JP2001032980A - 管継手構造 - Google Patents

管継手構造

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JP2001032980A
JP2001032980A JP11203404A JP20340499A JP2001032980A JP 2001032980 A JP2001032980 A JP 2001032980A JP 11203404 A JP11203404 A JP 11203404A JP 20340499 A JP20340499 A JP 20340499A JP 2001032980 A JP2001032980 A JP 2001032980A
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JP
Japan
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pipe
nut
cap nut
joint
hose
Prior art date
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Pending
Application number
JP11203404A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Otani
和弘 大谷
Harumasa Muramoto
晴正 村本
Takaaki Ishikawa
貴章 石川
Koichi Kamimura
浩一 上村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】配管へのホースの取付け及び取り外しが容易で
且つ簡易に緩み止め防止を実現できる管継手構造を提供
する。 【解決手段】金具4の端部に対し回転自在且つ抜け止め
状態で袋ナット5が取り付けられている。配管側継手部
1の外径面に設けられた雄ねじ部1bに緩み止め用ナッ
ト2が螺合している。袋ナット5は上記雄ねじ部1bに
所定の締付け力で螺合していると共に、緩み防止用ナッ
ト2を締め付けることで、袋ナット5と緩み防止ナット
2とは所定の締付け力でテーパ面で係合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配管やホース等の
管を着脱可能に接続する管継手構造に関するものであ
り、特に振動が入力される部分での接続に有効な管継手
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、配管とホースは、図5に示すよ
うな管継手構造で接続される。この管継手構造では、配
管50の継手側端部における内径面に雌ねじ50aが設
けられていると共に、ホース51の端部にホース側金具
52(ホース側継手部)が同軸に取り付けられている。
このホース側金具52には、回転自在且つ抜け止め状態
に袋ナット53が取り付けられている。
【0003】そして、上記配管50の継手側端部に、ニ
ップル54の軸方向一端部を同軸に螺合して連結させる
と共に、そのニップル54の軸方向他端部の端面に、上
記ホース側金具52の端面を同軸に突合せた状態で、袋
ナット53をニップル54の他端部側に螺合し締め付け
ることによって、配管50とホース51とが接続され
る。
【0004】このとき、上記各ねじ部X、Y(各接続部
分)での緩み防止は、ホース51の取替え等における取
り外し作業性を考慮して施されないことが多いが、振動
の激しい機械や装置などに使用される場合には、上記図
5に示されるように、配管50の継手側端部と上記袋ナ
ット53とを、緩み防止金具55を介して溶接等で固着
して各ねじ部X、Yでの緩み発生を防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】緩み防止対策を施して
いない場合には、振動によって各ねじ部X、Yに緩みが
発生するおそれがあり、緩みが発生すると管内を流れる
液体や気体が接続部から漏れるという問題がある。一
方、上記のような緩み防止金具55でねじ部X、Yの緩
みを防止した場合には、当該緩み防止金具55の取付け
作業が溶接作業になるなど面倒となるばかりか、ホース
51の取替え等の作業のために配管50からホース51
を外す際に、ガス切断等の特殊工具を使用して上記緩み
防止金具55の取り外し作業を行う必要がある。
【0006】本発明は、上記のような問題点に着目して
なされたもので、配管へのホースの取付け及び取り外し
が容易で且つ簡易に緩み止め防止を実現できる管継手構
