JP2901229B2 - 運搬用パレットの積荷ガード装置 - Google Patents

運搬用パレットの積荷ガード装置

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JP2901229B2
JP2901229B2 JP7175499A JP17549995A JP2901229B2 JP 2901229 B2 JP2901229 B2 JP 2901229B2 JP 7175499 A JP7175499 A JP 7175499A JP 17549995 A JP17549995 A JP 17549995A JP 2901229 B2 JP2901229 B2 JP 2901229B2
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pallet
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淳 内田
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NITSUTO BESUTO KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運搬用パレット上
に載せた荷物をフォークリフトを用いて荷役作業をする
際の荷崩れ及び損傷を防止するための積荷ガード装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種運搬用パレットにおける積
荷ガード装置は、図9に示すように、平面視が正方形又
は長方形をした直方体形状の基台の四側面2に夫々、フ
ォークリフトのフォーク差込穴3,3が離間して開けて
ある運搬用パレット1と、該運搬用パレット1の上面の
外周に装着するパイプにより枠形状に形成されている四
面の積荷ガード4とから構成されており、該各積荷ガー
ド4は、その下部パイプ4Aを前記運搬用パレット1の
上面の四隅に設けたガイド穴5内に挿入することにより
組み立てられている。また、図10に示すのもは他の従
来例で、運搬用パレット6の四隅側面には積荷ガード7
の下部パイプ7Aを挿入する支持円筒部8が固定されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記図9に示
す従来例のものでは、運搬用パレット1にガイド穴5を
開けたり、また前記図10に示す従来例のものでは、運
搬用パレット1に支持円筒部8を固定したりして、汎用
の運搬用パレット1,6に何らかの加工を施す必要があ
る。
【0004】また、積荷ガード4,7の下部パイプ4
A,7Aを前記ガイド穴5,支持円筒部8に挿入した
後、これをねじ等により固定して抜けを防止する構造と
しているため、脱着用の工具及び脱着作業を必要とし、
時間がかかるとゝもに、積荷ガード4,7内に積荷を投
入した場合にこの積荷により外方向への力を受け、その
下部パイプ4A,7Aと前記ガイド穴5,支持円筒部8
の部分には大きな負荷が掛かることになり、損傷する虞
がある。
【0005】更に、図9に示すように、運搬用パレット
1の上面の四隅に設けたガイド穴5内に積荷ガード4を
固定する構造では、運搬用パレット1に荷物を積んだ後
に積荷ガード4を装着することは困難なので、積荷作業
を行う前に積荷ガード4を運搬用パレット1に予め装着
しておく必要があり、また積荷ガード4を運搬用パレッ
ト1の上面から取り外す場合には荷卸し後でなければ難
しく、荷積作業性が悪くなる、といった問題点がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
従来の問題点を解消するために成されたもので、汎用の
運搬用パレットには全く加工を施すことなく、且つ運搬
用パレットに荷物を多段積みした後も、工具等を用いる
ことなく簡単に装着及び取り外しが出来るものを提供す
ることを目的としたものであり、その要旨は、直方体形
状の運搬用パレットと、該運搬用パレットの外側面に脚
部が当接してかご形状に組立可能な四面のガード枠体と
から構成され、組立時に対向する二面のガード枠体の下
部には、前記運搬用パレットの側面に形成したリフトの
フォーク差込穴に挿入自在な左右一対の内方突出部と、
該両内方突出部間にあって前記運搬用パレットの外側面
と当接する前記両内方突出部に連結してなるU字状の垂
下部材とを夫々設けたことを特徴とする運搬用パレット
の積荷ガード装置にある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1乃至図8に示
す実施例により詳細に説明するに、図において、11は
JISで標準寸法が定められている平面視が正方形或い
は長方形をした直方体形状の運搬用パレットで、その前
後・左右の側面12には、図示しないフォークリフトの
フォークを挿入するための横長方形状をした2個のフォ
ーク差込穴13,13が夫々離間して開口している。
【0008】14は前記運搬用パレット11に装着する
ガード枠体で、該ガード枠体14は前面枠14A,後面
枠14B,左右の側面枠14C,14Dの四面から構成
されており、各面枠14A,14B,14C,14Dは
いずれもパイプで枠形状に形成されている。
【0009】15,15は矩形状の枠体からなる一対の
内方突出部で、前記ガード枠体14の左右の側面枠14
C,14Dの下部に左右に離間して装着されており、該
両内方突出部15,15間には前記運搬用パレット11
の外側面と当接するU字状の垂下部材15Aが装着され
ている。
【0010】そして、前記内方突出部15,15は、こ
れを運搬用パレット11の側面12に開口した前記フォ
ーク差込穴13,13に各別に挿入した時、各内方突出
部15,15の上下面及び外側面がフォーク差込穴1
3,13の上下面及び外側面13A,13Aと夫々摩擦
的に係合するよう、内方突出部15,15の高さ及び外
幅Wを、前記フォーク差込穴13,13の高さ及び外側
面13A,13A間の幅Hとほゞ同じ大きさに設定され
ている。
【0011】なお、図面では、前記ガード枠体14の前
面枠14Aと左側面枠14C及び後面枠14Bと右側面
枠14Dの各二面は、互いに直交状に連結固定して2組
のガード枠組16A,16Bに構成されているが、前面
