JP2009293687A - ガスコックの取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガスコックのメイン配管への取付において、個々の部品、構成の設置位置、形成位置に高い精度を要求することなく、これらの部品に負担をかけないこと、ガスコックのメイン配管への取付、取外しが単純で容易であり、しかもガスコックの取り付け位置を常に安定させることを目的とする。
【解決手段】ガスコック1に第一接続管3を設けると共に、メイン管2に第二接続管4を設け、第一接続管3と第二接続管4を導管5で接続し、導管5と第一接続管3及び導管5と第二接続管4を夫々クイックファスナー6を用いて固定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ガスレンジのガスコックの取付構造、詳しくはガスコックとメイン配管との接続構造に特徴を有するガスコックの取付構造に関する。
従来から、図5に示すように、ガスレンジ100のガスコック90のガスメイン配管91への取付、固定は、メイン配管91にネジ孔92を設け、ガスコック90に設けたネジ管93をメイン配管91のネジ孔92に直接螺入すると共に、ノズル94を挿入する孔96を有し、該孔96にノズル94を挿入してノズル94を保持する保持板95をガスレンジ本体101にネジ97を用いて、バーナー室98と配管室97との間に固定することにより行なわれていた。
又、パイプの接続構造として、先端にフランジを有する第一のパイプに略Ω形のクイックファスナーを嵌合させると共に、該クイックファスナーをフランジ後面に係合させ、先端に接続部とフランジとが形成される第二のパイプの該接続部を、上記第一のパイプにOリングを介して密封状に挿入し、上記クイックファスナーの径方向に突出して設けられた取付部と上記第二のパイプのフランジとをネジにて締結した構造が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
実公平6−24633号公報
しかし、図5に示すようなガスコックのガスメイン配管への取付、固定構造では、ガスコックとノズルの両方を夫々別の部材に固定する必要があるため、製品作成時に極めて高い精度が要求されていた。詳しくは、メイン配管と保持板との相対的位置がガスレンジ毎に常に一定でなければ、大量に一体成形される同一形状のガスコックを使用することが出来ず、無理に使用をした場合には、ガス漏れを起こしてしまうので、メイン配管、メイン配管に設けるネジ孔、保持板、保持板のノズルを挿入する孔の設置位置、形成位置は極めて高い精度が要求され、又、メイン配管のネジ孔の位置、ネジ孔におけるねめじの切り具合や、ガスコックに設けたネジ管におけるおねじの切り具合が正確でないと、ネジ孔にネジ管を確実に締結した際に、ノズルがガスレンジ本体に固定される保持板の挿入孔に挿入できず、別の方向を向いてしまい、従って、ノズルがバーナーの混合管に挿入出来なくり、無理にノズルを保持板の挿入孔に挿入した場合には、ガス漏れを起こしてしまうので、メイン配管のネジ孔におけるねめじの切り具合や、ガスコックに設けたネジ管におけるおねじの切り具合は極めて高い精度が要求されるという問題点があった。更に、ガスレンジにおけるメイン配管の設置位置が限定され、設計の自由度がないという問題点があった。
又、ガスレンジの製造時やガスコックの修理において、保持板やガスコックを着脱する必要があるが、上述のように用いるガスコック等の部品が高い精度を有していないと、ガスコック等の部品に負担、応力がかかり、破損、結合部のずれ等により、ガス漏れの危険性があった。
又、ガスコックのメイン配管への固定がねじ込み式であるので、確実に取り付けるにはコツが必要で熟練を必要とし、誰もが容易には取付や交換が出来ないという問題点があった。又、取り付け位置が安定しないという問題点があった。
更に、ガスコックを取り外す場合、複数の固定部を総て外す必要があり、即ち、ガスコックからのノズルの取外し、ガスレンジ本体からの保持板の取外し、メイン配管からのガスコックの取外しが必要であり、逆にガスコックを取り付ける場合、これらの固定部総てを取り付ける必要があり、作業が煩雑であり、作業時間が長くかかってしまうという問題点があった。
更に、ガスコックを取り外す場合、ガスコックを回転させて、メイン管との螺合を解く必要があり、ガスコックを回転させる際には保持板にぶつかりその動きが規制されるので、保持板を取り外す必要があり、バーナー室と配管室の間にある保持板は取外しが容易でなくてはならず、バーナー室と配管室とを完全に仕切るような形状、ガスレンジ本体に固定させる構成を採用することができず、配管室に油や調理かすが入り、清掃が大変で、不衛生であるという問題点があった。
