JP2004116786A - 管体接続構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】管体を相手側管体に接続するに際して、相手側管体が雌ねじを有するねじ接続方式のものであっても、また嵌合接続方式のものであっても支障なく管体を相手側管体に接続できるようにする。
【解決手段】管体10の軸方向一端側に相手側管体12とのねじ接続用の雄ねじ部16を設けて成る管体接続構造において、管体10には管軸と直角方向外向きに突出するフランジ部22を設けて、フランジ部22において相手側管体12と弾性クリップ38によりクランプ可能となしてあるとともに、フランジ部22の外周面に雄ねじ部16を設けておく。
【選択図】    図1

Description

 この発明は管体を相手側管体に接続するための管体接続構造に関する。
 従来、管体を相手側管体に接続するための管体接続構造として、例えば水栓金具と配管とを接続するための管体接続構造として、図14に示すような管体接続構造が一般に用いられている。
 同図において200は一方の(例えば配管側の)管体で、先端部の内周側に雌ねじ部202(同図(A))又は外周側に雄ねじ部204(同図(B))を有している。
 206は相手側の他方の(例えば水栓側の)管体で、先端部の外周側に雄ねじ部208(同図(A))又は内周側に雌ねじ部210を有する袋ナット212(同図(B))をそれぞれ有している。
 この従来の接続構造の場合、(A)に示しているように管体200の雌ねじ部202に対して、管体206の雄ねじ部208をねじ込むことで接続するか、または(B)に示しているように管体200の雄ねじ部204に対して、管体206の袋ナット212をねじ合わせることで、一対の管体200,206の接続を行う。
 尚、一対の管体200,206間のシールは、(A)に示す雄ねじ部208にシールテープを巻いてねじ結合することにより行うか、或いは(B)に示しているように一対の管体200,206の間にパッキン214を挾み込むことによって行う。
 しかしながら図14の接続構造の場合、シールテープを巻いたり、ねじ部をねじ結合するに当って工具を用いて何回も回転操作することが必要であるなど施工が煩雑であるとともに、シールテープの巻き加減やねじの回し加減による施工のばらつきを生じるといった問題がある。
 これに対して、近年図15に示すような接続構造が用いられるようになってきている。
 この接続構造は、クランプ部材を用いて一対の管体をワンタッチで接続可能となしたものである。
 詳述すると、同図において216は管体206に突出状に設けられた円筒形状の中空の挿入軸部で、外周側に管軸方向に延びる平滑な断面円形の雄嵌合面217を有している。
 220は管体200に設けられた、管軸方向に延びる平滑な断面円形の雌嵌合面で、222,224はそれぞれ管体200,206に設けられた鍔状部としての周方向に連続したフランジ部、226はクランプ部材としての弾性クリップである。
 弾性クリップ226は、同図(C)に示しているように帯状の金属板ばね材を略リング状に回曲させた形態のもので、周方向の所定箇所に嵌込用開口228を有し、また幅方向中間部において周方向に延びる係入溝230を有している。
 この接続構造の場合、挿入軸部216を管体200の内部に挿入して、雄嵌合面217と雌嵌合面220とを嵌合させた上、弾性クリップ226を嵌込用開口228を通じて管体200,206にまたがるように弾性的に嵌め合わせ、そして互いに当接状態に合わせられた管体200,206の一対のフランジ部222,224を弾性クリップ226の係入溝230内に係入させることで、一対の管体200,206を接続する。
 尚この接続構造の場合、同図に示しているように雄嵌合面217に装着したOリング等から成るシール部材218によって、雄嵌合面217と雌嵌合面220とを水密にシールする。
