JP6344945B2 - 通信装置及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、通信装置及びその制御方法、並びにプログラムに関する。
従来より、ファックス通信において発生した通信エラーなどの障害の原因を特定するために、ファクシミリ信号を記憶する技術がある。
例えば、回線交換式の公衆回線網のファクシミリ通信において、ファックスモデムの変復調処理を行った後に、公衆電話網を介して通信されるファクシミリ信号をアナログ信号からデジタル信号に変換して記憶する技術がある。
また、デジタル変調信号を用いる場合には、ファックスモデムから出力されるデジタル変調信号をD/A変換してアナログ変調信号として公衆回線に送信し、公衆回線から受信したアナログ変調信号をA/D変換してデジタル変調信号としてファックスモデムに入力している。
このようなファックスモデムが介在するデジタル変調信号ではなく、公衆電話網を介して通信されるアナログ音声信号を録音することで記憶しておき、それを用いて障害発生時にファクシミリ信号の通信手順を解析し、障害の原因を特定する技術がある(例えば、特許文献1参照)。
近年は、従来の回線交換式の公衆回線網をIP(Internet Protocol)技術をベースにしたネットワークに置き換え、LAN(Local Area Network)または次世代ネットワーク(NGN:Next Generation Network)でサービスを提供する技術が幅広く普及している。
これらLANまたはNGNの通信機器との間には、仮想的なセッションが確立され、セッションが成立している間、サービスを提供するSIP(Session Initiation Protocol )が普及し、利用されている。
このSIPによりセッションを確立した通信機器において、VoIP(Voice Over IP)等のプロトコルを用いて、VoIPみなし音声によるファクシミリ通信が行われている。
上述した従来技術において記憶されたデジタル音声信号は、ファックスモデムから出力された変調デジタル信号をD/A変換し、一度アナログ信号に戻した後、再度音声ファイル生成部においてA/D変換を行い、変調デジタル信号にしている。
このように、デジタル変換を2度行っているため、音声信号の精度という点でノイズが増加する。
特開2006−332889号公報
こうした技術背景において、今後は公衆回線ではなく、VoIPみなし音声によるファクシミリ通信が今後ますます普及していくと考えられている。
この場合はVoIP通信が用いられるため、アナログ音声信号を公衆回線に出力する必要が無いことから、アナログ信号のファクシミリ信号を録音して記憶できないという課題がある。
本発明の目的は、ファクシミリ信号を高品質で記憶可能な通信装置及びその制御方法、並びにプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の通信装置は、VoIPみなし音声によるファクシミリ通信を行うことが可能な通信装置であって、ファクシミリ送信される画像データをデジタル的に変調し、音声帯域のデジタル変調信号として出力すると共に、入力された音声帯域のデジタル変調信号をデジタル的に復調し、復調された画像データを出力する変復調手段と、前記変復調手段により出力された音声帯域の変調信号を符号化し、PCM信号として出力すると共に、入力されたPCM信号を復号化し、音声帯域のデジタル変調信号として出力するPCM処理手段と、前記PCM処理手段により出力されたPCM信号をネットワークに送信すると共に、ネットワークからPCM信号を受信するためのインターフェースと、前記インターフェースを介して相手側装置に送信されるPCM信号と、前記インターフェースを介して相手側装置から受信したPCM信号、音声の標準フォーマットのファイルに変換して記憶部に記憶する記制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ファクシミリ通信における相手側装置に送信するためにモデム処理部が変調したデジタル信号をアナログ信号に変換することなく記憶部に記憶し、ファクシミリ通信における相手側装置から受信した信号をモデム処理部が復調したデジタル信号を記憶部に記憶するので、ファクシミリ信号を高品質で記憶することができる。
本発明の実施の形態に係る画像通信装置を含む通信システムの概略構成を示す図である。 図1における画像通信装置の概略構成を示す図である。 図2における通信処理部の概略構成を示す図である。 図3におけるPCMインタフェースにおけるタイミングチャートを示す図である。 T.30通信におけるシーケンス図である。 図2におけるCPUにより実行される信号記憶処理の手順を示すフローチャートである。 図1における画像通信装置の概略構成を示す図である。 図7におけるVoIP処理部の概略構成を示す図である。 SIPセッション確立時の通信手順を示すシーケンス図である。 図7におけるCPUにより実行される信号記憶処理の手順を示すフローチャートである。 音声標準フォーマットWAV形式を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係る通信装置としての画像通信装置を含む通信システム1の概略構成を示す図である。
図1において、通信システム1は、画像通信装置101,102,103,104、HGW107、メディアGW108、及びSIPサーバ105で構成される。
このうち、画像通信装置101,102は公衆回線であるPSTN109に接続されたG3アナログファクシミリ装置で、ITU−T勧告T.30のアナログファクシミリ手順によりファクシミリ通信を行なう。
また、画像通信装置101、102はIP網であるLAN111にも接続されている。このLAN111には、サーバ機能を有し、画像通信装置101、102のデータ等を管理する画像入出力装置112がさらに接続されている。
画像通信装置103,104の各々は、HGW106,107(ホームゲートウェイ)を介してNGN網110に接続されている。このNGN網110は、メディアGW108を介してPSTN109と接続されている。さらにNGN網110には、SIPサーバ105が接続されている。
このうち、SIPサーバ105は、IP電話サービス及びIPファクシミリ通信における呼接続処理を行なうため、電話番号とIPアドレスとの変換などを行うSIP(Session Initiation Protocol)サービスを提供する。
このSIPサーバ105、及びHGW106,107は、ITU−T勧告T.38のデジタルファクシミリ手順によるファクシミリ通信、及びITU−T勧告T.30のデジタルファクシミリ手順によるVoIPみなし音声によるT.30ファクシミリ通信を行なうインタフェース機器である。
また、メディアGW108は回線業者やネットワーク業者により設置される機器である。メディアGW108は、音声信号とIPパケットと信号変換を行なうとともに、PSTN109に接続された音声端末等の加入者端末やSIPサーバ105に対する発呼を制御する。
