JPH023396Y2 - - Google Patents

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JPH023396Y2
JPH023396Y2 JP18674283U JP18674283U JPH023396Y2 JP H023396 Y2 JPH023396 Y2 JP H023396Y2 JP 18674283 U JP18674283 U JP 18674283U JP 18674283 U JP18674283 U JP 18674283U JP H023396 Y2 JPH023396 Y2 JP H023396Y2
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JP
Japan
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piece
cylindrical
pieces
pressure
pipe
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JP18674283U
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JPS6094429U (ja
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  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、内面に内張り材を貼りつけて内張り
した管路において、その内張り材の端末を管路内
面に挟圧して強固に固定するための端末処理具に
関するものである。
従来、ガス導管、水道管、通信線や電力線等の
埋設管路等の、主として地中に埋設された管路に
ついて、その管路の老朽部分の補修又は道震や地
盤変動に対する補強の目的で、該管路の内面に内
張り材を貼りつけて内張りすることが行われてい
る。この内張りは、管路を数百メートル程度の長
さに区切り、これに一度に内張りを施すのである
が、その長さはあくまでも有限であるため、内張
りされた部分に必ず端末が生じる。ところが、こ
の端末において内張り材が管路の内面から剥がれ
てくることがあり、これが一旦剥がれるとその剥
がれた部分が管内を流れる流体等の作用によつて
急速に広がり、管路の流路を閉塞してしまうこと
がある。
そこで、内張りされた管路の端末における内張
り内に、該内張り材の内径よりもやゝ小さい外径
を有する金属の拡張リングを嵌合し、該拡張リン
グをその直径方向に拡圧することにより、内張り
材を拡張リングと管路本体との間に挟圧固定する
ことが行われている。この方法においては、油圧
等で拡張リングを拡圧し、塑性変形させて内張り
材に密着させるのであるが、拡張リングを拡圧す
るためには大きな力を必要とし、相当大掛かりな
装置が必要である。特に内径600mmにも達する大
口径の管路の適用するための装置としては、極め
て大掛かりなものにならざるを得ず、価格面、安
全面、操作や移動の面からも好ましいものではな
い。
本考案はかかる事情に鑑みなされたものであつ
て、構造が簡単で、軽便な器具により拡圧して内
張り材を管路内面に圧接固定することのできる、
新規な端末処理具を提供することを目的とするも
のである。
而して本考案は、外面が、内張りされた管路の
内面よりもわずかに小さい曲率半径を有する円筒
面を有し、両側端にその軸方向に対して傾斜した
テーパー縁を有し、該両側端の内側に支持片を突
設した筒片と、該筒片の前記テーパー縁に適合す
るテーパー縁を有する楔片とよりなり、前記筒片
を内張りされた管路の端末部に挿入し、拡圧具に
より該筒片を拡圧しつつ、前記楔片を筒片の側端
間に嵌合して、内張り材の端末を管路端末に挟圧
固定するようにしたことを、その特徴とするもの
である。
以下本考案の実施例を図面に従つて説明する。
図面は本考案の一実施例を示すものである。図面
において1a,1bはそれぞれ半筒片であつて、
内張りされた管路の内径より僅かに小さい曲率半
径を有する、半円形の外周面2a,2bを有し、
両側端はそれぞれテーパー縁3a,3bを形成し
ている。また該両側端の内側には支持片4a,4
bが突設され、両側端に近い内面には、後述する
拡圧具を係止する係止部5a,5bが形成されて
いる。
6a,6bは楔片であつて、外面7a,7bは
前記半筒片1a,1bの外面に連続する円筒面の
一部を形成しており、両側端は前記半筒片1a,
1bのテーパー縁3a,3bに適合するテーパー
縁8a,8bが形成され、内面には前記支持片4
a,4b間に嵌合する突部9a,9bが突設され
ている。
而してこの端末処理具を使用して内張り材の端
末を管路内面に挟圧固定するには、先ず半筒片1
a,1bを筒状に合せて内張りされた管路10内
に挿入する。次いで拡圧具11a,11bを半筒
片1a,1b内に挿入し、係止部5a,5bに係
止する。
拡圧具11a,11bは、両端に略三角形状の
押圧片12a,12bを有し、該押圧片12a,
12bの先端には前記係止部5a,5bに係止す
る係止突部13a,13bが突設されており、押
圧片12a,12bの後部には、一方は右ねじ、
他方は左ねじの、ねじ棒14a,14bが突設さ
れ、両ねじナツト15a,15bに螺合され、タ
ーンバツクルを構成している。
而して前記押圧片12a,12bの係止突部1
3a,13bを前記係止部5a,5bに係止し、
両ねじナツト15a,15bを回転させて押圧片
12a,12bを押し開き、半筒片1a,1bを
拡圧して管路10に向つて押しつけ、半筒片1
a,1bと管路10との間に内張り材16を挟圧
するのである。
次いで半筒片1a,1bの両端間に形成された
テーパー縁3a,3bの間隔部に楔片6a,6b
を嵌合し、半筒片1a,1bを拡圧状態に維持す
る。これにより半筒片1a,1bは両端が楔片6
a,6bにより突つ張つた状態となり、また楔片
6a,6bは半筒片1a,1bの支持片4a,4
bにより半筒片1a,1bのテーパー縁3a,3
b間から外れることがない。従つて半筒片1a,
1bの外周面2a,2b及び楔片6a,6bの外
面7a,7bによつて円筒面が形成され、該円筒
面と管路10内面との間に内張り材16が挟圧さ
れた状態となる。
