JP3179042U - 配筋ユニット製造用マルチスポット溶接装置 - Google Patents

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光男 赤川
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Abstract

【課題】各溶接ガンユニットを自動的に所望位置に移動させて固定することを可能にし、縦筋のピッチが均一ではない配筋ユニットの製造を効率よく行うことを可能にする、配筋ユニット製造用マルチスポット溶接装置を提供する。
【解決手段】ベース1の両側に立設した支持フレーム2の上部間に1又は複数のビーム4を渡し、ビーム4に複数の溶接ガンユニット5〜12を、それぞれビーム4に沿って自走可能に配設し、溶接ガンユニット5〜12は、それぞれ、予め設定されて用意されたそれぞれ縦筋31のピッチの異なるチャンネルの中から所望のチャンネルを選択することにより、コンピュータ・プログラムに従って当該チャンネルに設定された距離分自走し、その位置に固定されるようにした。
【選択図】図3

Description

本考案は配筋ユニット製造用マルチスポット溶接装置、より詳細には、鉄筋を格子状に溶接組み立てして製造される、住宅の基礎の配筋等に用いる配筋ユニットを製造するためのマルチスポット溶接装置に関するものである。
例えば、住宅のべた基礎や布基礎の配筋に、鉄筋を格子状に組んだ配筋ユニットが用いられる。この配筋ユニットは、かつては建築現場において溶接して製造されていたが、近時は、予め住宅設計時において同時に形状設計され、事前に溶接工場において溶接して組み立てられる。その組み立ては一般に、所定間隔を置いて搬送されてくる複数の縦筋に対し、縦筋よりも細径の横筋(剪断筋)を所定ピッチで溶接することにより行われる。このように溶接されて組み立てられた配筋ユニットは、そのまま、あるいは、更に適宜湾折曲変形して用いられる。
上記配筋ユニットの溶接による組み立て(縦筋に対する横筋の溶接)は、通例、多数の溶接ガンを横方向に移動可能に並設したマルチスポット溶接装置を用いて行われる。
ところで、配筋ユニットを構成する縦筋のピッチは均一とは限らず、より強度が求められる個所等においては、狭いピッチに設計される。このように縦筋のピッチが均一ではない配筋ユニットをマルチスポット溶接装置を用いて製造する場合は、作業者がその都度各溶接ガンを一台ずつ、スケール等を用いて手作業で所定位置に移動させ、締め金具等により締め付け固定する方法が採られている。
特開2006−181620号公報 特開平7−227676号公報 特開平8−1342号公報
上述したように、従来のマルチスポット溶接装置により、縦筋のピッチが均一ではない配筋ユニットを製造しようとする場合は、作業者がその都度各溶接ガンを一台ずつ、スケール等を用いて手作業で所定位置に移動させ、締め金具等により締め付け固定する作業が必要であった。しかるに、この作業は、作業者に対し、多くの時間と神経を使う労力を強いるものであるため、その改善が求められていた。
本考案はかかる要請に応えるためになされたもので、何ら人手を要することなく、各溶接ガンユニットを自動的に所望位置に移動させ、且つ、その位置に保持することを可能にし、以て、縦筋のピッチが均一ではない配筋ユニットの製造を効率よく行うことを可能ならしめる、配筋ユニット製造用マルチスポット溶接装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に記載の考案は、ベースの両側に立設した支持フレームの上部間に1又は複数のビームを渡し、前記ビームに複数の溶接ガンユニットを、それぞれ前記ビームに沿って自走可能に配設し、前記溶接ガンユニットは、それぞれ、予め設定されて用意されたそれぞれ縦筋のピッチの異なるチャンネルの中から所望のチャンネルを選択することにより、コンピュータ・プログラムに従って当該チャンネルに設定された距離分自走し、その位置に固定されることを特徴とする配筋ユニット製造用マルチスポット溶接装置である。
好ましい実施形態においては、前記ビームの前面側側面にその長さ方向に延びるリニアレールが配設されると共に、その後面側側面にブラケットを介してその長さ方向に延びるラックを配設され、前記各溶接ガンユニットに、前記リニアレールに係合するリニアガイドが固定されると共に、前記ラックに噛合するピニオン及び前記ピニオンを回転駆動するモータが設置される。また、前記モータとして、コンピュータ・プログラム制御可能なブレーキ・減速機構付きのACサーボモータ又はブレーキ・減速機構付きのステッピングモータが用いられる。
本考案は上述したとおりであって、本考案に係る配筋ユニット製造用マルチスポット溶接装置においては、各溶接ガンユニットが溶接機能と共に自走機能を備えているため、各溶接ガンユニットを自動的に所望位置に移動させ、且つ、その位置に保持することができる。従って、本考案に係る装置によれば、縦筋のピッチが均一ではない配筋ユニットの製造に際し、何ら、煩わしく時間のかかる人的作業を要することなく、各溶接ガンユニットを所定位置に自動配列することができて、当該配筋ユニットを効率よく製造し得る効果がある。
