JP2007002902A - マニホールド構造体及びそれを用いたバルブユニット - Google Patents

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友也 山口
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Abstract

【課題】連結するブロックの内部流路を精度良く位置合わせし、安定したシール性能を発揮できるマニホールド構造体及びそれを用いたバルブユニットを提供すること。
【解決手段】内部流路24A,24Bが形成されたブロック3A,3Bを連結するマニホールド構造体2において、内部流路24Aが開口する側面に、該内部流路24Aの開口部と同軸上に第1フランジ部28Aが設けられた第1ブロック3Aと、内部流路24Bが開口する側面に、該内部流路24Bの開口部と同軸上に第1フランジ部28Aと同一形状の第2フランジ部28Bが設けられた第2ブロック3Bと、第1フランジ部28Aと第2フランジ部28Bとの間に介在するシール部材61Dと、シール部材を挟んで第1フランジ部28Aと第2フランジ部28Bを突き合わせた接続部を連結する接続部材6Dとを設ける。
【選択図】 図3

Description

本発明は、流体の分流位置又は合流位置に配設されるマニホールド構造体及びそれを用いたバルブユニットに関する。
従来より、例えば半導体製造装置では、水や酸性薬液、アルカリ性薬液、洗浄液など各種流体を分流又は合流させるために、マニホールド構造体が用いられている。
図28は、マニホールド構造体102及びバルブユニット101の従来例を示す断面図である。図29は、図28に示すバルブユニット101の分解斜視図である。
図28に示す従来のバルブユニット101は、複数のブロック103を水平方向に連結するとともに、両端のブロック103に継手ブロック115をそれぞれ取り付けてマニホールド構造体102を構成し、各ブロック103に1個のアクチュエータ111を搭載する。バルブユニット101は、各ブロック103の主流路106と継手ブロック115とが互いに連通し、アクチュエータ111によって各ブロック103の弁部を開閉することにより、図中矢印方向に流れる薬液を分流出力する。
各ブロック103は、流路構成に合わせて簡単に増減できるように、同じ構成を備える。ブロック103は、直方体のブロック形状に成形され、アクチュエータ111を取り付けるための取付孔104が上面から円筒状に穿設され、さらに弁孔105が取付孔104と同軸上に上面から設けられる。弁孔105は、取付孔104の下方に水平に穿設された主流路106に連通し、取付孔104の底面に開口する開口部分の周りに弁座107が設けられる。ブロック103の側面には、図29に示すように、継手108が一体的に設けられ、取付孔104の内側面に継手108に連通する流路が開口する。従って、アクチュエータ111で弁体112を弁座107に当接又は離間させれば、継手108と主流路106の連通状態を制御できる。
一方、継手ブロック115は、ブロック103の側面に当接する本体部に継手部を一体的に形成される。
ブロック103同士、及び、ブロック103と継手ブロック115は、パッキン116とOリング117を用いて接続部をシールされる。ブロック103は、主流路106が開口する側面に、環状溝109が開口部の周りに環状に形成され、また、継手ブロック115は、ブロック103と当接する側面に、流路開口部の周りに沿って環状溝109が形成される。パッキン116は、ブロック103同士の当接面の間、又は、ブロック103と継手ブロック115の当接面の間で押し潰され、環状溝109に収納されるOリング117によって保持される。
ブロック103同士は、次のように連結される。
パッキン116の外周にOリング117,117を装着し、パッキン116をブロック103の環状溝109に嵌め込むように、隣り合うブロック103の端面を互いに当接させる。ブロック103は、環状溝109の両側にジョイントブロック118に係合する係合凹部119,119がそれぞれ設けられており、各係合凹部119を通るように上面から挿通孔120が穿設されている。ジョイントブロック118にも、挿通孔120に対応する貫通孔121が形成される。互いに端面を当接するブロック103は、係合凹部119に側方からジョイントブロック118を係合され、金属製のピン122をブロック103の上方から挿通孔119と貫通孔121に挿し通し、ブロック103とジョイントブロック118とを位置決め固定する。これにより、隣合うブロック103が位置決め固定され、パッキン116を安定して狭持する。なお、継手ブロック115とブロック103も同様の構造で連結される(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−316667号公報
しかしながら、従来のマニホールド構造体102及びバルブユニット101は、主流路106の位置あわせが難しく、安定したシール性能を得にくかった。マニホールド構造体102は、主流路106がブロック103の平らな側面に開口し、隣り合うブロック103の平らな側面を当接させて主流路106を連通させるため、ブロック103の連結時に主流路106の開口位置を確認しにくく、主流路106の開口位置を精度良く位置あわせすることが難しかった。これに加え、従来のマニホールド構造体102は、主流路106を水平方向に当接させて位置あわせするのに対して、ピン122をブロック103の挿通孔120とジョイントブロック118の貫通孔121に垂直方向に挿通してブロック103同士をジョイントブロック118を介して位置決め固定するため、接続方向と位置決め固定の方向との間に90度の位相差が生じ、組立時に主流路106の接続部がずれることがあった。主流路106の位置が少しずれると、環状溝109に収納したパッキン116を押し潰す力が円周方向に均一にならず、シール力が小さい部分から流体漏れを生じる恐れがあった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、連結するブロックの内部流路を精度良く位置合わせし、安定したシール性能を発揮できるマニホールド構造体及びそれを用いたバルブユニットを提供することを目的とする。