 又は雌嵌合面220にOリング等から成るシール部材218を装着しておいて、そのシール部材218により雄嵌合面217と雌嵌合面220とを水密にシールする。
 或いはまた、管体200の当接面221と管体206の当接面219との間にシール部材を挟み込んで、それにより一対の管体200,206間のシールをなすこともできる。
 この図15に示す接続構造は、ワンタッチで極めて簡単に管体200,206の接続作業を行うことができるものであり、近年この接続構造の採用例が多くなってきている。
 しかしながら、現状では上記図14に示すねじ接続方式と図15に示す嵌合部(雄嵌合面,雌嵌合面)の嵌合接続方式とが併存しているのが実情であり、従って施工現場において一対の管体を接続しようとしたとき、一方の管体が図14に示すねじ接続方式のものであって、他方の管体が図15に示す嵌合接続方式のものであるといったことが生じ得る。
 この場合にはそのままでは両管体を接続することができず、従って配管の接続施工を中断せざるを得ないといったことが起こり得る。
 本願の発明はこのような課題を解決するためになされたものである。
 而して請求項1の管体接続構造は、管体の軸方向一端側に相手側管体とのねじ接続用の雄ねじ部を設けて成る管体接続構造において、前記管体には管軸と直角方向外向きに突出する鍔状部を設けて、該鍔状部において前記相手側管体とクランプ部材によりクランプ可能となしてあるとともに、該鍔状部の外周面に前記雄ねじ部が設けてあることを特徴とする。
 請求項2の管体接続構造は、請求項1において、前記鍔状部は周方向に連続した環状をなすフランジ部であることを特徴とする。
 請求項3の管体接続構造は、請求項1,2の何れかにおいて、前記管体には、管軸方向に平滑に延び、前記相手側管体に備えられた雌嵌合面又は雄嵌合面に対して管軸方向に差し込まれて嵌合する雄嵌合面又は雌嵌合面が設けてあることを特徴とする。
発明の作用・効果
 請求項1によれば、相手側管体が雌ねじ部を有するねじ接続方式のものである場合には、その雌ねじ部を管体の雄ねじ部にねじ接続することで、支障なく一対の管体を接続することができる。
 また一方、相手側管体が嵌合接続方式のものである場合、管体の鍔状部を用いてかかる管体と相手側管体とをクランプ部材によりクランプすることができる。
 この場合において鍔状部は周方向に連続した環状をなすフランジ部となしておくことができる(請求項2)。
 また管体には、相手側管体の雌嵌合面又は雄嵌合面に対して管軸方向に差し込まれて嵌合する雄嵌合面又は雌嵌合面を設けておくことができる(請求項3)。
 次に本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
 図1(A)において、10は一対の管体12,14を接続するためのアダプタ(継手としての管体)で短管状を成しており、管軸方向の一端側に雄ねじ部(接続機能部)16及び雌嵌合面(接続機能部)18を有している。
 雌嵌合面18は横断面形状が円形状を成し、且つ管軸方向に平滑に延びる面とされている。
 アダプタ10は、管軸方向中間部且つ外周側に環状溝20を有しており、この環状溝20により、管軸方向一端側に軸直角方向外向きに突出する鍔状部としての環状のフランジ部22が形成されている。上記雄ねじ部16はこのフランジ部22の外周面に形成されている。
 アダプタ10の管軸方向他端側には、雄ねじ部(接続機能部)24が形成されており、この雄ねじ部24が他方の管体14の雌ねじ部26にねじ接続されるようになっている。
 この例の管体接続構造の場合、一方の管体(相手側管体)12が雌ねじ部28を有するものである場合、その雌ねじ部28をアダプタ10の雄ねじ部16にねじ接続することができ、これにより一対の管体12,14をアダプタ10を介して接続することができる。
