JP3370890B2 - 管体接続構造 - Google Patents

管体接続構造

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JP3370890B2
JP3370890B2 JP04467597A JP4467597A JP3370890B2 JP 3370890 B2 JP3370890 B2 JP 3370890B2 JP 04467597 A JP04467597 A JP 04467597A JP 4467597 A JP4467597 A JP 4467597A JP 3370890 B2 JP3370890 B2 JP 3370890B2
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L15/00Screw-threaded joints; Forms of screw-threads for such joints
    • F16L15/006Screw-threaded joints; Forms of screw-threads for such joints with straight threads
    • F16L15/008Screw-threaded joints; Forms of screw-threads for such joints with straight threads with sealing rings

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は一対の管体を接続
するための管体接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】例えば
水栓金具と配管とを接続するための接続構造として、従
来、図7に示すような接続構造が一般に採用されてい
る。同図において200は配管側の管体で、先端部の内
周側に雌ねじ部202(図7(A))又は外周側に雄ね
じ部204(図7(B))を有している。
【0003】206は水栓側の管体で、先端部の外周側
に雄ねじ部208(図7(A))又は内周側に雌ねじ部
210を有する袋ナット212(図7(B))をそれぞ
れ有している。
【0004】この従来の接続構造の場合、(A)に示し
ているように管体200の雌ねじ部202に対して、管
体206の雄ねじ部208をねじ込むことで接続する
か、または(B)に示しているように管体200の雄ね
じ部204に対して、管体206の袋ナット212をね
じ合わせることで、一対の管体200,206の接続を
行う。
【0005】尚、一対の管体200,206間のシール
は、(A)に示す雄ねじ部208にシールテープを巻い
てねじ結合することにより行うか、或いは(B)に示し
ているように一対の管体200,206の間にパッキン
214を挾み込むことによって行う。
【0006】しかしながら図7の接続構造の場合、シー
ルテープを巻いたり、ねじ部をねじ結合するに当って工
具を用いて何回も回転操作することが必要であるなど施
工が煩雑であるとともに、シールテープの巻き加減やね
じの回し加減による施工のばらつきを生じるといった問
題がある。
【0007】これに対して、近年図8に示すような接続
構造が用いられるようになってきている。この接続構造
は、クランプ部材を用いて一対の管体をワンタッチで接
続可能となしたものである。詳述すると、同図において
216は管体206に突出状に設けられた断面円形の中
空の挿入軸部で、外周面にシール用のOリング218が
装着されている。
【0008】220は管体200に設けられた、管軸方
向に延びる平滑な円形の嵌合面で、222,224はそ
れぞれ管体200,206に設けられたフランジ部、2
26はクランプ部材としての弾性クリップである。
【0009】弾性クリップ226は、(C)に示してい
るように帯状の金属板ばね材を略リング状に回曲させた
形態のもので、周方向の所定箇所に嵌込用開口228を
有し、また幅方向中間部において周方向に延びる係入溝
230を有している。
【0010】この接続構造の場合、挿入軸部216を管
体200の内部に嵌入して、挿入軸部216の外周面を
Oリング218を介して嵌合面220に嵌合させた上、
弾性クリップ226を嵌込用開口228を通じて管体2