これにより、PSTN109に接続された画像通信装置101,102とNGN網110に接続された画像通信装置103,104との間で、ITU−T勧告T.30のファクシミリ手順によるファクシミリ通信を行うことができる。
図2は、図1における画像通信装置101,102の概略構成を示す図である。ここでは説明を簡単にするために画像通信装置101を用いて説明する。
図2において、画像通信装置101は、CPU201、ROM202、RAM203、スキャナインタフェース制御部204、スキャナ205、圧縮処理部206、通信処理部208、キー操作部209、パネル制御部210、オペレーションパネル211、プリンタインタフェース制御部212、プリンタ213、HDD214、及びネットワークインタフェース制御部215で構成される。
CPU201は、あるROM202に記憶されたプログラムに従って画像通信装置101全体を制御する。さらに、CPU201は、TCP/IPのプロトコル処理も行ない、画像データのTCP/IPフレームへの組立はも行う。
ROM202は、各種プログラムや各種データを記憶する。RAM203は、プログラム実行時のワークメモリとして使用されると共に、送受信する画像データのバッファリングにも使用される。
スキャナ205は、原稿を光学的に読み取り、原稿画像を示す信号をスキャナインタフェース制御部204に出力する。スキャナインタフェース制御部204は、スキャナ205を制御するともに、スキャナ205から出力された信号をデジタルの画像データに変換し、画像データは、CPU201の制御によりRAM203に記憶され、送信または印刷される。
圧縮処理部206は、MH、MR、MMR、またはJBIG方式の符号化や復号化を行う。また、圧縮処理部206は、画像データを送信するときに、画像データを符号化してデータを圧縮し、画像データを受信したときは、符号化されている画像データを復号する。
通信処理部208は、PSTN109を介してファクシミリ通信を行うために必要な変復調処理を行ったり、ファクシミリ通信信号をPCM信号に変換してRAM203に記憶するためにPCMコーデック処理等を行う。
キー操作部209は、ダイヤルやファクシミリ送受信の操作ボタン等から構成され、ユーザからの操作指示が行われる。オペレーションパネル211は、ユーザに各種情報を表示したり、ユーザからの指示入力が行われる。パネル制御部210は、オペレーションパネル211を制御する。
プリンタ213は、紙などの記録媒体に画像を印刷する。プリンタインタフェース制御部212は、プリンタ213を制御するともに、ファクシミリ受信または他の方法で取得した画像データを印刷用ラスタデータに変換し、プリンタ213に出力する。
HDD214は記憶部であり、各種プログラムや各種データを記憶する。例えば、印刷するための画像データやPCM信号などをHDD214は記憶する。
ネットワークインタフェース制御部215は、LAN111に接続されるLANコントローラであり、CSMA/CD(Carrier Sense Multiple Access/Collision Detection)方式の手順を用いてデータの送受信を行なう。
例えば、ネットワークインタフェース制御部215は、例えば送信するデータにMAC(Media Access Control)フレームヘッダとFCS(Frame Check Sequence)などを付加して、CSMA/CD方式でデータを送信する。
バス216は、CPU201、ROM202、RAM203、スキャナインタフェース制御部204、圧縮処理部206、通信処理部208、キー操作部209、パネル制御部210、プリンタインタフェース制御部212、HDD214、及びネットワークインタフェース制御部215を接続するシステムバスである。
図3は、図2における通信処理部208の概略構成を示す図である。
図3において、通信処理部208は、インタフェース変換部301,311、モデム処理部302、SDAA305、音声入出力部309、及びSW部310で構成される。
インタフェース変換部301は、バス216とモデム処理部302との間に接続され、データの送受信のためにインタフェースを適合させるための変換を行う。もう1つのインタフェース変換部311は、バス216とモデム処理部302との間に接続され、PCMインタフェース312に適合させてデータの送受信を行うための変換を行う。PCMインタフェース312は、同期シリアルの双方向転送を行うための汎用的なインタフェースである。
モデム処理部302は、DSP処理部303、及びPCMコーデック304で構成され、インタフェース変換部301を介して、圧縮処理部206との間で画像データの送受信を行う。
画像データの送信時には、圧縮処理部206で符号化された圧縮画像データがDSP処理部303に入力される。DSP処理部303は、圧縮画像データに対してデジタル的な変調を行い、音声帯域のデジタル変調信号としてSDAA305及びPCMコーデック304に出力する。
画像データの受信時には、DSP処理部303は、受信した音声帯域のデジタル変調信号に対してデジタル的な復調を行うことで、符号化された圧縮画像データを圧縮処理部206及びPCMコーデック304に出力する。
PCMコーデック304は、デジタル変調信号を各々符号化し、PCM信号としてPCMインタフェース312を介してインタフェース変換部311に出力する。インタフェース変換部311に出力されたPCM信号はRAM203に記憶される。
SDAA305は、画像通信装置101とPSTN109とのインタフェースとして機能する半導体NCU(ネットワーク制御ユニット)であり、ADC306、DAC307、及びHyBrid308で構成される。
また、SDAA305は、PSTN109を介して相手側装置との間で通信を行う際に、回線の捕捉状態を制御する。
回線の捕捉状態の制御では、予め設定された直流的な回線電圧に対する回線電流特性であるDC-VI特性に適合するように直流インピーダンスを調整する制御が行われる。
SDAA305は、データの送信時において、DSP処理部303でデジタル的に変調したデジタル変調信号をDAC307でアナログ変調信号に変換し、HyBrid308を介してPSTN109に送出する。
また、SDAA305は、データの受信時において、PSTN109より受信したアナログ変調信号を、HyBrid308を介してADC306に入力し、ADC306でデジタル変調信号に変換した後、DSP処理部303に入力する。
PSTN109では、2線による全2重による送受信が行われ、ADC306、DAC307、及びDSP処理部303では、2線による送信と2線による受信の合計4線による送受信が行われる。
このためHyBrid308は、PSTN109に信号を送信するとともに、PSTN109の送受信信号より、送出した信号をキャンセルし、受信信号を分離する2線−4線変換を行う。
音声入出力部309は、SW部310に接続し、音声の入出力を行う電話やハンドセットで構成される。
SW部310は、音声入出力部309及びPSTN109に接続するリレー回路であり、音声入出力部309とPSTN109を繋いだ接続状態とするか、切断状態とするかの切り替え処理を行う。