本考案に係る配筋ユニット製造用マルチスポット溶接装置の構成例を示す正面図である。 本考案に係る配筋ユニット製造用マルチスポット溶接装置の構成例を示す平面図である。 本考案に係る配筋ユニット製造用マルチスポット溶接装置の構成例を示す縦断面図である。
以下に、本考案を実施するための形態について、図面に依拠して説明する。本考案に係る配筋ユニット製造用マルチスポット溶接装置は、ベース1の両側に立設した支持フレーム2、3の上部間に1又は複数のビーム4を渡し、ビーム4に複数の溶接ガンユニット5〜12を、それぞれビーム4に沿って自走可能に配設し、各溶接ガンユニット5〜12を、製造する配筋ユニット(縦筋)のピッチに合わせてその都度設定される距離分、それぞれ独立して自走可能にして成る。ビーム4は、通例、図示した例のように上下に2本渡され、溶接ガンユニット5〜12は、例えば、8台配設される。
各溶接ガンユニット5〜12は、溶接機構部と自走機構部とを備える。溶接機構部は、垂直基板13にブラケット14を介して設置されるエアシリンダー15と、エアシリンダー15によって昇降駆動される可動電極16と、可動電極16の下側にそれに対向するように配置される固定電極17と、溶接する縦筋を可動電極16と固定電極17との間に位置決め搬送する搬送ガイド18とから成り、搬送ガイド18に支持されて搬送されてくる縦筋31と、縦筋31に対して直交方向に供給される横筋32との交差部をスポット溶接する。搬送ガイド18は、縦筋31を挿通させる貫通孔を有するパイプ状のもの、あるいは、溝を有する樋状のものとされる。
各溶接ガンユニット5〜12の自走機構部は、ビーム4の前面側側面にその長さ方向に延びるように配設されたリニアレール21と、垂直基板13に固定されていてリニアレール21に係合するリニアガイド22と、ビーム4の後面側側面にブラケット24を介してその長さ方向に延びるように配設されるラック23に噛合するピニオン25と、ピニオン25を回転駆動するモータ26とから成る。モータ26は、垂直基板13の上部に取り付けられたブラケット27に搭載される。
モータ26としては一般に、ブレーキ減速機付きのACサーボモータが用いられるが、ブレーキ減速機付きのステッピングモータを用いることとしてもよい。いずれにしてもモータ26は、コンピュータ制御可能なものである。
溶接ガンユニット5〜12は、溶接作業開始前に、製造する配筋ユニットに合わせてそれぞれ位置決めされる。そのために先ず、すべての溶接ガンユニット5〜12をそれぞれ原点(図2、3において実線で示す位置)に復帰させる。そのために自動復帰ボタンが用意され、作業者はその自動復帰ボタンを押すことでモータ26が動作し(復帰モード)、各溶接ガンユニット5〜12が原点に復帰する。
次いで、手動モードに設定し、作業者が手動で、予め、製造する配筋ユニットの寸法(縦筋31のピッチと本数)に合わせて各溶接ガンユニット5〜12を移動させる(図2、3において仮想線で示す位置)。この操作を必要数すべての溶接ガンユニット5〜12について行い、これを1セットとして1つのチャンネルを作成し、コンピュータに記憶させる。同様の操作をして、予め、ピッチ及び本数の異なるチャンネルを複数用意しておく。
配筋ユニットの製造に際して作業者は、設計図に合わせて対応するピッチのチャンネルを選択して起動ボタンを押すと、各溶接ガンユニット5〜12のモータ26が動作し、各溶接ガンユニット5〜12を、コンピュータプログラムに従って当該チャンネルに対応する所定位置まで移動させる。そして、各溶接ガンユニット5〜12は、所定位置に移動したところでブレーキの作用でそこに固定される。
かくして準備完了となり、縦筋31を搬送ガイド18に供給した後、横筋32を溶接位置に供給して位置決めし、従来の装置と同様にして、可動電極16と固定電極17との間において、縦筋31と横筋32とをスポット溶接する。そして、すべてのスポット溶接の完了後、横筋32により連結された縦筋列を所定ピッチ前進させ、以後縦筋31の末端まで、溶接、前進動作を反復する。縦筋31のピッチを変更する場合は、単に他の所望のチャンネルを選択するだけでよい。
このように本考案においては、溶接ガンユニット5〜12に搭載された減速機及びブレーキ付きモータ26がコンピュータ制御されて動作することで、各溶接ガンユニット5〜12が自動的に所望ピッチに配列される。従って、本考案の場合作業者は、従来の装置の場合に必要であった、各溶接ガンユニット5〜12を、移動距離を確認しつつ手動で移動させて位置決めし、手動操作でロックするという、神経を使う手間のかかる作業から解放され、作業効率の大幅な向上を期待し得るものである。
この考案をある程度詳細にその最も好ましい実施形態について説明してきたが、この考案の精神と範囲に反することなしに広範に異なる実施形態を構成することができることは明白である。従って、この考案は、添付請求の範囲において限定した以外はその特定の実施形態に制約されるものではない。
1 ベース
2、3 支持フレーム
4 ビーム
5〜12 溶接ガンユニット
13 垂直基板
14 ブラケット
15 エアシリンダー
16 可動電極
17 固定電極
18 搬送ガイド
21 リニアレール
22 リニアガイド
23 ラック
24 ブラケット
25 ピニオン
26 モータ
27 ブラケット
31 縦筋
32 横筋