又、特許文献1に記載されているパイプの接続構造では、クイックファスナーの取付部と上記第二のパイプのフランジとをネジにて締結する構造であるので、クイックファスナーの取付部及びパイプのフランジにネジ孔を形成する必要があり、製造が煩雑であり、又、取付、取り外しにはドライバーでネジを回さなければならず、狭いスペースでの作業は困難且つ煩雑であるという問題点があった。
そこで、本発明は、上記従来技術の問題点を解決し、ガスコックのメイン配管への取付において、ガス漏れを発生させることなく、メイン配管、メイン配管に設けるネジ孔、保持板、保持板のノズルを挿入する孔等の個々の部品、構成の設置位置、形成位置に高い精度を要求することなく、これらの部品に負担、応力をかけないことを目的とする。
更に、ガスレンジにおけるメイン配管の設置位置が限定されず、ガスレンジの設計の自由度を得ることを目的とする。
又、保持板をガスコックの脱着時に外す必要がなく、バーナー室と配管室とを完全に仕切るような形状、ガスレンジ本体に固定させた構成として、配管室に油や調理かすが入りにくく、清掃の必要がなく、清潔さを維持することを目的とする。
又、ガスコックのメイン配管への取付、取外しが単純で容易であり、狭いスペースでも容易に行なえ、短い作業時間で済み、しかもガスコックの取り付け位置を常に安定させることを目的とする。
上記従来技術の課題を解決するための本発明は、ガスコックに第一接続管を設けると共に、メイン管に第二接続管を設け、第一接続管と第二接続管を導管で接続し、前記導管と前記第一接続管及び前記導管と前記第二接続管を夫々クイックファスナーを用いて固定したことを特徴とするガスコックの取付構造である。
又、上記ガスコックの取付構造において、前記導管の両先端部にはフランジを形成すると共に、該フランジの内側には夫々リングを設け、前記第一接続管及び前記第二接続管の端部にはフランジを形成し、前記第一接続管及び前記第二接続管に前記導管の両先端部を挿入し、前記第一接続管に設けたフランジと前記導管のリング及び前記第二接続管に設けたフランジと前記導管のリングを夫々当接させ、前記第一接続管に設けたフランジと前記導管のリング及び前記第二接続管に設けたフランジと前記導管のリングを夫々クイックファスナーの挟持孔内に挿入させたことを特徴とするガスコックの取付構造である。
又、上記ガスコックの取付構造において、前記第一接続管と前記導管及び前記第二接続管と前記導管の間には夫々オーリングを介装したことを特徴とするガスコックの取付構造である。
又、上記ガスコックの取付構造において、ガスレンジ本体に固定した仕切板にノズル孔を設け、前記ガスコックの支管の先端を前記ノズル孔に合せて前記仕切板に当接させ、前記仕切板の反対側からノズルのネジ部を前記ノズル孔を貫通して前記支管の先端にねじ込んで、前記ガスコックを前記ガスレンジ本体に固定することを特徴とするガスコックの取付構造である。
又、上記ガスコックの取付構造において、前記導管は可撓性を有していることを特徴とするガスコックの取付構造である。
又、上記ガスコックの取付構造において、前記導管には、前記導管のフランジと前記リングの間に補助リングを設けたことを特徴とするガスコックの取付構造である。
又、上記ガスコックの取付構造において、前記メイン管は、前記ガスコック1の下方又は上方に横向きで配管され、前記導管はL字型であることを特徴とするガスコックの取付構造である。
更に、ガスコックに第一接続管を設けると共に、メイン管に第二接続管を設け、前記第一接続管と前記第二接続管を導管で接続し、前記導管と前記第一接続管及び前記導管と前記第二接続管を夫々クイックファスナーを用いて固定することを特徴とするガスコックの取付方法である。
以上のような本発明によれば、ガスコックのメイン配管への取付において、ガス漏れを発生させることなく、メイン配管、メイン配管に設けるネジ孔、保持板、保持板のノズルを挿入する孔等の個々の部品、構成の設置位置、形成位置に高い精度を要求することなく、これらの部品に負担をかけずに取り付けをすることが出来た。
又、ガスレンジにおけるメイン配管の設置位置が限定されず、ガスレンジの設計の自由度を得ることが出来た。
又、保持板をガスコックの脱着時に外す必要がなく、バーナー室と配管室とを完全に仕切るような形状、ガスレンジ本体に固定させた構成を採用することが出来、配管室に油や調理かすが入りにくく、清掃の必要がなく、清潔さを維持することが可能となった。