例えば、音声入出力部309がPSTN109を介して相手側装置との間で音声通話を行う場合、音声入出力部309とPSTN109を繋いだ接続状態にするため、SW部310はCPU201の制御により切り替え制御を行い、SDAA305はCPU201の制御ににより回線の捕捉状態をオフする。
図4は、図3におけるPCMインタフェース312におけるタイミングチャートを示す図である。
図4において、CLKはクロック信号、FSYNCは同期信号、SDOは出力データ,SDIは入力データをそれぞれ示している。
図4(A)は、CLK,FSYNC,SDO,SDIの4線の信号線を用いた例でのタイミングチャートを示す図である。
PCMインタフェースでは、PCMインタフェース間のいずれか一方がマスタとなり、他方がスレーブとなり、CLK、FSYNCはマスタがスレーブに対して供給するタイミング信号であり、マスタがPCMインタフェースの転送タイミングを決定している。
図4(A)に示されるように、FSYNCの立ち上がりエッジから2つ目のCLKの立下りエッジよりデータ信号が開始し、以後連続する8つのSDI、SDOが有効なデータ信号である。
またFSYNCは、一定の周期で繰り返されるため、FSYNCの周期ごとに8つのSDIと8つSDOの転送が繰り返される。
例えば、DSP処理部303で、16ビットのデジタル信号を処理し、PCMコーデック304で16ビットから8ビットへの符号化を行う場合、同期信号FSYNCが8khzと仮定すると64kbpsの転送レートのPCM信号が出力される。
PCMコーデック304で16ビットから8ビットへの符号化には、例えば、ITU−T勧告G.711 A−Law,μ−Law等が使用される。このように、本実施の形態において記憶されるデジタル信号のフォーマットは、リニアPCM、G.711 A−Law、及びG.711 μ−Lawのうちのいずれかのフォーマットとなっている。
また、モデム処理部302は、PCMコーデック304で符号化を行わないで、DSP処理部303で処理する16ビットのデータのままのリニアなPCM信号として出力してもよい。この場合は同期信号FSYNCに同期して、16個のSDOが繰り返し出力される。
図4(B)は、CLK,SDO,SDIの3線の信号線を用いた例でのタイミングチャートを示す図である。
図4(A)と同じく、PCMインタフェース間のいずれか一方がマスタとなり、他方がスレーブとなり、CLKはマスタがスレーブに対して供給するタイミング信号であり、マスタがPCMインタフェースの転送タイミングを決定している。
図4(B)に示されるように、CLKが変化した最初の立ち上がりエッジからデータ信号が開始し、CLKが継続する区間の連続する8つのSDI、SDOが有効なデータ信号である。
またCLKの継続する区間は、一定の周期で繰り返されるため、一定の周期ごとに8つのSDIと8つSDOの転送が繰り返される。
図4(C)は、2チャンネル分のデータ転送を行う場合のタイミングチャートを示す図である。
ここでの2チャンネルは、受信したデジタル変調信号を転送するチャンネルと、送信するデジタル変調信号を転送するチャンネルである。これらの送受信するデジタル変調信号をPCM信号に変換して、RAM203に記憶する。
そのため、図4(C)に示されるように、送受信2チャンネルのデジタル変調信号の一方をデータであるDA0〜DA7と、他方のデータであるDB0〜DB7とを同期信号FSYNCに同期して時分割で転送する。
この場合、図4(C)に示されるように、PCMコーデック304で符号化された2チャンネルのデータが連続する16ビットのデータとして出力される。
例えば64kbpsの転送レートで送信するPCM信号と64kbpsの転送レートで受信するPCM信号の各々が、時間軸を関連付けてRAM203に記憶される。
図4(D)は、双方向転送であるPCMインタフェースにおいてSDIをSDOとして切り替えられる構成とした場合のタイミングチャートを示す図である。
図4(D)において、SDO1,SDO2は、送受信2チャンネルで転送されるデジタル変調信号の2つのデータを示している。このようにSDIをSDOとして切り替えられる場合には、SDO1はDA0〜DA7をSDO2はDB0〜DB7は同期信号FSYNCに同期して転送される。
次に、PSTN109を用いたT.30のアナログファクシミリ装置における通信手順について説明する。
図5は、T.30通信におけるシーケンス図である。
通信手順は以下のとおりである。
1・送信側からダイヤルする
2・交換機からの呼出し
3・CNG:オートダイヤルのFAXであることを示す
4・応答として受信機側がオフフックする
5・CED:自動受信のFAXであることを示す
6・DIS:送信機に自機の機能をつたえる
7・DCS:相手にモードを指定して受信させる
8、11・トレーニング:受信機のモデムの受信状態を調整するために送る
9・TCF:DCSで指定したモデムを使って送信
10・CFR:TCFが正常に受信でき受信完了であることを伝える
12・画像データ:画像を符号化した信号
13・RTC:画像1ページの最後に送る
14・EOP:受信機に送信が終わったことをしらせる
15・MCF:画像が正常に受信できたことを知らせる
16・DCN:相手に回線を切断するよう指示する
17・送信機/受信機ともに回線を切断する
上記シーケンスは一般的なT.30の通信手順であるので、特に本実施の形態に関連する手順12について説明する。
手順12に示される「画像データ:画像を符号化した信号」では、PSTN109を介して受信された画像データは、SDAA305のADC306でアナログ信号からデジタル信号に変換され、デジタル変調信号としてモデム処理部302に出力される。
出力されたデジタル変調信号は、モデム処理部302のDSP処理部303で復調され、その後インタフェース変換部301を介して圧縮処理部206に出力されて、複合化処理が行われる。
上記手順13〜17の一連の処理が終了した後、受信された画像データがプリンタ213より印刷される。
また、例えば手順5〜10での手順信号の送受信は、モデム処理部302によりT.30の手順で制御されている。具体的には、受信した手順信号はデジタル変調信号としてモデム処理部302に出力されて復調され、送信する手順信号はモデム処理部302よりデジタル変調信号として出力される。
図6は、図2におけるCPU201により実行される信号記憶処理の手順を示すフローチャートである。
この図6の信号記憶処理は、画像通信装置101が実行する処理の手順を示しており、発呼側を画像通信装置102、着呼側を画像通信装置101としている。また、自動受信動作を行う場合を例にしている。ここでの自動受信動作は、着信信号が通話による音声信号か、またはファクシミリ信号かをCNG(Calling)信号の有無を検出することにより自動的に判別する動作である。
図6において、着信信号を検知すると(ステップS501でYES)、画像通信装置102の発呼による呼接続要求が画像通信装置101へ送信される。これにより、CPU201の制御のもと、画像通信装置102との呼接続を確立し、接続動作を開始する。
