JP2659739B2 - 配管接続装置 - Google Patents
配管接続装置Info
- Publication number
- JP2659739B2 JP2659739B2 JP63030106A JP3010688A JP2659739B2 JP 2659739 B2 JP2659739 B2 JP 2659739B2 JP 63030106 A JP63030106 A JP 63030106A JP 3010688 A JP3010688 A JP 3010688A JP 2659739 B2 JP2659739 B2 JP 2659739B2
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- Japan
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- tube
- pipe
- pipes
- hole
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は2本の管を着脱自在に水密連結する配管接続
装置に関する。
装置に関する。
<従来の技術> 従来、この種の配管接続装置として、一方の円管の先
端に外方へ突出する環状の鍔部を形成し、この鍔部に袋
ナットを回転自在に掛止せしめ、該袋ナットをスパナで
回転締め付けることにより袋ナット内周面の雌螺子が他
方の円管の先端外周面に刻設した雄螺子に捩じ込まれて
両円管の先端面に水密状に圧接させるものがある。
端に外方へ突出する環状の鍔部を形成し、この鍔部に袋
ナットを回転自在に掛止せしめ、該袋ナットをスパナで
回転締め付けることにより袋ナット内周面の雌螺子が他
方の円管の先端外周面に刻設した雄螺子に捩じ込まれて
両円管の先端面に水密状に圧接させるものがある。
<発明が解決しようとする問題点> しかし乍ら、このような従来の配管接続装置では、両
管の着脱時に袋ナットをスパナで回転する必要があるた
め、両管の接続部外周にスパナを回動操作するだけのス
ペースが必要となり、スパナを回動操作できないような
狭い場所に両管の接続部が配置される時には両管の接続
作業及び取外し作業が非常にやり難く、作業性が悪いば
かりでなくメンテナンスも困難であるという問題があ
る。
管の着脱時に袋ナットをスパナで回転する必要があるた
め、両管の接続部外周にスパナを回動操作するだけのス
ペースが必要となり、スパナを回動操作できないような
狭い場所に両管の接続部が配置される時には両管の接続
作業及び取外し作業が非常にやり難く、作業性が悪いば
かりでなくメンテナンスも困難であるという問題があ
る。
本発明のうち請求項1記載の発明は、両管の接続部に
対し単一部品を着脱するだけで両管の接続作業及び取り
外し作業を完了させることを目的とする。
対し単一部品を着脱するだけで両管の接続作業及び取り
外し作業を完了させることを目的とする。
また請求項2記載の発明は、請求項1に記載の発明の
目的に加えて、両管を水密状に連結することを目的とし
たものである。
目的に加えて、両管を水密状に連結することを目的とし
たものである。
<課題を解決するための手段> 前述した目的を達成するために、本発明のうち請求項
1記載の発明は、一方の管の先端に、他方の管の先端外
周より若干大径な内径を有する直接筒部を設け、この接
続筒部に、その周方向へ延びる一つの係止部材が着脱自
在に挿着される貫通孔を開穿して、挿着時に該係止部材
の内端を接続筒部内に突出せしめ、他方の管の先端外周
面には上記貫通孔と対応する位置に環状溝を凹設したこ
とを特徴とするものである。
1記載の発明は、一方の管の先端に、他方の管の先端外
周より若干大径な内径を有する直接筒部を設け、この接
続筒部に、その周方向へ延びる一つの係止部材が着脱自
在に挿着される貫通孔を開穿して、挿着時に該係止部材
の内端を接続筒部内に突出せしめ、他方の管の先端外周
面には上記貫通孔と対応する位置に環状溝を凹設したこ
とを特徴とするものである。
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構
成に、前記接続筒部の内周面にOリングを内方へ突出さ
せて配設した構成を加えたことを特徴とする。
成に、前記接続筒部の内周面にOリングを内方へ突出さ
せて配設した構成を加えたことを特徴とする。
<作用> 請求項1の発明は、一方の管に設けた接続筒部内に他
方の管を差し込んでから、貫通孔に係止部材を挿着し
て、その内端を接続筒部内に突出させることにより、該
