JPH0754566Y2 - エンジンケースのオイルフイラーなどの管体の連結装置 - Google Patents
エンジンケースのオイルフイラーなどの管体の連結装置Info
- Publication number
- JPH0754566Y2 JPH0754566Y2 JP2492690U JP2492690U JPH0754566Y2 JP H0754566 Y2 JPH0754566 Y2 JP H0754566Y2 JP 2492690 U JP2492690 U JP 2492690U JP 2492690 U JP2492690 U JP 2492690U JP H0754566 Y2 JPH0754566 Y2 JP H0754566Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- hole
- inner diameter
- pipe body
- engine case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Joints With Sleeves (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この考案は、エンジンケースのオイルフイラーなどの管
体の連結装置の改良に関する。
体の連結装置の改良に関する。
（従来の技術） エンジンケースなどでは、第４図及び第５図に示すよう
に、オイルフイラーの管体Ａの先端外周に設けた溝Ｂに
ＯリングＣを挿入し、エンジンケースＤの孔Ｅの端に、
管体Ａを押込んで、孔Ｅと管体Ａの外周の間をＯリング
Ｃでシールして、孔Ｅに管体Ａを連結している。孔Ｅの
端には、ＯリングＣを合せられる面取りＦを施してい
る。例えば、実開平1-78214号広報、実開平1-83116号広
報参照。
に、オイルフイラーの管体Ａの先端外周に設けた溝Ｂに
ＯリングＣを挿入し、エンジンケースＤの孔Ｅの端に、
管体Ａを押込んで、孔Ｅと管体Ａの外周の間をＯリング
Ｃでシールして、孔Ｅに管体Ａを連結している。孔Ｅの
端には、ＯリングＣを合せられる面取りＦを施してい
る。例えば、実開平1-78214号広報、実開平1-83116号広
報参照。
（考案が解決しようとする課題） ＯリングＣは、第５図に示すように孔Ｅの端の面取りＦ
に合せて押込むが、このとき、ＯリングＣが圧縮を受け
て、矢印の方向に抜ける。これを避けるため、Ｏリング
Ｃを押込むときに、ＯリングＣの外側を、ドライバーな
どの押込み工具で同時に押込んで、ＯリングＣが外に抜
けるのを防いでいる。このため、ＯリングＣを傷つけ易
く、又挿入作業に時間がかかる。
に合せて押込むが、このとき、ＯリングＣが圧縮を受け
て、矢印の方向に抜ける。これを避けるため、Ｏリング
Ｃを押込むときに、ＯリングＣの外側を、ドライバーな
どの押込み工具で同時に押込んで、ＯリングＣが外に抜
けるのを防いでいる。このため、ＯリングＣを傷つけ易
く、又挿入作業に時間がかかる。
この考案は、かかる点に鑑み、押込み工具を用いること
なくＯリングを挿入できて、Ｏリングを傷つけることが
なく、挿入作業も簡単で短時間にできるエンジンケース
のオイルフイラーなどの管体の連結装置を得ることを目
的とする。
なくＯリングを挿入できて、Ｏリングを傷つけることが
なく、挿入作業も簡単で短時間にできるエンジンケース
のオイルフイラーなどの管体の連結装置を得ることを目
的とする。
（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するために、この考案のエンジンケース
のオイルフイラーなどの管体の連結装置は、管体の端部
外周に設けた溝にＯリングを挿入し、管体を孔端に挿入
してＯリングで孔と管体外周の間をシールするもので、
孔の端部にＯリングの押込みテーパーを設け、その外側
に管体に取付けたＯリングが軽く入る案内内径部を設
け、案内内径部の先端に面取りを設けたことにある。
のオイルフイラーなどの管体の連結装置は、管体の端部
外周に設けた溝にＯリングを挿入し、管体を孔端に挿入
してＯリングで孔と管体外周の間をシールするもので、
孔の端部にＯリングの押込みテーパーを設け、その外側
に管体に取付けたＯリングが軽く入る案内内径部を設
け、案内内径部の先端に面取りを設けたことにある。
（作用） 管体の端部外周に設けた溝に挿入したＯリングは、管体
の端部と共に、面取りにガイドさせて案内内径部に軽く
挿入できる。そして案内内径部の先端から、押込みテー
パーにＯリングを圧入するとき、案内内径部が、Ｏリン
グの拡がりを防ぐ役目を果たし、抜出るのを防止するの
で、そのまま管体を押込むことで、Ｏリングを押込みテ
ーパーの内側まで押込んで、孔端に管体の先端を連結で
きる。こうして、Ｏリングの押込み工具が不要になり、
取付け作業が簡単になって短時間で作業ができる。
の端部と共に、面取りにガイドさせて案内内径部に軽く
挿入できる。そして案内内径部の先端から、押込みテー
パーにＯリングを圧入するとき、案内内径部が、Ｏリン
グの拡がりを防ぐ役目を果たし、抜出るのを防止するの
で、そのまま管体を押込むことで、Ｏリングを押込みテ
ーパーの内側まで押込んで、孔端に管体の先端を連結で
きる。こうして、Ｏリングの押込み工具が不要になり、
取付け作業が簡単になって短時間で作業ができる。
（実施例） 以下、本考案の実施例を第１図乃至第３図によって説明
する。
する。
オイルフイラーなどの管体１の端部外周に設けた溝２
に、弾性体のＯリング３を挿入する。そして、管体１の
端部を、エンジンケース４などの孔５の端に押込んで、
Ｏリング３で孔５と管体１の外周との間をシールし、孔
５に管体１を連結する。而して本考案は、孔５の端部に