本発明に係るマニホールド構造体は、上記目的を達成するために以下の構成を有する。
(1)内部流路が形成されたブロックを複数備え、内部流路を連通させるようにブロックを連結するマニホールド構造体において、内部流路が開口する側面に、該内部流路の開口部と同軸上に第1フランジ部が設けられた第1ブロックと、内部流路が開口する側面に、該内部流路の開口部と同軸上に第1フランジ部と同一形状の第2フランジ部が設けられた第2ブロックと、第1フランジ部と第2フランジ部との間に介在するシール部材と、シール部材を挟んで第1フランジ部と第2フランジ部を突き合わせた接続部を連結する接続部材とを有することを特徴とする。
(2)(1)に記載の発明において、接続部材は、第1フランジ部と第2フランジ部の接続部に対して、一方向から装着される第1固定ブロックと、第1フランジ部と第2フランジ部の接続部に対して、第1固定ブロックと反対方向から装着される第2固定ブロックと、第2固定ブロックに取り付けられたナットと、第1ブロックと第2ブロックに挿通され、ナットに締結されるボルトとを有し、第1ブロックと第2ブロックとの間に第1フランジ部と第2フランジ部の接続部に係合する係合溝が形成されていることを特徴とする。
(3)(1)又は(2)に記載の発明において、第1ブロック及び第2ブロックは、取付板に接触する接触面が正方形状をなす樹脂製のブロック体であり、第1ブロックの内部流路が開口する開口位置と、第2ブロックの内部流路が開口する開口位置とが同一の高さに設定され、第1フランジ部と第2フランジ部が同一の高さに配設されていることを特徴とする。
(4)(1)乃至(3)の何れか1つに記載の発明において、第1フランジ部又は第2フランジ部と同一形状を有する第3フランジ部を備える継手ブロックを有し、継手ブロックの第3フランジ部を第1ブロックの第1フランジ部又は第2ブロックの第2フランジ部に突き合わせた接続部の周りに、接続部材を着脱自在に装着されるものであることを特徴とする。
(5)(1)乃至(4)の何れか1つに記載の発明において、第1フランジ部の端面に第1シール溝を形成し、第1シール溝に第1凸凹条を設け、第2フランジ部の端面に第2シール溝を形成し、第2シール溝に第2凸凹条を設け、シール部材が、樹脂をリング状に成形したものであり、第1凸凹条に嵌合する第1凹凸条と、第2凸凹条に嵌合する第2凹凸条を有し、第1凸凹条又は第1凹凸条の少なくとも一方が、肉厚方向に設けられた圧入代を有するとともに、第2凸凹条と第2凹凸条の少なくとも一方が、肉厚方向に設けられた圧入代を有することを特徴とする。
(6)(1)乃至(5)の何れか1つに記載の発明において、第1ブロックと接続部材との間、及び、第2ブロックと接続部材との間に、回転止め機構をそれぞれ設けたことを特徴とする。
本発明に係るバルブユニットは、上記目的を達成するために、(1)乃至(6)の何れか1つに記載するマニホールド構造体を有することを特徴とする。
本発明のマニホールド構造体は、同一形状を有する第1フランジ部と第2フランジをシール部材を介して突き合わせたときに、第1ブロックに形成した内部流路の開口部と第2ブロックに形成した内部流路の開口部とが精度良く位置合わせされ、その第1フランジ部と第2フランジ部の接続部を接続部材で連結するので、第1ブロックと第2ブロックがシール部分に近い位置を接続部材で連結され、接続部の周りを均一な力でシールされる。よって、本発明のマニホールド構造体は、連結するブロックの内部流路を精度良く位置合わせし、安定したシール性能を発揮することができる。
また、本発明のマニホールド構造体は、接続部材が第1固定ブロックと、第2固定ブロックと、ナットと、ボルトを有し、第1フランジ部と第2フランジ部との接続部の周りを第1固定ブロックと第2固定ブロックで挟み込み、第1固定ブロックから第2ブロックに挿通したボルトを第2固定ブロックに取り付けたナットに締結したときに、第1固定ブロックと第2固定ブロックとの間に形成された係合溝が第1フランジ部と第2フランジ部の接続部に係合し、第1フランジ部と第2フランジ部の接続部の周りを固定するので、第1ブロックと第2ブロックを簡単に位置決めして連結できる。
また、本発明のマニホールド構造体は、第1ブロックと第2ブロックの下面が同一の正方形状をなし、第1フランジ部と第2フランジ部が同一の高さで設けられるため、第1ブロックと第2ブロックを90度ずつ回転させて第1フランジ部と第2フランジ部の配置を変え、ブロック接続部分に接続部材を装着するだけで、簡単に流路構成を変更できる。
また、本発明のマニホールド構造体は、第1フランジ部又は第2フランジ部と同一形状を有する第3フランジ部を備える継手ブロックを有し、継手ブロックの第3フランジ部を第1フランジ部又は第2フランジ部に突き合わせた接続部の周りに接続部材を装着することにより、継手ブロックを第1ブロック又は第2ブロックに連結するので、第1フランジ部と第2フランジ部を他のブロックとの接続部分及び継手ブロックとの接続部分に共用し、ブロックを連結して形成する流路の構成に幅を持たせることができる。
また、本発明のマニホールド構造体は、第1ブロックの第1凸凹条と第2ブロックの第2凸凹条を、シール部材の第1凹凸条と第2凹凸条にそれぞれ嵌合させ、第1凸凹条と第1凹凸条の少なくとも一方に肉厚方向に設けた圧入代を押し潰してシール力を生じさせるとともに、第2凸凹条と第2凹凸条の少なくとも一方に肉厚方向に設けた圧入代を押し潰してシール力を生じさせるので、第1フランジ部と第2フランジ部の接続部が流路径方向にシールされ、例え、第1ブロックと第2ブロックが樹脂で形成され、薬液の温度によって伸び縮みしたり、経時的変形を生じる場合でも、その変形がシール力に与える影響を小さくして、安定したシール性能を確保できる。
また、本発明のマニホールド構造体は、第1ブロックと接続部材との間、及び、第2ブロックと接続部材との間に回転止め機構を設けたので、第1フランジ部と第2フランジ部の接続部分にねじれ方向の力が作用せず、安定したシール性能を確保できる。
また、本発明のバルブユニットは、上記作用効果を奏するマニホールド構造体を有するため、マニホールド構造体と同様の作用効果を奏する。
