JP3044015B2 - 空気圧用調質器の接続構造及び空気圧用調質器結合ユニット - Google Patents

空気圧用調質器の接続構造及び空気圧用調質器結合ユニット

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JP3044015B2
JP3044015B2 JP10195730A JP19573098A JP3044015B2 JP 3044015 B2 JP3044015 B2 JP 3044015B2 JP 10195730 A JP10195730 A JP 10195730A JP 19573098 A JP19573098 A JP 19573098A JP 3044015 B2 JP3044015 B2 JP 3044015B2
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pneumatic
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    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L39/00Joints or fittings for double-walled or multi-channel pipes or pipe assemblies
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L19/00Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts
    • F16L19/02Pipe ends provided with collars or flanges, integral with the pipe or not, pressed together by a screwed member
    • F16L19/0212Pipe ends provided with collars or flanges, integral with the pipe or not, pressed together by a screwed member using specially adapted sealing means
    • F16L19/0218Pipe ends provided with collars or flanges, integral with the pipe or not, pressed together by a screwed member using specially adapted sealing means comprising only sealing rings

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
  • Joints With Pressure Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気圧用調質器の接
続構造及び空気圧用調質器結合ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フィルタ、レギュレータ、ドライ
ヤー、マイクロミストフィルタ、ミストフィルタ等の空
気圧用調質器(ユニット)同士を接続する手段として
は、管路を備える筒状の管継手部材であるニップルを用
いていた。図4に示すように、ニップル70には両端部
にテーパ雄ねじ部71(管用テーパネジ)が設けられて
いる。また、空気圧用の調質器本体72には、連通路7
3にテーパ雌ねじ部75が設けられている。テーパ雄ね
じ部71にシールテープを巻いて、テーパ雌ねじ部75
にねじ込むことで、ニップル70を調質器本体72に連
結する。両端部のテーパ雄ねじ部71を用いることで、
隣合う調質器本体72、72を気密して連結することが
できる。
【0003】また、空気圧用調質器ユニット(以下、単
に「ユニット」ということがある。)同士を接続する手
段としては、上記のニップル70によるものに限らず、
従来、図5に示すようなユニット同士を直接的に接続す
る方式が提案されている。図5(a)は調質器本体72
同士が連結金具で連結された状態の断面図であり、図5
(b)は平面図、図5(c)は正面図である。80は正
面側の連結金具であり、81は背面側の連結金具であっ
て、両連結金具80、81はボルト83によって連結さ
れ、近接する方向(挟持方向)に締付可能に設けられて
いる。そして、両連結金具80、81には内面に、内側
へ向かって拡大するテーパ状の溝84が、上下方向に筋
状に設けられている。また、各ユニットの調質器本体9
0には、両側面に連通路91が開口すると共に、正面及
び背面の側部に、側端面に向かって拡大するテーパ状に
一対の傾斜面92が設けられている。
【0004】従って、リング状シール部材(弾性密封リ
ング)である'O'-リング30を介在させて、二つの調質
器本体90、90を隣合わせに配し、両連結金具80、
