JPH09163562A - 水冷母線の接続部 - Google Patents

水冷母線の接続部

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Publication number
JPH09163562A
JPH09163562A JP7323025A JP32302595A JPH09163562A JP H09163562 A JPH09163562 A JP H09163562A JP 7323025 A JP7323025 A JP 7323025A JP 32302595 A JP32302595 A JP 32302595A JP H09163562 A JPH09163562 A JP H09163562A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connection
water
flange
flanges
tightening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7323025A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumasa Odagiri
和正 小田桐
Hiroyuki Tashiro
洋征 田代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP7323025A priority Critical patent/JPH09163562A/ja
Publication of JPH09163562A publication Critical patent/JPH09163562A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
  • Installation Of Bus-Bars (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の水冷母線の接続部は水冷母線1の端
部に接続した接続フランジ2をボルト4およびナット6
で直接締付ける構造であるために、接続フランジ2のボ
ルト4およびナット6で締付けない部分は密着性が劣
り、このために長期使用中に水冷母線内を流れる水が漏
水するという問題および接触抵抗が大きくなり電気的接
続に問題があった。 【解決手段】 水冷母線1の端部に接続した接続フラン
ジ2の突き合わせ面に、接続フランジ2と別体に形成し
た締付けフランジ10を配置し、該締付けフランジ10
をボルト4・ナット6で締付けることにより、接続フラ
ンジ2相互を間接的に締付けるように構成したもので、
このように構成することにより、接続フランジ2相互の
突き合わせ面を均一に締付けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水冷母線の接続部
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の水冷母線の接続部を図4および図
5に示す。水冷母線1の端部には、断面L字型の接続フ
ランジ2が溶接接続されている。符号3が溶接接続部で
ある。接続フランジ2の円周方向には、ボルト4が挿通
される複数の孔5が設けられている。複数の孔5にはボ
ルト4が挿通され、該ボルト4にはナット6が螺合され
ている。なお図5において符号7は、接続フランジ2相
互の突き合わせ面に介在させた防水のためのOリングで
ある。
【0003】上記構成の水冷母線を接続部を形成するに
は、まず接続フランジ2相互の面をOリング7を介して
突き合わせ、次に該接続フランジ2の孔5にボルト4を
挿通し、最後に該ボルト4にナット6を螺合することに
よって接続フランジ2の突き合わせ面を締付けるもので
ある。これによって水冷母線は電気的に接続されると共
に冷却水の漏れが無く接続されるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の水冷母線の接続部においては、つぎのような問題が
あった。 接続フランジ2の突き合わせ面をボルト4およびナッ
ト6で直接締付ける構造であるために、図6に示すよう
に、接続フランジ2のボルト4およびナット6で締付け
た部分(A部白い部分参照)は良好に密着するが、ボル
ト4およびナット6で締付けない部分(B部斜線部分参
照)は密着性が劣り、このために長期使用中に水冷母線
内を流れる水が漏水するという問題および接触抵抗が大
きくなり電気的接続に問題があった。 接続フランジ2には予め孔5が設けられているため
に、水冷母線を敷設する際には、接続すべき相互の接続
フランジ2の孔5を一致させなければならず、現地で敷
設作業を行う際、接続フランジ2の孔5を一致させる作
業が面倒であるという問題があった。 更に、接続フランジ2に予め孔5が設けられている
と、現地の狭い場所で組み立てを行う際、孔5の位置が
締付け難い位置に来てしまうことがあり、このために締
付け作業が面倒であるという問題があった。 更に、接続すべき相互のフランジ2の孔5を一致させ
なければならない為、工場でのプレハブ加工精度として
高精度が要求された。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題に鑑
みてなされたもので、本発明に係る水冷母線の接続部
は、端部に径方向に突出させた接続フランジを設け、該
接続フランジ相互の面を突き合わせ、かつ該接続フラン
ジの突き合わせ面を、締付け部材で締付けてなる水冷母
線の接続部において、前記締付け部材は、接続フランジ
の突き合わせ面を、接続フランジと別体に形成した締付
けフランジを介して間接的に締付けていることを特徴と
するものである。
【0006】接続フランジの突き合わせ面を、接続フラ