次に、本発明に係るマニホールド構造体及びそれを用いたバルブユニットの一実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るバルブユニット1の外観斜視図である。
図1に示すバルブユニット1は、半導体製造装置に組み付けられ、薬液の分流又は合流を制御する。バルブユニット1は、ブロック(第1ブロック)3Aとブロック(第2ブロック)3Bを水平方向に連結するとともに、ブロック3A,3Bの側面に継手ブロック4A,4B,4Cをそれぞれ取り付けることによりマニホールド構造体2を構成し、各ブロック3A,3Bに1個の薬液弁5A,5Bを搭載する。本実施形態のバルブユニット1は、ブロック3Aと継手ブロック4A、ブロック3Bと継手ブロック4B、ブロック3Bと継手ブロック4C、及び、ブロック3A,3B同士を接続部材6A,6B,6C,6Dを介して接続する点に特徴を有する。
図2は、図1に示すバルブユニット1の平面図である。
ブロック3Aに取り付けられた薬液弁5Aは、エアオペレートタイプの2ポート弁である。また、ブロック3Bに取り付けられた薬液弁5Bは、エアオペレートタイプの3ポート弁である。バルブユニット1は、ブロック3Aの継手ブロック4Aに入力した薬液の供給と遮断を薬液弁5Aで制御し、薬液弁5Bによって薬液を継手ブロック4Cのみから出力する流路と、継手ブロック4Bと継手ブロック4Cから分流して出力する流路とを切り替えるように流路構成されている。
図3は、図2に示すバルブユニット1のA−A断面図である。
バルブユニット1は、取付板7A,7Bにブロック3A,3B、薬液弁5A,5Bを積層し、4本の図示しない金属製ボルトを薬液弁5A,5Bからブロック3A,3Bを貫いて取付板7A,7Bに締結し、取付板7A,7B、ブロック3A,3B、薬液弁5A,5Bをそれぞれ一体的に組み上げる。なお、薬液弁5A,5Bは、図示しないボルトが腐食性雰囲気にさらされないように、図示しないボルトを挿通するボルト孔にキャップ8A,8Bをそれぞれ取り付ける。ブロック3A,3Bは、主流路24A,24Bが連通するように、接続部材6Dによって連結される。
薬液弁5A,5Bは、同様の構成をなすので、薬液弁5Aの構成についてのみ説明し、薬液弁5Bの説明は割愛する。
図3に示すように、薬液弁5Aは、ブロック3Aに連結するシリンダ11Aとカバー12Aにより外観を構成され、シリンダ11Aとブロック3Aとの間でダイアフラム弁体13Aの外縁部を狭持する。シリンダ11Aとカバー12Aの間には、ピストン室14Aが形成される。ピストン室14Aには、ピストン15Aが上下方向へ摺動自在に装填され、ピストン15Aの下端部がシリンダ11Aを貫いてブロック3A側へ突き出し、ダイアフラム弁体13Aに連結される。ピストン15Aは、ピストン室14Aを上室16Aと下室17Aに気密に区画し、上室16Aがシリンダ11Aに開設された第1パイロットポート18A(図1参照)に連通する一方、下室17Aがシリンダ11Aに開設された第2パイロットポート19A(図1参照)に連通する。従って、薬液弁5Aは、上室16Aと下室17Aの圧力バランスを調整することによりピストン15Aを図中上下方向へ移動させ、ダイアフラム弁体13Aの保持位置を調整できる。
なお、薬液弁5Aを構成する部品は、耐腐食性に優れる樹脂又は金属で構成される。
図4は、図3に示すバルブユニット1のB−B断面図である。
ブロック3Aは、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)やPFA(四フッ化エチレンパーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)などの樹脂を直方体のブロック状に成形(樹脂成形又は切削加工等)したものである。ブロック3Aは、図中上面と下面が正方形状に形成され、4個の外側側面が上面と下面に垂直に接続する。ブロック3Aは、ダイアフラム弁体13Aに気密に区画されて弁室を形成する開口部21Aが上面から円柱状に穿設され、開口部21Aの周りにダイアフラム弁体13Aの外縁部を位置決め保持する保持溝22Aが形成されている。ブロック3Aは、開口部21Aより小径の弁孔23Aが開口部21Aと同軸上に形成され、開口部21Aの下方に水平に穿設された主流路24Aに垂直に接続して連通する。弁孔23Aが開口部21Aの底面に開口する開口部分には、ダイアフラム弁体13Aが当接又は離間する弁座25Aが設けられる。また、ブロック3Aは、弁座25Aの外側に接続孔26Aが円弧状に形成され、連通路27Aが主流路24Aと同じ高さでブロック3Aの側面から水平方向に穿設され、接続孔26Aに連通する。
ブロック3Aは、図3に示すように、フランジ部(第1フランジ部)28Aが主流路24Aの開口部に同軸上に設けられ、図4に示すように、フランジ部29Aが連通路27Aの開口部に同軸上に設けられており、フランジ部28A,29Aが同一の高さに配設される。フランジ部28A,29Aは、同様の構成であり、ブロック3Aの側面から円筒状に突設され、開口端部が肉厚にされている。フランジ部28A,29Aの開口端面には、後述するH形リング61A,61Dを収納するシール溝30A,31Aが形成される。シール構造については、後述する。
図5は、図3に示すバルブユニット1のC−C断面図である。
ブロック3Bは、ブロック3Aと同様、PTFEやPFAなどの樹脂を直方体のブロック状に成形したものである。ブロック3Bは、基本的にブロック3Aと同様の構成であるが、副流路32Bとフランジ部33Bを備える点でブロック3Aと相違する。ここでは、ブロック3Bがブロック3Aと相違する点について説明し、ブロック3Aと共通する点については説明を割愛する。
ブロック3Bは、図5に示すように、連通路27Bが開口する側面と対向する側面から、副流路32Bが主流路24Bと同じ高さで水平方向に穿設され、弁孔23Bと主流路24Bに連通する。ブロック3Bは、フランジ部33Bが副流路32Bの開口部に同軸上に設けられ、フランジ部(第2フランジ部)28B,29B,33Bが同一の高さで配設される。フランジ部33Bは、フランジ部28B,29Bと同様の構成を有し、ブロック3Bの側面から円筒状に突設され、開口端部が肉厚にされている。フランジ部33Bの開口端面にも、H形リング61Cを収納するシール溝34Bが形成される。
