JP2896668B1 - 傾斜金網製造装置 - Google Patents

傾斜金網製造装置

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JP2896668B1
JP2896668B1 JP3566098A JP3566098A JP2896668B1 JP 2896668 B1 JP2896668 B1 JP 2896668B1 JP 3566098 A JP3566098 A JP 3566098A JP 3566098 A JP3566098 A JP 3566098A JP 2896668 B1 JP2896668 B1 JP 2896668B1
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章三 堀内
利幸 若林
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Abstract

【要約】 【課題】 自動化により短時間にかつ簡単に傾斜金網を
製造でき、また多様な傾斜度合いにも容易に対応するこ
とができ、大幅なコストダウンを実現できるようにす
る。 【解決手段】 この発明の傾斜金網製造装置は、送られ
てくる縦筋91の通路となる第1受部2と、第1受部2
を通過した縦筋91の通路となる第2受部3sと、第2
受部3sを通過した縦筋91と、送られてきた横筋92
との交差部分に溶接を行う溶接機4と、を一列に配置し
て成る縦筋送り溶接部5を複数並列して構成し、縦筋送
り溶接部5の各々において、第1受部2と第2受部3s
との間を支点Pとしてそれぞれの受部2,3sを回動可
能とし、縦筋91を第1受部2と第2受部3sとの間に
渡した状態で、双方の受部2,3sの成す角度を変更す
ることで縦筋91を曲げ、その曲げた縦筋91の各々を
送って順次横筋92を溶接し傾斜金網9を製造する、こ
とを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、傾斜地の金網フ
ェンスに用いる傾斜金網を製造する傾斜金網製造装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】金網フェンスを坂道などの傾斜地に設置
する場合、金網はその傾斜に合わせて斜めに製作し、地
面が傾斜していても金網が垂直になるように立設してい
る。すなわち、金網本体の各縦筋を、その上端部分及び
下端部分に対して傾斜するように、上側と下側の各一箇
所で屈曲させ、その各縦筋に横筋を溶接することで、い
わゆる傾斜金網とし、その傾斜金網を立設するようにし
ている。そして、この傾斜金網の製造に当たっては、先
ず縦筋一本々々を所定箇所で曲げ、その曲げた縦筋を床
上に置いた木枠に配列し、その配列した縦筋に横筋を交
差させ、その交差部分に順次溶接することで完成させて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の手
順で傾斜金網を製造すると、多数の縦筋一本々々を曲げ
るのにも、また配列したり溶接したりするのも殆ど人手
を用いて行うため、一枚の傾斜金網を製造するのに、多
大の労力と時間を要し、また熟練を要し、コストも高い
ものとなっていた。さらに、その傾斜の度合いも多様な
ため、それに応じて縦筋を曲げる度合いを変えたり、木
枠を変更したりしなければならず、作業が煩雑なものと
なっていた。
【0004】この発明は上記に鑑み提案されたもので、
自動化により短時間にかつ簡単に製造でき、また多様な
傾斜度合いにも容易に対応することができ、大幅なコス
トダウンを実現することができる傾斜金網製造装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明では、傾斜地の金網フェンスに用いる傾斜
金網を製造する傾斜金網製造装置において、送られてく
る縦筋の通路となる第1受部と、上記第1受部を通過し
た縦筋の通路となる第2受部と、上記第2受部を通過し
た縦筋と、送られてきた横筋との交差部分に溶接を行う
溶接機と、を一列に配置して成る縦筋送り溶接部を複数
並列して構成し、上記縦筋送り溶接部の各々において、
第1受部と第2受部との間を支点としてそれぞれの受部
を回動可能とし、縦筋を第1受部と第2受部との間に渡
した状態で、双方の受部の成す角度を変更することで縦
筋を曲げ、その曲げた縦筋の各々を送って順次横筋を溶
接し傾斜金網を製造する、ことを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。この発明の傾斜金網製造
装置の構成について、図1〜図11、図20、及び図2
