JP2894459B2 - 無洗米加工装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、炊飯に先立つ洗米を必
要としない、いわゆる無洗米を製造するための洗米加工
装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】精米機で精白された白米は、精白過程で
大部分の糠（ぬか）は除去されているが、まだ微細な糠
がかなり白米に付着している。それをそのまま炊飯すれ
ば糠臭い米飯に炊き上がってしまうので、白米を洗米し
てから炊飯する必要があった。しかし、この洗米は時間
がかかるとともに面倒であり、家庭の主婦には嫌われる
傾向にある。そこで、洗米を必要とせず、水を直接加え
るだけで炊飯できる白米（いわゆる無洗米）が要望され
ていた。

【０００３】無洗米を製造する無洗米加工装置を、本出
願人は既に提案している（特開平３−１０６４６）。こ
れは精米機の後工程に洗米機及び脱水機を連絡する構成
であり、精白された白米を洗米機で洗米した後に脱水し
て無洗米に加工するものである。

【０００４】また、他の無洗米を製造する装置として加
湿精米機があり、それは、精米機により精白された白米
に水分を添加（加湿）しながら、粒々磨擦作用により研
磨するものである。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の無洗米
加工装置においては、脱水機により白米表面に付着する
水分は除去されるが、脱水機のみでは完全に水分を除去
することができない。さらに、白米表面に水分が遍在
し、それにより白米表面にひび割れが発生し、その白米
を炊飯すると形がくずれてべとついた飯米に炊き上がる
という欠点があった。

【０００６】また、上記の加湿精米機においては、加湿
研磨により白米に残留する糠（糊＝こ粉層）が粘性を帯
び、白米表面に糠が被覆される。それにより、浸漬時及
び炊飯時における吸水が妨げられ、硬くてまずい飯米に
仕上がってしまうとともに、飯米が糠臭くなるという欠
点があった。

【０００７】この発明は上記のような欠点を解消して、
脱水した白米を乾燥機及び撹拌研磨機により乾燥及び粒
々研磨することにより、白米表面にひび割れが発生する
のを防止するとともに、美麗で食味のよい無洗米に仕上
げる無洗米加工装置を提供することを目的とする。

【０００８】

【課題を解決するための手段】白米を水洗いして糠を除
去する洗米機と、洗米した白米の表面に付着する水分を
除去する脱水機と、脱水した白米を乾燥する乾燥機と、
多孔壁筒内に回転自在に設けた主軸に撹拌転子を軸装し
て、前記乾燥機により乾燥した白米を粒々研磨する撹拌
研磨機とで無洗米加工装置を形成する。

【０００９】前記乾燥機は、ケーシング内に多孔壁回転
筒を回転自在に設け、該回転筒内に配設した給気筒の開
口を前記回転筒内に近接して設けるとよい。

【００１０】

【作用】洗米機において、白米は水洗いされて糠が除去
され、洗米された白米は脱水機により脱水され、白米表
面に付着する水分が除去される。脱水された白米は、乾
燥機の給気筒からの熱風により確実に乾燥され、乾燥さ
れた白米は撹拌研磨機へ送られ、撹拌転子による回転に
より粒々研摩される。

【００１１】

【実施例】本発明の実施例を図面を参照しながら説明す
る。図１は本発明を実施した無洗米加工装置のフローチ
ャート、図２は撹拌研磨機の部分側断面図、図３は洗米
脱水機の側断面図、図４は横型乾燥機の正断面図、図５
乃至図７は白米の拡大断面図である。

【００１２】無洗米加工装置１の供給ホッパ２をロータ
リーバルブ３を介して混合タンク４に連絡し、混合タン
ク４は、ポンプ５，６，７からなる洗米機８を介して洗
米脱水機９の供給管１０に連絡している。なお、洗米機
は本実施例のものに限られず、撹拌作用により洗米を行
う等、種々のものでよい。