然る後、両ねじナツト15a,15bを回転さ
せて押圧片12a,12bを緩め、拡圧具11
a,11bを半筒片1a,1b内から取り出せ
ば、管路の端末処理は完了し、内張り材16の端
末は管路内面に強固に挟圧固定された状態に維持
されるのである。
本考案においては、先の実施例のように半筒片
1a,1bに切欠き状の係止部5a,5bを形成
し、該係止部5a,5bに拡圧具11a,11b
の押圧片12a,12bの先端に突設された係止
突部13a,13bを嵌合して係止するようにし
ても良いが、第3図に示すように、半筒片1a,
1bの内面に突起状の係止部5a,5bを突設
し、該係止部5a,5bに拡圧具11a,11b
の押圧片12a,12bの先端を係止するように
することもできる。また本考案においては、筒片
を先の実施例のように半割りの半筒片1a,1b
とするのが良いが、比較的小径の管路の適用する
場合においては、単一の筒片とし、その一か所に
楔片6を挟圧する切り割りを形成したものとする
こともできる。
さらに本考案の筒片を管路内面に装着するため
の拡圧具による拡圧手段は、先の実施例に示され
る構造のものに限定されるものではない。第4図
に示すものは他の構造を使用したものであつて、
筒片1は内張りされた管路10内に直接嵌合され
る外筒片17と、該外筒片17の内側に嵌合され
る内筒片18とよりなつている。そして外筒片1
7の両側端にテーパー縁3及び支持片4設けられ
ており、前記内筒片18の内面に係止部5が形成
されている。
而してこの構造においては、先ず外筒片17を
内張りされた管路10内に挿入し、該外筒片17
内に前記内筒片18を嵌合する。そして該内筒片
18の内周に形成された係止部5に拡圧具11の
押圧片12の先端を係止し、両ねじナツト15を
回転させて押圧片12を押し開くことにより、内
筒片18を介して外筒片17を拡圧するようにな
つている。
本考案によれば、筒片を小さい力で容易に拡圧
することができ、しかも楔片6a,6bによつて
その拡圧状態を維持するようになつているので、
内張り材16の挟圧効果は確実である。また筒片
の拡圧に要する力が小さいので、大掛りな設備を
必要とせず、簡単な拡圧具11a,11bによつ
て筒片を拡圧することができ、安価であると共に
作業上の危険もなく、更に操作や移動も簡単であ
る。
また、楔片を筒片に挿入する際には、筒片は拡
圧具によつて拡圧された状態で挿入され、楔片が
強い力で打ち込まれることがないので、該楔片に
よつて内張り材が傷付いたり、捲れたりすること
がない。
さらに実施例のように、筒片を一対の半筒片と
することにより、比較的大口径の管路に適用する
場合においても、小さい力で拡圧することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の端末処理具の一実施例を示
す分解斜視図であり、第2図は、前記実施例の使
用状態を示す横断面図である。第3図は、本考案
の他の実施例を示す横断面図であり、第4図は、
さらに他の拡圧具を使用した状態の横断面図であ
る。 1……筒片、1a,1b……半筒片、2a,2
b……外周面、3a,3b……テーパー縁、4,
4a,4b……支持片、5,5a,5b……係止
部、6,6a,6b……楔片、8a,8b……テ
ーパー縁、10……管路、11,11a,11b
……拡圧具、16……内張り材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外面が、内張りされた管路の内面よりもわずか
    に小さい曲率半径を有する円筒面を有し、両側端
    にその軸方向に対して傾斜したテーパー縁を有
    し、該両側端の内側に支持片を突設し、両端に近
    い内面に拡圧具の係止部を形成した筒片と、該筒
    片の前記テーパー縁に適合するテーパー縁を有す
    る楔片とよりなり、前記筒片を内張りされた管路
    の端末部に挿入し、拡圧具により該筒片を拡圧し
    つつ、前記楔片を筒片の側端間に嵌合して、内張
    り材の端末を管路端末に挟圧固定するようにした
    ことを特徴とする、内張りされた管路の端末処理
    具。
JP18674283U 1983-12-01 1983-12-01 内張りされた管路の端末処理具 Granted JPS6094429U (ja)

Priority Applications (1)

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JP18674283U JPS6094429U (ja) 1983-12-01 1983-12-01 内張りされた管路の端末処理具

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JP18674283U JPS6094429U (ja) 1983-12-01 1983-12-01 内張りされた管路の端末処理具

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Publication Number Publication Date
JPS6094429U JPS6094429U (ja) 1985-06-27
JPH023396Y2 true JPH023396Y2 (ja) 1990-01-26

Family

ID=30403285

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JP18674283U Granted JPS6094429U (ja) 1983-12-01 1983-12-01 内張りされた管路の端末処理具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009074687A (ja) * 2007-08-24 2009-04-09 Ntn Corp センサ付軸受

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Publication number Publication date
JPS6094429U (ja) 1985-06-27

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