JP2900477B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体装置の製造方法に関し、特に半導体装
置の配線層と開孔部の形成方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、例えば3層の配線層からなる半導体装置におい
て、上層の配線層の挟まれた領域に下層の配線層に対す
る開孔部(コンタクトホール)を形成し、下層の配線層
からの引き出し電極を形成するには、第3図(a)〜
(d)の工程順の縦断面図に示すような方法がとられて
いた。
まず、第3図(a)に示すように、一導電型の半導体
基板1の表面に、逆導電型の不純物拡散領域による第1
の配線層2,2aを形成する。ここで、第3図(a)では煩
雑さを避けるため第1の配線層としては2個のみ表示し
たが、第1の配線層は複数個からなり、所定の間隔で設
けられている。続いて、第1の配線層2,2aに挟まれた領
域に、半導体基板1および第1の配線層と絶縁された例
えば多結晶シリコン膜からなる複数個の第2の配線層3,
3a,3bを形成する。次に、第2の配線層を絶縁する目的
で、第1の配線層2,2a上および第2の配線層3,3a,3bの
表面に第1の絶縁膜を形成する。更に、第1の配線層2,
2aの所定領域の表面を露出するために、第1の配線層2,
2aの所定領域表面上の第1の絶縁膜を除去する。これに
より、第1の絶縁膜は第2の配線層3,3a,3bの表面上の
第1の絶縁膜4,4a,4bに分割される。その後、導電性薄
膜5を表面前面に形成する。
次に、第3図(b)に示すように、フォトリソグラフ
ィ法により、導電性薄膜5が少なくとも第1の配線層2,
2aの所定領域表面上を覆い、かつ、その一部が第2の配
線層3,3a,3bの表面上に延在して覆うに残留させ、他の
領域の導電性薄膜5はエッチング除去する。その結果、
残留した導電性薄膜(以下、パッドと称す)5a,5bが、
それぞれ第1の配線層2,2a上に選択的に形成される。続
いて、表面全面に層間絶縁膜6を形成し、パッド5a,5b
に達するように層間絶縁膜6の一部にコンタクトホール
を形成する。
次に、第3図(c)に示すように、第1の配線層2,2a
上のパッド5a,5b上のコンタクトホール内に、それぞれ
例えばタングステンの選択気相成長による引き出し電極
7,7aを形成する。
最後に、それぞれの引き出し電極7,7aと接続する第3
の配線層9,9aを形成し、第3図(d)に示す構造の半導
体装置を得る。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の半導体装置の製造方法は、コンタクト
ホールの形成前にパッドを形成しているため、コンタク
トホールがパッド5aよりも左側にはみだして開口された
場合、極端な例では第4図の縦断面図に示すように、コ
ンタクトホールが第1の絶縁膜4にかかって形成され、
この部分の第1の絶縁膜4もコンタクトホール形成時に
エッチング除去されることから、タングステンの選択気
相成長による引き出し電極7により第1の配線層2と第
2の配線層3とが電気的にショートすることになるとい
う欠点を有していた。
また、パッドの面積を必要以上に広く設定することに
よりこの現象を避けるという方法がとられたが、これが
半導体装置の高密度高集積化の妨げとなっていた。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の半導体装置の製造方法は、第1,第2の配線層
を形成する工程と、第1,第2の配線層を覆って第1の絶
縁膜を形成する工程と、第1の配線層上の所定領域の第
1の絶縁膜に第1の開孔部を設けてから全面に導電性薄
膜を形成する工程と、表面に層間絶縁膜を形成して第1
の配線層上の導電性薄膜の表面に達する第2の開孔部を
設ける工程と、第2の開孔部に導電性物質を埋設する工
程と、第2の開孔部および第2の開孔部近傍からなる領
域以外の層間絶縁膜および導電性薄膜を除去する工程と
を有している。
〔実施例〕
次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図(a)〜(d)は本発明の第1の実施例を説明
するための工程順の縦断面図である。
まず、第1図(a)に示すように、一導電型の半導体
基板1の表面に、逆導電型の不純物拡散領域による第1
の配線層2,2aを形成する。ここで、第1図(a)では煩
雑さを避けるため第1の配線層としては2個のみ表示し
たが、第1の配線層は複数個からなり、所定の間隔を設
けられている。続いて、第1の配線層2,2aに挟まれた領
域に、半導体基板1および第1の配線層と絶縁された例
えば膜厚400nmの多結晶シリコン膜からなる複数個の第
2の配線層3,3a,3bを形成する。次に、第2の配線層を
絶縁する目的で、第1の配線層2,2a上および第2の配線
層3,3a,3bの表面に第1の絶縁膜を形成する。更に、第
1の配線層2,2aの所定領域の表面を露出するために、第
1の配線層2,2aの所定領域表面上の第1の絶縁膜を除去
し、第1のコンタクトホールを形成する。これにより、
