JPH0649996Y2 - 分岐管接続用の管継手 - Google Patents

分岐管接続用の管継手

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JPH0649996Y2
JPH0649996Y2 JP1988072234U JP7223488U JPH0649996Y2 JP H0649996 Y2 JPH0649996 Y2 JP H0649996Y2 JP 1988072234 U JP1988072234 U JP 1988072234U JP 7223488 U JP7223488 U JP 7223488U JP H0649996 Y2 JPH0649996 Y2 JP H0649996Y2
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JP
Japan
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pipe
branch
port
engaging
hole
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正佳 臼井
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Usui Co Ltd
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Usui Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自動車または各種の機械設備の、流体移送管
の分岐部分を接続するための、分岐管接続用の管継手に
係るもので、比較的小径の管の接続を交差方向に行うの
に適したものである。
従来の技術 従来、流体移送用の管の分岐部分を接続する継手として
は、実公昭56-16453号公報記載の考案が知られている。
また、実開昭59-143867号公報記載の考案の如く、マス
タシリンダボデイ等の特定の部材にホースを間接的に接
続しようとする考案は存在する。
また、特開昭62-49093号公報記載の発明の如く、継手に
単に管を接続しようとするものも存在する。
考案が解決しようとする問題点 しかし、実公昭56-16453号公報記載の考案は、接続する
分岐管を継手本体に鑞付けするものである。そのため、
接続作業に極めて多くの手数を要するばかりでなく、鑞
付けによる局部過熱によって、鑞付け部分の機械的強度
を劣化させる。そして、亀裂折損事故を生じたり、鑞付
け後に製品全体のメッキ加工、塗装加工等による耐食被
膜の形成を不可欠なものとする。そのため、著しく手数
を要し、作業性を阻害するものとなっていた。
また、実開昭59-143867号公報記載の考案は、マスタシ
リンダボデイ等の、特定の部材に、ホースを接続するた
めの部材を接続しようとするものであって、一般に存在
する2つの管を、交差方向に相互に接続することは出来
ない。
また、特開昭62-49093号公報記載の発明は、継手に単に
管を接続しようとするものであって、一般に存在する2
つの管を、交差方向に相互に接続することは出来ない。
本考案は上述のごとき問題点を解決するため、流体移送
用の管の分岐部分を接続するのに鑞付けを一切不要と
し、鑞付けを原因として生じる各種の弊害を除去するも
のである。
また、一般に存在する複数の管を、簡易に交差方向に接
続する事を可能とするものである。
問題点を解決するための手段 本考案は上述のごとき問題点を解決するため、一端から
他端まで貫通する貫通口とこの貫通口に交差接続する分
岐口を穿設形成した継手本体と、この継手本体の分岐口
に挿入接続した分岐管を挿通係合するための係合口を主
体板に穿設するとともにこの主体板の両端を折曲して設
けた両端片の端縁から嵌合口を開口し、この嵌合口に、
貫通口に挿入した主管を嵌合する係合本体とから成り、
分岐管の外周には、係合本体の内面に臨ませた位置に、
係合本体に係合するための係合突起を突出形成してなる
ものである。
また、貫通口に挿入し貫通口の両端から突出する主管に
は、周壁に接続口を開口し、この接続口に分岐管の先端
を挿入接続するものであっても良い。
また、貫通口に挿入し貫通口の両端から突出する主管お
よび分岐口に挿入した分岐管は、各々独立したものであ
ると共に主管および分岐管の外周には、係合本体の内面
に臨ませた位置に、係合本体に係合するための係合突起
を突出形成したものであっても良い。
また、貫通口および分岐口の内周には弾性シール部材を
装着し、分岐管および主管を液密に挿入し得るものとし
たものであっても良い。
作用 本考案は上述のごとく構成したものであるから、継手本
体の貫通口および分岐口に、主管および分岐管を挿入し
た後、分岐管を係合本体の係合口に挿通するとともに係
合本体の嵌合口を、主管に押圧嵌合することにより、主
管および分岐管は継手本体から分離することがなく、係
合本体によりワンタッチで一体に連結が可能となる。
そして、貫通口に挿入する主管を、連続した一本の管で
形成する場合には、周壁に接続口を開口する。そして、
この接続口に分岐管の先端を挿入接続する事により、主
管の軸方向及び周方向への移動を防止出来る。また、分
岐管の外周には、係合本体の内面に臨ませた位置に、係
合本体に係合するための係合突起を突出形成する。この
係合突起を、係合本体に係合して分岐管の抜け出しを防
止するとともに係合本体は、嵌合口を主管に嵌合固定
し、主管の移動を防止している。
また、貫通口に挿入する主管および分岐口に挿入する分
岐管は、各々独立したものであっても良く、主管および
分岐管の外周の、係合本体の内面に臨ませた位置に、係
合本体に係合するための係合突起を突出形成する。そし
て、この係合突起を係合本体の係合口に係合して分岐管
の抜け出しを防止するとともに嵌合口を主管に嵌合固定
して、主管の抜けだしを防止している。
また、貫通口および分岐口の内周に、弾性シール部材を
装着すれば、分岐管および主管は継手本体に液密に挿入
し得るものとなる。
実施例 以下本考案の一実施例を第1図〜第3図に於いて説明す
れば、(1)は継手本体で、金属、硬質合成樹脂等の硬
質材にて形成し、一端から他端まで貫通する貫通口
