JP2890125B2 - 化合物tan―1307およびその製造法 - Google Patents

化合物tan―1307およびその製造法

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は真菌感染症の治療剤として有用な新規抗生物
質TAN−1307およびその塩ならびにそれらの製造法に関
する。
従来の技術 本発明の新規抗生物質TAN−1307はその物理化学的お
よび生物学的データなどから新規アミノ酸系抗生物質で
あり、以下に記載する式[I]で示される構造を有して
おり、このような抗真菌性抗生物質は未だ報告されてい
ない。
発明が解決しようとする課題 真菌によって惹起される疾病は抗生物質あるいは合成
抗菌剤投与による治療法の発達によってかなり克服され
ている。しかし、従来の真菌性抗生物質は毒性(副作
用)が強いものが多く、またそれらを長期あるいは大量
に投与することによる起因菌の変化(菌交代現象)ある
いは耐性菌の出現(耐性化現象)などは現在の真菌感染
症治療医学分野で大きな問題となっている。これらの問
題を克服するために、当分野では、常に毒性(副作用)
が弱く、新規骨格を有し、新しい生物活性を示す抗生物
質、あるいはそれらを合成するための中間原料などが求
められている。
課題を解決するための手段 本発明者らは、新規な抗生物質の探索を目的として多
数の微生物を土壌より分離し、その生産する抗生物質を
分離探索したところ、ある種の微生物が新規な抗生物質
を生産すること、該微生物がストレプトミセス属に属す
る菌種であること、該抗生物質が新規な抗生物質である
ことを確かめ、これを化合物TAN−1307と称することに
した。
本発明者らは、これらの知見に基づいてさらに研究を
重ねた結果、本発明を完成した。
本発明は、(1)化合物TAN−1307またはその塩およ
び(2)ストレプトミセス(Streptomyces)属に属し、
化合物TAN−1307を生産する能力を有する微生物を培地
に培養し、培養物中に該化合物を生成蓄積せしめ、これ
を採取することを特徴とする化合物TAN−1307の製造法
に関する。
なお、本明細書において「化合物(抗生物質)TAN−1
307」を単に「TAN−1307」と称することもある。
TAN−1307の生産菌としては、TAN−1307を産生する能
力を有するものであれば如何なる微生物でも良いが、た
とえば本発明者らが分離し、ストレプトミセス・エスピ
ー B−14(Streptomyces SP.B−14)と名付けた菌株
またはそれに類縁の菌株などはもっとも有効に用いられ
る一例である。以後本菌をB−14菌と略称することもあ
る。
該菌の形態的特徴および分類培地上の培養所見はたと
えば次のとおりである。
本菌においては通常の分類培地上で気菌糸が形成さ
れ、それらは単純分枝を示し、また胞子形成菌糸は螺旋
状を呈する。胞子は10個以上連鎖しており、その表面は
とげ状で、大きさは0.9〜1.0μm×1.1〜1.2μmであ
る。通常の分類培地上で胞子のう,鞭毛胞子,菌核など
の形成は認められない。
本菌の分類培地上の生育状態はつぎのとおりである。
とくに記載しない限り28℃で21日間観察した培養所見で
ある。なお、記載中( )内はカラー・ハーモニー・
マニュアル第4版(コンティナー・コーポレーション・
オブ・アメリカ 1958年)による色名の記載である。
B−14菌の生理的性質は次のとおりである。
(1)生育温度範囲:13.5〜48℃で生育するが37〜40℃
でより良好な生育を示す。
(2)ゼラチンの液化:陽性 (3)スターチ加水分解:陽性 (4)脱脂牛乳の凝固・ペプトン化:陽性 (5)メラニン様色素の生成:陰性(ペプトン・イース
ト・鉄寒天培地およびチロシン寒天培地) (6)硝酸塩還元:陰性(インターナショナル・ストレ
プトミセス・プロジェクトNo.8培地) (7)炭素源の利用性(プリドハム・ゴットリーブ寒天
培地) よく利用される炭素源 イノシトール,D−マンニトール,D−キシロース,D−グ