00,206にまたがるように弾性的に嵌め合わせ、そ
して互いに当接状態に合わせられた管体200,206
の一対のフランジ部222,224を、弾性クリップ2
26の係入溝230内に係入させることで、一対の管体
200,206を水密に接続する。
【0011】この図8に示す接続構造は、ワンタッチで
極めて簡単に管体200,206の接続作業を行うこと
ができるものであり、近年この接続構造の採用例が多く
なってきているものの、現状では未だ図7に示すねじ結
合方式による接続構造と、図8に示す接続構造とが併存
しているのが実状であり、従って例えば配管側の管体
等、一方の管体側の接続部としては相手側(他方の管体
側)が図7に示すねじによる接続方式である場合であっ
ても、また図8に示す挿入軸部216の差込みによる接
続方式であっても、何れにも対応できるものであること
が望ましい。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願の発明の管体接続構
造はこのような課題を解決するために案出されたもので
ある。而して請求項1の管体接続構造は、一対の管体を
接続する管体接続構造であって、一方の管体側に、
(イ)ねじ接続方式の他方の管体側の雄ねじ部又は雌ね
じ部とねじ結合する雌ねじ部又は雄ねじ部と、(ロ)
込接続方式の他方の管体側の中空の挿入軸部を挿入させ
た上、該挿入軸部の外周面に対しリング状のシール部材
を介して水密に嵌合する、管軸方向に延びる平滑な嵌合
面と、を具備してそれら雌ねじ部又は雄ねじ部と嵌合面
とを択一的に用いて前記ねじ接続方式の他方の管体とね
じ接続するか又は差込接続方式の他方の管体と差込接続
するように成し、且つ前記差込接続方式で接続を行った
ときの一対の管体を管軸方向に抜け止めする抜止手段を
設けるとともに、該抜止手段は、ねじ接続用の前記雌ね
じ部又 は雄ねじ部の少なくとも何れかを残して構成して
あることを特徴とする。
【0013】請求項2の管体接続構造は、請求項1にお
いて、前記抜止手段が前記一方の管体と他方の管体とに
設けられ、直接又は他部材を介して係合する係合部を有
していることを特徴とする。
【0014】請求項3の管体接続構造は、請求項2にお
いて、前記係合部が管軸と直角方向外向きに突出する鍔
状部から成っていて、前記抜止手段が該係合部を管軸方
向にクランプするクランプ部材を含んでいることを特徴
とする。
【0015】請求項4の管体接続構造は、請求項3にお
いて、前記一方の管体側には、内周面に前記雌ねじ部を
有する袋ナットを、該一方の管体側の管本体の外周面に
且つ前記係合部を外部に露出させる引込位置と、該係合
部より管軸方向に突き出した連結位置との間で管軸方向
に相対移動可能に装着するとともに、該管本体の外周面
には、該連結位置において該袋ナットにおける管軸と直
角方向内向きのフランジ部に当接して抜け止めするスト
ッパ部を形成したことを特徴とする。
【0016】請求項5の管体接続構造は、請求項4にお
いて、前記請求項3における係合部をもって前記ストッ
パ部を兼用させたことを特徴とする。
【0017】請求項6の管体接続構造は、請求項1にお
いて、前記一方の管体側には、雄ねじ部と雌ねじ部との
両方を具備させたことを特徴とする。
【0018】請求項7の管体接続構造は、請求項3にお
いて、前記一方の管体側には前記管本体の端部に雄ねじ
部と雌ねじ部との両方を形成するとともに、該管本体の
外周面に対して、一端に前記係合部を有するとともに内
周面が前記嵌合面として形成された袋状の筒部材を、該
一端側が該管本体より所定長さ管軸方向に突き出した連
結位置と、前記雄ねじ部を外部に露出させる位置まで反
対方向に引き込んだ引込位置との間で管軸方向に相対移
動可能に外嵌した上、それら筒部材の嵌合面と前記管本
体の外周面との間をリング状のシール部材にて水密にシ
ールしたことを特徴とする。
【0019】請求項8の管体接続構造は、請求項3,
4,5,7の何れかにおいて、前記クランプ部材は、帯
状の板ばね材を略リング状に回曲させた形態を成してい
て、周方向の所定箇所に嵌込用開口を有し、且つ幅方向
中間部において前記一方の管体側のフランジ部と他方の
管体側の相手フランジ部とを合わせた状態で係入可能
な、周方向に沿って延びる係入溝を備えたものであるこ
とを特徴とする。
