JPH0236303Y2 - - Google Patents

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JPH0236303Y2
JPH0236303Y2 JP14170986U JP14170986U JPH0236303Y2 JP H0236303 Y2 JPH0236303 Y2 JP H0236303Y2 JP 14170986 U JP14170986 U JP 14170986U JP 14170986 U JP14170986 U JP 14170986U JP H0236303 Y2 JPH0236303 Y2 JP H0236303Y2
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JP
Japan
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case
abutment
metal fitting
case half
fitting
Prior art date
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JP14170986U
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JPS6346889U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はプラスチツク気密ケース、特に解体
を容易にするための解体手段が設けられているプ
ラスチツク気密ケースに関するものである。
(従来の技術) この種の気密ケースとして二分割したケース半
体を、その端縁から半径方向外方および軸線方向
に延びるフランジ部においてボルトにより連結し
たものが知られている。
ケース半体を連結するときには、第6図の拡大
図に示されるようにフランジ部11の接合面には
シールパツキング5の他の粘着性シール材7が塗
布されるため、時間が経過してケーブル接続部を
解体する必要が生じた場合にはこの両ケース半体
の分離解体が極めて困難となる。
このケース半体の分離を容易にするため、従来
は同図および第7図に示されるような解体手段が
用いられている。すなわち、めねじ孔101Aの
形成された筒状部を有するめねじ金具101と、
突当面を有する突当金具102を組み合せた解体
手段であつて、これらをケース半体のフランジ部
11に軸方向に離れた2,3個所に第6図図示の
ように対向埋設し、分離解体時には連結に使用し
て取り外したボルトを利用して一方のケース半体
1Aのフランジ側のめねじ金具101のめねじ孔
101Aにねじ込み、このボルトの先端を相手の
ケース半体1Bに埋設されている突当金具102
に突き当らせて押し出し、これによつて両ケース
半体1A,1Bを互いに分離するものである。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら従来の気密ケースの場合は、その
解体金具をケース半体のフランジ部に埋込み成形
しなければならないために極めてコスト高になる
欠点があり、さらに本考案の説明に関連して明白
となるように、気密ケースのフランジ部のたわみ
変形を避けるために当金部材が用いられるとき
は、その当金部材が脱落しやすくて作業がやりに
くいという不都合があつた。
(問題点を解決するための手段) この考案は前記の問題を解決するためになされ
たものであつて、当金部材をフランジ部に対して
挟圧保持するコ字状部材にめねじ部を形成したね
じ孔付金具と、同様の形状をなして突当板を有す
る突当板付金具とを組み合せた解体手段を特徴と
する気密ケースを提供するものである。
(作用) 解体手段を構成するねじ孔付金具も当突板付金
具も共にコ字状をなしてフランジ部に外部から取
りつけられるためいちいちケース半体を埋込み成
形する必要がなく、またこれらの金具が当金部材
を挟圧する作用をするので当金部材の脱落が防止
される。
(実施例) 以下第1図ないし第5図についてこの考案の一
実施例を説明する。
第1図ないし第3図に示すように、この考案の
気密ケースは中空円柱をその中心軸線を含む平面
によつて2分割した形状のケース半体1A,1B
を、その端縁を半径方向外方および軸線方向に延
びるフランジ部11においてボルト6を用いて接
続合体して形成される。ボルト6はフランジ部1
1の軸方向に並んで複数個用いられ、またフラン
ジ部11の強度を保証するため、板状の当金部材
2がフランジ部11の上面に軸方向に延びるよう
に添設され、ボルト6によつてフランジ部11と
共に締めつけられる。
第4図に示すように、ケース半体1A,1Bの
接合面には気密を確保するためにシールパツキン
グ5が用いられるが、組立締付時には適宜の粘着
性シール材7が塗布される。
この考案に用いられる解体手段の一方の構成部
品であるねじ孔付金具3はコ字状をなし、一方の
ケース半体1Aのそのフランジ部11と当金部材
2とを挟圧するように取りつけられる。ねじ孔付
金具3のコ字の対向面にはボルト孔31が穿設さ
れ、これと同軸位置にめねじ部32がタツプ加工
される。しかしてねじ孔付金具3は、このボルト
孔31、めねじ部32がフランジ部11に穿設さ
れる連結用のボルト孔とは別の遊び孔11Aに合
致するように取りつけられる。
解体手段の他方の構成部品である突当板付金具
4も、ねじ孔付金具3と同様のコ字状をなし、他
方のケース半体1Bのフランジ部11の、ねじ付
金具3と対応する位置に取りつけられる。この突
当板付金具4のケース半体1A側の面が突当板4
1として機能するためにこの部品名称がつけられ
る。
ケース半体1Aとケース半体1Bとがフランジ
部11において、ボルト6により連結合体される
ときは接合面に粘着性シール材7が塗布される
が、解体時にはこの粘着性シール材7がケース半
体1A,1Bとの分離を妨げる原因となることは
既に従来技術に関して述べた通りである。解体時
には、この考案においても従来技術と同様に、連
結に用いて取り外したボルト6を第5図に示され
るようにケース半体1Aのねじ孔付金具3のめね
じ部32にねじ込み、そのボルト6の先端を他の
ケース半体1Bの突当板付金具4の突当板41に
突き当て、ボルト6のねじ込みの反抗力によつて
両ケース半体1A,1Bを分離させるわけであ
る。
(考案の効果) この考案によれば解体手段を構成するねじ孔付
金具も突当板付金具も共にコ字状をなしてフラン
ジ部に外部から取りつけられるためいちいちケー
ス半体を埋込み成形する必要がなく、またこれら
の金具が当金部材を挟圧する作用をするので当金
部材の脱落が防止される効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す平面図、第
2図は同じく側面図、第3図は同じく軸方向の端
部から見た正面図、第4図は一部拡大して示した
側断面図、第5図はケース半体の分離作業を説明
する同様の側断面図、第6図は従来技術を示す第
4図と同様の図、第7図は従来の解体金具を示す
斜視図である。 1A,1B……ケース半体、11……フランジ
部、2……当金部材、3……ねじ孔付金具、4…
…付当板付金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フランジ部において互いに連結合体される2個
    のケース半体1A,1Bから成るプラスチツク気
    密ケースにおいて、そのフランジ部11および当
    金部材2を挟圧保持するようコ字状をなし、前記
    一方のケース半体に装着され、めねじ部32を有
    するねじ孔付金具3と、同様のコ字状をなし、前
    記他方のケース半体に装着され、突当板41を有
    する突当板付金具4とからなる解体手段が設けら
    れていることを特徴とするプラスチツク気密ケー
    ス。
JP14170986U 1986-09-16 1986-09-16 Expired JPH0236303Y2 (ja)

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JP14170986U JPH0236303Y2 (ja) 1986-09-16 1986-09-16

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JP14170986U JPH0236303Y2 (ja) 1986-09-16 1986-09-16

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Publication Number Publication Date
JPS6346889U JPS6346889U (ja) 1988-03-30
JPH0236303Y2 true JPH0236303Y2 (ja) 1990-10-03

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