JPH0448519Y2 - - Google Patents

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JPH0448519Y2
JPH0448519Y2 JP6579384U JP6579384U JPH0448519Y2 JP H0448519 Y2 JPH0448519 Y2 JP H0448519Y2 JP 6579384 U JP6579384 U JP 6579384U JP 6579384 U JP6579384 U JP 6579384U JP H0448519 Y2 JPH0448519 Y2 JP H0448519Y2
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JP
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pipe
semi
cylindrical
holder
plug
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JP6579384U
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JPS60179837U (ja
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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
  • Examining Or Testing Airtightness (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は主として発電用ボイラの溶接用鋼管
の耐圧テストに使用される水圧試験用治具に関す
る。より具体的にはこの考案はボイラに溶接され
ているパイプ開口部の密封に際してシール個所を
パイプの開先部で行うようにした水圧試験用治具
に係る。
従来の水圧試験用治具は第1図示のように、ボ
イラ100に取付けたパイプ101の開先部10
2にこれと同径の盲筒103の開先部104を対
向させ、この対向面の外表面に円筒のシール材1
05を跨架状に装着し、しかも前記両筒のそれぞ
れの外表面に設けた突条106,107に合致さ
せた凹条を有する2分割環108,109をそれ
ぞれの耳部110に挿通したボルト111および
ナツト112で締着するような構造のものであつ
た。
この構造の治具の場合は、テスト圧が高圧
(100〜400Kg/cm2)であるためパイプ101と盲
筒103との両筒外表面のあらさ精度とシール材
の材料選択の問題があり、しかも治具装備に際し
てパイプ101に対する盲筒103の芯出しの関
係およびパイプ101の向き(垂直、水平あるい
は斜方向等)によつて盲筒の芯出しを維持した状
態での分割環108,109の締着に多人数の人
手を要する等の問題があつた。特に最大の欠点と
してはシール材の圧着に際してその圧着方向がパ
イプの軸心に対して直角方向であるためシール材
に偏奇応力が生じこれを除去するために特別な形
状のシール材と過度の締着力を必要としたことで
ある。
この考案は従来の水圧試験用治具の欠点を解消
した新規な治具を提供するものであり、この考案
の実施例を添付図面を参照にしながら説明すれば
次のとおりである。
第2図はこの考案に係る治具を鎖線で示すボイ
ラBに取付けたパイプPに対してどのようにセツ
テイングするかを分解して示す要部断面説明図
で、前記治具は図面符号1で表わす本体(a図参
照)と保持体2(b図参照)およびスリーブ3
(c図参照)の3部材とで構成されている。なお
4はパイプPの外表面に溶着された突条で前記治
具の抜止防止機能を付与されている。
本体1は中空円筒部11とこれに連接する半截
円筒型の本体側保持体12で形成されており、中
空円筒部11にはプラグ5がそれぞれの結合面に
設けたねじ13,51を介して軸心方向にねじ結
合されている。また円筒部11の外表面には後で
詳述する本体1の回動阻止用の図示しない丸棒を
植立する円孔14が直角位置に4個設けられてい
る。プラグ5は外表面にねじ51を設けた円柱体
として形成されておりこの外延側にはナツト52
が固着されている。またこの反対側にはOリング
53が前記したパイプPの開先面41に当接する
程度の大きさの凹溝54内に設けられている。
本体側保持体12は保持体2と協働して本体1
をパイプPに一体結合する機能を付与されており
その構造は次のとおりである。この保持体12は
半截円筒型として形成されており、半円中空部に
はパイプPの外径とほぼ同径の半截溝15とパイ
プPに設けた突条4に遊嵌する程度の大きさの凹
条16と前記プラグ5の円柱体の自由な挿通を許
容する程度の半截溝17が設けられている。また
外表面には段付突条18が外延側に形成されてい
る。なお第2図から明らかなようにパイプPの突
条4の設置位置はこの突条4に半截溝15が嵌合
した際パイプの開先端縁が中空円筒部11に衝止
しないような位置とされている。
保持体2は半円筒型で半円中空部にはパイプP
の外径とほぼ同径の半截溝21とパイプPに設け
た突条4に遊嵌する程度の大きさの凹条22とこ
の保持体2と本体側保持体12とを前記突条4に
遊嵌状に設置した際プラグ5の円柱体が自由に挿
通できる程度の半截溝23とが形成されている。
また外表面には段付突条24が前記した本体側保
持体の段付突条18と同円周上に設けられてい
る。
スリーブ3は中空円筒型に形成されており、抜
止ボルト31が筒壁のほぼ中央部に設けられてい
る。このスリーブ3は本体側保持体12と保持体
2とをパイプPの突条4に装着した際この両部材