1を用いて説明する。これらの図において、傾斜金網製
造装置1は、図20(A)に示すような傾斜金網9を製
造する装置であり、この傾斜金網9は、縦筋91と横筋
92とを縦横に配列しその各交差部分に溶接を施して成
るものであり、縦筋91の1本々々は、図20(B)に
示すように、その上端部分91b及び下端部分91cで
曲げ、中間部分91aに傾斜を持たせている。そして、
この傾斜金網9は、図21に示すように、枠に収められ
て金網フェンス90となり、傾斜地に設置される。その
際に各縦筋91の上端部分91b及び下端部分91cは
丸められ、金網フェンス90の強度を向上させるように
している。
【0007】傾斜金網製造装置1は、図1及び図2に示
すように、各縦筋91を並列させて矢印のX方向(図
2)に順次送り込む入口コンベア部11と、その入口コ
ンベア部11から送られてきた縦筋91…に、曲げ加工
を施すと共に、別ルートで斜め上方から送り込まれてき
た横筋92との交差部分に溶接を施す縦筋送り溶接機構
12と、その縦筋送り溶接機構12から送り出された縦
筋91…を台上に受け止める出口コンベア部13とから
構成されている。縦筋送り溶接機構12から縦筋91…
が順次押し出され、その縦筋91…の全長が出終わる
と、出口コンベア13には、傾斜金網9がほぼ完成した
状態で載置され、次工程に運ばれていく。
【0008】上記の縦筋送り溶接機構12は、図5に示
すように、送られてくる縦筋91の入口側通路となる第
1受部2と、その第1受部2を通過した縦筋91の出口
側通路となる第2受部3と、その第2受部3を通過した
縦筋91と、別ルートで送られてきた横筋との交差部分
に上下からアクセスしてスポット溶接を行う溶接機4
と、を一列に配置して成る縦筋送り溶接部5を多数横並
びに配置して構成されている。
【0009】上記の第1受部2は、図5及び図6に示す
ように、細長い薄幅ブロック状のものでその上面には縦
筋91の入口側通路となる溝2mを形成してある。ま
た、この第1受部2の後段寄りには、エアシリンダを有
する縦筋押さえ部8を設け、溝2mに収まっている縦筋
91をピストン81で抑えることができるようになって
いる(図6、図7)。
【0010】一方、第2受部3は、略L字状の薄幅ブロ
ック状のものであり、そのL字長辺部分を底辺としてこ
れを図6に示すように立設し、その上面3sには縦筋9
1の出口側通路となるように溝3mを形成してある。
【0011】この傾斜金網製造装置1は、各々の縦筋送
り溶接部5において、第1受部2と第2受部3との間の
支点(支軸)P(図5)を中心としてそれぞれの受部
2,3が回動可能となっており、縦筋91を第1受部2
の溝2mと第2受部3の溝3mとの間に渡した状態で、
かつ溝2mに収まっている縦筋91を縦筋押さえ部8で
上方から押さえつつ、双方の受部の溝2m,3mの成す
角度を変更することで縦筋91を曲げ、その曲げた縦筋
91の各々を送って順次横筋92を溶接し傾斜金網9を
製造するものである。その詳細は後述する。
【0012】傾斜金網製造装置1の横方向一端側には、
第1受部駆動機構14を設けてあり、この第1受部駆動
機構14は、図8に示すように、サーボモータ141
と、そのサーボモータ141の駆動力を伝達する駆動伝
達部142と、駆動伝達部142の最終段のギヤ列であ
る2つのギヤ143,144とを備えている。最終ギヤ
144の上面には、支持腕145が固定されていて、こ
の支持腕145はギヤ144の回動と一体に、その支軸
144aを中心に回動する(図9)。また、傾斜金網製
造装置1の横方向他端側には、この支持腕145と対向
して常時平行を維持するように作動する支持腕146が
設けてある(図9)。
【0013】そして、2つの平行な支持腕145,14
6の間には、2本の作動レバー21,22が架け渡され
ており、その両端はそれぞれ支持腕145,146に軸
145a,145b,146a,146bを介して回転
自在に支持されている。また、これらの2本の作動レバ
ー21,22の上には多数の第1受部2…を並列に載置
するとともに、この2本の作動レバー21,22にそれ
ぞれ軸2a,2bで回転自在に軸支してある(図6、図
9)。したがって、ギア144がサーボモータ141の
回転に応じて回転すると、その回転に応じて支持腕14
5が回動し、その支持腕145上の2本の作動レバー2
1,22が左右方向に移動し、その左右方向の移動に応
じて、多数の第1受部2…が一斉に同一角度だけ回動す
る(図9(A)、(B))。
【0014】一方、傾斜金網製造装置1の横方向他端側
には、第2受部駆動機構15を設けてあり、この第2受
部駆動機構15は、図10に示すように、サーボモータ