上述したように、図6の信号記憶処理では自動受信動作を行っているため、画像通信装置101は、CPU201の制御によって、SW部310は音声入出力部309をPSTN109から切り離し、SDAA305はPSTN109との捕捉状態を制御して、通信信号をモデム処理部302に出力することで、モデム処理を選択する(ステップS502)。
次いで、モデム処理部302は受信している信号がファクシミリ信号か否か判別するために、CNG信号の検出を試みる(ステップS503)。
ステップS503の判別の結果、モデム処理部302でCNG信号が検出されなかった場合には(ステップS504でNO)、SDAA305はPSTN109との捕捉制御を停止し、SW部310を切り替えることで、音声入出力部309をPSTN109に接続する。こうして音声入出力部309による音声処理が選択され(ステップS512)、音声通話が行われ(ステップS513)、本処理を終了する。
一方、ステップS503の判別の結果、モデム処理部302でCNG信号が検出された場合には(ステップS504でYES)、信号が通話による音声信号ではなく、ファクシミリ信号であることから、ファクシミリ信号を記憶するか否か判別する(ステップS505)。ファクシミリ信号を記憶するか否かは予め設定されており、その設定内容はROM202またはHDD214に記憶されている。
ステップS505の判別の結果、ファクシミリ信号を記憶しない場合には(ステップS505でNO)、図5で説明したT.30の通信手順でファクシミリ信号を受信し(ステップS510)、本処理を終了する。
一方、ステップS505の判別の結果、ファクシミリ信号を記憶する場合には(ステップS505でYES)、図5で説明したT.30の通信手順でファクシミリ信号を受信するとともに(ステップS506)、図4で説明したようにファクシミリ信号をPCM信号としてRAM203に記憶する(ステップS507)。
次いで、ファクシミリ信号の受信が正常終了したか否か判別する(ステップS508)。ステップS508の判別の結果、正常終了した場合には(ステップS508でYES)、RAM203に記憶されたPCM信号を消去して(ステップS509)、本処理を終了する。
一方、ステップS508の判別の結果、正常終了しなかった場合には(ステップS508でNO)、RAM203に記憶されたPCM信号をHDD214に記憶して(ステップS511)、本処理を終了する。
このステップS511は、ファクシミリ通信における相手側装置に送信するためにモデム処理部302が変調したデジタル信号をアナログ信号に変換することなくHDD214に記憶する変調デジタル信号記憶手段と、相手側装置から受信した信号をモデム処理部302が復調したデジタル信号をHDD214に記憶する復調デジタル信号記憶手段に対応する。特にステップS511の場合、記憶されるデジタル信号は、D/A変換されてPSTN109に送信される信号、及びPSTN109から受信したアナログ信号をA/D変換した信号である。
ファクシミリ信号をHDD214に記憶する場合には、送受信2チャンネルのデータが時間軸を関連付けて記憶できれば良く、2チャンネル別々の2つの領域に記憶しても、2チャンネルのデータを同期信号FSYNCに同期して、交互にインターリーブすることで1つの領域に記憶してもよい。
また、このファクシミリ信号をPC(Personal Computer)等で利用可能な音声の標準フォーマットに変換してHDD214に記憶するようにしてもよい。
以上説明した実施の形態では、PSTN109を介したファクシミリ通信での構成や処理について説明したが、次にNGN網110を介したファクシミリ通信での構成や処理について画像通信装置103,104を用いて説明する。
従って、画像通信装置103,104は、ITU−T勧告T.38のデジタルファクシミリ手順によるファクシミリ通信、及びITU−T勧告T.30のデジタルファクシミリ手順によるVOIPみなし音声によるT.30ファクシミリ通信を行なう。
図7は、図1における画像通信装置103,104の概略構成を示す図である。ここでは説明を簡単にするために画像通信装置103を用いて説明する。また、図2で説明した個所に関しては省略する。
図7に示される構成は、図2の通信処理部208に代えて、CODEC601、VoIP処理部602、及びネットワークインタフェース制御部603が追加されている。そして、CODEC601、VoIP処理部602、及びネットワークインタフェース制御部603はバス216に接続されている。
CODEC601は、T.38デジタルファクシミリ信号を送受信するために必要な符号化、及び復号化方式をサポートする。
VoIP処理部602は、音声信号、またはみなし音声として送受信されるファクシミリ信号のためのVoIP方式の符号化、及び復号化方式をサポートする。
ネットワークインタフェース制御部603は、HGW106との間でCSMA/CDインターフェースを経由してデータ送受信を行なう。
図8は、図7におけるVoIP処理部602の概略構成を示す図である。
図8において、VoIP処理部602は、インタフェース変換部301,705,706、モデム処理部701、音声処理部704、及び音声入出力部309で構成される。
インタフェース変換部301は、バス216とモデム処理部701との間に接続され、データの送受信のためにインタフェースを適合させるための変換を行う。
また、インタフェース変換部705は、バス216とモデム処理部701との間に接続され、インタフェース変換部706は、音声処理部704との間に接続され、それぞれPCMインタフェース707,708に適合させてデータの送受信を行うため変換を行う。
モデム処理部701は、DSP処理部702、及びPCMコーデック703で構成され、インタフェース変換部301を介して、圧縮処理部206との間で画像データの送受信を行う。
画像データの送信時には、圧縮処理部206で符号化された圧縮画像データがDSP処理部702に入力さる。DSP処理部702は、圧縮画像データに対してデジタル的な変調を行い、音声帯域のデジタル変調信号としてPCMコーデック703に出力する。
PCMコーデック703は、デジタル変調信号を符号化し、PCM信号としてPCMインタフェース707を介してインタフェース変換部705へ出力する。
画像データの受信時には、PCMコーデック703は、インタフェース変換部705よりPCMインタフェース707を介して入力されたPCM信号を復号化し、音声帯域のデジタル変調信号としてDSP処理部702に出力する。
DSP処理部702は、音声帯域のデジタル変調信号にデジタル的な復調を行った圧縮画像データを、インタフェース変換部301を介して圧縮処理部206へ出力する。
音声入出力部309は、音声処理部704に接続し、音声の入出力を行う電話やハンドセットで構成される。
音声処理部704が音声を送信する場合には、音声入出力部309からのアナログ音声信号を音声帯域のデジタル信号であるPCM信号に変換し、PCMインタフェース708を介してインタフェース変換部706へPCM信号を出力する。