(2)を設けている。また、継手本体(1)は、この貫
通口(2)にほぼ直角に交差接続する分岐口(3)を穿
設形成している。
また、継手本体(1)は、貫通口(2)および分岐口
(3)の内周には、オーリング等の弾性シール部材
(4)を装着し、貫通口(2)および分岐口(3)に、
主管(5)および分岐管(6)を、液密に挿入し得るよ
う構成している。
また、分岐口(3)に挿入接続した分岐管(6)を挿通
係合するための係合口(7)を、係合本体(8)の主体
板(10)に開口穿設する。また、この主体板(10)の両
端を折曲して設けた両端片(11)に、貫通口(2)に挿
入した主管(5)を嵌合するための嵌合口(12)を設け
ている。
この嵌合口(12)は、両端片(11)の端縁から開口部
(13)を設けて形成し、この開口部(13)を弧状にす
る。また、この開口部(13)に連続して、この開口部
(13)よりも大径で主管(5)の外形とほぼ同一径か少
しく小径とし、この嵌合口(12)に連続して、嵌合口
(12)を弾性的に拡大するための割溝(14)を設けてい
る。
また、貫通口(2)に挿入し貫通口(2)の両端から突
出する主管(5)は、第1図に示すごとく、連続した一
本の管で形成する。そして、周壁に接続口(18)を開口
し、この接続口(18)に分岐管(6)の先端を挿入接続
する。
また、分岐管(6)の外周には、係合本体(8)の主体
板(10)内面に臨ませた位置に、係合本体(8)に係合
するための係合突起(15)を突出形成している。この係
合突起(15)は、主管(5)をプレス成形する等の方法
により形成しても良いし、別個の固定具を固定するもの
であっても良い。
また、異なる実施例に於いては、貫通口(2)に挿入し
両端から突出する主管(5)と、分岐口(3)に挿入し
た分岐管(6)を、第4図に示すごとく各々独立したも
のとする。この場合は、それぞれの主管(5a)(5b)お
よび分岐管(6)の外周には、係合本体(8)の内面に
臨ませた位置に、係合本体(8)に係合するための係合
突起(15)を突出形成する。
また、貫通口(2)および分岐口(3)の内周にはオー
リング(4)を装着し、分岐管(6)および主管(5)
を液密に挿入し得るものとしている。また、このオーリ
ング等の弾性シール部材(4)の、貫通口(2)および
分岐口(3)への装着は、第1図に示すごとく、ブッシ
ュ(16)を用いる。
また、異なる実施例に於いては、第4図に示すごとく、
オーリング等の弾性シール部材(4)装着用の装着凹部
(17)を形成するもので有っても良い。
また、上記の貫通口(2)および分岐口(3)への、分
岐管(6)および主管(5)の液密な挿入は、オーリン
グ等の弾性シール部材(4)を用いる他、貫通口(2)
および分岐口(3)へ、分岐管(6)および主管(5)
を無理バメ等の方法で、緊密に挿入することにより、液
密な挿入を得るものであっても良い。
上述の如く構成したものに於いて、主管(5)と分岐管
(6)の接続を行うには、継手本体(1)の貫通口
(2)および分岐口(3)に、主管(5)および分岐管
(6)を挿入する。また、継手本体(1)の外面から係
合本体(8)を主管(5)および分岐管に係合する。こ
の係合により、主管(5)および分岐管(6)は継手本
体(1)から分離することがなく、係合体(8)により
ワンタッチで一体に連結が可能となる。
従って、主管(5)と分岐管(6)の接続を行うのに鑞
付けの手数を不要とする。また、従来鑞付けによる局部
過熱によって生じていた、鑞付け部分の機械的強度の劣
化、亀裂折損事故の発生を防止する。また、鑞付け後の
製品全体のメッキ加工、塗装加工等を一切不要とするも
のである。
また、貫通口(2)に挿入する主管(5)を、連続した
一本の管で形成する場合には、分岐管(6)の外周に、
係合突起(15)を突出形成し、この係合突起(15)を係
合本体(8)に係合して分岐管(6)の抜け出しを防止
する事ができる。
また、主管(5)および分岐管(6)が、各々独立した
ものである場合には、主管(5)および分岐管(6)の
外周に、係合突起(15)を突出形成し、この係合突起
(15)を係合本体(8)に係合して、主管(5)および
分岐管(6)の抜け出しを防止する事ができる。
また、貫通口(2)および分岐口(3)の内周に、弾性
シール部材(4)を装着すれば、分岐管(6)および主
管(5)は継手本体(1)に液密に挿入し得るものとな
る。
考案の効果 本考案は上述の如く構成したものであるから、別個に形
成されている主管と分岐管は、交差方向への一体となる
連結を、ワンタッチで容易に行うことが出来る。
また、分岐管は、係合突起を係合本体によって係合固定
されるから、継手本体から離脱等を生じることとが無
く、安定した継手本体への接続を可能とする。
また、主管を連続した1本の管で形成する場合には、主
管に軸方向若しくは周方向への外力が作用しても、主管
は接続口に分岐管を係合しているから、継手本体からズ
レたり、離脱等を生じることが無く、継手本体及び分岐
管との安定した接続を可能とする。
また、主管および分岐管を各々独立したものとし、主管
を分割している場合には、主管および分岐管の外周に、
係合突起を突出形成し、この係合突起を係合本体に係合
して、主管および分岐管の抜け出しを防止する事ができ
るものである。
また、上述のごとき主管と分岐管との接続は、全てワン
タッチで行うことができ、鑞付けの手数を不要とする。
そのため、従来鑞付けにより局部過熱によって生じてい
た、鑞付け部分の機械的強度の劣化、亀裂折損事故の発
生を防止する。また、鑞付け後の製品全体のメッキ加
工、塗装加工等を一切不要とする。
また貫通口および分岐口の内周に、弾性シール部材を装
着すれば、分岐管および主管は継手本体に液密に挿入し
得るものとなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであって、第1図は
断面図、第2図は第1図の側面図、第3図は係合本体の
斜視図、第4図は他の異なる実施例の断面図、第5図は
第4図の側面図である。 (1)……継手本体、(2)……貫通口 (3)……分岐口、(4)……弾性シール部材 (5)……主管、(6)……分岐管 (7)……係合口、(8)……係合本体 (10)……主体板、(11)……両端片 (12)……嵌合口、(15)……係合突起 (18)……接続口

