられている。本実施例においてガイド
面68は高さ方向17に下向きに設けられている。接続
部材24のガイド面68は部品3に取り付けられた場
合、対向面68′に係合する。このように、部品3に対
する相対位置が予め設定される。本実施例において、接
続部材24の上部及び底部に位置づけのためのガイド面
68が設けられている。底部のガイド面68は接続部材
24の端面に設けられ、上部のガイド面68は他の接続
部材25の方へ延びている突出部62の底部に設けられ
ている。
【0054】後方の接続部材25も上述したような位置
づけのためのガイド面68を有し、上部のガイド面68
は突出しているフック部63に設けられている。好まし
くは、接続部材25は第一保持固定手段57に加えてハ
ンドル部72を有する。ハンドル部72を設けることに
よって、接続位置から外す際、接続部材25を持ち上げ
易くなる。ハンドル部72は例えば接続部材25の背面
に突出部として設けられる。
【0055】従って接続部材24及び25はフック状要
素として形成されている。少なくとも一つの接続部材2
5を所定の位置に係合させることにより、接続部材25
は高さ方向17ばかりではなく変位方向33′にも部品
3に対して保持することができる。
【0056】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明において
接続された部品の接合面に結合手段が設けられているの
で、部品は変位可能にアセンブリ方向に接合することが
できる。さらに、部品の各側面に接続部材が取り付けら
れる。保持固定手段を使用することによって、少なくと
も一つの接続部材の結合された部品に対する相対位置を
設定すると同時に、固定手段が接続部材に取り付け易く
なる。このような接続手段によって部品の容易、確実且
つ迅速な結合が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による接続手段によって取り外し可能
に結合される複数の部品を備えた流体伝導アセンブリを
示す概略図であって、二つの部品と接続手段とを組み立
てる前の状態が示されている。
【図2】 図1のII−IIに沿った結合部の断面図で
あり、接続部材のみを断面で示し、保持固定手段が設け
られている接続部材の接続位置が示されている。
【図3】 図2の右端を示す部分図であり、接続位置へ
移行する前のホームポジションにおける接続部材を示
し、移動開始位置は鎖線で示され、開始位置からホーム
ポジションへの接続部材の回転方向は矢印で示されてい
る。
【図4】 固定方向からみた、結合している二部品の図
1のIV−IVに沿った長手方向断面図である。
【図5】 固定方向に対して直角の方向からみた、結合
している二部品の図1のV−Vに沿った断面図である。
【図6】 図1及び2を矢印VIの方向からみた側面図
であり、結合手段によって予備固定位置に結合された二
部品の結合部を示し、接続部材は鎖線で示されている。
【符号の説明】 1 接続手段 2、2′、2″ 作動装置 3、3′、3″、3′′′ 部品 4 機能装置 5 アセンブリ方向 6 流体ダクト 7 保持溝 9、9′ 接合面 10 接合部 11 シール 12 ユニオン継ぎ手 13、14 側面 15、15′、16、16′ 保持部 17 高さ方向 18 第一作動面 19 第二作動面 22 接合平面 23 長手軸 24、25 接続部材 29 対向保持部 30、31 凹部 32 固定手段 33 固定方向 33′変位方向 34 固定要素 35 締付けねじ 36 ねじ頭 37 ねじ山 38 ねじ軸部 41 開口部 42 広い部分 43 ねじ孔 44 開口部 45、46 結合手段 47、48 レール要素 49 突出部 50 開口部 51 戻り止め接続手段 53 保持溝 54、55 結合部 56 滑動面 57 第一保持固定手段 58 第二保持固定手段 62 突出部 63 フック部 64 凹部 65 突出部 66 凹部 67 矢印 68 ガイド面 68′対向面 72 ハンドル部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 591034361 Ruiter Strasse 82, 73734Esslingen,Germa ny (72)発明者 ギュンター ゲバウア ドイツ連邦共和国 73728 エスリンゲ ン オベレ ボイタウ 1 (56)参考文献 特表 平9−501756(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16L 39/00

Claims (23)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体伝導アセンブリにおいて二部品を接
    続し、モジュラー構造を有し圧縮空気を扱うための接続
    手段であって、前記それぞれの部品には前記二部品相互
    取付方向を横断する方向の互いに反対側の位置にそれ
    ぞれ保持部を備え、一方の前記部品の該保持部は前記二
    部品が接続された場合、他方の前記部品の前記保持部と
    互いに対となって接続され、さらに、接続された対の前
    記保持部に取り付けられる複数の接続部材を備え、該接
    続部材が取付方向を横断する方向である固定方向に固定
    手段によって対の前記保持部に対して固定可能であり、
    それにより前記部品は接合面で互いに直接固定され、更
    に、前記接続部材を取り付ける前に、前部品の
    記接合面には相互に協働する結合手段がそれぞれ取り付
    けられ、該各結合手段が互いに協働することによって、
    前記部品を前記固定方向に互いに滑動させて結合する
    ことができるとともに、前記取付方向に前記部品を