151と、そのサーボモータ151の駆動力を伝達する
駆動伝達部152と、駆動伝達部152の最終段のギヤ
列である2つのギヤ153,154とを備えている。最
終ギヤ154の上方には、ギヤ154とは一体に動作す
るように支持腕155を設けてあり、この支持腕155
はギヤ154の回動と一体に、ギヤ154の支軸154
a(図11)を中心に回動する。また、傾斜金網製造装
置1の横方向一端側には、この支持腕155と対向して
常時平行を維持するように作動する支持腕156が設け
てある(図11)。
【0015】そして、2つの平行な支持腕155,15
6の間には、2本の作動レバー31,32が架け渡され
て、その両端はそれぞれ支持腕155,156に軸15
5a,155b,156a,156bを介して回転自在
に支持されている。また、この2本の作動レバー31,
32の上には多数の第2受部3…を並列に載置するとと
もに、これらの2本の作動レバー31,32にそれぞれ
軸3a,3bで回転自在に軸支してある(図6、図1
1)。したがって、ギア154がサーボモータ151の
回転に応じて回転すると、その回転に応じて支持腕15
5が回動し、その支持腕155上の2本の作動レバー3
1,32が左右方向に移動し、その左右方向の移動に応
じて、多数の第2受部3…が一斉に同一角度だけ回動す
る。これにより、第2受部3…の上面3s…も一斉に同
一角度だけ回動する(図11(A)、(B))。
【0016】上記の第2受部3(第2受部3の上面3
s)の回動動作は、作動レバー31,32の軸3a,3
bの内、軸3bを中心に行うように調整されている。こ
の軸3bは、図6に示すように、丁度第1受部2と、第
2受部3の上面3sとの間の下方に位置しており、第1
受部2と、第2受部3の上面3sとの間の支点P(図
5、図6)に相当している。また、図6に示すように、
第1受部2側の軸2bと、第2受部3側の軸3bとは、
リンク機構10によってリンクされており、したがっ
て、第1受部2もこのリンク機構10の作用によって軸
3bすなわち支点Pを中心に回動し、第1受部2及び第
2受部3の上面3sは、双方とも支点Pを中心に回動す
ることとなる。
【0017】また、横渡しされている作動レバー31,
32を支持している支持腕155,156は、図3,図
8,図10に示すように、同一の作動テーブル6に載置
固定され、その作動テーブル6の下方に配置したエアシ
リンダSで所定ストロークだけ上下に移動するようにな
っている。この上下動により、作動レバー31,32上
の第2受部3(第2受部3の上面3s)も一斉に上下動
する。
【0018】さらに、横渡しされている作動レバー2
1,22を支持している支持腕145,146、及び作
動レバー31,32を支持している支持腕155,15
6はいずれも、図1に示すように、同一の作動テーブル
100に間接的に載置固定されている。この作動テーブ
ル100は、X,Y送りモータ71,72の駆動によっ
て、縦筋91の送り方向X及びそれに垂直な方向Yに移
動可能となっており、この移動により、第2受部3(3
s)から押し出される縦筋91が、溶接機4からずれて
もその位置調整を行うことができるようになっている。
【0019】次に、上記構成の傾斜金網製造装置1を用
いて傾斜金網9を製造する際の手順を図5及び図12〜
図19を用いて説明する。なお、下記手順では、制御装
置(図示せず)が、予め設定されたプログラムに従って
サーボモータ141,151やX,Y送りモータ71,
72、エアシリンダSその他の駆動部に対して指令し、
それに応じて各部が動作している。
【0020】傾斜金網9を製造する場合、縦筋送り溶接
部5の各列は同一の動作を行うので、ここでは一列のみ
を図示して説明する。先ず図12の最初のステップS1
では、縦筋送り溶接部5の溶接機4、第2受部3(上面
3s)及び第1受部2は、図5にも示したように、直線
を成し、この状態で第1受部2の溝2mに縦筋91を送
り込む。
【0021】次のステップS2では、縦筋91を支点P
の位置まで送り込む。さらに、ステップS3では縦筋9
1を第2受部3s及び溶接機4まで送り込み、溶接機4
では、別ルートで縦筋91とは直交するように送られて
きた横筋92との交差部分Nに溶接を行う。このステッ
プS3での縦筋91は第1受部2と第2受部3sとの間
に渡された状態となっている。なお、以下のステップで
は、横筋92の図示は省略するが、横筋92との交差部
分に対する溶接は適宜行うものとする。
【0022】ステップS4では、溝2mの縦筋91を上
方から押さえた状態で第1受部2の向きを支点Pを中心
にして変更し、第1受部2を真っ直ぐな姿勢から斜めの
姿勢とし、縦筋91を屈曲させる。図13はこのときの
