JP2901392B2 - 送受信システム - Google Patents

送受信システム

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JP2901392B2
JP2901392B2 JP3207469A JP20746991A JP2901392B2 JP 2901392 B2 JP2901392 B2 JP 2901392B2 JP 3207469 A JP3207469 A JP 3207469A JP 20746991 A JP20746991 A JP 20746991A JP 2901392 B2 JP2901392 B2 JP 2901392B2
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JP
Japan
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transmission
state
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slave station
sine wave
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JP3207469A
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眞治 橋本
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NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は送受信システムに関し、特に親局
としての変復調装置と子局としての変復調装置とがマル
チポイント接続されて構成された送受信システムに関す
る。
【0002】
【従来技術】一般に、変復調装置同士がマルチポイント
接続されている場合においては、回線歪を等化し、安定
したデータ伝送を行うために自動等化器が各子局内に設
けられている。ところが、回線品質が急激に変動したよ
うな場合には、自動等化器の等化能力を越え、その出力
が異常な状態(以下、発散と略す)になることがある。
【0003】従来、子局内部の自動等化器が発散した場
合、その状態から回復するために、他の子局が親局とデ
ータ送受信している信号を利用して自局内の自動等化器
を調節し、これにより親局との送受信を可能とする第1
の方式がある。
【0004】
【0005】
【0006】
【発明の目的】本発明は上述した従来の欠点を解決する
ためになされたものであり、その目的はデータ伝送可能
状態への確実な復帰を小規模の回路構成で実現できる送
受信システムを提供することである。
【0007】
【発明の構成】本発明による送受信システムは、親局
と、この親局にマルチポイント接続され自装置内の自動
等化器の発散状態を検出する発散検出部、乱数を発生さ
せる乱数発生部とを含む複数の子局とからなる送受信シ
ステムであって、親局に設けられ子局のデータ伝送不可
能状態を可能状態に遷移せしめる信号を生成する回復信
号生成と、子局に設けられ自装置内の発散検出部によ
る発散検出に応答して回復信号生成部の起動を要求する
正弦波による要求信号を送出する要求信号送出と、
に設けられ自装置がデータ伝送不可能状態から可能状
態に遷移完了時にこの要求信号の送出を停止する要求信
号停止と、子局に設けられ自装置の要求信号送出時か
予め定められた時間以内に自装置がデータ伝送不可能
状態から可能状態に遷移しないとき該要求信号の送出を
乱数発生部により発生させた乱数に応じた時間だけ該要
求信号の送出を断状態にした後、再送制御する制御部
を有することを特徴とする。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0009】図1は本発明による送受信システムの一実
施例の構成を示すブロック図である。図においては、自
動等化器の発散状態を検出した際に要求信号として正弦
波を送出する子局たる変復調装置2及び3と、その要求
信号に応答して回復信号たるトレーニング信号を生成す
る親局たる変復調装置1とを含んで構成されている。な
お、子局の変復調装置は2台に限らないが説明簡単化の
ため、本例では2台設けられている場合を説明する。
【0010】つまり、各変復調装置の接続関係は、図2
に示されているようにマルチポイント接続となってお
り、かかる接続構成が本発明の前提となる。
【0011】図1に戻り、親局1内には、子局からのデ
ータを受信するデータ受信部6と、子局からの正弦波の
要求信号を検出する正弦波検出部7と、子局との同期確
立のためにデータ送出前にトレーニング信号を送出する
トレーニング送出部8とが設けられており、トレーニン
グ信号を送出することにより子局側では受信信号を一定
レベルに制御する他、受信タイミングの生成、回線歪の
等化が行われる。
【0012】各子局内には、図示せぬ自動等化器の他、
親局とデータの授受を行うデータ送受信部9と、要求信
号として正弦波を送出する正弦波送出部10とを含んで
構成されている。また、各子局内には、図示せぬ自動等
化器の発散状態を検出する自動等化器発散検出部11
と、乱数発生部12とを含んで構成されている。
【0013】かかる構成において、正常時においては、
子局である変復調装置2,3は伝送路4,5の回線状態
が良好であるためにデータ伝送可能状態である。このと
き、伝送路4の回線状態が劣化して子局である変復調装
置2内の自動等化器が発散してしまい、データ伝送が不
可能になったとする。すると、変復調装置2の自動等化
器発散検出部11は自動等化器が発散したことを検出
し、時間のカウントを開始するとともに、正弦波送出部
10に対して正弦波送出命令を出す。この命令に応答し
て正弦波送出部10は親局である変復調装置1に対して
正弦波を送出し、再トレーニングを要求する。
【0014】親局である変復調装置1では、子局の変復
調装置2からのトレーニング送出要求である正弦波を正
弦波検出部7が検出すると、マルチポイント構成された
子局のいずれかの変復調装置がデータ伝送不可能状態に
陥ったものと判断する。そして、データ伝送不可能とな
った何れかの子局の変復調装置をデータ伝送可能状態と
するために、トレーニング信号送出部8は正弦波検出部
7の命令に応じて全ての子局に対してトレーニング信号
を送出する。
【0015】トレーニング信号によって全ての子局が伝
送不可能状態から可能状態に遷移するまで、子局は親局
に対して正弦波を送出する。正弦波を送出している子局
の自動等化器発散検出部11の時間カウントはトレーニ
ング信号を受信する毎にクリアされる。そして、全ての
子局は伝送可能状態になるまで親局に対して正弦波を送
出する。全ての子局がデータ伝送可能な状態に遷移完了
すれば、子局内の自動等化器発散検出部11は発散を検
出しないので、正弦波の送出を停止する。これによっ
て、データ送受信可能状態が成立する。
【0016】また、伝送路4及び5の回線状態が同時に
劣化して子局である変復調装置2及び3の自動等化器が
発散してしまい、データ伝送が不可能になったとする。
変復調装置2及び3の自動等化器発散検出部11は自動
等化器が発散したことを検出し、時間のカウントを開始
するとともに正弦波送出部10に対して正弦波送出命令
を出す。この命令に応答して正弦波送出部10は親局で
ある変復調装置1に対して正弦波を送出し、再トレーニ
ングを要求する。
【0017】ここで、親局である変復調装置1は、子局
の変復調装置2,3からのトレーニング送出要求である
正弦波が図3に示されているような場合には、両波形が
互いに打消し合うので正弦波検出部10で検出すること
ができない。
【0018】この場合、子局の変復調装置2,3は自動
等化器発散検出部11の時間カウントが予め設定された
時間(例えば、15[S])を越えると、乱数発生部1
2で乱数を発生させ、その発生した数に応じた時間(例
えば、300 [mS]程度)だけ正弦波送出部10に送出断
を命令し、その後再度送出を開始させる。
【0019】今度は親局である変復調装置1では、子局
である変復調装置2,3からのトレーニング送出要求で
ある正弦波を正弦波検出部10が検出すると、マルチポ
イント構成された子局のいずれかの変復調装置がデータ
伝送不可能状態に陥ったものと判断する。そして、デー
タ伝送不可能となったいずれかの子局の変復調装置をデ
ータ伝送可能とするために、トレーニング信号送出部8
は正弦波検出部7の命令に応答して全ての子局に対して
トレーニング信号を送出する。
【0020】トレーニング信号によって全ての子局が伝
送可能状態に遷移するまで、子局は親局に対して正弦波
を送出する。正弦波を送出している子局の自動等化器発
散検出部11の時間カウント値を、トレーニング信号を
受信する毎にクリアする。そして、全ての子局は伝送可
能状態になるまで親局に対して正弦波を送出する。全て
の子局がデータ伝送可能な状態に遷移完了すれば、子局
内の自動等化器発散検出部11は発散を検出しないの
で、正弦波の送出を停止する。これによって、データ送
受信可能状態が成立する。
【0021】つまり、乱数発生部が各子局内に設けられ
ており、この発生した乱数に応じた時間だけ正弦波送出
部の送出断を行うため、各子局内の送出断時間は互いに
異なるものとなる。よって、この送出断時間経過後の再
送開始タイミングは各子局毎に異なり、これにより図3
に示されているようなロック状態から回復し、確実にデ
ータ伝送可能状態へと復旧できるのである。なお、乱数
を発生する場合に限らず各子局における送出断時間を、
互いに異なるものとすればロック状態から回復できる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、一定時間
以内にデータ伝送不可能状態から可能状態に遷移しない
とき、要求信号の送出を所定時間だけ断状態にした後、
再送制御する手段を各子局内に設けることにより、小規
模な回路構成で確実にデータ伝送可能状態に復旧できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による送受信システムの構成を
示すブロック図である。
【図2】マルチポイント接続による送受信システムの構
成を示すブロック図である。
【図3】複数の子局内の自動等化器が同時に発散状態と
なった場合におけるロック状態を示す波形図である。
【符号の説明】
1,2,3 変復調装置 7 正弦波検出部 8 トレーニング送出部 10 正弦波送出部 11 自動等化器発散検出部 12 乱数発生部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 1/76,3/06,3/10 H04L 12/40