内端が他方の管の環状溝に係合して、他方の管が軸線方
向へ移動不能となるものである。
方の管を差し込んでから、貫通孔に係止部材を挿着し
て、その内端を接続筒部内に突出させることにより、該
内端が他方の管の環状溝に係合して、他方の管が軸線方
向へ移動不能となるものである。
また請求項2の発明は、請求項1記載の構成に対し
て、前記接続筒部の内周面にOリングを内方へ突出させ
て配設した構成を追加したので、他方の管の先端外周面
にOリングの内周面を密接させることにより、接続筒部
の内周と他方管の外周との間が密閉される。
て、前記接続筒部の内周面にOリングを内方へ突出させ
て配設した構成を追加したので、他方の管の先端外周面
にOリングの内周面を密接させることにより、接続筒部
の内周と他方管の外周との間が密閉される。
<実施例> 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例は第1図に示す如く、2本の管(1)
(2)が夫々同径の円管で両管(1)(2)の接続側先
端面を夫々の軸線方向と垂直状に形成し、一方の管
(1)の接続側先端にはこれと別個に形成した接続筒部
(3)を一体的に連結したものである。
(2)が夫々同径の円管で両管(1)(2)の接続側先
端面を夫々の軸線方向と垂直状に形成し、一方の管
(1)の接続側先端にはこれと別個に形成した接続筒部
(3)を一体的に連結したものである。
接続筒部(3)は、2本の管(1)(2)と同材質の
材料は又は別な材料により円筒状に形成され、その一半
部内径を一方の管(1)の接続側先端の外径と略同径に
形成してこれに該管(1)先端を挿入せしめ溶接や接着
剤等により一体的に固定すると共に他半部の内径を他方
の管(2)の接続側先端より若干大径に形成してその内
周面にはOリング(4)が移動不能に嵌着される嵌合溝
(3a)を周方向環状に凹設する。
材料は又は別な材料により円筒状に形成され、その一半
部内径を一方の管(1)の接続側先端の外径と略同径に
形成してこれに該管(1)先端を挿入せしめ溶接や接着
剤等により一体的に固定すると共に他半部の内径を他方
の管(2)の接続側先端より若干大径に形成してその内
周面にはOリング(4)が移動不能に嵌着される嵌合溝
(3a)を周方向環状に凹設する。
Oリング(4)はゴム等の材質により環状に形成され
る従来周知構造のもので、その外径を上記嵌合溝(3a)
と略同径に形成すると共に内径を他方の管(2)の先端
外径より若干小径に形成し、嵌合溝(3a)に嵌着した状
態において内周面が接続筒部(3)内周面より内方へ突
出している。
る従来周知構造のもので、その外径を上記嵌合溝(3a)
と略同径に形成すると共に内径を他方の管(2)の先端
外径より若干小径に形成し、嵌合溝(3a)に嵌着した状
態において内周面が接続筒部(3)内周面より内方へ突
出している。
更に、上記接続筒部(3)の他半部には係止部材
(5)が挿着される貫通孔(3b)を開穿し、本実施例で
は円孔を接続筒部(3)の周方向へ2個夫々接続筒部
(3)の中心を通る一直線上に開穿されている。
(5)が挿着される貫通孔(3b)を開穿し、本実施例で
は円孔を接続筒部(3)の周方向へ2個夫々接続筒部
(3)の中心を通る一直線上に開穿されている。
係止部材(5)上記は貫通孔(3b)を遊嵌状に挿通し
該孔(3b)の深さより長く形成して貫通孔(3b)の挿着
時にその内端が接続筒部(3)内周面より適宜長さ突出
するように構成され、本実施例では一本の線材を接続筒
部(3)外周面に沿って半円形状に湾曲しその両端を夫
々内方へ一直線状に屈曲せしめて構成している。
該孔(3b)の深さより長く形成して貫通孔(3b)の挿着
時にその内端が接続筒部(3)内周面より適宜長さ突出
するように構成され、本実施例では一本の線材を接続筒
部(3)外周面に沿って半円形状に湾曲しその両端を夫
々内方へ一直線状に屈曲せしめて構成している。
また、他方の管(2)は少なくともその接続側先端が
上記接続筒部(3)の他半部内径より若干小径に形成さ
れ、外周面には接続筒部(3)内に差し込み先端面を一
方の管(1)に突き当てた状態で前記貫通孔(3b)と対
応する位置に環状溝(2a)を周方向へ凹設する。
上記接続筒部(3)の他半部内径より若干小径に形成さ
れ、外周面には接続筒部(3)内に差し込み先端面を一
方の管(1)に突き当てた状態で前記貫通孔(3b)と対
応する位置に環状溝(2a)を周方向へ凹設する。
而して斯る配管接続装置は一方の管(1)に連結した
接続筒部(3)内に他方の管(2)を差し込んでその先
端面を一方の管(1)の先端面に突き当てると、他方の
