JP2001116155A - ブロック体の連結開口の接続構造 - Google Patents

ブロック体の連結開口の接続構造

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JP2001116155A
JP2001116155A JP29427899A JP29427899A JP2001116155A JP 2001116155 A JP2001116155 A JP 2001116155A JP 29427899 A JP29427899 A JP 29427899A JP 29427899 A JP29427899 A JP 29427899A JP 2001116155 A JP2001116155 A JP 2001116155A
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block body
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opening
annular
annular groove
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JP29427899A
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Hironobu Matsuzawa
広宣 松沢
Kimihito Sasao
起美仁 笹尾
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Advance Denki Kogyo KK
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Advance Denki Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で、且つ確実に隣接するブロック
体を長期に亘って密に連結することができるブロック体
の連結開口の接続構造を提供する。 【解決手段】 第1連結面12と第2連結面52とを密
に連結する構造であって、第1連結面に環状凹溝部21
が形成され、第2連結面には環状突起55が突設される
とともに、頭部62とテーパ面63とを有する環状突部
61が形成されていて、前記緊締部材Bの緊締時におい
て、環状突起が開口周縁に圧着されるとともに、環状突
部が環状凹溝部に収容されかつ前記環状突部のテーパ面
が前記環状凹溝部の内周縁部に圧着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ブロック体の連
結開口の接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、配管に純水等の主流体を流し、
所定の作業場所へ供給する場合がある。その際、目的と
する作業や製品に応じて、必要となる薬品等の副流体を
適宜切り換えて所定流量で主流体に供給するため、配管
の途中にいわゆるマニホールドバルブを接続することが
ある。
【0003】さらに、最近では、その副流体の流入口の
数を必要に応じて変更できるようにするため、副流体の
流入口毎のブロック体に分割可能とした構造のマニホー
ルドバルブが提案されている。このようなマニホールド
バルブのブロック体は、使用に際して漏れのないよう開
口部を密に連結する必要がある。
【0004】前記ブロック体の開口部は、一般にゴム製
等のシールパッキンを介設して、ボルト等で緊締するこ
とにより接続する。しかしながら、このようなシールパ
ッキン等を用いてした接続構造にあっては、該パッキン
とブロック体との部材間等に流体が浸入して滞留してし
まう、いわゆる液だまりが生じやすく、この液だまりに
よっては流体の質が低下することがある(この例におい
て純水が死水となる)。また、前記パッキン類は、使用
時の温度等により伸縮したり、流体の種類や長期の使用
により劣化するため、確実性が低く好ましくない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は前記の点に
鑑みなされたもので、簡単な構造で、且つ確実に隣接す
るブロック体を長期に亘って密に連結することができる
ブロック体の連結開口の接続構造を提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明は、
第1ブロック体(10)の第1連通開口(11)を有す
る第1連結面(12)と第2ブロック体(50)の第2
連結開口(51)を有する第2連結面(52)とを緊締
部材(B)によって密に連結する構造であって、前記第
1ブロック体の第1連通開口の外周の第1連結面に該第
1連通開口を取り囲むように環状凹溝部(21)が形成
され、前記第2ブロック体の第2連通開口の開口周縁に
は環状突起(55)が突設され、該環状突起の外周の第
2連結面には前記環状凹溝部に収容される頭部(62)
と前記環状凹溝部の内周円部に当接するテーパ面(6
3)とを有する環状突部(61)が形成されていて、前
記緊締部材の緊締時において、前記第2ブロック体の環
状突起が前記第1ブロック体の第1連通開口の開口周縁
に圧着されるとともに、前記第2ブロック体の環状突部
が前記第1ブロック体の環状凹溝部に収容されかつ前記
環状突部のテーパ面が前記環状凹溝部の内周縁部に圧着
されることを特徴とするブロック体の連結開口の接続構
造に係る。
【0007】請求項2の発明は、請求項1において、第
1ブロック体又は第2ブロック体のいずれかの連結面
が、ブロック体の該連結面側の一般面より高く構成され
ていることを特徴とするブロック体の連結開口の接続構
造に係る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従ってこの発明
を詳細に説明する。図1はこの発明の一実施例に係るブ
ロック体の連結開口の接続構造を示す斜視図、図2は連
結開口における接続構造を示す部分断面図である。
【0009】この発明のブロック体の連結開口の接続構
造は、図1にも示すように、第1ブロック体10の第1
連通開口11を有する第1連結面12と、第2ブロック
体50の第2連結開口51を有する第2連結面52とを
緊締部材Bによって密に連結する構造である。前記ブロ
ック体10,50は、実施例において、従来技術の項で
も述べた、いわゆるマニホールドバルブで、図示しない
副流体の流入口を有し、使用時には第1連結開口11と
第2連結開口51を連結して主流体の流路とし、副流路
(図示せず)から供給される薬液等の副流体の流量をダ
イヤフラムDの作動により制御するものである。
【0010】前記第1ブロック体10の第1連通開口1
1の外周の第1連結面12には、図2からもよく解るよ
うに、該第1連通開口11を取り囲むように環状凹溝部
21が形成される。図において符号17は緊締部材が螺
合する孔である。
【0011】前記第2ブロック体50の第2連通開口5
1の開口周縁には、環状突起55が突設されるととも
に、該環状突起55外周の第2連結面52には、前記第
1ブロック体の10の環状凹溝部21に収容される頭部
62と前記環状凹溝部21の内周円部21aに当接する
テーパ面63とを有する環状突部61が形成されてい
る。前記環状突起55は、後述のように、第1ブロック
体10を圧着する際に潰されることによって、ブロック
体同士の密着率を向上させる。また、環状突部61のテ
ーパ面63も同様に、第1ブロック体の環状凹溝部21
の内周縁部21aに圧接する部位で、テーパ状とするこ
とによって、緊締部材Bによる緊締時において、ブロッ
ク体同士が徐々に密着していくことになる。図におい
て、符号27は第1ブロック体10と同様の緊締部材B
の螺合する孔である。
【0012】前記第1及び第2ブロック体10,50
は、必要に応じて順次多数連結することができるよう、
それぞれ連結面の裏側には相対する連結面の構造を有す
るものであるものとすると、汎用性が高くなり好まし
い。
【0013】前記ブロック体の材質は、主流体及びその
主流体に供給される副流体の種類によって適宜選択され
るが、酸やアルカリなどに対する耐性を有するPTFE
(ポリテトラフルオルエチレン)などが好適である。ま
た、前記環状凹溝部21、環状突起55及び環状突部6
1は、実施例において、ブロック体を切削して形成され
たものであるが、そのほか射出成形等、公知の手法で形
成されればよい。
【0014】次に、かかるブロック体の接続について図
2(A),(B)を用いて説明する。まず、図2(A)
に示すように、各ブロック体の位置を合わせ、緊締部材
(図示せず)で徐々に締め付けていく。そして、先に前
記第2ブロック体50の環状突部61が前記第1ブロッ
ク体10の環状凹溝部21に収容されるとともに、さら
に締め付けることにより前記環状突部61のテーパ面6
3が前記環状凹溝部21の内周縁部21aに当接し圧着
する。
【0015】さらに緊締部材Bを締め付けると、前記第
2ブロック体51の環状突起55が前記第1ブロック体
10の第1連通開口11の開口周縁に圧着されて、図2
(B)に示すような、第1及び第2ブロック体10,5
0の各連結面が密着した状態となる。
【0016】すなわち、このブロック体10,50の連
結開口11,51の接続構造にあっては、緊締状態にお
いて、図中鎖線でも示すように、前記環状突起55が一
方の連結面12に、また、環状凹溝部21には環状突部
61のテーパ面63が圧着することにより、第1連結面
12と第2連結面52が2重のシール効果で密に連結す
る。
【0017】また、この発明の接合構造においては、請
求項2にも規定したように、第1ブロック体10又は第
2ブロック体50のいずれかの連結面が、ブロック体の
該連結面側の一般面(ここでは図1の符号19,59)
より高く構成されていることによって、一般面の多少の
成形誤差による凹凸にも影響されることなく、確実に該
連結部分において開口部を密に連結することができる。
【0018】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明の
ブロック体の連結開口の接続構造によれば、緊締部材に
よる緊締時において、第2ブロック体に形成された環状
突起が第1ブロック体の第1連通開口の開口周縁に圧着
されるとともに、第2ブロック体の環状突部が第1ブロ
ック体の環状凹溝部に収容されかつ環状突部のテーパ面
が前記環状凹溝部の内周縁部に圧着される構造であるた
め、且つ実に密に連結することができるとともに、液だ
まりができず、かつ耐久性にも優れる。
【0019】また、請求項2の発明によれば、前記第1
ブロック体又は第2ブロック体のいずれかの連結面が、
ブロック体の一般面より高く構成されている構造である
ため、一般面に何ら影響されることなく確実に連結部分
において密に連結することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るブロック体の連結開
口の接続構造を示す斜視図である。
【図2】連結開口における接続構造を示す部分断面図で
ある。
【符号の説明】
10 第1ブロック体 11 第1連結開口 12 第1連結面 21 環状凹溝部 50 第2ブロック体 51 第2連結開口 52 第2連結面 55 環状突起 61 環状突部 62 環状突部頭部 63 環状突部テーパ面 B 緊締部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H051 BB02 BB03 BB06 CC01 CC14 CC16 FF02 FF15 3H106 EE35 EE39 GB04 GD02 KK05 KK24