の合体状態を維持する機能を付与されている。
上述の各部材で構成されたこの考案の治具の使
用態様を第3図および第4図により説明すれば次
のとおりである。
パイプPはその外表面の所定位置に突条4が溶
接固定されており、開先面41は所定角度をもつ
た高精度の表面仕上を施されている。このパイプ
Pに対してこの考案の治具を装着する場合には、
第3図示のように先ず本体側保持体12の凹条1
6を突条4に遊嵌させ次いでこの保持体12の対
向位置に他の保持体2の凹条22を未嵌着突条4
に遊嵌し、更にスリーブ3によつて前記両保持体
12,2を抱持状に合体し、抜止ボルトの軽い締
付によつて保持体2の落脱を防止するようにして
装着が行なわれている。
このように装着された治具のシール態様を説明
すれば次のとおりである。
第3図においてあらかじめ中空円筒部11の開
先側端面19より引込まされていたプラグ5のナ
ツト52に図示しないスパナを掛け、円孔14内
に丸棒6(鎖線図参照)の下端を挿着し、この丸
棒を本体1の回動阻止部材として例えば左手で握
り右手で前記スパナを回動してプラグ5を開先面
41方向に進行させる。このようにしてブラグ5
を進行させれば、進行の最終段階でOリング53
は開先面41に圧着され(第4図参照)パイプP
の開口部は完全にシールされる。
この考案のボイラ用水圧試験治具は上記構成に
より以下の作用効果を生ずるものである。
シール材としてのOリングは市販のものが使用
でき、しかもこれの圧着方向はパイプの軸心方向
と一致しているためOリングに対する圧着力が均
一であるばかりでなく、水圧の推力方向と同方向
であるため過度の押圧力をプラグに負荷させない
特徴を有する。またパイプの開先面の仕上精度に
関してはこれの機械加工はパイプの外表面仕上に
比較して充分にしかも簡単に行うことができる。
また両保持体の抱持状合体に際してスリーブ結合
としたので分離および装着を簡単に行うことがで
きる。
この考案は前記実施例に限定されることなく、
例えばパイプの開先部角度または形状あるいはO
リングを担持するための円柱体凹溝の形状および
Oリングと開先面との対接位置等は任意に選択で
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す要部断面説明図、第2図
はこの考案のボイラ用水圧試験治具を分解して示
す要部断面図でaは本体、bは保持体、cはスリ
ーブを示す、第3図および第4図は作用説明図で
要部を断面して示す。 1……本体、2……保持体、3……スリーブ、
4……突条、5……プラグ、11……中空円筒
部、12……本体側保持体、16,22……凹
条、41……開先、53……Oリング、B……ボ
イラ、P……パイプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中空円筒部11とこれに連接する半截円筒型の
    本体側保持体12とこの本体側保持体12の半截
    円筒型に合体させる半円筒型の保持体2と前記両
    保持体12および2の合体を保持させるためのス
    リーブ3との三部材で構成され、中空円筒部11
    にはパイプの開先面に密着するOリングを担持し
    たプラグ5を軸心方向に進退自在にねじ着すると
    共に、本体側保持体12の半截円筒型にはパイプ
    の外径とほぼ同径の半截溝15および17を形成
    し、保持体2の半円中空部には前記した半截溝1
    5および17とほぼ同径,同形状の半截溝21お
    よび23を形成し、しかも本体側保持体12の半
    截円筒型内および保持体2の半円中空部内にはそ
    れぞれパイプ外表面の突条4に遊嵌する凹条16
    および22を形成し、またスリーブ3を中空円筒
    型に形成し、このように形成した上記二部材の合
    体によつてパイプを抱持してパイプ開口部の密封
    を行うようにしたことを特徴とするボイラ用水圧
    試験治具。
JP6579384U 1984-05-04 1984-05-04 ボイラ用水圧試験治具 Granted JPS60179837U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6579384U JPS60179837U (ja) 1984-05-04 1984-05-04 ボイラ用水圧試験治具

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6579384U JPS60179837U (ja) 1984-05-04 1984-05-04 ボイラ用水圧試験治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60179837U JPS60179837U (ja) 1985-11-29
JPH0448519Y2 true JPH0448519Y2 (ja) 1992-11-16

Family

ID=30598106

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6579384U Granted JPS60179837U (ja) 1984-05-04 1984-05-04 ボイラ用水圧試験治具

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JP (1) JPS60179837U (ja)

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JPS60179837U (ja) 1985-11-29

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