Claims (3)

  1. ベースの両側に立設した支持フレームの上部間に1又は複数のビームを渡し、前記ビームに複数の溶接ガンユニットを、それぞれ前記ビームに沿って自走可能に配設し、前記溶接ガンユニットは、それぞれ、予め設定されて用意されたそれぞれ縦筋のピッチの異なるチャンネルの中から所望のチャンネルを選択することにより、コンピュータ・プログラムに従って当該チャンネルに設定された距離分自走し、その位置に固定されることを特徴とする配筋ユニット製造用マルチスポット溶接装置。
  2. 前記ビームの前面側側面にその長さ方向に延びるリニアレールを配設すると共に、その後面側側面にブラケットを介してその長さ方向に延びるラックを配設し、前記各溶接ガンユニットに、前記リニアレールに係合するリニアガイドを固定すると共に、前記ラックに噛合するピニオン及び前記ピニオンを回転駆動するモータを設置した、請求項1に記載の配筋ユニット製造用マルチスポット溶接装置。
  3. 前記モータは、コンピュータ・プログラム制御可能なブレーキ・減速機構付きのACサーボモータ又はブレーキ・減速機構付きのステッピングモータである、請求項1又は2に記載の配筋ユニット製造用マルチスポット溶接装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101448772B1 (ko) 2013-04-03 2014-10-08 현대자동차 주식회사 스폿 용접장치
CN115041782A (zh) * 2022-06-24 2022-09-13 无锡新松机器人自动化有限公司 一种筒体环焊缝多把枪气保焊自动焊接装置及焊接方法

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