JP2895895B2 - 変復調装置 - Google Patents
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電話回線等に接続される変復調装置に関し、
より詳細には録音再生のためにも使用できる変復調装置
に関する。
より詳細には録音再生のためにも使用できる変復調装置
に関する。
(従来の技術) ファクシミリ装置等の、有線または無線の伝送路を介
してデータを送受するデータ通信機器には、変復調装置
が設けられている。一方、録音再生用LSIが開発され、
留守番電話等に於いて音声の記録及びその再生に利用さ
れている。最近では、ファクシミリ装置に録音再生用LS
Iを組み込み、音声データの送信等も行えるようにする
ことが考えられている。
してデータを送受するデータ通信機器には、変復調装置
が設けられている。一方、録音再生用LSIが開発され、
留守番電話等に於いて音声の記録及びその再生に利用さ
れている。最近では、ファクシミリ装置に録音再生用LS
Iを組み込み、音声データの送信等も行えるようにする
ことが考えられている。
このような録音再生機能を有するファクシミリ装置の
概略構成を第3図に示す。このファクシミリ装置では、
電話線10に接続された回線制御ユニット(LCU)11に、
電話機12、録音再生用LSI20、及び変復調装置30が接続
されている。
概略構成を第3図に示す。このファクシミリ装置では、
電話線10に接続された回線制御ユニット(LCU)11に、
電話機12、録音再生用LSI20、及び変復調装置30が接続
されている。
変復調装置30はA/D変換器30a及びD/A変換器30bを内蔵
しており、画像を受信する場合には、電話線10を介して
送信されてきた画像アナログ信号をA/D変換器30aによっ
てデジタル信号に変換した後復調し、それをバス13に送
出する。バス13には、CUP14、メモリ15、及び画像読取
記録機構16が接続されている。バス13に送出された画像
デジタル信号は、CPU14の制御下にメモリ15に一旦格納
され、その後に順次読み出されて画像読取記録機構16に
よって画像として記録される。画像を送信する場合に
は、画像読取記録機構16によって読み取られた画像デジ
タル信号はメモリ15に一旦格納された後、順次読み出さ
れてバス13を介して変復調装置30に送られる。変復調装
置30は、画像デジタル信号を伝送に適した信号に変調し
た後、D/A変換器30bによってアナログ信号に変換する。
この画像アナログ信号はLCU11を介して電話線10に送出
される。
しており、画像を受信する場合には、電話線10を介して
送信されてきた画像アナログ信号をA/D変換器30aによっ
てデジタル信号に変換した後復調し、それをバス13に送
出する。バス13には、CUP14、メモリ15、及び画像読取
記録機構16が接続されている。バス13に送出された画像
デジタル信号は、CPU14の制御下にメモリ15に一旦格納
され、その後に順次読み出されて画像読取記録機構16に
よって画像として記録される。画像を送信する場合に
は、画像読取記録機構16によって読み取られた画像デジ
タル信号はメモリ15に一旦格納された後、順次読み出さ
れてバス13を介して変復調装置30に送られる。変復調装
置30は、画像デジタル信号を伝送に適した信号に変調し
た後、D/A変換器30bによってアナログ信号に変換する。
この画像アナログ信号はLCU11を介して電話線10に送出
される。
録音再生用LSI20にもA/D変換器20a及びD/A変換器20b
が設けられている。電話機12からLCU11を介して入力さ
れた音声アナログ信号は、録音再生用LSI20内のA/D変換
器20aによってデジタル信号に変換された後に符号化さ
れる。符号化された音声デジタル信号はバス13に送出さ
れ、CPU14の制御下にメモリ15に格納される。メモリ15
に格納されている音声デジタル信号は、必要に応じてCP
U14によって読み出されて録音再生用LSI20に与えられ
る。録音再生用LSI20は音声デジタル信号を復号化し、D
/A変換器20bを用いて元の音声信号に戻す。音声信号はL
CU11を介して、電話線10に送出されたり、聞き取りのた
めに電話機12に送られたりする。
が設けられている。電話機12からLCU11を介して入力さ
れた音声アナログ信号は、録音再生用LSI20内のA/D変換
器20aによってデジタル信号に変換された後に符号化さ
れる。符号化された音声デジタル信号はバス13に送出さ
れ、CPU14の制御下にメモリ15に格納される。メモリ15
に格納されている音声デジタル信号は、必要に応じてCP
U14によって読み出されて録音再生用LSI20に与えられ
る。録音再生用LSI20は音声デジタル信号を復号化し、D
/A変換器20bを用いて元の音声信号に戻す。音声信号はL
CU11を介して、電話線10に送出されたり、聞き取りのた
めに電話機12に送られたりする。