【0020】
【作用及び発明の効果】上記のように請求項1の接続構
造は、一方の管体側に相手側、つまり他方の管体側の雄
ねじ部又は雌ねじ部とねじ結合する雌ねじ部又は雄ねじ
部と、他方の管体側の中空の挿入軸部を挿入させた上、
その外周面に対しリング状のシール部材を介して水密に
結合する嵌合面とを具備させ、そして一対の管体を抜止
手段にて抜け止めするようになしたもので、この接続構
造の場合相手側、つまり他方の管体側がねじ接続方式或
いは中空軸部の差込接続方式の何れの場合においても、
共通の接続部によって対応することができ、汎用性を高
めることができる。
【0021】請求項2の接続構造は、上記一方の管体と
他方の管体とに直接又は他部材を介して管軸方向に係合
する係合部を設けて、それら係合部を含むように上記抜
止手段を構成したもので、この接続構造によれば、一対
の管体を良好に抜け止めすることができる。
【0022】請求項3の接続構造は、上記係合部を管軸
と直角方向外向きに突出する鍔状部により構成し、そし
てそれら鍔状部をクランプ部材で管軸方向にクランプす
るようになしたもので、この接続構造の場合、一対の管
体の抜止めを確実に行うことができる。ここでその鍔状
部から成る係合部は周方向に連続したフランジ部にて構
成することができる。
【0023】請求項4の接続構造は、上記一方の管体側
に袋ナットを管軸方向に移動可能に装着して、その袋ナ
ットの内周側の雌ねじ部を他方の管体側とのねじ結合用
の雌ねじ部となしたもので、この接続構造の場合、他方
の管体側の雄ねじ部に対してその袋ナットをねじ結合す
ることで、一対の管体を接続することができる。
【0024】また他方の管体側が上記挿入軸部の差込み
による接続方式の場合においても、その一方の管体側の
嵌合面にこれを嵌合させることによって接続を行うこと
ができる。この場合に一方の管体側に装着された袋ナッ
トは引込位置に位置させられて、一方の管体側のフラン
ジ部等の係合部が外部に露出させられ、そしてその係合
部において一対の管体がクランプ部材によってクランプ
され、抜け止めされる。
【0025】この接続構造において、袋ナットの抜止め
のためのストッパ部は上記係合部とは別途に設けること
もできるが、このストッパ部と係合部とを兼用させるよ
うにするのが望ましい(請求項5)。これによって一方
の管体側の構造を簡単化することができる。
【0026】請求項6の接続構造は、一方の管体側に雄
ねじ部と雌ねじ部との両方を具備させたもので、この接
続構造によれば、他方の管体側が雄ねじ部を備えている
場合、その雄ねじ部を一方の管体側の雌ねじ部にねじ結
合することで、一対の管体を接続することができる。或
いはまた、他方の管体側が袋ナットを備えている場合、
その袋ナットの内周側の雌ねじ部を一方の管体側の雄ね
じ部にねじ結合することで、一対の管体を接続すること
ができる。
【0027】更に他方の管体側が、挿入軸部と、他方の
管体側における管本体の外周面に管軸方向に移動可能に
装着された袋ナットと、他方の管体側の管本体の外周面
に形成され、袋ナットの抜け方向の移動端を規定するス
トッパ部とを備えている場合、その挿入軸部と一方の管
体側の嵌合面とをシール部材を介して水密に嵌合すると
ともに、一方の管体側の雄ねじ部に対して他方の管体側
の袋ナットをねじ結合することで、一対の管体を抜け防
止、即ち管軸方向に結合状態とすることができる。この
場合、図8に示すようなクランプ部材によるクランプと
異なって一対の管体間にガタつきを生ぜしめず、それら
一対の管体をしっかりと強固に結合することができる利
点が得られる。
【0028】請求項7の接続構造は、一方の管体側に雄
ねじ部と雌ねじ部との両方を形成するとともに、一端に
係合部を有する筒部材を管軸方向に相対移動可能な状態
で管本体の外周面に外嵌して、その管本体の外周面と筒
部材の内周側の嵌合面とをシール部材にて水密にシール
したもので、この接続構造においても、他方の管体側が
ねじ接続方式の場合及び挿入軸部の差込みによる接続方
式の場合の何れにも対応することができるとともに、他
方の管体側がねじ接続のための雄ねじ部を有する場合で
あっても、また雌ねじ部を備えた袋ナットを有する場合
の何れであっても対応することができる。
【0029】具体的には、他方の管体側が雄ねじ部を有
