JP2901032B2 - Ledプリントヘッド - Google Patents

Ledプリントヘッド

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JP2901032B2
JP2901032B2 JP4605692A JP4605692A JP2901032B2 JP 2901032 B2 JP2901032 B2 JP 2901032B2 JP 4605692 A JP4605692 A JP 4605692A JP 4605692 A JP4605692 A JP 4605692A JP 2901032 B2 JP2901032 B2 JP 2901032B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】この発明はLEDプリントヘッドに
関し、特にLEDプリントヘッドの異常検出に関する。
【0002】
【従来技術】LEDプリントヘッドは、多数のLEDを
LEDアレイに集積化し、このLEDアレイを複数個配
置し、駆動回路からの信号で駆動するようにしたもので
ある。
【0003】このようなLEDプリントヘッドでは、L
EDの異常や駆動回路の異常、駆動回路とLEDとを接
続するデータ線の異常、LEDアレイの切り替え用のス
イッチングトランジスタの異常等を検出する必要があ
る。異常の検出はプリンタの高速化とLEDプリントヘ
ッドの高解像度化、さらにLEDプリントヘッドの時分
割駆動化に伴って、重要性を増している。即ちプリンタ
の高速化に伴って、LEDに加える駆動電流が増大す
る。また時分割駆動の採用に伴って、1回のLEDの駆
動時間が短縮する。これらのためLEDの耐久性が問題
となる。さらに駆動信号の増加に伴い、駆動回路やスイ
ッチング用のトランジスタ等の耐久性も問題となる。L
EDプリントヘッドの解像度の向上に伴い、LEDの集
積化が進み、このこともLEDプリントヘッドの耐久性
の問題を増大させている。これらの問題を解決するに
は、個別のLED毎にその異常を検出する必要がある。
またLEDに接続する駆動回路や、データ線、スイッチ
ングトランジスタ等の異常も検出する必要がある。
【0004】ここで関連する従来技術を示すと、特開平
1−283170号公報は、駆動回路の電源に流れる過
電流を検出することにより、LEDプリントヘッドの異
常を検出することを提案している。しかしながらこの方
式では、個別のLED毎の異常の検出ができない。例え
ば1個のLEDが断線した場合、その異常を検出できな
い。次に特開平1−278371号公報は、各LEDに
電流検出回路を接続し、LEDに流れる駆動電流をモニ
ターすることを提案している。この方式では、LED毎
に電流検出回路を接続するので、多数の電流検出回路が
必要となる。例えばA4で解像度300DPI(ドット
/インチ)のLEDプリントヘッドでは、2560個の
LEDが必要で、2560個の電流検出回路が必要とな
り、これはLEDプリントヘッドのコストを著しく増加
させる。
【0005】
【発明の課題】この発明の課題は、 1) LEDプリントヘッドのLEDアレイ自体やスイ
ッチング素子自体を利用して、1個の電圧検出手段で、
LEDプリントヘッド全体の異常を検出すること、 2)個々のLED毎に異常を検出すること、 3)LEDプリントヘッドの静特性ではなく、動特性か
ら異常を検出すること、 4)LEDアレイの異常のみならず、データ線、駆動回
路,スイッチング素子等の異常も検出すること、にあ
る。
【0006】
【発明の構成】この発明のLEDプリントヘッドは、多
数のLEDを並べたLEDアレイを複数個基板上に配列
するとともに、前記各LEDアレイの各LEDに、駆動
電流を供給するための駆動回路を、前記複数個のLED
アレイに共通に接続したデータ線を介して接続すると共
に、複数個のスイッチング素子を設けて、前記各LED
アレイ毎の共通電極にスイッチング素子を1素子ずつ接
続し、かつ該スイッチング素子を1個ずつオンさせるた
めの時分割駆動手段を設けて、前記複数個のLEDアレ
イを時分割駆動するようにしたものにおいて、前記複数
個のスイッチング素子の1個と並列に、電圧検出手段を
接続し、前記時分割駆動手段で、前記複数のスイッチン
グ素子を1素子ずつ順次オンさせた際に、前記電圧検出
手段に加わる電圧値が所定の範囲から外れたことを検出
して、異常を検出するための比較手段を設けたことを特
