JPH0349354Y2 - - Google Patents

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JPH0349354Y2
JPH0349354Y2 JP6530486U JP6530486U JPH0349354Y2 JP H0349354 Y2 JPH0349354 Y2 JP H0349354Y2 JP 6530486 U JP6530486 U JP 6530486U JP 6530486 U JP6530486 U JP 6530486U JP H0349354 Y2 JPH0349354 Y2 JP H0349354Y2
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JP
Japan
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mounting base
pipe
screw
contact surface
locking
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JP6530486U
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JPS62177995U (ja
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  • Compressor (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案な自動車用コンプレツサ等に接続され
るパイプのジヨイント構造に関する。
(従来の技術) 従来、2組のパイプを取付基体に同時に接続す
るジヨイント構造として、例えば第4図に示され
る構造が考えられている。
これは、取付基体1に設けられた2つのテーパ
状の嵌合部4a,4bに、それぞれパイプ6a,
6bを弾性部材15a,15bを介して接続具7
で組付けるようにしたもので、接続具7の取付基
体1と対向する面には、取付基体1に接触する当
接面8と、該当接面8から適宜後退した係止面1
0とが形成されている。当接面8には接続具7に
一体に取付けられた一方のパイプ6aが設けられ
ると共にねじ挿通孔11が形成され、係止面10
には他方のパイプ6bが接続具7に着脱自在に設
けられて、該パイプ6bの周面に形成されたつば
13を該係止面10に係止させている。そして、
ねじ挿通孔11に挿入されたねじ14により接続
具7を取付基体1に接合して、一方のパイプ6a
の側では当接面8と嵌合部4aとの間に、他方の
パイプ6bの側ではつば13と嵌合部4bとの間
にそれぞれ介在される弾性部材15a,15bを
圧縮させ、パイプ6a,6bを嵌合部4a,4b
に接続している。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上述のジヨイント構造において
は、ねじ挿通孔11が当接面8に設けられている
ので、当接面8が取付基体1の表面に当接した時
点でパイプ6a,6bのジヨイント作業は完了す
ることになる。そのため、一方のパイプ6aと嵌
合部4aとの接続部分は弾性部材15aにより所
定のシール効果が得られるものであるが、他方の
パイプ6bが嵌合部4bと接続する部分は、つば
13の厚み巾aがパイプ6b製造上から必ずしも
均一でないので、特に弾性部材15bに所定の押
圧力を与えられず、所定のシール効果を得ること
ができなくなる虞れがあつた。
そこで、この考案においては、2組のパイプの
接続部分に介在する両弾性部材に、所定の同一の
押圧力を与えることができるパイプのジヨイント
構造を提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段) しかして、この考案の要旨とするところは、2
つの嵌合部4a,4bと1つのねじ穴5とを有す
る取付基体1と、先端に前記嵌合部4aに挿入さ
れ、且つ弾性部材15aが外嵌される挿入部分6
a′を有するパイプ6aと、つば13を有し該つば
13より先端に前記嵌合部4bに挿入され且つ弾
性部材15bが外嵌される挿入部分6b′を有する
パイプ6bと、前記取付基体1と対向する側で、
該取付基体1に当接し、且つ固装の前記パイプ6
aの挿入部分6a′が突出する当接面8と、側方に
開口した係止溝12が設けられ、前記当接面8よ
り後退し、前記パイプ6bが前記係止溝12に挿
入され、前記つば13が係合する係止面10と、
前記当接面8と係止面10との間で係止面10ま
で後退しない中間段部面9とを形成すると共に、
貫通し前記中間段部面9に開口のねじ挿入孔11
とを穿設した接続具7と、前記ねじ挿入孔11に
挿入され、前記取付基体1のねじ穴5に螺合して
接続具7を取付基体1に取付けることで、前記パ
イプ6a,6bを前記嵌合部4a,4bに接続さ
せるねじ14とより成ることにある。
(作用) 従つて、接続具7を取付基体1にねじ14を締
めていけば、接続具7の全体が当接面8の一点を
支点として他方の弾性部材15bを押圧するよう
に徐々に傾動して、これにより該他方の弾性部材
15bに加わる押圧力を増加させると共に、双方
の弾性部材15bは同時に同一の所望圧で押圧さ
れるようになり、そのため、上記目的を達成する
ことができるものである。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
第1図、第2図において、取付基体1は、例え
ば自動車用コンプレツサに設けられる冷媒の流出
流入用のブロツクであり、その一方の平坦な面に
冷媒の入口通路2および出口通路3が近接して開
口し、それぞれの通路2,3の開口部分にテーパ
状の嵌合部4a,4bが形成されている。一方の