(発明が解決しようとする課題) 上述のように、従来に於いては、ファクシミリ等のデ
ータ通信機器に音声機能を付与する場合には、変復調装
置30に加えて録音再生用LSI20を設けなければならな
い。このため、それぞれが独自のA/D変換器及びD/A変換
器を有する変復調装置と録音再生用LSIとを別々に準備
し、それらを機器内に配置しなければならない。そのた
め、機器の小型化が困難であり、価格を低減することも
容易ではない。
ータ通信機器に音声機能を付与する場合には、変復調装
置30に加えて録音再生用LSI20を設けなければならな
い。このため、それぞれが独自のA/D変換器及びD/A変換
器を有する変復調装置と録音再生用LSIとを別々に準備
し、それらを機器内に配置しなければならない。そのた
め、機器の小型化が困難であり、価格を低減することも
容易ではない。
本発明はこのような現状に鑑みてなされたものであ
り、データ通信機器に音声機能を付与する場合にも機器
の小型化及び低価格化が容易である変復調装置を提供す
ることを目的としている。
り、データ通信機器に音声機能を付与する場合にも機器
の小型化及び低価格化が容易である変復調装置を提供す
ることを目的としている。
(課題を解決するための手段) 本発明に係る変復調装置は、データ信号の送受信とと
もに音声信号の送受信が可能となるよう録音再生機能が
付与されたデータ通信機器に搭載され、アナログ伝送路
及びデータバスに接続されたものである。
もに音声信号の送受信が可能となるよう録音再生機能が
付与されたデータ通信機器に搭載され、アナログ伝送路
及びデータバスに接続されたものである。
本変復調装置は、デジタル信号の処理を行う信号処理
部と、該信号処理部でのデジタル信号の処理を制御する
制御手段と、該アナログ伝送路からの、該データ信号に
より変調されているデータアナログ信号、及び該アナロ
グ伝送路からの音声アナログ信号をA/D変換して該信号
処理部に供給するA/D変換器と、該信号処理部にて該デ
ータ信号により変調されたデータデジタル信号、及び該
信号処理部にて復号化された音声デジタル信号をD/A変
換して該アナログ伝送路に出力するD/A変換器とを備え
ている。
部と、該信号処理部でのデジタル信号の処理を制御する
制御手段と、該アナログ伝送路からの、該データ信号に
より変調されているデータアナログ信号、及び該アナロ
グ伝送路からの音声アナログ信号をA/D変換して該信号
処理部に供給するA/D変換器と、該信号処理部にて該デ
ータ信号により変調されたデータデジタル信号、及び該
信号処理部にて復号化された音声デジタル信号をD/A変
換して該アナログ伝送路に出力するD/A変換器とを備え
ている。
そして、本変復調装置では、該信号処理部は、該A/D
変換器からの、該データ信号により変調されているデー
タデジタル信号を復調し、かつ該データ通信機器内部か
らのデータ信号による変調を行う変復調部と、該A/D変
換器からの音声デジタル信号を符号化し、かつ該データ
通信機器内部からの符号化されている音声デジタル信号
を復号化する符号化復号化部とを有し、該制御手段は、
該A/D変換器から変復調部及び符号化復号化部の一方へ
のデジタル信号の供給、該変復調部及び符号化復号化部
の一方からD/A変換器へのデジタル信号の供給を、該デ
ータバスからの制御信号に基づいて行うよう構成されて
いる。そのことにより上記目的が達成される。
変換器からの、該データ信号により変調されているデー
タデジタル信号を復調し、かつ該データ通信機器内部か
らのデータ信号による変調を行う変復調部と、該A/D変
換器からの音声デジタル信号を符号化し、かつ該データ
通信機器内部からの符号化されている音声デジタル信号
を復号化する符号化復号化部とを有し、該制御手段は、
該A/D変換器から変復調部及び符号化復号化部の一方へ
のデジタル信号の供給、該変復調部及び符号化復号化部
の一方からD/A変換器へのデジタル信号の供給を、該デ
ータバスからの制御信号に基づいて行うよう構成されて
いる。そのことにより上記目的が達成される。
(作用) 本発明は変復調装置に於いては、デジタル変復調部
は、伝送路側に設けられたA/D変換器によってA/D変換さ
れた信号を復調する。デジタル変復調部で変調された信
号は、伝送路側に設けられたD/A変換器によってD/A変換
される。符号化復号化部は、上記A/D変換器によってA/D
変換された信号を符号化する。また、符号化復号化部で
復号化された信号は、上記D/A変換器によってD/A変換さ
れる。このように本発明においては、録音再生機能を有
するデータ通信機器に内蔵された変復調装置にて、デー
タ信号の変復調部と、音声信号の符号化復号化部との間
で、A/D変換器及びD/A変換器がそれぞれ共用されるか
ら、回路構成の大型化や価格の増大を抑えつつ、データ
通信機器に音声データの録音再生機能を付加できる。
は、伝送路側に設けられたA/D変換器によってA/D変換さ