徴とする。
【0007】
【発明の作用】この発明では、LEDプリントヘッドの
LEDアレイに接続したスイッチング素子中の1個を選
んで、これに並列に抵抗等の電圧検出手段を接続する。
電圧検出手段には、抵抗の他にバッファー増幅器等を用
いることもできる。この状態で例えばLEDを1個ずつ
駆動する。ここでLEDや駆動回路、データ線、スイッ
チングトランジスタの全てのものが正常であれば、電圧
検出手段には所定の範囲内の電圧が加わる。ここで何等
かの異常があれば、電圧検出手段に加わる電圧値が正常
値から変化する。例えばLEDの異常の場合、LEDに
駆動電流が流れないと負荷が減少するためデータ線の電
位が増し、電圧検出手段の電位が増加する。またLED
が短絡した場合、負荷が増加するため電圧検出手段の電
位が減少する。駆動回路の異常やデータ線の短絡や断
線、あるいはスイッチング手段の異常の場合にも、同様
に電圧検出手段への電圧値が変化し、LED以外のもの
の異常も検出できる。この発明ではLEDの異常をLE
D毎に検出できるとともに、LED以外の部分の異常も
検出できる。
【0008】必要な部品数は、1個の電圧検出手段と、
電圧検出手段への出力が所定範囲内かどうかを比較する
ための比較手段である。電圧検出手段は1個で良い。
【0009】電圧検出手段には、LEDプリントヘッド
のLEDアレイの1つを選んで,LEDアレイ自体を接
続する。これが可能なのは時分割駆動だからで、LED
アレイに接続したスイッチング手段に並列に電圧検出手
段を接続する。そして電圧検出手段は、スイッチング手
段のいずれか1個に並列に配置するだけで良い。例えば
n番目のLEDアレイに接続したスイッチング手段に、
並列に電圧検出手段を配置したとする。スイッチング手
段をオンさせ、n番目のLEDアレイのLEDを1個ず
つ駆動すると、スイッチング手段に加わる電圧が電圧検
出手段に現れる。そしてこの電圧からLEDの異常を検
出できる。ここで他のLEDアレイを検査する場合、n
番目のLEDアレイをオフさせ、検査するLEDアレイ
をオンさせる。他のLEDアレイをオンさせると、n番
目のアレイでは、データ線に加えた電圧が、電圧検出手
段に加わる。この結果、n番目のアレイに接続した電圧
検出手段で、他のアレイのLEDの正常/異常を検出で
きる。
【0010】これらのため、簡単な回路構成でかつ少な
い部品点数で、LED毎に異常の有無を検出できるとと
もに、駆動回路やスイッチング手段等の他の回路要素の
異常も検出できる。
【0011】
【実施例】図1〜図4に、時分割駆動を用いたLEDプ
リントヘッドを例に実施例を示す。図1において、2は
制御回路でプリンタ本体、例えばプリンタ本体のCP
U、からデータ信号とクロック信号、異常検出テストを
開始するためのテスト信号を受け取り、異常がある場合
には異常信号をプリンタ本体に返送する。プリンタ本体
は、異常信号を例えば制御パネルに表示し、プリントヘ
ッドの交換を求める。3は制御回路に設けたメモリー
で、LEDプリントヘッドの異常信号を記憶するために
用いる。
【0012】4は駆動ICで、例えば64ビットのシフ
トレジスタと、同じく64ビットのラッチ回路、64個
の各5mAの定電流回路とからなる。制御回路2は、プ
リンタ本体からのデータを、クロック信号をシフトクロ
ックとして、駆動IC4のシフトレジスタに入力し、駆
動IC4では64個のデータの入力後にデータをラッチ
回路にラッチする。そして制御回路2のストローブ信号
で、ラッチ回路のデータに従って定電流電源を動作させ
る。6はブロック選択回路で、例えば制御回路2からの
クロック信号をカウントし、64個のクロック信号毎
に、ブロック(LEDアレイ)を1個ずつシフトさせて
選択する。Trl〜Trnはスイッチング手段の例とし
てのスイッチングトランジスタで、例えば40個のスイ
ッチングトランジスタを用い、図には最初のトランジス
タTrlとn番目のトランジスタTrnとを示した。8
はバスラインで、最初のライン8−1から64番目のラ
イン8−64の64本からなり、データ線の例として示
した。
【0013】バスライン8には例えば40個のLEDア
レイを接続し、各LEDアレイにはそれぞれスイッチン
グトランジスタTrl〜Trn等を接続する。図には、
最初のLEDアレイL1の64個のLEDをL1−1〜
L1−64として示し、n番目のLEDアレイLnの6