図4及び図5に示すように、継手ブロック4A,4B,4Cは、PTFEやPFAなどの樹脂を成形したものであり、同様の構成を有する。ここでは継手ブロック4Aの構成について説明し、継手ブロック4B,4Cの構成については説明を割愛する。
図4に示すように、継手ブロック4Aは、ブロック3Aに接続される本体36Aに継手部37Aを一体的に設けたものである。本体36Aは、継手ブロック37Aを突設される端面と反対側の端面に、フランジ部38Aを備える。フランジ部38Aは、フランジ部28Aと同様の構成を有し、本体36Aの端面から円筒状に突設され、、開口端部が肉厚にされている。フランジ部38Aの開口端面には、H形リング61を収納するシール溝39Aが形成される。なお、継手部37Aの外周面には、図示しないソケットを螺合するための雄ネジ40Aが形成されている。
このようなブロック3Aと継手ブロック4A、ブロック3Bと継手ブロック4B、ブロック3Bと継手ブロック4C、ブロック3Aとブロック3Bは、それぞれ接続部材6A,6B,6C,6Dを用いて連結される。接続部材6A,6B,6C,6Dを用いた連結構造は、同様であるので、ここでは、接続部材6Dを用いてブロック3A,3Bを連結する連結構造について説明し、他の連結構造の説明は割愛する。
図6は、図3に示すバルブユニット1のD−D断面図である。なお、図6の断面図は、本来ならば薬液弁5Aの側面が見えるが、図6では薬液弁5Aの側面図を省略し、ブロック接続部のみを記載している。
接続部材6Dは、固定ブロック41D,42D、ボルト43D,43D、ナット48D,48D、キャップ49D,50Dなどから構成され、ブロック3A,3Bのフランジ部28A,28Bを挟み込んで連結する。
図7は、図1に示すバルブユニットが使用するマニホールド構造体の分解斜視図である。
固定ブロック41D,42Dは、耐熱、耐薬品性、耐クリープ性に優れた樹脂(例えば、PFA、PVDF(二弗化ビニリデン)、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)など)を直方体のブロック状に成形(樹脂成形又は切削加工等)したものである。固定ブロック41D,42Dは、互いに当接する端面に、切欠部56D,57Dが、ブロック3A,3Bのフランジ部28A,フランジ部28Bの外径半径と同一半径を備える半円状に切り欠いて設けられる。固定ブロック41D,42Dは、切欠部56D,57Dの内周面中央に凹溝44D,45Dが断面コの字形に形成され、フランジ部28A,28Bの肉厚部を突き合わせた状態で凹溝44D,45Dの間に収納するようにされている(図3参照)。すなわち、凹溝44D,45Dにより、フランジ部28A,28Bの接続部に係合する「係合溝」が形成される(図3、図7参照)。図7に示すように、固定ブロック41D,42Dは、凹溝44D,45Dの両側にボルト43Dを挿通するボルト孔46D,46D,47D,47Dがそれぞれ形成される。固定ブロック42Dは、ボルト孔47D,47Dに金属製のナット48D,48Dがインサート成形によって取り付けられ、固定ブロック41D側から挿通されたボルト43Dをナット48Dに締結することにより固定ブロック41D,42Dを一体化する。ボルト孔46D,46D,47D,47Dの開口部は、ボルト43Dやナット48Dを腐食性雰囲気から遮断するため、樹脂製のキャップ49D,49D,50D,50Dによってそれぞれ塞がれる(図6参照)。
また、固定ブロック41D,42Dは、ブロック3A,3Bに当接する端面であって、切欠部56D,57Dの両側に、一対の凸部52D,52D,52D,52D,53D,53D,53D,53Dが図中上下方向に長くそれぞれ突設される。ブロック3Aは、固定ブロック41D,42Dの凸部52D,53Dに対応する位置に、凹部54A,54Aが図中上下方向に長く形成される。ブロック3Bは、固定ブロック41D,42Dの凸部52D,53Dに対応する位置に、凹部54B,54Bが図中上下方向に長く形成される。固定ブロック41D,42Dは、凸部52D,52D,53D,53Dをブロック3A,3Bの凹部54A,54A,54B,54Bに係合させ、ブロック3A,3Bに対する回転を制限される。なお、本実施形態では、凸部52D,53Dと凹部54A、凸部52D,53Dと凹部54Bのよってそれぞれ「回転止め機構」が構成される。
なお、ブロック3A,3Bは、フランジ部28A,28B,29A,29B,33Bを備えない外側側面にも、凹部54A,54Bが設けられる。
次に、マニホールド構造体2の接続部シール構造について説明する。ブロック3Aと継手ブロック4A、ブロック3Bと継手ブロック4B、ブロック3Bと継手ブロック4C、ブロック3Aとブロック3Bの接続部シール構造は、同様であるので、ここではブロック3Aとブロック3Bの接続部シール構造について説明し、その他の接続部シール構造については説明を省略する。
図8は、図7に示すマニホールド構造体の接続部分の構造を示す図であって、(a)はシール部材装着前の状態を示し、(b)はシール部材装着後の状態を示す。なお、フランジ部28A,28Bは、図3に示すように外周面に凹凸を有するが、図8(a)(b)では、その凹凸を省略してフランジ部28A,28Bを記載している。
H形リング61Dは、PTFEよりやや硬いPFAや変性PTFEにより形成され、その断面がH形をなす。H形リング61Dは、肉厚なリング形状をなし、その下面において、図中矢印Xで示す肉厚方向(半径方向)中央に第2周溝63Dが形成され、リング状の第2凹凸条をなしている。同じく、H形リング61Dは、その上面において、図中矢印Xで示す肉厚方向(半径方向)中央に第1周溝62Dが形成され、リング状の第1凹凸条をなしている。
一方、ブロック3Aに設けたフランジ部28Aの端面には、第1シール溝30Aが環状に形成される。第1シール溝30Aの底部には、ブロック3B側へ延びる第1周状突起64Aが突設され、第1凸凹条を形成する。第1凸凹条は、H形リング61Dの第1周溝62Dに対応する第1周状突起64Aを有し、円環状に構成される。
また、ブロック3Bに設けたフランジ部28Bの端面には、第2シール溝30Bが環状に形成される。第2シール溝30Bの底部には、ブロック3A側へ延びる第2周状突起64Bが突設され、第2凸凹条を形成する。第2凸凹条は、H形リング61Dの第2周溝63Dに対応する第2周状突起64Bを有し、円環状に構成される。