 また一方の管体12が鍔状部としての環状のフランジ部30と、管軸方向に突き出した円筒形状の挿入軸部32及びその挿入軸部32の外周側の断面円形且つ管軸方向に平滑に延びる雄嵌合面34を有するものである場合、その雄嵌合面34をアダプタ10の雌嵌合面18に差し込み、且つ雄嵌合面34に装着したOリングから成るシール部材36を介して水密に嵌合させた状態でそれらをクランプ部材としての弾性クリップ38により管軸方向に抜止めすることで、一対の管体12,14をアダプタ10を介して接続状態とすることができる。
 尚、シール部材36は雌嵌合面18の側に予め装着しておいて、雄嵌合面34と雌嵌合面18とを水密にシールするようになしても良いし、或いは一方の管体12とアダプタ10とによってリング状のシール部材を管軸方向に挾み込むことにより、それらの間を水密にシールするようになすこともできる。
 この点は以下の各例においても同様である。
 上記弾性クリップ38は、帯状の板ばね材を略リング状に回曲させた形態のもので、周方向所定箇所に嵌込用開口40を有し、またその反対側にフランジ部との干渉回避のための逃げ部44が形成されている。
 また幅方向中間部において係入溝42が周方向に沿って延びており、更に嵌込用開口40に続いてハの字状に開いたガイド部46が形成されている。
 この弾性クリップ38をアダプタ10と一方の管体12とにまたがるように弾性的に嵌着し、そしてアダプタ10及び一方の管体12のフランジ部22,30を、弾性クリップ38の係入溝42に係入させることで、アダプタ10と一方の管体12とを管軸方向に抜止めすることができる。
 即ちこの例では、それらフランジ部22,30とクランプ部材としての弾性クリップ38とによって抜止手段が構成されている。
 同図(B)は、他の形態のアダプタ10を用いて管体を接続する場合の例(比較例)で、この例では上記雄ねじ部16に代えて雌ねじ部(接続機能部)48がアダプタ10に備えられている。
 尚、アダプタ10に雌嵌合面18,雄ねじ部24,フランジ部22が備えられている点は上記実施形態と同様である。
 この(B)に示す例の場合、一方の管体12が雄ねじ部50を有するものである場合、その雄ねじ部50をアダプタ10の雌ねじ部48にねじ接続することで、一対の管体12,14をアダプタ10を介して接続することができる。
 また一方の管体12が雄嵌合面34を有する嵌合接続方式のものである場合、上記(A)に示すのと同様にして、一方の管体12と他方の管体14とをアダプタ10を介し接続することができる。
 即ちこの例においても共通のアダプタ10により、種類の異なる2つの管体12に対応することができる。
 同図(C)の例(比較例)は、上記(B)における雌嵌合面18に代えてアダプタ10に円筒形状の挿入軸部52を設け、その外周側に断面円形且つ管軸方向に平滑に延びる雄嵌合面(接続機能部)54を備えた場合の例である。
 この例の場合、一方の管体12が雄ねじ部50を有するものである場合、これをアダプタ10の雌ねじ部48にねじ接続することで、一対の管体12,14をアダプタ10を介し接続することができ、また一方の管体12が雌嵌合面56を有するものである場合、その雌嵌合面56をアダプタ10の雄嵌合面54に差し込んでそれら雄嵌合面54,雌嵌合面56をシール部材36を介して水密にシールさせた状態で、弾性クリップ38によりアダプタ10と一方の管体12とを管軸方向に抜止めし、以って管体12と14とを接続状態とすることができる。
 尚、シール材36を雌嵌合面56の側に装着しておいて雄嵌合面54と雌嵌合面56とを水密にシールすること、或いはアダプタ10と管体12とでリング状のシール部材を管軸方向に挾み込むことで、それらの間をシールすることが可能である点は上記した通りである。
 図1(D)の例は更に他の例を示したもので、この例の管体接続構造は、図1(A)のアダプタ10における雌嵌合面18に代えて円筒形状の挿入軸部52をアダプタ10に設け、そしてその挿入軸部52の外周側に、断面形状が円形且つ管軸方向に平滑に延びる雄嵌合面54を形成した例である。
 この例の場合、一方の管体12が雌ねじ部28を有するものである場合、その雌ねじ部28をアダプタ10の雄ねじ部16にねじ接続することで、一対の管体12,14をアダプタ10を介し接続することができる。