ルコース,D−フラクトース,ラフィノース,L−アラビノ
ース,ラムノース,シュークロース B−14菌菌体の塩酸加水分解中にはLL−ジアミノピメ
リン酸が検出された。このことから本菌はストレプトミ
セス属に属すると考えられる。B−14菌の形態的特徴,
培養所見,生理的性質に基き、本菌をストレプトミセス
・エスピーと同定し、ストレプトミセス・エスピー B
−14(Streptomyces SP.B−14)と名付けた。本発明に
使用されるストレプトミセス・エスピー B−14は平成
1年10月31日から財団法人発酵研究所(IFO)に受託番
号IFO−14969として、また平成1年11月7日から通商産
業省工業技術院微生物工業技術研究所(FRI)に受託番
号FERM BP−2640としてそれぞれ寄託されている。
ストレプトミセス属菌の一般的性状として菌学上の性
質はきわめて変異しやすく、ストレプトミセス・エスピ
ー B−14もその例外ではない。したがって、本菌の性
質も上述のとおりに一定のものではなく種々の変異体が
容易に得られる。しかしこれらの変異株にあってもTAN
−1307を生産する性質を失わないかぎり本発明の方法に
使用することができる。もちろんそれらの変異が自然の
原因に由来するものであっても各種変異誘起剤(例えば
紫外線,エックス線,放射線,ニトロソグアニジン等)
を用いて人工的に行なわれたものであってもさしつかえ
ない。
本発明の方法において培養に際しては、一般に微生物
が同化しうる炭素源、消化しうる窒素源および無機塩な
どを含有させた培地が使用される。また培地には必要に
応じて微量栄養素,発育促進物質,前駆物質などの微量
有効物質を添加してもよい。一般に微生物が同化しうる
炭素源としてはぶどう糖,しょ糖,糖みつ,でんぷん,
デキストリン,グリセリンなどがあり、消化しうる窒素
源としては肉エキス,大豆粉,コーンスティープリカ
ー,ペプトン,カゼイン,綿実粕など、および硝酸塩
類,アンモニウム化合物などの無機窒素化合物などがあ
り、それらはいずれも有効に利用される。培養は表面培
養法によってもよいが、深部通気培養法によるのが通常
である。深部通気培養法による場合、培地の性質は中性
付近にするのがよく、培養時の温度は20〜36℃付近、好
ましくは24〜30℃に保つのがよい。しかしこれらの培養
組成物,培地の液性,培養温度,撹拌数などの培養条件
は使用する菌株の種類や外部の条件などに応じて好まし
い結果が得られるように適宜調節,選択されることはい
うまでもない。
培養物から目的とするTAN−1307を採取するには微生
物の生産する代謝物をその微生物培養物から採取するの
に通常使用される分離手段が適宜利用される。たとえば
TAN−1307は水溶性両性物質の性質を示し、主として培
養ろ液中に含まれるので、まず培養液にろ過補助剤を加
えてろ過、あるいは遠心分離によって菌体を除去し、得
られた培養ろ液を適宜担体に接触させてろ液中の有効成
分を吸着させ、ついで適宜の溶媒で有効物質を脱着さ
せ、分別採取する手段が有利に利用される。クロマトグ
ラフィーの担体としては活性炭、シリカゲル、粉末セル
ロース、吸着性樹脂など化合物の吸着性の差を利用、ま
たはイオン交換樹脂、イオン交換セルロース、イオン交
換セファデックス,セファデックスなど化合物の官能基
の差を利用、あるいは分子ふるい性担体類など化合物の
分子量を差を利用するもの等が有利に用いられる。これ
ら担体から目的とする化合物を溶出するためには担体の
種類、性質によって組み合せが異なるが、たとえば水溶
性有機溶媒の含水溶液すなわち、含水アセトン、含水ア
ルコール類など、あるいは酸、アルカリ、緩衝液もしく
は無機あるいは有機塩を含む水溶液などから適宜組み合
わせて用いられる。
さらに詳しくは、担体として陽イオン交換樹脂たとえ
ばアンバーライトIR−120(ローム・アンド・ハース社
製、米国),ダウエックス50W(ダウ・ケミカル社製、
米国),ダイヤイオンSKIA(三菱化成社製)または陰イ
オン交換樹脂たとえばアンバーライトIRA−402,IRA−6