状況をより詳細に示している。なお、この場合の第1受
部2の角度は、縦筋91が自由状態になったときの戻り
を考慮して、縦筋91の所望の曲げ角度より10%程度
大きく設定する。
【0023】ステップS5では、曲げた縦筋91をさら
に送り進めるのに、第2受部3sがその進路を妨害しな
いように、第2受部3sを下方に移動させる。
【0024】図14のステップS6では、第2受部3s
を下方に移動させた状態で、縦筋91を送り進め、縦筋
91の屈曲ポイントR1をして第2受部3sを通過させ
る。
【0025】ステップS7では、第2受部3sの角度を
変更して第1受部2と第2受部3sとが直線をなすよう
にし、その全体を斜め姿勢とする。このとき、溶接機4
は第1受部2と第2受部3sとが成す直線上に位置して
いない。図15はこのときの状況をより詳細に示してい
る。
【0026】ステップS8では、第1受部2及び第2受
部3sとを同時にX方向、Y方向に移動して最終的に溶
接機4と第2受部3sと第1受部2とが直線上に位置す
るように調整する。この調整で、縦筋91の屈曲ポイン
トR1は、溶接機4の位置に合致し、溶接機4は別ルー
トで送られてきた横筋92との交差部分に溶接を行う。
図16はこのときの状況をより詳細に示している。
【0027】ステップS9では、縦筋91を順次送り進
めて所定間隔毎に横筋92との交差部分に溶接を行って
いく。図17はこのときの状況を横筋92も含めてより
詳細に示している。
【0028】図18のステップS10では、縦筋91の
終端が第1受部2の溝2mに入り、所定位置まで縦筋9
1が送り進められてきたので、縦筋91の送りを一旦停
止する。
【0029】ステップS11では、第1受部2の溝2m
に入っている縦筋91を上方から押さえた状態で今度は
ステップS4とは逆方向に、第1受部2の角度を支点P
を中心にして変更し、第1受部2を斜めの姿勢から真っ
直ぐな姿勢に戻し、縦筋91を屈曲させる。
【0030】ステップS12では、曲げた縦筋91をさ
らに送り進めるのに、第2受部3sがその進路を妨害し
ないように、第2受部3sを下方に移動させる。
【0031】図19のステップS13では、第2受部3
sを下方に移動させた状態で、縦筋91を送り進め、縦
筋91の屈曲ポイントR2をして第2受部3sを通過さ
せる。
【0032】ステップS14では、第2受部3sの角度
を変更して真っ直ぐな姿勢に戻し、第1受部2と第2受
部3sとが直線をなすようにし、その全体を真っ直ぐな
姿勢とする。このとき、溶接機4は第1受部2と第2受
部3sとが成す直線上に位置していない。
【0033】ステップS15では、第1受部2及び第2
受部3sとを同時にX方向、Y方向に移動して最終的に
溶接機4と第2受部3sと第1受部2とが直線上に位置
するように調整する。この調整で、縦筋91の屈曲ポイ
ントR2は、溶接機4の位置に合致し、溶接機4は別ル
ートで送られてきた横筋92との交差部分に溶接を行
う。
【0034】ステップS16では、縦筋91が縦筋送り
溶接部5を通過した状態となり、このとき、出口コンベ
ア部13には、傾斜金網9がほぼ完成した状態で載置さ
れ、次工程に運ばれていく。
【0035】以上述べたように、この実施形態では、縦
筋91の通路を第1受部2と第2受部3sとに分割し、
双方の受部2,3sの成す角度を変更することで縦筋9
1を曲げ、その曲げた縦筋91を送って順次横筋92を
溶接し傾斜金網9を製造するようにしたので、傾斜金網
9の製造を自動化でき、傾斜金網9を短時間にかつ簡単
に製造でき、また多様な傾斜度合いにも容易に対応する
ことができ、したがって大幅なコストダウンを実現する
ことができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の傾斜金
網製造装置によれば、縦筋の通路を第1受部と第2受部
とに分割し、双方の受部の成す角度を変更することで縦
筋を曲げ、その曲げた縦筋を送って順次横筋を溶接し傾
斜金網を製造するようにしたので、傾斜金網の製造を自
動的に行うことができ、傾斜金網を短時間にかつ簡単に
製造することができる。また、双方の受部の成す角度は
任意に且つ簡単に変更できるので、多様な傾斜度合いに
も容易に対応することができ、したがって大幅なコスト
ダウンを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の傾斜金網製造装置の全体を示す正面図
である。
【図2】本発明の傾斜金網製造装置の全体を示す平面図
である。
【図3】図1の要部を示す図である。
【図4】図2の要部を示す図である。
【図5】縦筋送り溶接機構の平面図である。
【図6】図4のC−C断面を示す図である。