図9は、第1周溝62Dの拡大図である。
H形リング61Dの第1周溝62Dは、内環状壁66Dと外環状壁67Dにより形成され、その深さHは、第1周状突起64Aの高さとほぼ同一である。第1周溝62Dの内壁には、H形リング61Dの肉厚方向(半径方向)に厚みを有する圧入代Pがそれぞれ設けられる。この圧入代Pは、内側段部68Dの溝幅W1と外側段部69Dの溝幅W2の差分により設けられる。すなわち、内側段部68Dの溝幅W1は、第1周状突起64Aの肉厚方向の幅W3(図8(a)参照)より小さく設定され、外側段部69Dの溝幅W2は、第1周状突起64Aの肉厚方向の幅W3(図8(a)参照)とほぼ同程度に設定されている。そのため、図8(b)に示すように、第1,第2周状突起64A,64Bの先端部を第1,第2周溝62D,63Dの底部に突き当てるように、H形リング61Dを第1,第2シール溝30A,30Bの間に装着すると、第1,第2周状突起64A,64Bの両側に圧入代Pが設けられる。
なお、第2周溝63Dは、第1周溝62Dと同様の構成であるので、説明を省略する。
次に、バルブユニット1の組立方法について説明する。
まず、ブロック3Aのフランジ部28Aとブロック3Bのフランジ部28BをH形リング61Dを介して突き合わせ、その接続部分の周りに接続部材6Dを装着し、ブロック3Aとブロック3Bを連結する。そして、ブロック3Aのフランジ部29Aに継手ブロック4Aのフランジ部34AをH形リング61Aを介して突き合わせ、その接続部分の周りに接続部材6Aを装着し、ブロック3Aと継手ブロック4Aを連結する。また、ブロック3Bのフランジ部29Bに継手ブロック4Cのフランジ部34CをH形リング61Bを介して突き合わせ、その接続部分の周りに接続部材6Bを装着してブロック3Bと継手ブロック4Bを連結するとともに、ブロック3Bのフランジ部33Bに継手ブロック4Cのフランジ部34CをH形リング61Cを介して突き合わせ、その接続部分の周りに接続部材6Cを装着してブロック3Bと継手ブロック4Cを連結する。
このとき、例えば、突き合わされるフランジ部28A,28Bが同一形状をなすため、フランジ部28A,28Bの端面を重ねると、主流路24A,24Bが同軸上に位置合わせされる。しかも、H形リング61Dの第1,第2周溝62D,63Dにブロック3A,3Bの第1,第2周状突起64A,64Bを軽く挿入すると、H形リング61Dが樹脂で一定の硬さを有するため、H形リング61Dによっても主流路24A,24Bが位置合わせされる。さらに、フランジ部28A,28Bの端面を互いに当接させるようにブロック3A,3Bに力を加えると、H形リング61Dの圧入代Pにブロック3Aの第1周状突起64Aとブロック3Bの第2周状突起64Bがそれぞれ圧入されて締まり嵌めされる。この場合にも、ブロック3A,3Bは、シール溝30A,30BがH形リング61Dにガイドされ、主流路24A,24Bが位置合わせされる。このことは、ブロック3A,3Bと継手ブロック4A,4B,4Cを連結する場合でも同様である。従って、マニホールド構造体2は、組み立て時において、ブロック3A,3Bの内部流路の開口位置同士を精度良く位置合わせした状態で、フランジ部28A,28Bの間にH形リング61Dを装着できる。
マニホールド構造体2は、フランジ部28A,28Bの端面を当接させると、接続部材6Dの凸部52D,53Dがブロック3Aの凹部54Aとブロック3Bの凹部54Bにそれぞれ嵌合する。また、継手ブロック4A,4B,4Cは、フランジ部38A,38B,38Cの両側に、凹部58A,58B,58Cがブロック3A,3Bの凹部54A,54Bと同様に形成され、接続部材4A,4B,4Cの凸部52A,52B,52Cが継手ブロック4A,4B,4Cの凹部58A,58B,58Cにそれぞれ嵌合する。
それから、ブロック3Aの下面に取付板7Aを設置し、ブロック3Aの上面に薬液弁5Aを設置し、図示しないボルトを薬液弁5Aからブロック3A、取付板7Aへと貫き通し、取付板7Aにインサート成形された図示しないインサートナットに図示しないボルトを締結することにより、薬液弁5A、ブロック3A、取付板7Aを一体化する。これと同様にして、薬液5B、ブロック3B、取付板7Bを一体化する。これにより、バルブユニット1が組み立てられる。
このようにして組み立てられたバルブユニット1は、継手ブロック4A,4B,4Cの雄ネジ40A,40B,40Cに図示しないソケットをねじ込み、図示しない配管を接続する。そして、例えば、継手ブロック4Aに薬液を供給した場合、薬液弁5A,5Bが閉弁されているときには、薬液は継手ブロック4B,4Cの何れからも出力されない。一方、薬液弁5Aを開弁し、薬液弁5Bを閉弁した状態で継手ブロック4Aに薬液を供給すると、薬液は、継手ブロック4Cのみから出力される。その後、薬液弁5A,5Bを開弁すると、薬液は、継手ブロック4Cから出力されるとともに、弁座25Bを通って継手ブロック4Bから出力される。
本実施形態は、ブロック3A,3Bを連結して流路を構成しており、接続部材6やH形リング61などが以下のような作用効果を奏する。
例えば、ブロック3Aとブロック3Bは、フランジ部28A,28Bが同一形状をなすため、フランジ部28A,28Bの肉厚な端面をH形リング61Dを挟んで重ねるように突き合わせると、主流路24A,24Bの開口位置を確認するまでもなく、ブロック3Aの主流路24Aとブロック3Bの主流路24Bを同軸上に配置できる(図3参照)。特に、フランジ部28A,28Bの端面が肉厚であるため、フランジ部28A,28B同士の位置合わせが容易である。フランジ部28A,28Bの接続部分は、接続部材6Dによって連結され(図3参照)、円周方向に均一な力でシールされる。よって、本発明のマニホールド構造体2は、連結するブロック3A,3Bの主流路24A,24Bを精度良く位置合わせし、安定したシール性能を発揮できる。