する場合、その雄ねじ部を一方の管体側の雌ねじ部にね
じ結合することで一対の管体を接続することができ、ま
た他方の管体側が袋ナットを有する場合、その袋ナット
を一方の管体側の雄ねじ部にねじ結合することで、一対
の管体を接続することができる。
【0030】更に他方の管体側が挿入軸部を有する場
合、一方の管体側の筒部材を連結位置まで突き出した上
で、その筒部材の内周側の嵌合面にその挿入軸部を挿入
し且つ嵌合させることによって、一対の管体の接続を行
うことができる。このとき、一対の管体は互いの係合部
において、クランプ部材によってクランプし、抜け防止
することができる。
【0031】請求項8の接続構造は、所定形態のクラン
プ部材、即ち帯状の板ばね材を略リング状に回曲させて
周方向所定箇所に嵌込用開口を形成し、且つ幅方向中間
部に周方向に沿って延びる係入溝を備えたクランプ部材
を用いて一対の管体の接続を行うもので、この接続構造
の場合、フランジ部を利用してワンタッチで極めて簡単
に一対の管体の接続を行うことができる。
【0032】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1及び図2において、10は例えば配管側
の管体、12は例えば水栓側の管体で、一方の管体10
は比較的軟らかい樹脂管等からなる主管14に接続され
ている。また他方の管体12は、比較的軟らかい樹脂管
等からなる主管18に接続されている。
【0033】本例において、上記一対の管体10,12
は併せて接続金具をなすものである。
【0034】一方の管体10には、端部外周面に半径方
向外方に突出するフランジ部(係合部)22が全周に亘
って形成されており、また内周側には開口に続いて雌ね
じ部24が形成されている。またその奥部には雌ねじ部
24に続いて嵌合面26が形成されている。嵌合面26
は、平面形状が円形で管軸方向に延びる平滑な面をなし
ている。
【0035】他方の管体12には、上記フランジ部22
と同様の形態のフランジ部(係合部)28が形成されて
おり、更に図1及び図2の(A)においてはこのフラン
ジ部28に続いて内部中空且つ断面形状が円形の挿入軸
部30が突出形成されている。挿入軸部30の外周面に
はOリング溝32が形成されていて、そこに弾性を有す
るシール部材としてのOリング34が装着されている。
【0036】36はクランプ部材としての弾性クリップ
であって、この弾性クリップ36は、帯状の板ばね材を
略リング状に回曲変形させた形態をなしている。
【0037】この弾性クリップ36は、周方向所定箇所
に嵌込用開口38を有しており、また幅方向中間部に係
入溝40が周方向に沿って形成されている。また嵌込用
開口38と反対側には、上記フランジ部22,28との
干渉を回避するための逃げ部42が形成されており、更
に嵌込用開口38に続く部分にはハの字状に開いたガイ
ド部44が形成されている。
【0038】尚、図1において46及び48は主管14
又は18内部への挿入結合部である。また図1(B)に
示している他方の管体12には、フランジ部28に続い
て雄ねじ部50が形成されている。
【0039】本例の接続構造においては、図1及び図2
の(A)に示すように、他方の管体12が中空の挿入軸
部30を有するものである場合、先ず一対の管体10,
12のフランジ部22,28同士が当接するまで一方の
管体10内に他方の管体12の挿入軸部30を挿入し、
挿入軸部30の外周面を管体10の内周側の雌ねじ部2
4に続く嵌合面26に嵌合する。尚、このとき挿入軸部
30の外周面と嵌合面26との間にはOリング34が介
されるため、それらは水密に嵌合される。
【0040】そして上記嵌合状態下で弾性クリップ36
を嵌込用開口38を通じて一対の管体10,12にまた
がるように弾性的に嵌め合わせ、当接する一対のフラン
ジ部22,28を弾性クリップ36の係入溝40に係入
させることで一対の管体10,12を接続することがで
きる。
【0041】一方、図1及び図2の(B)に示すように
他方の管体12が雄ねじ部50を有するものである場
合、この雄ねじ部50を一方の管体10の雌ねじ部24
にねじ込むことで、一対の管体10,12を接続するこ
とができる。
【0042】本例の接続構造では、一方の管体10が、
その内周側に雌ねじ部24とそれに続く平滑な嵌合面2