嵌合部4aと他方の嵌合部4bとの間には、ねじ
穴5が形成され、またそれぞれの嵌合部4a,4
bには、2つのパイプ6a,6bが接続具7によ
り同時に組付けられている。
接続具7は、第2図にも示されるように、取付
基体1と対向する部分に当接面8と、この当接面
8よりBだけ後退した中間段部面9と、この中間
段部面9より後退(当接面8からCだけ後退して
いる。(B<C)した係止面10とより構成され
ている。
当接面8には、接続具7に接続の一方のパイプ
6aが突出しており、この接続具7より突出する
挿入部分6a′が一体又は別個に固着されている。
また、中間段部面9には、接続具7のほぼ中央を
貫通するねじ挿通孔11が開口しており、該ねじ
挿通孔11にはねじ14が挿入され、前記取付基
体1のねじ穴5に螺合される。
さらに、係止面10には、一側端が開口の係止
溝12が形成され、該係止溝12にてつば13を
有する他方のパイプ6bが係止される。
一方のパイプ6aは、前記接続具7から突出し
た挿入部分6a′を有し、また他方のパイプ6bは
先端より少しさがつた位置につば13が形成され
て成り、両パイプ6a,6bには、Oリングなど
の弾性部材15a,15bが外嵌され、それらを
外嵌したまま前記取付基体1の嵌合部4a,4b
に挿入されている。
上記構成において、第3図を加えて説明する
と、パイプ6a,6bを嵌合部4a,4bに接続
させる場合に、まず他方のパイプ6bを接続具7
の係合溝12に係合する。そして、両のパイプ6
a,6bの挿入部分6a′,6b′を嵌合部4a,4
bに入れ、ねじ14をねじ穴5に螺合する。する
と、まず接続具7の当接面8が取付基体1に当接
され、そして更にねじ14を締めていけば、当接
面8の中間段部面側の一端Xを支点として接続具
7を徐々に傾動(第3図にその状態を図示)させ
ることができ、このため、他方のパイプ6bのつ
ば13と嵌合部4bとの隙間が狭められて弾性部
材15bに押圧力を与えることができ、その反力
が他方の弾性部材15aにも与えられ、両弾性部
材15a,15bは同時に締付力が付与されるも
のである。
(考案の効果) 以上述べたように、この考案によれば、ねじ締
めにより接続具が当接面の一端を支点として傾動
するので、2つのパイプの挿入部分に外嵌するそ
れぞれの弾性部材に同時に同一の所望の押圧力を
与えることができ、確実なシール効果を得ること
ができる。
また、ねじの締付けを調節することで、両弾性
部材への押圧力の微調節も可能である。
さらにまた、当接面の取付基体との接触面積が
中間段部面を設けることで減少するために、平坦
度の加工範囲が減少してコストの引き下げに寄与
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す断面図、第2
図は接続具を示す斜視図、第3図は作用説明図、
第4図は従来の技術を示す断面図である。 1……取付基体、4a,4b……嵌合部、6
a,6b……パイプ、7……接続具、8……当接
面、9……中間段部面、10……係止面、11…
…ねじ挿通孔、14……ねじ、15a,15b…
…弾性部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 2つの嵌合部4a,4bと1つのねじ穴5とを
    有する取付基体1と 先端に前記嵌合部4aに挿入され、且つ弾性部
    材15aが外嵌される挿入部分6a′を有するパイ
    プ6aと、 つば13を有し該つば13より先端に前記嵌合
    部4bに挿入され且つ弾性部材15bが外嵌され
    る挿入部分6b′を有するパイプ6bと、 前記取付基体1と対向する側で、該取付基体1
    に当接し、且つ固装の前記パイプ6aの挿入部分
    6a′が突出する当接面8と、側方に開口した係止
    溝12が設けられ、前記当接面8より後退し、前
    記パイプ6bが前記係止溝12に挿入され、前記
    つば13が係合する係止面10と、前記当接面8
    と係止面10との間で係止面10まで後退しない
    中間段部面9とを形成すると共に、貫通し前記中
    間段部面9に開口のねじ挿入孔11とを穿設した
    接続具7と、 前記ねじ挿入孔11に挿入され、前記取付基体
    1のねじ穴5に螺合して接続具7を取付基体1に
    取付けることで、前記パイプ6a,6bを前記嵌
    合部4a,4bに接続させるねじ14とより成る
    ことを特徴とするパイプのジヨイント構造。
JP6530486U 1986-04-30 1986-04-30 Expired JPH0349354Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6530486U JPH0349354Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

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JP6530486U JPH0349354Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

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JPS62177995U JPS62177995U (ja) 1987-11-12
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JP6530486U Expired JPH0349354Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

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