また、本実施形態のマニホールド構造体2は、接続部材6Dを構成する固定ブロック41D,42Dの切欠部56D,57Dと凹溝44D,45Dによってフランジ部28A,28Bの接続部分を上下方向から隙間無く挟み込み、固定ブロック41D,42Dにボルト43Dを締結したときに(図6、図7参照)、固定ブロック41D,42Dの凹溝44D,45Dによって形成される「係合溝」がフランジ部28A,28Bの接続部に係合し、フランジ部28A,28Bの周りを固定するので(図3参照)、ブロック3A,3Bを簡単に位置決めして連結できる。しかも、例えば、バルブユニット1のマニホールド構造体2に70〜80度の薬液を断続的に供給し、ブロック3A,3Bが伸び縮みし、クリープ変形した場合でも、ブロック3Aのフランジ部28Aとブロック3Bのフランジ部28Bを突き合わせた接続部分の周りを、ブロック3A,3Bより硬度の大きい樹脂からなる接続部材6Dを用いて固定するので、フランジ部28A,28Bの接続部分の変形が接続部材6Dによって抑えられる。
また、本実施形態のマニホールド構造体2は、例えば、ブロック3Aのフランジ部28A,29Aと同一形状を有するフランジ部38Aを備える継手ブロック4Aを有し、継手ブロック4Aのフランジ部38Aをフランジ部29Aに突き合わせた接続部の周りに接続部材6Aを装着することにより、継手ブロック4Aをブロック3Aに連結するので(図4参照)、フランジ部28Aやフランジ部29Aを他のブロック3Bとの接続部分及び継手ブロック4Aとの接続部分に共用し、ブロック3A,3Bを連結して形成する流路の構成に幅を持たせることができる。
また、本実施形態のマニホールド構造体2は、ブロック3Aのフランジ部28Aとブロック3Bのフランジ部28Bとの接続部が、H形リング61Dの第1,第2周溝62D,63Dに設けた圧入代Pに第1,第2周状突起64A,64Bの先端をそれぞれ圧入し、流路径方向にシールするので(図8(b)参照)、ブロック3A,3Bが薬液の温度によって伸び縮みしたり、経時的変形を生じた場合でも、その変形がシール力に与える影響を小さくして、安定したシール性能を確保できる。
また、本実施形態のマニホールド構造体2は、ブロック3Aに形成した凹部54Aと、接続部材6Dの固定ブロック41D,42Dに突設した凸部52D,53Dを係合して、接続部材6Dがブロック3Aに対して回転するのを防止するとともに、ブロック3Bに形成した凹部54Bと、接続部材6Dの固定ブロック41D,42Dに突設した凸部52D,53Dを係合して、接続部材6Dがブロック3Bに対して回転するのを防止するので(図7参照)、フランジ部28A,28Bの接続部分にねじれ方向の力が作用せず、安定したシール性能を確保できる。
マニホールド構造体2は、ブロック3A,3Bの下面が正方形状であり、ブロック3Aの主流路24Aの開口位置、連通路27Aの開口位置、ブロック3Bの主流路24Bの開口位置、連通路27Bの開口位置、副流路32Bの開口位置が同じ高さで設けられるため(図3、図4、図5参照)、ブロック3A,3Bを90度ずつ回転させて流路開口位置を変更し、接続部を接続部材6で固定すれば、流路構成を簡単に変えることができる。
すなわち、例えば、図2に示す接続部材6Dを取り外してブロック3Aとブロック3Bを分離するとともに、接続部材6Bを取り外してブロック3Bのフランジ部28Bから継手ブロック4Bを取り外し、その後、ブロック3Bを図中右方向に90度回転させ、ブロック3Aのフランジ部28AにブロックBのフランジ部29Bを突き合わせて接続部材6Dで固定し、さらに、ブロック3Bのフランジ部28Bに継手ブロック4Bのフランジ部38Bを突き合わせて接続部材6Bで固定する。これにより、バルブユニット1は、薬液弁5Bを閉弁した状態で薬液弁5Aを開弁しても、継手ユニット4Aに供給した薬液が継手ブロック4B,4Cの何れからも出力されず、薬液弁5Bを開弁したときに、継手ブロック4B,4Cから薬液を分流して出力することが可能な流路構成に変更される。
さらに、マニホールド構造体2は、ブロック3A,3Bの内部流路の構成に限定されず、内部流路を種々に変更したものを適用することにより、流路構成の自由度を更に広げることができる。
例えば、図10、図11、図12は、マニホールド構造体2を構成する2ポートブロックの種類を示す図である。
図10、図11、図12に示すブロック3A,3A1,3A2は、2つの外側側面にフランジ部(ポート)を備える点で共通するが、内部流路の形成の仕方が異なる。即ち、図10に示すブロック3Aは、上記バルブユニット1で使用したものと同様であるが、図11に示すブロック3A1は、図10に示すブロック3Aと連通路27Aを180度反対に設け、その連通路27Aの開口部の周りにフランジ部29Aを設ける。また、図12に示すブロック3A2は、主流路24Aを穿設する側面と対向する側面から連通路27Aを穿設し、その開口部の周りにフランジ部29Aを設ける。
また、例えば、図13、図14、図15、図16、図17、図18は、マニホールド構造体2を構成する3ポートブロックの種類を示す図である。
図13〜図18に示すブロック3B,3B1,3B2,3B3,3B4,3B5は、3つの外側側面にフランジ部(ポート)を備える点で共通するが、内部流路の形成の仕方が異なる。すなわち、図13に示すブロック3Bは、上記バルブユニット1で使用したものと同様であるが、図14に示すブロック3B1は、図13に示すブロック3Bと連通路27Bと副流路32Bの形成位置及びフランジ部29B,33Bの配置が180度反対にされている。また、図15に示すブロック3B2は、図13に示すブロック3Bが主流路24Bと副流路32Bを直角に形成していたのに対して、主流路24Bと副流路32Bを直線状に設けている。図16に示すブロック3B3は、接続孔26Bを連通路27Bと副流路32Bに連通するように形成する点が図13に示すブロック3Bと相違する。また、図17に示すブロック3B4は、図16に示すブロック3B3と、主流路24Bと副流路32Bを形成する位置及びフランジ部28B,33Bが図中左右逆になっている点が相違する。図18に示すブロック3B5は、主流路24Bを挟んで対称に接続孔26B,26Bを設け、各接続孔26B,26Bに連通路27Bと副流路32Bが連通する点が図13に示すブロック3Bと相違する。
さらに、例えば、図19、図20、図21、図22は、マニホールド構造体2を構成する4ポートブロックの種類を示す図である。