【００１３】次に、洗米脱水機９を図３を参照しながら
説明する。洗米脱水機９の架台１１の一側壁にモータ１
２を取付け、モータ１２に軸装したプーリ１３はベルト
１４及びテンションプーリ２１を介して、主軸１５に軸
装したプーリ１６に連結する。プーリ１７はベルト１８
を介して中空状の回転軸１９のプーリ２０に連結する。
主軸１５は連結軸２２を介して撹拌体２３に連結し、撹
拌体２３に取付けた連結体２４は洗米筒２５に連結す
る。符号２６は洗米室であり、洗米筒２５の外周に揚送
用の螺（ら）旋翼２７を取付け、洗米筒２５と螺旋翼２
７を包囲する多孔壁筒２８とで脱水室２９を形成する。
多孔壁筒２８は回転台３０を介して回転軸１９に連結
し、螺旋翼２７の上端は排出口３１を介して排出樋
（ひ）３２に連絡する。洗米筒２５に設けたノズル３３
を脱水室２９に臨ませ、ノズル３３は貯水室３４、通口
３５及び給水路３６を介して給水管３７に連絡する。符
号３８は供給管１０と洗米室２６とを連絡する供給路で
ある。符号３９は、脱水した水を集めて排出する排出口
であり、排出口３９は、排出筒４０及び電磁弁６０を介
して生菌浄化装置４１に連絡している。排出樋３２に連
結した排出筒４２にエアーシャッタ４３を設け、排出筒
４２の下部を水滴が落下する程度の多孔壁に形成する。

【００１４】洗米脱水機９の排出筒４２を、ロータリー
バルブ４４を介して横型乾燥機４５の供給筒４６に連絡
する。横型乾燥機４５はケーシング４７内に、スクリュ
ーコンベア４８を周設した多孔壁回転筒４９を設け、多
孔壁回転筒４９は排出側をやや低く横架してある。外気
はフィルター５０、ファン５１及びヒータ５２を介して
給気筒５３に連絡し、また、給気筒５３の開口５４は多
孔壁回転筒４９に近接して設けて、白米流束中に臨ませ
る（図４参照）。ケーシング４７の上部に排気筒５５
を、下部に排出筒５６をそれぞれ設け、排出筒５６に取
付けたロータリーバルブ５７を撹拌研磨機５８の供給タ
ンク５９に連絡する。

【００１５】撹拌研磨機５８の横設した多孔壁筒６１内
に回転自在に設けた主軸６２に、螺旋転子６３と、撹拌
突起６４を有する撹拌転子６５とを軸装し、主軸６２に
複数個の通風口６６を、撹拌転子６５に噴風口６７をそ
れぞれ設ける。撹拌転子６５と多孔壁筒６１とで形成さ
れる研磨室６８の一端を供給口６９に他端を排出口７０
にそれぞれ連絡し、供給口６９上方にはシャッター７１
を設けるとともに、排出口７０には抵抗装置７２に連結
した抵抗蓋７３を設ける。主軸６２の一端に給気口７４
を開口し、多孔壁筒６１下方の排風室７５は、排風筒７
６を介して排風機７７に連絡する。モータ７８に軸装し
たプーリ７９と主軸６２に軸装したプーリ８０とにベル
ト８１を巻装し、また、撹拌研磨機５８の排出樋８２を
揚穀機８３に連絡する。

【００１６】生菌浄化装置４１は、原水槽８４と、凝集
剤（例えばＣａＣｌ２等）を添加する凝集槽８５と、凝
集沈殿槽８６と、活性汚泥菌を添加する活性汚泥槽８７
と、沈殿槽８８とから構成される。

【００１７】次に、上記構成における作用を説明する。
まず、水の供給装置（図示せず）から混合タンク４に注
水され、混合タンク４内に一定のレベルの水が貯留され
ると、供給ホッパ２内の白米がロータリバルブ３により
間歇（けつ）排出され、混合タンク４内に投入されて水
と混合される。白米は洗米機８のポンプ５，６，７によ
り予備洗米され、洗米脱水機９へ送られる。

