JPH0624633Y2 - パイプの接続構造 - Google Patents
パイプの接続構造Info
- Publication number
- JPH0624633Y2 JPH0624633Y2 JP3523990U JP3523990U JPH0624633Y2 JP H0624633 Y2 JPH0624633 Y2 JP H0624633Y2 JP 3523990 U JP3523990 U JP 3523990U JP 3523990 U JP3523990 U JP 3523990U JP H0624633 Y2 JPH0624633 Y2 JP H0624633Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- flange
- quick fastener
- gas
- gas outlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Joints With Sleeves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はガス給湯器等の湯水又はガス用パイプ等の適用
して効果的としたパイプの接続構造に関する。
して効果的としたパイプの接続構造に関する。
(従来の技術と問題点) 従来より、2本のパイプのフランジどうしを略Ω形のク
イックファスナーで接合保持させたものは公知である。
しかし、上記クイックファスナーはメンテナンス時に取
りはずす場合、器具内において抜く方向に対してスペー
スが必要とされた。しかし、最近では給湯器の小型化、
高機能化が進み、給湯器内に多種多様な部品が過密に配
設されている為、上記クイックファスナーの抜きスペー
スを確保し、メンテナンスの作業性を向上させることは
非常に困難になってきている。
イックファスナーで接合保持させたものは公知である。
しかし、上記クイックファスナーはメンテナンス時に取
りはずす場合、器具内において抜く方向に対してスペー
スが必要とされた。しかし、最近では給湯器の小型化、
高機能化が進み、給湯器内に多種多様な部品が過密に配
設されている為、上記クイックファスナーの抜きスペー
スを確保し、メンテナンスの作業性を向上させることは
非常に困難になってきている。
一方、上記クイックファスナーを廃止し、メンテナンス
に必要なスペースを小さくできるパイプの接続構造とし
て、例えば実公平1−15990号公報に示されるもの
がある。(第4図参照)。このものにおいては、パイプ
AとパイプBとを接続する場合、ネジ止めするまでに、
パイプAに嵌めた板状フランジ(25)の係合突片(28)を、
パイプBに嵌めた押え板(27)の係合凹溝(32)に挿入する
必要がある。しかし、給湯器等の狭いスペースの中で板
状フランジ及び押え板を手で回動させて係合させること
はめんどうであり、その上係合させても手で保持してお
かないとはずれる恐れもあって大変手間のかかるもので
あった。又、上記公報に示されるものでは、パイプに板
状フランジを挿通させているが、パイプの両端に大径部
が設けられている場合には挿通させられないものであっ
て、この場合にはクイックファスナーが便利とされるの
であった。
に必要なスペースを小さくできるパイプの接続構造とし
て、例えば実公平1−15990号公報に示されるもの
がある。(第4図参照)。このものにおいては、パイプ
AとパイプBとを接続する場合、ネジ止めするまでに、
パイプAに嵌めた板状フランジ(25)の係合突片(28)を、
パイプBに嵌めた押え板(27)の係合凹溝(32)に挿入する
必要がある。しかし、給湯器等の狭いスペースの中で板
状フランジ及び押え板を手で回動させて係合させること
はめんどうであり、その上係合させても手で保持してお
かないとはずれる恐れもあって大変手間のかかるもので
あった。又、上記公報に示されるものでは、パイプに板
状フランジを挿通させているが、パイプの両端に大径部
が設けられている場合には挿通させられないものであっ
て、この場合にはクイックファスナーが便利とされるの
であった。
本考案は上記従来例の欠点を解決しようとするものであ
り、クイックファスナーを用いてもメンテナンスに必要
なスペースを極めて小さくでき、かつ極めて容易にメン
テナンス作業のできるパイプの接続構造を提供しようと
するものである。
り、クイックファスナーを用いてもメンテナンスに必要
なスペースを極めて小さくでき、かつ極めて容易にメン
テナンス作業のできるパイプの接続構造を提供しようと
するものである。
(実施例) 以下本考案を図示の実施例に従って具体的に説明する。
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示すものである。
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示すものである。
図において、(1)はガス比例弁、(2)は該ガス比例
弁のガス出口筒部(第1のパイプ)であり、該ガス出口
筒部(2)は筒状に形成せられると共に比例弁本体(1a)
と一体形成される。又、ガス出口筒部(2)の先端には
フランジ(3)が一体形成される。尚、ガス比例弁
(1)は図示しない給湯器内に設けられているものとす
る。(4)はガスパイプ(第2のパイプ)であり、該ガ
スパイプ(4)の先端には上記比例弁本体(1a)のガス出
口筒部(2)内に嵌入される接続部(6)が設けられる
と共に、該接続部(6)の一部には凹溝(6a)が全周にわ
たって設けられ、上記ガス出口筒部(2)内面と上記接
続部(6)とを密封状に接続させるためのOリング(7)
が嵌合している。又、ガスパイプ(4)にはフランジ
(5)が形成され、該フランジ(5)は径方向に突出し
た取付部(5a)を備え、該取付部(5a)にはネジ(9)を挿
