JP4651418B2 - 配管接続構造 - Google Patents

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Description

本発明は、流体の通路に連通する開口にパイプ状の配管部材の端部を挿入した状態で、配管部材が開口から抜けないように保持する配管接続構造に関する。
パイプ状の配管部材を開口や他の配管部材に接続する場合には、配管部材の端部を全周にわたってフランジ状に広げると共に、その広げたフランジ状部をパッキンと共に1対のリング状の固定部材で挟み込んで固定してシール性を確保している。なお、固定部材はリング状であるため、たとえば8本程度のボルトで均等に締め付けている。なお、両固定部材にはボルトが挿通される貫通孔が形成されており、各ボルトは貫通孔に挿通された状態で先端にナット部材を螺合させ、例えばナット部材をレンチ等で回転させることにより締結を行っている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−231969号公報(図5、図8)
上記従来のものでは、1対のリング状の固定部材を用いてるので、例えば8本程度のボルトをすべて締める必要があり、かつ、ひずみが生じないように各ボルトを一気に締めるのではなく、徐々に締めていかなければならない。そのため固定部材の締結作業が非常に煩わしいという不具合が生じる。また、固定部材の全周にわたって締める必要があるのでレンチ等の工具を差し込みにくい場合が生じると、更に締結作業が煩わしくなる。
また、固定部材は少なくともボルトによる締結を行うことできる幅を要するため、配管部材の全周にわたって固定部材が配設できるスペースが必要となり、更に固定部材の外側に工具を使用するためのスペースが必要となる。そのため、配管部材の周囲に相当のスペースを確保できない個所には配管部材を連結できないという不具合が生じる。
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、上記問題点を解消し得る配管接続構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明による配管接続構造は、流体の通路に連通する開口にパイプ状の配管部材の端部を挿入した状態で、配管部材が開口から抜けないように保持する配管接続構造において、開口を挟んで外方に突出した1対の係合腕部を開口側に形成し、配管部材に係合する固定金具を設けて、この固定金具を係合腕部に係合させることにより配管部材が開口から抜けないようにしたものにおいて固定金具から連結部を介して一体に形成された一対の面状の係合片を、固定金具の金具本体に対して所定の間隔を存して平行になるように折り曲げ加工により形成し、配管部材の抜き差し方向に沿った両側から係合腕部を金具本体と係合片とでむものであって、上記配管部材の端部外周面には段部が形成され、かつ固定金具の略中央部分に、この段部に係合する切欠き状の凹部が形成されており、凹部が段部に係合した状態で固定金具を回動することにより上記係合腕部を金具本体と係合片とで挟むことを特徴とする。
上記の構成によれば、配管部材の端部を開口に挿入するので、開口の内周面と配管部材の外周面との間でシールすることができ、パッキン等のシール部材を固定金具で締め付ける必要がない。したがって、配管部材に固定金具を係合させて、さらに固定金具を開口側に設けた係合腕部に係合させることにより配管部材が開口から外れないようにすれば、配管部材を開口に接続することができる。
例えば、上記配管部材の端部外周面には段部が形成され、かつ固定金具の略中央部分に、この段部に係合する切欠き状の凹部が形成されており、凹部が段部に係合した状態で固定金具を回動することにより上記係合腕部に係合すると、配管部材に対して開口から抜ける方向の力が作用しても、固定金具が回動しないので係合片が係合腕部から外れない。
なお、上記係合片のいずれか一方を係合腕部に対してねじを用いて固定すれば、固定金具の回動を防止できるので係合片が係合腕部から外れることをより確実に防止できる。
固定金具は上記切欠き状の凹部が形成された金具本体と、この金具本体に連結して形成された上記1対の係合片とから構成され、両係合片を結ぶ直線に対して略平行な方向に長手の補強リブを、上記凹部の近傍に位置するように金具本体を折り曲げて形成すれば、一部材として固定金具を形成することができる。また、補強リブを設けることにより、金具本体を小型化することができ、配管部材の周囲に広いスペースを確保できなくても固定金具を取り付けることができる。
なお、係合腕部に固定される側の係合片と金具本体とを連結する連結部を、金具本体形成した凹部が配管部材の段部から外れる方向への移動を、係合腕部に当接することにより禁止する回り止め部としてもよい。
以上の説明から明らかなように、本発明は、係合腕部が開口を挟んで1対に設けられており、その係合腕部に配管部材に係合された固定金具を係合させるので、係合腕部が形成される位置以外にスペースを必要としない。したがって、従来の環状の固定部材を用いて固定部材の全周をボルトで締結するものに対して、広いスペースを確保できない個所にも本発明を適用することができる。
なお、固定金具が係合腕部に係合していれば配管部材が外れることはないが、固定金具が係合腕部から外れないように固定する際には、一方の係合腕部に固定金具をねじ止めするだけでよく、固定作業を簡便に行うことができる。
図1から図3を参照して、1は固定金具であり板金加工により形成されている。開口2に配管部材3の端部を挿入した状態で、この固定金具1を用いて配管部材3の端部が開口2から外れないようにするものである。開口2の両側には、開口2を挟むように1対の係合腕部21が形成されている。
配管部材3の端部には開口2とほぼ同径の段部31が設けられており、さらにシール部材としてOリング32が装着されている。そのため、配管部材3の端部を開口2に挿入するだけで、開口2と配管部材3との間のシールが完了する。
そして、配管部材3の端部を開口2に挿入した状態で固定金具1を取り付けることにより配管部材3が抜けないようにする。固定金具1は金具本体11と、この金具本体11に一体に形成されている係合片12,13とか構成されている。金具本体11には切欠き状の凹部11aが形成されており、この凹部11aを段部31の上方に位置するように配管部材3に取り付ける。そして、図1に仮想線で示すように一旦斜めに回転させた状態から係合片12,13が係合腕部21の下方へ回り込むように回動させる。
その状態では、配管部材3に対して図において上方へ抜く方向の外力が作用しても、段部31が金具本体11に係合し、かつ係合片12,13が係合腕部21に係合するので、配管部材3は開口2から抜け出ることがない。なお、その状態でも配管部材3は抜けないが、1本のねじ4で固定金具1が係合腕部21から外れないようにした。
ところで、係合片12,13は共に金具本体11に対して連結部12a,13aを介して連結されている。また凹部11aの近傍には両係合腕部21に跨るようにリブ15を折り曲げ加工にて形成した。凹部11aを形成することにより金具本体11の強度が低下することをこのリブ15が防止している。そのため、金具本体11を大きくすることなく所定の強度を確保することができる。
また、係合片12にはバーリング加工によりめねじ部14を形成した。したがって、ねじ4を取り付ける際にはねじ4を上方から差し込んでドライバでねじ4を回すだけでねじ4がめねじ部14に螺合する。
ところで、1本のねじ4を用いることにより固定金具1が係合腕部21から脱落することは防止できるが、図4に矢印で示すように、ねじ4を中心として凹部11aから配管部材3が外れる方向に固定金具1が回転すると望ましくない。
そのため、連結部12aを凹部11aの開口部側に設け、固定金具1が矢印方向に回動し仮想線で示す様態になろうとしても、連結部12aが係合腕部21に当接して固定金具1が矢印方向に回動しないようにした。もちろん、ねじを更に1本用いて係合片13を係合腕部21に固定してもよい。
なお、本発明は上記した形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えてもかまわない。
本発明の一実施の形態の構成を示す図 固定金具の構造を示す図 固定金具の装着状態を示す正面図 固定金具の装着状態を示す平面図
符号の説明
1 固定金具
2 開口
3 配管部材
12 係合片
13 係合片
15 リブ
21 係合湾部