枠14Aと左側面枠14C及び後面枠14Bと右側面枠
14Dの各二面を夫々リング状体により回動自在となる
よう連結してもよい。
【0012】また、この2組のガード枠組16A,16
Bの連結部の上面、およびガード枠組16A,16Bの
左側面枠14Cと右側面枠14Dの各自由端部の上面に
は、ベース17を介して規制突起18が直交状に設けら
れており、ガード枠体14上に別のガード枠体14を載
置する際の位置決め及びストッパとしている。
【0013】更に、前記2組のガード枠組16A,16
Bの左側面枠14Cおよび右側面枠14Dの各自由端側
の垂直パイプ19,20には、上下に離間して2個の連
結係止片21,21が垂直パイプ19,20の回りに回
動自在で且つ上下に摺動自在となるように設けられてい
る。また前記2組のガード枠組16A,16Bの前面枠
14Aおよび後面枠14Bの各自由端側の垂直パイプ2
2,23には、前記連結係止片21と対応する位置に、
該連結係止片21が挿入係止される係止受け部24が固
定されている。なお、図中25は前記連結係止片21が
落下しないように前記垂直パイプ19,20に設けたフ
ランジである。
【0014】次に、前記実施例に示すガード枠体14を
運搬用パレット11に組み立てる方法を説明すると、該
運搬用パレット11の上に所定の荷物を積載した後或い
は積載する前に、前記2組のガード枠組16A,16B
の左右の側面枠14C,14Dに形成した内方突出部1
5,15を、運搬用パレット11の左右の側面2に開口
した2個のフォーク差し込み穴13,13内に入れ、垂
下部材15Aが運搬用パレット11の外側面2と当接す
るまで押し込んで係合せしめ、前記2組のガード枠組1
6A,16Bを運搬用パレット11を囲むようにして直
立せしめる。
【0015】そして、図6に示すように、前記ガード枠
組16A,16Bの左側面枠14Cと後面枠14B、お
よび前面枠14Aと右側面枠14Dの各自由端側の垂直
パイプ19,23および20,22を並列接合し、次い
で、図7に示すように、連結係止片21を回転して他方
の垂直パイプ22,23に当接した後、図8に示すよう
に、連結係止片21を下降して係止受け部24に挿入す
れば、隣接する2組のガード枠組16A,16Bは直方
体のかご状に連結される。そして、前記運搬用パレット
11の前面又は後面のフォーク差込穴13,13にフォ
ークリフトのフォークを差し込んで運搬用パレット11
を持ち上げ、所定の場所に運搬する。
【0016】また、前記運搬用パレット11に連結され
た2組のガード枠組16Aと16Bを解体する場合は、
前記の連結時とは逆操作により、連結係止片21を上昇
して係止受け部24から離脱した後、夫々ガード枠組1
6A,16Bの左右の内方突出部15,15が前記運搬
用パレット11のフォーク差込穴13,13から抜出す
ように2組のガード枠組16Aと16Bを互いに引き離
せばばよい。なお、前記2組のガード枠組16A,16
Bの格納時には、それぞれを折り畳んで重ねると収納す
るためスペースをとらない。
【0017】
【発明の効果】本発明に係る運搬用パレットの積荷ガー
ド装置は、上記のように、直方体形状の運搬用パレット
と、該運搬用パレットの外側面に脚部が当接してかご形
状に組立可能な四面のガード枠体とから構成され、組立
時に対向する二面のガード枠体の下部には、前記運搬用
パレットの側面に形成したリフトのフォーク差込穴に挿
入自在な左右一対の内方突出部と、該両内方突出部間に
あって前記運搬用パレットの外側面と当接する前記両内
方突出部に連結してなるU字状の垂下部材とを夫々設け
た構成であるから、ガード枠体は運搬用パレットには全
く加工を施すことなく装着することができるとゝもに、
運搬用パレットの上に荷物を積載した後でもガード枠体
を装着することが可能であり、且つ脱着に工具を必要と
しないので荷積作業が迅速に行える、といった諸効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る運搬用パレットの積荷ガード装置
の分解斜視図である。
【図2】同積荷ガード装置の使用時の正面図である。
【図3】同積荷ガード装置の側面図である。
【図4】同積荷ガード装置の平面図である。
【図5】図2の11−11線断面図である。
【図6】ガード枠体の連結部分の第1操作斜視図であ
る。
【図7】ガード枠体の連結部分の第2操作斜視図であ
る。
【図8】ガード枠体の連結部分の第3操作斜視図であ
る。
【図9】従来の運搬用パレットの積荷ガード装置の部分
斜視図である。
【図10】他の従来の運搬用パレットの積荷ガード装置
の部分斜視図である。
【符号の説明】
11 運搬用パレット 12 側面 13 差込穴 14 ガード粋体 14A 前面枠 14B 後面枠 14C 側面枠 14D 側面枠 15 内方突出部 15A 垂下部材 16A ガード枠組 16B ガード枠組 17 ベース 18 規制突起 19 垂直パイプ 20 垂直パイプ 21 連結係止片 22 垂直パイプ 23 垂直パイプ 24 係止受け部 25 フランジ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直方体形状の運搬用パレットと、該運搬
    用パレットの外側面に脚部が当接してかご形状に組立可
    能な四面のガード枠体とから構成され、組立時に対向す
    る二面のガード枠体の下部には、前記運搬用パレットの
    側面に形成したリフトのフォーク差込穴に挿入自在な左
    右一対の内方突出部と、該両内方突出部間にあって前記
    運搬用パレットの外側面と当接する前記両内方突出部に
    連結してなるU字状の垂下部材とを夫々設けたことを特
    徴とする運搬用パレットの積荷ガード装置。
JP7175499A 1995-06-19 1995-06-19 運搬用パレットの積荷ガード装置 Expired - Lifetime JP2901229B2 (ja)

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JPH092472A JPH092472A (ja) 1997-01-07
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