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1ブロック体(10)の第1連通開口
    (11)を有する第1連結面(12)と第2ブロック体
    (50)の第2連結開口(51)を有する第2連結面
    (52)とを緊締部材(B)によって密に連結する構造
    であって、 前記第1ブロック体の第1連通開口の外周の第1連結面
    に該第1連通開口を取り囲むように環状凹溝部(21)
    が形成され、 前記第2ブロック体の第2連通開口の開口周縁には環状
    突起(55)が突設され、該環状突起の外周の第2連結
    面には前記環状凹溝部に収容される頭部(62)と前記
    環状凹溝部の内周円部に当接するテーパ面(63)とを
    有する環状突部(61)が形成されていて、 前記緊締部材の緊締時において、前記第2ブロック体の
    環状突起が前記第1ブロック体の第1連通開口の開口周
    縁に圧着されるとともに、前記第2ブロック体の環状突
    部が前記第1ブロック体の環状凹溝部に収容されかつ前
    記環状突部のテーパ面が前記環状凹溝部の内周縁部に圧
    着されることを特徴とするブロック体の連結開口の接続
    構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、第1ブロック体又は
    第2ブロック体のいずれかの連結面が、ブロック体の該
    連結面側の一般面より高く構成されていることを特徴と
    するブロック体の連結開口の接続構造。
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