4個のLEDをLn−1〜Ln−64として示した。L
EDアレイの個数は40個、アレイ毎のLEDの個数は
64個で、LEDの総計は2560個、これはA4,3
00DPIのLEDプリントヘッドに対応する。
【0014】トランジスタTrl〜Trn等のうち、例
えばn番目のトランジスタTrnに並列に、電圧検出抵
抗Rを接続する。電圧検出抵抗Rは例えば1MΩ〜10
MΩ程度の高抵抗の抵抗とし、抵抗Rを流れる電流によ
ってLEDの発光特性が変化しないようにする。図の鎖
線で示したように、各トランジスタ毎に、電圧検出抵抗
R’を接続しても良いが、これは部品点数を増加させる
ので、後に示すように電圧検出抵抗Rは1個とし、1個
のトランジスタに接続すれば良い。電圧検出抵抗Rは電
圧検出手段の例であり、これ以外にバッファ増幅器等も
用いることができるが、抵抗を用いることが最も安価で
ある。
【0015】10はウインドウ・コンパレータで、文字
通り1個のウインドウ・コンパレータを用いても良く、
基準電位の異なる2個のコンパレータを組み合わせてウ
インドウ・コンパレータとしても良い。
【0016】12はテスト信号発生回路で、テスト用の
LEDの駆動信号を発生する。テスト信号発生回路には
LEDプリントヘッドではなく、プリンタ本体に設けて
も良い。テスト信号発生回路12では、LEDアレイL
1〜Ln等の1アレイ毎に1個ずつLEDを発光させる
ように駆動信号を発生する。例えば第1回のスキャンで
は、40個のLEDアレイL1〜Ln等に対し最初のL
EDL1−1〜Ln−1等を発光させ、第2回のスキャ
ンでは次のLEDL1−2〜Ln−2等を発光させ、n
回目のスキャンではn番目のLEDL1−n〜Ln−n
等を発光させ、64スキャンで全てのLEDを発光させ
る。各LEDは、1アレイ毎に1個ずつ発光させる。
【0017】13はスイッチング回路で、テスト時にテ
スト信号発生回路12の信号を駆動IC4のシフトレジ
スタに入力するためのものである。
【0018】図2に、テスト信号発生回路12の詳細を
示す。図において、20は64ビットのシフトレジスタ
で、22はビットセット回路、24はオア回路である。
この回路12では、テスト信号を受け取るとシフトレジ
スタ20の先頭の1ビットをビットセット回路22でセ
ットし、クロック信号でデータを読み出し駆動IC4に
供給するとともに、データをシフトレジスタ20内で循
環させ1個のLEDアレイ分のデータを読み出す毎にセ
ットしたビットが元の位置に戻るようにする。この結
果、LEDアレイの先頭から順に1ドットずつLEDが
発光する。次に1ブロックのスキャンの終了後に、ブロ
ック選択回路6で次のブロック(LEDアレイLn)を
選択する。このようにしてセットしたビットを1ビット
ずつ進め、2回目のスキャンではLEDアレイ毎に1個
ずつLEDを順に発光させる。ここでは特定のテスト信
号発生回路12を示したが、例えばROMに2560×
40スキャン分の102.4Kのデータを記憶させ、順
に読み出しても良い。
【0019】図3に実施例の動作波形を示す。プリンタ
のメインテナンス時等に、プリンタ本体から制御回路2
にテスト信号を入力する。この時テスト信号発生回路1
2は、図3の(1)のような駆動データをLEDL1−
1〜L40−64に加える。クロック信号C1kは図3
の(2)のように、駆動IC4とブロック選択回路6に
送られ、図3の(3)のように、1個ずつLEDアレイ
L1〜L40が選択される。この結果、各アレイL1〜
L40のLEDは1個ずつ例えば30μ秒幅で発光し、
40個のLEDアレイL1〜L40は1個ずつ順に選択
される。
【0020】図4に実施例の動作フローチャートを示
す。最初に先頭のLEDアレイL1を選択し、先頭のL
EDL1−1を30μ秒発光させ、次に2番目のLED
1−2を30μ秒発光させ、順に先頭のLEDアレイの
LEDを1個ずつ30μ秒幅で発光させる。64個のL
EDの走査を終了すると、2番目のLEDアレイL2−
1〜L2−64を同様に発光させ、40回の走査の終了
後に(図4のアレイ内のLED番号を示す変数nが40
になると)、スキャンを終了する。
【0021】ここで全てのLEDやバスライン8,駆動
IC4,スイッチングトランジスタTr1等に異常が無
ければ、電圧検出抵抗Rには所定範囲内の電圧が現れ
る。例えばLEDのオン電圧は1.7〜2.0V、スイ
ッチングトランジスタTr1のオン電圧は0.5〜0.