8,IR−45(ローム・アンド・ハース社製、米国),ダイ
ヤイオンSA10B,PA−404,WA−30(三菱化成社製)などを
用いるとろ液中の本抗生物質が吸着され、塩,アルカリ
あるいは酸含有の水溶液あるいは緩衝液などで溶出され
る。また、イオン交換分子ふるい性樹脂たとえばQAEま
たはCM−セファデックス(ファルマシア社製、スウェー
デン)などの担体に本抗生物質を吸着せしめ、塩類、ア
ルカリあるいは酸含有の水溶液あるいは緩衝液などによ
って溶出させることが出来る。これらの溶出液中の塩
類、着色物質などを取り除くためにはクロマト用活性炭
(武田薬品工業社製),吸着性樹脂たとえばダイヤイオ
ンHP−20,SP−207(三菱化成社製),アンバーライトXA
D−II(ローム・アンド・ハース社製、米国),分子ふ
るい性樹脂セファデックスLH−20(ファルマシア社製、
スウェーデン)あるいは結晶セルロース(旭化成社製)
などが有利に用いられる。またろ液中あるいは溶出液中
の脂溶性物質などを取り除くために活性炭あるいは吸着
性樹脂などのカラム中を通過させる、あるいは水と混和
しない有機溶媒、たとえばジクロロメタン,酢酸エチ
ル,メチルイソブチルケトンなどでこれらを除去するこ
となども適宜組合せて行われる。
さらに化合物を最終的に精製する場合に分取用高速液
体クロマトグラフィー(HPLC)法も有利に用いられる、
この方法を適用する場合、担体としては逆相系樹脂たと
えばYMCゲル(山村化学研究所)あるいはTSKゲル(東洋
曹達工業社)などが用いられ、移動相としては緩衝液に
メタノール,アセトニトリルなどを添加した溶媒系など
を用いる。
以上のようにして精製、分画された溶出区分は濃縮、
凍結乾燥あるいは晶出などの工程を経てTAN−1307を粉
末化あるいは結晶化することが出来る。
TAN−1307は遊離体として単離された。遊離体から薬
理学的に許容される塩(例えば、ナトリウム塩,カリウ
ム塩,カルシウム塩,塩酸塩等)を調製するには自体公
知の方法によって行なわれる。
後述する実施例2で得られたTAN−1307の物理化学的
性質はつぎのとおりである。
1)外観:無色結晶 2)融点:174℃(分解点) 3)比旋光度:▲[α]24 D▼+1.3±2゜ (c 0.45,水中) 4)元素分析値(%) 実測値 計算値 C, 50.38 C, 50.36 H, 5.07 H, 5.17 N, 12.79 N, 13.05 Cl,16.32 Cl,16.52 5)測定分子量値:SI−MS法による m/z215および217(M+H) 6)分子式:C9H11N2O2Cl 7)UVスペクトル:水中 8)IRスペクトル:KBr錠剤中, 主な波数(cm-1) 3420,3150,2950,2620,2080,1620,1570,1440,1410,136
0,1320,1150,1080,910,860,840,830,800,740,700,660,5
80,550 9)13C−核磁気共鳴スペクトル:75MHz, 重水中,下記のシグナルが認められる(δppm) 177.1(Q),123.6(CH),123.1(CH),121.0(CH),
118.6(Q),117.9(Q),116.8(CH),58.3(CH),28.
9(CH2) (ただし、Q:四級炭素,CH:メチン,CH2:メチレンを表わ
す) 10)溶解性: 可溶:水,ジメチルスルフォキサイド 難溶:酢酸エチル,クロロフォルム 11)呈色反応: 陽性:ニンヒドリン,エールリッヒ,リンモリブデン
酸,バートン反応 陰性:グレーグ・リーバック,ドラーゲンドルフ反応 12)薄層クロマトグラフィー(TLC): 担体:セルロースf(東京化成社製,日本) 溶媒系:1)アセトニトリル:水(4:1) 2)n−ブタノール:酢酸:水(2:1:1) Rf値: 1)0.32 2)0.83 13)高速液体クロマトグラフィー(HPLC) 担体:YMC−Pack A−312(山村化学研究所製,日本) 移動相:7%アセトニトリル/0.01Mリン酸緩衝液(pH6.