81で挟持することで、調質器本体90、90同士を'
O'-リング30で気密して連結できる。すなわち、各テ
ーパ状の溝84の内面が、隣合った調質器本体90、9
0の二つの傾斜面92、92に跨がって当接する。そし
て、ボルト83が締付られることで、接続方向に直交す
る方向に両連結金具80、81を移動する際の押圧力
が、斜面の原理で、接続方向に'O'-リング30を圧接す
る力と、両連結金具80、81を合わせた状態に固定す
る力に変換されて、調質器本体90、90同士を気密し
て連結できるのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ニップル70を用いた接続手段では、ニップル70をね
じ込むため、少なくとも、ねじ回しを操作するスペース
を要する。従って、隣合う調質器本体72、72のピッ
チが長くなり、隣合う調質器本体72、72同士の間隔
分について、省スペース化ができないという課題があっ
た。また、テーパ雄ねじ部71をテーパ雌ねじ部75に
ねじ込む長さを一定にすることは難しく、結合された複
数の調質器本体72から成る結合ユニットの全長(横
幅)は、ばらつき易い。従って、結合ユニットを取り付
けるために、各調質器本体72に装着されるブラケット
間の位置関係がばらつき、結果的に複数のブラケットに
設けられた取付穴のピッチが変化し易く、所定位置に設
置できない。また、シールテープ等のシール材をねじ部
に付けて行う気密は、作業者の熟練度に影響され易く、
確実性に劣る。また、作業性が悪く、作業時間が長くか
かるという課題があった。また、一方の調質器本体72
に対して、接続方向に平行なニップル70の軸心を中心
に他方の調質器本体72の取付角度を任意に設定するこ
とが可能であるが、一方の調質器本体72にニップル7
0をねじ込む際に、既にねじ込まれていた他方の調質器
本体72が連れ回りするなど、その作業性が悪かった。
【0006】そして、従来のユニット同士を連結金具8
0、81によって直接的に接続する方式でも、少なくと
もユニット同士間に締付用ネジ(ボルト83)を通すス
ペースが必要となり、複数ユニットから成る結合ユニッ
トの全長(横幅)が長くなってしまうという課題があっ
た。さらに、連結金具80、81によって、調質器本体
90の正面及び背面に設けられた傾斜面92を利用して
ユニット同士を連結するため、ユニット同士の取付方向
が制限される。すなわち、ユニット同士は接続方向に平
行な軸心を中心に、0度か、180度の角度位置のみに
接続されることになる。
【0007】そこで、本発明の目的は、気密及び連結に
かかる確実性を向上でき、取付角度位置設定の自由度を
向上できると共に、結合ユニットの省スペース化が可能
な空気圧用調質器の接続構造及び空気圧用調質器結合ユ
ニットを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成するために次の構成を備える。すなわち、本発明
は、空気圧用の調質器本体の側面に開口された連通路
に、管路を備える筒状の管継手部材を、リング状シール
部材を介して気密して接続する空気圧用調質器の接続構
造において、前記連通路を形成する開口内に段状に形成
され、前記リング状シール部材に当接するシール面とな
るように設けられたシール用段面と、前記管継手部材の
前記シール用段面に対面する端面に、前記リング状シー
ル部材に当接するシール面となるように設けられたシー
ル用端面と、前記管継手部材の外周に、フランジ状に設
けられた係合部と、前記調質器本体の正面及び背面の各
々から、先端部が前記係合部に接触し、前記連通路と前
記管継手部材の接続方向に直交する方向に移動されて前
記調質器本体に固着されることで、前記シール用段面へ
前記リング状シール材を前記シール用端面によって圧接
させて気密するべく、前記係合部及び/又は前記先端部
に設けられた斜面によって前記管継手部材を前記接続方
向へ移動させると共に、前記管継手部材を前記調質器本
体に固定する一対の取付部材とを具備することを特徴と
する。
【0009】また、本発明は、空気圧用の調質器本体の
両側面に各々開口された各連通路に、それぞれ、管路を
備える筒状の管継手部材を、リング状シール部材を介し
て気密して接続する空気圧用調質器の接続構造におい
て、前記各連通路を形成する開口内に段状に形成され、
前記リング状シール部材に当接するシール面となるよう
に設けられたシール用段面と、前記各管継手部材の前記
シール用段面に対面する端面に、前記リング状シール部
材に当接するシール面となるように設けられたシール用
端面と、前記各管継手部材の外周に、フランジ状に設け
られた係合部と、実質的にコの字状に形成されて一対の
先端部を有し、前記調質器本体の正面及び背面の各々か
ら、一対の先端部の各々がそれぞれ前記係合部に接触
し、前記連通路と前記管継手部材の接続方向に直交する
方向に移動されて前記調質器本体に固着されることで、
前記各シール用段面へ前記各リング状シール材を前記各
シール用端面によって圧接させて気密するべく、前記係
合部及び/又は前記先端部に設けられた斜面によって前