6Vであり、正常であれば抵抗Rには2.2〜2.6V
程度の電圧が発生する。
【0022】抵抗Rには、自分のアレイのLEDを発光
させている時には、0.5〜0.6V程度の電圧が現れ
る。他のアレイが発光している時は、例えば図1の実線
のように発光電流iを加えると、それに伴う2.2〜
2.6V程度の電圧が発光電流を流したデータ線に現
れ、図1の破線のように抵抗Rを接続したアレイLnの
LEDを通じて、抵抗Rに電圧Vが加わる。抵抗Rを接
続したアレイLnには、電流がほとんど流れないためL
nの電圧降下はほとんど0Vであり、他のLEDの電圧
をそのまま読み取ることができる。このためLEDプリ
ントヘッドのLED自体を利用して、抵抗Rをバスライ
ン8−1〜8−64のそれぞれにダイオード接続でき
る。
【0023】抵抗Rに加わる電圧が規定の範囲内か否か
を、ウインドウ・コンパレータ10で検出する。図3の
(4)に、ウインドウ・コンパレータ10のウインドウ
電圧を示す。抵抗Rの電圧がLED1個分でもこの範囲
から外れた場合、メモリー3に異常信号を記憶させプリ
ンタ本体に返送する。
【0024】実施例では1個の電圧検出抵抗Rと、ウイ
ンドウ・コンパレータ10、テスト信号発生回路12等
で、LEDプリントヘッドの異常を検出できる。テスト
信号発生回路12はプリンタ本体に設けても良い。異常
の検出はLED1個毎に行うことができ、LED以外の
部分の異常も検出できる。ここでは1個のLEDでも異
常があれば異常信号を発生させることにしたが、例えば
LED1個の異常は許容し2個目の異常から異常信号を
発生させるようにしても良い。
【0025】
【比較例】図1〜図4の実施例では、LEDアレイL1
〜L40のLED自体を、電圧検出抵抗Rに接続したダ
イオードに兼用した。図5に、ダイオードD1〜D64
を、LEDアレイL1〜L40のLEDとは別個に設け
た比較例を示す。
【0026】図5において、D1〜D64はそれぞれダ
イオードで、64本のデータ線からなるバスライン8に
接続する。電圧検出抵抗Rは、ダイオードD1〜D64
を介してバスライン8に接続する。そしてLEDアレイ
L1〜L40のLEDを1個ずつ順に発光させ、これに
よってバスライン8に現れる電圧をダイオードD1〜D
64を介して電圧検出抵抗Rに加える。そして電圧検出
抵抗Rに加わる電圧をウインドウ・コンパレータ10で
比較し、所定の範囲内にあるか否かを検出する。このよ
うにしてLEDプリントヘッドの異常を検出し、1個の
LEDにでも異常が有れば、あるいは1個のスイッチン
グトランジスタやバスラインの1本または駆動IC4の
一部にでも異常が有ればこれを検出して、メモリー3を
介してプリンタ本体に異常検出信号を返送する。
【0027】
【比較例2】図1〜図4の実施例では、時分割,駆動の
LEDプリントヘッドの異常検出を示したが、図6にス
タティック駆動のLEDプリントヘッドの異常検出を示
す。
【0028】図6において4−1〜4−40はそれぞれ
駆動ICで合計40個の駆動ICを設ける。各駆動IC
4−1〜4−40はそれぞれ1個ずつLEDアレイを駆
動し、それに伴ってスイッチングトランジスタTr1〜
Tr40は設けない。
【0029】各LEDL1−1〜L40−64に並列
に、それぞれダイオードD1−1〜D40−64を接続
する。ダイオードD1−1〜D40−64に対して、例
えばLEDアレイ毎に電圧検出抵抗R1〜R40を接続
する。電圧検出抵抗R1〜R40は図1〜図4の実施例
と同様に1MΩ〜10MΩ程度の高抵抗のものを用い、
LEDの発光特性に影響しないようにする。電圧検出抵
抗R1〜R40はダイオードD101〜D140を介し
てウインドウ・コンパレータ10に接続する。ここでダ
イオードD101〜D140を設けたのは、電圧検出抵
抗R1〜R40を相互に分離するためである。そしてこ
の比較例では、各LEDL1−1〜L40−64を1個
ずつ順に発光させ、それに伴って電圧検出抵抗R1〜R