管(2)外周面にOリング(4)内周面に密接して接続
筒部(3)内周面と他方の管(2)外周面との間に密閉
し、一方の貫通孔(3b)に係止部材(5)の一端を挿入
してから線材の弾性変形を利用して他端を他方の貫通孔
(3b)に挿入し、これら両端を接続筒部(3)内に突出
させ、他方の管(2)の環状溝(2a)に着脱自在に係合
して該管(2)の軸線方向の移動、打ち抜けを阻止して
いる。
接続筒部(3)内に他方の管(2)を差し込んでその先
端面を一方の管(1)の先端面に突き当てると、他方の
管(2)外周面にOリング(4)内周面に密接して接続
筒部(3)内周面と他方の管(2)外周面との間に密閉
し、一方の貫通孔(3b)に係止部材(5)の一端を挿入
してから線材の弾性変形を利用して他端を他方の貫通孔
(3b)に挿入し、これら両端を接続筒部(3)内に突出
させ、他方の管(2)の環状溝(2a)に着脱自在に係合
して該管(2)の軸線方向の移動、打ち抜けを阻止して
いる。
尚、上記貫通孔(3b)及び係止部材(5)は上述する
ものに限定されず、例えば第3図に示す如き貫通孔(3
b)をスリット状に開設し、係止部材(5)を板材によ
り略C字状に形成して環状溝(2a)に着脱自在に係合さ
せる等、他方の管(2)を移動不能にするものであれば
どのようなものでも良い。
ものに限定されず、例えば第3図に示す如き貫通孔(3
b)をスリット状に開設し、係止部材(5)を板材によ
り略C字状に形成して環状溝(2a)に着脱自在に係合さ
せる等、他方の管(2)を移動不能にするものであれば
どのようなものでも良い。
次に、第4図〜第6図に示すものは本発明の他の実施
例である。
例である。
第4図に示すものは一方の管(1)の接続側先端に接
続筒部(3)を一体に形成したものである。
続筒部(3)を一体に形成したものである。
第5図に示すものは一方の管(1)の先端外周面に雄
螺子(1a)を刻設すると共にこれと別個に形成した接続
筒部(3)の一半部内周面に雌螺子(3c)を刻設し、こ
れら両螺子(1a)(3c)を螺着して一方の管(1)と接
続筒部(3)を一体的に連結したものである。
螺子(1a)を刻設すると共にこれと別個に形成した接続
筒部(3)の一半部内周面に雌螺子(3c)を刻設し、こ
れら両螺子(1a)(3c)を螺着して一方の管(1)と接
続筒部(3)を一体的に連結したものである。
第6図に示すものは一方の管(1)と接続筒部(3)
とを貫通孔(3b),係止部材(5)及び環状溝(1b)で
連結したもので、更に図示例では接続筒部(3)の内周
面中央に両管(1)(2)の先端面が突き当たる環状突
部(3d)を周方向へ突設している。
とを貫通孔(3b),係止部材(5)及び環状溝(1b)で
連結したもので、更に図示例では接続筒部(3)の内周
面中央に両管(1)(2)の先端面が突き当たる環状突
部(3d)を周方向へ突設している。
尚、前示実施例では2本の管(1)(2)が共に円管
であったがこれに限定されず、管(1)(2)が角管と
なる場合には接続筒部(3)が角筒状に形成されること
は言うまでもない。
であったがこれに限定されず、管(1)(2)が角管と
なる場合には接続筒部(3)が角筒状に形成されること
は言うまでもない。
<発明の効果> 以上説明したように、本発明のうち請求項1記載の発
明は、一方の管に設けた接続筒部内に他方の管を差し込
んでから、貫通孔に係止部材を挿着して、その内端を接
続筒部内に突出させることにより、該内端が他方の管の
環状溝に係合して、他方の管が軸線方向へ移動不能とな
るので、両管の接続部に対し単一部品を着脱するだけで
両管の接続作業及び取り外し作業を完了できる。
明は、一方の管に設けた接続筒部内に他方の管を差し込
んでから、貫通孔に係止部材を挿着して、その内端を接
続筒部内に突出させることにより、該内端が他方の管の
環状溝に係合して、他方の管が軸線方向へ移動不能とな
るので、両管の接続部に対し単一部品を着脱するだけで
両管の接続作業及び取り外し作業を完了できる。
従って、両管の着脱時に袋ナットをスパナで回転する
必要がある従来のものに比べ、両管の接続部外周を回転
締め付けることなくてなくて良いから、狭い場所でも作
業性に優れると共にメンテナンスもやり易い。
必要がある従来のものに比べ、両管の接続部外周を回転
締め付けることなくてなくて良いから、狭い場所でも作
業性に優れると共にメンテナンスもやり易い。
また請求項2の発明は、請求項1の発明の効果に加え
て、他方の管の先端外周面にOリングの内周面を密接さ
せることにより、接続筒部の内周と他方管の外周との間