記各管継手部材を前記接続方向へ移動させると共に、前
記各管継手部材を前記調質器本体に固定する一対の取付
部材とを具備することを特徴とする空気圧用調質器の接
続構造にもある。
【0010】また、前記係合部には、前記シール用段面
に対面する端面に設けられた前記シール用端面、及び前
記連通路と前記管継手部材の接続方向へ拡径して形成さ
れたテーパ面を備え、前記先端部には、前記テーパ面に
対面する傾斜面を備えることで、接続方向に直交する方
向へ移動させる力を、スムースに接続方向へ移動させる
力に変換でき、気密と連結にかかる確実性を向上でき
る。
【0011】また、前記調質器本体に取付部材を固着す
る固着手段は、ネジ締め手段であることで、取付部材を
バランス良く締めつけて移動させることができ、気密と
連結にかかる確実性を向上できる。
【0012】また、本発明は、以上に記載した構成の空
気圧用調質器の接続構造を有する空気圧用調質器を連結
して構成される空気圧用調質器結合ユニットであって、
前記管継手部材は、両端部に前記シール用端面と前記係
合部を備える連結アタプタとして設けられ、該連結アダ
プタによって、隣合う空気圧用調質器を連結したことを
特徴とする空気圧用調質器結合ユニットにもある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる好適な実施
の形態を添付図面と共に詳細に説明する。図1は本発明
にかかる空気圧用調質器の接続構造の一実施例を水平に
切断した横断面図であり、図1(a)は分解図であり、
図1(b)は組立図である。図2は図1の実施例を上下
に切断した縦断面図であり、図2(a)は分解図であ
り、図2(b)は組立図である。10は空気圧用調質器
の調質器本体である。12は連通路であり、調質器本体
10の両側面11、11に各々開口されている。この連
通路12の一方は、圧力空気を調質器本体10に導入す
るインレットであり、連通路12の他方は、圧力空気を
調質器本体10から排出するアウトレットである。
【0014】20は連結アダプタであり、管路を備える
筒状に設けられた管継手部材の一例である。また、連結
アダプタ20は、基本的には円筒状であり、内側はスト
レートの管路になっており、外周には、長手方向の中央
部にフランジ状に形成された大径部22があって、両端
部側に後述する係合部24、24が設けられている。ま
た、29はネジアダプタであり、管継手部材の他の例で
ある。30は'O'-リングであり、リング状シール部材の
一例として配設されている。この'O'-リング30を介し
て、各連通路12に、それぞれ、管継手部材(連結アダ
プタ20又はネジアダプタ29)を気密して接続でき
る。
【0015】13はシール用段面であり、各連通路12
を形成する開口内に段状に形成され、'O'-リング30に
当接するシール面となるように設けられている。また、
25はシール用端面であり、前記各連結アダプタ20の
両端面及びネジアダプタ29の片端面であって、シール
用段面13に対面する端面に、'O'-リング30に当接す
るシール面となるように設けられている。
【0016】24は係合部であり、各管継手部材(連結
アダプタ20の両端側又はネジアダプタ29の片端側)
の外周に、フランジ状に設けられている。本実施例の係
合部24は、シール用段面13に対面する端面に設けら
れたシール用端面25、及び連通路12と前記管継手部
材の接続方向へ拡径して形成されたテーパ面26を備え
る。
【0017】32は取付部材であり、実質的にコの字状
に形成されて一対の先端部34、34を有する。本実施
例では、この先端部34は、係合部24に形成されたテ
ーパ面に対面する傾斜面35を備える。この傾斜面35
は、テーパ面26に好適に沿って広い面で押圧しつつ移
動できるように、そのテーパ面26と実質的に平行な位
置関係にある。また、この取付部材32は、一つの調質
器本体10について一対が用いられ、調質器本体10の
正面11a及び背面11bの各々から、一対の先端部3
4、34の各々がそれぞれ係合部24(テーパ面)に接
触できるように配されている。二つの取付部材32によ
って正面と背面の二面から係合部24に接触すること
で、バランスよく安定的に気密及び固定できる。なお、
先端部34が好適に進退できるように、調質器本体10
には、連通路12に臨んで開口する挿通孔14が設けら
れている。また、連通路12を形成する開口の内周面
は、前記管継手部材(20、29)を、接続方向のみに
進退移動するようにガイドしている。
【0018】そして、取付部材32は、連通路12と管
継手部材(20、29)の接続方向に直交する方向に移
動されて調質器本体10に固着されるように設けられて
いる。従って、この取付部材32によれば、各シール用
段面13へ各'O'-リング30を各シール用端面25によ
って圧接させて気密するべく、テーパ面26及び傾斜面
35の両斜面の作用によって前記各管継手部材(20、
29)を前記接続方向へ移動させることができる。すな
わち、接続方向に直交する方向の押圧力を、斜面によっ