6とを備えており、従って本例によれば、他方の管体1
2が挿入軸部30の差込接続方式、或いは雄ねじ部50
によるねじ接続方式の何れの方式の場合のものであって
も、一方の管体10は共通のもので対応することがで
き、汎用性を高めることができる。
【0043】また本例の接続構造では、一方の管体10
がフランジ部22を備えているため、このフランジ部2
2と他方の管体12のフランジ部28とを共に弾性クリ
ップ36の係入溝40に係入するだけで、一対の管体1
0,12を弾性クリップ36にてワンタッチで極めて簡
単に接続することができる。
【0044】図3は本発明の他の実施例を示している。
この例における一方の管体10は、管本体60にそれと
は別体をなし且つ内周側に雌ねじ部24を有する袋ナッ
ト52を外嵌した形態をなしている。
【0045】袋ナット52には、基端(図中下端)にお
いて半径方向内向きのフランジ部54が形成されてい
る。一方、管本体60には、先端より所定長さ基端側に
離れた位置に大径部56が形成されており、袋ナット5
2は、フランジ部54がこの大径部56の先端面に当接
する引込位置(図中(A)の状態)と、管本体60先端
のフランジ部22に当接する連結位置(図中(B)の状
態)との間で、管軸方向に相対移動可能とされている。
【0046】尚、袋ナット52が上記引込位置にある場
合、フランジ部22は袋ナット52の外部に露出した状
態となり、また袋ナット52が上記連結位置にある場
合、袋ナット52がフランジ部22より管軸方向の先端
側に突き出た位置であって、フランジ部22は袋ナット
52の内部に隠れた状態となる。
【0047】ここで袋ナット52は、そのフランジ部5
4がフランジ部22に当接することによって管本体60
からの抜止めがなされており、本例においてはこのフラ
ンジ部22がストッパ部を兼用している。
【0048】また本例において管本体60は、その内面
側が先端から所定の基端位置まで一様に平滑な嵌合面2
6とされている。尚、図中58はシール用のリング状パ
ッキンである。
【0049】本例の接続構造においては、(A)に示す
ように他方の管体12が挿入軸部30を有する差込接続
方式の場合、袋ナット52をフランジ部22が露出する
引込位置とした上で、互いのフランジ部22,28が当
接するまで一方の管体10内に挿入軸部30を挿入し、
挿入軸部30の外周面を、Oリング34を介して水密に
嵌合面26に嵌合する。
【0050】そして弾性クリップ36を、当接する一対
のフランジ部22,28を利用して一対の管体10,1
2にまたがるように弾性的に嵌め合わせ、一対の管体1
0,12を接続する。
【0051】一方、(B)に示すように他方の管体12
が雄ねじ部50を有するねじ接続方式のものである場
合、一方の管体10の袋ナット52をフランジ部22よ
り管軸方向の先端側に突き出させた連結位置として、そ
の上で他方の管体12の雄ねじ部50を、袋ナット52
の雌ねじ部24にねじ込むとともに、管体12の先端面
をリング状パッキン58を介して管体10の先端面に当
接させることで一対の管体10,12を水密に接続す
る。
【0052】本例の接続構造においても、上記第一の実
施例と同様の効果を得ることができる。即ち、他方の管
体12が挿入軸部30の差込接続方式、或いは雄ねじ部
50によるねじ接続方式の何れの方式のものであって
も、一方の管体10は共通のもので対応することができ
る。
【0053】また本例の接続構造では、挿入軸部30の
差込接続方式の場合、袋ナット52を引込位置に位置さ
せることで、一方の管体10のフランジ部22が露出状
態となるため、一対のフランジ部22,28を当接させ
た状態で弾性クリップ36の係入溝40に係入させるこ
とができ、従って一対の管体10,12を弾性クリップ
36にて極めて簡単に接続することができる。
【0054】図4は本発明の更に他の実施例を示してい
る。この例における一方の管体10は、管本体60と、
これとは別体のほぼ円筒状(袋状)の筒部材74とから
なっている。
【0055】筒部材74は、内周面が平滑な嵌合面26
とされており、また先端部に外向きのフランジ部22
が、基端部に内向きの係止部としてのフランジ部78が
それぞれ形成されている。
【0056】一方管本体60には、その先端側において
内周側に雌ねじ部24が設けられ、外周側に雄ねじ部6