図19〜図22に示すブロック3C,3C1,3C2,3C3は、外側側面の全てにフランジ部(ポート)を備える点で共通するが、内部流路の形成の仕方が相違する。図19に示すブロック3Cは、主流路24C、第1副流路71C、第2副流路72CがT字状に形成され、それぞれ弁孔23Bに連通し、接続孔26Bが連通路27Cのみに連通する。主流孔24C、連通路27C、第1副流路71C、第2副流路72Cの開口部には、フランジ部28C,29C,73C,74Cが設けられる。図20に示すブロック3C1は、弁孔23Cを挟んで対象位置に接続孔26B,26Bを設け、連通路27B、第1副流路71Cを接続孔26C,26Cにそれぞれ連通させる点で図19に示すブロック3Cと相違する。また、図21に示すブロック3C2は、接続孔26Cを約180度に渡って形成し、連通路27Cと第2副流路72Cを接続孔26Cに連通させる点で図19に示すブロック3Cと相違する。さらに、図22に示すブロック3C3は、接続孔26Cを約270度の円弧状に設け、主流路24Cのみを弁孔23Cに連通させ、他の連通路27C、第1副流路71C、第2副流路72Cを接続孔26Cに連通するように流路を形成する。
マニホールド構造体2は、上記図10〜図22に示す各ブロックを組み合わせることにより、直列回路のみならず、並列回路も構成しうる。その一例を図23〜図25に示す。
図23に示すように、薬液弁5B,5Cを並列に接続し、薬液弁5B,5Cの上流に薬液弁5A,5Dを配置する回路構成を実現する場合、図24及び図25に示すように、複数種類のブロックを組み合わせてマニホールド構造体2を構成する。すなわち、バルブユニット76のマニホールド構造体2は、接続部材6Fを用いてブロック3B2とブロック3A1を連結し、接続部材6Gを用いてブロック3A1とブロック3B1を連結し、接続部材6Hを用いてブロック3B1とブロック3B2を連結する。そして、継手ブロック4A,4Bを接続部材6A,6Bを用いてブロック3B2に連結し、継手ブロック4Cを接続部材6Cを用いてブロック3B1に連結し、継手ブロック4D,4Eを接続部材6D,6Eを用いてブロック3B2に連結する。そして、各ブロック3B2,3A1,3B1,3B2の上下面に薬液弁5A,5B,5C,5Dと取付板7A,7B,7C,7Dをそれぞれ積層して図示しないボルトで一体化する。
このような流路構成を備えるバルブユニット76は、例えば、継手ブロック4Aに第1薬液を供給し、継手ブロック4Bに第2薬液を供給し、継手ブロック4Dに第3薬液を供給し、継手ブロック4Eに第4薬液を供給したときに、薬液弁5A,5B,5C,5Dの何れも閉弁していれば、継手ブロック4Cから薬液を出力しない。一方、薬液弁5A,5B,5Dを閉弁し、薬液弁5Cを開弁すると、第4薬液が薬液弁5D、5Cを通過して、継手ブロック4Cから出力される。また、薬液弁5A,5Bを閉弁し、薬液弁5C,5Dを開弁すると、第3薬液と第4薬液が合流し、その混合液が継手ブロック4Cから出力される。なお、バルブユニット76は、薬液弁5A,5Bを開弁した場合も、薬液弁5C,5Dとほぼ同様にして薬液を出力するため、説明を省略する。
尚、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されることなく、色々な応用が可能である。
(1)例えば、上記実施の形態では、例えば、H形リング61Dに第1,第2周溝62D,63Dを形成して第1,第2凹凸条を形成し、ブロック3Aのシール溝30Aに第1周状突起64Aを設けて第1凸凹条を設け、ブロック3Bのシール溝30Bに第2周状突起64Bを設けて第2凸凹条を設けたが、H形リング61D側に第1,第2周状突起を設けて第1,第2凹凸条を形成し、ブロック3A,3Bのシール溝30A,30Bに第1,第2周溝を形成して第1,第2凸凹条を形成してもよい。
(2)例えば、上記実施の形態では、接続部材6の固定ブロック41,42に設けた凸部52,53と、ブロック3A,3Bに形成した凹部54A,54Bとの嵌め合い形状を断面四角形状にして回転止め機構を構成したが、この嵌め合い形状を図26に示す凹凸部81,82のように断面T字形状にしてもよいし、図27に示す凹凸部83,84のように断面三角形状にしてもよい。図26及び図27に示すようなT形状や三角形状による嵌め合いは、凹凸部81,82,83,84を係合させれば、ブロック3A,3Bのフランジ部を備えない外側側面同士であっても接続部材6を用いて連結することが可能になり、ブロック配置に自由度を持たせることができる。さらには、ブロック3A,3Bに孔を形成し、その孔に挿通するピンを固定ブロック41,42に固設して回転止め機構としてもよい。また、上記実施形態では、凸部52D,53Dと凹部54A,54Bを図中上下方向(図7参照)に形成したが、図中左右方向に形成してもよい。
(3)例えば、上記実施形態では、ナット48Dを固定ブロック42Dにインサート成形によって取り付けたが、圧入や接着剤などで取り付けてもよい。
(4)例えば、上記実施形態では、フランジ部28A,28Bの端面接続部の周りに接続部材6Dを装着したが、フランジ部28A,28Bの端面拡径部にピンを一方から他方へ貫き通し、ピンの一端に脱落防止部材を装着してピンの抜け止めをするようにしてもよい。つまり、ピンと脱落防止部材により接続部材を構成してもよい。
(5)例えば、上記実施形態では、接続部材6を固定ブロック41,42に2分割したが、3分割以上にしてもよい。また、固定ブロック41,42を上下分割ではなく、左右分割にしてもよい。
(6)例えば、上記実施の形態では、ブロック3A,3Bにエアオペレート式の薬液弁5A,5Bを搭載したが、手動弁やレギュレータ、圧力計などをコンポーネント部品として搭載してもよい。
(7)例えば、上記実施形態のバルブユニット1では、継手ユニット4Aに供給した薬液を継手ブロック4B,4Cから分流して出力したが、継手ブロック4B,4Cから第1薬液と第2薬液を供給し、第1薬液と第2薬液を合流させて継手ユニット4Aから出力するようにしてもよい。
