JP2001336683A - 管材接続部シール構造 - Google Patents

管材接続部シール構造

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JP2001336683A
JP2001336683A JP2000161644A JP2000161644A JP2001336683A JP 2001336683 A JP2001336683 A JP 2001336683A JP 2000161644 A JP2000161644 A JP 2000161644A JP 2000161644 A JP2000161644 A JP 2000161644A JP 2001336683 A JP2001336683 A JP 2001336683A
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groove
lining layer
resin lining
ring
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Shinichi Tsuruno
伸一 鶴野
Toyotoshi Tadokoro
豊年 田所
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SENSHU BOSAI KK
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SENSHU BOSAI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管材にねじ切り箇所を設けずに、しかも、管
材を回転させずに管材同士を接続することができるよう
にする。接続部のシール性能についての信頼性を高め
る。 【解決手段】 第1管材10と第2管材20とこれらの
管材10,20を締め付けて同心状に連結するための連
結締付機構とを有する。第1管材10側に形成した環状
の凹溝14の溝壁面が、円筒形の第1座面12と先窄ま
りテーパ状の第2座面13とに区画されている。凹溝1
4に嵌め込んだシールリング40を、第1座面12と第
2座面13と第2管材20側の第3座面26とにより挾
圧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、継手や配管用の管
などの管材を接続したときの接続部をシールするための
管材接続部シール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より多用されてきた管材接続部シー
ル構造を図8に示してある。このものは、管材dの端部
に形成したテーパ外ねじeに電気絶縁体でなるシールテ
ープ(不図示)を巻き付け、そのテーパ外ねじeを他の
管材aの接続口部bに具備されたテーパ内ねじcにねじ
込んだ構成になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の構造
は、管材dの端部にテーパ外ねじeを形成する必要があ
るため、煩わしいねじ切り作業を行うことを余儀なくさ
れるほか、2つの管材a,dを連結するときに少なくと
も一方を回転させねばならないので、たとえば100A
(呼び径)以上といっだ口径の大きな管材を連結する場
合の構造としては不向きであった。
【0004】また、従来の構造においては、テーパ外ね
じeに予め巻き付けられたシールテープ(不図示)がテ
ーパ内ねじcとテーパ外ねじeとのねじ合わせによって
擦り切れることがあるので、シール性能についての信頼
性を高めにくいという問題があった。
【0005】本発明は以上の問題に鑑みてなされたもの
である。すなわち、本発明は、継手や配管用の管などの
管材にねじ切り箇所を設けずに、しかも、管材を回転さ
せずに管材同士を接続することができるにもかかわら
ず、接続部のシール性能についての信頼性が高まる管材
接続部シール構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る管材接続部
シール構造は、第1管材と第2管材とこれらの管材を締
め付けて同心状に連結するための連結締付機構とを有し
ている。連結締付機構には、押輪を用いる機構やフラン
ジを用いる機構などを採用することが可能である。
【0007】本発明では、第1管材の管端面にこの第1
管材と同心状に形成された環状の凹溝の溝壁面が、外周
側壁面でなる第1座面と残領域の第2座面とに区画され
ている。そして、その凹溝に弾力性を備えるシールリン
グが嵌め込まれている。
【0008】また、上記連結締付機構が、第2管材の管
壁外周部に形成された環状溝部に嵌合保持されてその環
状溝部の外側に突出している係合輪と、同心状に配備さ