4が設けられている。管本体60には、また、上記雄ね
じ部64に続く平滑な外周面にOリング溝32が形成さ
れており、このOリング溝32にシール部材としてのO
リング34が装着されている。
【0057】更に管本体60には、上記Oリング溝32
よりも基端側(図中下方側)に、管軸方向に所定長さに
亘って小径部76が形成されており、その小径部76の
先端側(図中上方側)にストッパ部としての段付部80
が形成されている。
【0058】そしてこの管本体60の小径部76の外周
面に沿って上記フランジ部78が移動可能な状態で上記
筒部材74が管本体60に対して、Oリング34による
シールがなされた状態で管軸方向に移動可能に外嵌され
ている。ここで筒部材74は、そのフランジ部78が管
本体60の段付部80に当接することによって、管本体
60からの抜止めがなされている。
【0059】ここで管軸方向に移動可能な筒部材74
は、図4(A),(B)に示しているように先端のフラ
ンジ部22が管本体60の先端より所定長さ管軸方向に
引き込んだ引込位置と、(C)に示しているように先端
のフランジ部22が管本体60の先端より所定長さ管軸
方向に突き出した連結位置との間で移動可能とされてい
る。
【0060】そして筒部材74が上記引込位置にあると
き、管本体60の雄ねじ部64が筒部材74の外部に露
出され、また筒部材74が上記連結位置にあるとき、筒
部材74の内周側において、管本体60の先端部と筒部
材74の先端のフランジ部22との間に所定長さの空間
が形成される。
【0061】本例の接続構造においては、(A)に示す
ように他方の管体12が雄ねじ部50を有するねじ接続
方式のものである場合、一方の管体10における管本体
60の雌ねじ部24に他方の管体12の雄ねじ部50を
シールテープを介してねじ込み、以て一対の管体10,
12を接続する。
【0062】一方、(B)に示すように他方の管体12
が雌ねじ部72を有するねじ接続方式のものである場
合、筒部材74を引込位置に位置させて管本体60の雄
ねじ部64を外部に露出させた状態とし、その上で露出
状態の雄ねじ部64に対して雌ねじ部72、即ち袋ナッ
ト70をパッキン58を介してねじ込み、以て一対の管
体10,12の接続を行う。
【0063】他方、(C)に示すように他方の管体12
が挿入軸部30を有する差込接続方式のものである場
合、筒部材74を連結位置に位置させて、管本体60の
先端部とフランジ部22との間に所定の空間を形成した
上で、その空間に他方の管体12の挿入軸部30を挿入
し、挿入軸部30の外周面を筒部材74の内周面、即ち
嵌合面26にOリング34を介して水密に嵌合する。
【0064】併せて弾性クリップ36を、一方の管体1
0におけるフランジ部22と他方の管体12におけるフ
ランジ部28とを利用して、管体10,12にまたがる
ように弾性的に嵌め合わせ、一対の管体10,12を接
続する。
【0065】本例の接続構造においても、他方の管体1
2が挿入軸部30の差込接続方式、或いは雄ねじ部50
によるねじ接続方式、或いはまた雌ねじ部72によるね
じ接続方式の何れの方式のものであっても、共通の管体
10で対応することができる。
【0066】図5は本発明の更に他の実施例を示してい
る。この例における一方の管体10には、その先端側に
おいて雌ねじ部24及び雄ねじ部64が内面側及び外面
側に設けられており、また内面側には雌ねじ部64に続
いて平滑な嵌合面26が形成されている。
【0067】一方、他方の管体12には、内周側に雌ね
じ部72を有する袋ナット70が設けられているととも
に、この袋ナット70より管軸方向の先端側に突き出し
た形態の挿入軸部30が設けられている。尚この挿入軸
部30の外周面には、Oリング溝32が形成されてお
り、そこにシール用のOリング34が装着されている。
【0068】この例の接続構造においては、先ず他方の
管体12の挿入軸部30を、一方の管体10内に挿入し
てOリング34を介して水密に嵌合面26に嵌合する。
続いて他方の管体12の雌ねじ部72、即ち袋ナット7
0を一方の管体10の雄ねじ部64に対してねじ込み、
以て一対の管体10,12をしっかりと固定状態に接続
する。
【0069】この例の接続構造における一方の管体10
は、他方の管体12が図6(B),(C)に示している