れた信号を復調する。デジタル変復調部で変調された信
号は、伝送路側に設けられたD/A変換器によってD/A変換
される。符号化復号化部は、上記A/D変換器によってA/D
変換された信号を符号化する。また、符号化復号化部で
復号化された信号は、上記D/A変換器によってD/A変換さ
れる。このように本発明においては、録音再生機能を有
するデータ通信機器に内蔵された変復調装置にて、デー
タ信号の変復調部と、音声信号の符号化復号化部との間
で、A/D変換器及びD/A変換器がそれぞれ共用されるか
ら、回路構成の大型化や価格の増大を抑えつつ、データ
通信機器に音声データの録音再生機能を付加できる。
また、本発明では、A/D変換器及びD/A変換器と変復調
部及び符号化復号化部との間での信号授受の切換制御を
行う制御手段をも、これらとともに1つの変復調装置に
組み込み、該制御手段には、該変復調装置が接続されて
いるデータバスからの制御用信号が供給されるようにし
たので、既存のデータ通信機器における変復調装置を、
上記録音再生のための信号処理機能を搭載した変復調装
置に置き換えるたけで、コスト及び回路構成のコンパク
ト化に対する要求を満たしつつ、ファクシミリ装置など
のデータ通信機器を音声データの録音再生が可能なもの
とできる。
部及び符号化復号化部との間での信号授受の切換制御を
行う制御手段をも、これらとともに1つの変復調装置に
組み込み、該制御手段には、該変復調装置が接続されて
いるデータバスからの制御用信号が供給されるようにし
たので、既存のデータ通信機器における変復調装置を、
上記録音再生のための信号処理機能を搭載した変復調装
置に置き換えるたけで、コスト及び回路構成のコンパク
ト化に対する要求を満たしつつ、ファクシミリ装置など
のデータ通信機器を音声データの録音再生が可能なもの
とできる。
(実施例) 本発明を実施例について以下に説明する。
第1図に本発明の一実施例のブロック図を示す。第1
図に示す変復調装置1は、A/D変換器2、D/A変換器3、
入力切換部4、出力切換部5、変復調部6、符号化復号
化部7及び制御部8を備えている。入力ライン50上のア
ナログ信号は、A/D変換器2によってデジタル信号に変
換され、このデジタル信号は入力切換器4に与えられ
る。入力切換部4は、制御部8の制御の下で、入力され
たデジタル信号を変復調部6又は符号化復号化部7に送
出する。出力切換器5は、制御部8の制御の下で、変復
調部6又は符号化復号化部7からのデジタル信号をD/A
変換器3へ出力する。D/A変換器3は入力されたデジタ
ル信号をアナログ信号に変換し、出力ライン60に送出す
る。変復調部6及び符号化復号化部7もまた、制御部8
の制御下にある。変復調部6、符号化復号化部7、及び
制御部8は、内部バス9に接続されており、内部バス9
は、CUP14及びメモリ15が接続された外部バス13に接続
されている。
図に示す変復調装置1は、A/D変換器2、D/A変換器3、
入力切換部4、出力切換部5、変復調部6、符号化復号
化部7及び制御部8を備えている。入力ライン50上のア
ナログ信号は、A/D変換器2によってデジタル信号に変
換され、このデジタル信号は入力切換器4に与えられ
る。入力切換部4は、制御部8の制御の下で、入力され
たデジタル信号を変復調部6又は符号化復号化部7に送
出する。出力切換器5は、制御部8の制御の下で、変復
調部6又は符号化復号化部7からのデジタル信号をD/A
変換器3へ出力する。D/A変換器3は入力されたデジタ
ル信号をアナログ信号に変換し、出力ライン60に送出す
る。変復調部6及び符号化復号化部7もまた、制御部8
の制御下にある。変復調部6、符号化復号化部7、及び
制御部8は、内部バス9に接続されており、内部バス9
は、CUP14及びメモリ15が接続された外部バス13に接続
されている。
受信時には、入力ライン50上のアナログ信号はA/D変
換器2によってデジタル信号に変換され、入力切換器4
に入力される。変復調装置1が信号を受け取る際に、受
信信号がどの様な種類の信号であるか、例えば、受信信
号は、変調された信号であるのか、或いは電話網に於け
る音声信号のようなベースバンド信号であるのかをCPU1
4が知っている場合とそうでない場合とがある。
換器2によってデジタル信号に変換され、入力切換器4
に入力される。変復調装置1が信号を受け取る際に、受
信信号がどの様な種類の信号であるか、例えば、受信信
号は、変調された信号であるのか、或いは電話網に於け
る音声信号のようなベースバンド信号であるのかをCPU1
4が知っている場合とそうでない場合とがある。
CPU14に受信信号の種類が知られている場合には、CPU
14は受信信号を変復調部6及び符号化復号化部7の何れ
で処理するかの選択を制御部8に指示する。変復調部6
が選択された場合には、A/D変換器2の出力するデジタ
ル信号は入力切換器4を介して変復調部6に入力され
る。変復調部6では、デジタル信号に対して適切な復調