【００１８】洗米脱水機９へ送られた白米は、供給管１
０から供給路３８を経て洗米室２６に供給される。モー
タ１２の起動により洗米筒２５は毎分約１，５００〜
２，０００回転に回転しており、その回転により撹拌体
２３が回転して、洗米室２６に供給された白米は洗米作
用を受ける。その洗米作用により白米に残存する糠層が
分離して溶出し、洗米された白米は螺旋翼２７により脱
水室２９内を揚送される。そのとき、洗米筒２５より約
１００回転遅く回転する多孔壁筒２８により脱水作用が
行なわれ、白米より溶出した糠を含む水は多孔壁筒２８
の孔より排出される。脱水室２９において、まずその下
部で初期脱水が行われ、次に、脱水室２９に臨ませたノ
ズル３３からの注水により白米は再洗米されて、白米表
面に残存する糠等の付着物が除去され、再洗米された白
米は揚送されて再脱水される。なお、洗米脱水機９での
白米の滞留時間は２〜１０秒であり、白米水分は原料白
米水分に対して１．５〜２％増加される。そして、排出
された洗米排水は排出口３９に集められ、排出筒４０を
流下して電磁弁６０の開成により機外へ排出されて生菌
浄化装置４１へ送られる。なお、洗米終了後、洗米脱水
機９を洗浄するときは、エアーシャッタ４３を閉成して
後工程に水が流れないようにしてから水を供給して行
う。

【００１９】前述した従来の加湿精米機においては、白
米の乾物量の内で除去されるものは０．３〜０．５％程
度であるが、上記の洗米脱水機９において、除去される
乾物量は０．７〜１，２％程度であり、糊粉層のほとん
どが除去される。

【００２０】脱水された白米は、螺旋翼２７により揚送
されて排出口３１から排出され、排出樋３２から排出筒
４２を流下し、ロータリーバルブ４４により間歇排出さ
れて、供給筒４６から横型乾燥機４５の多孔壁回転筒４
９内に投入される。白米はスクリューコンベア４９によ
り多孔壁回転筒４９内を撹拌・流動されるとき、給気筒
５３から供給される乾燥風（４０〜５０℃）により乾燥
される。給気筒４６の開口５４が多孔壁回転筒４９に近
接して設けてあるため、乾燥風は確実に白米を乾燥する
ことができ、乾燥効率を大幅に向上することができる。
そして、白米は排出口５６からロータリーバルブ５７に
より排出され、乾燥風は排気筒５５から機外へ排気され
る。なお、横型乾燥機４５での白米の滞留時間は３〜３
０秒であり、白米水分は原料白米水分に対して０．７〜
１．５％増加した値まで乾燥される。乾燥された白米は
ロータリーバルブ５７により間歇排出された後、撹拌研
磨機５８の供給タンク５９に投入される。供給タンク５
９に投入された白米は、シャッター７１の開成により供
給口６９から螺旋転子６３に供給され、螺旋転子６３に
より研磨室６８に横送される。研磨室６８において、撹
拌転子６５の回転（周速度１００〜３００ｍ／分）によ
る撹拌作用により、白米は粒々摩擦されて米粒表面が滑
面化される。

【００２１】排風機７７による吸引作用により外気が給
風口７４から吸引されて除糠風となり、除糠風は主軸６
２の通風口６６を経て噴風口６７から研磨室６８へ噴出
する。白米は、研磨室６８内を撹拌流動されながら横送
される間に粒々研磨されるとともに、除糠風により白米
表面にまだ付着する水分が乾燥される。除糠風は砕米や
白米に付着した塵埃（じんあい）とともに多孔壁筒６１
から排出され、排風室７５及び排風筒７６を経て排風機
７７により機外へ排出される。