ように、雄ねじ部50を有するねじ接続方式、或いは挿
入軸部30を有しない雌ねじ部72のみのねじ接続方式
の何れのものにおいても対応することが可能である。
【0070】即ち(B)の場合、他方の管体12の雄ね
じ部50を一方の管体10の内周側の雌ねじ部24にね
じ込むことで一対の管体10,12を接続でき、また
(C)の場合、他方の管体12の雌ねじ部72を一方の
管体10の外周側の雄ねじ部64にねじ込むことで一対
の管体10,12を接続することができる。
【0071】以上本発明の実施例を詳述したがこれらは
あくまで一例示であり、例えば一対の管体をクランプす
るクランプ部材としては、上例における弾性クリップ3
6以外の形態のものを用いることも可能である。また場
合によっては上記の主管14にて一方の管体を構成し、
一方の管体側に備えるべき雄ねじ部,雌ねじ部,フラン
ジ部,嵌合面等を主管14に一体に形成することも可能
である。
【0072】更に図4に示す実施例では、筒部材74に
内向きのフランジ部78を係止部として設け、これを一
方の管体10自身に形成したストッパ部としての段付部
80に当接させることで筒部材74を抜け止めするよう
にしているが、管体10側に且つ管体を取り囲むように
構成した、例えばブロック状部材の内面にストッパ部を
設けてそこに筒部材74に設けた外向きのフランジ部等
の係止部を係止させることで筒部材74を抜け止めする
ように成すことも可能である。
【0073】更に本発明においては、一対の管体を所定
の摩擦力で弾性的に嵌合させ、それら一対の管体間の摩
擦力で抜け止めすること、即ちそれら一対の管体間に生
ずる摩擦力を抜止手段として構成することも可能である
など、本発明はその主旨を逸脱しない範囲において種々
変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である管体接続構造における
一対の管体及びクランプ部材を示す図である。
【図2】図1における一対の管体を接続した状態で示す
図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す図である。
【図4】本発明の更に他の実施例を示す図である。
【図5】本発明の更に他の実施例を示す図である。
【図6】本発明の更に他の実施例を示す図である。
【図7】従来の管体接続構造を示す図である。
【図8】図7とは別の従来の管体接続構造を示す図であ
る。
【符号の説明】 10 一方の管体 12 他方の管体 22 フランジ部(係合部) 24 雌ねじ部 26 嵌合面 28 フランジ部(係合部) 30 挿入軸部 34 Oリング(シール部材) 36 弾性クリップ(クランプ部材) 50 雄ねじ部 52 袋ナット 60 管本体 64 雄ねじ部 72 雌ねじ部 74 筒部材 78 フランジ部(係止部) 80 段付部(ストッパ部)
フロントページの続き (72)発明者 荒木 修 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株 式会社 イナックス内 (72)発明者 坂野 道夫 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株 式会社 イナックス内 (72)発明者 粕谷 弘太郎 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株 式会社 イナックス内 (72)発明者 白井 研次 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株 式会社 イナックス内 (72)発明者 奥田 広志 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株 式会社 イナックス内 (72)発明者 永田 雅昭 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株 式会社 イナックス内 (56)参考文献 特開 平8−120743(JP,A) 特開 平7−324369(JP,A) 実開 昭63−178685(JP,U) 実開 平5−75583(JP,U) 実開 平2−37982(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 37/00 - 39/06 F16L 15/00 - 15/08 E03D 11/17