れた第1及び第2の2つの管材を連結している連結要素
と、上記係合輪を上記環状溝部の管端側壁面に押し付け
て上記第2管材を上記第1管材側に押圧することによっ
て上記第2管材の管端面に形成されている第3座面と上
記凹溝の第1及び第2の各座面とで上記シールリングを
挾圧させている押付要素とを備えている。ここで、連結
要素と押付要素とは同一の部材によって形成することが
可能である。たとえば、第1管材に具備させたねじ部に
押輪をねじ込み、その押輪によって係合輪を押し付ける
ようにしたものでは、ねじ部と押輪とによって連結要素
と押付要素とが形成される。
【0009】本発明では、上記第1座面が上記第1管材
の軸線と平行な筒形面として形成されていると共に、上
記第3座面が、上記第2管材の軸線に対し直交する円形
面として形成されている。これによると、上記押付要素
によって第1管材側に押し付けられた第2管材の第3座
面と第1管材側の凹溝の第1座面とによってその凹溝に
嵌め込まれているシールリングが挾圧されても、シール
リングの肉が径外方向に流動して逃げるという事態が起
こりにくいので、そのシールリングが凹溝の第1座面及
び第2座面と第2管材側の第3座面とに良好な状態で密
着して高いシール性を発揮するようになる。
【0010】本発明では、上記第2座面が、上記第1管
材の管端面に向かう先窄まりテーパ形状に形成されてい
ても、上記第2座面が、上記第1管材の軸線と平行な筒
形面に形成された内周側壁面を有するものであってもよ
い。このうち、第2座面が先窄まりテーパ形状に形成さ
れているものでは、上記した第1〜第3の各座面によっ
てシールリングが挾圧されたときに、そのシールリング
が押し付けられた先窄まりテーパ状の第2座面の作用に
よってシールリングの肉が第1座面側に流動するように
なってシール性がいっそう向上する。
【0011】本発明に係る管材接続部シール構造では、
第1及び第2の各管材のそれぞれの内面に、端面同士が
突き合わされた樹脂ライニング層が形成されていると共
に、それらの樹脂ライニング層の端面同士の突合せ個所
に、第1管材と第2管材とを連結する前に少なくとも一
方の樹脂ライニング層に塗布されたシール剤が介在され
ているという構成を採用することが可能である。これに
よると、第1管材や第2管材が発錆のおそれのないそれ
らの樹脂ライニング層によって内面被覆されるので、当
該管材接続部シール構造の水用配管への適応性が改善さ
れるだけでなく、樹脂ライニング層の端面同士の突合せ
個所のシール性がシール剤によって確保されるようにな
る。
【0012】本発明に係る管材接続部シール構造では、
第2管材の内面に樹脂ライニング層が形成されていると
共に、上記第1管材に第2管材の樹脂ライニング層の内
側に嵌まり込んでいる筒状の突出部が備わっており、こ
の第1管材の上記凹溝の溝壁面の全領域と管端面のうち
の上記内周部分と上記突出部の外面とに亘って樹脂ライ
ニング層が連続して形成され、上記第1座面と上記第2
座面とが上記溝壁面の全領域に形成されている上記樹脂
ライニング層の表面によって形成されており、第1管材
側の樹脂ライニング層と第2管材側の樹脂ライニング層
との重なり個所の全体に、第1管材と第2管材とを連結
する前に少なくとも一方の樹脂ライニング層に塗布され
たシール剤が介在されているという構成を採用すること
が可能である。これによると、第1管材側の樹脂ライニ
ング層が、第2管材側の樹脂ライニング層の端面と内面
とに重なり合い、その重なり箇所がシール剤によってシ
ールされるので、第1管材側の樹脂ライニング層と第2
管材側の樹脂ライニング層との重なり箇所でのシール面
積が広くなり、それだけシール性が向上する。
【0013】本発明において、上記連結締付機構の連結
要素は、第1管材に一体に設けられたフランジと、第2
管材に外嵌された押輪と、これらのフランジと押輪とを
連結するためのボルト及びナットとによって形成するこ
とが可能である。この場合には、上記連結締付機構の押
付要素が、上記押輪の内周部に形成されて上記係合輪を
上記ボルト及びナットの締付作用により上記管状溝部の
管端側壁面に押し付けている係合部によって形成され
る。
【0014】なお、本発明では、上記環状溝部の上記管
端側壁面とその環状溝部の溝底面との開き角度が直角又
は鋭角であって、それらの管端側壁面と環状溝部の溝底
面とによって形成される入隅形状が角張っていることが
望ましい。このようになっていると、押付要素によって
係合輪が押し付けられたときに、その係合輪が管状溝部
から外れにくい利点がある。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る管材接続部シ
ール構造の要部縦断面図であり、10は第1管材、20
は第2材をそれぞれ示している。