通させる挿通孔(8)が穿設される。
弁のガス出口筒部(第1のパイプ)であり、該ガス出口
筒部(2)は筒状に形成せられると共に比例弁本体(1a)
と一体形成される。又、ガス出口筒部(2)の先端には
フランジ(3)が一体形成される。尚、ガス比例弁
(1)は図示しない給湯器内に設けられているものとす
る。(4)はガスパイプ(第2のパイプ)であり、該ガ
スパイプ(4)の先端には上記比例弁本体(1a)のガス出
口筒部(2)内に嵌入される接続部(6)が設けられる
と共に、該接続部(6)の一部には凹溝(6a)が全周にわ
たって設けられ、上記ガス出口筒部(2)内面と上記接
続部(6)とを密封状に接続させるためのOリング(7)
が嵌合している。又、ガスパイプ(4)にはフランジ
(5)が形成され、該フランジ(5)は径方向に突出し
た取付部(5a)を備え、該取付部(5a)にはネジ(9)を挿
通させる挿通孔(8)が穿設される。
次に、(10)は縦断面が略Ω形の板状のクイックファスナ
ーであり、上記ガス出口筒部(2)に嵌合されると、復
元力により該ガス出口筒部(2)に固定されるものであ
る。又、クイックファスナー(10)には環状部(12)及び開
環部(10a)が形成されると共に開環部(10a)とは反対側の
径方向には突出した取付部(11)が設けられ、該取付部(1
1)は第2図に示すように側板(11a)の上下に上板(11b)及
び下板(11c)が折り曲げられて断面コ形に形成される。
又、側板(11a)にはネジ孔(11d)が穿設される。さらに、
上記取付部(11)の第3図における横幅l′は上記クイッ
クファスナー(10)の環状部(12)の横幅lよりもフランジ
(3)の厚さ分だけ長くしている。尚、該クイックファ
スナー(10)は給湯器製作時にガス出口筒部(2)に予め
嵌められており、フランジ(3)の後面(第3図では左
側面)に係合している。
ーであり、上記ガス出口筒部(2)に嵌合されると、復
元力により該ガス出口筒部(2)に固定されるものであ
る。又、クイックファスナー(10)には環状部(12)及び開
環部(10a)が形成されると共に開環部(10a)とは反対側の
径方向には突出した取付部(11)が設けられ、該取付部(1
1)は第2図に示すように側板(11a)の上下に上板(11b)及
び下板(11c)が折り曲げられて断面コ形に形成される。
又、側板(11a)にはネジ孔(11d)が穿設される。さらに、
上記取付部(11)の第3図における横幅l′は上記クイッ
クファスナー(10)の環状部(12)の横幅lよりもフランジ
(3)の厚さ分だけ長くしている。尚、該クイックファ
スナー(10)は給湯器製作時にガス出口筒部(2)に予め
嵌められており、フランジ(3)の後面(第3図では左
側面)に係合している。
上記構成において、メンテナンス時にガス比例弁本体(1
a)のガス出口筒部(2)にガスパイプ(4)を接続する
場合、ガス出口筒部(2)内にガスパイプ(4)の接続
部(6)を挿入する。Oリング(7)はガス出口筒部
(2)内面に密着する。このとき、クイックファスナー
(10)ははずされずにガス出口筒部(2)に嵌合している
から、クイックファスナー(10)の取付部(11)のネジ孔(1
1d)がガスパイプ(4)の取付部(5a)の挿通孔(8)と
対向する位置までクイックファスナー(10)を回動させ
る。単に回動させるだけであるからこの操作は容易にで
き、しかも作業空間は極めて小さくてすむ。又、クイッ
クファスナー(10)はこの状態で復元力により固定される
から、手で保持しておく手間が省かれる。そして最後に
ネジ(9)を挿通孔に通してネジ孔(11d)に螺着させる
ことで作業は終了する。この状態でフランジ(3)とフ
ランジ(5)とは押圧保持され、ガスパイプ(4)がガ
ス出口筒部(2)から抜けることはない。又、ガスパイ
プ(4)はガス出口筒部(10)の周りにクイックファスナ
ー(10)と共に回動させることができて便利である。
a)のガス出口筒部(2)にガスパイプ(4)を接続する
場合、ガス出口筒部(2)内にガスパイプ(4)の接続
部(6)を挿入する。Oリング(7)はガス出口筒部
(2)内面に密着する。このとき、クイックファスナー
(10)ははずされずにガス出口筒部(2)に嵌合している
から、クイックファスナー(10)の取付部(11)のネジ孔(1
1d)がガスパイプ(4)の取付部(5a)の挿通孔(8)と
対向する位置までクイックファスナー(10)を回動させ
る。単に回動させるだけであるからこの操作は容易にで
き、しかも作業空間は極めて小さくてすむ。又、クイッ
クファスナー(10)はこの状態で復元力により固定される
から、手で保持しておく手間が省かれる。そして最後に
ネジ(9)を挿通孔に通してネジ孔(11d)に螺着させる
ことで作業は終了する。この状態でフランジ(3)とフ
ランジ(5)とは押圧保持され、ガスパイプ(4)がガ
ス出口筒部(2)から抜けることはない。又、ガスパイ
プ(4)はガス出口筒部(10)の周りにクイックファスナ
ー(10)と共に回動させることができて便利である。
次に、ガス出口筒部(2)からガスパイプ(4)を抜く
場合は、ネジ(9)をはずした後、ガスパイプ(4)を
ガス出口筒部(2)から引き抜くだけでよく、クイック
ファスナー(10)をわざわざはずす必要はないので作業は
極めて簡単である。又、クイックファスナー(10)を抜く
スペースも必要なく、メンテナンスのスペースはほとん
ど必要ないのである。
場合は、ネジ(9)をはずした後、ガスパイプ(4)を
ガス出口筒部(2)から引き抜くだけでよく、クイック
ファスナー(10)をわざわざはずす必要はないので作業は
極めて簡単である。又、クイックファスナー(10)を抜く
スペースも必要なく、メンテナンスのスペースはほとん
ど必要ないのである。
尚、上記実施例においては、比例弁(1)のガス出口筒
部(第1のパイプ)(2)とガスパイプ(第2のパイ