処理を施し、内部バス9に出力する。CPU14は変復調部
6が出力したデジタルデータをメモリ15に格納する。符
号化復号化部7が選択された場合には、入力切換器4か
ら符号化復号化部7へデジタル信号(例えば音声信号)
が送られる。符号化復号化部7は、例えばADPCM(Adapt
ive Differential PCM)方式のような符号化方式にした
がって、入力デジタル信号を符号化してデータ量を圧縮
し、得られたデジタルデータを内部バス9に出力する。
CPU14はこのデジタルデータをメモリ15に格納する。
14は受信信号を変復調部6及び符号化復号化部7の何れ
で処理するかの選択を制御部8に指示する。変復調部6
が選択された場合には、A/D変換器2の出力するデジタ
ル信号は入力切換器4を介して変復調部6に入力され
る。変復調部6では、デジタル信号に対して適切な復調
処理を施し、内部バス9に出力する。CPU14は変復調部
6が出力したデジタルデータをメモリ15に格納する。符
号化復号化部7が選択された場合には、入力切換器4か
ら符号化復号化部7へデジタル信号(例えば音声信号)
が送られる。符号化復号化部7は、例えばADPCM(Adapt
ive Differential PCM)方式のような符号化方式にした
がって、入力デジタル信号を符号化してデータ量を圧縮
し、得られたデジタルデータを内部バス9に出力する。
CPU14はこのデジタルデータをメモリ15に格納する。
CPU14に受信信号の種類が知られていない場合には、
受信信号の種類を以下のようにして判定する過程が必要
となる。D/A変換器2から出力されたデジタル信号は、
入力切換器4を介して変復調部6に入力される。変復調
部6は、搬送波を検出する等の方法で入力信号が復調す
べき信号であるか否かを判定し、判定結果を制御部8に
通知する。制御部8は、通知された判定結果に基づい
て、入力切換器4を制御し、更に、変復調部6又は符号
化復号化部7を動作させる。
受信信号の種類を以下のようにして判定する過程が必要
となる。D/A変換器2から出力されたデジタル信号は、
入力切換器4を介して変復調部6に入力される。変復調
部6は、搬送波を検出する等の方法で入力信号が復調す
べき信号であるか否かを判定し、判定結果を制御部8に
通知する。制御部8は、通知された判定結果に基づい
て、入力切換器4を制御し、更に、変復調部6又は符号
化復号化部7を動作させる。
送信時には、CPU14は制御部8に対して変復調部6及
び符号化復号化部7の何れを選択するかを指示し、メモ
リ15に格納されているデジタルデータを読み出し、変復
調部6又は符号化復号化部7に与える。変復調部6が選
択された場合には、変復調部6は与えられたデジタルデ
ータに基づいて変調処理を実行し、得られたデジタル信
号を出力切換器5を介してD/A変換器3に出力する。他
方、符号化復号化部7が選択された場合には、符号化復
号化部7は、与えられたデジタルデータ(符号化されて
いる)を復号化して伸張し、得られたデジタル信号を出
力切換器5を介してD/A変換器3に出力する。D/A変換器
3は、入力されたデジタル信号をアナログ信号に変換し
て、出力ライン60に送出する。
び符号化復号化部7の何れを選択するかを指示し、メモ
リ15に格納されているデジタルデータを読み出し、変復
調部6又は符号化復号化部7に与える。変復調部6が選
択された場合には、変復調部6は与えられたデジタルデ
ータに基づいて変調処理を実行し、得られたデジタル信
号を出力切換器5を介してD/A変換器3に出力する。他
方、符号化復号化部7が選択された場合には、符号化復
号化部7は、与えられたデジタルデータ(符号化されて
いる)を復号化して伸張し、得られたデジタル信号を出
力切換器5を介してD/A変換器3に出力する。D/A変換器
3は、入力されたデジタル信号をアナログ信号に変換し
て、出力ライン60に送出する。
このように、本実施例は、通常のデータ通信に加え
て、音声の録音再生に利用することが可能である。
て、音声の録音再生に利用することが可能である。
本実施例に於いては、変復調部6及び符号化復号化部
7によって1組のA/D変換器2及びD/A変換器3が共用さ
れる。従って、変復調装置1全体をLSI化して小型化す
ることができる。また、全体をLSI化することによって
価格の低減も見込まれる。
7によって1組のA/D変換器2及びD/A変換器3が共用さ
れる。従って、変復調装置1全体をLSI化して小型化す
ることができる。また、全体をLSI化することによって
価格の低減も見込まれる。
入力切換器4及び出力切換器5は必ずしも必要ではな
い。必要に応じて変復調部6及び符号化復号化部7の何
れか一方が動作するように制御部8が制御を行うことに
より、入力切換器4及び出力切換器5を省略することが
できる。
い。必要に応じて変復調部6及び符号化復号化部7の何
れか一方が動作するように制御部8が制御を行うことに
より、入力切換器4及び出力切換器5を省略することが