【0016】第1管材10には、エルボやチーズ、ソケ
ットなどの各種継手、あるいは管(パイプ材)などが相
当する。この第1管材10は、端部に筒状の受口11を
突出状に備え、この受口11に平行ねじでなる内ねじ1
5が備わっている。また、第1管材10の管端面に環状
の凹溝14が形成されており、この凹溝14によって、
第1管材10の管端面が、凹溝14の外側に位置する外
周部分10aとその凹溝14の内側に位置して上記外周
部分10aから突き出ていない内周部分10bとに分割
されている。図1に示した凹溝14は、第1管材10と
同心状に形成されていて、その溝壁面が、外周側壁面で
なる第1座面12と残領域の第2座面13とに区画され
ており、第1座面12が第1管材10の軸線と平行な筒
形面として形成されているのに対し、第2座面13が第
1管材10の管端面に向かう先窄まりテーパ形状に形成
されている。そして、上記凹溝14にはシールリング4
0が嵌め込まれている。このシール用リング40にはた
とえば断面形状が円形の弾力性を備えたゴムリングが用
いられる。
【0017】第2管材20には、配管類たとえばスプリ
ンクラー用巻出し配管といった管などが相当する。この
第2管材20は、端部に挿口21を備えている。挿口2
1は、その先端部近傍の管壁外周部に環状の溝部22を
有していて、この溝部22に係合輪23が嵌合保持され
ていると共に、その係合輪23の外周側部分が溝部22
の外側に突出している。係合輪23は、たとえば図2に
示したような欠円部25を有する1つ割り状の弾性材で
なるリングを上記溝部22に嵌め込むことにより構成さ
れる。なお、嵌込み後の状態はリングが溝部22に遊嵌
した状態であってもリングが溝部22に弾着した状態で
あってもよい。また、第2管材20の管端面は、この第
2管材20の軸線に対し直交又は略直交する円形面とし
て形成されていて、その管端面が第3座面26として形
成されている。なお、図3に示したように、上記溝部2
2は、その管端側壁面22aとその溝部22の溝底面2
2bとの開き角度θが直角又は鋭角であって、それらの
管端側壁面22aと溝底面22bとによって形成される
入隅イの形状は、図示のように角張っている。
【0018】図1において、30は押輪である。この押
輪30は、スパナやレンチなどの回転用工具を装着可能
であって、その外周部に、上記内ねじ15にねじ合わせ
可能な平行ねじでなる外ねじ33を有している。また、
押輪30の内周部に係合用段部34が凹入状に形成され
ている。
【0019】第1管材10の受口11には第2管材20
の挿口21が差し込まれており、第2管材20に予め外
嵌された押輪30の外ねじ33が上記受口11の内ねじ
15にねじ込まれている。また、受口11への押輪30
のねじ込みにより、押輪30の段部34が上記係合輪2
3に係合してこの係合輪23が第2管材20の差込み方
向に押し付けられて溝部22の管端側壁面22aに押し
付けられ、もって、第2管材20が第1管材10側に押
圧されて第2管材20の管端面に形成されている第3座
面26と上記凹溝14の第1及び第2の各座面12,1
3とでシールリング40が挾圧されている。したがっ
て、凹溝14に収容されているシールリング40が、第
1座面12と第2座面13と第3座面26とにより押し
潰されてそれらの各座面12,13,26に対して面接
触している。
【0020】以上説明した構造であると、受口11にね
じ込まれている押輪30の段部34が挿口21の係合輪
23に係合してその係合輪23を押し付けていることに
より、受口11からの挿口21の抜出しが阻止され、第
1管材10と第2管材20との連結が図られている。そ
して、挿口21にはねじ切り箇所が無いので、挿口21
に第2管材20の他の箇所の肉厚と同じ肉厚を確保で
き、そのことが挿口21の強度低下を防ぐことに役立
つ。また、シール用リング40と各座面12,13,2
6との接触状態が面接触になっているので、それだけシ
ール用リング40によるシール面積が大きくなって高い
シール性が確保され、シール性能についての信頼性が高
まる。特に、シールリング40が嵌まり込んでいる凹溝
14の第1座面12が第1管材10の軸線と平行な筒形
面として形成されているのに対し、第2座面13が第1
管材10の管端面に向かう先窄まりテーパ形状に形成さ
れていることにより、第3座面26と第1座面12及び
第2座面13とによってシールリング40が挾圧されて
も、シールリング40の肉が径外方向に流動して逃げる
という事態が起こりにくく、そのために、シールリング
40が第1座面12及び第2座面13と第3座面26と
に良好な状態で密着して高いシール性を発揮する。
【0021】ところで、上記した管材接続部シール構造
を水用配管に用いる場合、第1管材10や第2管材20
の各内面に樹脂ライニング層18,28を形成しておく