3) 流速:2ml/min 検出法:UV吸収(214および254nm) 溶出時間:5.5分 14)物質区分:両性物質 15)構造式:上記物理化学的性状および核磁気共鳴スペ
クトルの解析によりTAN−1307の化学構造は下記式であ
る。
作 用 次にTAN−1307の生物学的性状について述べる。
TAN−1307の1000μg/ml水溶液に浸漬したろ紙円板
(東洋製作所製、直径8mm)を各種真菌の含菌寒天平板
にはりつけ、28℃で所定時間培養後、ろ紙円板のまわり
に生じた生育抑制円の直径を第1表に示す。表中“0"は
阻止円の認められなかったことを示す。用いた培地は次
のとおりである;イースト・ナイトロゲン・ベース寒天
培地(ディフコ社、米国)にグルコース2%,寒天1.5
%添加。
第1表に示すように化合物TAN−1307はある取の真菌
類に対して抗菌力を示す。
また、TAN−1307を投与量400mg/kgでマウスに腹腔内
あるいは経口投与しても急性毒性は全く認められなかっ
た。
これらのデータから明らかなようにTAN−1307は真菌
に対して抗菌性を示し、哺乳動物などに毒性に示さない
抗生物質であると言える。したがってTAN−1307はヒト
および家畜、家きんなどの真菌感染症の治療に用いるこ
とが出来る。
この治療用に、TAN−1307は公知の製剤化技術に従っ
て種々の剤形の医薬組成物に処方して用いることができ
る。
TAN−1307はまた新しい医薬品の合成中間体としても
有望な化合物である。
実施例 次に実施例をもってさらに詳細に本発明を説明する
が、これによって本発明が限定されるものではない。パ
ーセントは、特にことわりのないかぎり重量/容量%を
示す。
実施例1 3容量の坂口コルベンにグルコース2.0%,可溶性
デンプン3.0%,コーン・スチーブ・リカー1.0%,脱脂
大豆粉1.0%,ペプトン0.5%,塩化ナトリウム0.3%,
炭酸カルシウム0.5%(pH7調整)からなる培地500mlを
注入後滅菌し、これにストレプトミセス・エスピー B
−14の斜面培養から1白金耳を接種したのち120往復/
分の往復振盪機上28℃で48時間培養した。50容量のス
テンレスタンクに上記培地組成にアクトコール(消泡
剤,武田薬品工業社製)0.05%加えた培地30を調製,
滅菌し、先に培養した坂口コルベンの全培養液500mlを
これに接種して通気量30/分,撹拌数280rpmで28℃,4
8時間深部培養を行い種培養液を得た。
200容量のステンレスタンクにグルコース0.5%,デ
キストリン5%,脱脂大豆粉3.5%,炭酸カルシウム0.7
%(pH7.0)からなる培地120を調製滅菌したものに前
記種培養液6を接種し、通気量120/分,撹拌数200
rpmで28℃,90時間培養を行った。
実施例2 実施例1によって得られた培養液(90)をpH3.3に
調整後、ハイフロスーパーセル(ジョンズ・マンビル社
製,米国)を加えてろ過し、ろ液(78)を得た。ろ液
をpH4.5に調整後、ダイヤイオンSP−207(8)のカラ
ムクロマトグラフィーに付した。抗生物質を50%メタノ
ール水(40)で溶出し、溶出液をダウエツクス50W×
2(H+型,3)のカラムクロマトグラフィーに付した。
抗生物質を2%アンモニア水(12)で溶出し、溶出液
を濃縮した。濃縮液(3.5)をダイヤイオンSP−207
(0.5)のカラムクロマトグラフィーに付し、10%〜5
0%メタノール水で溶出,分画した。活性画分を集め、
濃縮後、濃縮液をダイヤイオンHP−20(50−100メッシ
ュ,0.4)のカラムクロマトグラフィーに付し、5%〜
15%メタノール水で溶出,分画した。活性画分を集め、
濃縮後、凍結乾燥してTAN−1307の粗粉末(4.7g)を得
た。この粗粉末を50%メタノール水(20ml)に溶解し、
セファデックスLH−20(1.5)のカラムクロマトグラ
フィーに付し、50%メタノール水で溶出,分画した。HP
LCで単一ピークを示す画分を集め、濃縮後、冷所に放置
してTAN−1307の無色結晶(935mg)を得た。母液を濃縮
後、冷所に放置すると、さらにTAN−1307の無色結晶(4
77mg)が得られた。
発明の効果 本発明の新規化合物TAN−1307およびその塩は、抗真
菌作用を示し、真菌感染症の治療に有利に用いることが
できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07D 207/337 C12P 17/00 - 17/18 REGISTRY(STN) CA(STN) WPI(DIALOG) BIOSIS(DIALOG)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式 で表される化合物TAN−1307またはその塩。
  2. 【請求項2】ストレプトミセス属に属し、式 で表される化合物TAN−1307またはその塩を生産する能
    力を有する微生物を培地に培養し、培養物中に該化合物
    を生成蓄積せしめ、これを採取することを特徴とする化
    合物TAN−1307またはその塩の製造法。
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