できる。
第1図の変復調装置1を応用するファクシミリ装置の
ブロック図を第2図に示す。LCU11には、電話線10及び
電話機12が接続されている。LCU11には又、変復調装置
1が入力ライン50及び出力ライン60を介して接続されて
いる。変復調装置1は、第1図の場合と同様に、CPU14
及びメモリ15が接続されたバス13に接続されている。バ
ス13には更に、画像読取記録機構16が接続されている。
変復調装置1の録音再生支援機能を利用して、第2図の
ファクシミリ装置に例えば次のような機能を付加するこ
とができる。
ブロック図を第2図に示す。LCU11には、電話線10及び
電話機12が接続されている。LCU11には又、変復調装置
1が入力ライン50及び出力ライン60を介して接続されて
いる。変復調装置1は、第1図の場合と同様に、CPU14
及びメモリ15が接続されたバス13に接続されている。バ
ス13には更に、画像読取記録機構16が接続されている。
変復調装置1の録音再生支援機能を利用して、第2図の
ファクシミリ装置に例えば次のような機能を付加するこ
とができる。
(1)電話機12から音声メッセージを入力する。音声メ
ッセージは、変復調装置1によって符号化及びデータ圧
縮され、メモリ15に蓄積される。電話機10からの呼出信
号を受信すると、LCU11は先ず、変復調装置1を電話線1
0に接続する。その後、CPU14によってメモリ15内の音声
メッセージが読み出され、変復調装置1によって復号化
されて元の音声メッセージとされ、電話線10に送出され
る。
ッセージは、変復調装置1によって符号化及びデータ圧
縮され、メモリ15に蓄積される。電話機10からの呼出信
号を受信すると、LCU11は先ず、変復調装置1を電話線1
0に接続する。その後、CPU14によってメモリ15内の音声
メッセージが読み出され、変復調装置1によって復号化
されて元の音声メッセージとされ、電話線10に送出され
る。
(2)電話線10を介して呼び出しを受けた場合に、接続
された相手がファクシミリ装置であるか否かが変復調装
置1によって判定される。接続先がファクシミリ装置で
に場合には、入力信号を、音声信号と仮定して、変復調
装置1によって符号化し、メモリ15に蓄積しておく。或
いは、電話機12の呼出ベルを鳴らすこともできる。
された相手がファクシミリ装置であるか否かが変復調装
置1によって判定される。接続先がファクシミリ装置で
に場合には、入力信号を、音声信号と仮定して、変復調
装置1によって符号化し、メモリ15に蓄積しておく。或
いは、電話機12の呼出ベルを鳴らすこともできる。
変復調装置1は、第2図のようなファクシミリ装置に
限らず、様々なデータ通信機器に応用することができ
る。また、変復調装置1から出力されるデータの格納等
に用いられる記憶装置の制御は外部のホストCPUに依存
して行うことができるため、このような記憶装置の選択
は自由である。即ち、記憶装置として、IC−RAM以外
に、ICカード、フロッピーディスク等を使用することが
できる。更に、サンプリング速度を変更することにより
再生時に於ける録音データの早聞きや、適当な符号化方
式の選択による録音データの保護が可能となる。
限らず、様々なデータ通信機器に応用することができ
る。また、変復調装置1から出力されるデータの格納等
に用いられる記憶装置の制御は外部のホストCPUに依存
して行うことができるため、このような記憶装置の選択
は自由である。即ち、記憶装置として、IC−RAM以外
に、ICカード、フロッピーディスク等を使用することが
できる。更に、サンプリング速度を変更することにより
再生時に於ける録音データの早聞きや、適当な符号化方
式の選択による録音データの保護が可能となる。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、アナログ伝送路とデー
タ通信機器の内部回路との間でのデータの送受信を行う
ための変復調装置を、変復調装置本来の構成要素である
A/D変換器、データ信号の変復調部、及びD/A変換器に加
えて、音声信号の符号化及び復号化を行う回路部分を備
えたものとし、この符号化復号化部と変復調部との間で
A/D変換器及びD/A変換器を共用するようにしたので、録
音再生用LSIの付加によるコストアップの問題、さらに
は該付加された録音再生用LSIが通信機器の小型を図る
上での障害となるという問題を解消して、音声データの
録音再生機能を付加したデータ通信機器を、小型でしか
も安価なものとすることができるという効果がある。
タ通信機器の内部回路との間でのデータの送受信を行う
ための変復調装置を、変復調装置本来の構成要素である
A/D変換器、データ信号の変復調部、及びD/A変換器に加
えて、音声信号の符号化及び復号化を行う回路部分を備
えたものとし、この符号化復号化部と変復調部との間で
A/D変換器及びD/A変換器を共用するようにしたので、録