 また一方の管体12が雌嵌合面56を有するものである場合、その雌嵌合面56をアダプタ10の雄嵌合面54に嵌合させた状態で、弾性クリップ38によりそれらを管軸方向に抜止めすることで、一対の管体12,14を接続状態とすることができる。
 図1の各例は、アダプタ10が一方の管体14との接続側に雄ねじ部24を有し、その雄ねじ部24において他方の管体14の雌ねじ部26とねじ結合される場合の例であるが、図2に示しているようにアダプタ10に、他方の管体14との接続用として上記雄ねじ部24に代えて雌ねじ部(接続機能部)58を設け、その雌ねじ部58を他方の管体14の雄ねじ部60にねじ接続するようになすこともできる。
 尚、図2の(A),(B)の例(比較例)及び(C),(D)の各例は、その他の構成については図1の(A),(B),(C),(D)の例と同様であるのでここでは符号のみを示して更に詳しい説明は省略する。
 次に図3の各例は、アダプタ10に円筒形状の挿入軸部62を設けて、その外周側に断面円形且つ管軸方向に平滑に延びる雄嵌合面(接続機能部)64を具備させ、その雄嵌合面64において他方の管体14の雌嵌合面66に嵌合接し、そしてクランプ部材としての弾性クリップ38によってそれらを管軸方向に抜止めしたものである。
 詳しくは、弾性クリップ38をアダプタ10と他方の管体14とにまたがるように弾性的に嵌着し、そしてアダプタ10のフランジ部(鍔状部)68と他方の管体14のフランジ部(鍔状部)70とを、弾性クリップ38の係入溝42に係入させることで、それらアダプタ10と他方の管体14とを管軸方向に抜止めするようになしている。
 尚、図3の(A),(D)の例及び(B),(C)の例(比較例)は、その他の構成については図1の(A),(D),(B),(C)の例と同様であるので、符号のみを示して更に詳しい説明は省略する。
 この図3(A),(B),(C),(D)の各例の場合、他方の管体14が雌嵌合面66を有する嵌合接続方式のものである場合において、アダプタ10を用いることにより、それぞれ接続機能部の相異なった2種の管体(一方の管体)12を他方の管体14に接続することができる。
 次に図4の例は、アダプタ10に雌嵌合面(接続機能部)72を具備させ、その雌嵌合面72を、他方の管体14の挿入軸部74の雄嵌合面76に嵌合させた上で、クランプ部材としての弾性クリップ38によりそれらを管軸方向に抜止めするようになした例である。
 この図4の(A),(D)の例及び(B),(C)の例(比較例)もまた、その他の構成については図1の(A),(D),(B),(C)の例と同様であるので、符号のみを示して更に詳しい説明は省略する。
 この図4(A),(B),(C),(D)の各例においては、他方の管体14が雄嵌合面76を有する嵌合接続方式のものである場合において、アダプタ10を用いることにより、それぞれ接続機能部の異なった2種の管体(一方の管体)12を他方の管体14に接続することができる。
 以上は他方の管体14との接続用として、アダプタ10に単一の接続機能部を設けた場合の例であるが、図5〜図8に示す例のように、アダプタ10に他方の管体14との接続用として2種類の接続機能部を設けておくようにしても良い。
 このうち図5の例は、アダプタ10の軸方向他端側、即ち他方の管体14との接続側に雄ねじ部24と雌嵌合面(接続機能部)72とを具備させた場合の例である。
 この例の場合、他方の管体14が雌ねじ部26を有するねじ接続方式のものである場合、及び雄嵌合面76を有する嵌合接続方式のものである場合の何れにおいても、共通のアダプタ10にて対応することができる。
 即ち図5の例の場合、2種類の管体14と2種類の管体12とのそれぞれに対して共通のアダプタ10にて対応することができる。
