JPH0115990Y2 - - Google Patents

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JPH0115990Y2
JPH0115990Y2 JP1300184U JP1300184U JPH0115990Y2 JP H0115990 Y2 JPH0115990 Y2 JP H0115990Y2 JP 1300184 U JP1300184 U JP 1300184U JP 1300184 U JP1300184 U JP 1300184U JP H0115990 Y2 JPH0115990 Y2 JP H0115990Y2
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JP
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pipe
plate
flange
pipes
shaped flange
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JP1300184U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案はガス給湯器等の湯水又はガス用パイ
プ等に適用して効果的としたパイプの接続構造に
関する。
従来の技術 従来のこの種の接続構造は第1図及び第2図に
示したように、パイプA′の先端に形成した大径
接続短筒部1′にパイプB′の先端の接続部2′を
Oリング3′を介在して水密に嵌入し、パイプ
A′に挿通され該パイプA′の接続短筒部1′の係合
段部4′に係合する段部11a′をもつ嵌合孔1
1′を穿設せる旋削加工したフランジ5′と、パイ
プB′に挿通され該パイプB′に設けた係合凸条
6′に係合する嵌合孔14′を穿つた板状の押え板
7′とを復元力をもつ縦断面がΩ形の板状のクイ
ツクフアスナー15′でその両側縁片15a′にて
挟持せしめることによりパイプA′,B′の接続部
を抜脱しないよう係合保持した構造となつてい
る。そのため、特に、削り加工したフランジ5′
はその製作に相当の加工工数を要し、かつ相当の
肉厚を有することからかなりの重量となるととも
に、別に、クイツクフアスナー15′を必要とす
ることから部品点数が多くなり、クイツクフアス
ナー15′の製作にあたつても削り加工したフラ
ンジ5′と板状押え板7′とをガタのないよう挟持
するための加工精度が要求されることと相まつて
全体が頗る高価となる欠点があつた。また、パイ
プA′,B′に対するクイツクフアスナー15′の係
合保持力はその湾曲部の径減少の復元力で保つて
いるにすぎないために安定性がなくクイツクフア
スナー15′が外れ去る危険があり安全性の点で
も問題があつた。
考案の目的 この考案はかかる欠点を解消するために、旋削
加工したフランジに代えて板状のフランジを用
い、かつクイツクフアスナーを廃して該板状のフ
ランジと押え板とを直接螺子にて締付けることに
より部品点数の減少、構造の簡略化及び製作の容
易化を図るとともに、その脱着作業も簡易として
作業性を高め、さらに、パイプの接続部の保持も
緊密かつ強固として安全性をも高めたパイプの接
続構造を得ることを目的としている。
考案の構成 その構成は接続すべき一方のパイプの先端の接
合部と接続すべき他方のパイプの先端の接合部の
間にOリングを介在させて密封状に嵌入し、両パ
イプの接合される接続部に形成された段部に係合
させて板状のフランジと押え板とを両パイプに挿
通して該フランジと押え板とを対向させ、板状フ
ランジの一端には周方向に延びる係合突片を形成
し、押え板の一端には前記係合突片を嵌入する周
方向に切込まれた係合凹溝を形成し、係合突片を
係合凹溝に嵌入係合した状態で押え板と板状フラ
ンジの反対側端部をビス、ボルト等で締付け固定
してなるパイプの接続構造の考案に係るものであ
る。
実施例 以下この考案によるパイプの接続構造の一実施
例を図面に基づき具体的に説明する。
第3図及び第4図において、1は接続すべき一
方のパイプAの先端に設けた大径接続短筒部、2
は接続すべき他方のパイプBの先端の接続部、3
は上記パイプAの大径接続短筒部1の内周面とパ
イプBの接続部2の外周面との隙間aに介在させ
て両パイプA,Bの接続部を水密に保つためのO
リング、4はパイプAに設けた大径接続短筒部1
の端面にて形成された係合段部、5は一端に径方
向に突設した係合突片8を備え、他方の径方向に
突設した取付部5aには締付けねじ9を螺挿する
ねじ孔10を刻設し、かつ中央部に上記パイプA
に遊嵌でき該パイプAの係合段部4に係合する径
の嵌合孔11を穿つた平坦な板状のフランジ、7
は一端に軸方向に折曲げ突設した突出部に上記係
合突片8が挿入できる周方向に切込まれた係合凹
溝12を備え、他端の軸方向に屈曲突設した取付
部7aには締付けねじ9を挿通する挿通孔13を
穿ち、かつ中央部に上記パイプBに遊嵌でき該パ
イプBの係合凸条6に係合する径の嵌合孔14を
穿つた縦断面が略コ字状の押え板である。
なお、取付部7aの根元部の屈曲を施さずに押
え板7の形状を縦断面がL字形状となすこともで
き、それに対応させて取付部5aを屈曲突設させ
て取付フランジ5をL字状となしても実施上は自
由である。また、ねじ孔10を押え板7に刻設
し、挿通孔13を板状フランジ5に穿設してもよ
く、また、板状フランジ5のねじ孔10に代えて
ボルト挿通孔を穿ち、板状フランジ5と押え板7
とをこれらを貫挿せるボルトと該ボルトに螺合す
るナツトにより締付ける構造としてもよい。更