音再生用LSIの付加によるコストアップの問題、さらに
は該付加された録音再生用LSIが通信機器の小型を図る
上での障害となるという問題を解消して、音声データの
録音再生機能を付加したデータ通信機器を、小型でしか
も安価なものとすることができるという効果がある。
また、本発明では、A/D変換器及びD/A変換器と変復調
部及び符号化復号化部との間での信号授受の切換制御を
行う制御手段をも、これらとともに1つの変復調装置に
組み込み、該制御手段には、該変復調装置が接続されて
いるデータバスからの制御用信号が供給されるようにし
たので、既存のデータ通信機器における変復調装置を、
上記録音再生のための信号処理機能を搭載した変復調装
置に置き換えるだけで、コスト及び回路構成のコンパク
ト化に対する要求を満たしつつ、ファクシミリ装置など
のデータ通信機器を音声データの録音再生が可能なもの
とできるという効果がある。
部及び符号化復号化部との間での信号授受の切換制御を
行う制御手段をも、これらとともに1つの変復調装置に
組み込み、該制御手段には、該変復調装置が接続されて
いるデータバスからの制御用信号が供給されるようにし
たので、既存のデータ通信機器における変復調装置を、
上記録音再生のための信号処理機能を搭載した変復調装
置に置き換えるだけで、コスト及び回路構成のコンパク
ト化に対する要求を満たしつつ、ファクシミリ装置など
のデータ通信機器を音声データの録音再生が可能なもの
とできるという効果がある。
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図はその
実施例を応用したファクシミリ装置の一例のブロック
図、第3図は従来例を用いたファクシミリ装置の一例の
ブロック図である。 2……A/D変換器、3……D/A変換器、4……入力切換
器、5……出力切換器、6……変復調部、7……符号化
復号化部、8……制御部、50……入力ライン、60……出
力ライン。
実施例を応用したファクシミリ装置の一例のブロック
図、第3図は従来例を用いたファクシミリ装置の一例の
ブロック図である。 2……A/D変換器、3……D/A変換器、4……入力切換
器、5……出力切換器、6……変復調部、7……符号化
復号化部、8……制御部、50……入力ライン、60……出
力ライン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−146453(JP,A) 特開 昭64−39141(JP,A) 特開 昭64−49470(JP,A) 特開 昭63−107367(JP,A) 特開 昭62−125726(JP,A) 特開 昭63−232657(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】データ信号の送受信とともに音声信号の送
受信が可能となるよう録音再生機能が付与されたデータ
通信機器に搭載され、アナログ伝送路及びデータバスに
接続された変復調装置において、 デジタル信号の処理を行う信号処理部と、 該信号処理部でのデジタル信号の処理を制御する制御手
段と、 該アナログ伝送路からの、該データ信号により変調され
ているデータアナログ信号、及び該アナログ伝送路から
の音声アナログ信号をA/D変換して該信号処理部に供給
するA/D変換器と、 該信号処理部にて該データ信号により変調されたデータ
デジタル信号、及び該信号処理部にて復号化された音声
デジタル信号をD/A変換して該アナログ伝送路に出力す
るD/A変換器とを備え、 該信号処理部は、該A/D変換器からの、該データ信号に
より変調されているデータデジタル信号を復調し、かつ
該データ通信機器内部からのデータ信号による変調を行
う変復調部と、該A/D変換器からの音声デジタル信号を
符号化し、かつ該データ通信機器内部からの符号化され
ている音声デジタル信号を復号化する符号化復号化部と
を有するものであり、 該制御手段は、該A/D変換器から変復調部及び符号化復
号化部の一方へのデジタル信号の供給、該変復調部及び
符号化復号化部の一方からD/A変換器へのデジタル信号
の供給を、該データバスからの制御信号に基づいて行う
よう構成したものである変復調装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1341889A JP2895895B2 (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 変復調装置 |
US07/631,169 US5140612A (en) | 1989-12-29 | 1990-12-20 | Modem for use in a data communication system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1341889A JP2895895B2 (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 変復調装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03203466A JPH03203466A (ja) | 1991-09-05 |