造を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のうち請求項1に記載した発明は、2つの管
の端部にそれぞれ設けられた継手部同士を同軸状態に突
き合わせて着脱可能に接続する管継手構造であって、一
方の継手部の端部に対し回転自在且つ抜け止め状態で取
り付けられた袋ナットと、他方の継手部の外径面に設け
られて上記袋ナットを螺合する雄ねじ部と、その雄ねじ
部に螺合し且つ軸方向で上記袋ナットに当接させる緩み
防止用ナットとを備え、軸方向で当接した上記袋ナット
と緩み防止ナットとはテーパ面で係合することを特徴と
する管継手構造を提供するものである。
【0008】次に、請求項2に記載した発明は、請求項
1に記載した発明に対し、上記継手部同士の突合せ部
は、テーパ面で係合することを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の実施形態
に係る管継手構造を示す断面図である。図1中、符号1
は配管側の継手部を表し、その内径面に先端に向けて薄
肉となるようにテーパ加工されて当該内径面にテーパ面
1aが形成されている。その配管側継手部1の外径面に
は雄ねじ部1bが形成されている。その配管側継手部1
は、配管自体であっても良いし、当該配管本体の端部に
取り付けられたソケットであっても良い。また、上記配
管側継手部1の雄ねじ部1bに対して緩み防止用ナット
2が螺合している。
【0010】また、ホース3の端部には、ホース側の継
手部を構成する金具4が取り付けられている。その金具
4の配管側端部の外径面には、上記配管側継手部1のテ
ーパ面1aに係合可能なテーパ面4aが形成されてい
る。その金具4に対し、回転自在で且つ抜け止め状態に
袋ナット5が取り付けられている。上記袋ナット5の先
端部は、図2に示すように、先端に向けて肉厚が薄くな
っていることで、当該先端部外径面にテーパ角θのテー
パ面5aが形成されている。また、上記緩み防止用ナッ
ト2の上記袋ナット5と対向する側の内径面には、図3
に示すように、上記袋ナット5のテーパ面5aに係合す
るテーパ角θのテーパ面2aが形成されている。
【0011】そして、配管側継手部1と金具4とを同軸
に対向させた状態で、袋ナット5を配管側継手部1の雄
ねじ部1bに螺合させて締め付けることで、当該配管側
継手部1の端面と金具4の端面とがテーパ面1aで係合
して所定の締付け力で密封状態となり、もって配管とホ
ース3とが接続する。このように、配管側継手部1の端
面と金具4の端面とをテーパ形状の面1a、4aで突き
合わせて袋ナット5で締め付けることで、くさび効果と
共に両者の突合せ面積を広く確保できて、配管とホース
3との接触面に所望のシール効果が確保される。
【0012】次に、上記締め付けた袋ナット5の回転を
拘束した状態で、緩み防止用ナット2を袋ナット5に向
けて回転し、当該緩み防止用ナット2を上記袋ナット5
に向けて締め付ける。なお、両ナット2、5において軸
方向で対向する軸に直交する面の間には、図4に示すよ
うに、所定の隙間L、L′が設けられるように予め加工
しておき、テーパ面1a間での十分な締付け力を入力可
能にしておく。
【0013】これによって、配管側継手部1と袋ナット
5及び配管側継手部1と緩み防止用ナット2との各ねじ
間で引張方向の軸力が付与されて、配管とホース3との
接続部に振動が入力しても両ナット2、5が緩むことが
防止される。同時に、両ナット2、5の当接部の互いに
係合するテーパ面2a、5a間によるくさび効果によっ
て、当該両ナット2、5の接触面に大きな摩擦力が発生
するため、上記振動が入力しても、袋ナット5に対し相
対的に緩み防止用ナット2が回転して当該緩み防止用ナ
ット2による締付けが緩むこともない。このような結
果、シール性を確保する袋ナット5の緩みが防止され
る。
【0014】ここで、上記実施形態では、配管側継手部
1と金具4とをテーパ面2a、5aで係合するように突
き合わせているが、テーパ面1a、4aを設けなくても
良い。テーパ面1a、4aで係合するように突き合わせ
た方がシール性は良いが、テーパ面1a、4aを設けな
くても、配管側継手部1と金具4との間にリング状のシ
ール部材などを介挿させることで、要求されるシール性
は確保可能である。
【0015】また、上記実施形態では、袋ナット5の外
径面及び緩み防止用ナット2の内径面にテーパ加工をし
た場合を例に説明しているが、袋ナット5の内径面及び
緩み防止用ナット2の外径面にテーパ加工を施して、袋
ナット5と緩み防止用ナット2とをテーパ面で係合させ
るようにしても良い。また、上記実施形態では、金具4
の外径面及び配管側継手部1の内径面にテーパ加工をし
た場合を例に説明しているが、金具4の内径面及び配管