第1の絶縁膜は第2の配線層3,3a,3bの表面上の第1の
絶縁膜4,4a,4bに分割される。その後、約200nmの膜厚の
導電性薄膜5を表面全面に形成する。
次に、第1図(b)に示すように、表面全面に層間絶
縁膜6を形成し、第1の配線層2,2a上の所定領域を含む
導電性薄膜5上の所定領域の層間絶縁膜6を除去して第
2のコンタクトホールを形成し、第2のコンタクトホー
ル内に例えばタングステンの選択気相成長による引き出
し電極7,7aを形成する。
次に、第1図(c)に示すように、引き出し電極7,7a
を含む所定領域を覆うマスク材8をフォトリソグラフィ
法により形成し、マスク材8をマスクにしてこれに覆わ
れていない領域の層間絶縁膜6,導電性薄膜5を順次エッ
チング除去し、引き出し電極7,7a下に導電性薄膜5から
なるパッド5a,5bを形成する。
最後に、マスク材8を除去した後それぞれの引き出し
電極7,7aと接続する第3の配線層9,9aを形成し、第1図
(d)に示す構造の半導体装置を得る。
第2図は本発明の第2の実施例を説明するための縦断
面図である。
第1図の実施例においては、第1の配線層が半導体基
板1と逆導電型の不純物拡散領域により構成されていた
が、本実施例では、半導体基板1の表面上に形成された
フィールド絶縁膜10上に、所定の間隔で複数個の第1の
配線層が設けられている。
まず、半導体基板1の表面上にフィールド絶縁膜10を
形成し、フィールド絶縁膜10上に導電性膜よりなる複数
個の第1の配線層11,11aを所定の間隔で形成し、次に、
第1の配線層11,11aに挟まれた領域に半導体基板1およ
び第1の配線層と絶縁された例えば膜厚400nmの多結晶
シリコン膜からなる複数個の第2の配線層12,12a,12bを
形成する。これ以降の製造方法は、第1の実施例と同じ
である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の半導体装置の製造方法
は、隣接した複数の上層配線層に挟まれた領域で下層配
線層からの引き出し電極を形成する場合、従来パッドの
形成をコンタクトホール開口の前に行なっていたのに対
してコンタクトホール開口の後にパッドの形成を行なう
ことにより、コンタクトホールがパッドの外にはみだし
て上層配線層と下層配線層とが電気的にショートすると
いう現象を避けることが可能となる。
また、本発明においてはパッドの面積がコンタクトホ
ールの面積により規定されることから、パッドの面積を
必要以上に大きくすることは不要となり、従来より小さ
なパッドが実現でき、このことから、高密度高集積化を
妨げてきた従来の原因を除去することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(d)は本発明の第1の実施例を説明す
るための工程順の縦断面図、第2図は本発明の第2の実
施例を説明するための縦断面図、第3図(a)〜(d)
は従来の半導体装置の製造方法を説明するための工程順
の縦断面図、第4図は従来の半導体装置の製造方法の欠
点を説明するための縦断面図である。 1…半導体基板、2,2a,11,11a…第1の配線層、3,3a,3
b,12,12a,12b…第2の配線層、4,4a,4b…第1の絶縁
膜、5…導電性薄膜、5a,5b…パッド、6…層間絶縁
膜、7,7a…引き出し電極、8…マスク材、9.9a…第3の
配線層、10…フィールド絶縁膜。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一導電型の半導体基板の表面に所定の間隔
    で逆導電型の不純物拡散領域からなる複数個の第1の配
    線層を形成する工程と、前記第1の配線層に挟まれた領
    域に前記半導体基板および前記第1の配線層と絶縁され
    た第2の配線層を形成する工程と、前記第1の配線層お
    よび前記第2の配線層を覆って第1の絶縁膜を形成する
    工程と、前記第1の配線層上の所定領域の前記第1の絶
    縁膜に第1の開孔部を設ける工程と、前記第1の開孔部
    および前記第1の絶縁膜を覆って導電性薄膜を形成する
    工程と、前記導電性薄膜の表面に層間絶縁膜を形成する
    工程と、前記第1の配線層上の前記層間絶縁膜に前記導
    電性薄膜の表面に達する第2の開孔部を設ける工程と、
    前記第2の開孔部に導電性物質を埋設する工程と、前記
    第2の開孔部および前記第2の開孔部近傍からなる領域
    以外の前記層間絶縁膜および前記導電性薄膜を除去する
    工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  2. 【請求項2】一導電型の半導体基板の表面に所定の間隔
    で逆導電型の不純物拡散領域からなる複数個の第1の配
    線層を形成する工程に代えて、一導電型の半導体基板の
    表面上にフィールド絶縁膜を介して所定の間隔で複数個
    の第1の配線層を形成する工程を有することを特徴とす
    る請求項1記載の半導体装置の製造方法。
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