プ)(4)との接続について説明したが、ガス用パイプ
に限らず、湯水用パイプどうしの接続に適用しても効果
的であることは言うまでもない。
部(第1のパイプ)(2)とガスパイプ(第2のパイ
プ)(4)との接続について説明したが、ガス用パイプ
に限らず、湯水用パイプどうしの接続に適用しても効果
的であることは言うまでもない。
又、上記ガス出口筒部には従来例に示される板状フラン
ジ(5)を挿通させることができず、上記実施例におい
てはクイックファスナーが非常に有効な手段となるので
ある。
ジ(5)を挿通させることができず、上記実施例におい
てはクイックファスナーが非常に有効な手段となるので
ある。
(考案の効果) 以上、実施例から明らかなように本考案は、先端にフラ
ンジを有する第1のパイプに略Ω形のクイックファスナ
ーを嵌合させると共に、該クイックファスナーをフラン
ジ後面に係合させ、先端に接続部とフランジとが形成さ
れる第2のパイプの該接続部を、上記第1のパイプにO
リングを介して密封状に挿入し、上記クイックファスナ
ーの径方向に突出して設けられた取付部と上記第2のパ
イプのフランジとをネジにて締結したから、メンテナン
ス時の脱着作業に必要なスペースは極めて小さくでき、
かつ極めて容易に脱着できるのである。
ンジを有する第1のパイプに略Ω形のクイックファスナ
ーを嵌合させると共に、該クイックファスナーをフラン
ジ後面に係合させ、先端に接続部とフランジとが形成さ
れる第2のパイプの該接続部を、上記第1のパイプにO
リングを介して密封状に挿入し、上記クイックファスナ
ーの径方向に突出して設けられた取付部と上記第2のパ
イプのフランジとをネジにて締結したから、メンテナン
ス時の脱着作業に必要なスペースは極めて小さくでき、
かつ極めて容易に脱着できるのである。
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示すものであり、
第1図は分解状態を示す図、第2図はクイックファスナ
ーの斜視図、第3図は接続状態を示す図である。第4図
は従来例を示す図である。 (2)……ガス出口筒部(第1のパイプ) (3)(5)……フランジ (4)……ガスパイプ(第2のパイプ) (6)……接続部 (7)……Oリング (8)……挿通孔 (9)……ネジ (10)……クイックファスナー (11)……取付部 (11d)……ネジ孔
第1図は分解状態を示す図、第2図はクイックファスナ
ーの斜視図、第3図は接続状態を示す図である。第4図
は従来例を示す図である。 (2)……ガス出口筒部(第1のパイプ) (3)(5)……フランジ (4)……ガスパイプ(第2のパイプ) (6)……接続部 (7)……Oリング (8)……挿通孔 (9)……ネジ (10)……クイックファスナー (11)……取付部 (11d)……ネジ孔
Claims (1)
- 【請求項1】先端にフランジを有する第1のパイプに略
Ω形のクイックファスナーを嵌合させると共に、該クイ
ックファスナーをフランジ後面に係合させ、先端に接続
部とフランジとが形成される第2のパイプの該接続部
を、上記第1のパイプにOリングを介して密封状に挿入
し、上記クイックファスナーの径方向に突出して設けら
れた取付部と上記第2のパイプのフランジとをネジにて
締結したことを特徴とするパイプの接続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3523990U JPH0624633Y2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | パイプの接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3523990U JPH0624633Y2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | パイプの接続構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03125975U JPH03125975U (ja) | 1991-12-19 |
JPH0624633Y2 true JPH0624633Y2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=31540424
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3523990U Expired - Lifetime JPH0624633Y2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | パイプの接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0624633Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009293687A (ja) * | 2008-06-04 | 2009-12-17 | Tanico Corp | ガスコックの取付構造 |
-
1990
- 1990-03-30 JP JP3523990U patent/JPH0624633Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009293687A (ja) * | 2008-06-04 | 2009-12-17 | Tanico Corp | ガスコックの取付構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03125975U (ja) | 1991-12-19 |
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