Ｏリング３を押込む押込みテーパー６を設け、この押込
みテーパー６の外側に平行内径の案内内径部７を設け、
案内内径部７の先端に面取り８を施す。案内内径部７
は、管体１に取付けたＯリング３が軽く入る内径に設定
する。管体１は、Ｏリング３を面取り８にガイドさせ
て、案内内径部７に挿入する。そして、案内内径部７の
内端から、押込みテーパー６でＯリング３を内側に圧縮
しながら孔５内まで押込む。案内内径部７は、Ｏリング
３が外側に拡がるのを防ぐことができ、内側に逃げるこ
となく押込みテーパー６に押込むことができる。
に、弾性体のＯリング３を挿入する。そして、管体１の
端部を、エンジンケース４などの孔５の端に押込んで、
Ｏリング３で孔５と管体１の外周との間をシールし、孔
５に管体１を連結する。而して本考案は、孔５の端部に
Ｏリング３を押込む押込みテーパー６を設け、この押込
みテーパー６の外側に平行内径の案内内径部７を設け、
案内内径部７の先端に面取り８を施す。案内内径部７
は、管体１に取付けたＯリング３が軽く入る内径に設定
する。管体１は、Ｏリング３を面取り８にガイドさせ
て、案内内径部７に挿入する。そして、案内内径部７の
内端から、押込みテーパー６でＯリング３を内側に圧縮
しながら孔５内まで押込む。案内内径部７は、Ｏリング
３が外側に拡がるのを防ぐことができ、内側に逃げるこ
となく押込みテーパー６に押込むことができる。
（考案の効果） 以上説明したように、この考案は、上述のように構成し
たので、孔の押込みテーパーの外側にＯリングが軽く入
る案内内径部を設けたので、押込みテーパーにＯリング
を押込むとき、案内内径部でＯリングが外側に拡がるの
を防いで、確実に押込みテーパーにＯリングを押込むこ
とができる。こうして、押込み工具を使用しなくてよい
ので、Ｏリングを傷つけることがなく、押込み作業が簡
単にできて、短時間で管体を孔に組付けできる。
たので、孔の押込みテーパーの外側にＯリングが軽く入
る案内内径部を設けたので、押込みテーパーにＯリング
を押込むとき、案内内径部でＯリングが外側に拡がるの
を防いで、確実に押込みテーパーにＯリングを押込むこ
とができる。こうして、押込み工具を使用しなくてよい
ので、Ｏリングを傷つけることがなく、押込み作業が簡
単にできて、短時間で管体を孔に組付けできる。
第１図乃至第３図は本考案の一実施例を示し、 第１図は第３図Ｘ矢示部の拡大縦断面図、 第２図は第１図の要部を更に拡大した押込み時の状況を
示す縦断面図、 第３図は全体側面図、 第４図及び第５図は従来例を示し、 第４図は縦断面図、 第５図は要部を拡大した押込み時の状況を示す縦断面
図、 である。 １……管体、２……溝、３……Ｏリング、５……孔、６
……押込みテーパー、７……案内内径部、８……面取
り。
示す縦断面図、 第３図は全体側面図、 第４図及び第５図は従来例を示し、 第４図は縦断面図、 第５図は要部を拡大した押込み時の状況を示す縦断面
図、 である。 １……管体、２……溝、３……Ｏリング、５……孔、６
……押込みテーパー、７……案内内径部、８……面取
り。
Claims (1)
- 【請求項１】管体の端部外周に設けた溝にＯリングを挿
入し、管体を孔端に挿入してＯリングで孔と管体外周の
間をシールするもので、孔の端部にＯリングの押込みテ
ーパーを設け、その外側に管体に取付けたＯリングが軽
く入る案内内径部を設け、案内内径部の先端に面取りを
設けたことを特徴とするエンジンケースのオイルフイラ
ーなどの管体の連結装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2492690U JPH0754566Y2 (ja) | 1990-03-14 | 1990-03-14 | エンジンケースのオイルフイラーなどの管体の連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2492690U JPH0754566Y2 (ja) | 1990-03-14 | 1990-03-14 | エンジンケースのオイルフイラーなどの管体の連結装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03116718U JPH03116718U (ja) | 1991-12-03 |
| JPH0754566Y2 true JPH0754566Y2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=31527872
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2492690U Expired - Lifetime JPH0754566Y2 (ja) | 1990-03-14 | 1990-03-14 | エンジンケースのオイルフイラーなどの管体の連結装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0754566Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017048707A (ja) * | 2015-09-01 | 2017-03-09 | いすゞ自動車株式会社 | シリンダヘッドカバーの位置決め構造 |
-
1990
- 1990-03-14 JP JP2492690U patent/JPH0754566Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03116718U (ja) | 1991-12-03 |
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