40に現れる電圧をウインドウ・コンパレータ10で所
定の範囲内にあるかどうかを検出し、1個でも所定の範
囲からずれていれば、制御回路2のメモリー3に異常検
出信号をセットしてプリンタ本体に返送する。なおここ
では電圧検出抵抗としてR1〜R40の40個を設けた
が、これらの電圧検出抵抗を1個としダイオードD1−
1〜D40−64をすべて並列に配置して、1個の電圧
検出抵抗に接続しても良い。
【0030】図6の比較例では、LEDプリントヘッド
がスタティック駆動のため、例えばデータ線が64×4
0の2560本となり、これに伴って2560個のダイ
オードD1−1〜D40−64を必要とする。このため
異常の検出には、多数のダイオードを要することにな
る。
【0031】
【発明の効果】この発明では、簡単な回路で個々のLE
D毎に異常を検出できるとともに、LED以外の部分の
異常も容易に検出でき、さらにプリントヘッドのLED
アレイ自体とスイッチング素子を用いて、1個の電圧検
出抵抗でLEDプリントヘッドの異常を検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のLEDプリントヘッドのブロック図
【図2】 図1のプリントヘッドのテストデータ発生回
路の回路図
【図3】 図1のプリントヘッドの動作波形図
【図4】 図1のプリントヘッドの動作フローチャート
【図5】 比較例での、LEDプリントヘッドのブロッ
ク図
【図6】 スタティック方式のLEDプリントヘッドに
適用した、比較例を表すブロック図
【符号の説明】
2 制御回路 3 メモリー 4 駆動IC 6 ブロック選択回路 8 バスライン 10 ウインドウ・コンパレータ L1〜Ln LEDアレイ R 電圧検出抵抗 Trl〜Trn スイッチングトランジスタ 12 テスト信号発生回路 13 スイッチング回路 20 シフトレジスタ 22 ビットセット回路 24 オア回路 D1〜D64 ダイオード D1−1〜D40−64 ダイオード D101〜D140 ダイオード
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−92875(JP,A) 特開 昭60−92870(JP,A) 特開 昭60−92876(JP,A) 特開 昭59−201878(JP,A) 特開 平3−219973(JP,A) 特開 昭61−69482(JP,A) 特開 昭59−118477(JP,A) 特開 昭59−35959(JP,A) 実開 昭59−38055(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/44 B41J 2/35 B41J 2/45 B41J 2/455

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のLEDを並べたLEDアレイを複
    数個基板上に配列するとともに、前記各LEDアレイの
    各LEDに、駆動電流を供給するための駆動回路を、前
    記複数個のLEDアレイに共通に接続したデータ線を介
    して接続すると共に、複数個のスイッチング素子を設け
    て、前記各LEDアレイ毎の共通電極にスイッチング素
    子を1素子ずつ接続し、かつ該スイッチング素子を1個
    ずつオンさせるための時分割駆動手段を設けて、前記複
    数個のLEDアレイを時分割駆動するようにした、LE
    Dプリントヘッドにおいて、 前記複数個のスイッチング素子の1個と並列に、電圧検
    出手段を接続し、 前記時分割駆動手段で、前記複数のスイッチング素子を
    1素子ずつ順次オンさせた際に、前記電圧検出手段に加
    わる電圧値が所定の範囲から外れたことを検出して、異
    常を検出するための比較手段を設けたことを特徴とす
    る、LEDプリントヘッド。
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