JP2895895B2 true JP2895895B2 (ja) | 1999-05-24 |
Family
ID=18349528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1341889A Expired - Fee Related JP2895895B2 (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 変復調装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5140612A (ja) |
JP (1) | JP2895895B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
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---|---|---|---|---|
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JP2947685B2 (ja) * | 1992-12-17 | 1999-09-13 | シャープ株式会社 | 音声コーデック装置 |
TWI371925B (en) * | 2006-09-08 | 2012-09-01 | Via Tech Inc | Apparatus for processing multiple signals with a single analog-to-digital converter and method thereof |
JP6344945B2 (ja) * | 2014-03-28 | 2018-06-20 | キヤノン株式会社 | 通信装置及びその制御方法、並びにプログラム |
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---|---|---|---|---|
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JPS60101769A (ja) * | 1983-11-09 | 1985-06-05 | Hitachi Ltd | 信号伝送装置 |
JPH0744488B2 (ja) * | 1984-12-07 | 1995-05-15 | 横河電機株式会社 | 二線式デ−タ伝送装置 |
JPS63190470A (ja) * | 1987-02-03 | 1988-08-08 | Canon Inc | 音声画像処理装置における記憶処理制御方法 |
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JPS6439141A (en) * | 1987-08-04 | 1989-02-09 | Fujitsu Ltd | Input level control system |
JPH01108824A (ja) * | 1987-10-20 | 1989-04-26 | Canon Inc | 通信装置 |
JPH01146453A (ja) * | 1987-12-02 | 1989-06-08 | Nec Corp | ファクシミリ装置 |
JPH01177251A (ja) * | 1988-01-07 | 1989-07-13 | Canon Inc | 画像通信装置 |
US4931250A (en) * | 1988-05-12 | 1990-06-05 | Codex Corporation | Multimode modem |
DE68908149T2 (de) * | 1989-01-10 | 1994-03-17 | Ibm | Modem mit durch Software angepasster Tastgeschwindigkeit. |
-
1989
- 1989-12-29 JP JP1341889A patent/JP2895895B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1990
- 1990-12-20 US US07/631,169 patent/US5140612A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5140612A (en) | 1992-08-18 |
JPH03203466A (ja) | 1991-09-05 |
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