ンジと別体に形成した締付けフランジを介して間接的に
締付けると、接続フランジ相互の突き合わせ面を均一に
締付けることができる。また接続フランジと締付けフラ
ンジとを別体に形成することにより、孔の位置を自由に
調整できると共に孔の位置合わせも容易となるので締付
け作業性が大幅に向上する。また、任意の位置で締付け
が可能となるので、工場でのプレハブ加工が容易とな
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照して詳
細に説明する。図1および図2は本発明に係る水冷母線
の接続部の一実施の形態を示すものである。この水冷母
線の接続部は、水冷母線1の端部に、断面L字型の接続
フランジ2が溶接接続されている点は従来のものと同じ
であるが、接続フランジ2には孔が設けられておらず、
単に円盤状の突出部2aがあるのである。接続フランジ
2の外周には締付けフランジ10が取付けられている。
この接続フランジ2は、内側内部に接続フランジ係合面
10aを有し、かつ円周方向に複数の孔10bを有した
円板状のものである。複数の孔10bには、締付け部材
であるボルト4が挿通され、該ボルト4にはナット6が
螺合されて、接続フランジ2を締付けている。なお接続
フランジ2相互の突き合わせ面に防水のためのOリング
7を介在させる点は従来のものと同様である。
【0008】上記構成の水冷母線の接続部を形成するに
は次のように行う。まずOリング7を介在させて接続フ
ランジ2相互の面を突き合わる。次に予め水冷母線1の
外周上に挿通してある締付けフランジ10相互を接続フ
ランジ2側に引き寄せる。次に締付けフランジ10の孔
10bに締付け部材であるボルト4を挿通し、該ボルト
4にナット6を螺合し締付ける。締付けフランジ10は
接続フランジ2と別体に形成されているので、孔10b
の位置合わせ等を簡単に行うことができる。ボルト4・
ナット6を締付けることによって、締付けフランジ10
の接続フランジ係合面10aが接続フランジ2の周方向
全体の外面側に係合し、接続フランジ2相互を締付け
る。このように締付け部材であるボルト4・ナット6で
締付けフランジ10相互を締付け、その締付け力で間接
的に接続フランジ2相互を締付けると、接続フランジ2
相互の締付け力を均等にすることができるという利点が
ある。
【0009】なお、上記構成においては、締付けフラン
ジ10を一体型の円板状としたが、水冷母線1の外周へ
の取付け易さを考慮して図3に示すように、分割型の円
板状としてもよい。なお、図3において、前記実施例と
同一部分には同一符号を付して説明を省略する。また、
締付けフランジ10の形状は円板状に限られず矩形状等
であってもよい。さらに締付け部材はボルト・ナットに
限るものではなく、例えばバネ性のあるクリップ状のも
のであってもよい。更に、実施例においては、締付けフ
ランジ10の接続フランジ係合面10aが接続フランジ
2の周方向全体の外面側に係合するように構成したが、
締付けフランジ10の接続フランジ係合面10aは接続
フランジ2の周方向の外面側に若干係合しない部分があ
っても差し支えない。
【0010】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る水冷母線の
接続部は、接続フランジの突き合わせ面を、接続フラン
ジと別体で形成した締付けフランジを介して間接的に締
付けているために、接続フランジの突き合わせ面を均一
の力で締付けることができる。したがって、長期間漏水
のない接続部を得ることができる。また、締付けフラン
ジを接続フランジと別体に形成したので、従来のように
孔の位置に留意しながら水冷母線を敷設する必要がない
ので水冷母線の敷設が容易になる。また水冷母線の敷設
状態に関係なく、締付けフランジの孔の位置を締付け易
い位置にもってくることができるので、締付け作業が容
易になると共に相対する締付けフランジの孔の位置合わ
せも容易に行えるのでこの点からも締付け作業が容易に
なるという利点がある。更に、任意の位置での締付けが
可能となる為に工場でのプレハブ加工が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る水冷母線の接続部の断面図。
【図2】図1の分解斜視図。
【図3】本発明の他の実施例を分解斜視図。
【図4】従来の水冷母線の接続部の斜視図。
【図5】従来の水冷母線の接続部の断面図。
【図6】接続フランジの締付け圧力状態を示す説明図。
【符号の説明】
1 水冷母線 2 接続フランジ 3 溶接部 4 ボルト 5 孔 6 ナット 10 締付けフランジ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端部に径方向に突出させた接続フランジ
    を設け、該接続フランジ相互の面を突き合わせ、かつ該
    接続フランジの突き合わせ面を、締付け部材で締付けて
    なる水冷母線の接続部において、前記締付け部材は、接
    続フランジの突き合わせ面を、接続フランジと別体に形
    成した締付けフランジを介して間接的に締付けているこ
    とを特徴とする水冷母線の接続部。
JP7323025A 1995-12-12 1995-12-12 水冷母線の接続部 Pending JPH09163562A (ja)

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JPH09163562A true JPH09163562A (ja) 1997-06-20

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ID=18150287

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