【００２２】なお、撹拌研磨機５８の滞留時間は５〜１
０秒であり、白米水分は原料白米水分に対して０．３〜
０．５％増加した値になる。撹拌研磨機５８による粒々
摩擦作用により、研磨室６８内の白米は、白米内部に水
分が吸収される前に、白米表面の吸湿部分が削り取られ
る。そのため、白米表面に付着する水分がさらに減少さ
れて、白米表面に生じる微細なひび割れの発生を防止す
ることができるとともに、浸漬時及び炊飯時における吸
水性が向上される。また、白米は研磨室６８内において
粒々研磨作用を受けて美麗な光沢米に仕上がるととも
に、白米表面が滑面化されるため、飯米の食味が大幅に
向上する。研磨の終了した白米は、排出口７０から排出
蓋（がい）７３に抗して排出され、排出樋８２から揚穀
機８３を経て次工程へ送られる。

【００２３】次に、以上の白米の加工処理を図５〜図７
により説明する。図５は洗米加工処理前の白米の断面図
であり、デンプン層８９の凹凸面に糊粉層９０が付着し
ている。これを洗米脱水機９により洗米脱水処理を行う
と、図６に示すように糊粉層９０は完全に除去される。
しかし、白米表面が凹凸面であるので、この白米を炊飯
すると舌ざわりの悪いまずい白米に仕上がってしまう。
ところが、撹拌研磨機５８により粒々研磨した白米は、
図７に示すように白米表面が滑面化されて、食味が大幅
に向上した白米に仕上がる。

【００２４】洗米脱水機９での洗米に使用された水は、
生菌浄化装置４１の原水槽８４に供給され、原水槽８４
において洗米排水に塩素等を添加して減菌を行い、次に
凝集槽８５に送られて凝集剤（例えばＣａＣｌ２等）が
添加される。洗米排水は凝集槽８５から凝集沈殿層８６
へ送られ、その底部に凝集剤が濃縮沈殿されるととも
に、洗米排水はＢＯＤが約１０，０００Ｐ．Ｐ．Ｍから
約２，０００〜３，０００Ｐ．Ｐ．Ｍまで減少される。
ＢＯＤが減少した洗米排水は活性汚泥槽８７へ送られ、
活性汚泥槽８７において活性汚泥菌が添加されるととも
に曝（ばっ）気が行われる。活性汚泥槽８７から洗米排
水は沈殿槽８８へ送られ、沈殿槽８８において有機物は
汚泥菌とともに沈殿し、上層の浄化水はＢＯＤが２０
Ｐ．Ｐ．Ｍ以下となり放流される。

【００２５】なお、本実施例においては、洗米脱水機は
竪型であったが、図８のように横型でもよく、以下にそ
の構成及び作用を説明する。一端に供給樋９２を、他端
に排出樋９３を各々設けた円筒形の機枠９１内に、一対
の軸受９４，９５を介して内筒９６を回転自在に横設す
る。内筒９６の一端開口は、供給樋９２とこれに接続す
る傾斜状の供給シュート９７とで形成される給米路９８
に連通するとともに、他端開口は、排出樋９３で形成さ
れる排米路１００に連通し、前記給米路９８には流量調
節手段（図示せず）を備えた水管９９の吐出口を臨ませ
る。また、前記内筒９６の終端側は多孔壁１０１で形成
して水切り部１０２となすとともに、それ以外の内筒９
６内部を浸漬部１０３となす、水切り部１０２の周囲は
隔壁１０４によって排水室１０５となし、排水室１０５
下端の排水口１０６の下方には排水樋１０７を配設す
る。