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親局と、 この親局にマルチポイント接続され自装置内の自動等化
    器の発散状態を検出する発散検出部と、乱数を発生させ
    る乱数発生部とを含む複数の子局とからなる送受信シス
    テムであって、 前記親局に設けられ前記子局のデータ伝送不可能状態を
    可能状態に遷移せしめる信号を生成する回復信号生成手
    段と、 前記子局に設けられ自装置内の発散検出部による発散検
    出に応答して前記回復信号生成手段の起動を要求する正
    弦波による要求信号を送出する要求信号送出手段と、 前記子局に設けられ自装置がデータ伝送不可能状態から
    可能状態に遷移完了時にこの要求信号の送出を停止する
    要求信号停止手段と、 前記子局に設けられ自装置の要求信号送出時から予め設
    定された時間以内に自装置がデータ伝送不可能状態から
    可能状態に遷移しないとき、前記乱数発生部により発生
    させた乱数に応じた時間だけ該要求信号の送出を断状態
    にした後、再送制御する手段とを有することを特徴とす
    る送受信システム。
JP3207469A 1991-07-24 1991-07-24 送受信システム Expired - Lifetime JP2901392B2 (ja)

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JPH0529985A JPH0529985A (ja) 1993-02-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02192242A (ja) * 1989-01-19 1990-07-30 Fujitsu Ltd バス衝突回避方式
JP2682703B2 (ja) * 1989-07-21 1997-11-26 富士通株式会社 マルチポイント接続モデムのリトレーニング方式

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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980526