に、また、パイプAの一端大径接続短筒部1に連
続して実施例にて示すように中径短筒部16を設
け、該中径短筒部16にパイプBの一端接続部2
の延長端部2aを挿嵌せしめる構造とするとパイ
プBの嵌入深さが規制されてパイプA,Bの接続
関係がより安定化するから実施上有益である。
上記構成において、パイプA,Bを接続する場
合、まず、パイプAの大径接続短筒部1にパイプ
Bの接続部2を両者間にOリング3を介在させて
水密に嵌着し、また、板状フランジ5と押え板7
とをパイプA(パイプB)を中心として相対的に
回動してパイプAに嵌めつけた板状フランジ5の
係合突片8をパイプBに嵌めつけた押え板7の係
合凹溝12に挿入した後、板状フランジ5のねじ
孔10に締付けねじ9を押え板7の挿通孔13を
通して螺着緊締せしめることで押え板7の取付部
7aと板状フランジ5の取付部5aとを当接固定
して係合突片8と係合凹溝12との嵌入関係が保
持され、板状フランジ5の嵌合孔11がパイプA
の係合段部4に、また、押え板7の嵌合孔14は
パイプBの係合凸条6の段部にそれぞれ係合され
てパイプA,Bの接続部を内方へ押圧保持し、板
状フランジ5と押え板7とでパイプA,Bの接続
部を抜脱しないよう挟持するものである。
考案の効果 この考案は以上説明したように、従来の旋削加
工したフランジに代えて板状のフランジを用い、
かつクイツクフアスナーを廃して板状のフランジ
と押え板とを夫々の一端に形成された突片と凹溝
とを係合させて設け、かつ、他端部を締付けねじ
にて直接締付ける構造としたので、その脱着作業
は簡易に行え、部品点数の減少は勿論、プレス成
形による量産が可能なことと相まつて製品を頗る
安価に提供でき、また、接続されたパイプは板状
フランジと押え板とで確実に挟圧保持されるため
に緊密かつ強固に保たれ安全性も倍加し、かつ構
造の簡略化も実現できるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の分解斜視図、第2図はその接
続状態の断面図、第3図はこの考案によるパイプ
の接続構造の一例を示す分解斜視図、第4図はそ
の接続状態の断面図である。 A……接続すべき一方のパイプ、B……接続す
べき他方のパイプ、1……パイプAの大径接続短
筒部、2……パイプBの接続部、3……Oリン
グ、4……係合段部、5……板状フランジ、6…
…係合凸条、7……押え板、8……係合突片、9
……締付けねじ、10……ねじ孔、11……板状
フランジ5の嵌合孔、12……係合凹溝、13…
…挿通孔、14……押え板7の嵌合孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 接続すべき一方のパイプAの先端接合部に接続
    すべき他方のパイプBの先端接合部をOリング3
    を介在させて密封状に嵌入し、両パイプA,Bの
    接合部に夫々形成された段部に係合して両パイプ
    A,Bに板状フランジ5と押え板7を挿通対向さ
    せ、板状フランジ5の一端に設けた係合突片8を
    押え板7の一端に形成した周方向に切込まれた係
    合凹溝12に挿入係合させるとともに係合突片8
    と係合凹溝12の反対側端部を締付けねじ9にて
    締結可能としたことを特徴とするパイプの接続構
    造。
JP1300184U 1984-01-31 1984-01-31 パイプの接続構造 Granted JPS60127186U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1300184U JPS60127186U (ja) 1984-01-31 1984-01-31 パイプの接続構造

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JP1300184U JPS60127186U (ja) 1984-01-31 1984-01-31 パイプの接続構造

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Publication Number Publication Date
JPS60127186U JPS60127186U (ja) 1985-08-27
JPH0115990Y2 true JPH0115990Y2 (ja) 1989-05-11

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ID=30496596

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JP1300184U Granted JPS60127186U (ja) 1984-01-31 1984-01-31 パイプの接続構造

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4651418B2 (ja) * 2005-03-10 2011-03-16 リンナイ株式会社 配管接続構造
JP5411453B2 (ja) * 2008-06-04 2014-02-12 タニコー株式会社 ガスコックの取付構造
JP7262740B2 (ja) * 2018-11-30 2023-04-24 株式会社パロマ 配管接続構造

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JPS60127186U (ja) 1985-08-27

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