【００２６】更に、内筒９６内全長にわたって樹脂製の
スクリュー羽根１０８を有するスクリュー１０９を横設
する。すなわち、機枠９１の両端に軸受１１０とブッシ
ュ１１１とでスクリュー軸１１２を回転自在に支持し、
スクリュー軸１１２の給米路９８側端部には軸受プーリ
１１３を軸着する。他方、内筒９６の外周壁に受動プー
リ１１４を形成し、これら受動プーリ１１３，１１４
と、モータ１１５の両軸部に軸着した一対のモータプー
リ１１６，１１７とをＶベルト１１８，１１９によって
連動・連結する。前記受動プーリ１１３，１１４は、ス
クリュー１０９の方が内筒９６よりも高速回転するよ
う、スクリュー１０９の受動プーリ１１３の方が内筒９
６の受動プーリ１１４よりも小径に形成される。また、
スクリュー羽根１０８と内筒９６との間隙（げき）は
０．３ｍｍ程度となすとともに、水切り部１０２の多孔
壁１０１は米粒が露出しないよう形成するのは言うまで
もない。

【００２７】なお、機枠９１底部には適宜、水抜孔１０
２を穿（せん）設するとよい。

【００２８】次に、上記実施例における具体的作動につ
いて説明する。モータ１１５を起動させると、スクリュ
ー１０９及び内筒９６が同時に同方向へ回転を開始す
る。回転数は、例えば内筒９６が毎分１６００回転で、
スクリュー１０９が毎分１７２０回転とする。供給樋９
２には図外のホッパーなどから投入された精白米が流下
するとともに、水管９９から水を供給する。水の供給量
は精白米の供給量の１，５倍とし、例えば精白米の流量
を毎時２００キログラムとすると、水は毎時３００キロ
グラムである。

【００２９】このような条件の下で本装置の運転を開始
すると、供給樋９２内を落下する精白米は、供給シュー
ト９７を流下する間に接触し、そのまま内筒９６内の浸
漬部１０３へ流れ込む。内筒９６は毎分１６００回転し
ているので、精白米と水とは遠心力によって内筒９６の
内周壁に沿って広がり、横断面の状態はほぼ環状にな
る。一方、スクリュー１０９は毎分１７２０回転である
ので、スクリュー１０９が毎分１２０回転で精白米と水
とを移送することになる。このため、水中に浸漬された
精白米は、約４〜５秒で浸漬部１０３を通過することに
なり、この間に、精白米の表面に付着した糠片が吸水し
て軟化する。したがって、浸漬部１０３では糠片が軟化
するだけの時間があればよく、スクリュー１０９の回転
数を変えることにより、浸漬部１０３の通過時間は適宜
設定する。

【００３０】浸漬部１０３を通過した精白米及び水は、
次に、水切り部１０２を１〜２秒で通過する間に、水が
多孔壁１０１から吹き飛ばされる。こうして、糠片等が
全て除去されて水切りされた精白米、つまり、洗米され
た精白米は、排出樋９３内を落下して排出され、他方、
糠片混じりの汚濁水は、排水室１０５内に吹き飛ばされ
た後、排水樋１０７を経て排出される。

【００３１】

【発明の効果】本発明における無洗米加工装置によれ
ば、脱水機による脱水作用でも除去されず白米表面に遍
在する水分を、乾燥機及び撹拌研米機において完全に乾
燥し、水分の遍在による白米の表面に発生するひび割れ
を防止するとともに、浸漬時及び炊飯時における吸水性
が向上されて、炊飯時に粘りがなくべとついた飯米とな
ることのない無洗米に仕上げることができる。また、撹
拌研磨機において、撹拌転子による撹拌流動作用によ
り、白米は粒々摩擦されて白米表面が滑面研摩され美麗
であるとともに、炊飯時の食味が良好となる無洗米に仕
上げることができる。

【００３２】また、乾燥機の給気筒の開口が多孔壁回転
筒に近接して設けてあるため、乾燥風は確実に白米を乾
燥することができ、乾燥効率を大幅に向上することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は本発明を実施した無洗米加工装置のフロ
ーチャートである。