また、音声処理部704が音声を受信する場合には、インタフェース変換部706よりPCMインタフェース708を介して入力された音声帯域のデジタル信号であるPCM信号をアナログ音声に変換して音声入出力部309へ出力する。
これら音声処理部704やモデム処理部701の音声帯域のデジタル信号は、音声信号、または「みなし音声として送受信されるファクシミリ信号」のPCM信号である。
なお、上述したようにPCMインタフェースでは、PCMインタフェース間のいずれか一方がマスタとなり、他方がスレーブとなるのが一般的であるが、これに限定される必要はない。
また、PCMインタフェース708は、PCMインタフェース707で用いるCLK、及びFSYNCを、PCMインタフェース間の両方の部位に供給し、両方の部位をスレーブとして、データ信号の転送を行うことが可能である。
この場合、PCMインタフェース707,708は、同一のタイミング信号で動作することから、仮に同一のデータ信号を転送する場合、同期しているため、特にタイミングを考慮せず転送可能となる。
なお、PCMインタフェース312、707、708は、一般的な同期シリアルインタフェースであってもよい。例えば、FSYNCに代えてチップセレクトCSを有する同期シリアル転送や、時分割で複数のデータ転送を行うTDM(Time Division Multiplexing)の同期シリアル転送であってもよい。
また、インタフェース変換部311、705、706はバス216ではなく、他のインタフェースを変換するものであってもよい。例えば、CPU201の汎用インタフェースである非同期シリアル転送を行うUART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)等の非同期シリアルインタフェースを変換するものであってもよい。
次に、SIPセッション確立時の通信手順について説明する。
図9は、SIPセッション確立時の通信手順を示すシーケンス図である。
図9においては、画像通信装置104がまずSIP接続要求メッセージ(INVITE)を画像通信装置103に送信する例を示している。
図9(A)は、通話目的の場合に実行されるSIPセッション確立時の通信手順を示すシーケンス図である。
図9(A)において、画像通信装置104は、画像通信装置103に対して、INVITEメッセージを送信する(ステップS901)。INVITEメッセージには、SIPセッションで利用したいメディア情報と受信ポート番号を記述したSDP(Session Description Protocol)が含まれている。
ここでは、通話を目的として、m=audio 5004 UDPと記述されているので、メディア種別audioをUDPのポート番号5004を利用してデータ通信を行うSIPセッションを確立することを提案している。
画像通信装置103は、自装置宛のINVITEメッセージを受信すると、INVITEメッセージに含まれているオファーSDPを精査し、対応可能なメディア情報が記述されていれば、200 OKメッセージを送信する(ステップS902)。
200 OKには画像通信装置103が受け入れるメディア情報と受信ポート番号とが記述されたSDPが含まれている。
今の場合、m=audio 5004 UDPと記述していることでメディア種別audioをUDPのポート番号5004を受信ポートとしてデータ通信を行うSIPセッションを確立することに同意している。
画像通信装置104は、200 OKを受信すると、200 OKメッセージを受信したことを示すACKメッセージを送信する(ステップS903)。
図9(B)は、画像データ通信目的の場合に実行されるSIPセッション確立時の通信手順を示すシーケンス図である。
図9(B)において、画像通信装置104は、画像通信装置103に対して、INVITEメッセージを送信する(ステップS904)。ここでは、画像通信を目的として、m=image 9000 TCPと記述されているので、メディア種別imageをTCPのポート番号9000を利用してデータ通信を行うSIPセッションを確立することを提案している。
画像通信装置103は、自装置宛のINVITEメッセージを受信すると、INVITEメッセージに含まれているオファーSDPを精査し、対応可能なメディア情報が記述されていれば、200 OKメッセージを送信する(ステップS905)。
200 OKには画像通信装置103が受け入れるメディア情報と受信ポート番号を記述したSDPが含まれている。
今の場合、m=image 9000 TCPと記述されているので、メディア種別imageをTCPのポート番号9000を受信ポートとしてデータ通信を行うSIPセッションを確立することに同意している。
画像通信装置104は、200 OKを受信すると、200 OKメッセージを受信したことを示すACKメッセージを送信する(ステップS906)。
次に、T.30のデジタルファクシミリ通信について説明する。T.30のデジタルファクシミリ通信は、T.30のファクシミリ手順によりVoIPみなし音声によるファクシミリ通信であり、手順信号の送受信や画像信号の受信が行われる。
デジタルファクシミリ通信手順は、図5で説明したアナログファクシミリ通信と同様の手順になっている。
具体的に、手順12の「画像データ:画像を符号化した信号」において、ネットワークインタフェース制御部603を介してVoIP信号の画像部分を取り出し、RAM203に記憶し、VoIP処理部602に出力する。
VoIP処理部602は、受信した画像データをインタフェース変換部705でPCM信号に変換し、PCMインタフェース707を介してモデム処理部701に出力する。モデム処理部701は、PCM信号をPCMコーデック703で復号化し、音声帯域のデジタル変調信号としてDSP処理部702に出力する。
DSP処理部702は、デジタル的な復調を行い、圧縮画像データとしてインタフェース変換部301を介して圧縮処理部206へ出力する。
上記手順13〜17の一連の処理が終了した後、受信された画像データがプリンタ213より印刷される。
また、例えば手順5〜10での手順信号の送受信は、モデム処理部701によりT.30の手順で制御されている。具体的には、受信した手順信号はデジタル変調信号としてモデム処理部701に出力されて復調され、送信する手順信号はモデム処理部701よりデジタル変調信号として出力される。
図10は、図7におけるCPU201により実行される信号記憶処理の手順を示すフローチャートである。
この図10の信号記憶処理では、画像通信装置103が実行する処理の手順を示しており、発呼側を画像通信装置104、着呼側を画像通信装置103としている。また、上述した自動受信動作を行う場合を例にしている。
図10において、INVITEを検知すると(ステップS801でYES)、図9で説明したSIPセッション確立手順を実行することで、SIPセッションを確立する(ステップS802)。
次いで、確立されたSIPセッションのメディア種別がAUDIOか否か判別する(ステップS802)。