本発明の実施形態に係るバルブユニットの外観斜視図である。 図1に示すバルブユニットの平面図である。 図2に示すバルブユニットのA−A断面図である。 図3に示すバルブユニットのB−B断面図である。 図3に示すバルブユニットのC−C断面図である。 図3に示すバルブユニットのD−D断面図である。 図1に示すバルブユニットが使用するマニホールド構造体の分解斜視図である。 図7に示すマニホールド構造体の接続部シール構造を示す図であって、(a)はシール部材装着前の状態を示し、(b)はシール部材装着後の状態を示す。 シール部材に形成した第1周溝の拡大図である。 マニホールド構造体を構成する2ポートブロックの種類を示す図である。 マニホールド構造体を構成する2ポートブロックの種類を示す図である。 マニホールド構造体を構成する2ポートブロックの種類を示す図である。 マニホールド構造体を構成する3ポートブロックの種類を示す図である。 マニホールド構造体を構成する3ポートブロックの種類を示す図である。 マニホールド構造体を構成する3ポートブロックの種類を示す図である。 マニホールド構造体を構成する3ポートブロックの種類を示す図である。 マニホールド構造体を構成する3ポートブロックの種類を示す図である。 マニホールド構造体を構成する3ポートブロックの種類を示す図である。 マニホールド構造体を構成する4ポートブロックの種類を示す図である。 マニホールド構造体を構成する4ポートブロックの種類を示す図である。 マニホールド構造体を構成する4ポートブロックの種類を示す図である。 マニホールド構造体を構成する4ポートブロックの種類を示す図である。 バルブユニットの流路構成の別例を示す回路図である。 図23に示す回路図を実現したバルブユニットの外観斜視図である。 図24に示すバルブユニットの平面図である。 図7に示すマニホールド構造体の回転防止機構の別例を示す図である。 図7に示すマニホールド構造体の回転防止機構の別例を示す図である。 マニホールド構造体及びバルブユニットの従来例を示す断面図である。 図28に示すバルブユニットの分解斜視図である。
符号の説明
1 バルブユニット
2 マニホールド構造体
3A,3B ブロック
4A,4B,4C 継手ブロック
6A,6B,6C,6D 接続部材
24A,24B 主流路
28A,28B フランジ部
29A,29B フランジ部
33B フランジ部
30A,30B シール溝
41A,41B,41C,41D 固定ブロック
42A,42B,42C,42D 固定ブロック
43A,43B,43C,43D ボルト
48A,48B,48C,48D ナット
52A,52B,52C,52D 凸部(回転止め機構)
53A,53B,53C,53D 凸部(回転止め機構)
54A,54B 凹部(回転止め機構)
61A,61B,61C,61D H形リング(シール部材)

Claims (7)

  1. 内部流路が形成されたブロックを複数備え、前記内部流路を連通させるように前記ブロックを連結するマニホールド構造体において、
    内部流路が開口する側面に、該内部流路の開口部と同軸上に第1フランジ部が設けられた第1ブロックと、
    内部流路が開口する側面に、該内部流路の開口部と同軸上に前記第1フランジ部と同一形状の第2フランジ部が設けられた第2ブロックと、
    前記第1フランジ部と前記第2フランジ部との間に介在するシール部材と、
    前記シール部材を挟んで前記第1フランジ部と前記第2フランジ部を突き合わせた接続部を連結する接続部材とを有することを特徴とするマニホールド構造体。
  2. 請求項1に記載するマニホールド構造体において、
    前記接続部材は、
    前記第1フランジ部と前記第2フランジ部の接続部に対して、一方向から装着される第1固定ブロックと、
    前記第1フランジ部と前記第2フランジ部の接続部に対して、第1固定ブロックと反対方向から装着される第2固定ブロックと、
    前記第2固定ブロックに取り付けられたナットと、
    前記第1ブロックと前記第2ブロックに挿通され、前記ナットに締結されるボルトとを有し、
    前記第1ブロックと前記第2ブロックとの間に前記第1フランジ部と前記第2フランジ部の接続部に係合する係合溝が形成されていることを特徴とするマニホールド構造体。
  3. 請求項1又は請求項2に記載するマニホールド構造体において、
    前記第1ブロック及び前記第2ブロックは、取付板に接触する接触面が正方形状をなす樹脂製のブロック体であり、
    前記第1ブロックの前記内部流路が開口する開口位置と、前記第2ブロックの前記内部流路が開口する開口位置とが同一の高さに設定され、
    前記第1フランジ部と前記第2フランジ部が同一の高さに配設されていることを特徴とするマニホールド構造体。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れか1つに記載するマニホールド構造体において、
    前記第1フランジ部又は前記第2フランジ部と同一形状を有する第3フランジ部を備える継手ブロックを有し、
    前記継手ブロックの第3フランジ部を前記第1ブロックの第1フランジ部又は前記第2ブロックの第2フランジ部に突き合わせた接続部の周りに、前記接続部材を着脱自在に装着されるものであることを特徴とするマニホールド構造体。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れか1つに記載するマニホールド構造体において、
    前記第1フランジ部の端面に第1シール溝を形成し、前記第1シール溝に第1凸凹条を設け、
    前記第2フランジ部の端面に第2シール溝を形成し、前記第2シール溝に第2凸凹条を設け、
    前記シール部材が、樹脂をリング状に成形したものであり、前記第1凸凹条に嵌合する第1凹凸条と、前記第2凸凹条に嵌合する第2凹凸条を有し、
    前記第1凸凹条又は前記第1凹凸条の少なくとも一方が、肉厚方向に設けられた圧入代を有するとともに、前記第2凸凹条と前記第2凹凸条の少なくとも一方が、肉厚方向に設けられた圧入代を有することを特徴とするマニホールド構造体。
  6. 請求項1乃至請求項5の何れか1つに記載するマニホールド構造体において、
    前記第1ブロックと前記接続部材との間、及び、前記第2ブロックと前記接続部材との間に、回転止め機構をそれぞれ設けたことを特徴とするマニホールド構造体。
  7. 請求項1乃至請求項6の何れか1つに記載するマニホールド構造体を有することを特徴とするバルブユニット。
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