又、ガスコックのメイン配管への取付、取外しが単純で容易であり、狭いスペースでも容易に行なえ、短い作業時間で済み、しかもガスコックの取り付け位置を常に安定させることが出来た。
以下本発明の実施の形態を図に従って説明する。本発明のガスレンジにおけるガスコック1の取付構造においては、ガスコック1とメイン管2の接続において、ガスコック1に第一接続管3を設けると共に、メイン管2に第二接続管4を設け、第一接続管3と第二接続管4を導管5で接続し、導管5と第一接続管3及び導管5と第二接続管4を夫々クイックファスナー6を用いて固定している。即ち、ガスコック1は導管5を介してメイン管2に接続され、ガスコック1と導管5は第一接続管3を介して接続され、メイン管2と導管5は第二接続管4を介して接続されている。そして、導管5と第一接続管3、導管5と第二接続管4はクイックファスナー6を用いて固定されている。
ガスコック1は中空状の基部11の両側から、先端にノズル17を設置するL字型の支管13が延設され、基部11の上部には上方に突出する、メイン管2からガスコック1へガスを導入する導入管12が設けられている。
ガスレンジ本体7には、ガスコック1やメイン管2が設置される配管室76とガスバーナー79が設置されるバーナー室77間に仕切板70が固定され、仕切板70にはノズル17のネジ部を挿入するノズル孔72を設けている。仕切板70は従来の保持板に変わるものであり、ガスコック1の脱着時に外す必要がなく、バーナー室77と配管室76とを完全に仕切るような形状とし、ガスレンジ本体7に固定させているので、配管室に油や調理かすが入りにくく、清掃の必要がなく、清潔さを維持することが可能となっている。この構成は、ガスコック1の着脱時にガスコック1を回転させる必要がないために可能となったものである。
ガスコック1は、支管13の先端をノズル孔72に合せて仕切板70に当接させ、仕切板70の反対側からノズル17のネジ部をノズル孔72を貫通して支管13の先端にねじ込んで、ガスレンジ本体7に固定している。更に、ガスレンジ本体7に固定した図示しないブラケット等にガスコック1の基部11をネジ止めする等して、ガスコック1のガスレンジ本体7への固定を確実なものとすることとしてもよい。
導入管12には、所定の間隔を持って2枚のフランジ14,15が設けられ、フランジ14,15間にオーリング16が設置されている。
第一接続管3はL字型で、導入管12と接続する端部には、第一接続管3を貫通するネジ孔が設けられ、導管5と接続する端部には、外方に張出すフランジ31が形成されている。又、導管5と接続する端部の内部には段部35が形成されている。
導入管12は、L字型の第一接続管3の一端に挿入され、オーリング16で導入管12と第一接続管3間のガス漏れを防止し、第一接続管3を貫通するネジ39を締結して固定し、導入管12と第一接続管3が接続されている。ネジ39はフランジ14,15のうち、下側に設けられたフランジ14に係止されて、導入管12から第一接続管3が抜けることを防止している。この際、第一接続管3の導管5と接続する端部は横方向に向かって開口している状態となる。
メイン管2はガス管であり、ガスコック1の下方に横向きで配管され、ネジ孔21が上方に開口するよう穿孔されている。メイン管2は導入管12の真下に位置すると共に、ガスコックのノズル17と直交する方向に設置するが、この配置に限定されるものではない。メイン管2をガスコック1の下方又は上方に横向きで配管することにより、配管室76の省スペース化が図れ、又、ガスコック1の着脱作業の更なる容易化が可能となる。
第二接続管4はI字型で、メイン管2と接続する端部には、メイン管2のネジ孔21と螺合するネジ部42が設けられ、導管5と接続する端部には外方に張出するフランジ41が形成されている。又、導管5と接続する端部の内部には段部45が形成されている。第二接続管4には、メイン管2のネジ孔21と螺合する際に、螺合が容易なように6角形等のボルトヘッド49を設けることが好ましい。
第二接続管4は、メイン管2のネジ孔21にネジ部42を螺入してメイン管2と接続されている。この際、第二接続管4の導管5と接続する端部は上方向に向かって開口している状態となる。第二接続管4とメイン管2の接続部は、溶接や合成樹脂コーティングすることが好ましい。溶接や合成樹脂コーティングすることにより、より確実にガス漏れを防止し、より強固に固定することが可能となるからである。