ステップS802の判別の結果、メディア種別がAUDIOではなくIMAGEの場合には(ステップS803でNO)、T.38のデジタルファクシミリ手順によるファクシミリ通信を行い(ステップS813)、本処理を終了する。ステップS813のファクシミリ通信を具体的に説明すると、T.38ファクシミリ信号は、CPU201の制御のもと、ネットワークインタフェース制御部603を介してRAM203に記憶され、CODEC601で、復号化処理が行われる。
その後、圧縮画像データとしてHDD214に記憶され、HDD214から読みだされた圧縮画像データは、圧縮処理部206で伸長処理が行われた後、プリンタインタフェース制御部212を介してプリンタ213に出力されてT.38のファクシミリ通信が終了する。
一方、ステップS802の判別の結果、メディア種別がAUDIOの場合には(ステップS803でYES)、音声による通話、または、みなし音声として送受信されるT.30ファクシミリ手順によるVoIP方式のファクシミリ通信が可能となる。
上述したように、図10の信号記憶処理では自動受信動作を行っているため、画像通信装置103は、自動受信を開始し、受信信号を音声信号として通話接続することにより音声処理を選択する(ステップS804)。
このため、受信信号はCPU201の制御のもと、ネットワークインタフェース制御部603を介してRAM203に記憶され、VoIP処理部602のインタフェース変換部706を介して音声処理部704に出力される。
それとともに、受信信号がVoIP処理部602のインタフェース変換部705を介してモデム処理部701に出力され、モデム処理部701は、CNG信号の検出を試みる(ステップS805)。
このように、CNG信号を検出するために、音声処理部704とモデム処理部701の両方に受信信号が出力される。このとき、上述したように、PCMインタフェース707、708は、同一のタイミング信号で同期動作するため、同一の受信信号を転送する場合、タイミングを考慮せずモデム処理部701と音声処理部704に受信信号を転送できる。なお、VoIP処理部602は、音声処理部704とモデム処理部701の両方に受信信号を出力せずに、モデム処理部701のみに出力するようにしてもよい。
ステップS805の判別の結果、モデム処理部701でCNG信号が検出されなかった場合には(ステップS805でNO)、音声処理部704による音声処理を継続し、音声入出力部309による音声通話が行われ(ステップS816)、本処理を終了する。
一方、ステップS805の判別の結果、モデム処理部302でCNG信号が検出された場合には(ステップS805でYES)、みなし音声として送受信されるファクシミリ通信であることから、モデム処理部701によるモデム処理を選択する(ステップS807)。
次いで、ファクシミリ信号を記憶するか否か判別する(ステップS808)。ファクシミリ信号を記憶するか否かは予め設定されており、その設定内容はROM202またはHDD214に記憶されている。
ステップS808の判別の結果、ファクシミリ信号を記憶しない場合には(ステップS808でNO)、T.30の通信手順でデジタルファクシミリ受信を行い(ステップS814)、本処理を終了する。
一方、ステップS808の判別の結果、ファクシミリ信号を記憶する場合には(ステップS808でYES)、T.30の通信手順でデジタルファクシミリ受信を行うとともに(ステップS809)、ファクシミリ信号をRAM203に記憶する(ステップS810)。
次いで、ファクシミリ信号の受信が正常終了したか否か判別する(ステップS811)。ステップS811の判別の結果、正常終了した場合には(ステップS811でYES)、RAM203に記憶されたPCM信号を消去して(ステップS812)、本処理を終了する。
一方、ステップS811の判別の結果、正常終了しなかった場合には(ステップS811でNO)、RAM203に記憶されたPCM信号をHDD214に記憶して(ステップS815)、本処理を終了する。
このステップS815は、ファクシミリ通信における相手側装置に送信するためにモデム処理部302が変調したデジタル信号をアナログ信号に変換することなくHDD214に記憶する変調デジタル信号記憶手段と、相手側装置から受信した信号をモデム処理部302が復調したデジタル信号をHDD214に記憶する復調デジタル信号記憶手段に対応する。特にステップS815の場合、記憶されるデジタル信号は、VoIPみなし音声信号としてネットワークとしてのNGN網110に送信される信号、及びNGN網110から受信したVoIPみなし音声信号である。
上述したステップS810での記憶方法は、図4で説明したとおりである。また、図7の信号記憶処理では、受信することでRAM203に記憶されたデジタル変調信号を、送信するデジタル変調信号とともに時間軸と関連付けて再度RAM203に記憶しているが、もともとRAM203に記憶されているので、送信するデジタル変調信号のみ時間軸と関連付けてRAM203に記憶してもよい。
なお、図6の信号記憶処理と同じく、ファクシミリ信号をHDD214に記憶する場合には、送受信2チャンネルのデータが時間軸を関連付けて記憶できれば良く、2チャンネル別々の2つの領域に記憶しても、2チャンネルのデータを同期信号FSYNCに同期して、交互にインターリーブすることで1つの領域に記憶してもよい。
また、図6の信号記憶処理と同じく、ファクシミリ信号をPC等で利用可能な音声の標準フォーマットに変換してHDD214に記憶するようにしてもよい。
また、図7の信号記憶処理では、S816で音声通話を行う場合も、ステップS810に処理を進めて、その音声のPCM信号をHDD214に記憶することが可能であるが、本実施の形態では記憶していない。この理由は、記憶された音声通話を用いたとしても障害の原因を特定することはできないことと、セキュリティー上の問題が生じることがあるためである。
上述したアナログファクシミリ通信で用いられるモデム処理部302と、VoIPみなし音声によるファクシミリ通信で用いられるモデム処理部701とを比較すると、主にPCMインタフェースは異なっているが、DSP処理部303,702やPCMコーデック304、703は同等である。
具体的には、アナログファクシミリ通信では、送受信の2チャンネルのPCM信号がモデム処理部302により出力される。
一方、デジタルファクシミリ通信では、モデム処理部701より送信されるPCM信号は1チャンネルで出力され、受信されたPCM信号は1チャンネルで入力される。
従って、アナログファクシミリ通信とデジタルファクシミリ通信のいずれかに応じて、受信で用いられる1チャンネルを切り替え制御することによりモデム処理部302とモデム処理部701の共用化が可能である。
上記説明において、ファクシミリ信号をPC等で利用可能な音声の標準フォーマットに変換してHDD214に記憶してもよいことを記載したが、一例として音声標準フォーマットWAV形式について説明する。WAV形式とは、WINDOWS(登録商標)標準の音声ファイル(WAVEファイル)の形式のことである。
図11は、音声標準フォーマットWAV形式を説明するための図である。
図11(A)は、WAV形式の構造を示す図であり、図11(B)は図11(A)におけるデータフィールド1009の構造を示す図であり、図11(C)はフォーマットIDと対応するフォーマットを示す図である。