Claims (4)

  1. 流体の通路に連通する開口にパイプ状の配管部材の端部を挿入した状態で、配管部材が開口から抜けないように保持する配管接続構造において、開口を挟んで外方に突出した1対の係合腕部を開口側に形成し、配管部材に係合する固定金具を設けて、この固定金具を係合腕部に係合させることにより配管部材が開口から抜けないようにしたものにおいて固定金具から連結部を介して一体に形成された一対の面状の係合片を、固定金具の金具本体に対して所定の間隔を存して平行になるように折り曲げ加工により形成し、配管部材の抜き差し方向に沿った両側から係合腕部を金具本体と係合片とでむものであって、上記配管部材の端部外周面には段部が形成され、かつ固定金具の略中央部分に、この段部に係合する切欠き状の凹部が形成されており、凹部が段部に係合した状態で固定金具を回動することにより上記係合腕部を金具本体と係合片とで挟むことを特徴とする配管接続構造。
  2. 上記係合片のいずれか一方を係合腕部に対してねじを用いて固定したことを特徴とする請求項に記載の配管接続構造。
  3. 上記一対の両係合片を結ぶ直線に対して略平行な方向に長手の補強リブを、上記凹部の近傍に位置するように金具本体を折り曲げて形成したことを特徴とする請求項または請求項に記載の配管接続構造。
  4. 係合腕部に固定される側の係合片と金具本体とを連結する連結部を、金具本体形成した凹部が配管部材の段部から外れる方向への移動を、係合腕部に当接することにより禁止する回り止め部としたことを特徴とする請求項に記載の配管接続構造。
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