導管5はL字型で、両先端部には、先端から所定長さ内側に、外方に張出するフランジ51,51が形成され、フランジ51の内側には夫々リング53が設けられている。フランジ51の直径は、第一接続管3及び第二接続管4に挿入可能で、且つ夫々の段部35,45に係止可能な直径としている。フランジ51は導管5を加工して形成するが、別部材で形成したのち、導管5に溶接等して固定することとしてもよい。導管5の材質は特に限定されないが、導管5は可撓性を有することが、設置が容易となるので好ましく、又、加工性がよいことが好ましいので、例えば銅管等が好適である。又、導管5は、例えば曲折部等その一部を或いは全部をじゃばら状に形成して可撓性を持たせることも出来る。
リング53は、導管5と別部材で形成し、リング孔531に導管5を挿入して移動自在に設置している。この場合、フランジ51は、リング53に導管5を挿入した後、導管5を加工して設ければよい。尚、リング53は、導管5と一体成形し、或いは別部材を溶接等により固定して、導管5と一体的に固定されたものとしてもよい。
リング53の形状は、対向するフランジ31,41と当接可能な形状で、且つリング孔531の直径がフランジ51と係合できるように、フランジ51の直径未満であればよいが、リング53の直径は、対向するフランジ31,41の直径と同等に形成することが好ましい。
又、導管5には、フランジ51とリング53の間に補助リング52を移動自在に設けている。補助リング52の外径及び内径は、第一接続管3及び第二接続管4に挿入可能で、且つフランジ51及びリング53と係合可能な外径及び内径としている。補助リング52の厚さは、第一接続管3又は第二接続管4にフランジ51と共に挿入した際に、第一接続管3又は第二接続管4の先端面即ち、フランジ31,32の端面と面一になる厚みとしている。補助リング52は、リング53とフランジ31又は41がクイックファスナー6で留められた際、フランジ51及びリング53と係合し、フランジ51の移動を規制し、フランジ51と一体的に固定されている導管5の移動を規制する部材である。尚、リング53と補助リング52を別部材とするのではなく、一体成形し、或いは事後的に固定する等して一体的な部材としてもよい。
第一接続管3と導管5の接続状態を説明すると、第一接続管3の段部35にはオーリング59が設置され、導管5の先端部が第一接続管3に挿入されている。又、導管5の先端はオーリング59に挿入されている。導管5のフランジ51はオーリング59に当接し、押圧して、オーリング59を変形させており、第一接続管3と導管5の間に機密性が保たれている。同時に導管5のそれ以上の挿入が規制されている。リング53が第一接続管3の端部に当接されているので、補助リング52は、第一接続管3内に挿入され、フランジ51とリング53間に挟まれている。オーリング59は導管5と嵌合する内径に形成することが好ましい。このように第一接続管3と導管5の間にはオーリング59が介装されている。
クイックファスナー6は、金属や合成樹脂等のばね性、弾性を有する板体を基部61から略C字状に左右対称に曲折して挟持部62,62を設け、基部61と対向する位置に挟持部62,62の先端を離間して開口部63を形成し、挟持部62の先端から互いに略反対方向に外側に曲折してガイド部64を設け、挟持部62及びガイド部64には周方向に延びる挟持孔65が穿孔されている。
第一接続管3のフランジ31と導管5のリング53はクイックファスナー6で留められ、第一接続管3と導管5が固定されている。詳しくは、フランジ31とリング53が当接し、クイックファスナー6の挟持孔65内に挿入され、挟持孔65の内壁に挟まれている。このようにしてリング53の移動が規制され、リング53に当接する補助リング52、補助リング52に当接するフランジ51の移動が規制され、フランジ51と一体的に固定されている導管5の移動が規制され、導管5が第一接続管3に固定されている。
第二接続管4と導管5の接続状態を説明すると、第一接続管3と導管5の接続と同様になされ、第二接続管4の段部45にはオーリング59が設置され、導管5の先端部が第二接続管4に挿入されている。又、導管5の先端はオーリング59に挿入されている。導管5のフランジ51はオーリング59に当接し、押圧して、オーリング59を変形させており、第二接続管4と導管5の間に機密性が保たれている。同時に導管5のそれ以上の挿入が規制されている。リング53が第二接続管4の端部に当接されているので、補助リング52は、第二接続管4内に挿入され、フランジ51とリング53間に挟まれている。このように第二接続管4と導管5の間にはオーリング59が介装されている。
第二接続管4のフランジ41と導管5のリング53はクイックファスナー6で留められ、第二接続管4と導管5が固定されている。詳しくは、フランジ41とリング53が当接し、クイックファスナー6の挟持孔65内に挿入され、挟持孔65の内壁に挟まれている。このようにしてリング53の移動が規制され、リング53に当接する補助リング52、補助リング52に当接するフランジ51の移動が規制され、フランジと一体的に固定されている導管5の移動が規制され、導管5が第二接続管4に固定されている。