図11(C)に示されるように、WAV形式では、例えばPCM(無圧縮)方式、A-Law、μ-Law方式、及びADPCM方式などの圧縮方式に対応している。
また、図11(A)に示されるように、WAVEファイルは、リソース交換ファイル形式(Resource Interchange File Format:RIFF)で取り扱われ、このファイル形式では、図に示されるようにチャンク(かたまり)というブロックによってデータを取り扱う。
図11(A)において、まずRIFFチャンク1001について説明する。
IDフィールド1002では、RIFFチャンクであることを示す識別子“RIFF”という文字をASCIIによって指定する。このフィールドのサイズは4[バイト]である。
サイズフィールド1003では、RIFFチャンクデータフィールド1004のフィールドサイズをバイト単位で指定する。ただし、ファイル上には16進数に変換した値を指定する。このフィールドのサイズは4[バイト]である。
RIFFチャンクデータフィールド1004は、RIFFチャンクのデータが書き込まれているフィールドである。PCMのディジタルオーディオデータを対象とするWAVEファイルでは、フォームタイプ1005と2個のfmtチャンク1006とdataチャンク1010を指定する。このフィールドのサイズは、サイズフィールドで指定されたバイト数である。
フォームタイプ1005では、WAVEファイルであることを示す“WAVE”という文字をASCIIによって指定する。このフィールドのサイズは4[バイト]である。
次に、fmtチャンク1006について説明する。
IDフィールド1007では、fmtチャンクであることを示す識別子“fmt”(4文字目はスペース)という文字をASCIIによって指定する。
サイズフィールド1008では、fmtチャンクのデータフィールドのサイズをバイト単位で指定する。ただし、ファイル上には16進数に変換した値を指定する。
データフィールド1009は、図11(B)に示されるように、「フォーマットID」から「ヘッダ拡張部」までである。
図11(B)において、フォーマットID1101では、図11(C)示されるフォーマットIDのうち、dataチャンクに記録されているWAVEデータのフォーマットの種類を指定する。このフィールドのサイズは2[バイト]である。
チャネル数1102では、dataチャンクに記録されているWAVEデータのチャネル数を指定する。モノラルの場合は1、ステレオの場合は2を指定する。このフィールドのサイズは2[バイト]である。
サンプリング周波数1103では、dataチャンクに記録されているWAVEデータのサンプリング周波数を指定する。このフィールドのサイズは4[バイト]である。
平均データ転送速度1104では、PCMディジタルオーディオを対象とするWAVEファイルの場合、サンプリング周波数[Hz]×チャネル数×サンプルあたりのビット数/8を16進数に変換した値を指定する。このフィールドのサイズは4[バイト]である。
ブロックサイズ1105では、dataチャンクに記録されているWAVEデータのブロックアライメントを指定する。再生ソフトはこのパラメータの整数倍のデータを一度に処理する。ブロックアライメントは、チャネル数×サンプルあたりのビット数/8である。このフィールドのサイズは2[バイト]である。
サンプルあたりのビット数1106では、dataチャンクに記録されているWAVEデータが何ビットでサンプリングされたかを示す値を16進数に変換して指定する。このフィールドのサイズは2[バイト]である。
ヘッダ拡張サイズ1107では、ヘッダ拡張部が必要な場合に、このフィールドでそのバイト数を指定する。このフィールドのサイズは2[バイト]である。
ヘッダ拡張部1108は、ヘッダ拡張部のデータである。このフィールドのサイズはヘッダサイズで指定されたバイト数である。
次に、dataチャンク1010について説明する。
IDフィールド1011では、dataチャンクであることを示す識別子“data”という文字をASCIIによって指定する。このフィールドのサイズは4[バイト]である。
サイズフィールド1012では、dataチャンクのデータフィールドのサイズをバイト単位で指定する。ただし、ファイル上には16進数に変換した値を指定する。このフィールドのサイズは4[バイト]である。
データフィールド1013には、WAVEデータを記録する。このフィールドのサイズはサイズフィールドで指定されたバイト数である。
また、Fmtチャンクの「チャネル数」「サンプルあたりのビット数」と「dataチャンクのデータフォーマット」との関係は次のとおりである。
チャネル数=1、サンプルあたりのビット数=8の場合のデータフォーマットは、8ビットで符号化したデータが順番に書き込まれるものとなる。
チャネル数=2、サンプルあたりのビット数=8の場合のデータフォーマットは、8ビットで符号化したデータが、左チャネル、右チャネルの順番に書き込まれるものとなる。データフィールドの最初のデータは必ず左チャネルである。
チャネル数=1、サンプルあたりのビット数=16の場合のデータフォーマットは、16ビットで符号化したデータが、下位8[ビット](下位バイト)、上位8「ビット」(上位バイト)の順番でリトル・エンディアン(little-endian)で書き込まれるものとなる。
このようにして、ファクシミリ信号をPC等で利用可能な音声の標準フォーマットに変換し、記憶することが可能である。なお、記憶する際、ファクシミリ信号を、例えば送信機から受信機へ供給する通信信号と受信機から送信機へ供給する通信信号をモノラルなPCM信号として、1チャンネルのデータとして記憶してもよい。また、送信機から受信機へ供給する通信信号と受信機から送信機へ供給する通信信号をステレオのPCM信号として2チャンネルとして記憶してもよい。
さらに、本実施の形態では、自動受信動作を例に説明したが、自動受信動作以外の受信や、ファクシミリ画像の送信であってもファクシミリ通信をPCM信号として記憶できる。
また、本実施の形態では、PCM信号として時間軸と関連付けて記憶されたファクシミリ信号は、例えば通信エラーなどの障害時に、通信手順や画像信号が解析されることで、障害の原因を特定することに利用される。
従って、図5のT.30通信のシーケンスにおいて、いずれのタイミングでファクシミリ信号を記憶し、いずれのタイミングで終了するかは任意で定めることができる。例えば、CNG以降のシーケンスにおいて、障害の原因を特定するために最低限必要な区間のみ記憶するようにしてもよい。特定の区間のみ記憶する場合は、HDD214の不揮発メモリの記憶容量が削減できる。
また、本発明においては、ファクシミリ信号をPCM信号として時間軸を関連付けて記憶したが、ファクシミリ信号として送受信した画像情報をこれらに関連付けて記憶してもよい。
なお、上記画像情報とは、送信時の場合は、送信時に圧縮処理部206で圧縮した圧縮画像データであり、受信時の場合は、途中まで受信できた画像データを含み、受信したデジタル変調信号をDSP処理部303,702で復調することにより得られた圧縮画像データである。