側継手部1の外径面にテーパ加工を施して、金具4と配
管側継手部1とをテーパ面で係合させるようにしても良
い。
【0016】また、上記実施形態では、袋ナット5を金
具4に設けた例で説明しているが、袋ナット5を配管側
継手部1側に回転自在且つ抜け止め状態で取り付けても
良い。この場合には、金具4側に雄ねじ部1b及び緩み
防止用ナット2が配置される。ここで、各テーパ面2
a、5aのテーパ角度θは、30度程度とすればよい。
ただし、各テーパ面2a、5a間に作用する摩擦力F2
は、下記(1)式で表され、テーパ角θが小さくなる程
大きくなるので、テーパ角θを小さく設定した方が、よ
り有効にシール性及び緩み抑止力が確保できる。
【0017】F2=μ・F1/(2・sin 2θ) ここで、F1はねじ部に付与された軸方向引張力、μは
摩擦係数である。また、上記実施形態は、ホースと配管
とを接続する場合の例であるが、本発明はこれに限定さ
れず、配管と配管との接続にも適用できる。この場合に
は、一方の配管の端部には金具4を溶接により取り付け
て継手部とし、他方の配管の端部は、外径面に雄ねじ部
1bを形成させた継手部1としておけばよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の管継
手構造を採用すると、緩み防止用ナットを締め付けると
いう簡単な手段で袋ナットが緩むことが防止され、振動
が激しい箇所であっても液漏れやガス漏れの発生が防止
できると効果がある。また、緩み防止用ナットを緩める
ことで、ホースの取替えも容易である。
【0019】また、本実施形態では、ニップル(図5に
おける符号54の部品を参照)が不要となり、シールす
べき位置が1箇所となるという効果がある。すなわち、
1箇所のシール面だけに液漏れやガス漏れの対策を施せ
ば良いという効果がある。このとき、請求項2に記載の
発明を採用することで、シール面のシール性が向上し、
所望のシール性を確保できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく実施形態に係る管継手構造を示
す断面図である。
【図2】袋ナットを示す断面図である。
【図3】緩み防止用ナットを示し断面図である。
【図4】袋ナットと緩み防止用ナットとの係合状態を示
す図である。
【図5】従来の管継手構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 継手部(配管側継手部) 1a テーパ面 2 緩み防止用ナット 2a テーパ面 3 ホース 4 金具(ホース側継手部) 4a テーパ面 5 袋ナット 5a テーパ面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 貴章 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社千葉製鉄所内 (72)発明者 上村 浩一 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社千葉製鉄所内 Fターム(参考) 3H017 BA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの管の端部にそれぞれ設けられた継
    手部同士を同軸状態に突き合わせて着脱可能に接続する
    管継手構造であって、 一方の継手部の端部に対し回転自在且つ抜け止め状態で
    取り付けられた袋ナットと、他方の継手部の外径面に設
    けられて上記袋ナットを螺合する雄ねじ部と、その雄ね
    じ部に螺合し且つ軸方向で上記袋ナットに当接させる緩
    み防止用ナットとを備え、 軸方向で当接した上記袋ナットと緩み防止ナットとはテ
    ーパ面で係合することを特徴とする管継手構造。
  2. 【請求項2】 上記継手部同士の突合せ部は、テーパ面
    で係合することを特徴とする請求項1に記載した管継手
    構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102537560A (zh) * 2011-12-07 2012-07-04 常州市龙豪车辆配件厂 转向油管连接结构
WO2013172170A1 (ja) * 2012-05-16 2013-11-21 株式会社ミマキエンジニアリング ジョイント部材及びインクジェット記録装置
CN116624681A (zh) * 2023-07-24 2023-08-22 威海埠崎机械股份有限公司 一种用于液压设备的液压胶管防脱装置

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