上述のように補助リング52は、導管5を第一接続管3及び第二接続管4に挿入した際に、フランジ51と第一接続管3及び第二接続管4の先端との距離と同等の厚みで形成し、フランジ51を係止して、導管5の抜ける方向への移動を規制している。従って、導管5を第一接続管3及び第二接続管4内に挿入した際に、フランジ51が第一接続管3及び第二接続管4の先端面と面一になるような厚みを有している場合には、補助リング52は設けない。
次に、ガスコック1の取付方法の一例について説明する。先ず、メイン管2にネジ孔21を設け、ネジ孔21を設けたメイン管2をガスレンジ10に、ネジ孔21を上に向けて配管室76内に配置する。そして、第二接続管4を、メイン管2のネジ孔21にネジ部42を螺入して、メイン管2と接続する。必要に応じて、第二接続管4とメイン管2の接続部に、溶接や合成樹脂コーティングを行う。第二接続管4とメイン管2との接続は、メイン管2のガスレンジ10への設置前に行なうほうが容易であり、好ましい。
又、ガスコック1の導入管12を第一接続管3に挿入し、オーリング16で機密性を持たせ、ネジ39を締結して、第一接続管3と導入管12を接続する。
そして、ガスコック1の支管13の先端をノズル孔72に合せて仕切板70に当接させ、仕切板70の反対側からノズル17のネジ部をノズル孔72を貫通して支管13の先端にねじ込んで、ガスコック1をガスレンジ本体7に固定する。尚、仕切板70は予めガスレンジ本体7に固定しておく。必要に応じて、ガスレンジ本体7に固定した図示しないブラケット等にガスコック1の基部11をネジ止めする。
尚、第一接続管3とガスコック1の導入管12との接続は、ガスコック1のガスレンジ本体7への固定後でもよいが、固定前に行なうほうが容易であり、好ましい。
次に第一接続管3の段部35にオーリング59を設置し、導管5の先端を第一接続管3に挿入し、導管5のフランジ51をオーリング59に当接させ、押圧して、オーリング59を変形させ、第一接続管3と導管5の間に機密性を持たせる。そして、リング53を第一接続管3の端部、即ちフランジ31に当接させると同時に、補助リング52を、第一接続管3内に挿入する。そして、リング53とフランジ31が当接したところにクイックファスナー6の開口部63を押し付け、開口部63をその弾性により広げ、クイックファスナー6を更に押し込むことにより、リング53とフランジ31が挟持部62,62間に入り、開口部63がその弾性により狭まり、リング53とフランジ31の夫々の外周部が挟持孔65内に挿入されて、挟持孔65の内壁に挟まれると同時に、第一接続管3のフランジ31に連続する部分が挟持部62,62に挟持される。このようにして、第一接続管3と導管5との抜けが規制された接続が成される。
又、第二接続管4の段部45にオーリング59を設置し、導管5の先端を第二接続管4に挿入し、導管5のフランジ51をオーリング59に当接させ、押圧して、オーリング59を変形させ、第二接続管4と導管5の間に機密性を持たせる。尚、導管5の先端を第二接続管4に挿入する際、必要に応じて、導管5を撓ませて行なう。そして、リング53を第二接続管4の端部、即ちフランジ41に当接させると同時に、補助リング52を、第二接続管4内に挿入する。そして、リング53とフランジ41が当接したところにクイックファスナー6の開口部63を押し付け、開口部63をその弾性により広げ、クイックファスナー6を更に押し込むことにより、リング53とフランジ41が挟持部62,62間に入り、開口部63がその弾性により狭まり、リング53とフランジ41の夫々の外周部が挟持孔65内に挿入されて、挟持孔65の内壁に挟まれると同時に、第二接続管4のフランジ41に連続する部分が挟持部62,62に挟持される。このようにして、第二接続管4と導管5との抜けが規制された接続が成される。
尚、導管5の第一接続管3と第二接続管4への接続は、その前後を問わない。このようにして、ガスコック1は、ガスレンジ10にメイン管2と接続した状態で取り付けられる。ガスコック1を取り外す際には、上記と逆の工程で行なえばよい。