    いに予備固定することができ、前記接続部材の少なくと
    も一つと該接続部材が取り付けられる側の前記部品の
    それぞれ保持固定手段が設けられ、前記接続部材
    取り付けられる位置にある場合、前記保持固定手段
    互いに協働することによって、前記接続部材が前記固
    定手段により固定される前に、前記接続部材を前記保持
    部に対して仮に固定するとともに、前記二部品の固定方
    向の相対的な変位を防ぐ、接続手段。
  2. 【請求項2】 前記保持固定手段は、サブアセンブリで
    ある請求項1記載の接続手段。
  3. 【請求項3】 前記保持固定手段を備える前記接続部材
    は、前記部品の接合部における前記固定方向の端部に
    けられている保持固定手段と係合する保持固定手段を有
    するロックボルト部材である請求項1記載の接続手段。
  4. 【請求項4】 前記ロックボルト部材は、前記部品との
    接続位置からわずかに持ち上げられたホームポジション
    に設定され、その後、前記接続位置に移動される滑動ロ
    ックボルト部材である請求項3記載の接続手段。
  5. 【請求項5】 前記ロックボルト部材が移動される方向
    が、前記部品の保持固定手段が設けられた側面に平行な
    方向である請求項4記載の接続手段。
  6. 【請求項6】 前記保持固定手段を有する接続部材は内
    側に回転運動することにより前記ホームポジションに位
    置づけることができる請求項4記載の接続手段。
  7. 【請求項7】 前記部品を使用する位置からみた場合、
    前記接続部材は重力により下向きに移動し前記接続位
    置に保持される請求項3記載の接続手段。
  8. 【請求項8】 前記接続部材に設けられている前記保持
    固定手段は少なくとも一つのフック部を備え、該フック
    部は前記接続位置において前記部品に設けられている前
    記保持固定手段の一部を形成する少なくとも一つの突出
    部と係合する請求項1記載の接続手段。
  9. 【請求項9】 前記少なくとも一つの接続部材は長手方
    向の要素であり、長手方向に間隔をあけて設けられてい
    る複数の保持固定手段を有する請求項1記載の接続手
    段。
  10. 【請求項10】 前記保持部は前記部品に形成されてい
    る突出部であり、該突出部は前記接続部材の接続位置に
    おいて前記接続部材に設けられている対向保持部に重な
    る請求項1記載の接続手段。
  11. 【請求項11】 前記対向保持部は、前記接続部材に設
    けられているポケット状の凹部を画定する側面を有する
    ことを特徴とする請求項10記載の接続手段。
  12. 【請求項12】 前記保持部及び前記対向保持部が、
    れぞれ前記二部品の接合平面に対して斜めに延びている
    作動面を備え、該作動面が互いに作用することにより、
    前記二部品のアセンブリ方向の固定力を形成することを
    特徴とする請求項10記載の接続手段。
  13. 【請求項13】 前記固定手段は、少なくとも一つ、好
    ましくは二つの固定要素を備え、該固定要素は、その
    動状態において前記二部品の間に延び、前記二つの接続
    部材を係合させる請求項1記載の接続手段。
  14. 【請求項14】 前記固定要素は締付けねじであり、
    作動状態において前記保持固定手段を備えている少な
    くとも一つの接続部材に設けられているねじ孔にねじ込
    まれるねじ山を有する請求項13記載の接続手段。
  15. 【請求項15】 前記固定要素は締付けねじであり、
    作動状態において前記固定要素を保持固定手段を備え
    ていない接続部材に取り付けるためのねじ頭を有する請
    求項13記載の接続手段。
  16. 【請求項16】記接続部材は前記二部品が結合され
    ることによって形成され凹部に収容される請求項1記
    載の接続手段。
  17. 【請求項17】 前記部品の少なくとも一つにおいて前
    記接合面の前記固定方向に向いている少なくとも一つの
    縁部が斜めに形成されている請求項1記載の接続手段。
  18. 【請求項18】 前記結合手段は、該各結合手段が協
    働することによって結合された前記二部品がアセンブリ
    方向に遊びをもたせて互いに固定されるように形成され
    ている請求項1記載の接続手段。
  19. 【請求項19】 前記二部品に設けられている前記
    合手段が、前記固定方向に延び結合状態においてアセン
    ブリ方向に係合固定される結合部を有する請求項1記載
    の接続手段。
  20. 【請求項20】 前記結合部が、互いに対となって協
    働し前記固定方向に配列されるレール要素に設けられて
    いる請求項19記載の接続手段。
  21. 【請求項21】 前記レール要素は、前記二部品の各
    々に対して別体で設けられ、前記二部品の各々に対して
    交換可能な部材である請求項20記載の接続手段。
  22. 【請求項22】 前記レール要素は、前記二部品の各
    々と前記結合手段の各々とにそれぞれ設けられた戻り止
    接続手段によって予め定める位置に固定される請求項
    20記載の接続手段。
  23. 【請求項23】 前記レール要素は、互いに結合した
    状態において、前記固定方向に延び、同時に前記接続部
    材に係合する固定要素を通す開口部を形成する請求項2
    0記載の接続手段。
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