【図7】図6のD−D断面およびE−E断面を示す図で
ある。
【図8】第1受部の駆動機構を示す正面図である。
【図9】第1受部とその駆動機構とを示す平面図であ
り、(A)は第1受部を直線姿勢とした場合を、(B)
は斜め姿勢とした場合をそれぞれ示している。
【図10】第2受部の駆動機構を示す正面図である。
【図11】第2受部とその駆動機構とを示す平面図であ
り、(A)は第2受部を直線姿勢とした場合を、(B)
は斜め姿勢とした場合をそれぞれ示している。
【図12】傾斜金網の製造をステップ毎に説明する図
で、ステップS1〜ステップS5を示す。
【図13】ステップS4を詳細に示す図である。
【図14】傾斜金網の製造をステップ毎に説明する図
で、ステップS6〜ステップS9を示す。
【図15】ステップS7を詳細に示す図である。
【図16】ステップS8を詳細に示す図である。
【図17】ステップS9を詳細に示す図である。
【図18】傾斜金網の製造をステップ毎に説明する図
で、ステップS10〜ステップS12を示す。
【図19】傾斜金網の製造をステップ毎に説明する図
で、ステップS13〜ステップS16を示す。
【図20】完成した傾斜金網を示す図で、(A)はその
全体を示し、(B)は1本の縦筋を示している。
【図21】傾斜金網をフェンスとし傾斜地に設置した場
合を示す図である。
【符号の説明】
1 傾斜金網製造装置 2 第1受部 2a 軸 2b 軸 2m 第1受部の溝 21 作動レバー 22 作動レバー 3 第2受部 3a 軸 3b 軸 3m 第2受部の溝 3s 第2受部の上面 31 作動レバー 32 作動レバー 4 溶接機 7 送りモータ 9 傾斜金網 90 金網フェンス 91 縦筋 92 横筋 14 第1受部駆動機構 141 サーボモータ 142 駆動伝達部 143 ギヤ 144 ギヤ 144a 支軸 145 支持腕 145a 軸 145b 軸 146 支持腕 146a 軸 146b 軸 15 第2受部駆動機構 151 サーボモータ 152 駆動伝達部 153 ギヤ 154 ギヤ 154a 支軸 155 支持腕 155a 軸 155b 軸 156 支持腕 156a 軸 156b 軸 P 支点 N 縦筋と横筋との交差部分 R1 縦筋の屈曲ポイント R2 縦筋の屈曲ポイント X 縦筋の送り方向 Y 縦筋の送り方向Xに垂直な方向

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾斜地の金網フェンスに用いる傾斜金網
    を製造する傾斜金網製造装置において、 送られてくる縦筋の通路となる第1受部と、 上記第1受部を通過した縦筋の通路となる第2受部と、 上記第2受部を通過した縦筋と、送られてきた横筋との
    交差部分に溶接を行う溶接機と、 を一列に配置して成る縦筋送り溶接部を複数並列して構
    成し、 上記縦筋送り溶接部の各々において、第1受部と第2受
    部との間を支点としてそれぞれの受部を回動可能とし、
    縦筋を第1受部と第2受部との間に渡した状態で、双方
    の受部の成す角度を変更することで縦筋を曲げ、その曲
    げた縦筋の各々を送って順次横筋を溶接し傾斜金網を製
    造する、 ことを特徴とする傾斜金網製造装置。
  2. 【請求項2】 並列された上記第1受部には、第1受部
    回動用レバーが横渡しされるとともに、その第1受部回
    動用レバーを作動させる第1作動部が設けられ、第1受
    部の各々は第1作動部の動作に応じ上記支点を中心にし
    て一斉に同一角度だけ回動し、 並列された上記第2受部には、第2受部回動用レバーが
    横渡しされるとともに、その第2受部回動用レバーを作
    動させる第2作動部が設けられ、第2受部の各々は第2
    作動部の動作に応じ上記支点を中心にして一斉に同一角
    度だけ回動する、 ことを特徴とする請求項1に記載の傾斜金網製造装置。
  3. 【請求項3】 上記第1受部と第2受部との双方の成す
    角度を変更して縦筋を曲げた後、その縦筋を送り出す際
    には第2受部を一旦下げて縦筋曲がり部分を通過させる
    ようにした、 ことを特徴とする請求項1または2に記載の傾斜金網製
    造装置。
  4. 【請求項4】 上記第1受部と第2受部とを直線状に戻
    したとき、その直線の延長上に溶接機が位置するように
    位置補正を行う、 ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の傾
    斜金網製造装置。
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