尚、上記の説明及び図面においては、メイン管2は、ガスコック1の下方に横向きで配管され、ガスコック1の導入管12はガスコックの上方に突出した形状のものを使用する場合のガスコック1の取付構造、第一接続管3、第二接続管4や導管5等の各部材の形状を説明したが、この形態に限定されることなく、メイン管2の配置、メイン管2のネジ孔21の位置、ガスコック1の形状、導入管12のガスコック本体11からの突出位置及び形状等は、適宜変更が可能であり、この変更に適応させて、導管5の形状、第一接続管3の形状、第二接続管4の形状等も適宜変更が可能であり、上記形状、構成とこれら適宜変更された構成、形状を適宜組合わせた態様を採用することも可能である。
例えば、導管5は90°に曲折されL字型だが、直線状、円弧状等の曲線状、多段に曲折部が設けられた形状、これらを組合わせた形状等を使用することができ、第一接続管3及び第二接続管4も、I字型、L字型、円弧状等の曲線状、多段に曲折部が設けられた形状、これらを組合わせた形状等を使用することができる。
又、第一接続管3はガスコック1と別部材で構成させるのではなく、ガスコック1の導入管12に上述のような第一接続管3の構成を具備させて、導入管12に第一接続管3の機能を持たせて、一体的に形成することとしてもよく、又、第二接続管4はメイン管2と別部材で構成させるのではなく、メイン管2から管を突出させ、該管に上述のような第二接続管4の構成を具備させて、該管に第二接続管4の機能を持たせて、一体的に形成することとしてもよい。
本発明一実施例分解斜視図 本発明一実施例設置状態斜視図 本発明一実施例部分断面図 本発明一実施例設置状態一部破断側面図 従来技術を示す一部破断側面図
符号の説明
1 ガスコック
10 ガスレンジ
11 基部
12 導入管
13 支管
17 ノズル
2 メイン管
21 ネジ孔
3 第一接続管
31 フランジ
35 段部
4 第二接続管
41 フランジ
45 段部
5 導管
51 フランジ
52 補助リング
53 リング
59 オーリング
6 クイックファスナー
62 挟持部
63 開口部
64 ガイド部
65 挟持孔
7 ガスレンジ本体
70 仕切板
76 配管室
77 バーナー室

Claims (8)

  1. ガスコックに第一接続管を設けると共に、メイン管に第二接続管を設け、第一接続管と第二接続管を導管で接続し、前記導管と前記第一接続管及び前記導管と前記第二接続管を夫々クイックファスナーを用いて固定したことを特徴とするガスコックの取付構造。
  2. 前記導管の両先端部にはフランジを形成すると共に、該フランジの内側には夫々リングを設け、前記第一接続管及び前記第二接続管の端部にはフランジを形成し、前記第一接続管及び前記第二接続管に前記導管の両先端部を挿入し、前記第一接続管に設けたフランジと前記導管のリング及び前記第二接続管に設けたフランジと前記導管のリングを夫々当接させ、前記第一接続管に設けたフランジと前記導管のリング及び前記第二接続管に設けたフランジと前記導管のリングを夫々クイックファスナーの挟持孔内に挿入させたことを特徴とする請求項1に記載のガスコックの取付構造。
  3. 前記第一接続管と前記導管及び前記第二接続管と前記導管の間には夫々オーリングを介装したことを特徴とする請求項1又は2に記載のガスコックの取付構造。
  4. ガスレンジ本体に固定した仕切板にノズル孔を設け、前記ガスコックの支管の先端を前記ノズル孔に合せて前記仕切板に当接させ、前記仕切板の反対側からノズルのネジ部を前記ノズル孔を貫通して前記支管の先端にねじ込んで、前記ガスコックを前記ガスレンジ本体に固定することを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項に記載のガスコックの取付構造。
  5. 前記導管は可撓性を有していることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1項に記載のガスコックの取付構造。
  6. 前記導管には、前記導管のフランジと前記リングの間に補助リングを設けたことを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1項に記載のガスコックの取付構造。
  7. 前記メイン管は、前記ガスコック1の下方又は上方に横向きで配管され、前記導管はL字型であることを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか1項に記載のガスコックの取付構造。
  8. ガスコックに第一接続管を設けると共に、メイン管に第二接続管を設け、前記第一接続管と前記第二接続管を導管で接続し、前記導管と前記第一接続管及び前記導管と前記第二接続管を夫々クイックファスナーを用いて固定することを特徴とするガスコックの取付方法。
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