【図２】図２は撹拌研磨機の部分側断面図である。

【図３】図３は洗米脱水機の側断面図である。

【図４】図４は横型乾燥機の正断面図である。

【図５】図５は白米の拡大断面図である。

【図６】図６は白米の拡大断面図である。

【図７】図７は白米の拡大断面図である。

【図８】図８は他の洗米脱水機の側断面図である。

【符号の説明】

１ 無洗米加工装置 ２ 供給ホッパ ３ ロータリーバルブ ４ 混合タンク ５ ポンプ ６ ポンプ ７ ポンプ ８ 洗米機 ９ 洗米脱水機 １０ 供給管 １１ 架台 １２ モータ １３ プーリ １４ ベルト １５ 主軸 １６ プーリ １７ プーリ １８ ベルト １９ 回転軸 ２０ プーリ ２１ テンションプーリ ２２ 連結軸 ２３ 撹拌体 ２４ 連結体 ２５ 洗米筒 ２６ 洗米室 ２７ 螺旋翼 ２８ 多孔壁筒 ２９ 脱水室 ３０ 回転台 ３１ 排出口 ３２ 排出樋 ３３ ノズル ３４ 貯水室 ３５ 通口 ３６ 給水路 ３７ 給水管 ３８ 供給路 ３９ 排出口 ４０ 排出筒 ４１ 生菌浄化装置 ４２ 排出筒 ４３ エアーシャッタ ４４ ロータリーバルブ ４５ 横型乾燥機 ４６ 給気筒 ４７ ケーシング ４８ スクリューコンベア ４９ 多孔壁回転筒 ５０ フィルター ５１ ファン ５２ ヒータ ５３ 給気筒 ５４ 開口 ５５ 排気筒 ５６ 排出筒 ５７ ロータリーバルブ ５８ 撹拌研磨機 ５９ 供給タンク ６０ 電磁弁 ６１ 多孔壁筒 ６２ 主軸 ６３ 螺旋転子 ６４ 撹拌突起 ６５ 撹拌転子 ６６ 通風口 ６７ 噴風口 ６８ 乾燥室 ６９ 供給口 ６０ 排出口 ７１ シャッター ７２ 抵抗装置 ７３ 抵抗蓋 ７４ 給風口 ７５ 排風室 ７６ 排風筒 ７７ 排風機 ７８ モータ ７９ プーリ ８０ プーリ ８１ ベルト ８２ 排出樋 ８３ 揚穀機 ８４ 原水槽 ８５ 凝集槽 ８６ 凝集沈殿槽 ８７ 活性汚泥槽 ８８ 沈殿槽 ８９ デンプン層 ９０ 糊粉層 ９１ 機枠 ９２ 供給樋 ９３ 排出樋 ９４ 軸受 ９５ 軸受 ９６ 内筒 ９７ 供給シュート ９８ 給米路 ９９ 水管 １００ 排米路 １０１ 多孔壁 １０２ 水切り部 １０３ 浸漬部 １０４ 隔壁 １０５ 排水室 １０６ 排水口 １０７ 排水樋 １０８ スクリュー羽根 １０９ スクリュー １１０ 軸受 １１１ ブッシュ １１２ スクリュー軸 １１３ 受動プーリ １１４ 受動プーリ １１５ モータ １１６ モータプーリ １１７ モータプーリ １１８ Ｖベルト １１９ Ｖベルト １２０ 水抜孔

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特許2788091（ＪＰ，Ｂ２) 特許2792575（ＪＰ，Ｂ２) (58)調査した分野(Int.Cl.⁶，ＤＢ名) B02B 1/04,1/06 A23L 1/10

Claims (2)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 白米を水洗いして糠を除去する洗米機
   と、洗米した白米の表面に付着する水分を除去する脱水
   機と、脱水した白米を乾燥する乾燥機と、多孔壁筒内に
   回転自在に設けた主軸に撹拌転子を軸装して、前記乾燥
   機により乾燥した白米を粒々研磨する撹拌研磨機とから
   なることを特徴とする無洗米加工装置。
2. 【請求項２】 前記乾燥機はケーシング内に多孔壁回転
   筒を回転自在に設け、該回転筒内に配設した給気筒の開
   口を前記回転筒に近接して設けてなる請求項１記載の無
   洗米加工装置。