ことが望まれる。その場合、それらの樹脂ライニング層
18,28の端面同士の突合せ個所aに、第1管材10
と第2管材20とを連結する前に少なくとも一方の樹脂
ライニング層18又は28に塗布されたシール剤を介在
されておく。こうしておくと、第1管材10や第2管材
20が発錆のおそれのないそれらの樹脂ライニング層1
8,28によって内面被覆されるので、当該管材接続部
シール構造の水用配管への適応性が改善されるだけでな
く、樹脂ライニング層18,28の端面同士の突合せ個
所aのシール性がシール剤によって確保されるようにな
る。
【0022】図4は他の実施形態を示している。この実
施形態は、受口11に平行ねじでなる外ねじ16が備わ
っている点と、押輪30に、上記外ねじ16にねじ合わ
される内ねじ17が備わっている点だけが、図1で説明
した実施形態と異なっている。その他の事項は図1で説
明したところと同様であるので、説明の重複を避けるた
め、同一又は相応する部部に同一符号を付して詳細な説
明を省略する。
【0023】以上説明した2つの実施形態では、第1管
材10と第2管材20とを締め付けて同心状に連結する
ための連結締付機構が、上記係合輪23と、内ねじ15
を有する受口11及び外ねじ33を有する押輪30とよ
って形成されている。そして、受口11と押輪30とが
第1及び第2の2つの管材10,20を連結している連
結要素としての役割を果たしており、係合輪23と受口
11と押輪30とが第3座面26と第1及び第2の各座
面12,13とでシールリング40を挾圧させている押
付要素としての役割を果たしている。
【0024】図5はさらに他の実施形態を示した要部縦
断面図、図6は図5のVI部拡大図である。この実施形
態では、連結締付機構の連結要素が、第1管材10に受
口11を介して一体に設けられたフランジ51と、第2
管材20に外嵌された押輪60と、これらのフランジ5
1と押輪60とを連結するためのボルト52及びナット
53とによって形成されている。この実施形態におい
て、連結締付機構の押付要素は、押輪60の内周部に形
成されて係合輪23をボルト52及びナット53の締付
作用により溝部22の管端側壁面22aに押し付けてい
る係合部62によって形成されている。なお、54はフ
ランジ51側のボルト挿通孔、61は押輪60側のボル
ト挿通孔である。このものによっても、図1で説明した
ものと同等のシール性が発揮される。
【0025】図7はさらに他の実施形態を示している。
この実施形態では、第1管材10に第2管材20の樹脂
ライニング層28の内側に嵌まり込んでいる筒状の突出
部71が備わっている。また、第1管材10の凹溝14
の溝壁面の全領域と管端面のうちの上記内周部分10b
と上記突出部71の外面とに亘って樹脂ライニング層7
2が連続して形成されている。この場合、第1座面12
と第2座面13とは、上記凹溝14の溝壁面の全領域に
形成されている樹脂ライニング層72の表面によって形
成されている。さらに、第1管材10側の樹脂ライニン
グ層72と第2管材20側の樹脂ライニング層28との
重なり個所bの全体に、第1管材10と第2管材20と
を連結する前に少なくとも一方の樹脂ライニング層に塗
布されたシール剤が介在されている。
【0026】この実施形態によると、第1管材10側の
樹脂ライニング層72が、第2管材10側の樹脂ライニ
ング層28の端面と内面とに重なり合い、その重なり箇
所bがシール剤によってシールされるので、その重なり
箇所bでのシール面積が広くなり、それだけシール性が
向上する。その他の事項は、図1で説明したところと同
様であるので、説明の重複を避けるため、同一又は相応
する部部に同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0027】上記した各実施形態において、凹溝14の
第2座面13はいずれも先窄まりテーパ状になっている
けれども、この第2座面を、第1管材10の軸線と平行
な筒形面に形成された内周側壁面によって形成してもよ
い。この場合、凹溝14の断面形状はコ字状になる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、管材に
ねじ切り箇所を設けずに、しかも、管材を回転させずに
管材同士を接続することができる。そのため、口径の大
きな管材同士の接続に特に好適に採用し得る。また、接
続部のシール性能についての信頼性が高まる管材接続部
シール構造を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る管材接続部シール構造の要部縦断
面図である。
【図2】係合輪の正面図である。
【図3】溝部の形状を示した拡大図である。
【図4】他の実施形態の要部縦断面図である。
【図5】さらに他の実施形態の要部縦断面図である。