が密閉されるので、両管を水蜜状に連結できる。
て、他方の管の先端外周面にOリングの内周面を密接さ
せることにより、接続筒部の内周と他方管の外周との間
が密閉されるので、両管を水蜜状に連結できる。
第1図は本発明の一実施例を示す配管接続装置の縦断正
面図、第2図は第1図の(II)−(II)線に沿える縦断
側面図、第3図は貫通孔及び係止部材の変形例を示す縦
断側面図、第4図〜第6図は本発明の他の実施例を示す
配管接続装置の縦断正面図である。 1……一方の管、2……他方の管 2a……環状溝、3……接続筒部 3b……貫通孔、4……Oリング 5……係止部材
面図、第2図は第1図の(II)−(II)線に沿える縦断
側面図、第3図は貫通孔及び係止部材の変形例を示す縦
断側面図、第4図〜第6図は本発明の他の実施例を示す
配管接続装置の縦断正面図である。 1……一方の管、2……他方の管 2a……環状溝、3……接続筒部 3b……貫通孔、4……Oリング 5……係止部材
フロントページの続き (72)発明者 佐野 芳樹 滋賀県甲賀郡甲西町大字朝国1番地 東 陶機器株式会社滋賀工場内 (72)発明者 越智 幹夫 東京都千代田区内幸町2丁目2番3号 川崎製鉄株式会社内 (72)発明者 菊地 亨 東京都千代田区内幸町2丁目2番3号 川崎製鉄株式会社内 (72)発明者 有田 譲次 兵庫県神戸市脇浜海岸通2―88 (56)参考文献 実開 昭62−133081(JP,U) 実開 昭57−35582(JP,U) 実開 昭48−44014(JP,U) 実公 昭50−17076(JP,Y2)
Claims (2)
- 【請求項1】一方の管(1)の先端に、他方の管(2)
の先端外周より若干大径な内径を有する接続筒部(3)
を設け、この接続筒部(3)に、その周方向へ延びる一
つの係止部材(5)が着脱自在に挿着される貫通孔(3
b)を開穿して、挿着時に該係止部材(5)の内端を接
続筒部(3)内に突出せしめ、他方の管(2)の先端外
周面には上記貫通孔(3b)と対応する位置に環状溝(2
a)を凹設したことを特徴とする配管接続装置。 - 【請求項2】前記接続筒部(3)の内周面にOリング
(4)を内方へ突出させて配設した請求項1記載の配管
接続装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63030106A JP2659739B2 (ja) | 1988-02-12 | 1988-02-12 | 配管接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63030106A JP2659739B2 (ja) | 1988-02-12 | 1988-02-12 | 配管接続装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01206193A JPH01206193A (ja) | 1989-08-18 |
JP2659739B2 true JP2659739B2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=12294528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63030106A Expired - Lifetime JP2659739B2 (ja) | 1988-02-12 | 1988-02-12 | 配管接続装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2659739B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4844014U (ja) * | 1971-09-25 | 1973-06-08 | ||
JPS5017076U (ja) * | 1973-06-08 | 1975-02-24 | ||
JPS5735582U (ja) * | 1980-08-07 | 1982-02-24 | ||
JPH0338548Y2 (ja) * | 1986-02-15 | 1991-08-14 |
-
1988
- 1988-02-12 JP JP63030106A patent/JP2659739B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01206193A (ja) | 1989-08-18 |
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