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端から他端まで貫通する貫通口とこの貫
    通口に交差接続する分岐口を穿設形成した継手本体と、
    この継手本体の分岐口に挿入接続した分岐管を挿通係合
    するための係合口を主体板に穿設するとともにこの主体
    板の両端を折曲して設けた両端片の端縁から嵌合口を開
    口し、この嵌合口に、貫通口に挿入した主管を嵌合する
    係合本体とから成り、分岐管の外周には、係合本体の内
    面に臨ませた位置に、係合本体に係合するための係合突
    起を突出形成したことを特徴とする分岐管接続用の管継
    手。
  2. 【請求項2】貫通口に挿入し貫通口の両端から突出する
    主管には、周壁に接続口を開口し、この接続口に分岐管
    の先端を挿入接続することを特徴とする請求項1記載の
    分岐管接続用の管継手。
  3. 【請求項3】貫通口に挿入し貫通口の両端から突出する
    主管および分岐口に挿入した分岐管は、各々独立したも
    のであると共に主管および分岐管の外周には、係合本体
    の内面に臨ませた位置に、係合本体に係合するための係
    合突起を突出形成したことを特徴とする請求項1記載の
    分岐管接続用の管継手。
  4. 【請求項4】貫通口および分岐口の内周には弾性シール
    部材を装着し、分岐管および主管を液密に挿入し得るも
    のとしたことを特徴とする請求項1記載の分岐管接続用
    の管継手。
JP1988072234U 1988-05-31 1988-05-31 分岐管接続用の管継手 Expired - Lifetime JPH0649996Y2 (ja)

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JP2001193885A (ja) * 1999-11-05 2001-07-17 Togo Seisakusho Corp 管継手
JP6249793B2 (ja) * 2014-01-27 2017-12-20 株式会社ハーマン ガスコンロ

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JPS59143866U (ja) * 1983-03-17 1984-09-26 アイシン精機株式会社 マスタシリンダ用インレツトユニオン
JPS59155392U (ja) * 1983-04-06 1984-10-18 株式会社ノーリツ 管接続装置
JPS6249093A (ja) * 1985-08-28 1987-03-03 松下電器産業株式会社 ガス接続装置

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