 尚、図5の例ではアダプタ10における一方の管体12との接続用として、図1(A)と同様の2種類の接続機能部、即ち雄ねじ部16と雌嵌合面18との2種類の接続機能部を代表的な例として具備させているが、図5のアダプタ10においても、一方の管体12との接続用として図1(B),(C),(D)と同様の組合せで2種類の接続機能部を具備させておくこともできる。
 即ち、図1(B)のようにアダプタ10に一方の管体12との接続用として、雌ねじ部48と雌嵌合面18との組合せで具備させておくこともできるし、或いは(C)のように雌ねじ部48と雄嵌合面54との組合せで具備させておくこともできる。
 或いはまた、図1(D)の例のように雄ねじ部16と雄嵌合面54との組合せで具備させておくこともできる。
 この点は以下の図6,図7,図8の例においても同様である。
 図6の例は、他方の管体14との接続用として、アダプタ10の管軸方向他端側に雄ねじ部24と挿入軸部62、つまり雄嵌合面64とを具備させたもので、この例の管体接続構造の場合、他方の管体14が雌ねじ部26を有するねじ接続方式のものである場合、その雌ねじ部26をアダプタ10の雄ねじ部24にねじ接続することで、一対の管体12,14を接続することができる。
 また他方の管体14が雌嵌合面66及び弾性クリップ38によるクランプ用として、鍔状部としてのフランジ部70を有するものである場合、アダプタ10の雄嵌合面64を他方の管体14の雌嵌合面66に嵌合接続し、その状態で弾性クリップ38をそれらにまたがるように嵌着し一対のフランジ68,70を弾性クリップ38の係入溝42に係入させて抜止めすることで、一対の管体12,14をアダプタ10を介して接続することができる。
 図7の例(比較例)は、アダプタ10に他方の管体14との接続用として雌ねじ部58と雄嵌合面64とを設けた場合の例で、この例の場合、他方の管体14が雄ねじ部60を有するねじ接続方式のものである場合、その雄ねじ部60をアダプタ10の雌ねじ部58にねじ結合することで、一方の管体12と他方の管体14とを接続することができる。
 また他方の管体14が雌嵌合面66を有する嵌合接続方式のものである場合、アダプタ10の雄嵌合面64を他方の管体14の雌嵌合面66に嵌合接続し、その状態で弾性クリップ38をそれらにまたがるように嵌着して一対のフランジ68,70を弾性クリップ38の係入溝42に係入させ、抜止めすることで一対の管体12,14を接続することができる。
 次に図8の例(比較例)は、アダプタ10に他方の管体14との接続用として雌ねじ部58と雌嵌合面72とを具備させた場合の例で、この管体接続構造の場合、他方の管体14が雄ねじ部60を有するねじ接続方式のものである場合、その雄ねじ部60をアダプタ10の雌ねじ部58にねじ込むことで、一対の管体12,14を接続することができる。
 また他方の管体14が雄嵌合面76を有する嵌合接続方式のものである場合、アダプタ10の雌嵌合面72に対して雄嵌合面76を嵌合接続し、その状態で弾性クリップ38をそれらにまたがって嵌着することで、一対の管体12,14を接続することができる。
 図9は本発明の他の実施形態を示している。
 同図(A)において、アダプタ10は管軸方向の一端側に雄ねじ部86を、また他端側にフランジ部88とその外周面の、雄ねじ部86と同種の雄ねじ部90、更に挿入軸部92とその外周面の雄嵌合面94とを具備している。
 この例の場合、アダプタ10を雄ねじ部90において他方の管体14の雌ねじ部26にねじ接続した状態で、今一方の雄ねじ部86に一方の管体12の雌ねじ部28をねじ込むことで、一対の管体12,14を接続することができる。
 また一方、アダプタ10を他方の管体14から外してその向きを管軸方向に180°逆向きとなし、雄ねじ部86を他方の管体14の雌ねじ部26にねじ結合することによって、一方の管体12が雌嵌合面56を有する嵌合接続方式のものである場合にもこれを他方の管体14に接続することができる。