このように、本実施の形態によれば、公衆回線網のファクシミリ通信やネットワークを介したVoIPみなし音声によるファクシミリ通信において、ファクシミリ通信の通信信号を品質よく、デジタル音声信号として記憶できるという効果がある。
しかも一般的な標準フォーマットで記憶できるため、ファクシミリ装置の外部で容易に前記デジタル音声信号を利用できるという効果がある。
以上説明したように、本実施の形態によれば、ファクシミリ通信における相手側装置に送信するためにモデム処理部が変調したデジタル信号をアナログ信号に変換することなく記憶部に記憶し、ファクシミリ通信における相手側装置から受信した信号をモデム処理部が復調したデジタル信号を記憶部に記憶するので(ステップS511、ステップS815)、ファクシミリ信号を高品質で記憶することができる。
(他の実施の形態)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワークまたは各種記憶媒体を介してシステムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
1 通信システム
101,102,103,104 画像通信装置
109 PSTN
110 NGN網
201 CPU
202 ROM
203 RAM
206 圧縮処理部
208 通信処理部
214 HDD
215,603 ネットワークインタフェース制御部
301,311,705,706 インタフェース変換部
302,701 モデム処理部
303,702 DSP処理部
304,703 PCMコーデック
305 SDAA
309 音声入出力部
601 CODEC
602 VoIP処理部
704 音声処理部

Claims (9)

  1. VoIPみなし音声によるファクシミリ通信を行うことが可能な通信装置であって、
    ファクシミリ送信される画像データをデジタル的に変調し、音声帯域のデジタル変調信号として出力すると共に、入力された音声帯域のデジタル変調信号をデジタル的に復調し、復調された画像データを出力する変復調手段と、
    前記変復調手段により出力された音声帯域の変調信号を符号化し、PCM信号として出力すると共に、入力されたPCM信号を復号化し、音声帯域のデジタル変調信号として出力するPCM処理手段と、
    前記PCM処理手段により出力されたPCM信号をネットワークに送信すると共に、ネットワークからPCM信号を受信するためのインターフェースと、
    前記インターフェースを介して相手側装置に送信されるPCM信号と、前記インターフェースを介して相手側装置から受信したPCM信号、音声の標準フォーマットのファイルに変換して記憶部に記憶する記制御手段とを備えたことを特徴とする通信装置。
  2. 前記記憶制御手段は、前記インターフェースを介して相手側装置に送信されるPCM信号と、前記インターフェースを介して相手側装置から受信したPCM信号とを、時間軸と関連付けて前記記憶部に記憶することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 前記記憶制御手段は、前記インターフェースを介して相手側装置に送信されるPCM信号と、前記インターフェースを介して相手側装置から受信したPCM信号とを、ファクシミリ通信によって送受信された画像情報と関連付けて前記記憶部に記憶することを特徴とする請求項1又は2記載の通信装置。
  4. 前記ファクシミリ通信のシーケンスにおいて、PCM信号を前記記憶部に記憶する区間を設定することが可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記記憶制御手段は、前記ファクシミリ通信中に相手側装置に送信されるPCM信号と、前記インターフェースを介して相手側装置から受信したPCM信号とを、前記記憶部とは異なる他の記憶部に記憶し、当該ファクシミリ通信が正常終了しなかった場合に前記他の記憶部に記憶されていたPCM信号を前記記憶部に記憶し、当該ファクシミリ通信が正常終了した場合には、前記他の記憶部に記憶されていたPCM信号を消去することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 前記標準フォーマットは、WAV形式であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 前記画像データの圧縮及び伸長を行う圧縮処理手段を有し、
    前記変復調手段は、前記圧縮処理手段により圧縮された画像データをデジタル的に変調し、
    前記圧縮処理手段は、前記変復調手段により復調された画像データを伸長することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の通信装置。
  8. VoIPみなし音声によるファクシミリ通信を行うことが可能な通信装置の制御方法であって、
    ファクシミリ送信される画像データをデジタル的に変調し、音声帯域のデジタル変調信号として出力すると共に、入力された音声帯域のデジタル変調信号をデジタル的に復調し、復調された画像データを出力する変復調ステップと、
    前記変復調ステップにおいて出力された音声帯域の変調信号を符号化し、PCM信号として出力すると共に、入力されたPCM信号を復号化し、音声帯域のデジタル変調信号として出力するPCM処理ステップと、
    前記PCM処理ステップにより出力されたPCM信号をネットワークに送信すると共に、ネットワークからPCM信号を受信するための送受信ステップと、
    前記送受信ステップにおいて相手側装置に送信されるPCM信号と、前記送受信ステップにおいて相手側装置から受信したPCM信号、音声の標準フォーマットのファイルに変換して記憶部に記憶する記制御ステップとを備えたことを特徴とする制御方法。
  9. VoIPみなし音声によるファクシミリ通信を行うことが可能な通信装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記制御方法は、
    ファクシミリ送信される画像データをデジタル的に変調し、音声帯域のデジタル変調信号として出力すると共に、入力された音声帯域のデジタル変調信号をデジタル的に復調し、復調された画像データを出力する変復調ステップと、
    前記変復調ステップにおいて出力された音声帯域の変調信号を符号化し、PCM信号として出力すると共に、入力されたPCM信号を復号化し、音声帯域のデジタル変調信号として出力するPCM処理ステップと、
    前記PCM処理ステップにより出力されたPCM信号をネットワークに送信すると共に、ネットワークからPCM信号を受信するための送受信ステップと、
    前記送受信ステップにおいて相手側装置に送信されるPCM信号と、前記送受信ステップにおいて相手側装置から受信したPCM信号、音声の標準フォーマットのファイルに変換して記憶部に記憶する記制御ステップとを備えたことを特徴とするプログラム。
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