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の管体を接続する管体接続構造であ
    って、一方の管体側に、(イ)ねじ接続方式の他方の管
    体側の雄ねじ部又は雌ねじ部とねじ結合する雌ねじ部又
    は雄ねじ部と、(ロ)差込接続方式の他方の管体側の中
    空の挿入軸部を挿入させた上、該挿入軸部の外周面に対
    しリング状のシール部材を介して水密に嵌合する、管軸
    方向に延びる平滑な嵌合面と、を具備してそれら雌ねじ
    部又は雄ねじ部と嵌合面とを択一的に用いて前記ねじ接
    続方式の他方の管体とねじ接続するか又は差込接続方式
    の他方の管体と差込接続するように成し、 且つ前記差込接続方式で接続を行ったときの一対の管体
    を管軸方向に抜け止めする抜止手段を設けるとともに、
    該抜止手段は、ねじ接続用の前記雌ねじ部又は雄ねじ部
    の少なくとも何れかを残して構成してあることを特徴と
    する 管体接続構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記抜止手段が前記
    一方の管体と他方の管体とに設けられ、直接又は他部材
    を介して係合する係合部を有していることを特徴とする
    管体接続構造。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記係合部が管軸と
    直角方向外向きに突出する鍔状部から成っていて、前記
    抜止手段が該係合部を管軸方向にクランプするクランプ
    部材を含んでいることを特徴とする管体接続構造。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記一方の管体側に
    は、内周面に前記雌ねじ部を有する袋ナットを、該一方
    の管体側の管本体の外周面に且つ前記係合部を外部に露
    出させる引込位置と、該係合部より管軸方向に突き出し
    た連結位置との間で管軸方向に相対移動可能に装着する
    とともに、該管本体の外周面には、該連結位置において
    該袋ナットにおける管軸と直角方向内向きのフランジ部
    に当接して抜け止めするストッパ部を形成したことを特
    徴とする管体接続構造。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記請求項3におけ
    る係合部をもって前記ストッパ部を兼用させたことを特
    徴とする管体接続構造。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記一方の管体側に
    は、雄ねじ部と雌ねじ部との両方を具備させたことを特
    徴とする管体接続構造。
  7. 【請求項7】 請求項3において、前記一方の管体側に
    は前記管本体の端部に雄ねじ部と雌ねじ部との両方を形
    成するとともに、該管本体の外周面に対して、一端に前
    記係合部を有するとともに内周面が前記嵌合面として形
    成された袋状の筒部材を、該一端側が該管本体より所定
    長さ管軸方向に突き出した連結位置と、前記雄ねじ部を
    外部に露出させる位置まで反対方向に引き込んだ引込位
    置との間で管軸方向に相対移動可能に外嵌した上、それ
    ら筒部材の嵌合面と前記管本体の外周面との間をリング
    状のシール部材にて水密にシールしたことを特徴とする
    管体接続構造。
  8. 【請求項8】 請求項3,4,5,7の何れかにおい
    て、前記クランプ部材は、帯状の板ばね材を略リング状
    に回曲させた形態を成していて、周方向の所定箇所に嵌
    込用開口を有し、且つ幅方向中間部において前記一方の
    管体側のフランジ部と他方の管体側の相手フランジ部と
    を合わせた状態で係入可能な、周方向に沿って延びる係
    入溝を備えたものであることを特徴とする管体接続構
    造。
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