 具体的には同図(B)に示しているように、同図(A)に示す状態とは逆向きとなったアダプタ10の雄嵌合面94に対し、一方の管体12の雌嵌合面56を差し込んでそれらを嵌合接続し、その状態で弾性クリップ38をアダプタ10及び一方の管体12にまたがるように嵌着して、フランジ部88,30を弾性クリップ38の係入溝42内に係入させて抜止めすることで、一対の管体12,14を接続することができる。
 尚、図9(A)においてはアダプタ10の雄嵌合面94を他方の管体14の雌嵌合面66に嵌合させ、そして雄ねじ部90と雌ねじ部26との螺合によって、アダプタ10と他方の管体14とを抜止めするようにしている。
 即ちこの例では雄ねじ部90と雌ねじ部26とが抜止手段を構成している。
 この例では、アダプタ10の2種の接続機能部、即ち雄ねじ部90と雄嵌合面94との2種の接続機能部が同時に他方の管体14の対応する2種の接続機能部、即ち雌ねじ部26と雌嵌合面66とに接続されているが、雄ねじ部90と雌ねじ部26との螺合部分を水密にシールすることで、或いはアダプタ10と他方の管体14とでリング状シール部材を管軸方向に挟み込みシールすることで、雄嵌合面94を雌嵌合面66に対して遊嵌状態とすることができる。
 即ち雄ねじ部90においてのみアダプタ10を他方の管体14の雌ねじ部60にねじ接続することができる。
 従ってアダプタ10の雄嵌合面94を管体14の雌嵌合面66に水密に嵌合させることは必ずしも必要な条件ではない。
 図10の例(比較例)は図9の例の変形例を示したものである。
 この例では、アダプタ10が雄ねじ部90を備えておらず、アダプタ10が他方の管体14に対して雄嵌合面94において雌嵌合面66に嵌合しており、そして弾性クリップ38によりフランジ部104,70において管軸方向に抜止めされている。
 この場合においても、同図(A)に示しているように雄ねじ部86に一方の管体12の雌ねじ部28をねじ接続することで一対の管体12,14を接続することができる。
 また一方、同図(B)に示しているようにアダプタ10を逆向きにして雄ねじ部86を他方の管体14の雌ねじ部26にねじ接続し、更に弾性クリップ38にてアダプタ10と一方の管体12とを抜止めすることで、雌嵌合面56を有する一方の管体12を、アダプタ10に嵌合接続することができる。即ち、アダプタ10を介して雌嵌合面56を有する一方の管体12を他方の管体14に対し接続することができる。
 図11の例(比較例)は、アダプタ10の管軸方向他端側に雌ねじ部96と雌嵌合面98及びフランジ部100を具備させるとともに、一端側に雌ねじ部96と同種の雌ねじ部102を具備させたもので、この例の場合、(B)に示しているように雌ねじ部102において他方の管体14の雄ねじ部60にねじ接続し、その状態で一方の管体12の雄嵌合面34をアダプタ10の雌嵌合面98に嵌合接続し、そして弾性クリップ38により抜止めすることで、一対の管体12,14を接続することができる。
 また一方、(A)に示しているようにアダプタ10を他方の管体14から抜き取ってその向きを逆向きとなし、雌ねじ部96を他方の管体14の雄ねじ部60にねじ結合した上で、逆向きとなった雌ねじ部102に一方の管体12の雄ねじ部50をねじ結合することで、一対の管体12,14を接続することができる。
 即ちこの例においても、共通のアダプタ10を用いて且つその向きを逆向きとすることによって、互いに種類の異なる一方の管体12を他方の管体14に対して接続することができる。
 図12は更に他の例(比較例)を示している。
 この例のアダプタ10は、管軸方向他端側に雄ねじ部96とフランジ部88,挿入軸部92及びその外周面の雄嵌合面94を備えるとともに、一端側に雌ねじ部96と同種の雌ねじ部102を備えている。
 この例の場合、同図(B)に示しているようにアダプタ10を雌ねじ部102において他方の管体14の雄ねじ部60にねじ結合し、その状態で雌嵌合面56を有する一方の管体12を、アダプタ10を介して他方の管体14に接続することができる。