て、接続方向への押圧力に好適に変換することができ
る。また、前記各管継手部材を調質器本体10に確実に
固定することができる。
【0019】取付部材32は、コの字状に形成されるこ
とでバランス良く締付力を作用させて、両側の管継手部
材(連結アダプタ20又はネジアダプタ29)を、調質
器本体10に確実に気密して固定連結することができ
る。また、調質器本体10に取付部材32を固着する固
着手段は、本実施例では、ネジ締め手段を採用してい
る。すなわち、正面、背面に設けた凹部の内底面15に
雌ねじ部16が設けられている。その雌ねじ部16にボ
ルト18を螺合させてねじ込むことによって、取付部材
32が調質器本体10へ締め付けられて固定される。3
3はネジ孔であり、ボルト18が挿通されてねじ締めが
なされる。このネジ孔33は、一つの取付部材32に二
つ設けられているため、二つのボルト18、18で取付
部材32を回動不能にバランスよく締め付けることがで
きる。なお、固着手段は、ネジ締め手段に限らず、例え
ばレバーによって、てこの原理を利用し、調質器本体1
0に取付部材32を強く押さえて固着することも可能で
ある。
【0020】また、テーパ面26、及び傾斜面35は、
少なくとも一方が設けられていれば、気密及び連結につ
いて同等の効果を得ることができる。なお、係合部24
又は先端部34の一方に斜面が設けられた際には、その
斜面に対応して当接する面を曲面にすれば、磨耗を防止
して耐久性を向上できる。また、取付部材は、一対の先
端部34、34を有する本実施例のような取付部材32
に限定されるものではなく、二つに分割した形状で一つ
の先端部34を有するものでも、管継手部材を、調質器
本体10に好適に気密して連結することが可能である。
【0021】また、図3は本発明にかかる空気圧用調質
器結合ユニットの一実施例を示す説明図であり、図3
(a)は正面図であり、図3(b)は側面図である。本
実施例は、図1及び図2で説明した空気圧用調質器の接
続構造を有する空気圧用調質器を連結して構成された空
気圧用調質器結合ユニットである。例えば、40はエア
フィルタのユニット、50はミストフィルタのユニッ
ト、60はレギュレータのユニットであって、それぞ
れ、空気圧用調質器(ユニット)の一種である。これら
の複数のユニットが適宜組み合わされ、空気圧用調質器
結合ユニットとなっている。
【0022】この空気圧用調質器結合ユニットでは、前
述したように、両端部にシール用端面25と係合部24
を備える一つの連結アダプタ20が介在して、隣合う空
気圧用調質器を連結しているため、次のような効果を奏
する。連結アダプタ20は円筒形状であるため、その軸
心を中心に、一方の空気圧調質器に対して他方の空気圧
調質器を任意の角度位置(360度)に接続することが
できる。特に、レギュレータ60の角度も任意に設定す
ることができるため、レギュレータ60のハンドル62
を、操作し易い方向へ容易に向けることができる。ま
た、レギュレータ60に搭載された圧力ゲージ64の表
示を見やすい方向へ回して容易に向けることができる。
【0023】また、本発明の空気圧調質器ユニット間の
接続方法によれば、連結アダプタ20を使用することに
より、各ユニット間の取付ピッチを短くすることがで
き、結合ユニット全体について、省スペース化できる。
そして、円筒形状の連結アダプタ20にはテーパ面26
が設けられ、取付部材32には傾斜面35が設けてある
ため、空気圧用調質器の各ユニットを接続する際、各ユ
ニットが互いに引込み合い確実に締付固定され、信頼性
の高い連結がなされることになる。
【0024】また、前記管継手部材のシール用端面25
が設けられた端部とは反対の端部側には管路に接続する
ためのネジ部29aが設けられたネジアダプタ29(管
用テーパネジ、メートルネジ等)によれば、一般の接続
用のねじを有する管路に好適に接続できる。すなわち、
接続する空気圧調質器の接続部の形状に関係なく、様々
なユニットに連結することも可能である。なお、図に
は、雌ねじ部が設けられたネジアダプタ29を示した
が、雄ねじ部が設けられたネジアダプタ29が同様に連
結できるのは勿論のことである。以上、本発明につき好
適な実施例を挙げて種々説明してきたが、本発明はこの
実施例に限定されるものではなく、発明の精神を逸脱し
ない範囲内で多くの改変を施し得るのは勿論のことであ
る。
【0025】
【発明の効果】本願発明にかかる空気圧用調質器の接続
構造によれば、取付部材の先端部が、管継手部材の外周
に設けた係合部に接触し、調質器本体の連通路と管継手
部材の接続方向に直交する方向に移動されて調質器本体
に固着されることで、係合部及び/又は先端部に設けら
れた斜面によって管継手部材を接続方向へ移動させ、連
通路と管継手部材との気密及び連結を好適に行うことが
できる。従って、本発明によれば、気密及び連結にかか
る確実性を向上でき、取付角度位置設定の自由度を向上
できると共に、結合ユニットの省スペース化が可能であ
るという著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の分解状態及び組立状態を説