【図6】図5のVI部拡大図である。
【図7】さらに他の実施形態の要部縦断面図である。
【図8】従来例の要部縦断面図である。
【符号の説明】
10 第1管材 12 第1座面 13 第2座面 14 凹溝 18,28,72 樹脂ライニング層 20 第2管材 22 溝部 23 係合輪 26 第3座面 30,60 押輪 40 シールリング 51 フランジ 52 ボルト 53 ナット 62 係合部 71 突出部 a 樹脂ライニング層の端面同士の突合せ個所 b 樹脂ライニング層の重なり個所

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1管材と第2管材とこれらの管材を締
    め付けて同心状に連結するための連結締付機構とを有す
    る管材接続部シール構造であって、 第1管材の管端面にこの第1管材と同心状に形成された
    環状の凹溝の溝壁面が、外周側壁面でなる第1座面と残
    領域の第2座面とに区画されていると共に、上記凹溝に
    弾力性を備えるシールリングが嵌め込まれており、 上記連結締付機構が、第2管材の管壁外周部に形成され
    た環状溝部に嵌合保持されてその環状溝部の外側に突出
    している係合輪と、同心状に配備された第1及び第2の
    2つの管材を連結している連結要素と、上記係合輪を上
    記環状溝部の管端側壁面に押し付けて上記第2管材を上
    記第1管材側に押圧することによって上記第2管材の管
    端面に形成されている第3座面と上記凹溝の第1及び第
    2の各座面とで上記シールリングを挾圧させている押付
    要素とを備え、 上記第1座面が上記第1管材の軸線と平行な筒形面とし
    て形成されていると共に、上記第3座面が、上記第2管
    材の軸線に対し直交する円形面として形成されているこ
    とを特徴とする管材接続部シール構造。
  2. 【請求項2】 上記第2座面が、上記第1管材の管端面
    に向かう先窄まりテーパ形状に形成されている請求項1
    に記載した管材接続部シール構造。
  3. 【請求項3】 第1及び第2の各管材のそれぞれの内面
    に、端面同士が突き合わされた樹脂ライニング層が形成
    されていると共に、それらの樹脂ライニング層の端面同
    士の突合せ個所に、第1管材と第2管材とを連結する前
    に少なくとも一方の樹脂ライニング層に塗布されたシー
    ル剤が介在されている請求項1又は請求項2のいずれか
    に記載した管材接続部シール構造。
  4. 【請求項4】 第2管材の内面に樹脂ライニング層が形
    成されていると共に、上記第1管材に第2管材の樹脂ラ
    イニング層の内側に嵌まり込んでいる筒状の突出部が備
    わっており、 この第1管材の上記凹溝の溝壁面の全領域と管端面のう
    ちの上記内周部分と上記突出部の外面とに亘って樹脂ラ
    イニング層が連続して形成され、上記第1座面と上記第
    2座面とが上記溝壁面の全領域に形成されている上記樹
    脂ライニング層の表面によって形成されており、第1管
    材側の樹脂ライニング層と第2管材側の樹脂ライニング
    層との重なり個所の全体に、第1管材と第2管材とを連
    結する前に少なくとも一方の樹脂ライニング層に塗布さ
    れたシール剤が介在されている請求項1又は請求項2の
    いずれかに記載した管材接続部シール構造。
  5. 【請求項5】 上記連結締付機構の連結要素が、第1管
    材に一体に設けられたフランジと、第2管材に外嵌され
    た押輪と、これらのフランジと押輪とを連結するための
    ボルト及びナットとによって形成されており、 上記連結締付機構の押付要素が、上記押輪の内周部に形
    成されて上記係合輪を上記ボルト及びナットの締付作用
    により上記管状溝部の管端側壁面に押し付けている係合
    部によって形成されている請求項1ないし請求項4のい
    ずれかに記載した管材接続部シール構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010236593A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Toa Kokyu Pipe Fitting & Valve Mfg Co Ltd 内面被覆管体の接続構造
JP2020051580A (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 東尾メック株式会社 管継手とパイプの接続構造体及び接続方法

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