 詳しくは、アダプタ10の雄嵌合面94を一方の管体12の雌嵌合面56に嵌合接続した状態で、弾性クリップ38によりアダプタ10のフランジ部88と一方の管体12のフランジ部30とを軸方向に挾み込むことで、それら管体12,14を接続することができる。
 一方同図(A)に示しているように一方の管体12が雄ねじ部50を有するものである場合、アダプタ10を他方の管体14から取り外してその向きを逆向きとなすことで、一方の管体12が雄ねじ部50を有するものである場合にもかかる管体12と他方の管体14とを接続することができる。
 図13は更に他の例を示している。
 この例のアダプタ10は、管軸方向他端側にフランジ部88とその外周面の雄ねじ部86及び雌嵌合面106を備えており、また一端側に雄ねじ部86と同種の雄ねじ部90を備えている。
 この例の管体接続構造の場合、同図(B)に示しているように一方の管体12が雄嵌合面34を有する嵌合接続方式のものである場合、アダプタ10を雄ねじ部90において他方の管体14の雌ねじ部26にねじ接続する一方、雌嵌合面106に対して一方の管体12の雄嵌合面34を嵌合接続し、更に弾性クリップ38にてアダプタ10と一方の管体12とを抜止めすることで、一対の管体12,14を接続することができる。
 また一方、(A)に示しているように一方の管体12が雌ねじ部28を有するねじ接続方式のものである場合、アダプタ10を他方の管体14から取り外してその向きを逆向きとなし、雄ねじ部86を他方の管体14の雌ねじ部26にねじ接続する。
 そして一方の管体12の雌ねじ部28を雄ねじ部90にねじ接続することで、一対の管体12,14を接続することができる。
 以上本発明の実施形態を詳述したがこれらはあくまで一例示であり、本発明はその主旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
本発明の実施形態の管体接続構造を比較例と併せて示す図である。 本発明の更に他の実施形態の管体接続構造を比較例と併せて示す図である。 本発明の更に他の実施形態の管体接続構造を比較例と併せて示す図である。 本発明の更に他の実施形態の管体接続構造を比較例と併せて示す図である。 本発明の更に他の実施形態の管体接続構造を示す図である。 本発明の更に他の実施形態の管体接続構造を示す図である。 他の比較例の管体接続構造を示す図である。 更に他の比較例の管体接続構造を示す図である。 本発明の更に他の実施形態の管体接続構造を示す図である。 更に他の比較例の管体接続構造を示す図である。 更に他の比較例の管体接続構造を示す図である。 更に他の比較例の管体接続構造を示す図である。 本発明の更に他の実施形態の管体接続構造を示す図である。 従来の管体接続構造の例を示す図である。 従来の管体接続構造の、図14とは異なる例を示す図である。
符号の説明
    10 アダプタ(管体)
    12 管体(相手側管体)
    16,86,90 雄ねじ部
    18,106 雌嵌合面
    22,88 フランジ部(鍔状部)
    34 雄嵌合面
    38 弾性クリップ(クランプ部材)
    54,94 雄嵌合面
    56 雌嵌合面

Claims (3)

  1.  管体の軸方向一端側に相手側管体とのねじ接続用の雄ねじ部を設けて成る管体接続構造において、
     前記管体には管軸と直角方向外向きに突出する鍔状部を設けて、該鍔状部において前記相手側管体とクランプ部材によりクランプ可能となしてあるとともに、該鍔状部の外周面に前記雄ねじ部が設けてあることを特徴とする管体接続構造。
  2.  請求項1において、前記鍔状部は周方向に連続した環状をなすフランジ部であることを特徴とする管体接続構造。
  3.  請求項1,2の何れかにおいて、前記管体には、管軸方向に平滑に延び、前記相手側管体に備えられた雌嵌合面又は雄嵌合面に対して管軸方向に差し込まれて嵌合する雄嵌合面又は雌嵌合面が設けてあることを特徴とする管体接続構造。
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