明する横断面図である。
【図2】図1の実施例の分解状態及び組立状態を説明す
る縦断面図である。
【図3】本発明にかかる結合ユニットの一実施例を示す
説明図である。
【図4】従来技術の一例を説明する説明図である。
【図5】従来技術の他の例を説明する説明図である。
【符号の説明】
10 調質器本体 12 連通路 13 シール用段面 18 ボルト 20 連結アダプタ 24 係合部 25 シール用端面 26 テーパ面 29 ネジアダプタ 30 'O'-リング 32 取付部材 34 先端部 35 傾斜面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−149492(JP,A) 特開 平8−61538(JP,A) 実開 昭49−20819(JP,U) 特表 平6−503400(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 39/00 F16L 19/03

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気圧用調質器の調質器本体の側面に開
    口された連通路に、管路を備える筒状の管継手部材を、
    リング状シール部材を介して気密して接続する空気圧用
    調質器の接続構造において、 前記連通路を形成する開口内に段状に形成され、前記リ
    ング状シール部材に当接するシール面となるように設け
    られたシール用段面と、 前記管継手部材の前記シール用段面に対面する端面に、
    前記リング状シール部材に当接するシール面となるよう
    に設けられたシール用端面と、 前記管継手部材の外周に、フランジ状に設けられた係合
    部と、 前記調質器本体の正面及び背面の各々から、先端部が前
    記係合部に接触し、前記連通路と前記管継手部材の接続
    方向に直交する方向に移動されて前記調質器本体に固着
    されることで、前記シール用段面へ前記リング状シール
    材を前記シール用端面によって圧接させて気密するべ
    く、前記係合部及び/又は前記先端部に設けられた斜面
    によって前記管継手部材を前記接続方向へ移動させると
    共に、前記管継手部材を前記調質器本体に固定する一対
    の取付部材とを具備することを特徴とする空気圧用調質
    器の接続構造。
  2. 【請求項2】 空気圧用調質器の調質器本体の両側面に
    各々開口された各連通路に、それぞれ、管路を備える筒
    状の管継手部材を、リング状シール部材を介して気密し
    て接続する空気圧用調質器の接続構造において、 前記各連通路を形成する開口内に段状に形成され、前記
    リング状シール部材に当接するシール面となるように設
    けられたシール用段面と、 前記各管継手部材の前記シール用段面に対面する端面
    に、前記リング状シール部材に当接するシール面となる
    ように設けられたシール用端面と、 前記各管継手部材の外周に、フランジ状に設けられた係
    合部と、 実質的にコの字状に形成されて一対の先端部を有し、前
    記調質器本体の正面及び背面の各々から、一対の先端部
    の各々がそれぞれ前記係合部に接触し、前記連通路と前
    記管継手部材の接続方向に直交する方向に移動されて前
    記調質器本体に固着されることで、前記各シール用段面
    へ前記各リング状シール材を前記各シール用端面によっ
    て圧接させて気密するべく、前記係合部及び/又は前記
    先端部に設けられた斜面によって前記各管継手部材を前
    記接続方向へ移動させると共に、前記各管継手部材を前
    記調質器本体に固定する一対の取付部材とを具備するこ
    とを特徴とする空気圧用調質器の接続構造。
  3. 【請求項3】 前記係合部には、前記シール用段面に対
    面する端面に設けられた前記シール用端面、及び前記連
    通路と前記管継手部材の接続方向へ拡径して形成された
    テーパ面を備え、 前記先端部には、前記テーパ面に対面する傾斜面を備え
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の空気圧用調質
    器の接続構造。
  4. 【請求項4】 前記調質器本体に取付部材を固着する固
    着手段は、ネジ締め手段であることを特徴とする請求項
    1、2又は3記載の空気圧用調質器の接続構造。
  5. 【請求項5】 前記請求項1、2、3又は4記載の空気
    圧用調質器の接続構造を有する空気圧用調質器を連結し
    て構成される空気圧用調質器結合ユニットであって、 前記管継手部材は、両端部に前記シール用端面と前記係
    合部を備える連結アタプタとして設けられ、 該連結アダプタによって、隣合う空気圧用調質器を連結
    したことを特徴とする空気圧用調質器結合ユニット。
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